JP3102700U - 搬送取鍋 - Google Patents

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宇梶文治
小川憲治
松本利之
向井克喜
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Nippon Crucible Co Ltd
Daiki Aluminium Industry Co Ltd
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Nippon Crucible Co Ltd
Daiki Aluminium Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】 フォークリフトによる移動作業中における取鍋本体の損傷を確実に防止できるようにし、かつ、搬送取鍋の所定位置への設置を容易かつ迅速にできる搬送取鍋を提供する。
【解決手段】
溶湯が収容される鍋部22を備えた取鍋本体21と、取鍋本体21の底面に取り付けられた差込み台30とを備え、差込み台30は、フォーク部が挿入される開口部を側面に有するフォークポケット32,32を備える搬送取鍋1において、差込み台30は、差込み台30の上面において、前記開口部の上方に、フォーク受け具10を備え、フォーク受け具10は、前記フォーク部の挿入方向に対して垂直な第1の受け面11aを備えることを特徴とする搬送取鍋。
【選択図】 図1

Description

本考案は、搬送取鍋に関する。
例えば、鋳造工場においては、溶解炉で溶融したアルミニウムなどの溶湯を各鋳造設備に搬送する場合、溶湯が収容される鍋部を備えた取鍋本体と、フォークリフトのフォーク部を挿入するための差込み台とにより構成される搬送取鍋が用いられるのが一般的である(例えば特許文献1参照)。
従来の搬送取鍋を図4に示し、その構成及び搬送方法を以下に説明する。図4に示すように、搬送取鍋20は、取鍋本体21と差込み台30とを備えている。
取鍋本体21は、鍋部22と蓋部24とを備える。鍋部22は、上部に開口部(図示せず)を有する円筒形状の容体であり、外周側面から斜め上方に突き出た注湯口23を備える。蓋部24は、鍋部22の上部開口部を塞ぐように配置される。
差込み台30は、フォークポケット32を有する一対の差込み部材31,31を備えている。これら一対の差込み部材31,31は、互いに平行となるように、取鍋本体21の底面に取り付けられている。また、一対の差込み部材31,31は、それぞれ、フォークリフトのフォーク間隔に対応する所定寸法を空けて配置されている。
以上のように構成される搬送取鍋20を搬送し、所定位置に設置する作業を行う場合、作業者は、フォークリフトのフォーク部51,51を差込み台30に差込み、搬送取鍋20を持ち上げた後、該フォークリフトによって鋳造設備工場や倉庫等に搬送し、フォーク部を下げて所定位置に設置する。また、フォークリフトが入り込めないような場所に搬送取鍋20を設置しなければならないような場合や、所定位置に正確に設置するための調整が必要な場合には、フォーク部先端52,52で搬送取鍋20を押し込むことにより、所定位置に設置する。
特開平10−323750号公報
ところが、上記構成を備えた従来の搬送取鍋20は、フォーク部先端52,52で搬送取鍋20を押し込むことにより設置作業を行う場合、フォークリフトのフォーク部先端52,52により搬送取鍋20を損傷させることを回避するため、搬送取鍋20に角材などの当て部材(図示せず)を押し当て、この当て部材をフォーク部先端52,52で押し、搬送取鍋20を所定位置にまで押し込む必要がある。しかし、角材などの当て部材を搬送取鍋20に押し当てて設置作業を行う場合、作業者は、毎回、該部材を部材置き場にまで取りに行き、搬送取鍋20に該部材を押し当てて設置作業を行い、設置作業が終了したら該部材を取り除き、部材置き場に収納するという一連の作業を行わなければならない。このような作業は、多大な労力と時間を要し、迅速な搬送取鍋の設置作業を妨げるという問題があった。
また、フォークリフトのフォーク部51,51を差込み台30のフォークポケット32,32に挿入するに際し、フォーク部51,51の高さ調節を誤り、フォーク部51,51がフォークポケット32,32に挿入されず、フォーク部先端52,52で直接に搬送取鍋20の側面底部付近を押し付け、損傷を与えるという問題があった。更に、角材などの当て部材を搬送取鍋20に押し当てて設置作業を行う場合、搬送取鍋20を押し当てている角材等の当て部材は、搬送取鍋20に対して固定されていないため、作業中に該部材の位置がずれてしまうことがあり、該部材を介さずにフォーク部先端52,52で直接に搬送取鍋20を押し付け、該搬送取鍋20に損傷を与えるおそれがあった。
本考案は、このような問題を解決すべくなされたものであって、所定位置への設置が容易かつ迅速に可能であり、移動作業中における損傷を確実に防止できる搬送取鍋の提供を目的とする。
本考案の上記目的は、溶湯が収容される鍋部を備えた取鍋本体と、前記取鍋本体の底面に取り付けられた差込み台とを備え、前記差込み台は、フォーク部が挿入される開口部を側面に有するフォークポケットを備える搬送取鍋において、前記差込み台は、前記差込み台の上面において、前記開口部の上方に、フォーク受け具を備え、前記フォーク受け具は、前記フォーク部の挿入方向に対して垂直な第1の受け面を備えることを特徴とする搬送取鍋により達成される。
この搬送取鍋において、前記フォーク受け具は、前記フォーク部の挿入方向に対して平行に、かつ、前記差込み台の上面に対して垂直な第2の受け面を更に備えることが好ましい。
また、前記差込み台は、互いに平行となるように所定の間隔を空けて配置される一対の角筒状の差込み部材を備えており、前記フォーク受け具は、前記第1の受け面と、前記第2の受け面とを外側に備えるL字形の部材により構成され、前記各角筒状の差込み部材の両端部に設けられていることが好ましい。
本考案によれば、所定位置への設置が容易かつ迅速に可能であり、移動作業中における損傷を確実に防止できる搬送取鍋を提供することができる。
以下、本考案の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本考案の一実施形態にかかる搬送取鍋を示す斜視図である。図1に示すように、搬送取鍋1は、取鍋本体21と、差込み台30とを備えている。取鍋本体21の基本構成は、背景技術で説明した図4に示される取鍋本体21と同じであるため、取鍋本体21の部材と同一の部材については、同一の符号を付すると共に、詳細な説明は省略する。また、本実施形態では、搬送取鍋として、搬送取鍋を傾動させることにより注湯口から注湯を行う傾動式の搬送取鍋を採用しているが、空気または不活性ガスを吹き込んで加圧し、鍋部内の溶湯を取鍋外に排出して注湯を行う加圧式の搬送取鍋であってもよい。
差込み台30は、一対の差込み部材31,31と、フォーク受け具10とを備えている。差込み部材31,31は、角筒状に形成されており、フォークリフトのフォーク部51,51が挿入されるフォークポケット32を備えている。これら一対の差込み部材31,31は、互いに平行となるように取鍋本体21の底面に取り付けられている。また、一対の差込み部材31,31は、それぞれフォークリフトのフォーク部51,51の間隔に対応する所定寸法を空けて配置されている。
フォーク受け具10は、外側に、第1の受け面11aと、第2の受け面11bを備えたL字形の部材である。このL字形のフォーク受け具10は、図1に示すように、一対の差込み部材31,31のそれぞれの両端部上面に、第1の受け面11aが差込み部材31の長手方向に対して垂直となるように、かつ、第2の受け面11bが平行となるように、溶接によって取り付けられている。また、第1の受け面11a及び第2の受け面11bの高さは、3cm〜15cmの範囲が好ましく、特に5cm〜10cmの範囲が好適であり、本実施形態では5cmとしている。
以上の構成を備えた搬送取鍋1を搬送し、所定位置に設置する方法について以下に説明する。搬送取鍋1を搬送する作業者は、搬送取鍋1の差込み台30に、フォークリフトのフォーク部51,51を差込み、搬送取鍋1を持ち上げた後、該フォークリフトによって鋳造設備工場や倉庫等に搬送し、所定位置に設置する。
また、所定位置への設置作業に際して、フォークリフトが入り込めないような場所に搬送取鍋1を設置しなければならない場合や、所定位置に正確に設置するための調整が必要な場合には、まず、一旦、搬送取鍋1を所定位置付近に下ろす。次に、フォークリフトのフォーク部51,51を差込み台30から抜き出し、運転席に設けられているフォーク部昇降操作レバー(図示せず)を操作し、フォーク部先端52をフォーク受け具10の第1の受け面11aの略中心部にまで移動する。その後、フォーク部先端52で、該受け面11aを押し付けることにより、搬送取鍋1を所定位置に移動させる。
以上のように、本実施形態の搬送取鍋によれば、フォークポケット32,32の上方に、第1の受け面11aを備えたフォーク受け具10が存在するので,フォークポケット32,32にフォーク部51,51を挿入する際に、フォーク部51,51の高さ調節を誤り、フォーク部51,51がフォークポケット32,32に挿入されなかったとしても、フォーク受け具10の第1の受け面11aにてフォーク部先端52を受けることになる。従って,フォーク部先端52で直接に鍋部22の側面底部を押し付けることはなく、取鍋本体21に損傷を与えることを確実に防止することができる。
また、フォークリフトが入り込めない場所への搬送取鍋1の設置作業や、所定位置への正確な設置作業が必要である場合等において、作業者は、角材などの当て具を搬送取鍋1に押し当てる作業を行うことなく、フォーク部先端52,52でフォーク受け具10の第1の受け面11aを直接押し付けることにより、容易かつ迅速に搬送取鍋を所定位置に設置することができる。更に、フォーク受け具10は、第1の受け面11aに加えて第2の受け面11bを有しているため、フォーク部先端52により多方向から該受け具10を押すことが可能となり、より容易かつ正確に搬送取鍋1を所定位置に設置することができる。
以上,本考案の一実施形態について説明したが、本考案の具体的な態様は上記実施形態に限定されない。
上記実施形態においては、フォーク受け具10を溶接によって差込み部材31に取り付けているが、例えば、L字形の部材の底部内側にボルトを挿通するための複数のボルト挿通孔13を空けた取付部12を設け(図2参照)、更に、差込み部材31の端部上面に、ボルト挿通孔13に対応するボルト取付孔(図示せず)を設けることにより、フォーク受け具10を差込み部材31に対して着脱自在に取り付けられるような構成としてもよい。これにより、フォーク部先端52との接触により、フォーク受け具10が損傷した場合でも、フォーク受け具10のみの交換が可能となる。
また、上記実施形態においては、図1に示すように、一対の差込み部材31,31の両端部上面に、フォーク受け具10をそれぞれ取り付けているが、図3に示すように、一対の差込み部材31,31の端部を連結するようにコの字型のフォーク受け具10を取り付けてもよい。この際、上記実施例と同様に、コの字型フォーク受け具10の第1の受け面11aが、差込み部材31,31の長手方向に対して垂直となるように差込み部材31,31の端部上面に取り付けられる。このような構成とすることにより、第1の受け面11aが、取鍋本体21の底部を広い範囲にわたり保護することになり、フォークリフトによる移動作業中における取鍋本体1の損傷をより確実に防止することができる。更に、フォーク部先端52により搬送取鍋1を所定位置へ押し込む作業を行う場合において、第1の受け面11aが広い範囲にわたり存在するので、フォーク部先端52で該受け面11aを押し込むことがより容易になる。
本考案の実施形態に係る搬送取鍋を示す斜視図である。 図1に示すフォーク受け具の変形例である。 図1に示すフォーク受け具の変形例を備えた搬送取鍋を示す斜視図である。 従来の搬送取鍋を示す斜視図である。
符号の説明
1 搬送取鍋
10 フォーク受け具
11a 第1の受け面
11b 第2の受け面
12 取付部
13 ボルト挿通孔
20 搬送取鍋
21 取鍋本体
22 鍋部
23 注湯口
24 蓋部
30 差込み台
31 差込み部材
32 フォークポケット

Claims (3)

  1. 溶湯が収容される鍋部を備えた取鍋本体と、前記取鍋本体の底面に取り付けられた差込み台とを備え、前記差込み台は、フォーク部が挿入される開口部を側面に有するフォークポケットを備える搬送取鍋において、
    前記差込み台は、前記差込み台の上面において、前記開口部の上方に、フォーク受け具を備え、
    前記フォーク受け具は、前記フォーク部の挿入方向に対して垂直な第1の受け面を備えることを特徴とする搬送取鍋。
  2. 前記フォーク受け具は、前記フォーク部の挿入方向に対して平行に、かつ、前記差込み台の上面に対して垂直な第2の受け面を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の搬送取鍋。
  3. 前記差込み台は、互いに平行となるように所定の間隔を空けて配置される一対の角筒状の差込み部材を備えており、
    前記フォーク受け具は、前記第1の受け面と、前記第2の受け面とを外側に備えるL字形の部材により構成され、前記各角筒状の差込み部材の両端部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の搬送取鍋。
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