JP3074316U - 大型トピアリー - Google Patents

大型トピアリー

Info

Publication number
JP3074316U
JP3074316U JP2000005421U JP2000005421U JP3074316U JP 3074316 U JP3074316 U JP 3074316U JP 2000005421 U JP2000005421 U JP 2000005421U JP 2000005421 U JP2000005421 U JP 2000005421U JP 3074316 U JP3074316 U JP 3074316U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
topiary
moss
layer
desired shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000005421U
Other languages
English (en)
Inventor
昭則 梶川
幸男 木田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Leo KK
Original Assignee
Toho Leo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toho Leo KK filed Critical Toho Leo KK
Priority to JP2000005421U priority Critical patent/JP3074316U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3074316U publication Critical patent/JP3074316U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のトピアリーは小型のものが主体で、表面
は乾燥水苔繊維層を貼り付け、その上に苔類植物を植え
付けるものであった。苔類植物は乾燥水苔繊維層から水
分を取り、成長、生命を維持する。この方式では水分の
管理に熟練を要し、かつ手間がかかった。また、苔類は
大きく成長せず、表面積の大きい大型トピアリーの手間
がかかった。また、苔類は大きく成長せず、表面積の大
きい大型トピアリーの製造には多量の苔類植物が必要
で、課題が多い。 【解決手段】トピアリーを複数本の可とう性線材を所望
形状に屈曲させ、これらを適宜テープまたは糸または溶
接で結節して所望形状に成形してなる枠と、該枠に取り
付け、有機堆肥を含み、かつ水を浸透、包含し植物体が
生長する層と、所望形状の内部に配置し、該層に一定時
間間隔で自動的に潅水する装置を有し、表面にツル性植
物を植生してなることを特徴したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は大型トピアリーに関する。 屈曲が容易な線材と有機堆肥を含ませ、かつ水を透水、包含する天然繊維または 合成繊維層の積層体または不織布、天然物または人工物からなる海綿状体からな る植物体の根が生長する層と、形状内に該層に自動的に潅水する装置を有し、ト ピアリー表面の植物がツル性植物を配置してなる大型トピアリーである。
【0002】
【従来技術とその課題】
従来のトピアリーは小型のものが主体で、表面は乾燥水苔繊維層を貼り付け、そ の上に苔類植物を植え付けるものであった。苔類植物は乾燥した水苔の繊維層か ら水分を取り、成長、生命を維持する。この方式では水分の管理に熟練を要し、 かつ手間がかかった。また、苔類は大きく成長せず、表面積の大きい大型トピア リーの製造には多量の苔類植物が必要で、課題が多かった。
【0003】 本考案はかかる課題を解決するものであって、その目的とするところは大型トピ アリーを製造するにあたり、容易に製造することができ、かつ生長が早いツル性 植物がトピアリー全体を覆い、長期にわたり生き生きとした状態を保つことがで きるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案にあたっては、トピアリーを複数本の可とう性 線材を所望形状に屈曲させ、これらを適宜テープまたは糸または溶接で結節して 所望形状に成形してなる枠と、該枠に取り付け、有機堆肥を含み、かつ水を浸透 、包含し植物体が生長する層と、所望形状の内部に配置し、該層に一定時間間隔 で自動的に潅水する装置を有し、表面にツル性植物を植生してなることを特徴し たものである。
【0005】 この考案において、有機堆肥を含ませ、かつ水を浸透、包含かつ植物体が生育し やすい層とは天然繊維からなる積層体または不織布、または合成繊維からなる積 層体または及び不織布、または天然物または人工物の海綿状体から構成すること ができる。天然繊維とは木綿、麻、ジュート、ココナッツ、ピートモス等の繊維 からなり、それらを植物の根が生成する厚さに積層成形、不織布したものが用い られる。合成繊維とはナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン等が用いられる 。天然物または人工物の海綿状体とはセルローススポンジ、天然、合成ゴム系ス ポンジ等が適している。厚さは植物体の根が生長できる程度とする。これらは単 独または複数を組み合わせて使用することができる
【0006】 さらに、一定時間毎に自動潅水する装置がトピアリーの内部に内蔵されている。 潅水装置はパイプでトピアリーの内部内部に配置され、供給される水は上記の有 機堆肥を含み、かつ水を浸透、包含する天然繊維、合成繊維、海綿体等からなる 植物体の根が生長する層に供給される。一定時間毎の給水が行われる。水は水量 を調節する弁を有したパイプの先端および水流れ方向に設置した該弁を有するパ イプ側面口から排出され、植物体の根が生長する層に供給される。
【0007】 さらに、本考案に用いる植物はツル性植物が適してしている。ツル性植物は成長 が早く、トピアリー全体を短期で覆うことができる生育スピードがあり、トピア リー用植物として最適である。かつツルがからまつて表面の葉が蜜になり、トピ アリーの下地を覆い易く、形状に沿って這うことができる植物であり、大型トピ アリーに適している。ツル性植物としては落葉性または常緑性で、単独またはミ ックス品種をもちいることができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の一形態例に基づきこの考案を詳細に説明する。
【0009】 図1及び図2は、この考案を大型馬トピアリーに実用した一例である。大型トピ アリーを製作するためには、全体を支えるために骨格鋼材2を形状に合わせて組 み立てる。これは下部のコンクリート等の基礎に固定するための鋼材プレート3 に連結される。
【00010】 骨格鋼材2から形状に合わせて、トピアリーの形を表現するために棒状形状鋼材 4を曲げて馬を形成してゆく。棒状形状鋼材4はいくつかの地点で骨格鋼材2と 連結して固定する。骨格鋼材2、鋼材プレート3、棒状形状鋼材4はいずれも錆 び防止のための処理を施す。
【00011】 馬の腹部は体積量が大きいので、軽量化するために発砲スチロール5を詰める。 これは大型トピアリーになると荷重が極度に重くなり、支える方法や移動方法が 困難になるため出来るだけ軽量化する必要が生ずるためである。
【00011】 骨格内部には有機堆肥を含み、かつ水を浸透、包含する天然繊維、合成繊維、海 綿体、粒状物等からなる植物体の根が生長する層を詰め込む。この層に自動的に 潅水が行われるよう、潅水パイプ7を骨格内部全域に配管する。実施例で植物体 の根が生長する層はピートモス積層体に有機堆肥及び炭、パーライト、自然土を 配合し含ませて作製した。さらに潅水パイプ7を配置した。潅水パイプは一定量 の水を均一に潅水できるパイプを用い、何分間の潅水で何リットルの水分を供給 できるか測定可能なものである。また配管された潅水パイプは、馬トピアリーの 場合、後ろ足の一箇所に給水箇所8を設けた。ここから自動潅水タイマー、電磁 弁と接続して、植物を生育し続けるため水を供給した。
【00012】 植物体の根が生長する層の表面に詰め込んだ土がこぼれ難くするため乾燥した水 苔繊維層9を敷き詰める。該層と該乾燥水苔繊維層との中につる植物10を植え 付けてトピアリー全体を植物で覆う。ツル性植物10が落下しないように、棒状 形状鋼材4の外側からナイロン糸など切れ難にくい糸を用いてツル植物10及び 該乾燥水苔繊維層9を縛る。ツル植物10が生長してつるが伸びてきたらトピア リーの形状に合わせ、ピンを用いて該乾燥水苔繊維層9に固定してゆく。
【00013】 尚、上記形態例は大型の馬トピアリーの製作例を示したが、馬に限定されるもの では無く、同様な製作で他の動物及び植物、モニュメントの形態を考案した大型 トピアリーの形成にも適合する。
【00014】 図の説明
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実例を示す大型馬トピアリーの側面断
面図
【図2】本考案の実例を示す大型馬トピアリーの平面断
面図
【符号の説明】
1トピアリー 2骨格鋼材 3鋼材プレート 4棒状形状鋼材 5発砲スチロール 6植物体が生長する層 7潅水パイプ 8給水箇所 9乾燥した水苔繊維層

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の可とう性線材を所望形状に屈曲さ
    せ、これらを適宜テープまたは糸または溶接で結節して
    所望形状に成形してなる枠と、該枠に配置した植物体の
    根が生長する層と、所望形状の内部に配置し、該植物体
    の根が生育する層に一定時間間隔で自動的に潅水する装
    置を有し、表面がツル性植物なる大型トピアリー。
  2. 【請求項2】植物体の根が生育する層が有機堆肥を含ま
    せた天然繊維からなる積層体または不織布、合成繊維か
    らなる積層体または不織布、天然物または人工物からな
    る海綿状体の単独構成または複合構成からなる請求項1
    に記載の大型トピアリー
  3. 【請求項3】表面の植物が吸着根型ツル性植物である請
    求項1の大型トピアリー
  4. 【請求項4】潅水する装置が、所望形状内の植物体の根
    が生長する層に均一に水を供給できるよう潅水パイプを
    内臓設置し、一定時間間隔で供給する自動潅水装置を持
    つ請求項1の大型トピアリー。
JP2000005421U 2000-06-23 2000-06-23 大型トピアリー Expired - Fee Related JP3074316U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000005421U JP3074316U (ja) 2000-06-23 2000-06-23 大型トピアリー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000005421U JP3074316U (ja) 2000-06-23 2000-06-23 大型トピアリー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3074316U true JP3074316U (ja) 2001-01-12

Family

ID=43207493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000005421U Expired - Fee Related JP3074316U (ja) 2000-06-23 2000-06-23 大型トピアリー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3074316U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102042349B1 (ko) * 2018-05-15 2019-11-07 하미라 화예 조형물 제작방법 및 그 방법으로 제작된 조형물

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102042349B1 (ko) * 2018-05-15 2019-11-07 하미라 화예 조형물 제작방법 및 그 방법으로 제작된 조형물

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105706824B (zh) 一种西北干旱地区皇冠梨保活早产丰产栽培方法
US8826590B2 (en) Planter bag
CN104542164B (zh) 一种茶叶的套种方法
KR100717545B1 (ko) 무토잔디용 생육포
RU2751851C1 (ru) Способ интенсивного выращивания газона с обогащением почвы водой с помощью суперабсорбента при орошении
CN108541505A (zh) 一种乔木栽植方法
CN203735156U (zh) 一种可拼接墙面绿化装置
CN105340625B (zh) 一种马尾松切根扦插容器苗的制作方法
JP2004173564A (ja) 壁面緑化用植生コンテナ
JP3074316U (ja) 大型トピアリー
CN109874524A (zh) 黄花风铃木栽培方法
CN114128556A (zh) 生长床及其制作方法、边坡修护方法
CN113229097A (zh) 一种夏季大苗木移植及其栽培方法
JP2007175040A (ja) 特定の天然植物の栽培方法およびその栽培に使用する育生保持体
CN2183074Y (zh) 攀藤绿化装置
JPH03164117A (ja) 樹木の植栽方法
KR100687584B1 (ko) 식생 환경매트 및 그 제조 방법
KR200386677Y1 (ko) 식생 환경매트
JPH05292841A (ja) 植物栽培器
JP2003252289A (ja) 植栽用浮島
JP3027926U (ja) 移植用樹木の容器
JP3048063U (ja) 着生植物着生用鉢
JP3103289U (ja) ヒメイワダレソウ(学名LippiaCanescence)の苗カーペット
JPH0515253A (ja) 人工培土及び土壌改良方法
KR100455609B1 (ko) 식물체의 입체 조형물

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees