JP3101489B2 - 圧縮機の取付装置 - Google Patents

圧縮機の取付装置

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JP3101489B2 JP06089865A JP8986594A JP3101489B2 JP 3101489 B2 JP3101489 B2 JP 3101489B2 JP 06089865 A JP06089865 A JP 06089865A JP 8986594 A JP8986594 A JP 8986594A JP 3101489 B2 JP3101489 B2 JP 3101489B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板の所定方向から圧
縮機を取り付ける圧縮機の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に空気調和機等の熱交換ユニットに
おいて、その基板には圧縮機が取り付けられている。こ
こで、その圧縮機は下部に複数の取付脚が形成されてお
り、これら取付脚は防振材並びにボルトナット等を利用
して基板に固定されている。しかしながら取付脚が複数
あるため、これら取付脚に個々に防振材を介して基板に
圧縮機を固定するのでは、基板から圧縮機を取り外す場
合は取付脚ごとに防振材を外さなければならず、そのサ
ービス点検が行ないにくかった。このため実公昭57−
46501号公報ではこのような複数の取付脚を備えた
圧縮機をまずベースに固定し、このベースを底板へスラ
イド挿入させるようにしていた。これによって、底板か
らベースを引き出せば圧縮機が露出されるため、そのサ
ービス点検が行ないやすくなるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構造の圧縮
機の取付装置において、ベースには圧縮機が固定される
ため、この圧縮機の投影面積と略同一の大きさがこのベ
ースに必要となり、コストアップは否めなかった。又、
圧縮機という重量物がベースに載置され、且つこのベー
スと底板とは面接触状態となっている。従って、底板か
らベースを引き出すには、両者の摩擦力に打ち勝たなけ
ればならず、大きな力が必要とされ、その作業が行ない
にくかった。
【0004】本発明は、基板(底板)の所定方向から圧
縮機を取り付ける圧縮機の取付装置において、コストダ
ウンを図ると共に、取り付け、取り外し作業が容易に行
なえるようにすることを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、基板の所定方向から複数の圧縮機をスラ
イドさせながら並べて取り付ける圧縮機の取付装置にお
いて、基板の反所定方向側には一対の突出ピンを設け且
つこの一対の突出ピンの間には共通のストッパを設け、
一方、複数の圧縮機には夫々基板の所定方向側と反所定
方向側とに夫々脚片を設け、この反所定方向側の夫々の
脚片は共通のストッパで位置決めされ且つ突出ピンにス
ライド挿入される切欠きを設け、且つ反所定方向側の夫
々の脚片の位置決め状態で所定方向側の脚片を基板に固
定させるようにしたものである。
【0006】
【作用】圧縮機を取り外す場合は、所定方向側の脚片を
基板から外した後、この脚片を持ってこの所定方向へ引
き出せば反所定方向側の脚片の切欠きが基板の突出ピン
から抜け出す。一方、圧縮機を基板へ取り付ける場合
は、反所定方向側の脚片を基板上にスライドさせこの脚
片の切欠きを基板の突出ピンに挿入させると共に、所定
方向側の脚片を基板に固定する。
【0007】
【実施例】図1において、1は「水熱源型空気調和機」
と呼ばれている熱交換ユニットで、ビルの天井裏等に収
納されるものである。2は両側方に設けられた据付用レ
ール(右側方のレールは見えない)、3は水配管の接続
口、4は冷媒配管の接続口である。この水配管の接続口
3には外部からの熱源水の配管がつながれ、冷媒配管の
接続口4には室内機の熱交換器からの冷媒管がつながれ
ている。
【0008】図2は、この熱交換ユニット1の分解斜視
図で、この熱交換ユニット1の筺体は、底板5と、左右
両側板6,7、後板8、上板9並びに前板10とで構成
されている。11は中空状の楕円型の水熱交換器で、断
熱材で覆われている。その内部には、例えば、外管に冷
媒が内管に水が流れるような二重管構造となっている。
12はこの水熱交換器につながれた水配管、13は同じ
く水熱交換器につながれた冷媒配管である。
【0009】14はこの水熱交換器が載置されるレール
で、底板5に固定されている。6は受液器で、直接底板
5に固定される。15は基板で、この基板15には2つ
の圧縮機16a,16bが取り付けられる。この取付装
置が本発明の要旨であるので、後に詳述する。17は電
装板で前板と対向するように配置される。尚、図示しな
いがこの電装板の前面にはこの熱交換ユニットの運転を
制御する電装品が取り付けられている。
【0010】次に、前述の圧縮機16aの取付装置につ
いて、図3に基づいて説明する。18はこの圧縮機16
aの所定方向(一点鎖線矢印方向)に位置する前脚片、
19はこの圧縮機16aの反所定方向に位置する後脚片
である。そしてこれら両脚片18,19には孔20が形
成されている。21はこの後脚片19の下部に取り付け
られる補助脚片で、断面略凸状に形成されており、その
上面にはボルト22が2本上向きに突出している。この
ボルト22にはクッションゴム23が挿入され、その後
このボルト22に後脚片19の孔20を挿入する。これ
によって、補助脚片21が後脚片19に固定される。2
4は位置決め部材で、断面略クランク状に形成されてお
り、補助脚片の上面、側面、下面に沿って取り付けられ
る。25はこの位置決め部材24に設けた切欠きであ
る。
【0011】一方、前記基板15において、26は共通
ストッパで、左右両端の折れ曲り部27に補助脚片21
の中央側端部28が当てられる。29は突出ピンで、ワ
ッシャ30が基板15から一定の空間を保った状態で保
持されている。31は前ストッパで、熱交換ユニット1
の輸送時に圧縮機の異常振動を制御するもので前脚片1
8に当てられる。そして熱交換ユニット1の設置後、こ
の前ストッパ31は外される。32は中空状のクッショ
ンゴムで、基板15の孔33のまわりに載置される。そ
して、このクッションゴム32の上に前脚片18を載置
すると共に、上方からボルト(図示せず)を前脚片18
の孔20並びにクッションゴム32の中空部(図示せ
ず)を貫通させ、基板15の孔33へ取り付ける。これ
によって、前脚片18が基板15に固定される。尚、図
3において、圧縮機16a等は1つのみ示したが、この
圧縮機16aの右方にも同一構造の圧縮機16bが配置
されており、同一構造で固定されている(図1参照)。
【0012】このような熱交換ユニットは、上述したよ
うにビルの天井裏等の比較的狭い場所に配置されてい
る。従って、熱交換ユニット1のサービス点検は、この
ユニット1の前(所定)方向、すなわち、図2や図3の
一点鎖線矢印方向から行なうようになっている。この場
合、まず前板10を外すと、電装板17が位置する。そ
して、この電装板17を外すと、2つの圧縮機16a,
16bを臨むことができる。ここで、これら圧縮機16
a,16bの交換を行なう場合は、これら圧縮機16
a,16bから外部へつながれている冷媒管を適宜切断
しておくことは言うまでもない。この切断後、圧縮機1
6aの前脚片18に取り付けられているボルト34を外
すと共に、この前脚片18を少し持ち上げて、クッショ
ンゴム32を取り外す(図4参照)。これによって、圧
縮機16aが前傾状態となる。そして、この圧縮機を図
5の一点鎖線方向(所定方向)へ引き出すと、この圧縮
機16aの位置決め部材24の切欠き25が、突出ピン
29から外れ、この圧縮機16aのみを前方へ移動させ
ることができる。この際、基板15に接触しているのは
後脚片19に取り付けた補助脚片21の下面35のみで
あり(図4参照)、その接触面積を小さく抑えたので、
引き出す際の力は、従来のように底板に基板が面接触状
態となっていた場合と比較して、小さくすることができ
る。これによって、圧縮機16aを引き出す際の力は小
さくて事足りる。
【0013】一方、新しい、あるいは点検を終了した圧
縮機をこの熱交換ユニット1へ装着する際は、上述した
取り外し作業と反対の作業を行なえば良い。この際、基
板15の後方には共通のストッパ26を設けたので、圧
縮機を基台15に載置すればスムーズに切欠き24を突
出ピン29へ導くことができる。このように圧縮機16
a、16bのサービス点検が基台15の所定(前方向)
方向からスムーズに行なうことが可能となった。
【0014】尚、反所定方向側の脚片は、後脚片19
と、補助脚片21と、切り欠き25が設けられた位置決
め部材24とから構成されており、もちろん、これらの
脚片や部材はまとめて一体的に形成しても良いことは言
うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、基板の所
定方向から複数の圧縮機をスライドさせながら並べて取
り付ける圧縮機の取付装置において、基板の反所定方向
側には一対の突出ピンを設け且つこの一対の突出ピンの
間には共通のストッパを設け、一方、複数の圧縮機には
夫々基板の所定方向側と反所定方向側とに夫々脚片を設
け、この反所定方向側の夫々の脚片は共通のストッパで
位置決めされ且つ突出ピンにスライド挿入される切欠き
を設け、且つ反所定方向側の夫々の脚片の位置決め状態
で所定方向側の脚片を基板に固定させるようにしたもの
である。
【0016】これによって、スライド挿入させる際の力
が小さく抑えられ且つ圧縮機の位置決めが容易に行な
え、サービス点検が容易に行なえる。しかも、従来のよ
うに圧縮機を固定させ且つこの圧縮機をスライドさせる
ための大きな(圧縮機の投影面積と略同一の大きさ)ベ
ースが不要となり、補助脚片21のような小さな部材で
事足りるため、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の取付装置が採用された熱交換ユニット
の斜視図である。
【図2】図1に示した熱交換ユニットの分解斜視図であ
る。
【図3】図2の拡大図である。
【図4】本発明の取付装置の側面図である。
【図5】図4に示した取付装置の平面図である。
【符号の説明】
15 基板 16a,16b 圧縮機 18,19 脚片 21 補助脚片 24 位置決め部材 25 切欠き 29 突出ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 順一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 41/00 F24F 5/00 F25B 31/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の所定方向から複数の圧縮機をスライ
    ドさせながら並べて取り付ける圧縮機の取付装置におい
    て、前記基板の反所定方向側には一対の突出ピンを設け
    且つこの一対の突出ピンの間には共通のストッパを設
    け、一方、前記複数の圧縮機には夫々前記基板の所定方
    向側と反所定方向側とに夫々脚片を設け、この反所定方
    向側の夫々の脚片は前記共通のストッパで位置決めされ
    且つ前記突出ピンにスライド挿入される切欠きを設け、
    且つ前記反所定方向側の夫々の脚片の位置決め状態で前
    記所定方向側の脚片を前記基板に固定させたことを特徴
    とする圧縮機の取付装置。
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