JP2004173603A - 植物水上栽培用筏 - Google Patents

植物水上栽培用筏 Download PDF

Info

Publication number
JP2004173603A
JP2004173603A JP2002344517A JP2002344517A JP2004173603A JP 2004173603 A JP2004173603 A JP 2004173603A JP 2002344517 A JP2002344517 A JP 2002344517A JP 2002344517 A JP2002344517 A JP 2002344517A JP 2004173603 A JP2004173603 A JP 2004173603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raft
container
water
opening
plant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002344517A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Hori
英敏 堀
Shigeru Suzuki
鈴木  茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZEON KANKYO SHIZAI KK
Masaru Industries Ltd
Original Assignee
ZEON KANKYO SHIZAI KK
Masaru Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ZEON KANKYO SHIZAI KK, Masaru Industries Ltd filed Critical ZEON KANKYO SHIZAI KK
Priority to JP2002344517A priority Critical patent/JP2004173603A/ja
Publication of JP2004173603A publication Critical patent/JP2004173603A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • Y02P60/216

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Hydroponics (AREA)

Abstract

【課題】湖沼、用水池等の水質汚濁の防止を図るとともに、水上空間を利用して植物の栽培を行い、収穫、景観、環境の保全を果たす植物水上栽培用筏を提供する。
【解決手段】上面及び外側面が外装板12により被覆され、構造全体荷重及び上面を歩行する人荷重を、所定喫水を保持して支持可能な浮力体ブロック13を組み立ててなる筏本体10と、筏本体10に形成された開口部の開口周縁に支持され、開口部に嵌る容器収容部を有する容器受台30と、容器受台30の容器収容部に載置されるように保持される栽培容器20とを備えている。栽培容器20の下面から延出した揚水部材により栽培容器20の底面に敷設された灌水用マット25に水を供給し、栽培容器20内に満たした培土26で植物を栽培するようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は植物水上栽培用筏に係り、湖沼、用水池等の水面を覆って水質汚濁の防止を図るとともに、水上空間を利用して野菜、花卉等の栽培を行い、作物収穫、周囲に対する景観、環境の保全を果たす植物水上栽培用筏に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、農村地域においては、急速に宅地化が進み、湖沼や用水池等への生活排水の流入による水質汚染、特に栄養塩類の流入に起因する湖沼水等の富栄養化の進行が問題となっている。これらの問題を解決するために、抽水植物が植栽された人工浮島を水域に設置する方法が提案されている。この人工浮島に設けられた基盤材に植栽されたヨシ、マコモ、コウホネ、ガマ等の抽水植物は、その生長の過程で水中に張った根から水中の栄養塩類を植物体内に吸収し、蓄えることができる。そして、植物が生長した段階で刈り取り等を行って回収することにより、栄養塩類を湖沼外に除去することができる。
【0003】
上述した人工浮島は、生長した植物による水質浄化効果が期待できる一方で、植物が生長して繁茂すると、たとえば浮島全体が天然のヨシ原等に類似した状態を呈するので、自然環境、景観等の保全の面からも有用である。しかし、人工浮島の周囲の水中に発生するアオコ等の藻類等の発生に伴う水質汚濁の進行まで抑止することができない。その点を考慮し、たとえば水面をカバー等で覆うことで太陽光を人為的に遮断して藻類の発生を抑止し、水質汚濁の進行を防止するようにした提案等も知られている(非特許文献1)。
【0004】
ところで、湖沼や用水池等の水上遊休空間及び水を利用して作物植物、特に野菜や花卉等の栽培を行うことができれば、作物の収穫という副次的な効果が期待できる。そこで、前述のような水質浄化効果をもたらすような水上施設のひとつとして、収穫可能な作物を育成するための植物水上栽培用筏が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
【0005】
この筏は、作業員が乗って歩行する部分である木製すのこからなる中央筏と、この中央筏の長手方向の両側に配置され、複数の苗床篭を保持する苗床枠と、さらに苗床枠の長手方向外側に、中央筏に人が乗った場合の安定を図るための木製のバランス筏とを連結して構成されている。そして木製すのこの下には、浮力体としてのポリタンクが多数配設され、中央筏上に人が乗って作業する際、安定したバランスと浮力とが確保され、また苗床は灌水しない程度の高さに保持されている。
【0006】
【非特許文献1】
日本農業新聞,2001年8月31日,株式会社日本農業新聞刊
【特許文献1】
登録実用新案第3084516号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の植物水上栽培用筏は、多数の浮力体(ポリタンク)上に木製床板材をすのこ状に敷き詰め、多数の部材を連結して筏ユニットが構成されている。このため、複数の筏ユニットを連結して広い水面を覆うように設置すると、風波等にさらされて多くの連結部に連続したねじれが生じ、破損しやすく、また、筏の木製床板材の劣化も予想され、維持管理面、耐久性及び水質保全上からも問題がある。
【0008】
さらに、風波による水面の揺動により苗床篭の底面が波にさらされると、苗床篭内に水が過剰に供給され、作物の根腐れが生じて収穫量に悪影響を及ぼすおそれもある。
【0009】
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する問題点を解消し、湖沼、用水池等に設置して、その水上空間において野菜や花卉等の安定した栽培、収穫を可能にするとともに、維持管理性や耐久性にも優れた植物水上栽培用筏を提供することにある。また、本発明の別の目的は、植物の栽培が可能でしかもアオコ等の藻類の発生を抑止することで水質浄化作用を発揮することができる植物水上栽培設備を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点によれば、上面及び外側面が外装板により被覆され、構造全体荷重及び上面を歩行する人荷重を、所定喫水を保持して支持可能な浮力体ブロックを組み立ててなる筏本体と、該筏本体に形成された開口部の開口周縁に支持され、前記開口部に嵌る容器収容部を有する容器受台と、該容器受台の前記容器収容部に載置されるように保持される栽培容器とを備え、前記栽培容器の下面から延出した揚水部材により前記栽培容器の底面に敷設された灌水用マットに水が供給され、前記栽培容器内に満たされた培土にて植物を栽培するように構成されてなる植物水上栽培用筏が提供される。このとき、前記容器受台が、その下面と喫水面との間に空気層が形成されるように前記開口周縁に支持されることが好ましい。
【0011】
本発明の第2の観点によれば、上面及び外側面が外装板により被覆され、構造全体荷重及び上面を歩行する人荷重を、所定喫水を保持して支持可能な浮力体ブロックを組み立ててなる筏本体と、該筏本体に形成された開口部の開口周縁に支持され、前記開口部に嵌る、植栽マットを敷設可能なマット受台とを備え、該マット受台上の植栽マットに植栽された水耕作物を栽培するように構成されてなる植物水上栽培用筏が提供される。このとき、前記マット受台が、その下面と喫水面との間に空気層が形成されるように前記開口周縁に支持されることが好ましい。
【0012】
上記本発明の構成において、前記外装板は、オレフィン系樹脂のリサイクル樹脂成形板であることが好ましい。
【0013】
また、本発明の別の発明によれば、上記植物水上栽培用筏を連結してなる植物水上栽培設備が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の前記第1の観点に係る植物水上栽培用筏の一実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、水上に浮かべた植物水上栽培用筏1の全体構造を示している。同図に示した筏1は浮力を提供するとともに上面が縦横の歩行路を兼ねる筏本体10と、筏本体10に形成された長手方向に並んだ3カ所の開口部15を閉塞するように配置された栽培容器20と、前記開口部15にはめ込まれ前記各栽培容器20を筏本体10に支持させる容器受台30とから構成されている。
【0015】
筏本体10は上面及び外側面が外装板12により被覆され、構造全体荷重及び上面を歩行する人荷重を、所定喫水を保持して支持可能な浮力体ブロック13を組み立ててなる。本実施の形態では、具体的には厚さ300mm、幅400mmの断面形で構成された長さ4.0mの長手方向歩行路11Aと、同断面形で長手方向歩行路11Aと直交する1.8mの渡り歩行路11Bとを一体的に形成した略はしご状の全体形状からなる。浮力体としての筏本体10は浮力体ブロック13(図2(a)参照)を組み立てて構成したものである。その材質は特に限定されないが、たとえば硬質発泡ポリスチレン樹脂等が挙げられる。浮力体ブロック13の上面及び外側面は外装板12で被覆されている。この外装板12の材質は特に限定されないが、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂製品等の再生樹脂板材、すなわちオレフィン系樹脂のリサイクル樹脂成形板であることが好ましい。図1,図2(a)に示したように、外装板12は、浮力体ブロック13の上面、外側面の表面全体を覆うように敷き詰められ、樹脂製鋲、接着剤等を用いてブロック表面に堅固に貼り付けられている。また、上面の外装板12の表面には歩行時の安全のために滑り止め加工が施されている。
【0016】
栽培容器20は、図1,図2(a)に示したように、筏本体10に形成された開口部15に後述する容器受台30によって保持されるように、筏本体10に取り付けられた扁平の枡形容器であり、たとえば板厚20mmの硬質発泡ポリスチレン樹脂板を成形加工したものが用いられている。本実施の形態では、栽培容器20は、平面視して1辺が900mmの正方形状をなし、図2(b)に示したように、容器底面21にφ30mmの吸水孔22と、側面下端に半円断面形の排水孔23とが複数個ずつ設けられている。吸水孔22には図2(a)に示したように、下端が水中に没し、上端が容器底面21まで延在する揚水部材24が貫通するように取り付けられている。この揚水部材24の形状や材質は特に限定されないが、たとえば帯状または筒状に成形したポリオレフィン製不織布が用いられている。この不織布内での毛管作用により水を容器底面高さまで吸い上げることができる。さらに揚水部材24の上端は図2(b)に示した灌水用マット25に接合され、吸い上げられた水を灌水用マット25の所定範囲に水平浸透させることができる。同図に示したように、揚水部材24が平面的に所定の間隔で配設されているので、灌水用マット25全体を保水させることができる。そして図1の一部に示したように、栽培容器20内は所定の厚さの培土26で満たされる。培土26としては従来、法面緑化工等で用いられている厚層基盤材と同等の配合の培土の他、パーミュライト等を混合した単位体積重量の十分小さい軽量培土を利用することが好ましい。
【0017】
培土26に植え付けられる植物27の種類は特に限定されないが、野菜類としてはミツバ、シュンギク、レタス、コマツナ、カイワレダイコン、パセリ、ホウレンソウ、クレソン、サラダ菜等の葉菜類,トマト、キュウリ、イチゴ、メロン、ピーマン、スイカ、ナス等の果菜類が、また花卉類としては花菖蒲類、アジサイ、ホテイアオイ類等が生長、収穫の点から好適である。
【0018】
栽培容器20は、図3に示した容器受台30に収容され、筏本体10の開口部15の開口周縁16に支持されるようになっている。容器受台30は同図に示したように、筏本体10の開口部15に嵌る網目状の容器収容部31とその周辺に一体的に形成された支持フランジ32とからなる。容器受台30を構成する材料としては、樹脂被覆を施した金網、硬質ポリエチレン樹脂の2方向延伸成形品、樹脂パイプ組立品等が好適である。図3(a),図4に示したように、支持フランジ32を筏本体10の開口部15の開口周縁16に係止させた状態で、開口部15に容器収容部31をはめ込んで組み立てられる。
【0019】
これら筏本体10、容器受台30、栽培容器20は完全な部材として完成した形で現場に搬入されるので、植物水上栽培用筏1を浮かべる水域の近くの陸上で、図4に示したように、各部材を重ねるだけで基本部材の組み立てが完了する。さらに付帯設備(図8参照:後述する。)を取り付け、培土(図示せず)を栽培容器20内に充填し、水面に浮かべる。培土を灌水させた状態での植物水上栽培用筏1は、図2に示したように容器受台30の下面と水面との間に約50mm程度の空気層2が形成されるように、全体重量と筏本体10の浮力との関係が調整されている。このように空気層2下の水面3は筏本体10で完全に筏外の水面4と遮断されるため、風波による水面の揺動は最小限に抑えることができる。
【0020】
図5は、容器受台30の支持フランジをなくして植物水上栽培用筏の筏本体10と絶縁し、栽培容器20を独立して支持可能なフロート35を設けた変形例を示している。この変形例によれば、筏本体10自体が栽培容器20全体の荷重を負担しないので、歩行路として必要な安定性を保つために必要な浮力が確保される範囲で、筏本体10の小型化を図ることができる。
【0021】
図6は、上述した栽培容器20を取り除き、植栽マット36を敷設することで、容器受台30がマット受台として使用されている、本発明の第2の観点に係る植物水上栽培用筏を示している。この植物水上栽培用筏の植栽マット36上では、たとえば水耕野菜37を植え付け、植物の水耕栽培を行うことができる。同図に示したように、植え付けられた野菜37の根38は空気層2下の水面3から水中に根を広げて生長することができる。水耕野菜37としては、葉菜類としてホウレンソウ、チンゲン菜、サラダ菜、クレソン、ミツバ等が、果菜類としてトマト、イチゴ、キウイ等が好適である。なお、図5,図6では図の簡略化のために筏本体10の外装板を示していない。
【0022】
図7は、通水性の枠体40内に空のPETボトル41を多数収容させ、個々のPETボトル41の浮力を利用して枠体全体により筏本体10を構成した変形例について、一部を切欠いて示した一部断面図である。この変形例によれば、PETボトルのリサイクルを実現できるとともに、浮力体としてのPETボトル41の収容数を増減することにより筏本体10の浮力調整を行えるため、栽培容器、培土、植物等の総重量の変化に応じて適正な喫水を設定することができる。
【0023】
図8は、図1に示した植物水上栽培用筏1の基本構成に対して、実際の植物水上栽培用筏1として求められる設備を備えた状態を示した全体図である。栽培容器20を覆うように、栽培される野菜、花卉等の種類に応じて筏上に温室ハウス45、防虫ネット(図示せず)等を設置することができる。たとえば温室ハウス45は3個の栽培容器20全部を覆うようにしても良いし、筏上を図示しないレール等により移動させ、対象となる栽培容器20のみを覆うようにしてもよい。また、筏本体10の外周には歩行、作業の安全の確保のために所定高さの手摺り46を設けることが好ましい。太陽電池47を利用した誘蛾灯、標識灯等のポスト48を筏上に立設することも可能である。また、筏本体10の側部外周面には所定間隔をあけ、あるいは移動可能な防舷材49等を取り付け、作業船、隣接する筏との接触による筏の破損を防止することが好ましい。
【0024】
以上に説明した植物水上栽培用筏は、平面形状が矩形をなすため、隣接して多数の同一形状の筏を連結することが容易で、水域の水面を縦横に並べた多数の筏で覆うことにより、広い範囲で太陽光の遮断を図ることができる。すなわち、本発明の植物水上栽培設備は、前述した植物水上栽培用筏を連結してなるものである。この設備により、その水域でのアオコに代表される藻類の発生を抑止でき、水質汚濁の進行を防止することが可能となる。これらの筏は、所定位置に取り付けられた図示しない連結具及びアンカーにより設置場所での安定した停留が確保されている。
【0025】
【発明の効果】
本発明の植物水上栽培用筏は、たとえば野菜、花卉等の植物の安定した栽培、収穫を可能にするとともに、維持管理性や耐久性に優れ、しかも組み立てが容易であるという効果を奏する。また本発明の植物水上栽培設備によれば、設置対象の湖沼、用水池等の水面を覆うことにより藻類の発生を抑制し、水質汚濁の進行の防止を図ることができ、あわせて水上の遊休空間を利用して野菜、花卉等の栽培を行い、作物収穫、周囲に対する景観、環境の保全を果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による植物水上栽培用筏の一実施の形態の基本構成の全体斜視図。
【図2】図1の植物水上栽培用筏のIIa−IIa断面線に沿って示した横断面図および栽培容器の平面図。
【図3】容器受台の構成を示した側面図、平面図。
【図4】筏本体、容器受台及び栽培容器の組み立て構成を示した説明図。
【図5】フロートを設けた植物水上栽培用筏の変形例を示した横断面図。
【図6】容器受台の変形例(マット受台)を用いた植物水上栽培用筏の例を示した横断面図。
【図7】浮力体としてPETボトルを用いた筏本体の変形例を、筏本体の一部を切欠いて示した部分斜視図。
【図8】図1に示した植物水上栽培用筏の基本構成に付帯設備を設けた例を示した全体斜視図。
【符号の説明】
1 植物水上栽培用筏
2 空気層
10 筏本体
12 外装板
13 浮力体ブロック
20 栽培容器
24 揚水部材
25 灌水用マット
26 培土
30 容器受台

Claims (6)

  1. 上面及び外側面が外装板により被覆され、構造全体荷重及び上面を歩行する人荷重を、所定喫水を保持して支持可能な浮力体ブロックを組み立ててなる筏本体と、該筏本体に形成された開口部の開口周縁に支持され、前記開口部に嵌る容器収容部を有する容器受台と、該容器受台の前記容器収容部に載置されるように保持される栽培容器とを備え、前記栽培容器の下面から延出した揚水部材により前記栽培容器の底面に敷設された灌水用マットに水が供給され、前記栽培容器内に満たされた培土にて植物を栽培するように構成されてなることを特徴とする植物水上栽培用筏。
  2. 前記容器受台が、その下面と喫水面との間に空気層が形成されるように前記開口周縁に支持されてなる請求項1に記載の植物水上栽培用筏。
  3. 上面及び外側面が外装板により被覆され、構造全体荷重及び上面を歩行する人荷重を、所定喫水を保持して支持可能な浮力体ブロックを組み立ててなる筏本体と、該筏本体に形成された開口部の開口周縁に支持され、前記開口部に嵌る、植栽マットを敷設可能なマット受台とを備え、該マット受台上の植栽マットに植栽された水耕植物を栽培するように構成されてなることを特徴とする植物水上栽培用筏。
  4. 前記マット受台が、その下面と喫水面との間に空気層が形成されるように前記開口周縁に支持されてなる請求項3に記載の植物水上栽培用筏。
  5. 前記外装板が、オレフィン系樹脂のリサイクル樹脂成形板である請求項1または請求項3に記載の植物水上栽培用筏。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の植物水上栽培用筏を連結してなることを特徴とする植物水上栽培設備。
JP2002344517A 2002-11-27 2002-11-27 植物水上栽培用筏 Pending JP2004173603A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002344517A JP2004173603A (ja) 2002-11-27 2002-11-27 植物水上栽培用筏

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002344517A JP2004173603A (ja) 2002-11-27 2002-11-27 植物水上栽培用筏

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004173603A true JP2004173603A (ja) 2004-06-24

Family

ID=32705980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002344517A Pending JP2004173603A (ja) 2002-11-27 2002-11-27 植物水上栽培用筏

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004173603A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101383112B1 (ko) * 2013-06-28 2014-04-08 이수건 부력장치가 구비된 화분
CN105850565A (zh) * 2016-05-13 2016-08-17 李香萱 一种水上种植陆生植物的装置
CN109511536A (zh) * 2019-01-05 2019-03-26 嘉善尚品农业科技有限公司 一种绿叶蔬菜工厂化漂浮水培方法
FR3100686A1 (fr) 2019-09-12 2021-03-19 Svitec radeau pour l’aquaculture
KR102345207B1 (ko) * 2021-04-22 2022-01-03 주식회사 수앤그린테크 수생식물용 부력화분 설치구조

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101383112B1 (ko) * 2013-06-28 2014-04-08 이수건 부력장치가 구비된 화분
CN105850565A (zh) * 2016-05-13 2016-08-17 李香萱 一种水上种植陆生植物的装置
CN109511536A (zh) * 2019-01-05 2019-03-26 嘉善尚品农业科技有限公司 一种绿叶蔬菜工厂化漂浮水培方法
CN109511536B (zh) * 2019-01-05 2021-11-12 嘉善尚品农业科技有限公司 一种绿叶蔬菜工厂化漂浮水培方法
FR3100686A1 (fr) 2019-09-12 2021-03-19 Svitec radeau pour l’aquaculture
KR102345207B1 (ko) * 2021-04-22 2022-01-03 주식회사 수앤그린테크 수생식물용 부력화분 설치구조

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2005247308B2 (en) Super-enhanced, adjustably buoyant floating island
US20050183331A1 (en) Super-enhanced aquatic floating island plant habitat
US20160270303A1 (en) Floating plant propagation tray
JPH10215713A (ja) 限定された居住又は建物空間を緑化する 方法及び装置
CN100584197C (zh) 一种生态浮岛
KR20190085453A (ko) 인삼재배용 수경재배 화분
JP2009137513A (ja) ポリウレアを付着させた発泡スチロールを用いた浮沈構造体
KR100686693B1 (ko) 천마재배를 위한 재배용기
JP4323769B2 (ja) 水生植物用の人工浮島、および人工浮島における水生植物の植生管理方法
JP2004173603A (ja) 植物水上栽培用筏
GB2538583A (en) Floating plant propagation tray
JP2002253054A (ja) 植物栽培用装置及びこの装置を使用した植物栽培方法
JP7064768B2 (ja) 水耕栽培装置及びそれを用いた植物の作付け方法
CN204897533U (zh) 一种箱式立体浮床
JP2003252289A (ja) 植栽用浮島
KR19980014390U (ko) 수경재배용 작물포트 받침대
JPH06276870A (ja) 水表面を利用した作物栽培装置及び栽培方法
TWM656214U (zh) 自給自足的綠色漂浮住宅
Steyn et al. Hydroponic Systems
Hassan New Device to Plant Salt and Brackish Shallow Water Near Coastal Zones
JPH08214720A (ja) 浮床栽培ハウス
JPH07155075A (ja) 水耕栽培方法および水耕栽培装置