JP3102461U - ベルトクリーナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 全体の高さを低くして狹いスペースにも設置できるようにする。
【解決手段】 複数個のクリーナ部材8を配列させて支持する支持部材7のシャフト部材28を、上面を開放したU溝形状とする。シャフト部材28には長手方向の所要位置に補強を兼ねた仕切板29を取り付ける。仕切板29で仕切られたシャフト部材28の内側に、複数個のクリーナ部材8の各ガイドカバー26を上方より嵌合させて、シャフト部材28の内側を上下方向へ移動できるようにする。更に、上記ガイドカバー26とシャフト部材28の底面部30との間に圧縮ばね27を介在させて、圧縮ばね27をシャフト部材28の内側に収納する。これによりシャフト部材28とクリーナ部材8のチップ22先端までの高さを低くできる。
【選択図】図1
【解決手段】 複数個のクリーナ部材8を配列させて支持する支持部材7のシャフト部材28を、上面を開放したU溝形状とする。シャフト部材28には長手方向の所要位置に補強を兼ねた仕切板29を取り付ける。仕切板29で仕切られたシャフト部材28の内側に、複数個のクリーナ部材8の各ガイドカバー26を上方より嵌合させて、シャフト部材28の内側を上下方向へ移動できるようにする。更に、上記ガイドカバー26とシャフト部材28の底面部30との間に圧縮ばね27を介在させて、圧縮ばね27をシャフト部材28の内側に収納する。これによりシャフト部材28とクリーナ部材8のチップ22先端までの高さを低くできる。
【選択図】図1
Description
本考案は、ベルトコンベヤ等のベルトの如き搬送ベルトの表面に付着した付着物を掻き取ってベルト表面を清掃するために用いるベルトクリーナ装置に関するものである。
ベルトコンベヤ等に用いられているベルトクリーナ装置としては、従来より種々の型式のものが採用されている。図5及び図6はそのうちの一例を示すもので、ヘッドプーリ2と従動プーリ(図示せず)に無端状の搬送ベルト3を掛け、ヘッドプーリ2を図示しない駆動装置で回転させることにより搬送ベルト3上に載せられた被搬送物を搬送させるようにしてあるベルトコンベヤ1のヘッドプーリ2の下方位置の左右両側部に、ヘッドプーリ2に掛けられた搬送ベルト3の幅寸法よりも広い間隔でサイドフレーム4を設置して、該両サイドフレーム4にそれぞれ固定した取付部材5と、該一対の取付部材5にそれぞれ取り付けられたラバースプリング6と、搬送ベルト3の幅方向に平行に延びるように水平に配置して両端部を上記ラバースプリング6に保持させた支持部材7と、該支持部材7上に長手方向に並べて搬送ベルト3の幅方向に配列されるように取り付けられた複数のクリーナ部材8とからなる構成としてある。
詳述すると、左右一対の取付部材5は、上記サイドフレーム4に溶接又はボルトにより固定された縦方向に延びるガイド面9aを有する板状の固定基部9と、該固定基部9のガイド面9aに沿い上下動できる板状の可動基部10とを有し、上記固定基部9のガイド面9aの上下位置に設けた上下方向に延びる長孔(図示せず)に、上記可動基部10の上下位置に取り付けたボルト11を挿通させてナット12をそれぞれ螺合させるようにしてあり、固定基部9の下端部より突出させたブラケット13に調節ねじ14を取り付け、上記ナット12を緩め、調節ねじ14の上端で可動基部10を上下動させることにより、可動基部10が上下方向へ移動できるようにしてある。
上記ラバースプリング6は、上記可動基部10の前面側に押え部材15で固定させて搬送ベルト3の幅方向に相対向させるようにしたスチール製の四角筒状の外殻材16と、該外殻材16の内径寸法よりも小さい外形を有し且つ外殻材16の内側に45度の位相をずらして同軸状に配置させた内殻材17と、外殻材16の内側と内殻材17の外側との間の空間部に変形させて嵌入させたゴム弾性体18とからなる構成としてある。
又、上記支持部材7は、左右の両ラバースプリング6間の距離に対応する長さを有する四角筒状のシャフト部材19と、該シャフト部材19の両端に一端を嵌入して他端側をシャフト部材19の両端より突出させた状態に保持された四角柱状の軸端部材20とを備え、両端の軸端部材20をラバースプリング6の内殻材17に嵌合させることにより、支持部材7の両端部がラバースプリング6に保持され、支持部材7が回動するときにラバースプリング6のゴム弾性体18の反発力に抗して内殻材17が回動するようにしてある。
更に、上記クリーナ部材8は、上記シャフト部材19の上面に長手方向に所要間隔で上向きに固定された各ガイド筒21上に設けられている。各クリーナ部材8は、先端が搬送ベルト3の表面に圧接される板状のチップ22と、チップ22の後端部をゴム部23を介して保持するホルダ部24と、上記シャフト部材19を上下方向に貫通させて各上端をホルダ部24の底部に固定した一対の揺動軸部25,25と、両揺動軸部25,25の上端部に固着され且つガイド筒21の外周に上下方向に摺動自在に嵌合されたガイドカバー26と、上記各揺動軸部25の外周に嵌装されていて、上端が上記ガイドカバー26の上端内面に当接し且つ下端がシャフト部材19の上面に当接するように配置してある弾性部材としての圧縮ばね27と、からなる構成としてある。
上記構成としてあるので、クリーナ部材8は、圧縮ばね27により常時チップ22が搬送ベルト3の表面に圧接する方向に付勢されている。又、クリーナ部材8は、揺動軸部25が支持部材7のシャフト部材19に上下方向に貫挿されていることから、搬送ベルト3の移動方向に揺動するときには、シャフト部材19も両端部のラバースプリング6におけるゴム弾性体18の反発力に抗して回動でき、常時はラバースプリング6の作用により、クリーナ部材8は、搬送ベルト3に直角方向に正対するように姿勢保持されるようにしてある(特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載されているベルトクリーナ装置は、取付部材5の固定基部9に対して可動基部10を上下方向へ変位させることによりチップ22の先端が搬送ベルト3の表面に接する圧力を適度に調節できて、運転に際しての本装置のセットが楽であること、ベルトコンベヤの運転が開始されると、搬送物を放出した後の搬送ベルト3の表面に付着した付着物をチップ22で掻き取ることにより搬送ベルト3の表面を清掃することができること、この際、搬送ベルト3の表面に強固に付着した付着物が比較的少量の場合は、その付着物がチップ22で掻き取られずにチップ22の位置を通過するときに、該チップ22がゴム部23や圧縮ばね27の弾力に抗して容易に後退することにより、強固な付着物によりチップ22が受ける過度な負荷を回避することができること、搬送ベルト3の表面に強固に付着した付着物が増大して、上記ゴム部23や圧縮ばね27の弾力に抗してチップ22が後退し得る限度を超えるような場合に、チップ22が付着物によって搬送ベルト3の移動方向に押圧されるようになると、支持部材7の両端部がラバースプリング6のゴム弾性体18を介して搬送ベルト3の搬送方向へ回動することによりチップ22を搬送方向へ逃がすことができて、クリーナ部材8や支持部材7の破損を回避させることができること、等の多くの利点を有しているものである。
ところが、上記特許文献1に記載されたベルトクリーナ装置は、支持部材7を構成するシャフト部材19を、四角筒状として、その上面にガイド筒21を立設し、このガイド筒21の外周に上方からクリーナ部材8のガイドカバー26を嵌合させて、上下方向に摺動できるようにしている構成を有しており、搬送ベルト3の表面へのクリーナ部材8のチップ22を当接させる位置から下方のスペースが広くなっている場合には、何等の問題もなく採用できて、上述した如き種々の効果を得るものとして有効であるが、上記搬送ベルト3の表面へのクリーナ部材8のチップ22先端を当接させる位置の下方のスペースが狹い状態にベルトコンベヤが設置されるような場合には、設置ができないことがある。
そこで、本考案は、上記特許文献1に記載されているベルトクリーナ装置の機能を維持しながら、ベルト幅の小さい搬送ベルトに適用でき且つ搬送ベルト表面へのチップ当接位置が低位置で下方のスペースが狹い場合でも用いることができるような背を低くした小型のベルトクリーナ装置を提供しようとするものである。
本考案は、上記課題を解決するために、搬送ベルトの幅方向両側に配置された取付部材と、該両取付部材に保持させた両端部を除くシャフト部材を上記搬送ベルトの幅方向に沿わせて配置した支持部材と、該支持部材のシャフト部材上に下端部のガイドカバーを介し載置させて上記搬送ベルトの幅方向に配列させ且つ各々先端に搬送ベルトの表面に当接させる板状のチップが取り付けてある複数のクリーナ部材とを備え、且つ上記チップの先端を搬送ベルト表面に常時圧接させるようにシャフト部材上でクリーナ部材に弾性部材で付勢力を与えるようにしてあるベルトクリーナ装置において、上記支持部材のシャフト部材を、上面を開放した断面形状凹状のU溝形状として、該シャフト部材の内側に上記クリーナ部材のガイドカバーを上下方向へ移動可能に嵌入させ、更に、上記クリーナ部材に付勢力を与える弾性部材を、上記ガイドカバーとシャフト部材内側の底面部との間に介在させてシャフト部材内に収納した構成を有するものとする。
又、上記構成におけるシャフト部材の内側に、複数個のクリーナ部材のガイドカバーと干渉しないように仕切板を取り付け、且つ底面部にダスト、水の排出孔を設けた構成とする。
本考案のベルトクリーナ装置によれば、搬送ベルトの幅方向両側に配置された取付部材と、該両取付部材に保持させた両端部を除くシャフト部材を上記搬送ベルトの幅方向に沿わせて配置した支持部材と、該支持部材のシャフト部材上に下端部のガイドカバーを介し載置させて上記搬送ベルトの幅方向に配列させ且つ各々先端に搬送ベルトの表面に当接させる板状のチップが取り付けてある複数のクリーナ部材とを備え、且つ上記チップの先端を搬送ベルト表面に常時圧接させるようにシャフト部材上でクリーナ部材に弾性部材で付勢力を与えるようにしてあるベルトクリーナ装置において、上記支持部材のシャフト部材を、上面を開放した断面形状凹状のU溝形状として、該シャフト部材の内側に上記クリーナ部材のガイドカバーを上下方向へ移動可能に嵌入させ、更に、上記クリーナ部材に付勢力を与える弾性部材を、上記ガイドカバーとシャフト部材内側の底面部との間に介在させてシャフト部材内に収納した構成を有するものとしてあるので、従来のベルトクリーナ装置において支持部材のシャフト部材の上面にガイド筒を立てて、該ガイド筒の上にクリーナ部材のガイドカバーを被せるように嵌合させ、更に、シャフト部材の上面とガイドカバーとの間に弾性部材を介在させるようにしてあるものに比して、シャフト部材の内側にクリーナ部材のガイドカバー及び弾性部材を収納させるようにしたことから、支持部材のシャフト部材からクリーナ部材のチップ先端までの高さ寸法を大幅に小さくすることができて、全体の高さを低くすることができ、チップを当接させる搬送ベルトの下方のスペースが狹いような場所にも容易に設置することができて、搬送ベルト表面の清掃を行わせるようにすることができる、という優れた効果を奏し得る。
又、シャフト部材の内側に、複数個のクリーナ部材のガイドカバーと干渉しないように仕切板を取り付け、且つ底面部にダスト、水の排出孔を設けた構成とすることにより、シャフト部材は上面が開放している構成としてあっても充分な強度を有するものとなり、更に、設置場所によってシャフト部材の内側にダスト混入や浸水することがあっても、容易に排出させることができる、等の優れた効果も奏し得る。
以下、図面に基いて本考案を実施するための最良の形態を説明する。
図1乃至図3は本考案の実施の一形態を示すもので、図5及び図6に示してある如く、シャフト部材19の上面に複数個のクリーナ部材8が配列されて取り付けてある支持部材7の両端部を、搬送ベルト3の幅方向の両側に設置した取付部材5にラバースプリング6を介して保持させ、クリーナ部材8は圧縮ばね27により付勢されて、クリーナ部材8の先端のチップ22が常時搬送ベルト3の表面に圧接されるようにしてあり、チップ22に負荷がかかったときは、クリーナ部材8が圧縮ばね27に抗して後退したり、ラバースプリング6で支持部材7とともに回動することにより回避することができるようにしてあるベルトクリーナ装置と同様な構成において、支持部材7のシャフト部材19の上面にガイド筒21を立てて、該ガイド筒21上にクリーナ部材8のガイドカバー26を被せるように嵌合させ、シャフト部材19の上面に圧縮ばね27を設置するようにしてある構成に代えて、シャフト部材を、内側にクリーナ部材8のガイドカバー26及び圧縮ばね27を収納させるような構成のシャフト部材28として、該シャフト部材28からチップ22の先端までの高さ寸法を小さくするようにしたものである。
詳述すると、本考案の特徴をなす支持部材7のシャフト部材28を、全長に亘ってU溝形状として、その内側に、複数個のクリーナ部材8の各ガイドカバー26を図1乃至図3に示すようにそのまま上下方向へ移動できるように上方から嵌入して収納させるようにすると共に、シャフト部材19を上下方向に貫通させた各クリーナ部材8の揺動軸部25に沿わせる弾性部材としての圧縮ばね27を、シャフト部材19の内側に収納させるようにする。
そのために、本考案における支持部材7のシャフト部材28は、図4(イ)(ロ)(ハ)(ニ)に示す如く、上面を開放したU溝形状になるように断面形状を凹状に形成して、上方からクリーナ部材8の下端部のガイドカバー26を内側に嵌入して収納できるように、内側の幅寸法が該ガイドカバー26の外側の幅寸法よりもやや広くなるようにしてある。又、U溝形状としても充分な強度が得られるように、両側壁の上端部を外側へ折り返して二重構造とすると共に長手方向の所要個所に、複数個配列させて支持される各クリーナ部材8の各ガイドカバー26と干渉しないように補強板を兼ねた仕切板29が取り付けてある。更に、本考案における支持部材7のシャフト部材28には、底面部30に、クリーナ部材8の支持位置に対応させて各クリーナ部材8の各2本の揺動軸部25の下端部を上下方向に挿通させるための2つ1組の孔31を穿設する。更に又、上記シャフト部材28の底面部30には、長手方向の両端部位置や上記仕切板29の設置位置に比較的大きなダスト、水の排出孔32を穿設すると共に、上記2つの孔31の間の位置には、比較的小さいダスト、水の排出孔33を穿設し、上面の開放部からダスト、水が入り込んだとしても、各排出孔32,33から排出できるようにしてあり、又、上記仕切板29の下部には切欠部34が形成してあり、仕切板29を通してダスト、水等が往来できるようにしてある。
上記構成としてある本考案のベルトクリーナ装置では、シャフト部材28の両端の軸端部材20をラバースプリング6の内殻材17に嵌合して取付部材5に保持させると、シャフト部材28の内側に、図3(イ)(ロ)に示す如く、クリーナ部材8のガイドカバー26を、該ガイドカバー26の下端とシャフト部材28の底面部30との間に所要の隙間が形成されているように上方より直接嵌入させて、シャフト部材28の内側へガイドカバー26を収納させるようにし、上記ガイドカバー26に上端を固定した2本の揺動軸部25を、シャフト部材28の底面部30に設けた孔31に挿通させることにより、クリーナ部材8をシャフト部材28の長手方向に複数個配列させて組み付けるようにする。各クリーナ部材8ごとに各揺動軸部25のガイドカバー26の肩部とシャフト部材28の底面部30との間の部分に圧縮ばね27を嵌装させ、クリーナ部材8のガイドカバー26が圧縮ばね27の弾力に抗してシャフト部材28の内側を所要寸法だけ下降することができるようにしてある。35は固定基部9に設けてある上下方向に延びる長孔、36は調整ねじである。
その他の構成、すなわち、取付部材5、クリーナ部材8、ラバースプリング6の構成は、図5及び図6に示したものと同じであり、同一のものには同一符号が付してある。
本考案のベルトクリーナ装置は、たとえば、400mmの幅寸法という狹幅の搬送ベルト3が用いられているベルトコンベヤのベルトクリーナ装置として用いるようにする。
図1及び図2に示す如く、ヘッドプーリ2に掛けられている搬送ベルト3の清掃のために設置しようとするときは、図5及び図6に示したものについて説明した場合と同様に、支持部材7の両端部をラバースプリング6を介して保持させている両側の取付部材5の可動基部10を、調整ねじ36で上下方向へ移動させながら各クリーナ部材8の先端のチップ22が所要の押付力で搬送ベルト3の表面に当接させられるように高さ調整を行い、所定の位置で可動基部10を固定基部9にボルト11とナット12で固定して、支持部材7上の各クリーナ部材8のチップ22が一様に搬送ベルト3の表面に圧接されているように設置する。この際、本考案のベルトクリーナ装置では、支持部材7を構成するシャフト部材28をU溝形状にして、その内側にクリーナ部材8のガイドカバー26を収納させると共に圧縮ばね27も収納させて、該シャフト部材28からチップ22の先端までの高さを低くするようにしてあるので、クリーナ部材8のチップ22を当接させようとする搬送ベルト3の表面、すなわち、ヘッドプーリ2の下方のスペースが狹いところにも、容易に設置して使用することができる。
図1及び図2に示すように、チップ22の先端が搬送ベルト3の表面に押し付けられて本考案のベルトクリーナ装置が設置されると、支持部材7のシャフト部材28の内側に収納された圧縮ばね27による付勢力により、クリーナ部材8は搬送ベルト3の表面側へ押され、チップ22の先端部が搬送ベルト3の表面に押し付けられている。この状態でベルトコンベヤを駆動すると、被搬送物を搬送した搬送ベルト3の表面に付着した付着物はチップ22で順次掻き取られる。これにより搬送ベルト3の表面は清掃される。この際、搬送ベルト3の表面に付着した付着物によりチップ22が押されると、クリーナ部材8のガイドカバー26が、支持部材7のシャフト部材28の内側で圧縮ばね27に抗して下方へ移動できるので、チップ22を一時的に後退させて過度の負荷がかかることから逃がすことができる。
上記の強固な付着物が増大して来て、チップ22の一時的な後退動作ができない場合は、支持部材7がラバースプリング6を介して回動することによりチップ22を逃がすことができる。ラバースプリング6は、ゴム弾性体18により復元力が作用しているので、クリーナ部材8が元位置に復帰させられることは勿論である。
本考案における支持部材7のシャフト部材28は、上面が開放されている構成としてあるので、使用場所によっては内側にダストや水が入ることがあるが、底面部30にはダスト、水の排出孔32,33が設けてあるので、該排出孔32,33から容易に排出させることができて、内側に水が溜るようなことはない。又、各仕切板29には切欠部34が設けてあるので、仕切板29で仕切られた区画に大量のダストや水が入っても、底面部30の排出孔32から排出されるばかりでなく、切欠部34を通り隣接する区画へも流れて底面部30の排出孔32,33から排出されるので、ダストや水が溜ることはない。
なお、本考案は上記した実施の形態に限定されるものではなく、たとえば、支持部材7のシャフト部材28の長さや、該シャフト部材28上に支持されるクリーナ部材8の数は、搬送ベルト3の幅寸法に合わせるようにすること、その他本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
3 搬送ベルト
5 取付部材
6 ラバースプリング
7 支持部材
8 クリーナ部材
22 チップ
26 ガイドカバー
27 圧縮ばね(弾性部材)
28 シャフト部材
29 仕切板
30 底面部
32,33 排出孔
5 取付部材
6 ラバースプリング
7 支持部材
8 クリーナ部材
22 チップ
26 ガイドカバー
27 圧縮ばね(弾性部材)
28 シャフト部材
29 仕切板
30 底面部
32,33 排出孔
Claims (2)
- 搬送ベルトの幅方向両側に配置された取付部材と、該両取付部材に保持させた両端部を除くシャフト部材を上記搬送ベルトの幅方向に沿わせて配置した支持部材と、該支持部材のシャフト部材上に下端部のガイドカバーを介し載置させて上記搬送ベルトの幅方向に配列させ且つ各々先端に搬送ベルトの表面に当接させる板状のチップが取り付けてある複数のクリーナ部材とを備え、且つ上記チップの先端を搬送ベルト表面に常時圧接させるようにシャフト部材上でクリーナ部材に弾性部材で付勢力を与えるようにしてあるベルトクリーナ装置において、上記支持部材のシャフト部材を、上面を開放した断面形状凹状のU溝形状として、該シャフト部材の内側に上記クリーナ部材のガイドカバーを上下方向へ移動可能に嵌入させ、更に、上記クリーナ部材に付勢力を与える弾性部材を、上記ガイドカバーとシャフト部材内側の底面部との間に介在させてシャフト部材内に収納した構成を有することを特徴とするベルトクリーナ装置。
- シャフト部材の内側に、複数個のクリーナ部材のガイドカバーと干渉しないように仕切板を取り付け、且つ底面部にダスト、水の排出孔を設けた請求項1記載のベルトクリーナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003273363U JP3102461U (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | ベルトクリーナ装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100857144B1 (ko) * | 2007-03-29 | 2008-09-05 | 삼환환경 주식회사 | 컨베이어용 평벨트에서의 불순물 자동 크리닝장치 |
KR100892299B1 (ko) * | 2007-10-15 | 2009-04-08 | 주식회사 라우텍 | 벨트 크리너장치 |
JP6089264B1 (ja) * | 2016-04-12 | 2017-03-08 | マフレン株式会社 | ベルトクリーナ |
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2003
- 2003-12-24 JP JP2003273363U patent/JP3102461U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100857144B1 (ko) * | 2007-03-29 | 2008-09-05 | 삼환환경 주식회사 | 컨베이어용 평벨트에서의 불순물 자동 크리닝장치 |
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