JP2003252289A - 植栽用浮島 - Google Patents

植栽用浮島

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JP2003252289A
JP2003252289A JP2002059800A JP2002059800A JP2003252289A JP 2003252289 A JP2003252289 A JP 2003252289A JP 2002059800 A JP2002059800 A JP 2002059800A JP 2002059800 A JP2002059800 A JP 2002059800A JP 2003252289 A JP2003252289 A JP 2003252289A
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floating
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planting
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Eiichi Uchiumi
栄一 内海
Akira Asano
明 浅野
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NYUKOU SANGYO KK
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NYUKOU SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】池、特に屋上に設置する池に浮かべて植物を植
え込む浮島を容易に設置可能とするとともに植物に応じ
た土壌水分の制御を可能とし、かつ、風等の影響を受け
ない係留手段の提供する。 【解決手段】浮島を浮体1を枠状に組合せた浮力構造体
及び該枠内に収納固定される底面をメッシュ若しくは多
孔構造とした植栽容器2から構成し、容器底面から透水
性不織布からなる潅水用導水体3を水面に延長させると
共に、容器内底面の潅水用導水体上に透水性不織布4を
敷設し、その上に土壌5を充填して浮島とする。コンク
リート若しくは砂などを充填した成形容器からなる基礎
体8に柱状体82を立設し、浮島のほぼ中央部に該柱状
体を上下遊動可能に挿通するガイド83を設けて係留す
る。上記柱状体をつる植物などの植生の支持体で囲繞、
或いは上記柱状体にパラソルなどのディスプレイ及び/
又は展示物を設けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、庭園内に構築され
た池などの内水面に浮かせて、其の上に植物を植え込む
浮島に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆる浮島の形態の植栽手法は、古く
はアステカ帝国のチナンパなどの例にもあるように内水
面を利用し、水中に含まれる肥料分を活用するなどの利
点を生かして世界各地で試みられている。近年において
も、水質汚染対策などとして応用する新たな試みがなさ
れており、特開平10-258299号公報には、椰子などの天
然繊維から成るマット中に不織布製シートに植物種子を
埋め込み、更に水に膨潤する椰子の果肉などの天然材質
を充填してなる浮体(ポンツーン)を形成し、水面に浮
かべて葦などの植物を育成することにより水中の肥料分
を吸収させ、いわゆるアオコの繁殖を防止する方法が開
示され、或いは、特開2000-210192号公報には、植物の
根茎が育成可能に形成された基盤部と基盤部を被覆する
被覆部を備えると共に水面に浮かせるための樹脂製のフ
ロートを備えた植生浮島により、植物の根が基盤部で成
長して被覆部を抜けて水中に伸び、水の浄化作用を行わ
せるもの、さらに特開平8−72787号公報には、枠
体にフロートを取り付け、枠体を水面下に保持すると共
に、枠体及びフロートの上に植物繊維塊又は合成繊維塊
よりなる植生基盤を積層して水面上に保持する植生浮島
が記載されている。
【0003】しかし、これらの浮島タイプの植栽手法で
は、庭園、特に屋上などに設置される比較的小型の池な
どに適用しようとすると、景観上マッチせず、また、予
め植栽を植え込む基盤部などと浮力を維持する部分とが
一体に組み立てられるため、これらの庭園や屋上に構築
された庭園などでは組み立てたり、搬入するなどの工法
や取り扱い上も不便であるという欠点があった。また、
屋上や庭園などに設置された小規模な池などでは、格別
の汚濁原因がなくとも自然環境と異なり閉鎖環境である
ため繁茂する藻類やそれに伴って増える水中生物、そし
て夏季の高温や四季の変化などでこれらが死滅するなど
のサイクルが一方的に進みやすい。そして、それに伴っ
て水質も腐敗、富栄養化するため、結果としてボーフラ
などの衛生害虫以外に生息できない状態となる。一旦こ
のような状態になると悪臭を放つなどの問題から、放置
しておくこともできないため、その清掃・水替えなどの
メンテナンスが欠かず、そのコストも嵩み、更にボウフ
ラなどの繁殖防止も困難であるため衛生環境の維持も大
きな課題となっている。特に最近普及している屋上に構
築された庭園に設置された池などでは、水深が浅く、日
光をさえぎる背の高い樹木なども育成できないため水温
の上昇も著しく一層その影響が大きい。
【0004】更に、基本的な構成として、植栽を形成す
る基盤となる土壌とこれらに浮力を付与する構造とは、
本来の機能が異なるため一体化することは適当ではな
い。例えば、潅水についても、水面上で水に浸漬されて
植生の基盤土壌に吸水させると、上記の葦などのような
水辺を好む植物はともかく、庭園で好まれるような草花
などでは、このような湿潤な環境では育成できない。
又、これらの浮島状の植栽は、その構造から池などの底
や側壁などに固定、或いは係留しないと風によって流さ
れてしまい、岸に流れ着いて折角のレイアウトを保てな
いばかりか、浮島上を憩いの場とする小鳥などを外敵か
ら隔てる効果がなくなり、また、子供などが乗ったりし
て事故を起こす原因ともなる。このため、図5に示すよ
うに浮島状の植栽では通常、池底などに杭86などのア
ンカーを打って外観を損ねない様に水中の鋼索85など
で浮島を係留している。しかしながら、このような係留
手段も、風などによる波の影響で揺れるたびに鋼索に負
荷のかかる風上側では強い引っ張力が絶えず反復してか
かる為に損傷しやすく、また、杭を打つなどの施工も手
間がかかるうえ、位置の変更・移動も自由にできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、これらの浮島
には水面上に浮かせた構造であって、組み立て或いは分
解も容易で施工が簡単であること、周囲の池水から植物
に応じた適度の水分を供給できる構造であること、庭園
の景観にマッチすること、さらに、上記した従来技術と
同様に水質浄化や池の水温上昇防止ができると共に、そ
の係留・設置が容易であることが要求される。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、浮体を枠状に
組み合わせた浮力構造体と底面をメッシュ若しくは多孔
構造とし、透水性不織布からなる潅水用導水体を該底面
から下方に延長させると共に、容器内底面の潅水用導水
体上に透水性不織布を敷設し、その上に土壌を充填して
なる植栽容器からなり、上記浮力構造体の枠内に該植栽
容器を収納固定してなる植栽用浮島であり、上記浮体
は、丸太状木材からなるものとすることができる。さら
に、自然木の丸太を使用すると景観上も好ましく、落ち
着いた雰囲気を与えることができるが、他方植栽容器の
大きさや土壌層を厚くすると十分な浮力を確保できない
恐れがあるが、これに対してポリスチロ−ルなどの浮力
の大きい素材からなるブロック状の補助浮体をこれらの
容器や丸太底面に沿って配置することにより、外観を損
なうことなく十分な浮力を得ることができる。また、浮
島のほぼ中央部に浮島係留具の柱状体を上下遊動可能に
挿通するガイドを設けたことにより、植栽用浮島を水位
変動や波の影響を受けずに所定の位置に係留することが
できる。そして係留手段として、池などの内水面上に立
設する柱状体を設け、該柱状体を水面に浮かべた植栽浮
島に上下方向に遊動可能に挿通することにより、その位
置を固定する浮島係留具であり、上記柱状体をコンクリ
ート若しくは砂などを充填した成形容器からなる基礎体
に立設してなるものである。さらに、上記柱状体をつる
植物などの植生の支持体で囲繞してなることにより、バ
ラやアイビーなどのつる性植物を育成可能とし、また、
上記柱状体にパラソルなどのディスプレイ及び/又は展
示物を設けることにより、浮島を内水面の周辺の景観を
活かしたディスプレイ手段とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、浮体を井桁等の枠状に
組み合わせることにより、浮体構造を簡単なものとし、
これと土壌を充填した植栽用容器とを組み合わせること
により、施工を容易にする。枠状の形態は、その他多角
形状など植栽容器の形状に合わせて任意でよい。植栽用
容器は、合成樹脂など成形が容易且つ安価な材質で良
く、底面をメッシュ若しくは多孔構造として透水性を持
たせると共にスリットなどを形成して透水性不織布を該
底面から下方に延長して垂下させることにより水中に延
長して毛細管現象により水中から容器底面内に吸水して
底面に敷設してある同じく透水性不織布を介して容器内
の土壌に潅水する。植栽容器底部は、通常はほぼ水面に
浸漬した状態で置かれるので底面の多孔構造から浸水し
て水分の補給はある程度行われるが、植栽用土壌の比重
や潅水量、或いは植物に応じた土壌の充填具合などで容
器の重さが異なるため、条件によっては浸漬度合いが変
化し、潅水量不足となったり、或いは予め浸漬度合いを
大きく採ると土壌が湿潤になりすぎて植物によっては好
適な育成ができない。これに対して、上記の不織布から
なる導水体を設けて植栽容器底部の不織布と重ね、その
上に土壌を充填することにより、容器の浸漬度合いが変
化しても予め設定した潅水量・水分保持量を保つことが
できる。
【0008】本発明においてはこのように不織布を垂下
させて毛細管現象により池の水を利用して潅水すること
により、容器底面に敷設した不織布の水分浸透作用と合
わせて容器内に充填した土壌の潅水量を適度に調整し、
一定の水分保持量を維持することができるため、比較的
乾燥を好む植物から湿潤な環境に育成する植物までの種
々の植物を育成することができる。その場合、水面から
一定の間隔をあけ、潅水量を不織布による制御下におく
こともできる。
【0009】また、容器底面をメッシュ或いは多孔構造
とすることにより、これらの構造を貫いて植物の根を成
長・伸長させることも可能となり、このように生育した
植物の根は水中に展開して肥料分を吸収するため、水の
腐敗や富栄養化を防止する。容器底面から伸長した植物
の根は、水中に広く展開して水分と共に肥料分を吸収し
て水の腐敗や富栄養化を防止し、また、メダカなどの水
中生物の隠れ家などとして保護、育成に有効であり、こ
れらの池からなる人工的な独立した閉鎖環境を雨水を利
用して蒸発水分を補給するのみで長期間にわたって自然
に則した環境として維持することができる。さらに、こ
れらの浮島による夏季の日光遮蔽作用によって、藻類の
著しい繁殖と過度の水温上昇が防止されるため、水質と
水温がメダカなどの水中生物の成育に適した条件とする
ことができ、独立した自然循環環境を安定して維持する
ことができる。このように本発明の基本構成は、上記の
浮体構造と植栽容器からなるが、屋上などの庭園とのマ
ッチングを配慮して上記の基本構造からなる浮体を複数
連結したり、或いは長方形に限らず多角形などに変更す
ることにより種々のバリエーションを持たせることが可
能であり、また、更にその構造上に自然なままの木材や
形象物、例えばオブジェ風の木の根株や枝などを配する
ことにより、庭園設計に適した形態とすることができ
る。
【0010】また、本発明の浮島係留具は、浮島を上下
に貫いて上下遊動可能に係留するため、鋼索などにより
係留する場合のように波の揺れに伴って、波の上下動の
終端毎に風上側で強く引き戻される様な力は働かず、風
による波の力を受けても単に上下動するのみで長期間に
わたって設置しても損耗することはない。これらの係留
具は、基礎体をコンクリート若しくは砂などを充填した
成形容器から構成することにより、池には何らの施工を
必要とせず、任意の位置に設置することができ、また、
必要に応じて位置の変更や増設することができる。ま
た、浮島を貫通する柱状体は、池の水位に合わせた長さ
があれば良いが、その外周に籠状などの構造物で囲繞
し、その外周にバラやアイビーなどのつる性の植物を絡
ませれば、植栽のバリエーションを豊富にできるばかり
でなく、景観上も好ましい。さらに、該係留用の柱状体
は任意の高さに調整・変更できるから、パラソルなどの
物品を取り付けたり、ディスプレイを施すことにより、
設置箇所周辺の景観に変化を与えることができる。例え
ば、ゴルフ場や公園、或いは湖などの内水面に浮島を多
数設置し、それぞれにカラーパラソルなどを設けるとこ
とにより、周囲の環境に反映したディスプレイ効果を発
揮することができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一例として、植栽用浮島を
構成する資材の1セットを示す。浮体を構成する丸太状
の部材1は、適度の浮力を有するものならば、中空構造
の合成樹脂成型体や発泡樹脂を充填したものでも良い
が、木質の丸太状のものが庭園設計に馴染むので、その
ような材質を用いる場合、自然の丸太様に表面加工する
と良い。天然の丸太を用いる場合は、表面を焼いて炭化
させて腐蝕を防止することが望ましい。植栽を植え込む
容器2も、材質上の格別の制約はないが、合成樹脂製の
成型体が安価で、耐久性があり望ましい。図示のもの
は、底面に不織布製の導水体3を取り付けるためのスリ
ットが設けられている。容器の深さは、その底部のメッ
シュ又は多孔構造により給水するほか、不織布性導水体
3を介して潅水する構成により土壌水分の保持と制御が
容易で、且つこれらの条件を均一にできるため、植物の
種類にもよるが比較的浅いものでよい。不織布製導水体
3を上記の容器底部のスリットから底部下方に延長し、
その上に更に不織布4を敷設して、土壌5を充填する。
【0012】浮体は、図2に示すように井桁状に組み合
わせて、ボルトなどにより相互に固定するが、図中破線
に示す個所などに予めボルト挿通孔を設けておけば、庭
園の設置位置でなど現場で簡単に組み立てることができ
る。一方、植栽容器は、上記のように土壌を充填すれ
ば、植物を植え込み、或いは植物の種を蒔いてそのまま
組みあがった浮体構造に取り付けることができる。図の
構造では、容器上縁にリムが形成されているが、井桁状
に組み立てられた丸太の枠体の4辺の寸法に合わせてお
けば、該リムによってその4辺を支持されるので、格別
の固定構造は不要であるが、ボルトなど適宜の手段でリ
ムを丸太に固定しても良い。本発明の上記構成によれ
ば、浮体をかねた丸太を井桁に組み立てることで浮体構
造が構成され、その井桁構造に植栽容器を収容して固定
するため、施工は極めて簡単容易である。このように植
栽容器は、これら浮体材の井桁の間に収容して固定し、
そのまま、池の水面に浮かべれば、庭園の景観を彩る浮
島となる。また、このように浮体構造と植栽容器を別個
に構成することにより、植栽容器を着脱可能として植物
の育成状態に応じて、或いは季節に応じて植物を植え込
んだ容器を交換することにより、植栽を変えて浮島の景
観を容易に変えることができる。
【0013】浮島を池などに設置するには、その浮力に
より植栽容器底面は一定の深さに浸漬されるが、更に該
底面から延長された不織布製導水体が水中に延伸して容
器底部に敷設した不織布に給水するので、浸漬深さは比
較的浅くてもよく、過度に湿潤になることを防止でき
る。潅水量は植栽容器底面から延長する不織布の断面積
と植栽容器の浸漬度合いによって調整することにより、
植栽の種類に合わせて湿度を調整することができると共
に植栽容器底面に敷設した不織布を経て潅水することに
より、土壌に対して均一に水分を供給することが可能と
なる。
【0014】図3に、本発明の植栽用浮島を池に配置し
た状態を示す。池底に基礎体8を沈設し、浮島のほぼ中
央部に設けた柱状体遊動ガイド83を通して基礎体8に
立設した柱状体82により上下遊動自在に貫き、柱状体
を締結具81により固定する。風による風向方向の力は
左程大きなものではないので、小さな池などに設置する
浮島係留具の基礎体は、路上で旗竿などを設置する場合
に用いるコンクリート製やその内部に砂などを充填して
いる合成樹脂成形体からなる重錘効果のある基礎体でよ
い。柱状体は、通常の合成樹脂管を適宜の長さに切断し
て、市販の締結具81により該基礎体に固定できるよう
にすれば良い。風による作用は、むしろ風で生じる波の
影響で浮島が上下する際の係留具に対する引っ張り作用
が大きいが、本発明では図の矢印のように大きな抵抗も
なく上下に遊動するのみであるから、消耗したり、破損
することなく長期間の使用に耐えることができる。これ
らの係留具は、浮島の規模や形状或いは風向条件に応じ
て増設すればよい。
【0015】図4は、水面に浮かべた浮島から植物の根
茎が伸長した状態を模式的に示す。このように根が水中
に伸長して広がると、水中の肥料分を吸収することによ
り富栄養化を防止でき、またメダカ等の水生生物にとっ
て隠れ家ともなり、安定した生息環境を形成する。ま
た、水中に伸長した植物の根茎は、水質を常に生物の生
存に適した条件に自らバランスさせるため、これらの水
質保持などの維持コストの低減効果も大きい。また、こ
のように根が水中に伸長することは水辺に育成する葦や
芹などに限らず多くの植物にとっても好適であり、土壌
栽培以上の育成効果を発揮することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の植栽浮島
は、庭園や近年普及しつつあるいわゆる屋上庭園に構築
される池に浮かべことにより、その制約の厳しい限られ
た条件下で、独立した循環型の自然環境を形成すること
ができ、都市環境に潤いを与え、居住環境を改善・向上
することにより、社会的にも貢献し、且つその普及を通
じて産業の発展に資するのものである。また、上記した
とおり、より広く庭園や自然環境の池・湖などにおいて
も同様の効果を発揮することができるものであり、広く
普及することによって広く環境保全に資することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の植栽浮島の組み立て前の資材1セット
を示す説明図である。
【図2】本発明の植栽浮島の組み立てた状態を示す説明
図である。
【図3】本発明の植栽浮島を水面に浮かべた状態を示す
説明図である。
【図4】植栽の根が成長して不織布層を透過して水面下
に伸長した状態を示す説明図である。
【図5】従来の浮島係留手段を示す説明図。
【符号の説明】
1 丸太状浮体 10 浮島 2 植栽容器 3 不織布(導水体) 4 不織布 5 土壌 6 植栽 61 根 7 水面 8 基礎体 81 締結具 82 柱状体 83 柱状体遊動ガイド 85 杭 86 係留用鋼索 9 池底

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮体を枠状に組み合わせた浮力構造体と
    底面をメッシュ若しくは多孔構造とし、透水性不織布か
    らなる潅水用導水体を該底面から下方に延長させると共
    に、容器内底面の潅水用導水体上に透水性不織布を敷設
    し、その上に土壌を充填してなる植栽容器からなり、上
    記浮力構造体の枠内に該植栽容器を収納固定してなる植
    栽用浮島。
  2. 【請求項2】 上記浮体は、丸太状木材からなることを
    特徴とする請求項1記載の植栽用浮島。
  3. 【請求項3】 浮力構造体及び/又は植栽容器底面に補
    助浮体を設けてなることを特徴とする請求項1乃至2記載
    の植栽用浮島。
  4. 【請求項4】 浮島のほぼ中央部に浮島係留具の柱状体
    を上下遊動可能に挿通するガイドを設けたことを特徴と
    する、請求項1乃至3記載の植栽用浮島。
  5. 【請求項5】 池などの内水面上に立設する柱状体を設
    け、該柱状体を水面に浮かべた植生浮島に上下方向に遊
    動可能に挿通することにより、その位置を固定する浮島
    係留具。
  6. 【請求項6】 上記柱状体をコンクリート若しくは砂な
    どを充填した成形容器からなる基礎体に立設してなるこ
    とを特徴とする、請求項5記載の浮島係留具。
  7. 【請求項7】 上記柱状体をつる植物などの植生の支持
    体で囲繞してなることを特徴とする、請求項5乃至6記
    載の浮島係留具。
  8. 【請求項8】 上記柱状体にパラソルなどのディスプレ
    イ及び/又は展示物を設けてなることを特徴とする、請
    求項5乃至7記載の浮島係留具。
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