JP3102333B2 - 光ビームハンダ付け装置 - Google Patents

光ビームハンダ付け装置

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JP3102333B2
JP3102333B2 JP07348534A JP34853495A JP3102333B2 JP 3102333 B2 JP3102333 B2 JP 3102333B2 JP 07348534 A JP07348534 A JP 07348534A JP 34853495 A JP34853495 A JP 34853495A JP 3102333 B2 JP3102333 B2 JP 3102333B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品のプリン
ト基板への実装を始めとした各種のハンダ付けに供され
る光ビームハンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図面に基づいて従来技術を説明する。従
来、プリント基板上への電子部品の実装の分野では、ハ
ンダ付けの際に電子部品への熱的ダメージをなくし、か
つ人手による作業に由来するハンダ付け位置精度を向上
させる観点から、光ビームをハンダに照射して、非接触
かつ短時間に加熱してハンダ付けすることが行われてい
る。図1は従来型の光ビームハンダ装置の概略図を示
す。図1の記号6は光ハンダ付け装置のランプハウスで
あり、ランプハウス6内に加熱用光源1とその加熱用光
源1からの光を反射して集める役目を果たす反射鏡2、
2a、2bおよび反射し集光した光をハンダ5に集中さ
せるレンズ3、4が配置され、集光した光がハンダ5に
照射される。また、光ファイバガイドを使用してハンダ
に光を照射する装置もあり、用途により使い分けられて
いる。
【0003】また、加熱用光源としては種々報告されて
おり、レーザを用いた光ビームハンダ装置が特開昭58
ー11017号に、またショートアーク型キセノンラン
プを用いた装置が特開昭48ー103057号に示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図1に示したような、
光ファイバを利用せず加熱用光源の光をレンズで集光し
てハンダを溶融するタイプの光ビームハンダ付け装置で
は、レンズとハンダとの間の距離が取れないので、ハン
ダ付けを多数回繰り返すうちに、ハンダが溶融する際に
発生する油性の溶剤の蒸気が次第にレンズに付着し油膜
を形成する。そして、形成された油膜により、レンズに
曇りを生じレンズから照射される光の強度が弱まり、ま
た、レンズ表面の付着油膜において光が乱反射して、そ
のために集光スポットがぼやける等、一定品質のハンダ
付けが困難になるという問題があった。
【0005】そのために、レンズの曇り防止用に薄いフ
ィルムをレンズ表面に貼り、油膜で汚染したら前記フィ
ルムを交換するなどせざるを得なかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記の問題
を解決するため、ショートアーク型放電灯と、該ショー
トアーク型放電灯から放射される光を反射しかつ集光す
る反射鏡と、該ショートアーク型放電灯と該反射鏡を収
納するランプハウスと、該ランプハウスを冷却する送風
ファンと、該反射鏡で反射された光を集光するレンズユ
ニットと、前記レンズユニットで集光した光でハンダ付
けする光ビームハンダ付け装置において、前記ランプハ
ウスの下部に通気筒を連設し、該通気筒の下端に上記レ
ンズユニットを装着し、該通気筒内の冷却風をレンズユ
ニットの下方部位に導く送風手段を設けたことを特徴と
する光ビームハンダ付け装置とすることで、再現性ある
安定した品質のハンダ付けを可能とする。
【0007】さらに、前記送風手段が、通気筒の側面に
設けた風抜き穴と、該通気筒とその外周に間隔を形成し
て設けられた下端開放の通気外筒との間に形成される通
気路とから成り、該通気路からの冷却風をレンズユニッ
トの下方部位に導くようにしたことを特徴とする請求項
1に記載の光ビームハンダ付け装置とすることで、再現
性ある安定した品質のハンダ付けを可能とする。。
【0008】また、前記送風手段が、通気筒に取り付け
られ、その下端がレンズユニットの下方部位に向けて開
口された送風管から成り、該通気筒内の冷却風をレンズ
ユニットの下方部位に導くようにしたことを特徴とする
請求項1に記載の光ビームハンダ付け装置とすること
で、再現性ある安定した品質のハンダ付けを可能とす
る。
【0009】
【作用】ランプハウス内の送風ファンから冷却風が送風
され、冷却風はランプハウス内を下方に流れ、ランプハ
ウスに連設された通気筒を通り、レンズユニットの下方
部位に導かれ、ハンダが溶融する際に蒸発する油性の溶
剤蒸気がレンズ面に付着する方向に流れてくるのを防止
し、レンズ面が清浄に維持される。
【0010】
【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態を図面を用
いて説明する。図2は、本願発明にかかる光ビームハン
ダ付け装置の断面図を示す。加熱用光源1はショートア
ーク型キセノンランプであり、ランプハウス6内の、加
熱用光源1から放射された光を反射集光する楕円面状の
反射集光鏡2の略第一焦点に加熱用光源1の最も輝度の
高い部分が位置するように配設される。反射鏡2の略第
二焦点にはハンダ5に集光する加熱光のスポット径を選
択するための絞り板8を配置し、またハンダ付けする際
のみ開放されるシャッター7を具えている。
【0011】送風ファン10からの冷却風はランプハウ
ス6内を下方へ流れ、レンズユニット9の下部にてレン
ズ4下面の表面に沿うように流れるようになっており、
ハンダ5が溶融した際に発生する油性の溶剤蒸気がレン
ズ4の表面に達するのを防ぎ、レンズが曇るのを防止す
る作用をする。
【0012】
【実施例】以下に、本願発明の具体的実施例について記
載する。図2において、加熱用光源1のショートアーク
型キセノンランプはランプ入力75W乃至80Wの小型
のショートアーク型キセノンランプである。なお、前記
キセノンランプはランプ交換時に光軸調整不要であるプ
リセット方式となっている。反射集光鏡2はガラスにア
ルミニウムをコーティングしたものである。レンズユニ
ット9は図2ではガラス製の両凸レンズと平凸レンズの
2枚が組あわされて成っている。なお、送風ファン10
は軸流ファンをここでは採用している。
【0013】ランプハウス6の下部には通気筒13が連
設され、その下端には前記レンズユニット9が装着され
ている。そして、通気筒13の周囲には適宜の間隔を設
けて下端が開放された通気外筒14が設けられていて、
これら通気筒13と通気外筒14の間には下方に向かう
通気路11が形成されている。また、前記通気筒13に
は風抜き穴12が形成されていて、該通気筒13内と通
気路11が連通されている。
【0014】送風ファン10から送られる風は、図2に
矢印で示すように、ランプハウス6内を下方に降り、加
熱用光源1や反射鏡2等を冷却した後、通気筒13の風
抜き穴12を通り、レンズユニット9を覆うような形状
の通気路11を通ってレンズユニット9の下方部位に沿
って流れ、光ビームハンダ付け装置外部ヘ放出され、ハ
ンダの油性溶剤蒸気を吹き飛ばす。
【0015】図3は、本発明の光ビームハンダ付け装置
の他の実施例であり、図2の実施例の通気外筒14を省
き、通気筒13に送風管15を直接取り付け、該送風管
の下端をレンズユニット9の下方部位に向けて開口する
ようにしたものである。
【0016】また、以上の説明の中では加熱用光源とし
て、キセノンランプの装置を説明したが、加熱用光源と
してはメタルハライドランプや超高圧水銀灯を使用する
ことも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本願発明の光ビームハン
ダ付け装置においては、ランプハウスに取り付けられた
送風ファンから送りだされる風が、ランプハウス内を下
方に降り、ランプや反射鏡等を冷却した後さらに送風手
段を経てレンズユニットの下方部位に沿って流れ、装置
外部ヘ放出され、ハンダの油性溶剤蒸気を吹き飛ばすの
で、光ビームによるハンダ付けを多数回繰り返しても、
ハンダが溶融する際に発生する油性の溶剤の蒸気がレン
ズ表面に付着せず、一定品質のハンダ付けをランプ交換
時まで維持できるようになった。
【0018】しかも、ランプ等の冷却風をそのままレン
ズへの異物付着防止に用いるので別途の送風手段を必要
とすることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光ビームハンダ付け装置の例の概略図を
示す。
【図2】本願発明にかかる光ビームハンダ付け装置の断
面図を示す。
【図3】本願発明の光ビームハンダ付け装置の他の実施
例の断面図を示す。
【符号の説明】
1 加熱用光源 2、2a、2b 反射鏡 3 レンズ 4 レンズ 5 ハンダ 6 ランプハウス 7 シャッター 8 絞り板 9 レンズユニット 10 送風ファン 11 通気路 12 風抜き穴 13 通気筒 14 通気外筒 15 送風管

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショートアーク型放電灯と、該ショート
    アーク型放電灯から放射される光を反射しかつ集光する
    反射鏡と、該ショートアーク型放電灯と該反射鏡を収納
    するランプハウスと、該ランプハウスを冷却する送風フ
    ァンと、該反射鏡で反射された光を集光するレンズユニ
    ットと、前記レンズユニットで集光した光でハンダ付け
    する光ビームハンダ付け装置において、 前記ランプハウスの下部に通気筒を連設し、該通気筒の
    下端に上記レンズユニットを装着し、該通気筒内の冷却
    風をレンズユニットの下方部位に導く送風手段を設けた
    ことを特徴とする光ビームハンダ付け装置。
  2. 【請求項2】 前記送風手段が、通気筒の側面に設けた
    風抜き穴と、該通気筒とその外周に間隔を形成して設け
    られた下端開放の通気外筒との間に形成される通気路と
    から成り、該通気路からの冷却風をレンズユニットの下
    方部位に導くようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の光ビームハンダ付け装置。
  3. 【請求項3】 前記送風手段が、通気筒に取り付けら
    れ、その下端がレンズユニットの下方部位に向けて開口
    された送風管から成り、該通気筒内の冷却風をレンズユ
    ニットの下方部位に導くようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の光ビームハンダ付け装置。
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