JP3101476B2 - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像形成装置

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JP3101476B2
JP3101476B2 JP05290743A JP29074393A JP3101476B2 JP 3101476 B2 JP3101476 B2 JP 3101476B2 JP 05290743 A JP05290743 A JP 05290743A JP 29074393 A JP29074393 A JP 29074393A JP 3101476 B2 JP3101476 B2 JP 3101476B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ、複写
機、プリンタ等の画像形成装置に原稿や記録紙を供給す
るためのシート給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置等に設けられている
シート給送装置では、積載されているシートの最上位か
らシートを給紙ローラ等の給送手段によって送り出すよ
うにしたものがある。この種のシート給送装置では、送
り出しによるシートの減少に応じてシートを持ち上げる
必要があり、この持ち上げるための機構としてリフトア
ップ部材を用いている。
【0003】このリフトアップ部材としては、例えば、
モータ等の駆動源により回転可能に設けられた金属製の
軸の一端に板状のリフト部材をビス止めしたものであ
る。そして、リフト部材をシートを積載した中板等のシ
ート載置台の下側に潜り込むように配置し、駆動源によ
って金属製の軸を適宜回転させることにより、リフト部
材が揺動してシート載置台を持ち上げシートを上昇させ
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シート給送装置に設けられているリフトアップ部材では
次のような問題点を有していた。 (1) 上述したように、リフトアップ部材は、金属製等の
軸と、リフト部材と、軸に駆動を伝達するために該軸に
取り付けられるギア等の駆動伝達手段の少なくとも3部
品を組み付けなければならず、組み付け工数が多くなり
コストがかかってしまう。 (2) ビス止め等の組み付け部分での回転方向のガタが発
生し易いため、組み付け精度が悪くなり、シートの高さ
制御の精度が低下する。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、低コストで、組み付け性が良く、且つ信頼性の高
いリフトアップ部材を有するシート給送装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを積載
したシート載置手段を昇降可能に設け、該シート載置手
段を昇降させるリフター手段を設けたシート給送装置に
おいて、前記リフター手段は、前記シート載置手段に係
合して昇降させるリフトアップ部材を有し、該リフトア
ップ部材は、前記シート載置手段に係合するリフト部
と、前記リフト部を揺動させるための駆動が伝達される
駆動伝達部と、前記リフト部と駆動伝達部とを連結する
軸部と、から構成し、前記リフト部、前記駆動伝達部及
び前記軸部を樹脂材料により一体に形成したことを特徴
とする。
【0007】また、リフト部材を、シート載置手段に係
合するリフト部と、前記リフト部と樹脂材料により一体
に形成された軸部と、樹脂材料で形成され、前記リフト
部を揺動させるための駆動が伝達される駆動伝達部と、
を備え、前記軸部と前記駆動伝達部を固定して前記リフ
トアップ部材を形成するように構成してもよい。
【0008】
【作用】上記構成によれば、リフト部と軸部と駆動伝達
部とが樹脂材料により一体に形成されているため、がた
の発生がなくなり、リフター手段によるシートの高さ制
御の精度を向上させることができる。
【0009】また、リフト部と軸部とを樹脂材料により
一体に形成し、樹脂材料により形成した駆動伝達部を固
定したものでは、リフト部と軸部の一体部分に剛性の高
い材料を使用し、駆動伝達部に摺動性の高い材料を使用
することによって、剛性及び駆動伝達性の両方を向上さ
せることができる。
【0010】
【実施例】本発明のシート給送装置の実施例を図1乃至
図15に基づいてい説明する。図1は、シートカセット
4を矢印方向から装置本体に装着しようとしている状態
を示している。
【0011】1はフィードローラ、2はリタードロー
ラ、3はピックアップローラをそれぞれ示しており、こ
れらの3個のローラによって、シートカセット4内に積
載収納されているシートSを1枚ずつ分離給送する。
【0012】フレーム7には、図示しないステッピング
モータが設けられており、ステッピングモータからの駆
動力はフィードローラ1の軸1a及びリタードローラ2
の軸2aに伝達される。ピックアップローラ3は、フィ
ードローラ1の駆動力が図示しないギア列を介して伝達
されて回転するようになっている。
【0013】リタードローラ2は、図示しない揺動自在
な支持部材に支持されており、フィードローラ1に対し
て接離可能となっている。リタードローラ2の軸2aに
は、図示しないトルクリミッタが設けられており、トル
クリミッタによりリタードローラ2の正転逆転が制御さ
れる。
【0014】5はフィードローラ1とピックアップロー
ラ3を支持しているローラホルダであり、このローラホ
ルダ5はフィードローラ1の軸1aに揺動自在に支持さ
れており、これによりピックアップローラ3はフィード
ローラ1の軸1a回りに揺動自在に支持される。6はピ
ックアップローラの軸(以下、ピックアップローラ軸と
いう)であり、フレーム7に形成されている長穴8を挿
通して図1中右方向に延びている。
【0015】フレーム7における長穴8の内側には、ピ
ックアップローラ3をシートカセット4の装着に連動し
て上下動させるための機構が設けられている。この機構
は、図3及び図4に示すように、レバー部材40と、レ
バー部材40を時計方向に付勢するバネ45とから構成
されている。レバー部材40は金属の線材で形成され、
フレーム7に一体に形成された軸受け部7aに揺動自在
に支持されていて、長穴8に挿通されているピックアッ
プローラ軸6を押し上げるための押し上げ部40aと、
シートカセット4が装置本体に装着されたときに押圧さ
れてレバー部材40をバネ45の付勢力に抗して揺動さ
せる当接部40bとから構成される。
【0016】図1において、フレーム7に一体的に成形
された軸9には、リフトアームレバー10が回動自在に
取り付けられており、このリフトアームレバー10は一
端に取り付けられているバネ11によって図1中時計方
向に付勢されている。そして、このリフトアームレバー
10の一端にピックアップローラ軸6が当接している。
また、リフトアームレバー10の他端はピックアップカ
ム12の近傍に延びていて、ピックアップカム12が回
転することによりリフトアームレバー10を揺動させ
る。これにより、ピックアップカム12が回転すること
によりリフトアームレバー10を介してピックアップロ
ーラ軸6を上下させてピックアップローラ3を上下動さ
せる。
【0017】ピックアップカム12は、リフトアームレ
バー10が摺接するカム部12aと、駆動ギア13と噛
み合い可能なギア部12bとから構成されており、この
ギア部12bは一部分歯がない、いわゆる欠け歯ギアと
なっている。このピックアップカム12は図1中反時計
方向に不図示のバネ等の付勢手段により付勢されてい
て、フラッパタイプのソレノイド14によって、付勢手
段の付勢力に抗して回転が規制されている。また、装置
本体のメインモータ15からの駆動力は、ギア16を介
して駆動ギア13に伝達され、駆動ギア13は常時回転
している。
【0018】次に、本実施例で採用したリフター機構に
関して詳細に説明する。
【0019】フレーム7にはギア17が回転可能に軸支
されており、ギア17はその同軸上にリフトアップカム
18を備えている。このギア17は、前記駆動ギア13
と噛み合い可能に設けられており、一部分歯がない欠け
歯ギアである。また、ギア17は図示しない付勢手段に
より反時計回りに付勢されている。
【0020】19はリフトアーム爪であり、軸20の回
りに揺動自在に支持されていて、爪部19a(図10に
図示)がバネ19bにより扇形ラチェットギア22の歯
面に歯合するように付勢されている。そして、リフトア
ーム爪19は、リフトアップカム18の回転によって軸
20の回りに揺動し、扇形ラチェットギア22を一歯ず
つ図1中反時計回りの方向に回転する。
【0021】扇形ラチェットギア22の歯面には、回転
可能に支持されたリフトロック爪21の爪部21a(図
13に図示)がバネ21bにより付勢されており、扇形
ラチェットギア22の逆転(図1中時計回りの回転)を
防止している。
【0022】このように構成することにより、リフトロ
ック爪21が扇形ラチェットギア22の逆転を防止した
状態でリフトアーム爪19が扇形ラチェットギア22を
回転させて、扇形ラチェットギア22と一体成形された
リフトアップ部材23をシートカセット4に形成されて
いる開口4aから上昇させ、これによってシートカセッ
ト4内のシートSをリフトアップする。なお、シートカ
セット4は、揺動自在な中板4bを備えており、この中
板4bにシートSが積載され、下側からリフトアップ部
材23のリフト部23aが揺動することによりシートが
持ち上げられる。
【0023】ここで、図2に基づいてリフトアップ部材
23の構成を説明する。
【0024】図2の(a)は、完全一体タイプのリフト
アップ部材23であり、リフト部23a、扇形ラチェッ
トギア22及びそれぞれを連結する連結軸部23bを一
体に形成している。このリフトアップ部材23は、例え
ばガラス入りの樹脂等から構成して剛性の高いものとす
るとよい。
【0025】図2の(b)は、扇形ラチェットギア22
に必要な摺動性を有するポリアセタール系等の樹脂を用
い、リフト部23a及び連結軸部23bには剛性の強い
例えばガラス入りの樹脂等を用いた二体構成としたリフ
トアップ部材23である。扇形ラチェットギア22は、
ボスと穴との嵌合により連結軸部23bに位置決めさ
れ、ねじ27により強固に固定されている。
【0026】このように一体構成または二体構成とした
リフトアップ部材23では、大きな重量に耐えられるた
め、例えば大サイズのシートや大量にシートを積載可能
なシートカセットに関しても十分に対応可能となってい
る。また、一体構成のものでは扇形ラチェットギア22
とリフト部23aとの位相ずれが発生せず、また二体構
成のものでも位相ずれを極力防止することができるた
め、シートSの高さ制御を精度よく行うことができる。
【0027】図1において、24はリフタートリガーレ
バーである。このリフタートリガーレバー24は、フレ
ーム7から一体的に成形された軸9の回りに揺動可能に
支持され、バネ25によって図1中時計方向に付勢され
ている。リフタートリガーレバー24の一端は、先に述
べたリフトアップカム18と一体の欠け歯ギア17の回
転を規制する規制部材としての機能を有しており、歯欠
けギア17の歯欠け部分が駆動ギア13に対向している
状態で歯欠けギア17の回転を規制している。リフター
トリガーレバー24の他端は、ピックアップローラ3が
所定の高さまで下がったときにピックアップローラ3の
軸6と当接するように位置している。
【0028】そして、ピックアップローラ軸6が所定の
高さに下がったときにリフタートリガーレバー24が回
転してその一端の規制部分がリフトアップカム18の回
転規制を解除することによって、リフトアップカム18
が図示しない付勢手段により微小回転する。この回転に
より欠け歯ギア17と駆動ギア13とが噛み合ってリフ
トアップカム18が回転し、リフトア−ム爪19が揺動
して扇形ラチェットギア22を回転させてリフトアップ
部材23を上昇させる。また、リフトアップ部材23が
上昇しシートSを介してピックアップローラ3が上昇す
ると、リフタートリガーレバー24が時計方向に回転復
帰して、再びリフトアップカム18の回転を規制する。
【0029】30はピックアップロックレバーであり、
バネ25により図1中時計方向に付勢されていて、爪部
aとピックアップローラ軸6の上側にせり出す形状のひ
さし部bとが形成されている。爪部aは、リフトアップ
レバー10が最下位に移動した状態で先端が引っ掛かり
ロックする働きがあり、ひさし部bは、ピックアップロ
ーラ軸6が上昇するときに当接してピックアップロック
レバー30をバネ25の付勢力に抗して図1中反時計方
向に回転させ、リフトアップレバー10の先端を爪部a
から解除してリフトアップレバー10を上昇させる働き
を有している。
【0030】31はシートカセット4の装着を検知する
ためのフォトセンサであり、32は連結レバーであっ
て、該連結レバー32は軸33に揺動可能に支持されて
いる。
【0031】図5に示すように、シートカセット4には
ラッチ爪41が回動可能に取り付けられており、ラッチ
爪41はロッド47を介して装置正面側に設けられてい
る把手48と連結されている。ラッチ爪41は通常はバ
ネ46により反時計方向に付勢されているが、把手48
を引くことにより時計方向に回転する。
【0032】前記連結レバー32は、シートカセット4
に設けられているラッチ爪41が嵌合することにより揺
動するようになっている。図5のaに示すように、シー
トカセット4が装着されていないときには、連結レバー
32は下がっており、シートカセット4が装着される
と、図5のbに示すように、ラッチ爪41が連結レバー
32に嵌合すると共に連結レバー32を回動して上昇さ
せる。ラッチ爪41と連結レバー32が嵌合したときに
は、ラッチ爪41の爪部41aがフレーム7に形成され
ている係合部7bに係合することによりシートカセット
4が固定される。なお、連結レバー32にはフォトセン
サ31を遮光するためのフラグ32aが一体に形成され
ており、シートカセット4の装着時にこのフラグ32a
がフォトセンサ31を遮光してシートカセット4の装着
を検知する。
【0033】連結レバー32の一部はリフトアップカム
18の近傍に突出してシートカセット4が装着されない
状態のときに連結レバー32が下側に位置しているとき
には、リフトアップカム18の回転を規制するようにな
っている。この状態では、リフタートリガーレバー24
の位置に関係なくリフトアップカム18は回転すること
ができない。シートカセット4が装着されて連結レバー
32が上昇すると、リフトアップカム18の回転規制は
リフタートリガーレバー24に委ねられる。
【0034】つづいて、ピックアップカム12及びリフ
トアップカム18に用いられている欠け歯ギア12b及
び17について図6及び図7に基づいて説明する。な
お、図6は従来の欠け歯ギアの例を示すものである。
【0035】本実施例では、図7に示すように、欠け歯
ギア12b及び17は歯合する相手側ギアである駆動ギ
ア13との噛み始める部分12c及び17aの歯幅が他
の部分よりも狭くなっており、さらに噛み始めの部分に
近づくにつれて徐々に狭くなるように形成されている。
【0036】また、欠け歯ギア12b及び17の駆動ギ
ア13との噛み始め部分12c及び17aの内側には肉
盗み部12d及び17bが形成されおり、これにより歯
の噛み合い時の衝撃を緩衝することができる。
【0037】この構造により、図7のb(図7のaの半
径方向から見た図)に示すように、歯合する互いのギア
の軸の平行度が僅かに狂っていても歯先同士のぶつかり
合いを極力避けることができる。これは、図6に示す従
来の欠け歯ギアと比較して分るように、噛み始める瞬間
の歯先線の交差量Cが従来のものの交差量Cp (図6の
bに示す)と比べても非常に小さくなっていることから
も理解できる。
【0038】なお、本実施例では、噛み始める部分の歯
幅を他の部分よりも狭くして他の部分の歯の剛性の低下
を防いでいるが、例えば剛性の高い材料で形成すれば、
歯の部分全部を相手側のギアの歯幅よりも狭くすること
もできる。
【0039】次に、上記シート給送装置の構成にかかる
動作を説明する。
【0040】最初に、シートSが収容されたシートカセ
ット4が装着される前は、図1、図8及び図10のaに
示すように、装置本体側のメインモータ15の駆動力に
よって駆動ギア13が連続的に回転しているが、ピック
アップカム12及びリフトアップカム18のいずれも欠
け歯部分が駆動ギア13に対向しているため、回転の伝
達が規制されて動作が停止状態となっている。
【0041】一体成形されたリフトアップ部材23は最
も下がった状態であり、ピックアップローラ3は最も上
がった状態に、リフトアップレバー10によりピックア
ップローラ軸6が押し上げられることによって保持され
ている。なお、図3のaに示すように、レバー部材40
もピックアップローラ軸6を持ち上げる位置に維持され
ている。この時には、図5のaに示すように、連結レバ
ー32は下がった状態にあり、フラグ32aがフォトセ
ンサ31を遮光していないためシートカセット4の装着
は検知されていない。
【0042】次に、シートカセット4が装着された後の
状態を説明する。
【0043】シートカセット4が装置本体に装着される
と、図5のbに示すように、シートカセット4のラッチ
爪41により連結レバー32が回動して持ち上げられ、
フラグ32aがフォトセンサ31を遮光してシートカセ
ット4の装着を検知する。
【0044】図9及び図10のbに示すように、シート
カセット4の装着が検知されると、ソレノイド14が作
動して、ピックアップカム12の回転規制を解除する。
これにより、ピックアップカム12は図示しない付勢手
段により微小回転してピックアップカム12のギア部1
2aと駆動ギア13とが噛み合い、駆動が伝達されてピ
ックアップカム12が矢印方向に1回転する。このギア
の噛み合い時に上述したように、欠け歯ギアであるギア
部12bの噛み始め部分12cが駆動ギア13より狭く
設定されているため、円滑に噛み合いが行われて衝突音
などの異音が発生することがない。1回転すると、ギア
部12aの欠け歯部が再び駆動ギア13と対向して駆動
の伝達が遮断される。
【0045】ピックアップカム12が1回転することで
リフトアップレバー10が下がってその一端がピックア
ップロックレバー30の爪部分aに引っ掛かりリフトア
ップレバー10がロックされる。このとき、ピックアッ
プローラ3は自重または図示しないバネ等の付勢手段に
より下降する。この下降によりピックアップローラ軸6
が下がりリフタートリガーレバー24を回動させること
によりリフタートリガーレバー24の他端がリフトアッ
プカム18の回転規制位置から解除される。なお、レバ
ー部材40は、図3bに示すように、シートカセット4
の装着によりピックアップローラ軸6の持ち上げ位置か
ら下がった位置に移動しているため、ピックアップロー
ラ軸6の下降を規制することはない。
【0046】規制が解除されたリフトアップカム18は
一体に形成されている欠け歯ギア17が駆動ギア13と
噛み合って回転し、リフトアーム爪19を揺動させる。
これにより扇形ラチェットギア22が反時計方向に回転
し、リフトアップ部材23のリフト部23aが回転して
シートカセット4内のシートが持ち上げられる(図11
及び図13のaに示す状態)。なお、このギアの噛み合
い時も上述したように、欠け歯ギア17の噛み始め部分
17aが駆動ギア13より狭く設定されているため、円
滑に噛み合いが行われて衝突音などの異音が発生するこ
とがない。
【0047】シートSの上昇によって、ピックアップロ
ーラ3が上昇し、ピックアップローラ軸6が所定の高さ
まで上昇すると、ピックアップロックレバー30のひさ
し部bが持ち上げられてピックアップロックレバー30
が反時計方向に回転してリフトアップレバー10のロッ
クが解除される。この解除された瞬間に、リフトアップ
レバー10はバネ11の作用によってピックアップロー
ラ3を最も上昇させた状態に持ち上げて、装置をシート
給送可能なスタンバイ状態にする(図12及び図13の
bに示す状態)。
【0048】その後、図14に示すように、シート給送
開始信号に連動してソレノイド14を作動させることに
より、ピックアップカム12を回転させ、リフトアップ
レバー10を揺動させて、ピックアップローラ軸6を下
降させるが、ピックアップローラ3はシートSの紙面高
さ(最上面)よりも低い位置に下がらないので、ピック
アップローラ軸6によってピックアップロックレバー3
0の動きが規制され、図14に示す位置よりも時計方向
には回転しない。したがって、リフトアップレバー10
が下がった位置でピックアップロックレバー30により
ロックされることはなく、ピックアップローラ軸6が下
がった位置で固定されることはない。
【0049】すなわち、ピックアップカム12の形状と
角速度によって決められた時間だけピックアップローラ
3はシートの最上面に当接し、その後シートから離間し
て上昇する。この間に、不図示のステッピングモータに
よってフィードローラ1、リタードローラ2及びピック
アップローラ3が駆動されてシートカセット4からシー
トSを一枚づつ分離して送り出す。
【0050】シートの給送に応じて、紙面高さが低下す
ると、リフタートリガーレバー24の一端部がピックア
ップローラ軸6によって押し下げられ、リフトアップカ
ム18の回転規制部材がはずれ、1ラッチ分だけ扇形ラ
チェットギア22が回転してリフトアップ部材23のリ
フト部23aによりシートSを上昇させる。この動作の
繰り返しにより紙面高さが略一定に維持される。
【0051】これらの一連の動作によって、ピックアッ
プローラ3はシートSをカセット4から繰り出すときだ
けシートSに当接し、それ以外の時はシートSから上方
に離間することで、フィードローラ1とリタードローラ
2とによるシートSの重送防止力を最大限に発揮でき、
重送を確実に防止することができる。
【0052】ここで、スタンバイ状態、すなわち、シー
トカセット4が装置本体に装着された後の最初の1枚目
のシート給送時のシート最上位の高さの設定について説
明する。
【0053】シートカセット4を装着すると最初にリフ
ター機構がシートを上昇させ、ピックアップロックレバ
ー30がリフトアップレバー10を解除し、リフトアッ
プレバー10によってピックアップローラ3が軸6を介
して跳ね上げられる。この跳ね上げ過程において、リフ
タートリガーレバー24がリフトアップカム18の回転
規制位置に移動することによりリフター機構によるシー
トSの上昇動作を停止する。すなわち、ピックアップロ
ックレバー30がリフトアップレバー10を解除するタ
イミングによってシート最上位の位置が決定され、この
解除タイミングは、図15に示すように、ピックアップ
ロックレバー30の形状によって適宜設定することがで
きる。このスタンバイ状態のときのシート最上位の高さ
1 とする。
【0054】次に、連続給紙中のシート最上位の位置は
上述したように、シートSの量が減少してシート最上位
の高さがP2 になると、リフタートリガーレバー24が
リフトアップカム18の回転規制位置から移動して規制
を解除する。これにより、リフトアップカム18が回転
してリフトアーム爪19を揺動させ、扇形ラチェットギ
ア22をラチェット1歯分だけ反時計方向に回転し、リ
フトアップ部材23によりシートSを持ち上げる。この
ラチェット1歯分によるシートSの移動量ΔPをとし、
移動した後のシート最上位の高さをP3 とする(図16
参照)。
【0055】ここで、シート最上位の設定は、次の式を
満たすことが最も理想的である。
【0056】P2 <P1 <P3 (=P2 +ΔP) なお、実用的には、P1 とP2 は略同じであれば十分に
機能し、実験的には次の式を満足すれば良いことが確認
できている。
【0057】 P2 −5mm<P1 <P3 +5mm(=P2 +ΔP+5mm) このように、スタンバイ状態でのシート最上位の高さP
1 を設定することにより最適な給紙が行える。
【0058】ここで、このような設定を行わなかった場
合について説明する。例えば、P2−5mm>P1 とした
場合には、図17のaに示すように、シートカセット4
を装着してスタンバイ状態となったときのシート最上位
が低くなり過ぎてしまい、ピックアップローラ3により
送り出したシートが分離手段であるリタードローラ2に
衝突してしまいジャム等の給送不良を発生する虞があ
る。
【0059】また、P1 >P3 +5mmとした場合には、
図17のbに示すように、スタンバイ状態でのシート最
上位が高くなり過ぎてしまい、ピックアップローラ3に
より送り出したシートが分離手段であるフィードローラ
1に衝突してしまいジャム等の給送不良を発生する虞が
ある。したがって、このような問題を起こさないために
上記シート最上位の高さの最適な設定が必要となる。
【0060】次に、シートSの補充するときなどのシー
トカセット4の装置本体からの引き抜きについて説明す
る。シートカセット4を装置本体から引き抜く際には、
シートカセット4の把手48を操作することにより、シ
ートカセット4側のラッチ爪41が下がり、これによっ
て連結レバー32が下がることによりリフトアップカム
18の回転が規制される。同時に、リフトアーム爪1
9、リフトロック爪21の両方が扇形ラチェットギア2
2から解除されてこれと一体成形されたリフター部分が
下がって紙面が下がりシートカセット4が装置本体から
抜き出し可能となる。
【0061】シート給送動作中に、例えば誤って電源を
切ってしまい装置本体のメインモータ15が停止したと
きなどには、ピックアップカム12が駆動ギア13と噛
み合った状態で停止してしまう場合がある。この場合
に、ピックアップカム12の位相によってはリフトアッ
プレバー10が最も低い位置に停止してしまうことがあ
り、この時には、ピックアップローラ3がシートカセッ
ト4内の最も低い位置に位置してしまいシートカセット
4が非常に抜きにくくなってしまう。
【0062】しかしながら、この場合でも、先に述べた
ように、シートカセット4の着脱に連動してピックアッ
プローラ3を上下に移動するレバー部材40の作用によ
り、シートカセット4を少し引き出すことによりピック
アップローラ3を上昇させ、シートカセット4の抜き出
しを容易にすることができる。
【0063】上記実施例では、シートカセット4の装着
をフォトセンサ31により検知し、該検知に基づきソレ
ノイドを作動させてスタンバイ状態にセットしている
が、図18に示す構成によってスタンバイ状態にセット
するようにしてもよい。
【0064】これは、図18のbに示すように、シート
カセット4のラッチ爪41がフレーム7と係合するとき
にラッチ爪41が回転し、連結レバー32を図中下方向
に押し下げる。このとき、連結レバー32の係合部32
bによってリフトアップレバー10を図中下方向に引き
下げることにより、リフトアップレバー10をピックア
ップロックレバー30により固定する。この固定状態
で、リフトアーム爪19が揺動し、扇形ラチェットギア
22が反時計方向に回転して、リフトアップ部材23に
よりシートカセット4内のシートが持ち上げられる。こ
の後の動作は上記実施例と同じである。なお、ラッチ爪
41が連結レバー32に嵌合した後は、連結レバー32
が上昇しているため、係合部32bがリフトアップレバ
ー10の上下動を妨げることはない(図18のcに示す
状態)。
【0065】このように、ソレノイド14を作動させず
に、シートカセット4の装着動作に連動させてリフトア
ップレバー10をリフトアップロックレバー30によっ
て固定するようにしたものでは、図18に示すような、
シートカセット4の装着を検知するフォトセンサ31を
用いなくてもスタンバイ状態にセットすることが可能と
なる。
【0066】次に、図19に基づいて、上記シート給送
装置を備えた画像形成装置について説明する。なお、本
実施例では、画像形成装置としてレーザービームプリン
タを用いたものについて説明する。
【0067】シートカセット4はプリンタ100の正面
から装着するフロントローディングタイプであり、シー
トカセット4に積載されているシートはシートカセット
4の装着方向と直交する方向に送り出される。
【0068】シートカセット4から送り出されたシート
は、画像形成部101及び後述する定着部109を通っ
て排出される。画像形成部101には、プリンタ100
から着脱自在なプロセスカートリッジ102が設けられ
ており、このプロセスカートリッジ102には、像担持
体である電写真感光ドラム103が、感光ドラム103
の表面を帯電させる帯電手段104、感光ドラム103
にトナー像を形成する現像手段105、感光ドラム10
3の表面に残留したトナーを除去するためのクリーニン
グ手段106等が設けられている。感光ドラム103
は、画像信号に応じてスキャナー部107から照射され
る画像光により露光される。
【0069】また、画像形成部101には、感光ドラム
103の表面に形成されたトナー像をシートに転写する
ための転写ローラ108が設けられている。この転写ロ
ーラ108は感光ドラム103にシートカセット4から
送り出されたシートを押圧するものであり、転写ローラ
108にトナー像と逆極性の電圧を印加することによっ
て、感光ドラム103上のトナー像をシートに転写す
る。
【0070】転写ローラ108によりトナー像が転写さ
れたシートは、定着部109に送られる。この定着部1
09には定着ローラ110が配置されており、この定着
ローラ110によって熱及び圧力が加えられてトナー像
がシートに定着される。
【0071】このように、シートカセット4から送り出
されたシートはプロセスカートリッジ102及び転写ロ
ーラ108によりトナー像が転写され、定着部109に
より転写されたトナー像が定着されて排出される。
【0072】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
リフター手段のリフトアップ部材を樹脂材料により一体
構成または二体構成としたため、部品点数を削減でき低
コスト化が可能となる。さらに、がたの発生を低減する
ことができるため、リフター手段によるシートの高さ制
御の精度を向上することができて、シートの給送性能を
良好にすることができる。また、二体構成のものでは、
剛性及び駆動伝達性の両方を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動伝達装置を装着したシート給送装
置の一例を示す斜視図
【図2】図1に示した装置に設けた一体型のリフトアッ
プ部材の一例を示す斜視図
【図3】図1に示した装置に設けた、ピックアップロー
ラの上下動を行う機構の動作図
【図4】図3に示した機構の斜視図
【図5】図1に示した装置におけるシートカセットの装
着動作を示す縦断面図
【図6】従来の欠け歯ギアの一例を示す図
【図7】本発明の欠け歯ギアの一例を示す図
【図8】図1に示す装置におけるシートカセット装着時
の状態を示す斜視図
【図9】図1に示す装置におけるスタンバイ状態にする
ための開始状態を示す斜視図
【図10】図1に示す装置におけるシートカセットの装
着状態からスタンバイ状態にするための開始状態への動
作を示す要部拡大図
【図11】図1に示す装置におけるスタンバイ状態にす
るための途中の状態を示す斜視図
【図12】図1に示す装置におけるスタンバイ状態を示
す斜視図
【図13】図1に示す装置におけるスタンバイ状態にす
るための途中の状態からスタンバイ状態への動作を示す
要部拡大図
【図14】図1に示す装置におけるシート給送時の状態
を示す要部拡大図
【図15】図1に示す装置におけるスタンバイ状態の要
部拡大図
【図16】図1に示す装置におけるリフター機構による
シート最上位の移動範囲を示す図
【図17】図1に示す装置においてスタンバイ状態での
シート最上位の高さ位置不良によるシート給送不良の状
態を示す図
【図18】他の実施例にかかるシートカセットの装着状
態を示す縦断面図
【図19】本発明を使用したシート給送装置を搭載した
プリンタの一例を示す縦断面図
【符号の説明】
4 カセット 4b 中板(シート載置手段) 18 リフトアップカム(カム) 19 リフトアーム爪 22 扇形ラチェットギア(駆動伝達部) 23 リフトアップ部材 23a リフト部 23b 連結軸部(軸部) 24 リフタートリガーレバー(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畔田 孝弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 荒木 友行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小松 照夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−208734(JP,A) 実開 昭56−6833(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを積載したシート載置手段を昇降
    可能に設け、該シート載置手段を昇降させるリフター手
    段を設けたシート給送装置において、 前記リフター手段は、前記シート載置手段に係合して昇
    降させるリフトアップ部材を有し、該リフトアップ部材
    は、 前記シート載置手段に係合するリフト部と、 前記リフト部を揺動させるための駆動が伝達される駆動
    伝達部と、 前記リフト部と駆動伝達部とを連結する軸部と、 から構成し、 前記リフト部、前記駆動伝達部及び前記軸部を樹脂材料
    により一体に形成したことを特徴とするシート給送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記リフター手段は、前記リフトアップ
    部材を駆動するための駆動手段と、前記シート載置手段
    に積載されているシートの最上位の高さに基づいて前記
    駆動手段を制御する制御手段とを有することを特徴とす
    る請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動伝達部はラチェットギアであ
    り、前記駆動手段はカムと、該カムの回転により揺動可
    能なリフトアーム爪とを有し、前記カムによって該リフ
    トアーム爪が揺動して前記ラチェットギアに歯合し該ラ
    チェットギアを回転させ、該ラチェットギアを介してリ
    フトアップ部材を回転して前記シート載置手段を昇降す
    ることを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
  4. 【請求項4】 シートを積載したシート載置手段を昇降
    可能に設け、該シート載置手段を昇降させるリフター手
    段を設けたシート給送装置において、 前記リフター手
    段は、前記シート載置手段に係合して昇降するリフトア
    ップ部材を有し、該リフトアップ部材は、 前記シート載置手段に係合するリフト部と、 前記リフト部と樹脂材料により一体に形成された軸部
    と、 樹脂材料で形成され、前記リフト部を揺動させるための
    駆動が伝達される駆動伝達部と、 を備え、前記軸部と前記駆動伝達部とを固定して前記リ
    フトアップ部材を形成することを特徴とするシート給送
    装置。
  5. 【請求項5】 前記リフター手段は、前記リフトアップ
    部材を駆動するための駆動手段と、前記シート載置手段
    に積載されているシートの最上位の高さに基づいて前記
    駆動手段を制御する制御手段とを有することを特徴とす
    る請求項4に記載のシート給送装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動伝達部はラチェットギアであ
    り、前記駆動手段はカムと、該カムの回転により揺動可
    能なリフトアーム爪とを有し、前記カムによって該リフ
    トアーム爪が揺動して前記ラチェットギアに歯合し該ラ
    チェットギアを回転させ、該ラチェットギアを介してリ
    フトアップ部材を回転して前記シート載置手段を昇降す
    ることを特徴とする請求項5に記載のシート給送装置。
  7. 【請求項7】 前記リフト部及び前記軸部をガラス入り
    の樹脂材料で一体に形成し、前記駆動伝達部をポリアセ
    タール系の樹脂材料で形成することを特徴とする請求項
    4に記載のシート給送装置。
  8. 【請求項8】 シートを積載したシート載置手段を昇降
    可能に設け、該シート載置手段を昇降させるリフター手
    段を設け、リフター手段により所定の昇降位置にあるシ
    ートを送り出す給送手段を設け、前記給送手段により送
    り出されたシートに画像を形成する画像形成手段を設け
    た画像形成装置において、 前記リフター手段は、前記シート載置手段に係合して昇
    降するリフトアップ部材を有し、該リフトアップ部材
    は、 前記シート載置手段に係合するリフト部と、 前記リフト部を揺動させるための駆動が伝達される駆動
    伝達部と、 前記リフト部と駆動伝達部とを連結する軸部と、 から構成し、 前記リフト部、前記駆動伝達部及び前記軸部を樹脂材料
    により一体に形成したことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 シートを積載したシート載置手段を昇降
    可能に設け、該シート載置手段を昇降させるリフター手
    段を設け、リフター手段により所定の昇降位置にあるシ
    ートを送り出す給送手段を設け、前記給送手段により送
    り出されたシートに画像を形成する画像形成手段を設け
    た画像形成装置において、 前記リフター手段は、前記シート載置手段に係合して昇
    降するリフトアップ部材を有し、該リフトアップ部材
    は、 前記シート載置手段に係合するリフト部と、 前記リフト部と樹脂材料により一体に形成された軸部
    と、 樹脂材料で形成され、前記リフト部を揺動させるための
    駆動が伝達される駆動伝達部と、 を備え、前記軸部と前記駆動伝達部を固定して前記リフ
    トアップ部材を形成することを特徴とする画像形成装
    置。
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