JP2552219B2 - ペン型加熱工具 - Google Patents

ペン型加熱工具

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JP2552219B2
JP2552219B2 JP4103787A JP10378792A JP2552219B2 JP 2552219 B2 JP2552219 B2 JP 2552219B2 JP 4103787 A JP4103787 A JP 4103787A JP 10378792 A JP10378792 A JP 10378792A JP 2552219 B2 JP2552219 B2 JP 2552219B2
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JP
Japan
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halogen lamp
nozzle
barrel
air
work
Prior art date
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JP4103787A
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English (en)
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JPH06134547A (ja
Inventor
章瑞 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DEIJII Srl
YASUI BOEKI KK
Original Assignee
DEIJII Srl
YASUI BOEKI KK
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Publication date
Application filed by DEIJII Srl, YASUI BOEKI KK filed Critical DEIJII Srl
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Pens And Brushes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばロストワック
ス鋳造で使用するロウなど低融材料製のロウ型のツリー
状組立てや、修正、バリの除去、その他の低融材料製の
ワークを局部的に集中して加熱するのに適したペン型加
熱工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロストワックス鋳造用ロウ型の組
立、修正は、通常、半田ごて加熱法で行っている。又、
ハロゲンランプの発光熱を熱源とする非接融型の半田付
け装置は特開平1−294391号公報により公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】半田ごてで、ロストワ
ックス鋳造用のロウ型の組立・修正を行うと、加熱され
たこて先が直接ロウに当たるため、局部的に過大溶融で
へこみとなり、逆にロストワックス鋳造用の鋳型として
はでっぱりとなるために、鋳造時の溶けた金属の流れを
阻害していた。又、ろう材がこて先部分に付着するため
ワックスが煙となり作業環境を著しく悪くする傾向があ
った。又、特開平1−294391号公報の装置は、ハ
ロゲンランプのヒートビームに加工部上で、焦点を結ば
せるため反射鏡を使用する必要があるため装置が大形化
し、鉛筆のように手で持って作業が行えるように小形化
することは不可能である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み、
鉛筆のように手で持って作業が行え、しかも、ロストワ
ックスロウ型などのワークの加熱個所をハロゲンランプ
の光ビームと、該ハロゲンランプで加熱された熱風とに
より加熱するようにしたのであって、中空で細長く、前
端部に小径のノズルを有する軸筒の中空部内にハロゲン
ランプを設けると共に、エアポンプを前記軸筒に接続し
てエアポンプからのエアを該軸筒の中空部内に送気し、
前記ハロゲンランプの光ビームと、該ハロゲンランプで
加熱された熱風を前記軸筒の前端部の小径のノズルから
同時に出すようにしたことを特徴とする。
【0005】
【実施例】図示の実施例において、10は中空で細長い
軸筒、11はハロゲンランプ、12はエアポンプを示
す。軸筒10は前端部に小径のノズル13を有し、ノズ
ル13の後はノズルに向かって直径が減少した円錐部1
4になって居り、円錐部14の後には円筒部15の外周
から軸方向に離して複数の放熱フィン16が設けてあ
り、円筒部15の後方は直径が太くなった握り17にな
っている。軸筒の中空部10′はノズル13の内周の小
径のノズル口13′、円錐部14に対応した円錐口1
4′、その後は円筒部15に対応した円筒口15′にな
って居り、円筒口15′は握り17に至る手前で終り、
その後は細い貫通孔18になっている。
【0006】そして、円筒口15′にはハロゲンランプ
11の着脱用ソケット19を支持する支持体20が同心
状に接着などで取付けあり、ソケット19から延びるリ
ード線21が貫通口18を通って軸筒10の後端から外
に出る。ソケット19に取付けたハロゲンランプ11を
交換するため円筒部15の途中で軸筒を前後に切離し、
ねじ係合部22によって着脱可能にする。この軸筒10
は鉛筆のように手で持って作業できるようにするため長
さは約20cm程度、円筒部15の直径は約10mm程
度、握り17の直径は約15mm程度、ノズル口13′
の内径はワークの加熱領域の大きさの変化に対応できる
よう約0.8〜2.0mmの範囲で大、中、小数種類を
準備するとよい。尚、ノズル13は図示のものは直管で
あるが、湾曲してもよい。軸筒10はアルミ鋳物等、金
属製でも、耐熱性のプラスチック製でもよいが、この実
施例ではねじ係合部22で切離すことができるノズル1
3を含む軸筒の前部10Aは金属製、後部10Bはプラ
スチック製である。
【0007】エアポンプ12は熱帯魚飼育用水槽で水を
上面濾過器にエアリフトするためのエアポンプなど極く
小形のものでよく、この実施例ではエアポンプ12から
延びる送気チューブ23を円筒部15の側面にある通気
孔24に連結し、円筒口15′内に送気するようにして
ある。この送気チューブ23はリード線21と同様に貫
通孔18の後端から軸筒の内部に挿入し、円筒口15′
内に送気するようにしてもよい。又、ハロゲンランプ1
1が9W程度の小形のものであれば放熱フィン16は省
略することができる。
【0008】この加熱工具を使って作業するには、ハロ
ゲンランプ11と、エアポンプ12とに通電する。これ
によってハロゲンランプ11はノズル13から外に光ビ
ームをスポットライトし、同時にエアポンプ12が軸筒
の中空部内に送気し、ハロゲンランプ11によって加熱
された熱風がノズル13から噴出する。前述したよう
に、ノズル口13′の内径は0.8〜2.0mmの範囲
内で種々あるため、ワークの加熱領域の大きさや、融点
に応じてノズル口の内径が最適なノズルを取付けた加熱
工具を選択して使用することにより、ノズル13の先端
をワークの加熱領域に近付け、ハロゲンランプの光ビー
ムでワークの加熱領域をスポットライト的に照射して加
熱し、同時にその照射範囲に熱風を吹付け、加熱領域の
一部、又は全部を溶かしたり、軟化して修正などを行う
ことができる。この場合、ワークが熱風を浴びるのはハ
ロゲンランプのスポットライトが照射して加熱する範囲
内であるから、ハロゲンランプの明りで照らされた部分
を見ながらワークを精密に修正することができる。そし
て、加熱領域がワークの加熱領域の一部であるときは修
正を施しながら工具を移動してハロゲンランプの光ビー
ムと、熱風とでワークの加熱領域の全体を加熱すればよ
い。又、ハロゲンランプ11の発生熱量は一定であるか
ら、ノズル13の先端をワークに近付ける距離を調節し
たり、エアポンプ12の送風量を強弱に調節したり、ノ
ズル径を変更することによりワーク加熱温度を最適に制
御できる。
【0009】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明の加熱工具
の軸筒は小形で細長く、鉛筆を持つようにして取扱える
ので作業性が良好で、能率的に作業が行える。そして、
ハロゲンの光ビームが照射した範囲内に熱風を噴射し、
無接触でワークを加熱するため、ワークの修正部分をハ
ロゲンランプの光ビームで見ながら熱風により正確に修
正することができると共に、ワークの極く表面の加熱も
容易に行える。更に、ロウ材にはノズル先端が接触せ
ず、熱風でロウを溶かすため、煙も出ず、溶けたろう材
は表面張力により、接続部を穏やかに溶接することが出
来ることとなり、鋳造時には好ましい湯道を形成する。
又、ロウの表面にある小穴等はハロゲン光で的確にその
場所をとらえ光ビームと熱風とで加熱溶融し、滑らかに
穴を埋めることが出来る。又、ペン先(ノズルの先端)
の距離を変更することにより微妙に且つ容易に光ビーム
と熱風による加熱温度の調整が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を拡大した本発明の加熱工具の一実施例の
一半を断面にした平面図である。
【符号の説明】
10 軸筒 10′ 軸筒の中空部 11 ハロゲンランプ 12 エアポンプ 13 ノズル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空で細長く、前端部に小径のノズルを
    有する軸筒の中空部内にハロゲンランプを設けると共
    に、エアポンプを前記軸筒に接続してエアポンプからの
    エアを該軸筒の中空部内に送気し、前記ハロゲンランプ
    の光ビームと、該ハロゲンランプで加熱された熱風を前
    記軸筒の前端部の小径のノズルから同時に出すようにし
    たことを特徴とするペン型加熱工具。
JP4103787A 1992-03-31 1992-03-31 ペン型加熱工具 Expired - Lifetime JP2552219B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4103787A JP2552219B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ペン型加熱工具
ITPD930075A IT1263650B (it) 1992-03-31 1993-03-29 Utensile riscaldante a forma di penna

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4103787A JP2552219B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ペン型加熱工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06134547A JPH06134547A (ja) 1994-05-17
JP2552219B2 true JP2552219B2 (ja) 1996-11-06

Family

ID=14363124

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JP4103787A Expired - Lifetime JP2552219B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ペン型加熱工具

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007034439A1 (en) * 2005-09-26 2007-03-29 STOLTZ, Evan, Daniël Soldering iron with a light bulb operable to heat the head of the soldering iron
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Family Cites Families (1)

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JPH04300065A (ja) * 1991-03-26 1992-10-23 Haibetsuku:Kk 光束量可変型溶接装置

Also Published As

Publication number Publication date
ITPD930075A1 (it) 1994-09-29
IT1263650B (it) 1996-08-27
ITPD930075A0 (it) 1993-03-29
JPH06134547A (ja) 1994-05-17

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