JPH1030988A - 自動焦点補正方法及びその装置 - Google Patents

自動焦点補正方法及びその装置

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JPH1030988A
JPH1030988A JP18440296A JP18440296A JPH1030988A JP H1030988 A JPH1030988 A JP H1030988A JP 18440296 A JP18440296 A JP 18440296A JP 18440296 A JP18440296 A JP 18440296A JP H1030988 A JPH1030988 A JP H1030988A
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light beam
focus
focus error
wiring pattern
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JP18440296A
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Inventor
Kenichiro Fukuda
健一郎 福田
Minoru Noguchi
稔 野口
Hiroshi Morioka
洋 森岡
Shigetoshi Sakai
恵寿 酒井
Hidetoshi Nishiyama
英利 西山
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Hitachi Ltd
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7003Alignment type or strategy, e.g. leveling, global alignment
    • G03F9/7023Aligning or positioning in direction perpendicular to substrate surface
    • G03F9/7026Focusing

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  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Focusing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】様々なプロセス処理装置に搭載されて異常な付
着異物の発生の有無を判定する異物検査装置で、異物の
検出性能の向上に寄与して半導体基板を高歩留まりで生
産できるようにした自動焦点補正方法及びその装置を提
供する。 【解決手段】プロセス装置に設置された異物検査装置1
に搭載し、開口絞り103の開口径を変えることにより
焦点検出用の照明光の開口数を変更でき、プロセス装置
のZ軸ステージ108の位置決め精度に応じて合焦点レ
ンジの大小の調節を容易に行える自動焦点補正方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動焦点補正方法及
びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記自動焦点補正方法及びその装置に関
する従来技術は、特開平1−285905号公報が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術に
は、予め焦点補正レンジや照射光量が決められているた
めに、半導体ウェハ,TFT基板等の半導体基板に対し
て成膜するスパッタ装置及びCVD装置、パターンを形
成するエッチング装置,レジスト塗布装置,露光装置,
洗浄装置等様々なプロセス処理装置に搭載されて異常な
付着異物の発生の有無を判定する様々な異物検査装置毎
に焦点補正レンジを設計する必要があった。また各工程
のウェハ毎に照明光源を使い分ける必要があった。また
半導体基板が焦点補正装置の光源と検出器を含む面内で
傾斜している場合には、正確な合焦点位置検出ができな
いという問題があった。また検出器が円形である場合
は、検出器の端部に照射されたスポットの光量は全量検
出できず、焦点補正レンジが狭くなるという問題があっ
た。
【0004】本発明の目的は、半導体ウェハ,TFT基
板等の半導体基板に対して成膜するスパッタ装置及びC
VD装置、パターンを形成するエッチング装置,レジス
ト塗布装置,露光装置,洗浄装置等様々なプロセス処理
装置に搭載されて異常な付着異物の発生の有無を判定す
る異物検査装置で、異物の検出性能の向上に寄与して半
導体基板を高歩留まりで生産できるようにした自動焦点
補正方法及びその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、半導体ウェハ,TFT基板等の半導体基
板に対して成膜するスパッタ装置及びCVD装置、パタ
ーンを形成するエッチング装置,レジスト塗布装置,露
光装置,洗浄装置等様々なプロセス処理装置に搭載され
て異常な付着異物の発生の有無を判定する異物検査装置
に搭載し、焦点検出用の照明光の開口数を変更でき、各
プロセス装置の半導体基板支持機構の位置決め精度に応
じて合焦点レンジの大小の調節を容易に行えることを特
徴とする自動焦点補正方法である。
【0006】また本発明は、検出器から発生する電流強
度をもとに、照明光源の強度を変えて各工程ウェハから
の正反射光強度が検出器の感度レンジ内に入るように調
節することを特徴とする自動焦点補正方法である。
【0007】また本発明は、照明光源と検出器の取付け
位置を瞬時に180°回転させることにより、半導体基
板が焦点補正装置の光源と検出器を含む面内で傾斜して
いる場合でも、回転前と回転後のデータを比較し、正確
な合焦点検出を行うことを特徴とする自動焦点補正方法
である。
【0008】また本発明は、単波長の半導体レーザを照
明光源として使用した時に生ずる回折光の影響を避ける
目的でインコヒーレントな照明光源を使用した場合に照
明光源の像を点光源とみなすために、照明光源の直後に
直径400μmの微小孔付きの遮光板を設けたことを特
徴とする自動焦点補正方法である。
【0009】また本発明は、ウェハ上の照射位置の真上
にTVカメラを設置し、TVカメラ上の照明光のスポッ
トの移動可能距離から、プロセス装置の半導体基板支持
機構の上下移動の調節範囲を特定することを特徴とする
自動焦点補正方法である。
【0010】また本発明は、ウェハからレンズを通過し
た正反射光を2本に分岐し、一方を検出器に、もう一方
をTVカメラに導き、ウェハの真上に異物検査装置等の
他の検出光学系が設置されている場合でも、TVカメラ
上の照明光のスポットの移動可能距離から、プロセス装
置の半導体基板支持機構の上下移動の調節可能範囲を特
定することを特徴とする自動焦点補正方法である。
【0011】また本発明は、検出器の受光部の形状をス
ポットの移動方向が長手方向となる長方形型とすること
により、焦点補正レンジを広くすることを特徴とする自
動焦点補正方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用い
て具体的に説明する。
【0013】図1に自動焦点補正光学系の一実施形態を
示す。照明光源101、レンズ102a,102b、開
口絞り103、ミラー104a,104b、検出器10
5、信号処理回路106、ステージ制御回路107、Z
軸ステージ108、光量制御回路109、データ処理部
(CPU)110、回転機構111より構成される。照
明光源101は、波長800nm前後の半導体レーザ等
のより輝度の高いものが好ましく、レンズ102aを通
して焦点位置測定対象物ワーク(ウェハ)4上に照明光
源101の像が結像される。さらに102aと同一のレ
ンズ102bによりワーク4上に結像した照明光源10
1の像が検出器105上に結像される。ここで、ワーク
4上に結像した照明光源101の像の形状と検出器10
5上の像の形状は同一であり、図2に示すようにレンズ
102bの横倍率(A/B)だけ大きさが異なっている
必要がある。
【0014】図2のレンズ102a,102bの焦点距
離をfとすると、照明光源101、レンズ102a,1
02b、検出器105の結像関係を示す式は数1のよう
になる。
【0015】
【数1】
【0016】今、B=80mm、レンズ102a,10
2bの焦点距離f=20mmとすると、数1よりA=2
7.3mmとなり、レンズ102bの横倍率(A/B)
は2.93倍となる。
【0017】したがって、ワーク4上での照明光の径を
200μm、検出器105の受光面の大きさをφ1mm
にすると、検出器105上では約69μm程度の径とな
り、検出器105の受光面の大きさ(φ1mm)に対し
て充分小さく、感度よく光強度を検出できる。
【0018】開口絞り103は大小の絞りを適切に選ぶ
ことによりレンズ102aの開口数NAの大小を調節で
きる数2。dは解像限界寸法(スポット径)、λは照明
光源101の波長を示す。
【0019】
【数2】
【0020】よって、開口絞り103の径を選ぶことに
よりワーク4のスポット径の大小を調節できる。数1よ
りワーク4上のスポット径の大小を調節することにより
検出器5上のスポット径の大小を調節できる。
【0021】したがって、開口絞り103の大小の絞り
を適切に選ぶことにより、Z軸ステージ108の位置決
め精度に応じて合焦点レンジの大小を調節できるため、
プロセス処理装置毎に合焦点レンジの設計をする必要が
ない。ミラー104a,104bは光路を曲げる働きを
する。
【0022】データ処理部110はステージ制御回路1
07を通してZ軸ステージ108を上下に駆動し、同時
に信号処理回路106で検出器105上のスポット11
2の位置(図3)に応じて変化する二つの電流値を比較
し、図4に示すように二つの電流値が同一になる地点
(ベストフォーカスの位置)を探し出す。
【0023】図3は検出器105上の照明光源101の
結像位置を示す。レンズ102aを通過した照明光はワ
ーク4上で正反射し、レンズ102bを経て検出器10
5上の受光面上に結像する。
【0024】今、ワーク4が(a)合焦点位置よりも近
い場合、(b)合焦点位置にある場合、(c)合焦点位
置よりも遠い場合の3通りについて考える。(a)の場
合は照明光はレンズ102bに斜め方向から入射するた
め、CH2側の受光面に結像する。このとき、CH1側
の受光面には照明光はほとんどあたらない。
【0025】(b)の場合は照明光はレンズ102bに
垂直に入射するため、CH1とCH2の境界位置に結像
する。したがって、CH1とCH2の出力電流は等しく
なる。
【0026】(c)の場合は(a)と同じく、照明光は
レンズ102bに(a)と反対側の斜め方向から入射す
るため、CH1側の受光面に結像する。このとき、CH
2側の受光面には照明光はほとんどあたらない。
【0027】以上述べてきたように、ワーク4が合焦点
位置に対して一定の範囲内(受光面の大きさと倍率から
計算するとレンジで2mm程度)に入っているときに
は、CH1,CH2の受光面上のどこかに結像すること
になる。よって、図1のZ軸ステージを上下させて、C
H1,CH2の出力電流が等しくなるポイントを探すこ
とにより、ウェハを合焦点距離に合致させることができ
る。
【0028】図4は検出器105の出力電流とZ軸ステ
ージ移動量との関係を示す。図中の実線はCH1の出力
電流、破線はCH2の出力電流、1点鎖線はCH2−C
H1の出力電流をそれぞれ示す。図3で説明したよう
に、あらかじめウェハが合焦点位置に対して一定の範囲
内に入る(照明光が受光面のどこかで結像する)ように
Z軸ステージを粗調整しておき、CH1,CH2の出力
電流が等しくなるポイントを探すことにより、ウェハの
自動焦点検出が可能となる。すなわち、CH2−CH1
の出力電流が0になるポイントがウェハにとってのベス
トフォーカスの位置となる。
【0029】また、図1のデータ処理部110は検出器
105から出力する電流が検出器105の受光感度の許
容値を越えるかどうかを常時監視し、ワーク4の反射率
が高いために受光感度の許容値を越える場合には、光量
制御回路109に指令を出して、ワーク4からの正反射
光の最大値が検出器105の受光感度の許容値よりも小
さくなるように照明光源101の照射光量を調節する。
【0030】回転機構111は光量制御回路109の下
方に連結されている照明光源101と信号処理回路10
6の下方に連結されている検出器105を180°回転
させる働きがあり、ワーク4が焦点補正装置の光源と検
出器を含む面内で傾斜している場合でも、照明光源10
1と信号処理回路106が180°回転する前の合焦点
位置(真の合焦点位置+ΔZ,図5の(a))と180
°回転後の合焦点位置(真の合焦点位置−ΔZ,図5の
(b))を比較し、図5の(a)と(b)の中間位置
(真の合焦点位置)を正確な合焦点位置として焦点検出
を行う。
【0031】図6は本発明の照明光源で、図1とは異な
る実施形態を示す図である。照明光源101は図6に示
すようにLED(light−emitting di
ode)ランプ101aとピンホール101bより構成
される。LEDランプ101aはフィラメント1011
a、反射板1011b、アノード電極1011c、カソ
ード電極1011d、ブリッジ電線1011e、透明樹
脂1011fより構成される。
【0032】アノード電極1011cに正極性の直流電
源、カソード電極1011dにアース端子を接続して約
6Vの電圧を加えると、フィラメント1011aが発光
する。このとき、フィラメント1011aの背後にある
反射板により光束が広がるため、そのままレンズ102
aを通してワーク4上に結像させると、ワーク上のスポ
ット径が大きくなり過ぎる。
【0033】そこでLEDランプ101aの直後に40
0μmの微小孔1012を有するピンホール101bを
設置して、フィラメント1011aを見かけ上、点光源
となるようにした。LEDランプ101aとピンホール
101bをこのように配置し、ピンホール101b上の
微小孔1012からレンズ102aまでの距離Aとレン
ズ102aからワーク4までの距離Bの横倍率(B/
A)を約3倍とすると、ワーク4上の照明光源101の
スポット径は約1.2mmとなる。図1の照明光源10
1からワーク4までの照明光学系とワーク4から検出器
105までの検出光学系は横倍率が等しくなるように設
計されているため、検出器105上の照明光源101の
像のスポット径は400μmになる。検出器105の受
光面の大きさがφ1mmの場合、受光面の大きさに対し
てスポット径が割合大きいため、合焦点レンジは約2m
mまで広がることになる。
【0034】また、LEDランプ101aはインコヒー
レントな光源であるため、ワーク4から回折光が生じ
ず、図4に示すCH1,CH2の出力電流曲線に回折光
ノイズが加わらないため、正確な合焦点検出ができると
いう利点がある。
【0035】図7は検出器105の受光部の形状を示す
図である。図7(a)は受光部全体が円形であり、スポ
ット112が半円型受光部1051,1052の中心に
照射されている例を示す。半円型受光部1051,10
52ではスポット112の移動距離が短いため、半円型
受光部1051,1052を有する検出器105は設置
面積が狭くできるという利点がある。
【0036】図7(b),図7(c)はスポット112
が半円型受光部1051,1052の端部に照射されて
いる例を示す。図7(b)のようにスポット112が半
円型受光部1051,1052の中間にあるときは、ス
ポット112がほぼ全量半円型受光部1051,105
2に照射されているので特に問題はない。
【0037】しかし、図7(c)に示すようにスポット
112が合焦点位置からずれると、スポット112の一
部が半円型受光部1051,1052からはずれるた
め、正確な光量検出ができない。そこで前記課題を解決
するために、図7(d)〜(f)のような長方形型受光
部を使用する方法を考えた。
【0038】図7(d)は受光部全体が長方形であり、
長方形型受光部1053,1054の中心にスポット1
12が照射されている例を示す。
【0039】図7(e),図7(f)はスポット112
が長方形型受光部1053,1054の端部に照射され
ている例を示す。図7(e)のようにスポット112が
長方形型受光部1053,1054の中間にあるとき
は、スポット112がほぼ全量長方形型受光部105
3,1054に照射されているので特に問題はない。
【0040】同様に、図7(f)に示すようにスポット
112が合焦点位置からずれても、スポット112がほ
ぼ全量長方形型受光部1053,1054に照射されて
いるため、問題はない。このため、スポット112が長
方形型受光部1053,1054の端部に照射されてい
ても、正確に光量検出ができ、かつ焦点補正レンジが広
くとれるという利点がある。
【0041】図8はプロセス処理装置で、自動焦点補正
機能を持つ異物検査装置を搭載した模式図を示したもの
である。本装置は、プロセス処理室7、ローダ或いはア
ンローダ付のようなワーク供給用ステーション(供給ス
テーション(ローダ)8a,回収ステーション(アンロ
ーダ)8b)が1つ或いは複数あり、それに異物検査装
置1と、検出ヘッド1aと、X方向走査ステージ1b
と、Y方向走査ステージ1cと、回転機構111と、照
明光源101と、レンズ102a,102bと、開口絞
り103と、ミラー104a,104bと、検出器10
5と、ワーク4を搭載して少なくともZ軸方向に位置決
め可能なハンドリング機構5とを搭載し、これらX方向
走査ステージ1bおよびY方向走査ステージ1cを駆動
制御する走査ステージ制御装置14及び異物検査装置1
の検査ユニットの画像処理をする異物検出画像処理装置
10及びハンドリング機構5を制御するハンドリング機
構制御装置及び検出器105で検出した電流信号を処理
する信号処理回路106及び照明光源の光量を制御する
光量制御回路109及びデータ処理部9を設置して構成
したものである。
【0042】本装置ではワーク4を、ワーク供給用ステ
ーション8aからハンドリング機構5により異物検査装
置1の下方に移動し、異物検出処理を行った後、ワーク
供給用ステーション8bに収納する。
【0043】ワークが異物検査装置1の下方に移動した
とき、異物検査装置1のデータ処理部110は照明光源
101(波長800nm前後の半導体レーザ等のより輝
度の高いもの)より光を放ち、レンズ102aを通して
ワーク4上に照明光源101の像が結像させる。さらに
102aと同一のレンズ102bによりワーク4上に結
像した照明光源101の像が検出器105上に結像され
る。ここで、ワーク4上に結像した照明光源101の像
の形状と検出器105上の像の形状は同一であり、図2
に示すようにレンズ102bの横倍率(A/B)だけ大
きさが異なっている必要がある。開口絞り103は大小
の絞りを適切に選ぶことによりレンズ102aの開口数
NAの大小を調節できるため、ワーク4のスポット径の
大小を調節できる。ワーク4上のスポット径の大小を調
節することにより検出器5上のスポット径の大小を調節
できるため、したがって、開口絞り103の大小の絞り
を適切に選ぶことにより、ハンドリング機構5のZ軸方
向の位置決め精度に応じて合焦点レンジの大小を調節で
きるため、プロセス処理装置毎に合焦点レンジの設計を
する必要がない。ミラー104a,104bは光路を曲
げる働きをする。
【0044】異物検査装置1のデータ処理部110はハ
ンドリング機構制御装置11を通してハンドリング機構
5をZ軸方向に駆動し、同時に信号処理回路106で検
出器105上の像の位置(図3)に応じて変化する二つ
の電流値を比較し、図4に示すように二つの電流値が同
一になる地点(ベストフォーカスの位置)を探し出す。
また、異物検査装置1のデータ処理部110は検出器1
05から出力する電流が検出器105の受光感度の許容
値を越えるかどうかを常時監視し、ワーク4の反射率が
高いために受光感度の許容値を越える場合には、光量制
御回路109に指令を出して、ワーク4からの正反射光
の最大値が検出器105の受光感度の許容値よりも小さ
くなるように照明光源101の照射光量を調節する。
【0045】回転機構111はその下部に取り付けられ
ている照明光源101と検出器105を180°回転さ
せる働きがあり、ワーク4が焦点補正装置の光源と検出
器を含む面内で傾斜している場合でも、照明光源101
と信号処理回路106が180°回転する前の合焦点位
置(図5の(a))と180°回転後の合焦点位置(図
5の(b))を比較し、図5の(a)と(b)の中間位
置を正確な合焦点位置として焦点検出を行う。
【0046】このようにプロセス処理装置で、自動焦点
補正機能を持つ異物検査装置を搭載すると、異物検査装
置1の異物検出光学系とワークとの位置決めを高精度に
行えるため、異物の検出性能の向上に寄与して半導体基
板を高歩留まりで生産できる。
【0047】また、検出器105の出力電流の大小に応
じて、照明光源101の光量調節ができるため、反射率
の異なる様々な工程のワーク4の合焦点位置検出ができ
る。
【0048】また、照明光源101と検出器105の取
付位置を180°回転できるため、ワーク4が照明光源
101と検出器105を含む面内で傾斜している場合で
も、回転前と回転後のデータを比較し、正確な合焦点検
出ができる。
【0049】また、TVカメラをワーク4からの正反射
光の一部を捕らえられる場所に設置することにより、T
Vカメラ上の照明光のスポットの移動可能距離から、プ
ロセス処理室7のハンドリング機構5の上下移動の調節
可能範囲を特定できる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、半導体ウェハ,TFT
基板等の半導体基板に対して成膜するスパッタ装置及び
CVD装置、パターンを形成するエッチング装置,レジ
スト装置,露光装置,洗浄装置等の様々なプロセス装置
に搭載されて異常な付着異物の発生の有無を判定する異
物検査装置で、異物検出光学系とワークとの位置決めを
高精度に行えるため、異物の検出性能の向上に寄与して
半導体基板を高歩留まりで生産できる。
【0051】また本発明によれば、自動焦点補正光学系
の開口絞りの開口径を容易に変更できるため、様々なプ
ロセス装置の半導体基板支持機構の位置決め精度に応じ
て、自動焦点補正光学系の合焦点レンジを変更できる。
【0052】また本発明によれば、自動焦点補正光学系
の検出器の出力電流の大小に応じて、照明光源の光量調
節ができるため、反射率の異なる様々な工程の半導体基
板の合焦点位置検出ができる。
【0053】また本発明によれば、自動焦点補正光学系
の照明光源と検出器の取付位置を180°回転できるた
め、半導体基板が焦点補正装置の光源と検出器を含む面
内で傾斜している場合でも、回転前と回転後のデータを
比較し、正確な合焦点検出ができる。
【0054】また本発明によれば、TVカメラを半導体
基板の真上又は半導体基板からの正反射光の一部を捕ら
えられる場所に設置することにより、TVカメラ上の照
明光のスポットの移動可能距離から、プロセス装置の半
導体基板支持機構の上下移動の調節可能範囲を特定でき
る。
【0055】また本発明によれば、検出器の受光部の形
状をスポットの移動方向が長手方向となるような長方形
型とすることにより、プロセス装置の半導体基板支持機
構の上下移動の調節可能範囲を広く取れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動焦点補正方法の原理の説明図。
【図2】照明光源の像とワーク上の像及び検出器上の像
の位置関係を示した説明図。
【図3】ワークの位置と検出器上のスポット位置との関
係を示す説明図。
【図4】検出器からの出力電流とZ軸ステージの移動量
との関係を示す特性図。
【図5】ワークが焦点補正装置の光源と検出器を含む面
内で傾斜している場合の合焦点位置のシフト量を示す説
明図。
【図6】本発明の照明光源の説明図。
【図7】検出器の受光部の形状を示す説明図。
【図8】異物検査装置に本発明の自動焦点補正装置を搭
載した場合の実施形態を示した説明図。
【符号の説明】
4…ワーク、101…照明光源、102a,102b…
レンズ、103…開口絞り、104a,104b…ミラ
ー、105…検出器、106…信号処理回路、107…
ステージ制御回路、108…Z軸ステージ、109…光
量制御回路、110…データ処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森岡 洋 東京都小平市上水本町五丁目20番1号株式 会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 酒井 恵寿 東京都渋谷区東三丁目16番3号日立電子エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 西山 英利 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所生産技術研究所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセス処理装置に設置された異物検査装
    置によりプロセス処理前後の付着異物状態を計測される
    ワークの配線パターン面に対して光ビームを供給し、前
    記ワークの配線パターン面に対して前記光ビームを合焦
    させ、前記ワークの配線パターン面に対する前記光ビー
    ムの正反射光強度を検出して前記ワークの合焦状態から
    のずれを示す焦点誤差信号を出力し、前記焦点誤差信号
    より算出される焦点誤差量をワーク支持機構の駆動回路
    に指令し、前記ワーク支持機構上に載置されている前記
    ワークを合焦位置へ移動する自動焦点補正方法におい
    て、前記光ビームの開口数を変更でき、各プロセス装置
    の前記ワーク支持機構の位置決め精度に応じて合焦点レ
    ンジの大小の調節を容易に行えることを特徴とする自動
    焦点補正方法。
  2. 【請求項2】プロセス処理装置に設置された異物検査装
    置によりプロセス処理前後の付着異物状態を計測される
    ワークの配線パターン面に対して光ビームを供給し、前
    記ワークの配線パターン面に対して前記光ビームを合焦
    させ、前記ワークの配線パターン面に対する前記光ビー
    ムの正反射光強度を検出して前記ワークの合焦状態から
    のずれを示す焦点誤差信号を出力し、前記焦点誤差信号
    より算出される焦点誤差量をワーク支持機構の駆動回路
    に指令し、前記ワーク支持機構上に載置されている前記
    ワークを合焦位置へ移動する自動焦点補正方法におい
    て、前記焦点誤差信号の強度をもとに、前記光ビームの
    強度を変えて各工程の前記ワークからの正反射光強度が
    焦点誤差信号を出力する検出器の感度レンジ内に入るよ
    うに調節することを特徴とする自動焦点補正方法。
  3. 【請求項3】プロセス処理装置に設置された異物検査装
    置によりプロセス処理前後の付着異物状態を計測される
    ワークの配線パターン面に対して光ビームを供給し、前
    記ワークの配線パターン面に対して前記光ビームを合焦
    させ、前記ワークの配線パターン面に対する前記光ビー
    ムの正反射光強度を検出して前記ワークの合焦状態から
    のずれを示す焦点誤差信号を出力し、前記焦点誤差信号
    より算出される焦点誤差量をワーク支持機構の駆動回路
    に指令し、前記ワーク支持機構上に載置されている前記
    ワークを合焦位置へ移動する自動焦点補正方法におい
    て、前記光ビームを供給する装置の取付位置と前記ワー
    クの配線パターン面に対する前記光ビームの正反射光強
    度を検出して合焦状態からのずれを示す焦点誤差信号を
    出力する装置の取付位置を瞬時に180°回転させるこ
    とにより、前記ワークが前記光ビームを供給する装置と
    前記ワークの配線パターン面に対する前記光ビームの正
    反射光強度を検出して合焦状態からのずれを示す焦点誤
    差信号を出力する装置とを含む面内で傾斜している場合
    でも、前記二つの装置の回転前と回転後のデータを比較
    し、正確な合焦点検出を行うことを特徴とする自動焦点
    補正方法。
  4. 【請求項4】プロセス処理装置に設置された異物検査装
    置によりプロセス処理前後の付着異物状態を計測される
    ワークの配線パターン面に対して光ビームを供給し、前
    記ワークの配線パターン面に対して前記光ビームを合焦
    させ、前記ワークの配線パターン面に対する前記光ビー
    ムの正反射光強度を検出して前記ワークの合焦状態から
    のずれを示す焦点誤差信号を出力し、前記焦点誤差信号
    より算出される焦点誤差量をワーク支持機構の駆動回路
    に指令し、前記ワーク支持機構上に載置されている前記
    ワークを合焦位置へ移動する自動焦点補正方法におい
    て、前記光ビームにインコヒーレントな照明光源を使用
    した場合に前記光ビームの像を点光源とみなすために、
    前記光ビームの直後に直径400μmの微小孔付きの遮
    光板を設けることを特徴とする自動焦点補正方法。
  5. 【請求項5】プロセス処理装置に設置された異物検査装
    置によりプロセス処理前後の付着異物状態を計測される
    ワークの配線パターン面に対して光ビームを供給し、前
    記ワークの配線パターン面に対して前記光ビームを合焦
    させ、前記ワークの配線パターン面に対する前記光ビー
    ムの正反射光強度を検出して前記ワークの合焦状態から
    のずれを示す焦点誤差信号を出力し、前記焦点誤差信号
    より算出される焦点誤差量をワーク支持機構の駆動回路
    に指令し、前記ワーク支持機構上に載置されている前記
    ワークを合焦位置へ移動する自動焦点補正方法におい
    て、前記ワーク上の照射位置の真上から前記ワーク上の
    照明光のスポットの位置を検出し、照明光のスポットの
    移動可能距離から、プロセス装置の前記ワーク支持機構
    の上下移動の調節範囲を特定することを特徴とする自動
    焦点補正方法。
  6. 【請求項6】プロセス処理装置に設置された異物検査装
    置によりプロセス処理前後の付着異物状態を計測される
    ワークの配線パターン面に対して光ビームを供給し、前
    記ワークの配線パターン面に対して前記光ビームを合焦
    させ、前記ワークの配線パターン面に対する前記光ビー
    ムの正反射光強度を検出して前記ワークの合焦状態から
    のずれを示す焦点誤差信号を出力し、前記焦点誤差信号
    より算出される焦点誤差量をワーク支持機構の駆動回路
    に指令し、前記ワーク支持機構上に載置されている前記
    ワークを合焦位置へ移動する自動焦点補正方法におい
    て、前記ワークの配線パターン面に対する前記光ビーム
    の正反射光を2分割し、一方を焦点誤差信号を出力する
    光強度検出器に、他方を照明光のスポットの位置を検出
    する位置検出器に導き、前記位置検出器上の照明光のス
    ポットの移動可能距離から、プロセス装置のワーク支持
    機構の上下移動の調節範囲を特定することを特徴とする
    自動焦点補正方法。
  7. 【請求項7】プロセス処理装置に設置された異物検査装
    置によりプロセス処理前後の付着異物状態を計測される
    ワークの配線パターン面に対して光ビームを供給し、前
    記ワークの配線パターン面に対して前記光ビームを合焦
    させ、前記ワークの配線パターン面に対する前記光ビー
    ムの正反射光強度を検出して前記ワークの合焦状態から
    のずれを示す焦点誤差信号を出力し、前記焦点誤差信号
    より算出される焦点誤差量をワーク支持機構の駆動回路
    に指令し、前記ワーク支持機構上に載置されている前記
    ワークを合焦位置へ移動する自動焦点補正方法におい
    て、光強度検出器の受光部の形状を照明光のスポットの
    移動方向が長手方向となる長方形型にすることにより、
    プロセス装置のワーク支持機構の上下移動の調節範囲を
    広くすることを特徴とする自動焦点補正方法。
  8. 【請求項8】プロセス処理装置に設置された異物検査装
    置によりプロセス処理前後の付着異物状態を計測される
    ワークの配線パターン面に対して光ビームを供給する光
    ビーム供給手段と、前記ワークを支持及び移動するワー
    ク支持機構と、前記ワークの配線パターン面に対して前
    記光ビームを合焦させる合焦手段と、前記ワークの前記
    配線パターン面に対する前記光ビームの正反射光強度を
    検出して合焦状態からのずれを示す焦点誤差信号を出力
    する焦点状態検出手段と、前記焦点誤差信号より焦点誤
    差量を算出しワーク支持機構に前記焦点誤差量を指令し
    前記ワーク支持機構上に載置される前記ワークを合焦位
    置へ移動するデータ処理手段とを具備する自動焦点補正
    装置において、光ビームの開口数を変更でき、各プロセ
    ス装置のワーク支持機構の位置決め精度に応じて合焦点
    レンジの大小の調節を容易に行える手段を具備すること
    を特徴とする自動焦点補正装置。
  9. 【請求項9】プロセス処理装置に設置された異物検査装
    置によりプロセス処理前後の付着異物状態を計測される
    ワークの配線パターン面に対して光ビームを供給する光
    ビーム供給手段と、前記ワークを支持及び移動するワー
    ク支持機構と、前記ワークの配線パターン面に対して前
    記光ビームを合焦させる合焦手段と、前記ワークの前記
    配線パターン面に対する前記光ビームの正反射光強度を
    検出して合焦状態からのずれを示す焦点誤差信号を出力
    する焦点状態検出手段と、前記焦点誤差信号より焦点誤
    差量を算出しワーク支持機構に前記焦点誤差量を指令し
    前記ワーク支持機構上に載置される前記ワークを合焦位
    置へ移動するデータ処理手段とを具備する自動焦点補正
    装置において、前記焦点誤差信号の強度をもとに、光ビ
    ームの強度を変えて各工程のワークからの正反射光強度
    が前記焦点誤差信号を出力する前記焦点状態検出手段の
    感度レンジ内に入るように調節する光量制御手段を具備
    することを特徴とする自動焦点補正装置。
  10. 【請求項10】プロセス処理装置に設置された異物検査
    装置によりプロセス処理前後の付着異物状態を計測され
    るワークの配線パターン面に対して光ビームを供給する
    光ビーム供給手段と、前記ワークを支持及び移動するワ
    ーク支持機構と、前記ワークの配線パターン面に対して
    前記光ビームを合焦させる合焦手段と、前記ワークの前
    記配線パターン面に対する前記光ビームの正反射光強度
    を検出して合焦状態からのずれを示す焦点誤差信号を出
    力する焦点状態検出手段と、前記焦点誤差信号より焦点
    誤差量を算出しワーク支持機構に前記焦点誤差量を指令
    し前記ワーク支持機構上に載置される前記ワークを合焦
    位置へ移動するデータ処理手段とを具備する自動焦点補
    正装置において、前記光ビーム供給手段の取付位置と前
    記焦点状態検出手段の取付位置を瞬時に180°回転で
    きる手段を用いて、ワークが前記光ビーム供給手段と焦
    点状態検出手段とを含む面内で傾斜している場合でも、
    前記データ処理手段により前記光ビーム供給手段と焦点
    状態検出手段の回転前と回転後のデータを比較して合焦
    点検出を行うことを特徴とする自動焦点補正装置。
  11. 【請求項11】プロセス処理装置に設置された異物検査
    装置によりプロセス処理前後の付着異物状態を計測され
    るワークの配線パターン面に対して光ビームを供給する
    光ビーム供給手段と、前記ワークを支持及び移動するワ
    ーク支持機構と、前記ワークの配線パターン面に対して
    前記光ビームを合焦させる合焦手段と、前記ワークの前
    記配線パターン面に対する前記光ビームの正反射光強度
    を検出して合焦状態からのずれを示す焦点誤差信号を出
    力する焦点状態検出手段と、前記焦点誤差信号より焦点
    誤差量を算出しワーク支持機構に前記焦点誤差量を指令
    し前記ワーク支持機構上に載置される前記ワークを合焦
    位置へ移動するデータ処理手段とを具備する自動焦点補
    正装置において、前記光ビームにインコヒーレントな照
    明光源を使用した場合に前記光ビームの像を点光源とみ
    なすために、前記光ビームの直後に直径400μmの微
    小孔付きの遮光手段を具備することを特徴とする自動焦
    点補正装置。
  12. 【請求項12】プロセス処理装置に設置された異物検査
    装置によりプロセス処理前後の付着異物状態を計測され
    るワークの配線パターン面に対して光ビームを供給する
    光ビーム供給手段と、前記ワークを支持及び移動するワ
    ーク支持機構と、前記ワークの配線パターン面に対して
    前記光ビームを合焦させる合焦手段と、前記ワークの前
    記配線パターン面に対する前記光ビームの正反射光強度
    を検出して合焦状態からのずれを示す焦点誤差信号を出
    力する焦点状態検出手段と、前記焦点誤差信号より焦点
    誤差量を算出しワーク支持機構に前記焦点誤差量を指令
    し前記ワーク支持機構上に載置される前記ワークを合焦
    位置へ移動するデータ処理手段とを具備する自動焦点補
    正装置において、前記ワーク上の照射位置の真上から前
    記ワーク上の照明光のスポットの位置を検出するスポッ
    ト位置検出手段を具備し、照明光のスポットの移動可能
    距離から、プロセス装置の前記ワーク支持機構の上下移
    動の調節範囲を特定することを特徴とする自動焦点補正
    装置。
  13. 【請求項13】プロセス処理装置に設置された異物検査
    装置によりプロセス処理前後の付着異物状態を計測され
    るワークの配線パターン面に対して光ビームを供給する
    光ビーム供給手段と、前記ワークを支持及び移動するワ
    ーク支持機構と、前記ワークの配線パターン面に対して
    前記光ビームを合焦させる合焦手段と、前記ワークの前
    記配線パターン面に対する前記光ビームの正反射光強度
    を検出して合焦状態からのずれを示す焦点誤差信号を出
    力する焦点状態検出手段と、前記焦点誤差信号より焦点
    誤差量を算出しワーク支持機構に前記焦点誤差量を指令
    し前記ワーク支持機構上に載置される前記ワークを合焦
    位置へ移動するデータ処理手段とを具備する自動焦点補
    正装置において、前記ワークの配線パターン面に対する
    前記光ビームの正反射光を2分割する光路分割手段を具
    備し、一方を焦点誤差信号を出力する光強度検出器に、
    他方を照明光のスポットの位置を検出する位置検出器に
    導き、前記位置検出器上の前記照明光のスポットの移動
    可能距離から、プロセス装置の前記ワーク支持機構の上
    下移動の調節範囲を特定することを特徴とする自動焦点
    補正装置。
  14. 【請求項14】プロセス処理装置に設置された異物検査
    装置によりプロセス処理前後の付着異物状態を計測され
    るワークの配線パターン面に対して光ビームを供給する
    光ビーム供給手段と、前記ワークを支持及び移動するワ
    ーク支持機構と、前記ワークの配線パターン面に対して
    前記光ビームを合焦させる合焦手段と、前記ワークの前
    記配線パターン面に対する前記光ビームの正反射光強度
    を検出して合焦状態からのずれを示す焦点誤差信号を出
    力する焦点状態検出手段と、前記焦点誤差信号より焦点
    誤差量を算出しワーク支持機構に前記焦点誤差量を指令
    し前記ワーク支持機構上に載置される前記ワークを合焦
    位置へ移動するデータ処理手段とを具備する自動焦点補
    正装置において、焦点誤差信号を出力する光強度検出器
    の受光部の形状を照明光のスポットの移動方向が長手方
    向となる長方形型とすることにより、プロセス装置の前
    記ワーク支持機構の上下移動の調節範囲を拡大すること
    を特徴とする自動焦点補正装置。
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Cited By (6)

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