JP2007299908A - 半導体ウェハ撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱エネルギーによってマスクが変形するのを抑制すること。
【解決手段】発光ダイオードLDの発光による照射光を半導体ウェハ18とマスク40の照明エリアに対して照射する照明手段として、発光ダイオードLDと、発光ダイオードLDを間欠的に点灯する点灯制御回路を備える。点灯制御回路は、発光ダイオードLDを必要なときにのみ点灯するために、発光ダイオードLDを瞬時ストロボ発光させる。マスク40に常時光が照射されることはなく、マスク40に与える熱エネルギーの影響が極めて小さくなり、マスク40の変形を抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウェハ上に設けた位置決め用のウェハマークと半導体ウェハに重ねるように配置されたマスクに形成したマスクマークに光を照射してその反射光を入射してウェハマークとマスクマークを撮像し、当該撮像による撮像データを処理して、ウェハマークの位置を認識する半導体ウェハ撮像装置に関するものである。
従来、例えば、半導体露光装置、イオン注入装置、組立・検査装置、精密工作機械等に用いられる位置決め装置としては、高精度に位置決め可能なテーブルに位置決め対象物を載置(保持)し、位置決めが行われる。半導体露光装置、イオン注入装置等では、位置決め対象物である半導体ウェハを1区画(1チップ)毎に所定のパターンのマスクを施し、作業するようになっている。
このような場合、通常、半導体ウェハに各区画毎に設けられた位置決めマーク(ウェハマーク)を光源からの光で照明するとともに、CCDカメラ等の撮像素子によって撮像し、その検出位置と基準位置との誤差に基づいて、位置決めがなされる。
半導体ウェハを光源からの光で照明するに際して、従来技術では、光源に白色色のハロゲンランプを用いるとともに、ハロゲンランプを常時点灯して連続発光(照射)する構成を採用していたので、ハロゲンランプの発光エネルギーによってマスク、特にメンブレンが変形することがあり、マスクを正確に位置決めできないことあった。しかも、連続発光に伴ってハロゲンランプの寿命が短くなっていた。本発明は、前記従来技術の課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、熱エネルギーによってマスクが変形するのを抑制することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、半導体ウェハと前記半導体ウェハに重ねるように配置されたマスクの撮像領域に対して光を照射する照明手段と、前記照明手段から前記半導体ウェハと前記マスクに照射された光の反射光を入射して、前記半導体ウェハ上に形成された位置決め用のウェハマークと前記マスクに形成したマスクマークを撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮像による撮像データを処理して前記ウェハマークの前記マスクマークに対する相対位置を認識する認識手段とを備え、前記照明手段は、発光素子と、前記発光素子を間欠的に点灯する点灯制御回路とから構成したことを特徴としている。
上記構成によれば、発光素子を間欠的に発光するようにしたため、マスクに常時光が照射されることはなく、マスクに与える熱(発光)エネルギーの影響が極めて小さくなり、マスクの変形を抑制することができ、マスクを正確に位置決めすることが可能になる。また、発光素子はハロゲンランプよりも発熱量が小さいので、光源周辺に対する熱エネルギーの影響を少なくすることができるとともに、長寿命化を図ることができ、事実上メンテナンスフリーを実現できる。
また、本発明においては、前記点灯制御回路は、前記位置決め用のウェハマークを検知すべきタイミングに合わせて前記発光素子をストロボ発光させることができる。
本発明によれば、マスクの変形を抑制することができ、マスクを正確に位置決めすることが可能になる。
図1には、本実施の形態に係る半導体位置決め装置(以下、単に位置決め装置という)10が示されている。位置決め装置10は、定盤12に対して支柱14が立設され、支柱14の上端には、天板16が取付けられ、位置決め装置10の筐体を構成している。位置決め装置10は、半導体ウェハ18を対象として、当該半導体ウェハ18を位置決めする役目を有している。位置決め装置10の定盤12上には、ワーク位置決めステージ部20と、マスクステージ部22と、が設置されている。
ワーク位置決めステージ部20は、ベース24と、ベース24上に設けられて第1のスライダ26をX軸方向に摺動可能に支持するX軸方向摺動装置28及び第1のスライダ26をX軸方向に駆動するX軸方向駆動装置29とを備えている。また、第1のスライダ26上には第2のスライダ30が設けられ、この第2のスライダ30は、Y軸方向摺動装置32により、Y軸方向に摺動可能に支持され、図示しないY軸方向駆動装置によりY軸方向に駆動される。また、第2のスライダ30には、X軸方向及びY軸方向に位置決めされる半導体ウェハ18等の試料ベースとしてのワークステージ34が支持されている。ワークステージ34には、半導体ウェハ18を保持するウェハチャック36が取付けられている。
半導体ウェハ18は、このウェハチャック36に支持された状態で固定されるようになっている。なお、ワークステージ34は、半導体ウェハ18をチェックした状態のウエハチェック36の6自由度(X、Y、Z軸方向及び各軸周りの回動)の微調整が可能な機構を有している。上記構成のワーク位置決めステージ部20により、ウェハチャック36は、XY平面内のステップ送り及び6自由度の微小な位置及び姿勢の調整が可能となる。
ワークステージ34よりも上方には、マスクステージ部22の一部を構成するマスクチャック38が、第2のステージ30に対向配置されている。マスクチャック38は、ウェハチャック36との対向面にマスク40を保持している。また、マスクチャック38は、マスクθ軸ベース42に支持されており、θ軸方向(Z軸周りの回動)の調整が可能となっている。
また、マスクθ軸ベース42は、マスクZ軸方向移動機構44に支持されている。さらに、マスクZ軸方向移動機構44は、マスク用X−Yテーブル46に支持されている。なお、マスク用X−Yテーブル46は、移動テーブル部20と同様の構成であるため、構成の説明は省略する。このマスクステージ部22により、マスク40は、X−Y−Z−θの各軸方向への調整が可能となっている。
位置決め装置10の筐体を構成する天板16は、その中央部(半導体ウェハ18が位置決めされる基準となる軸周り)に開口部16Aが設けられている。天板16には、半導体ウェハ18に設けた位置決め用のウェハマークW1乃至W3(図2参照)を検出し、半導体ウェハ18のワークステージ34上の位置を検出するためのアライメントユニット50が取付けられている。図1では1組のみ示しているが、それぞれのウェハマークに対応し、1組ずつ、計3組のアライメントユニット50が配されている。
図2に示される如く、シリコン基板である半導体ウェハ18の表面には、例えば、30mm×30mm程度のパターン領域18Aがマトリクス状に多数配置されている。各パターン領域18A間には後のチップ切り出しのための、例えば、数十ミクロン幅の隔離領域18Bが格子状に確保されている。この隔離領域18B内の適当な場所に1つの領域につき3つのウェハマークW1〜W3がシリコン酸化膜によって予め線状に形成されている。図示の例では、ウェハマークW1、W2がY軸方向、ウェハマークW3がX軸方向に生成されている。なお、図2では、ハッチングを施した中央のパターン領域18Aに対応するウェハマークW1〜W3のみを示しているが、全てのパターンの周囲に同様にウェハマークW1〜W3が配されている。
シリコン酸化膜の部分は、周囲のシリコンの部分と比べて反射率が低く、暗いため、ウェハマークW1〜W3は観測可能である。また、ウェハマークW1〜W3は、X軸方向、Y軸方向に限らず、X軸及びY軸に対して45°の方向のマークを設けてもよい。
なお、ウェハマークW1、W2、W3は線状のシリコン酸化膜を周囲の部分と面一あるいは僅かに隆起した状態とすることで得ることができるが、この代わりに、半導体ウェハ18上にシリコン酸化膜の線状のパターンを突出させるパターンとしてもよい。あるいは逆にウェハマークW1、W2、W3をシリコンとしてその周囲をシリコン酸化膜で囲むようにしてもよい。アライメントユニット50では、このウェハマークW1、W2、W3を検出することで、半導体ウェハ18の位置を認識し、位置決め補正を実行するデータを生成することになる。
図3は、マスク40を説明する説明図である。図3(a)は平面図、図3(b)は図3(a)のA−A方向における断面図である。マスク40はステンシルマスクであり、外形が円形状で相対的に厚手の周縁部40A、この内側の領域の相対的に薄手のメンブレン部40B、メンブレン部40Bの中央部の形成すべきパターンに対応したパターンを有するマスクパターン部40C、マスクパターン部40Cの周囲の半導体ウェハ18のウェハマークW1乃至W3に対応する位置にそれぞれ形成されたマスクマーク(貫通孔)M1乃至M3、周縁部40Aに形成されたプリアライメント用の切欠部40D、並びに粗調整用のグローバルアライメントマーク40Eを有している。
マスク40は、例えば、シリコンであり、直径4インチ、周縁部40Aの厚さ0.5mm、この中央領域のメンブレン部40Bの厚さ10μmである。また、本実施の形態のマスク40のマスクマークM1乃至M3は、図4に示される如く、複数の貫通孔の集合体で構成されている。
図4は、CCDカメラ54(図1参照)の視野領域54Aに対する1つのマスクマーク(ここでは、マスクマークM1とする)の拡大図が示されている。なお、CCDカメラ54の視野領域54Aは、照明光源ユニット52からの照明により、均一な光が照射されている。
第1の貫通孔60は、ウェハマークW1が粗調整によって位置決めされる領域であり、この第1の貫通孔60の左辺に沿って、かつ当該左辺の寸法(縦寸法)と同一の長手方向寸法を持つ、縦長の第2の貫通孔62が設けられている。
さらに、第1の貫通孔60の右辺側には、第3乃至第5の貫通孔64、66、68が設けられ、これらは縦列配置されている。この第3乃至第5の貫通孔64、66、68の縦方向寸法及びこれらの隙間の寸法を足した寸法が、第1の右辺の寸法(縦寸法)と同一の寸法となっている。これにより、第1乃至第5の貫通孔60、62、64、66、68を囲む領域は矩形状となる(図4の一点鎖線領域M1(M2、M3)参照)。
ここで、第2乃至第5の貫通孔62、64、66、68は、それぞれ隣接する貫通孔との間に線幅の仕切り部が形成されることになる。貫通孔64と66との間の仕切り部72は、図4に示す如く、CCDカメラ54から見て半導体ウェハ18の露出部分のうち、マスク40による影Sの部分と重なるように設定される。
また、貫通孔66と68との仕切り部73は、半導体ウェハ18上に形成される仕切り部73の影が貫通孔68内に位置するように、かつ、CCDカメラ54から見て仕切り部73の影と仕切り部72とが、同時にできるだけピントが合った状態となるように設定されている。マスク40のメンブレン部40Bの厚み、及び、アライメントユニット50の取付け角度α(図5参照)が既知なので、マスク40と半導体ウェハ18とのギャップgが設定値と一致する場合に、これらの条件に基づき、仕切り部72と仕切り部73との距離を、幾何学的に定まる所定値とすることにより、「CCDカメラ54から見て仕切り部73の影と仕切り部72とが同時にできるだけピントが合う状態」が求められる。
第1の貫通孔60と第2の貫通孔62との間の仕切り部70及び第1の貫通孔60と第3の貫通孔64との間の仕切り部71はマスクマークM1に対するウェハマークW1の図4で横方向の相対位置を求めるための基準として用いられる。また、本実施の形態においては、仕切り部70は、マスクマークM1全体の平面方向の一方(ここでは、X軸方向)の位置ずれ量(シフト量)を検出するために用いられるようになっており、CCDカメラ54で撮像すると、この仕切り部70は、第1の貫通孔60及び第2の貫通孔62の濃度(マスク40によって生じる影Sのため暗い)に対して、大きな差で低濃度(明るい)の画像となる。さらに、細い仕切り部70の両側を挟んで暗くなるようにしており、このことも相俟って仕切り部70の位置を高精度に検知できる。従って、CCDカメラ54の視野領域54Aの周縁(図4の左端)から仕切り部70の中心線までの寸法Aを精度よく読み取ることができるようになっている。
一方、第3の貫通孔64と第4の貫通孔66との間の仕切り部72は、ギャップgを求めるのに使用されるのに加え、本実施の形態においては、マスクマークM1全体の平面方向の他方(ここでは、Y軸方向)の位置ずれ(シフト量)を検出するためにも用いられるようになっており、CCDカメラ54で撮像すると、この仕切り部72は、第3の貫通孔64及び第4の貫通孔66の濃度(マスク54によって生じる影Sのため暗い)に対して、大きな差で低濃度(明るい)の画像となる。さらに、細い仕切り部72の両側を挟んで暗くなるようにしており、このことも相俟って仕切り部72の位置を高精度に検知できる。従って、CCDカメラ54の視野領域54Aの周縁(図4の左端)から仕切り部72の中心線までの寸法Bを精度よく読み取ることができるようになっている。
上記、寸法A及び寸法Bを検出することで、CCDカメラ54の視野領域54Aと、マスクマークM1との相対位置関係を認識することができ、予め定めた基準寸法との差分に応じて、微調整を行うことで、相対位置関係を常に一定に維持することが可能となっている。
なお、位置調整は、CCDカメラ54を移動することで実行される。このため、図1に示される如く、天板16上の撮像部56は、カメラ用X−Yテーブル74に支持されている。なお、カメラ用X−Yテーブル74は、前述した位置決めステージ部20(図1参照)と同様の構成であるため、構成の説明は省略する。
図1に示される如く、アライメントユニット50は、発光ダイオード(LED)LDを光源とする照明光源部52と、複数のレンズからなる結像光学系53、CCDカメラ54を備えた撮像部56とによって構成される。
照明光源部52は、図6に示すように、光源を構成する発光素子である発光ダイオードLDと、発光ダイオードLDを間欠的に点灯する点灯制御回路52aを備えて構成されている。点灯制御回路52aは、発光ダイオードLDを必要なときにのみ点灯するために、例えば、位置決め用のウェハマークW1〜W3を検知すべきタイミングに合わせて、発光ダイオードLDを瞬時ストロボ発光させることで、発光ダイオードLDを間欠的に点灯するようになっている。発光ダイオードLDはストロボ発光させるに際しては、CCDカメラ54の取り込み時間が、例えば、60msの場合、発光ダイオードLDの発光時間を100ms程度に設定することで、発光ダイオードLDを瞬時ストロボ発光させることができる。
なお、センサとしてはCCDに限らず、公知の画像処理を行える撮像データの得られるセンサを備えたカメラであれば、これに代えてもよい。照明光源部52の光軸と、撮像部56のCCDカメラ54の光軸とをウェハマークW1の面の法線に対して左右対称となるように配置し、照明光源部52から出射した照明光がウェハマークW1で反射して撮像部56のCCDカメラ54の入射光となるようにしている。なお、ウェハマークW2及びW3については、上記と同様の構成(すなわち、計3組のアライメントユニット50が天板16上に配置されている。)であるので、構成の説明は省略する。
マスク40の位置は、予めグローバルアライメント用マーク40E(図3参照)を観測することによって粗調整されており、更に半導体ウェハ18上の所定の基準を用いてワークステージ34の位置を粗調整する。これにより、ステップ送りにより半導体ウェハ18のパターンを転写する位置にマスクパターン部40Cが対向するように位置決めされた際に、半導体ウェハ18のウェハマークW1がマスクパターンM1の貫通孔60内に位置するように調整する。更に、半導体ウェハ18上の1つのパターン領域18Aにマスク40のパターン部40Cが対向された状態で、CCDカメラ54によってマスク40のマスクマークM1とウェハマークW1とを同時に観測し、マスクマークM1の中央に半導体ウェハ18のウェハマークW1が存在するようにワークステージ34を微調整する。
図1に示される如く、アライメントユニット50の一部を構成する照明光源部52は、筐体76に収容されて、天板16上に固定配置されている。筐体76には、発光ダイオードLDを保持する図示しない保持体が設けられており、前述したように、マスク40への光軸を一定に維持している。
図1及び図5に示される如く、発光ダイオードLDから照射される光(通常は拡散光)は、ストロボ発光による照射光として、当該照射方向に配設された複数のレンズや、均一な明るさでより広い範囲を照明するためのガラス製のロッドなどからなる照明光学系78を経由し、マスクマークM1を含む領域(図4の照明エリア)をほぼ均一に照明する。
本実施例によれば、発光ダイオードLDを必要なときにのみ点灯するために、位置決め用のウェハマークW1〜W3を検知すべきタイミングに合わせて、発光ダイオードLDを瞬時ストロボ発光させるようにしたため、マスク40に常時光が照射されることはなく、マスク40に与える熱(発光)エネルギーの影響が極めて小さくなり、マスク40の変形を抑制することができ、マスク40を正確に位置決めすることが可能になる。
また、本実施例によれば、マスク40は半導体ウェハ18に与える熱エネルギーが少なくなるので、位置検知における誤差要因を低減することができる。すなわち、熱エネルギーによってマスク40が変形してメンブレン部40Bが撓むと、CCDカメラ54のモニタ上では、マスクマークM1〜M3の位置が変化するので、マスクマークM1〜M3とは異なる画素が検出され、これが位置検知における誤差要因となる。しかし、本実施例では、マスク40は半導体ウェハ18に与える熱エネルギーが少なくすることで、位置検知における誤差要因を低減することができる。
また、発光ダイオードLDはハロゲンランプよりも発熱量が少ないので、光源周辺に対する熱エネルギーの影響を少なくすることができるとともに、長寿命化を図ることができ、事実上メンテナンスフリーを実現できる。すなわち、発光ダイオードLDの光量は電流に比例し、寿命は累積出力(電力量)により決まるが、発熱量の少ない発光ダイオードLDを間欠的に点灯することで、長寿命化を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る位置決め装置を示す照明図である。 半導体ウェハの平面図であり、1チップ毎の区画、並びに1チップ毎のウェハマークをの位置を示す平面図である。 (a)はマスクの平面図、(b)は図3(a)のA−A線断面図である。 照明エリア及びCCDカメラの視野領域との相対関係を示すマスクマークの拡大平面図である。 アライメントユニットの正面図である。 点灯制御回路と発光ダイオードとの関係を説明するためのブロック構成図である。
符号の説明
W1乃至W3 ウェハマーク
M1乃至M3 マスクマーク
LD 発光ダイオード(LED)
10 半導体位置決め装置
12 定盤
14 支柱
16 天板
16A 開口部
18 半導体ウェハ
20 移動ステージ部
22 作業ステージ部
24 ベース
26 第1のスライダ
28 X軸方向摺動装置
30 第2のスライダ
32 Y軸方向摺動装置
34 ワークステージ
36 ウェハチャック
38 マスクチャック
40 マスク
40A 周縁部
40B メンブレン部
40C マスクパターン部
40D 切欠部
40E グローバルアライメントマーク
42 マスクθ軸ベース
44 マスクZ軸方向移動機構
46 マスク用X−Yテーブル
50 アライメントユニット
52 照明光源部
52a 点灯制御回路
54 CCDカメラ
54A 視野領域
60 第1の貫通孔(主貫通孔)
62 第2の貫通孔(副貫通孔)
64 第3の貫通孔(副貫通孔)
66 第4の貫通孔(副貫通孔)
68 第5の貫通孔(副貫通孔)
70 仕切り部(第1の仕切り部)
72 仕切り部(第2の仕切り部)
74 カメラ用XーYテーブル(撮像素子用テーブル)
76 筐体
78 照明光学系
80 集光レンズ

Claims (2)

  1. 半導体ウェハと前記半導体ウェハに重ねるように配置されたマスクの撮像領域に対して光を照射する照明手段と、前記照明手段から前記半導体ウェハと前記マスクに照射された光の反射光を入射して、前記半導体ウェハ上に形成された位置決め用のウェハマークと前記マスクに形成したマスクマークを撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮像による撮像データを処理して前記ウェハマークの前記マスクマークに対する相対位置を認識する認識手段とを備え、前記照明手段は、発光素子と、前記発光素子を間欠的に点灯する点灯制御回路とから構成されてなる半導体ウェハ撮像装置。
  2. 前記点灯制御回路は、前記位置決め用のウェハマークを検知すべきタイミングに合わせて前記発光素子をストロボ発光させてなることを特徴とする請求項1に記載の半導体ウェハ撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101134769B1 (ko) 2009-04-21 2012-04-13 가부시키가이샤 히다치 하이테크놀로지즈 노광 장치, 노광 광 조사 방법 및 표시용 패널 기판의 제조 방법
JP2015087687A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 ビアメカニクス株式会社 直接描画露光装置

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