JP3010432U - レーザ加工用トーチ - Google Patents

レーザ加工用トーチ

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JP3010432U
JP3010432U JP1994012933U JP1293394U JP3010432U JP 3010432 U JP3010432 U JP 3010432U JP 1994012933 U JP1994012933 U JP 1994012933U JP 1293394 U JP1293394 U JP 1293394U JP 3010432 U JP3010432 U JP 3010432U
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JP
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torch
torch head
tip
handle portion
head
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JP1994012933U
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Inventor
直義 細田
武嗣 細田
Original Assignee
直義 細田
武嗣 細田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性及び作業性を向上し、長時間使用して
も疲れることがないようにするとともに、安全性を向上
させる。 【構成】 トーチリード1の先端部に、それと同心状に
設けた筒状のハンドル部5を、レーザ光を発射するトー
チヘッド7に、その軸線、すなわち発射光路L1に対し
て直角又は傾斜させて接続する。ハンドル部5を、棒を
握る要領で把持して、簡単に作業することができ、手に
掛る負荷も小さい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として手で操作するレーザ加工用トーチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のトーチは、一般に、図7に示すようなペンシル型となっている 。 このトーチ(01)は、レーザ光を導く光ファイバーケーブルや、アシストガス供 給用のホース等(図示略)が収容された可撓性のトーチリード(02)の先端に、円筒 状のハンドル部(03)を取付けたものである。 ハンドル部(03)を、エンピツを把持する要領で把持して、その先端のノズル部 (04)をワーク(05)の加工面(06)に当て、ノズル部(04)の先端から、レーザ光とア シストガスとを放出させて、加工面(06)に対し、溶接、溶断等の加工を行なう。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述のような従来のペンシル型のトーチによると、ハンドル部(03)を把持して 作業を行なう際に、手首(07)に、トーチリード(02)の荷重が掛り、操作性が悪く 、かつ手首が疲労し易い。 また、ハンドル部(03)がノズル部(04)のレーザ出射口に近いため、レーザ光の ワーク加工面(06)での反射や加工面(06)の加熱部分からの熱輻射等により、ハン ドル部(03)が早く熱せられ、長時間の作業に耐えられないという欠点もある。
【0004】 本考案は、従来のレーザ加工用トーチにおける上記のような問題点に鑑み、操 作性及び作業性がよく、長時間作業をしても疲れることがなく、しかも安全性の 高いレーザ加工用トーチを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によると、上記課題は、次のようにして解決される。 (1) トーチリードの先端部に設けたトーチリードと同心状をなす筒状のハン ドル部を、レーザ光を発射するトーチヘッドに、その軸線に対して交差させて接 続する。
【0006】 (2) 上記(1)項において、トーチリード内に設けた光ファイバーケーブルの 先端から出射するレーザ光を、トーチヘッド内に設けたミラーにより反射させて 、その軸線方向を向かせるようにする。
【0007】 (3) 上記(1)項において、トーチリード内に設けた光ファイバーケーブルを 、ハンドル部より上方に露出して分岐させた後、その先端部を下向き湾曲させて 、トーチヘッドの上部に接続し、光ファイバーケーブルより出たレーザ光を、直 接トーチヘッドの軸線方向に導くようにする。
【0008】
【作用】
ハンドル部を、棒を握る要領で把持し、ハンドル部の先端に設けたトーチヘッ ドをワークの加工面に押しつけて移動させることにより、簡単に作業を進めるこ とができる。 トーチヘッドがハンドル部の後方に延出するので、手首に掛る負担は大幅に軽 減される。 ハンドル部を、トーチヘッドのレーザ光の発射部から適宜離隔して設けること ができるので安全である。
【0009】
【実施例】
図1〜図3は、本考案の第1の実施例(請求項1、2及び4記載の考案の実施 例)を示す。
【0010】 (1)は、レーザ光(L)を導く光ファイバーケーブル(2)、アシストガス供給用 のホース(3)、及び冷却水給排用のホース(4)を内部に収容した可撓性のトーチ リードである。 トーチリード(1)の先端部には、トーチリード(1)と同心状をなす硬質筒状の ハンドル部(5)が設けられている。
【0011】 ハンドル部(5)の先端には、若干小径とした柄部(6)が連設され、柄部(6)の 先端には、レーザ光(L)を発射するトーチヘッド(7)が、その軸線、すなわちレ ーザ光(L)の発射光路(L1)が、ハンドル部(5)の軸線(L2)に対して直角をなすよ うにして接続されている。
【0012】 トーチヘッド(7)内には、光ファイバーケーブル(2)により送られてきたレー ザ光(L)を反射させて、発射光路(L1)の方向を向かせるミラー(8)が設けられて いる。
【0013】 (9)は、トーチヘッド(7)内に設けられた冷却水路、(10)は、発射光路(L1)中 に設けられ、レーザ光(L)を、トーチヘッド(7)の先端部に形成されたノズル(1 1)の先端部に集束させるレンズ、(12)は、アシストガス供給路である。 ノズル(11)の先端部には、耐熱性のガイドチップ(13)が嵌着されている。
【0014】 第1の実施例によると、図1に示すように、ハンドル部(5)を、棒を握る要領 で把持し、ノズル(11)の先端よりレーザ光(L)とアシストガスとを放出させつつ 、トーチヘッド(7)をワーク(14)の加工面(14a)に押しつけて移動させることに より、ワーク(14)を簡単に溶断したり、溶接したりすることができる。
【0015】 このとき、ハンドル部(5)はワーク(14)の加工面(14a)とほぼ平行に維持する のがよく、このようにすると、トーチリード(1)は、ハンドル部(5)の後方にほ ぼ水平に延出するので、従来のペンシル型のもののように、トーチリードの荷重 が手首に直接掛ることがなく、手首に掛る負担を大幅に軽減することができ、長 時間作業を行なっても疲れにくい。
【0016】 また、ハンドル部(5)をノズル(11)先端から適宜の距離だけ離して設けても、 操作性が損われることはなく、そのように離すことによって、ノズル(11)の先端 部の熱がハンドル部(5)まで伝わりにくくなり、長時間使用しても、ハンドル部 (5)が熱くなることはない。
【0017】 さらに、ワーク(14)の加工面(14a)で反射したレーザ光(L)が直接手首に当た ることがなく、安全である。
【0018】 図3に示すように、コ字状に屈曲したワーク(15)の内側の隅部を溶接等する場 合、従来のペンシル型のトーチ(図3の想像線参照)では、ワーク(15)の上下寸法 (H)が小さいと、作業が不可能であったが、本実施例によると、上下寸法(H)が かなり小さくても、簡単に作業ができる利点がある。
【0019】 図4〜図6は、本考案の第2実施例(請求項1、3及び5記載の考案の実施例) を示す。なお、第1の実施例のものと同一又は類似の部材には、同一の符号を付 すに止め、それらについての詳細な説明は省略する。
【0020】 第2の実施例においては、柄部(6)の先端に、トーチヘッド(7)を、レーザ光 (L)の発射光路(L1)がハンドル部(5)の軸線(L2)に対して約120゜の角度をなす ようにして連設するとともに、光ファイバーケーブル(2)を、ハンドル部(5)の 前端寄りの部分から上方に分岐させ、その先端部を下向きに湾曲させて、トーチ ヘッド(7)の上端に接続し、光ファイバーケーブル(2)より出たレーザ光(L)を 、直接発射光路(L1)に導くようにし、第1の実施例におけるミラー(8)を省略し てある。 その他の構成は、第1の実施例のものと同一である。
【0021】 第2の実施例によると、図5に示すように、ハンドル部(5)を、棒を握る要領 で把持し、かつハンドル部(5)がワーク(14)の加工面(14a)に対して適宜の上向 きの傾斜角度をなすようにして、トーチヘッド(7)を加工面(14a)に押しつける ことができるとともに、図6に示すように、ハンドル部(5)を逆手で握って、図 5と同様に操作することもでき、操作性が一層よくなるという利点がある。 その他の作用及び効果は、第1の実施例のものと同様である。
【0022】
【考案の効果】
本考案によると、次のような効果を奏することができる。 (a) ハンドル部を、棒を握る要領で把持し、かつトーチリードがハンドル部 の後方に延出するようにして作業を行なうことができるので、トーチリードの荷 重等により手首に掛る負担を、従来のペンシル型のトーチに比して、大幅に軽減 させることができ、長時間作業を行なっても疲れにくく、また操作性、作業性が よい(全請求項)。
【0023】 (b) ハンドル部を、トーチヘッドのノズルの先端から離れた部分に設けるこ とができるので、ノズルの先端の熱やワークの加工部分の熱が、ハンドル部に伝 わりにくく、長時間作業しても、ハンドル部に熱くなるのを防止できるとともに 、ワークの加工面で反射したレーザ光がハンドル部分に当るのを防止でき、安全 性が高い(全請求項)。
【0024】 (c) 請求項2記載のように、トーチヘッド内にミラーを設けて、光ファイバ ーケーブルより出たレーザ光を発射光路に向けて反射させるようにすれば、発射 光路をハンドル部の軸線に対して所望の角度に簡単に屈曲させることができ、ト ーチヘッドをコンパクトに設計することができる。
【0025】 (d) 請求項3記載のようにすれば、トーチヘッドにミラーを設ける必要がな く、トーチヘッドを小型化できるとともに、構造を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の使用時の状態を示す側
面図である。
【図2】同じく拡大中央縦断側面図である。
【図3】同じく、他の使用状態を示す斜視図である。
【図4】本考案の第2の実施例の中央縦断側面図であ
る。
【図5】同じく、使用状態を示す斜視図である。
【図6】同じく、他の使用状態を示す斜視図である。
【図7】従来のペンシル型のトーチの使用状態を示す側
面図である。
【符号の説明】
(1)トーチリード (2)光ファイバーケーブル (3)(4)ホース (5)ハンドル部 (6)柄部 (7)トーチヘッド (8)ミラー (9)冷却水路 (10)レンズ (11)ノズル (12)アシストガス供給路 (13)ガイドチップ (14)(15)ワーク (14a)加工面 (L)レーザ光 (L1)発射光路 (L2)ハンドル部の軸線 (H)上下寸法

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トーチリードの先端部に設けたトーチリ
    ードと同心状をなす筒状のハンドル部を、レーザ光を発
    射するトーチヘッドに、その軸線に対して交差させて接
    続したことを特徴とするレーザ加工用トーチ。
  2. 【請求項2】 トーチリード内に設けた光ファイバーケ
    ーブルの先端から出射するレーザ光を、トーチヘッド内
    に設けたミラーにより反射させて、その軸線方向を向か
    せるようにした請求項1記載のレーザ加工用トーチ。
  3. 【請求項3】 トーチリード内に設けた光ファイバーケ
    ーブルを、ハンドル部より上方に露出して分岐させた
    後、その先端部を下向き湾曲させて、トーチヘッドの上
    部に接続し、光ファイバーケーブルより出たレーザ光
    を、直接トーチヘッドの軸線方向に導くようにした請求
    項1記載のレーザ加工用トーチ。
  4. 【請求項4】 ハンドル部を、トーチヘッドに対して直
    交させて接続してなる請求項1〜3のいずれかに記載の
    レーザ加工用トーチ。
  5. 【請求項5】 ハンドル部を、トーチヘッドに対して傾
    斜させて接続してなる請求項1〜3のいずれかに記載の
    レーザ加工用トーチ。
JP1994012933U 1994-10-20 1994-10-20 レーザ加工用トーチ Expired - Lifetime JP3010432U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024080471A1 (ko) * 2022-10-14 2024-04-18 황원규 경량화를 만족하는 건 타입 수동 레이저 용접 토치

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