JP3102762B2 - サンバイザーの取付構造 - Google Patents

サンバイザーの取付構造

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JP3102762B2
JP3102762B2 JP08060138A JP6013896A JP3102762B2 JP 3102762 B2 JP3102762 B2 JP 3102762B2 JP 08060138 A JP08060138 A JP 08060138A JP 6013896 A JP6013896 A JP 6013896A JP 3102762 B2 JP3102762 B2 JP 3102762B2
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support
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豊 岡崎
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンバイザーの取
付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のサンバイザーの取付構造は、図
及び図5に示すように、サンバイザー10はサンバイ
ザー本体11がサポート15に取り付けられ車体に固定
されたシャフト12に回転自在に支持されて、格納位置
から適宜の位置に移動、保持されて使用される。
【0003】シャフト12が挿通されたサポート15は
中間部にスプリング装着部19を備ており、このスプリ
ング装着部19にはシャフト12を跨いで二股状のスプ
リング21が取付けられていて、このスプリング21に
よってシャフト12に対するサポート15の回転角度が
規制されるようになっている。即ち、図5に示すように
シャフト12には一部に面取り12aが施されており、
スプリング21の二股状の頭部22にはこの面取り部1
2aに対向して平坦面23が形成されていて、シャフト
12の面取り部12aにスプリング21の平坦面23が
面当りした状態でサンバイザー10が格納位置に保持さ
れるように位置決めされている。また、スプリング21
が回転して面取り部12aの角部14が平坦面23を適
宜に押し拡げた状態でサンバイザー10が適宜の回転角
度で保持されるようになされている。
【0004】また、二股状のスプリング21の一方のば
ね片24の先端には係止片25が形成されていて、この
係止片25がサポート15のスプリング装着部19の傾
斜面20に係止している。また、スプリング21の他方
のばね片27の下端は一方のばね片24方向に折り曲げ
られおり、さらにその先端には係合片28が形成されて
いて、この係合片28が係止片25を抱え込んで係合し
ている。また、両方のばね片24、27の中央部には切
り起こし片29が形成されていて、この切り起こし片2
9がスプリング装着部19の側面を押圧している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、スプリング装着部19の側面を押圧する
切り起こし片29がばね片24、27の中央部に形成さ
れているので、サポート15にスプリング21を取り付
ける際に、スプリング21がガタついてばね片24、2
7によるスプリング装着部19の挟持が確実ではなく、
スプリング21が捩じれる虞がある。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、スプリングをサポートに確実に固定できるサンバイ
ザーの取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、車体
に固定されて二面巾を有するシャフトと、このシャフト
に回転自在に支持されてサンバイザ―本体を取り付けた
サポートと、このサポートのスプリング装着部に装着す
る二股状のばね片を有するスプリングとを備え、前記ス
プリングの頭部に前記シャフトの二面巾を挟持する平坦
部を形成すると共に、前記一方のばね片の先端に係止片
を形成し、前記他方のばね片の先端に前記一方のばね片
の先端に係合する係合片と、この他方のばね片の左右方
向に延在するように前記スプリング装着部の側面を押圧
する切り起こし片とを形成した構成を有している。
【0008】ここで、スプリングの頭部の一面の中央部
と他面の両側部とには平坦面が夫々形成されている。ま
た、このスプリングには二片のばね片が接続して二股状
をなしており、一方のばね片の先端には係止片と切り起
こし片とが形成されている。また、他方のばね片は先端
が一方のばね片側に折り曲げられて、されらにその先端
には係合片が形成されており、係合片が一方のばね片の
切り起こし片に係合している。そして、このばね片の両
端にはスプリング装着部を押圧する切り起こし片が形成
されていて、スプリング装着部の側面を押圧している。
【0009】シャフトの中間部には二面巾が形成されて
おり、スプリングをシャフトの中間部を跨いでサポート
のスプリング装着部に装着することにより、スプリング
の平坦面が二面巾を挟持する状態になり、シャフトの二
面巾にスプリングの平坦面が面当りしたときに、サンバ
イザー本体が格納位置に格納されるようにシャフトとサ
ポートとが位置決めされている。
【0010】そして、サンバイザーを使用状態にすると
きサンバイザー本体を格納位置から回転させることによ
り、スプリングの平坦面にシャフトの二面巾の角部が当
接してスプリングの平坦面を押し拡げ、このスプリング
のばね力によってサンバイザー本体の回転角度が保持さ
れる。このとき、スプリングのばね片の両端の切り起こ
し片がスプリング装着部の側面を両端で押圧しているの
で、スプリングはサポートを強固に挟持して安定してい
る。従って、スプリングにガタつきがなく捩じれること
もない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明のサン
バイザーの取付構造の正面図、図2はその断面図であ
る。尚、従来例で示した部品と同じ部品には同符号を付
してある。
【0012】図において、サンバイザー10は車体に固
定されたシャフト12と、シャフト12に回転自在に支
持されたサポート15と、サポート15に取付けられた
サンバイザー本体11とを有し、サンバイザー本体11
のシャフト12に対する回転角度を保持するためにサポ
ート15にはスプリング21が取付けられている。
【0013】サポート15はポリフェニレンオキシド
(PPO)樹脂による成形品であって、このサポート1
5にはシャフト12を挿通する一対の軸受け部17が形
成されており、この軸受け部17に接続してサンバイザ
ー本体11を取り付けるサポート本体16が一体に形成
されている。左右のサポート本体16は連結部18によ
って連結されていると共に、このサポート本体16の中
間部にはこれより薄肉のスプリング装着部19が一体に
形成されており、このスプリング装着部19の一端面に
は面取りが施されて傾斜面20が形成されている。
【0014】スプリング21は薄鋼鈑から成形されてお
り、頭部には断面楕円形状に湾曲したばね本体22を備
え、このばね本体22の一面22aの中央部と他面22
bの両側部とには平坦面23、23が夫々形成されてい
る。また、このばね本体22には二片のばね片24、2
7が接続して二股状をなしており、一方のばね片24の
先端には係止片25と切り起こし片26とが形成されて
いて、係止片25がスプリング装着部19の一端面の傾
斜面20に係止している。また、他方のばね片27は先
端が一方のばね片24側に折り曲げられて、さにその
先端には係合片28が形成されており、係合片28が一
方のばね片24の切り起こし片26に係合している。ま
た、この他方のばね片27の左右方向に延在するように
スプリング装着部19を押圧する切り起こし片29が形
成されていて、スプリング装着部19の側面を両端で押
圧している。
【0015】サポート15に挿通されてこのサポート軸
受け部17間に位置するシャフト12の中間部には二面
巾13が形成されており、スプリング21の楕円形状の
ばね本体22がシャフト12の中間部を跨ぐようにして
スプリング21の二股部をサポート15のスプリング装
着部19に装着することにより、スプリング21の平坦
面23がシャフト12の二面巾13を両面から挟持する
状態になり、シャフト12の二面巾13にスプリング2
1の平坦面23が面当りしたときに、サンバイザー本体
11が格納位置に格納されるようにシャフト12とサポ
ート15とが位置決めされている。
【0016】また、サンバイザー10を使用状態にする
ときは、サンバイザー本体11を格納位置から回転させ
ることにより、スプリング21の平坦面23にシャフト
12の二面巾13の角部14が当接してスプリング21
の平坦面23を押し拡げ、このスプリング21のばね力
によってサンバイザー本体11の回転角度が適宜に保持
される。このとき、スプリング21のばね片27の両端
に切り起こし片29が形成されていて、スプリング装着
部19の側面を両端で押圧しているので、スプリング2
1はサポート15を強固に挟持して安定している。従っ
て、スプリング21にガタつきがなく、捩じれることも
ない。
【0017】また、切り起こし片29をばね片27の両
端に形成したので、スプリング装着部19への押圧時の
応力集中が少なくなり塑性変形や亀裂の発生なども防止
される。
【0018】また、図3に示すように上記の切り起こし
片29をばね片27の両端にサポート本体16方向に向
けて形成してスプリング装着部19の側面を両端で押圧
するようにしても同様の効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、車体に固定され
て二面巾を有するシャフトと、このシャフトに回転自在
に支持されてサンバイザ―本体を取り付けたサポート
と、このサポートのスプリング装着部に装着する二股状
のばね片を有するスプリングとを備え、前記スプリング
の頭部に前記シャフトの二面巾を挟持する平坦部を形成
すると共に、前記一方のばね片の先端に係止片を形成
し、前記他方のばね片の先端に前記一方のばね片の先端
に係合する係合片と、この他方のばね片の左右方向に延
在するように前記スプリング装着部の側面を押圧する切
り起こし片とを形成することにより、スプリングのばね
片の両端の切り起こし片がスプリング装着部の側面を両
端で押圧しているので、スプリングはサポートを強固に
挟持して安定している。従って、スプリングにガタつき
がなく、捩れることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態におけるサンバイザーの
取付構造の正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】(a)本発明の他の実施の形態におけるサンバ
イザーの取付構造の正面図である。 (b)同サンバイザーの取付構造のB−B線に沿う断面
図である。
【図4】従来のサンバイザーの取付構造の正面図であ
る。
【図5】図4のC−C線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10 サンバイザー 11 サンバイザー本体 12 シャフト 13 二面巾 15 サポート 19 スプリング装着部 21 スプリング 22 ばね体 23 平坦面 24、27 ばね片 25 係止片 28 係合片 29 切り起こし片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固定されて二面巾を有するシャフ
    トと、このシャフトに回転自在に支持されてサンバイザ
    ―本体を取り付けたサポートと、このサポートのスプリ
    ング装着部に装着する二股状のばね片を有するスプリン
    グとを備え、前記スプリングの頭部に前記シャフトの二
    面巾を挟持する平坦部を形成すると共に、前記一方のば
    ね片の先端に係止片を形成し、前記他方のばね片の先端
    に前記一方のばね片の先端に係合する係合片と、この他
    方のばね片の左右方向に延在するように前記スプリング
    装着部の側面を押圧する切り起こし片とを形成したこと
    を特徴とするサンバイザ―取付構造。
JP08060138A 1996-02-22 1996-02-22 サンバイザーの取付構造 Expired - Fee Related JP3102762B2 (ja)

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