JP3101861B2 - 共通付加遅延制御装置 - Google Patents

共通付加遅延制御装置

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JP3101861B2
JP3101861B2 JP5685595A JP5685595A JP3101861B2 JP 3101861 B2 JP3101861 B2 JP 3101861B2 JP 5685595 A JP5685595 A JP 5685595A JP 5685595 A JP5685595 A JP 5685595A JP 3101861 B2 JP3101861 B2 JP 3101861B2
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勝巳 内藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は共通付加遅延制御装置に
関し、特にATM(Asynchronous Tra
nsfer Mode)方式のセル中継伝送及び交換制
御における実時間性が要求されるセルの遅延制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遅延制御装置において
は、回線終端装置に接続する加入者データをATMセル
化して交換制御するディジタル交換機で実時間性が要求
される加入者データの品質を補償するために、実時間セ
ルの網内遅延吸収及びゆらぎ吸収用にセルの蓄積制御が
必要である。
【0003】すなわち、図6に示すように、実時間セル
の網内遅延吸収及びゆらぎ吸収用のセルの蓄積制御を行
う遅延回路84が回線終端装置8内に設けられており、
遅延回路84は一定量のバッファから構成されている。
【0004】ここで、回線終端装置8はCPU80と、
セル組立て回路81と、セル分解回路82と、多重分離
回路83とを含んで構成されており、通信相手との間の
呼制御はCPU80によって行われる。この種の技術に
ついては、特開平4−157844号公報に開示された
技術等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の遅延制
御装置では、各回線終端装置毎に付加遅延制御が行われ
ているが、回線終端装置がネットワークから受信する実
時間セルのコネクション数が多い場合や中継伝送遅延が
多い場合(通信相手が遠距離にあるために遅延が大きく
なる場合)に回線終端装置が保有すべき付加遅延用のバ
ッファ容量が実時間セルの遅延量の増大に比例して増加
するため、回線終端装置内に配設されている付加遅延用
のバッファ容量が不足することがある。
【0006】また、これとは逆に、実時間セルのコネク
ション数が少ない場合や中継伝送遅延が少ない場合(通
信相手が近距離にあるために遅延が小さくてよい場合)
には回線終端装置が保有すべき付加遅延用のバッファ容
量も少なくてよいため、回線終端装置内に配設されてい
る付加遅延用のバッファ容量が無駄になることがある。
【0007】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、ATM方式で特に実時間制御が必要なセルを分解
する際に必要な付加遅延装置の資源を回線終端装置上に
最適な量だけ配置して回線終端装置各々のハードウェア
量を抑えることができる共通付加遅延制御装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による共通付加遅
延制御装置は、ATM方式のセルに対する組立てや分
解、及び中継伝送を行う交換装置において前記セルのう
ち端末間の入出力遅延の許容値が少ない実時間セルを扱
いかつ前記端末のデータを前記実時間セルに組立てるセ
ル組立て手段と、前記実時間セルを前記端末のデータに
分離するセル分解手段とを含む複数の回線終端装置から
なる回線終端装置群の共通付加遅延制御装置であって、
前記複数の回線終端装置に共通して設けられかつ前記実
時間セルを一時的に記憶して発信端末から指定される遅
延量に応じた遅延を行うための共通付加遅延手段と、前
記複数の回線終端装置各々に設けられかつ前記実時間セ
ルを一時的に記憶して前記発信端末から指定される遅延
量に応じた遅延を行うための個別付加遅延手段と、前記
複数の回線終端装置各々に設けられかつ前記実時間セル
を前記個別付加遅延手段と前記共通付加遅延手段とのう
ち一方に送出する機能を具備するセルデータ書込み手段
と、前記複数の回線終端装置各々に設けられかつ前記個
別付加遅延手段及び前記共通付加遅延手段各々から読出
された遅延化セルを多重して前記セル分解手段に送出す
る機能を具備するセルデータ読出し手段と、前記複数の
回線終端装置各々に設けられかつ前記個別付加遅延手段
及び前記共通付加遅延手段各々の記憶状態に応じて前記
実時間セルを前記個別付加遅延手段及び前記共通付加遅
延手段のうちの一方に送出するよう制御する手段とを備
えている。
【0009】本発明の他の共通付加遅延制御装置は、上
記の構成のほかに、前記複数の回線終端装置に共通して
設けられかつ前記共通付加遅延手段に対する使用要求を
調停する調停手段と、前記複数の回線終端装置に共通し
て設けられかつ前記複数の回線終端装置各々からの前記
実時間セルを多重した多重セルを前記共通付加遅延手段
に書込む書込み手段と、前記複数の回線終端装置に共通
して設けられかつ前記複数の回線終端装置各々からの読
出し要求に応じて前記共通付加遅延手段から遅延化セル
を読出す読出し手段とを具備している。
【0010】本発明の別の共通付加遅延制御装置は、上
記の構成のほかに、前記発信端末からの発呼制御に対し
て前記個別付加遅延手段及び前記共通付加遅延手段各々
の記憶状態に応じた受信応答を行う手段を前記複数の回
線終端装置各々に具備している。
【0011】
【作用】ATM方式のセルに対する組立てや分解、及び
中継伝送を行う交換装置においてセルのうち端末間の入
出力遅延の許容値が少ない実時間セルを扱いかつ端末の
データを実時間セルに組立てるセル組立て回路と、実時
間セルを端末のデータに分離するセル分解回路とを含む
複数の回線終端装置からなる回線終端装置群において、
複数の回線終端装置各々に共通して実時間セルを一時的
に記憶して発信端末から指定される遅延量に応じた遅延
を行うための共通付加遅延装置を設ける。
【0012】回線終端装置各々のセルデータライト回路
から実時間セルを回線終端装置各々の個別付加遅延回路
と共通付加遅延装置とのうち一方に送出するとともに、
個別付加遅延回路と共通付加遅延装置とから夫々読出さ
れた遅延化セルを回線終端装置各々のセルデータリード
回路で多重してセル分解回路に送出し、セル分解回路か
ら各端末に送信する。
【0013】上記の構成において、回線終端装置各々の
CPUの制御で個別付加遅延回路及び共通付加遅延装置
各々のバッファ状態に応じて実時間セルをセルデータラ
イト回路から個別付加遅延回路及び共通付加遅延装置の
うちの一方に送出するよう制御する。
【0014】これによって、ATM方式で特に実時間制
御が必要なセルを分解する際に必要な付加遅延装置の資
源を複数の回線終端装置各々に最適な量だけ配置して回
線終端装置各々のハードウェア量を抑えることができ
る。
【0015】また、ATMネットワークが非常に大きい
時やトラフィックが高い時でもセルの廃棄を抑えること
ができ、共通付加遅延装置を複数の回線終端装置各々に
共通して設置しているので、システムの資源を効率的に
利用することができる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、回線終端装置群1,5は複
数の回線終端装置2,3及びそれらに共通の共通付加遅
延装置4(回線終端装置群5内の回線終端装置及び共通
付加遅延装置は図示せず)から構成されている。回線終
端装置群1,5内の回線終端装置2,3の数はシステム
構成やユーザ要求に応じて変化する。
【0018】これら回線終端装置群1,5の回線終端装
置2,3はセル送信路111,211,311及びセル
受信路121,221,321によってATMスイッチ
または公衆網(以下、ATMスイッチとする)6に接続
されるとともに、アナログ電話機や多機能電話機、及び
ファクシミリ装置等の各種端末7−1〜7−9に接続さ
れている。尚、上記の公衆網はATMセルを中継伝送可
能なように構成されている。
【0019】また、回線終端装置2,3と共通付加遅延
装置4との間は共通側セル出方路信号232,332、
共通付加遅延使用要求信号242,342、要求受付け
許可信号243,343、共通遅延化セル読出し制御信
号244,344、共通遅延化セル信号291,391
で接続されている。
【0020】図2は図1の回線終端装置2の構成を示す
ブロック図である。図において、回線終端装置2はCP
U20と、セル組立て回路21と、セル分解回路22
と、セルデータライト回路23と、個別付加遅延制御回
路24と、多重分離回路25と、個別付加遅延回路26
と、レベル変換回路27,28と、セルデータリード回
路29とから構成されている。尚、回線終端装置3の構
成も回線終端装置2の構成と同様である。
【0021】図3は図1の共通付加遅延装置4の構成を
示すブロック図である。図において、共通付加遅延装置
4は共通遅延制御回路41と、共通付加遅延回路42
と、共通セルライト回路43と、共通セルリード回路4
4とから構成されている。
【0022】図4は本発明の一実施例の動作を示すシー
ケンスチャートである。これら図1〜図4を用いて本発
明の一実施例によるATMセルの遅延制御について説明
する。ここで、説明を簡単にするために回線終端装置対
向での接続状態を前提とし、回線終端装置2で送受信し
たものとする。
【0023】まず、発呼制御信号の送受信動作における
着信側のトラフィックが通常状態の場合、発信側におい
て、例えば端末7−1の端末送信データ270は回線終
端装置2のレベル変換回路27でディジタル信号に変換
されて多重分離回路25に送信される。
【0024】多重分離回路25は発呼制御信号とユーザ
データ(例えば、音声信号)とを分離し、分離した発呼
制御信号252をCPU20に送信する。また、多重分
離回路25は分離したユーザデータを他の端末7−2,
7−3からのユーザデータに多重し、各端末7−1〜7
−3のユーザデータを多重した送信時分割多重信号25
1をセル組立て回路21に送信する。
【0025】CPU20は多重分離回路25からの発呼
制御信号252を終端し、発呼(A)の発呼信号203
をセル組立て回路21に送信する。セル組立て回路21
はCPU20からの発呼信号203を基にATM方式の
制御用セルを組立て、セル送信路211を介してATM
スイッチ6に送出する。尚、制御用セルの組立て分解制
御及び通信方式は、CCITT(国際電信電話諮問委員
会)[現ITU−T(国際電気通信連合電気通信標準化
セクタ)]の勧告I.363のAAL(ATMアダプテ
ーション・レイヤ)4乃至AAL5に定義されている。
【0026】一方、着信側において、セル分解回路22
は送信側からの制御用セル[発呼(A)]がATMスイ
ッチ6からセル受信路221を介して着信すると、制御
用セル[発呼(A)]を着信要求(A)として分解し、
着信信号223としてCPU20に送信する。
【0027】この着信要求(A)の情報内には発信側と
着信側との間の中継伝送遅延量情報(発信側と着信側と
の間の距離に応じて設定され、発信側で付加されてい
る)が含まれているので、CPU20は中継伝送遅延量
情報に基づいて個別付加遅延制御回路24に遅延量設定
(A)を行う。
【0028】個別付加遅延制御回路24はCPU20に
よって遅延量設定(A)が行われると、設定された遅延
量に対応するバッファ量を個別付加遅延回路26で確保
する。この時、個別付加遅延制御回路24はその確保動
作に対する個別付加遅延回路26からのしきい値オーバ
フロー信号261を監視する。ここで、個別付加遅延回
路26のしきい値はCPU20によって予め設定されて
おり、本実施例の場合全保有容量の90%とする。
【0029】個別付加遅延制御回路24は設定された遅
延量に対応するバッファ量が確保された段階で個別付加
遅延回路26からのしきい値オーバフロー信号261が
入力されなければ、つまり個別付加遅延回路26がオー
バフロー状態でなければ、設定完了(A)をCPU制御
バス201を介してCPU20に送信する。
【0030】CPU20は個別付加遅延制御回路24か
ら設定完了(A)が入力されると、許可(A)を発呼信
号203でセル組立て回路21に送信する。セル組立て
回路21はCPU20からの許可(A)をセル送信路2
11を介してATMスイッチ6に送出し、ATMスイッ
チ6から発信側に送信する。
【0031】発呼制御信号の送受信動作における着信側
のトラフィックがあるレベル以上にある場合、例えば上
記の発呼(A)によって着信側のトラフィックがあるレ
ベル以上にある時、発信側において、例えば端末7−3
の端末送信データ275は回線終端装置2のレベル変換
回路28でディジタル信号に変換されて多重分離回路2
5に送信される。
【0032】多重分離回路25は発呼制御信号とユーザ
データ(音声信号)とを分離し、分離した発呼制御信号
252をCPU20に送信する。また、多重分離回路2
5は分離したユーザデータを他の端末7−1,7−2か
らのユーザデータに多重し、各端末7−1〜7−3のユ
ーザデータを多重した送信時分割多重信号251をセル
組立て回路21に送信する。
【0033】CPU20は多重分離回路25からの発呼
制御信号252を終端し、発呼(B)の発呼信号203
をセル組立て回路21に送信する。セル組立て回路21
はCPU20からの発呼信号203を基にATM方式の
制御用セルを組立て、セル送信路211を介してATM
スイッチ6に送出する。
【0034】一方、着信側において、セル分解回路22
は送信側からの制御用セル[発呼(B)]がATMスイ
ッチ6からセル受信路221を介して着信すると、制御
用セル[発呼(B)]を着信要求(B)として分解し、
着信信号223としてCPU20に送信する。
【0035】この着信要求(B)の情報内には発信側と
着信側との間の中継伝送遅延量情報が含まれているの
で、CPU20は中継伝送遅延量情報に基づいて個別付
加遅延制御回路24に遅延量設定(B)を行う。
【0036】個別付加遅延制御回路24ではCPU20
によって遅延量設定(B)が行われる時に実時間セル
(A)の蓄積によって個別付加遅延回路26からしきい
値オーバフロー信号261が入力されていれば、共通付
加遅延装置4の共通遅延制御回路41に対して共通付加
遅延使用要求信号242で使用遅延量を申告する。
【0037】共通遅延制御回路41では共通付加遅延回
路42の遅延量状態を示す共通遅延量状態信号421と
他の回線終端装置3からの共通付加遅延使用要求信号3
42とに基づいて共通付加遅延使用要求の調停を行い、
もしも共通遅延量に問題がなければ、個別付加遅延制御
回路24に対して要求受付け許可信号243を送信す
る。
【0038】個別付加遅延制御回路24は共通遅延制御
回路41から要求受付け許可信号243が送られてくる
と、設定完了(B)をCPU制御バス201を介してC
PU20に送信する。
【0039】CPU20は個別付加遅延制御回路24か
ら設定完了(B)が入力されると、許可(B)を発呼信
号203でセル組立て回路21に送信する。セル組立て
回路21はCPU20からの許可(B)をセル送信路2
11を介してATMスイッチ6に送出し、ATMスイッ
チ6から発信側に送信する。
【0040】発呼制御信号の送受信動作における着信側
のトラフィックが高い状態にある場合、例えば上記の発
呼(A),(B)によって着信側のトラフィックが高い
状態にある時、発信側において、例えば端末7−2の端
末送信データは回線終端装置2のレベル変換回路でディ
ジタル信号に変換されて多重分離回路25に送信され
る。
【0041】多重分離回路25は発呼制御信号とユーザ
データ(音声信号)とを分離し、分離した発呼制御信号
252をCPU20に送信する。また、多重分離回路2
5は分離したユーザデータを他の端末7−1,7−3か
らのユーザデータに多重し、各端末7−1〜7−3のユ
ーザデータを多重した送信時分割多重信号251をセル
組立て回路21に送信する。
【0042】CPU20は多重分離回路25からの発呼
制御信号252を終端し、発呼(C)の発呼信号203
をセル組立て回路21に送信する。セル組立て回路21
はCPU20からの発呼信号203を基にATM方式の
制御用セルを組立て、セル送信路211を介してATM
スイッチ6に送出される。
【0043】一方、着信側において、セル分解回路22
は送信側からの制御用セル[発呼(C)]がATMスイ
ッチ6からセル受信路221を介して着信すると、制御
用セル[発呼(C)]を着信要求(C)として分解し、
着信信号223としてCPU20に送信する。
【0044】この着信要求(C)の情報内には発信側と
着信側との間の中継伝送遅延量情報が含まれているの
で、CPU20は中継伝送遅延量情報に基づいて個別付
加遅延制御回路24に遅延量設定(C)を行う。
【0045】個別付加遅延制御回路24ではCPU20
によって遅延量設定(C)が行われる時に実時間セル
(A)の蓄積によって個別付加遅延回路26からしきい
値オーバフロー信号261が入力されているので、共通
付加遅延装置4の共通遅延制御回路41に対して共通付
加遅延使用要求信号242で使用遅延量を申告する。
【0046】共通遅延制御回路41では共通付加遅延回
路42の遅延量状態を示す共通遅延量状態信号421と
他の回線終端装置3からの共通付加遅延使用要求信号3
42とに基づいて共通付加遅延使用要求の調停を行う
が、実時間セル(B)の蓄積によって共通付加遅延回路
42のしきい値がオーバフロー状態となっていれば、個
別付加遅延制御回路24に対して要求受付け許可信号2
43で要求受付け不可を送信する。
【0047】個別付加遅延制御回路24は共通遅延制御
回路41から要求受付け許可信号243で要求受付け不
可が送られてくると、設定未完了(C)をCPU制御バ
ス201を介してCPU20に送信する。
【0048】CPU20は個別付加遅延制御回路24か
ら設定未完了(C)が入力されると、不許可(C)を発
呼信号203でセル組立て回路21に送信する。セル組
立て回路21はCPU20からの不許可(C)をセル送
信路211を介してATMスイッチ6に送出し、ATM
スイッチ6から発信側に送信する。
【0049】発信側は着信側から不許可(C)が送られ
てくると、今回の発呼(C)が未完了になったことを確
認し、再度発呼(C)を実行することになる。
【0050】以上説明したように、発呼制御の動作によ
って端末相互間の通信パスが確立することになる。続い
て、実時間セルの発信動作について説明する。
【0051】発信側の多重分離回路25で分離された送
信時分割多重信号251内はセル組立て回路21で各ユ
ーザデータ単位にATM方式の実時間セルに変換されて
セル送信路211に送信される。この実時間セルの組立
て方式については、CCITTの勧告I.363のAA
L1に定義されている。
【0052】次に、実時間セルの受信回路の構成と動作
について説明する。セルヘッダはATM方式に基づくV
PI(Virtual Path Identifie
r:仮想パス識別子)とVCI(Virtual Ch
annel Identifier:仮想チャネル識別
子)とから構成される。
【0053】セル分解回路22は予め設定されたヘッダ
を持つセルのみを受信し、そのセルを受信セルデータ信
号222としてセルデータライト回路23に送信する。
ここで、個別付加遅延回路26及び共通付加遅延回路4
2は、図5(c)に示すように、メモリで構成されたも
のとする。
【0054】セルデータライト回路23及びセルデータ
リード回路29は非同期に動作し、セルデータライト回
路23の書込み制御の順番はセルデータ受信路221上
の順番と同様である。また、セルデータリード回路29
の遅延化セルデータの読出し動作は個別付加遅延制御回
路24から送信される遅延化セル読出し制御信号241
を基に開始または終了する。
【0055】さらに、遅延化セルのヘッダの種類が同一
時刻の場合、つまり個別付加遅延回路26からの読出し
時間が同一の場合、そのヘッダの種類で回転優先制御
で、すなわちセル(A),セル(B),セル(A),セ
ル(B)というように多重される。
【0056】実時間セルの受信動作に必要な初期設定
は、CPU20が実時間セルに遅延を付加するためにセ
ルデータライト回路23と個別付加遅延制御回路24と
セル分解回路22とに対して以下のように設定すること
で行われる。
【0057】つまり、セルデータライト回路23には複
数のパスの中から発呼(A)のヘッダ情報a1「ヘッダ
(A)」に対応させて、セルの送出方路である出方路a
2「セル出方路信号231」が設定される[図5(a)
参照]。
【0058】また、個別付加遅延制御回路24には複数
のパスの中から発呼(A)のヘッダ情報b1「ヘッダ
(A)」に対応させて、付加遅延のタイマ値b2「1m
sec」が設定される[図5(b)参照]。
【0059】さらに、セル分解回路22には遅延化セル
データ内のユーザデータが受信時分割多重信号224の
タイムスロット位置が設定される。
【0060】上記のようにして、実時間セルの受信動作
に必要な初期設定が行われた後に、発呼(A)の実時間
セル(A)を受信する場合、発呼(A)においては個別
付加遅延回路26が使用されるため、セルデータライト
回路23のセルの出方路はセル出方路信号231に設定
されている。
【0061】セル分解回路22で受信された実時間セル
(A)はセルデータライト回路23でセルヘッダ(A)
が認識されると、セル出方路信号231側に送出され
る。書込み開始アドレスはヘッダ情報(A)をN倍した
値が使用される。これはヘッダ情報は全てユニークであ
り、識別しやすく、またN倍することでヘッダ情報の下
位ビットがアドレスの増分となるためである[図5
(c)参照]。
【0062】つまり、実時間セルは(A)×N番地、
(A)×N+1番地というように順番に書込まれてい
く。例えば、ヘッダ情報(A)を5とし、Nを4とする
と、実時間セル(A)は5×4=20(番地)から書込
まれることになる。
【0063】この時点で、セルデータライト回路23は
個別付加遅延制御回路24に対してセルヘッダ(A)の
書込みを開始したことを示すセル書込み開始信号233
を送出する。
【0064】個別付加遅延制御回路24はそのセル書込
み開始信号233によってセルヘッダ(A)の付加遅延
タイマ値b2「1msec」のカウントを開始する。そ
の後、個別付加遅延制御回路24は付加遅延タイマ値b
2「1msec」がオーバフローした時点でセルデータ
リード回路29に対してヘッダ(A)の遅延化セルの読
出し開始命令を示す遅延化セル読出し制御信号241を
送出する。
【0065】上記の動作によって遅延が付加された遅延
化セルはセルデータリード回路29からセル分解回路2
2に遅延化セル信号292として送信される。
【0066】セル分解回路22はセルヘッダ(A)のセ
ルを認識した場合、そのセルを分解して初期設定されて
いる受信時分割多重信号224上のタイムスロットにユ
ーザデータを送信する。また、ユーザデータは多重分離
回路25とレベル交換回路28とを介して端末7−3に
送信される。
【0067】発呼(B)の実時間セル(B)を受信する
場合、発呼(B)においては共通付加遅延回路42が使
用されるため、セルデータライト回路23のセルの出方
路は共通側セル出方路信号232に設定されている。
【0068】セル分解回路22で受信された実時間セル
(B)はセルデータライト回路23でセルヘッダ(B)
が認識されると、セルデータライト回路23はその時点
で個別付加遅延制御回路24に対してセルヘッダ(B)
の書込みを開始したことを示すセル書込み開始信号23
3を送出する。
【0069】個別付加遅延制御回路24はそのセル書込
み開始信号233によってセルヘッダ(B)の付加遅延
タイマ値のカウントを開始する。その後、個別付加遅延
制御回路24は付加遅延タイマ値がオーバフローした時
点で共通遅延制御回路44に対して共通遅延化セル開始
命令とヘッダ情報(B)とを示す共通遅延化セル読出し
制御信号244を送出する。
【0070】共通遅延制御回路44は共通遅延化セル読
出し制御信号244が入力されると、共通付加遅延回路
42から読出された遅延化セルが共通セルリード回路4
4からセルデータリード回路29に共通遅延化セル信号
291として送信される。セルデータリード回路29は
共通セルリード回路44からの共通遅延化セル信号29
1を個別付加遅延回路26からの遅延化セル信号262
に多重し、遅延化セル信号292としてセル分解回路2
2に送信する。
【0071】セル分解回路22はセルヘッダ(B)のセ
ルを認識した場合、そのセルを分解し、初期設定されて
いる受信時分割多重信号224上のタイムスロットにユ
ーザデータを送信する。また、ユーザデータは多重分離
回路25とレベル交換回路28とを介して端末7−3に
送信される。
【0072】ここで、図3を用いて共通付加遅延装置4
の動作について説明する。共通付加遅延装置4の共通遅
延制御回路41は各回線終端装置2,3からの付加遅延
使用要求信号242,342によって申告される付加遅
延使用要求及び使用遅延量等を基に共通付加遅延回路4
2の資源の管理調整をとっている。共通遅延制御回路4
1は共通付加遅延回路42の資源を提供可能な場合、各
回線終端装置2,3に要求受付け許可信号243,34
3を送信する。
【0073】共通セルライト回路43は各回線終端装置
2,3からの実時間セルが共通側セル出方路信号23
2,332で到着すると、直ちにセルのヘッダ情報をN
倍し、その値を共通付加遅延回路42のメモリの先頭番
地として書込む。
【0074】共通セルリード回路44は共通遅延化セル
読出し制御信号244,344によって共通遅延化セル
の読込み開始が起動されると、その共通遅延化セル読出
し制御信号244,344内の開始命令とヘッダ情報と
を基に共通遅延化セルの読出しを開始し、共通遅延化セ
ル読出し制御信号244,344によって終了命令が来
るまでその処理を行う。
【0075】つまり、共通セルリード回路44は共通遅
延化セル読出しアドレス信号441によってヘッダ値を
送出し、共通付加遅延回路42から共通遅延化セルデー
タ422を読出す。共通付加遅延回路42にはセル単位
のアクセスのみ可能である。
【0076】共通付加遅延回路42から読出された共通
遅延化セルデータは共通セルリード回路44から共通遅
延化セル信号291,391として回線終端装置2,3
に送出される。このとき、共通遅延化セル読出し制御信
号244,344によって読出される共通遅延化セルの
種類が同時に複数存在することがあるため、共通付加遅
延回路42からの読出しはセル単位の回転優先で行われ
る。
【0077】このように、ATM方式のセルに対する組
立てや分解、及び中継伝送を行う交換装置においてセル
のうち端末間の入出力遅延の許容値が少ない実時間セル
を扱いかつ端末のデータを実時間セルに組立てるセル組
立て回路21と、実時間セルを端末のデータに分離する
セル分解回路22とを含む複数の回線終端装置2,3か
らなる回線終端装置群1,5において、回線終端装置
2,3に共通して実時間セルを一時的に記憶して発信端
末から指定される遅延量に応じた遅延を行うための共通
付加遅延装置4を設け、回線終端装置2,3各々のセル
データライト回路23から実時間セルを回線終端装置
2,3各々の個別付加遅延回路26と共通付加遅延装置
4とのうち一方に送出するようにするとともに、個別付
加遅延回路26と共通付加遅延装置4とから夫々読出さ
れた遅延化セルを回線終端装置2,3各々のセルデータ
リード回路29で多重してセル分解回路22に送出し、
回線終端装置2,3各々のCPU20の制御で個別付加
遅延回路26及び共通付加遅延装置4各々のバッファ状
態に応じて実時間セルをセルデータライト回路23から
個別付加遅延回路26及び共通付加遅延装置4のうちの
一方に送出するよう制御することによって、ATM方式
で特に実時間制御が必要なセルを分解する際に必要な付
加遅延装置の資源を回線終端装置2,3上に最適な量だ
け配置して回線終端装置2,3各々のハードウェア量を
抑えることができる。
【0078】また、ATMネットワークが非常に大きい
時やトラフィックが高い時でもセルの廃棄を抑えること
ができ、共通付加遅延装置4を回線終端装置2,3に共
通して設置しているので、システムの資源を効率的に利
用することができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、A
TM方式のセルに対する組立てや分解、及び中継伝送を
行う交換装置においてセルのうち端末間の入出力遅延の
許容値が少ない実時間セルを扱いかつ端末のデータを実
時間セルに組立てるセル組立て回路と、実時間セルを端
末のデータに分離するセル分解回路とを含む複数の回線
終端装置からなる回線終端装置群において、回線終端装
置に共通して実時間セルを一時的に記憶して発信端末か
ら指定される遅延量に応じた遅延を行うための共通付加
遅延回路を設け、回線終端装置各々のセルデータライト
回路から実時間セルを回線終端装置各々の個別付加遅延
回路と共通付加遅延回路とのうち一方に送出するように
するとともに、個別付加遅延回路と共通付加遅延回路と
から夫々読出された遅延化セルを回線終端装置各々のセ
ルデータリード回路で多重してセル分解回路に送出し、
回線終端装置各々の制御で個別付加遅延回路及び共通付
加遅延回路各々のバッファ状態に応じて実時間セルをセ
ルデータライト回路から個別付加遅延回路及び共通付加
遅延回路のうちの一方に送出するよう制御することによ
って、ATM方式で特に実時間制御が必要なセルを分解
する際に必要な付加遅延装置の資源を回線終端装置上に
最適な量だけ配置して回線終端装置各々のハードウェア
量を抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の回線終端装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図1の共通付加遅延装置の構成を示すブロック
図である。
【図4】本発明の一実施例の動作を示すシーケンスチャ
ートである。
【図5】(a)は図2のセルデータライト回路の設定情
報を示す図、(b)は図2の個別付加遅延制御回路の設
定情報を示す図、(c)は図2の個別付加遅延回路のメ
モリ構成を示す図である。
【図6】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,5 回線終端装置群 2,3 回線終端装置 4 共通付加遅延装置 6 ATMまたは公衆網 7−1〜7−9 端末 20 CPU 21 セル組立て回路 22 セル分解回路 23 セルデータライト回路 24 個別付加遅延制御回路 25 多重分離回路 26 個別付加遅延回路 27,28 レベル変換回路 29 セルデータリード回路 41 共通遅延制御回路 42 共通セルライト回路 43 共通付加遅延回路 44 共通セルリード回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM方式のセルに対する組立てや分
    解、及び中継伝送を行う交換装置において前記セルのう
    ち端末間の入出力遅延の許容値が少ない実時間セルを扱
    いかつ前記端末のデータを前記実時間セルに組立てるセ
    ル組立て手段と、前記実時間セルを前記端末のデータに
    分離するセル分解手段とを含む複数の回線終端装置から
    なる回線終端装置群の共通付加遅延制御装置であって、 前記複数の回線終端装置に共通して設けられかつ前記実
    時間セルを一時的に記憶して発信端末から指定される遅
    延量に応じた遅延を行うための共通付加遅延手段と、 前記複数の回線終端装置各々に設けられかつ前記実時間
    セルを一時的に記憶して前記発信端末から指定される遅
    延量に応じた遅延を行うための個別付加遅延手段と、 前記複数の回線終端装置各々に設けられかつ前記実時間
    セルを前記個別付加遅延手段と前記共通付加遅延手段と
    のうち一方に送出する機能を具備するセルデータ書込み
    手段と、 前記複数の回線終端装置各々に設けられかつ前記個別付
    加遅延手段及び前記共通付加遅延手段各々から読出され
    た遅延化セルを多重して前記セル分解手段に送出する機
    能を具備するセルデータ読出し手段と、 前記複数の回線終端装置各々に設けられかつ前記個別付
    加遅延手段及び前記共通付加遅延手段各々の記憶状態に
    応じて前記実時間セルを前記個別付加遅延手段及び前記
    共通付加遅延手段のうちの一方に送出するよう制御する
    手段とを有することを特徴とする共通付加遅延制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記複数の回線終端装置に共通して設け
    られかつ前記共通付加遅延手段に対する使用要求を調停
    する調停手段と、前記複数の回線終端装置に共通して設
    けられかつ前記複数の回線終端装置各々からの前記実時
    間セルを多重した多重セルを前記共通付加遅延手段に書
    込む書込み手段と、前記複数の回線終端装置に共通して
    設けられかつ前記複数の回線終端装置各々からの読出し
    要求に応じて前記共通付加遅延手段から遅延化セルを読
    出す読出し手段とを含むことを特徴とする請求項1記載
    の共通付加遅延制御装置。
  3. 【請求項3】 前記発信端末からの発呼制御に対して前
    記個別付加遅延手段及び前記共通付加遅延手段各々の記
    憶状態に応じた受信応答を行う手段を前記複数の回線終
    端装置各々に含むことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の共通付加遅延制御装置。
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