JP3004434B2 - 溝入れチップおよびこれを用いた工具 - Google Patents
溝入れチップおよびこれを用いた工具Info
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- B23B27/1622—Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material with exchangeable cutting bits or cutting inserts, e.g. able to be clamped with plate-like cutting inserts of special shape clamped against the walls of the recess in the shank by a clamping member acting upon the wall of a hole in the insert characterised by having a special shape
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溝入れチップおよびこ
れを用いた工具に関するものである。
れを用いた工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の端面溝入れ工具は、図3に示すよ
うに、ホルダー101と、チップ102と、チップ102 を固定
するクランパー103とで構成され、チップ受け部104はD
1・D2の曲率の曲面で構成されている。また、他の端面
溝入れ工具は、図4に示すように、ホルダー201と、チ
ップ202と、図3と同様にチップ受け部204は、D3・D4
の曲率の曲面で構成され、クランプ方式はくさび効果を
利用してチップ202を取付けている。
うに、ホルダー101と、チップ102と、チップ102 を固定
するクランパー103とで構成され、チップ受け部104はD
1・D2の曲率の曲面で構成されている。また、他の端面
溝入れ工具は、図4に示すように、ホルダー201と、チ
ップ202と、図3と同様にチップ受け部204は、D3・D4
の曲率の曲面で構成され、クランプ方式はくさび効果を
利用してチップ202を取付けている。
【0003】前者は浅溝タイプ、後者は深溝タイプとし
て使い分けられている。
て使い分けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、小径端
面溝入れ加工の際、ホルダー剛性、チップ強度、クラン
プ方式などに不具合が多く、使い勝手が悪く、汎用性が
乏しかった。例えば、従来技術では、図5に示すような
丸棒材306の端面307に直径20mm以下の溝308の加工およ
び図6に示すような丸棒材406の直径20mm以下の小径軸
部409の基端のヌスミ溝410の加工は可能である。
面溝入れ加工の際、ホルダー剛性、チップ強度、クラン
プ方式などに不具合が多く、使い勝手が悪く、汎用性が
乏しかった。例えば、従来技術では、図5に示すような
丸棒材306の端面307に直径20mm以下の溝308の加工およ
び図6に示すような丸棒材406の直径20mm以下の小径軸
部409の基端のヌスミ溝410の加工は可能である。
【0005】しかし、図7に示すように、丸棒材506の
奥端面511の直径20mm以下の溝512の溝入れ加工は不可能
であった。奥端面加工の場合、当然、被削物の内径曲率
による制限を受ける。すなわち、加工径が小さくなるに
つれ、ホルダー、クランパーの干渉が生じてくる。ここ
で、従来技術の図3に示す浅溝タイプの場合、干渉を防
ぐためにホルダー101を最小加工径以下の円筒状にして
も、クランパー103が最小加工径からはみ出してはなら
ないため、クランパー103自体を小さくするか、もしく
は、クランパー103の位置を干渉しない程度に小さくす
ることが考えられるが、クランパー103の回り止め部、
ネジ部をホルダー101に設けなくてはならないため、ホ
ルダー101の剛性が劣下する。さらに、ホルダー101を削
り取ってチップ取付部104を設けることにより加工径が
小さくなる程、ホルダー101の剛性は劣下する。
奥端面511の直径20mm以下の溝512の溝入れ加工は不可能
であった。奥端面加工の場合、当然、被削物の内径曲率
による制限を受ける。すなわち、加工径が小さくなるに
つれ、ホルダー、クランパーの干渉が生じてくる。ここ
で、従来技術の図3に示す浅溝タイプの場合、干渉を防
ぐためにホルダー101を最小加工径以下の円筒状にして
も、クランパー103が最小加工径からはみ出してはなら
ないため、クランパー103自体を小さくするか、もしく
は、クランパー103の位置を干渉しない程度に小さくす
ることが考えられるが、クランパー103の回り止め部、
ネジ部をホルダー101に設けなくてはならないため、ホ
ルダー101の剛性が劣下する。さらに、ホルダー101を削
り取ってチップ取付部104を設けることにより加工径が
小さくなる程、ホルダー101の剛性は劣下する。
【0006】ここで、チップ取付部104による剛性の劣
下を低く押さえるため、チップ102の厚さを薄くする
と、チップ102の強度が不足する問題が生じてくる。こ
のように、従来の技術の浅溝タイプでは、ホルダー101
の剛性、チップ102の強度を兼備することはできない。
従来技術の図4に示す深溝タイプの場合、図7の奥端面
511の加工も可能であるように考えられるが、浅溝タイ
プの場合と同様に、加工径が小さくなった時、くさび効
果を利用しており、チップ受け部204が弱くなり、ホル
ダー201の剛性の低下、拘束力低下につながる。
下を低く押さえるため、チップ102の厚さを薄くする
と、チップ102の強度が不足する問題が生じてくる。こ
のように、従来の技術の浅溝タイプでは、ホルダー101
の剛性、チップ102の強度を兼備することはできない。
従来技術の図4に示す深溝タイプの場合、図7の奥端面
511の加工も可能であるように考えられるが、浅溝タイ
プの場合と同様に、加工径が小さくなった時、くさび効
果を利用しており、チップ受け部204が弱くなり、ホル
ダー201の剛性の低下、拘束力低下につながる。
【0007】この問題を改善するために、チップ202の
厚さを薄くすると、チップ202の強度が不足する。上述
のように、従来技術では、使い勝手のよい奥端面溝入れ
工具が存在していない。
厚さを薄くすると、チップ202の強度が不足する。上述
のように、従来技術では、使い勝手のよい奥端面溝入れ
工具が存在していない。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、ホルダーの剛性、チップの強度を兼備す
る形状、クランプ方式を検討し使い勝手を向上させる奥
端面溝入れ工具を提供すべく、長手方向反対向きの突出
端部をそれぞれ備えるように、四角柱状の2個の翼部1
1・12を連結部13を介して長手方向平行状、且つ、
幅方向L字状で一体に連ね、前記突出端部の稜線に切刃
15・16を形成し、この翼部11と翼部12とは18
0°回転して切刃15・16が使用できるように点対称
に形成し、翼部11・12は断面が概略四角形の細長い
直方体で先端から後端にかけて徐々に細く形成するとと
もに、長手方向に対して上記翼部11・12の各背面を
傾斜角α、β=3〜30°でもって前記各切刃に向かっ
て開くよう配置してなる溝入れチップとした。
の事情に鑑み、ホルダーの剛性、チップの強度を兼備す
る形状、クランプ方式を検討し使い勝手を向上させる奥
端面溝入れ工具を提供すべく、長手方向反対向きの突出
端部をそれぞれ備えるように、四角柱状の2個の翼部1
1・12を連結部13を介して長手方向平行状、且つ、
幅方向L字状で一体に連ね、前記突出端部の稜線に切刃
15・16を形成し、この翼部11と翼部12とは18
0°回転して切刃15・16が使用できるように点対称
に形成し、翼部11・12は断面が概略四角形の細長い
直方体で先端から後端にかけて徐々に細く形成するとと
もに、長手方向に対して上記翼部11・12の各背面を
傾斜角α、β=3〜30°でもって前記各切刃に向かっ
て開くよう配置してなる溝入れチップとした。
【0009】
【作用】本発明は、長手方向反対向きの突出端部をそれ
ぞれ備えるように、四角柱状の2個の翼部11・12を
連結部13を介して長手方向平行状、且つ、幅方向L字
状で一体に連ね、前記突出端部の稜線に切刃15・16
を形成し、この翼部11と翼部12とは180°回転し
て切刃15・16が使用できるように点対称に形成し、
翼部11・12は断面が概略四角形の細長い直方体で先
端から後端にかけて徐々に細く形成するとともに、長手
方向に対して上記翼部11・12の各背面を傾斜角α、
β=3〜30°でもって前記各切刃に向かって開くよう
配置してなる溝入れチップとしたので、ホルダーの剛
性、チップの強度が向上し、クランプが使い勝手がよ
く、小径の奥端面溝入れ加工が可能となった。
ぞれ備えるように、四角柱状の2個の翼部11・12を
連結部13を介して長手方向平行状、且つ、幅方向L字
状で一体に連ね、前記突出端部の稜線に切刃15・16
を形成し、この翼部11と翼部12とは180°回転し
て切刃15・16が使用できるように点対称に形成し、
翼部11・12は断面が概略四角形の細長い直方体で先
端から後端にかけて徐々に細く形成するとともに、長手
方向に対して上記翼部11・12の各背面を傾斜角α、
β=3〜30°でもって前記各切刃に向かって開くよう
配置してなる溝入れチップとしたので、ホルダーの剛
性、チップの強度が向上し、クランプが使い勝手がよ
く、小径の奥端面溝入れ加工が可能となった。
【0010】
【実施例】本発明を添付する図面の図1・図2に基づい
て以下詳細に説明する。本発明は、図1および図2に示
すように、ホルダーの先端に円柱状のチップ1の支持体
2を突設する。この支持体2の先端側に側面から先端面
におよんだ窪んだチップ取付部3を刻設し、このチップ
取付部3にチップ1をスクリュー4により螺締する。
て以下詳細に説明する。本発明は、図1および図2に示
すように、ホルダーの先端に円柱状のチップ1の支持体
2を突設する。この支持体2の先端側に側面から先端面
におよんだ窪んだチップ取付部3を刻設し、このチップ
取付部3にチップ1をスクリュー4により螺締する。
【0011】チップ1には、2個の切刃15・16が形成さ
れた翼部11・12を平行状に配置し、この翼部11と翼部12
とを連結部13で一体に連結してなり、連結部13には前記
スクリュー4の通し孔14が穿設してある。翼部11と翼部
12とのそれぞれの先端の稜線は切刃15・16に形成してあ
って、この翼部11と翼部12とは 180°回転して切刃15・
16が使用できるようにするため、点対称に形成してあ
る。
れた翼部11・12を平行状に配置し、この翼部11と翼部12
とを連結部13で一体に連結してなり、連結部13には前記
スクリュー4の通し孔14が穿設してある。翼部11と翼部
12とのそれぞれの先端の稜線は切刃15・16に形成してあ
って、この翼部11と翼部12とは 180°回転して切刃15・
16が使用できるようにするため、点対称に形成してあ
る。
【0012】翼部11・12は断面が概略四角形の細長い直
方体で、先端から後端にかけて徐々に細く形成してあ
る。このチップ1を支持するホルダーの支持体2の先端
のチップ取付部3は、前記のチップ1の外面形状に適合
するように形成してある。すなわち、支持平面21と支持
側面22とを連結面23で連ねてなり、支持平面21、支持側
面22、連結面23と概略において直交する位置決め平面24
とよりなる。このチップ取付部3にチップ1の翼部11の
裏面を支持平面21に、連結部13背面を連結面23に、翼部
12背面を支持側面22に、翼部11の切刃15と反対側の端面
25を位置決め平面24にそれぞれ当接させ、翼部12の切刃
16部分を位置決め平面24の支持側面22寄りに設けた逃が
し溝26内に位置させ、スクリュー4を通し孔14に通し、
連結面23に刻設したネジ孔27に螺合させチップ1を固定
する。ただし、連結部13背面と連結面23は製造上の都合
により若干のクリアランスが設けてある。
方体で、先端から後端にかけて徐々に細く形成してあ
る。このチップ1を支持するホルダーの支持体2の先端
のチップ取付部3は、前記のチップ1の外面形状に適合
するように形成してある。すなわち、支持平面21と支持
側面22とを連結面23で連ねてなり、支持平面21、支持側
面22、連結面23と概略において直交する位置決め平面24
とよりなる。このチップ取付部3にチップ1の翼部11の
裏面を支持平面21に、連結部13背面を連結面23に、翼部
12背面を支持側面22に、翼部11の切刃15と反対側の端面
25を位置決め平面24にそれぞれ当接させ、翼部12の切刃
16部分を位置決め平面24の支持側面22寄りに設けた逃が
し溝26内に位置させ、スクリュー4を通し孔14に通し、
連結面23に刻設したネジ孔27に螺合させチップ1を固定
する。ただし、連結部13背面と連結面23は製造上の都合
により若干のクリアランスが設けてある。
【0013】図2から明確に理解できるように、2つの
切刃15・16を使用可能なチップ1を用いる小径奥端
面溝入れ工具では、支持平面21も支持側面22も傾斜
面に形成されていて、同一の傾斜角α・βを有する。ス
クリュー4でチップ1を螺締すると、翼部11・12は
くさびの働きをして位置決め平面24に端面が当接して
強固に固定される。また、特に支持平面21はホルダー
の支持体2の肉厚が先端部より順次厚くなるため、切刃
からの切削応力が大きい支持平面の奥部で支持体の肉厚
が大きいので、支持体の剛性が大きく、その結果、切削
加工する際、支持体に大きな切削荷重が作用したとして
も支持体は損傷することがなく、良好な小径の奥端面溝
入れ加工が可能である。
切刃15・16を使用可能なチップ1を用いる小径奥端
面溝入れ工具では、支持平面21も支持側面22も傾斜
面に形成されていて、同一の傾斜角α・βを有する。ス
クリュー4でチップ1を螺締すると、翼部11・12は
くさびの働きをして位置決め平面24に端面が当接して
強固に固定される。また、特に支持平面21はホルダー
の支持体2の肉厚が先端部より順次厚くなるため、切刃
からの切削応力が大きい支持平面の奥部で支持体の肉厚
が大きいので、支持体の剛性が大きく、その結果、切削
加工する際、支持体に大きな切削荷重が作用したとして
も支持体は損傷することがなく、良好な小径の奥端面溝
入れ加工が可能である。
【0014】一方、2つの翼部11・12が対称でなく一方
の翼部11の先端稜線にのみ、切刃15を形成したチップ1
を用いてもよく、この小径奥端面溝入れ工具の場合は、
前記傾斜角α・βは同一である必要はないが、支持側面
22の傾斜角0〜30°の範囲であることが望ましいが、特
に3〜30°であることが望ましい。3°より小さいと、
チップ1の固定力が十分得られず、チップ1が使用中に
ビビってしまう。また、30°を越えると、チップ1の大
きさが小さくなりすぎてしまう。
の翼部11の先端稜線にのみ、切刃15を形成したチップ1
を用いてもよく、この小径奥端面溝入れ工具の場合は、
前記傾斜角α・βは同一である必要はないが、支持側面
22の傾斜角0〜30°の範囲であることが望ましいが、特
に3〜30°であることが望ましい。3°より小さいと、
チップ1の固定力が十分得られず、チップ1が使用中に
ビビってしまう。また、30°を越えると、チップ1の大
きさが小さくなりすぎてしまう。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述のように、長手方向反対
向きの突出端部をそれぞれ備えるように、四角柱状の2
個の翼部11・12を連結部13を介して長手方向平行
状、且つ、幅方向L字状で一体に連ね、前記突出端部の
稜線に切刃15・16を形成し、この翼部11と翼部1
2とは180°回転して切刃15・16が使用できるよ
うに点対称に形成し、翼部11・12は断面が概略四角
形の細長い直方体で先端から後端にかけて徐々に細く形
成するとともに、長手方向に対して上記翼部11・12
の各背面を傾斜角α、β=3〜30°でもって前記各切
刃に向かって開くよう配置してなる溝入れチップとした
ので、ホルダーの剛性、チップの強度が向上し、使い勝
手がよく、小径の奥端面溝入れ加工が可能となった。
向きの突出端部をそれぞれ備えるように、四角柱状の2
個の翼部11・12を連結部13を介して長手方向平行
状、且つ、幅方向L字状で一体に連ね、前記突出端部の
稜線に切刃15・16を形成し、この翼部11と翼部1
2とは180°回転して切刃15・16が使用できるよ
うに点対称に形成し、翼部11・12は断面が概略四角
形の細長い直方体で先端から後端にかけて徐々に細く形
成するとともに、長手方向に対して上記翼部11・12
の各背面を傾斜角α、β=3〜30°でもって前記各切
刃に向かって開くよう配置してなる溝入れチップとした
ので、ホルダーの剛性、チップの強度が向上し、使い勝
手がよく、小径の奥端面溝入れ加工が可能となった。
【図1】本発明の分解斜視図とA矢視図の2面図であ
る。
る。
【図2】本発明の3面図である。
【図3】従来の端面溝入れ工具の3面図である。
【図4】従来の他の端面溝入れ工具の3面図である。
【図5】従来の端面加工を説明する正面図である。
【図6】従来のヌスミ溝加工を説明する正面図である。
【図7】従来の奥端面溝加工を説明する正面図である。
2…支持体 3…チップ取付部 11・12…翼部 14…通し孔 15・16…切刃 1…チップ 4…スクリュー
Claims (2)
- 【請求項1】 長手方向反対向きの突出端部をそれぞれ
備えるように、四角柱状の2個の翼部11・12を連結
部13を介して長手方向平行状、且つ、幅方向L字状で
一体に連ね、前記突出端部の稜線に切刃15・16を形
成し、この翼部11と翼部12とは180°回転して切
刃15・16が使用できるように点対称に形成し、翼部
11・12は断面が概略四角形の細長い直方体で先端か
ら後端にかけて徐々に細く形成するとともに、長手方向
に対して上記翼部11・12の各背面を傾斜角α、β=
3〜30°でもって前記各切刃に向かって開くよう配置
してなる溝入れチップ。 - 【請求項2】 ホルダーの先端の円柱状の支持体2に先
端側に側面から先端面におよぶ窪んだチップ取付部3を
刻設し、支持平面21と支持側面22とを連結面23で
連ねてなり、支持平面21はホルダーの支持体2の肉厚
が先端部より順次厚くなるチップ取付部3に請求項1記
載のチップ1をスクリュー4により螺締することを特徴
とする溝入れ工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34682591A JP3004434B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 溝入れチップおよびこれを用いた工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34682591A JP3004434B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 溝入れチップおよびこれを用いた工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05177410A JPH05177410A (ja) | 1993-07-20 |
JP3004434B2 true JP3004434B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=18386063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34682591A Expired - Fee Related JP3004434B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 溝入れチップおよびこれを用いた工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3004434B2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP34682591A patent/JP3004434B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05177410A (ja) | 1993-07-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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