JPH10167486A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH10167486A
JPH10167486A JP32852596A JP32852596A JPH10167486A JP H10167486 A JPH10167486 A JP H10167486A JP 32852596 A JP32852596 A JP 32852596A JP 32852596 A JP32852596 A JP 32852596A JP H10167486 A JPH10167486 A JP H10167486A
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JP
Japan
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paper
bottom plate
sheet
main body
cassette
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JP32852596A
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English (en)
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Kazumasa Ishikawa
一正 石川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 底板上昇時の衝撃によって用紙が分離爪から
外れないようにする。 【解決手段】 他端部を円弧状に形成した用紙押え手段
20の一端を回動可能に画像記録装置本体内でかつ底板12
の上方に設置し、さらに用紙押え手段20を回動させるソ
レノイド21設けたものであり、給紙カセット11を引き出
したときにはソレノイド21はオン状態となり、用紙押え
手段20が回動して、用紙押え手段20の他端部を給紙コロ
15の下方に位置させる。さらに用紙を補給した後、給紙
カセット11を押し込んだ際、本体への装着が完了する直
前に、ストッパ17から底板フック16が離間して、スプリ
ング13の付勢により底板12が上昇する。この時用紙先端
部に用紙押え手段20の他端部が当接して、用紙の跳ねを
規制する。そして、本体への装着が完了した時点でソレ
ノイド21はオフ状態となり、用紙搬送の障害にならない
位置に退避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カット紙を画像記
録用の用紙に使用したファクシミリ装置、プリンタ、複
写機に適用される給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の画像記録装置の内部構成を
示す側面図であり、1は感光体ドラム、2は感光体ドラ
ム1を均一に帯電する帯電器、3は、帯電した感光体ド
ラム1に、画像情報によって変調されたレーザ光を照射
して静電潜像を形成させる光走査装置、4は静電潜像に
トナーを転移付着させてトナー像化する現像器、5は用
紙にトナー像を転写させる転写ローラ、6は用紙にトナ
ー像を定着させる定着器、7は感光体ドラム1をクリー
ニングすると共に残留物を回収するクリーニング部と現
像器4に供給するトナーを収納するトナー収納部とを一
体に構成したクリーニング・トナーマガジン、8はクリ
ーニング・トナーマガジン7のクリーニング部でクリー
ニングされた感光体ドラム1の表面の残留電荷を除去す
る除電器、9は用紙を転写ローラ5に供給する給紙装
置、10は光学的に原稿の画像を読み取る原稿読取装置を
示す。
【0003】また、11は給紙装置9の外装となる筐体で
ある給紙カセット、12は給紙カセット11内に一端が上下
動するように他端を回動可能に取り付けた底板、13は、
給紙カセット11内の底面と底板12の裏面との間に設置さ
れ、底板12を常時上方向に付勢するスプリング、14は、
給紙カセット11に回動可能に設けられ、底板12に載置さ
れた用紙先端の両側角部に係合する分離爪、15は、回転
によって給紙カセット11内の用紙を給紙するもので、側
面視したとき略半月型をした給紙コロを示す。
【0004】図6は底板の先端部付近の構成を示す一部
に断面を含む斜視図であり、16は、底板12の一部を切欠
き、曲げを施すことで、裏面に鉤状に形成した底板フッ
ク、17は、給紙カセット11内の底面上にスライド可能に
設けられ、底板フック16に対して係合および係合解除が
可能なストッパ、18は、画像記録装置本体に設けられ、
給紙装置9の本体内に突出したストッパ解除用突起を示
す。
【0005】給紙装置9は主に符号11〜18に示した部材
によって形成されている。また、符号12〜17に示した部
材は給紙カセット11側の部材であり、給紙コロ15および
ストッパ解除用突起18は画像記録装置本体側の部材であ
る。
【0006】給紙カセット11に用紙を補給する場合、ま
ず、給紙カセット11の引き出し用レバー(図示せず)を下
げることで底板12を下げ、分離爪14と用紙の両端部との
係合状態を解除する。底板12は、ある一定の位置まで下
げられたとき、底板フック16にストッパ17が係合し、そ
の状態でロックされる。そして、画像記録装置本体から
給紙カセット11を引き出して用紙を補給した後、再度給
紙カセット11を画像記録装置本体に装着した時もしくは
装着を完了する直前にストッパ解除用突起18がストッパ
17に当接して押圧することにより、ストッパ17がスライ
ドしてストッパ17から底板フック16が離間して、ロック
状態が解除される。その結果、スプリング13の付勢によ
り底板12が持ち上げられ、給紙コロ15の平面部に用紙の
先端部が対向する。その後、給紙コロ15を回転させるこ
とにより、給紙コロ15の曲面部が用紙に当接して、用紙
に搬送力を加えて用紙を搬送させる。その際、用紙が撓
むことにより両端部が分離爪14から外れ、一枚ずつ搬送
されて行く。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、給紙カ
セット11を画像記録装置本体に装着すると、スプリング
13の付勢により底板12が持ち上げられるが、この時の衝
撃により用紙が跳ね上がって両端部が分離爪14から外
れ、分離爪14の上に乗ってしまい、重送あるいはジャム
を引き起こすとか、用紙がサイドフェンスや用紙前方の
壁に乗り、用紙先端が捲れて耳折れしたりジャムを引き
起こすおそれがある。特に、底板12上に載置された用紙
が少ない場合は、スプリング13に加わる重量が少ないた
め、衝撃的に上昇し易くなる。
【0008】本発明は、このような問題点に対して鑑み
なされたものであり、底板上昇時の衝撃によって用紙が
分離爪から離れないようにした給紙装置を提供すること
を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段である本発明は、画像記録装置本体に着脱可能な
カセット体と、一端部が上下動するように他端部を前記
カセット体内に回動可能に取り付けた底板と、この底板
に載置された用紙の角部に係合する分離爪と、前記カセ
ット体内に設けられ、前記底板を上方に常時付勢する付
勢部材とを有し、前記カセット体を画像記録装置本体に
装着した時、前記底板とともに用紙の先端を上方に予め
設定した高さまで持ち上げる給紙装置において、前記カ
セット体を画像記録装置本体に装着する際の前記底板の
上昇時に最上位置の用紙の上部を押える押え部材と、前
記底板の上昇後に前記押え部材を移動させて用紙の押え
を解除させる解除部材とを備えたことを特徴とする。ま
た、前記付勢部材の付勢力に抗して前記底板を予め設定
した位置まで押し下げたときに、前記底板を上昇させな
いようにロックするロック部材を有し、前記カセット体
を画像記録装置本体に装着する動作に連動して前記ロッ
ク部材のロック状態を解除することを特徴とする。この
ような構成により、底板上昇時に用紙先端部を押えるこ
とにより、用紙が衝撃によって跳ね上がることがなくな
る。
【0010】また、前記押え部材が前記カセット体を画
像記録装置本体に装着する動作に連動して、前記カセッ
ト体の画像記録装置本体に対する装着が完了する途中に
おいては用紙押えが可能な位置に前記押え部材の他端を
移動させ、装着が完了した時点においては前記押え部材
の他端が用紙搬送における障害とはならない位置に移動
させる構成とし、さらに前記押え部材が用紙押え可能な
位置にあるときに前記底板を上昇させるように構成した
ことを特徴とする。また、前記押え部材を前記カセット
体に設けたことを特徴とする。このような構成により、
カセット体の画像記録装置本体への装着動作におけるス
トロークを利用して、押え部材を用紙押えの可能な位置
または用紙搬送における障害とはならない位置に移動さ
せる。
【0011】また、上方に持ち上げられた用紙に当接
し、回転することによって用紙を搬送する給紙コロと、
この給紙コロを回転させる駆動部と、用紙搬送時の回転
とは逆方向に前記駆動部を回転させたときのみの動作を
前記押え部材に伝達し、前記押え部材を移動させる伝達
手段とを有し、前記カセット体を画像記録装置本体への
装着が完了した後、前記駆動部を逆回転させて用紙の押
えを解除させることを特徴とする。このような構成によ
り、駆動部を逆回転を利用することで、少ない部材でよ
り安価に構成することができる。また、カセット体の画
像記録装置本体への装着を完了した後に用紙押えを解除
できるため、カセット体の装着時において、底板上昇時
の衝撃以外の衝撃で用紙を分離爪から外れることを防止
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の第1実施形態の装置の要部
を示す構成図であり、20は用紙押え手段を示し、この用
紙押え手段20の一端部は装置本体の内部に回動可能に設
置されている。また、他端部は一端部の回動軸を中心と
した円弧状に構成されている。また、21は用紙押え手段
20を回動させるソレノイドを示す。なお、図5に示した
従来例における部材と同一の部材については同一の符号
を付して詳細な説明は省略した。
【0014】ソレノイド21は給紙カセット11が装着され
ているときにはオフ状態となり、ソレノイドシャフト21
bはソレノイド本体21aから突出している。この時、用紙
押え手段20の他端部は図中の二点鎖線で示したように給
紙コロ15の側方に位置しており、用紙搬送の障害になら
ない位置に退避している。また、給紙カセット11が引き
出されているときにはオン状態となり、ソレノイドシャ
フト21bはソレノイド本体21aに引き込まれる。この時、
用紙押え手段20の他端部は図中の実線で示したように給
紙コロ15の下方に位置している。
【0015】そこで給紙カセット11を画像記録装置本体
に押し込んだ時、装着が完了する直前に、ストッパ17が
スライドしてストッパ17から底板フック16が離間するこ
とによりロック状態が解除され、底板12が上昇する。こ
の時用紙先端部に用紙押え手段20の他端部が当接して、
用紙の跳ねを規制する。そして、本体への装着が完了し
た時点でソレノイド21はオフ状態となり、図中A方向に
回動して、用紙搬送の障害にならない位置に退避する。
【0016】このように構成したことにより、給紙カセ
ット11の装着の際における、底板12が上昇するとき用紙
に用紙押え手段20の他端部が当接するため、用紙の跳ね
を規制する。その結果、用紙の跳ねによって分離爪14か
ら用紙が外れて重送やジャムが発生することを防止でき
る。
【0017】図2は本発明の第2実施形態の装置の要部
を示す説明図であり、30は、給紙カセット11に取り付け
られ、給紙カセット11の着脱動作に連動し、かつ給紙カ
セット11と同じ方向にスライド移動するスライド部材、
30aはスライド部材30に形成したラック、31は、ラック3
0aに噛合した状態で給紙カセット11に取り付けられ、か
つ用紙押え手段20の回転軸に設けたピニオン、32は画像
記録装置本体に設けられた係合片を示す。スライド部材
30には長孔30bが形成されており、この長孔30bに突起33
が遊嵌している。すなわち、スライド部材30の移動範囲
は長孔30bの長さで決定されている。さらに、スライド
部材30の後端部にはL字型の係合部30cが形成されてい
る。
【0018】用紙補給のために給紙カセット11を引き出
し、用紙の補給後、給紙カセット11を押し込むと、途中
で係合部30cが係合片32に係合するためスライド部材30
はその位置で停止するが、ピニオン31はラック30aに噛
合して図中B方向に回転しながら給紙カセット11ととも
に移動する。そのため用紙押え手段20は図中C方向に回
動する。さらに給紙カセット11の装着が完了する直前
に、ストッパ17(図1参照)がスライドしてストッパ17か
ら底板フック16が離間して、ロック状態が解除され、底
板12が上昇する。この時用紙押え手段20の他端部が用紙
先端部の上方に位置するように設定されており、用紙先
端部に用紙押え手段20の他端部が当接して、用紙の跳ね
を規制する。そして、本体への装着が完了するまで用紙
押え手段20は、さらに図中C方向に回動して、装着が完
了した時点で用紙搬送の障害にならない位置に退避す
る。
【0019】なお、スライド部材30には図示しない付勢
部材が取り付けられており、常時D方向に付勢されてい
る。そのため、給紙カセット11を引き出した時の用紙押
え手段20は、図中C方向とは逆方向に回動した状態とな
っている。
【0020】このように構成したことにより、用紙押え
手段20を回動させるために、給紙カセット11の着脱時に
おけるストロークを利用することで、より少ない機構に
より、用紙の跳ねによって分離爪14から用紙が外れて重
送やジャムが発生することを防止できる。
【0021】なお、第2実施形態の装置は上述の構成に
限るものではなく、給紙カセット11を装着する際に、ピ
ニオン31が図中B方向に回転するような構成であれば良
い。例えば、ピニオン31および用紙押え手段20さらにス
ライド部材30を画像記録装置本体に設け、給紙カセット
11の装着動作に連動してスライド部材30を図中D方向と
は逆方向にスライドさせる構成としても良い。さらに
は、ピニオン31の上方からラック30aが噛合するように
スライド部材30を配置し、給紙カセット11の装着の際
に、スライド部材30を押圧して図中D方向にスライドさ
せる構成としても良い。
【0022】図3は本発明の第3実施形態の装置の構成
を示す斜視図であり、40は給紙モータ、41は、大ギヤ41
aと小ギヤ41bとを同軸に設け、給紙モータ40の回転によ
って駆動される伝達ギヤ、42は給紙コロ15を支持する回
転軸、43は、回転軸42に設置され、小ギヤ41bに噛合す
る駆動ギヤ、44は駆動ギヤ43と回転軸42とを連結させる
クラッチ、45は駆動ギヤ43に噛合する伝達ギヤ、46は用
紙を転写ローラ5(図5参照)方面に搬送するレジストロ
ーラ、47はレジストローラ46を軸支する回転軸、48は、
回転軸47に設置され、伝達ギヤ45に噛合する駆動ギヤ、
49は用紙押え手段20を支持する回転軸、50は、回転軸49
に設置され、大ギヤ41aに噛合する駆動ギヤ、51は、回
転軸49に設置された、先端が鉤状に形成された押え手段
フックを示す。
【0023】給紙コロ15は、クラッチ44の操作によりE
方向に1枚の給紙動作につき1回転するように構成され
ている。ここで、伝達ギヤ41における小ギヤ41bと回転
軸との間には図示しない1方向クラッチが内蔵されてお
り、小ギヤ41bはF方向に回転するが、給紙モータ40が
逆転しても1方向クラッチが空転し、F方向に対して逆
方向には回転が伝達されないように構成されている。ま
た、回転軸49と駆動ギヤ50との間には図示しない1方向
クラッチが内蔵されており、給紙モータ40が逆転したと
きのみ回転軸49に回転が伝達されるように構成されてい
る。
【0024】図4は第3実施形態の装置における用紙押
え手段の周辺の構成を示す側面図であり、52は、回転軸
49の上方でかつ画像記録装置本体に設けられ、給紙カセ
ット11の着脱方向にスライド移動可能なストッパスライ
ダ、53は、一端がストッパスライダ52に取り付けられ、
他端が画像記録装置本体に取り付けられたスライダスプ
リング、54は用紙押え手段20を給紙カセット11の引き出
し方向に付勢するリセットスプリングを示す。
【0025】用紙を補給するために給紙カセット11を引
き出したとき、リセットスプリング54の付勢により、例
えば図2に示すように、底板12の先端の上部に用紙押え
手段20の他端部が位置する。そして、給紙カセット11を
押し込むことで本体への装着が完了する。それと同時
に、ストッパ17がスライドしてストッパ17から底板フッ
ク16が離間して、ロック状態が解除され、底板12が上昇
する。この時用紙先端部に用紙押え手段20の他端部が当
接して、用紙の跳ねを規制と同時にスライダストッパ52
を図4中G方向に移動させる。そして、本体への装着が
完了した後、給紙モータ40が逆回転し、用紙押え手段20
が図2における二点鎖線に示すように、用紙搬送の障害
にならない位置に退避する。このとき、図4に示すよう
に、押え手段フック51がストッパスライダ52に係止して
回転軸49はロックされる。
【0026】その後、用紙の補給を行うために給紙カセ
ット11を引き出したとき、ストッパスライダ52の押え手
段フック51対する規制が解除され、スライダスプリング
54の引張りによりスライダストッパ52が図中G方向とは
逆方向にスライドし、押え手段フック51がストッパスラ
イダ52から外れ、リセットスプリング54の付勢により回
転軸49が回転して、図2に示すように用紙押え手段20の
他端部が位置する。
【0027】このような構成により、給紙カセット11の
装着時における衝撃が収まった後に用紙押え手段20を退
避させるために、底板12の上昇時における衝撃以外の衝
撃、例えば、給紙カセット11の装着時の衝撃による分離
爪14からの用紙の外れを防止することができる。すなわ
ち、給紙カセット11を画像記録装置本体に装着した際に
給紙カセット11本体は急停止するが、収納されている用
紙は慣性により下がろうとする。この慣性により用紙が
たわみ、結果として分離爪14の用紙掛かり量は少なくな
り、分離爪14から用紙が外れ易くなる。しかし、第3実
施形態では、給紙カセット11の装着完了後に用紙押え手
段20を退避させるものであり、衝撃が用紙に加わる時点
では用紙押え手段20が用紙を押えているため、分離爪14
からの用紙の外れを防止することができる。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように構成した本発明に
よれば、次に記載する効果を奏する。
【0029】請求項1および2記載の構成によれば、底
板上昇時に最上位置の用紙を押えることにより、用紙が
衝撃によって跳ね上がることがないので、分離爪から用
紙が外れることもなく、重送、ジャム、耳折れなどの不
具合を防止することが可能になり信頼性が向上する。
【0030】請求項3および4記載の構成によれば、カ
セット体の画像記録装置本体への装着動作に連動させ
て、押え部材を用紙押えの可能な位置または用紙搬送に
おける障害とはならない位置に移動させるため、より安
価に構成することができる。
【0031】請求項5記載の構成によれば、押え手段に
よる押えの解除を駆動部の逆回転を利用して行うことに
より、少ない部材でより安価に構成することができる。
また、カセット体の画像記録装置本体への装着を完了し
た後に用紙押えを解除できるため、カセット体の装着時
において、底板上昇時の衝撃以外の衝撃で用紙を分離爪
から外れることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の装置の要部を示す構成
図である。
【図2】本発明の第2実施形態の装置の要部を示す説明
図である。
【図3】本発明の第3実施形態の装置の構成を示す斜視
図である。
【図4】第3実施形態の装置における用紙押え手段の周
辺の構成を示す側面図である。
【図5】従来の画像記録装置の内部構成を示す側面図で
ある。
【図6】底板の先端部付近の構成を示す断面を含む斜視
図である。
【符号の説明】
1…感光体ドラム、 2…帯電器、 3…光走査装置、
4…現像器、 5…転写ローラ、 6…定着器、 7
…クリーニング・トナーマガジン、 8…除電器、 9
…給紙装置、 10…原稿読取装置、 11…給紙カセッ
ト、 12…底板、13…スプリング、 14…分離爪、 15
…給紙コロ、 16…底板フック、 17…ストッパ、 18
…ストッパ解除用突起、 20…用紙押え手段、 21…ソ
レノイド、21a…ソレノイド本体、 21b…ソレノイドシ
ャフト、 30…ラック、 30a…長孔、 31…ピニオ
ン、 32…係合片、 33…突起、 40…給紙モータ、
41,45…伝達ギヤ、 41a…大ギヤ、 41b…小ギヤ、
42,47,49…回転軸、 43,48,50…駆動ギヤ、 44…
クラッチ、 46…レジストローラ、 51…押え手段フッ
ク、 52…ストッパスライダ、 53…スライダスプリン
グ、 54…リセットスプリング。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録装置本体に着脱可能なカセット
    体と、一端部が上下動するように他端部を前記カセット
    体内に回動可能に取り付けた底板と、この底板に載置さ
    れた用紙の角部に係合する分離爪と、前記カセット体内
    に設けられ、前記底板を上方に常時付勢する付勢部材と
    を有し、前記カセット体を画像記録装置本体に装着した
    時、前記底板とともに用紙の先端を上方に予め設定した
    高さまで持ち上げる給紙装置において、 前記カセット体を画像記録装置本体に装着する際の前記
    底板の上昇時に最上位置の用紙を押える押え部材と、前
    記底板の上昇後に前記押え部材を移動させて用紙の押え
    を解除させる解除部材とを備えたことを特徴とする給紙
    装置。
  2. 【請求項2】 前記付勢部材の付勢力に抗して前記底板
    を予め設定した位置まで押し下げたときに、前記底板を
    上昇させないようにロックするロック部材を有し、前記
    カセット体を画像記録装置本体に装着する動作に連動し
    て前記ロック部材のロック状態を解除することを特徴と
    する請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記押え部材が前記カセット体を画像記
    録装置本体に装着する動作に連動して、前記カセット体
    の画像記録装置本体に対する装着が完了する途中におい
    ては用紙押えが可能な位置に前記押え部材の他端を移動
    させ、装着が完了した時点においては前記押え部材の他
    端が用紙搬送における障害とはならない位置に移動させ
    る構成とし、さらに前記押え部材が用紙押え可能な位置
    にあるときに前記底板を上昇させるように構成したこと
    を特徴とする請求項1または2記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記押え部材を前記カセット体に設けた
    ことを特徴とする請求項1,2または3記載の給紙装
    置。
  5. 【請求項5】 上方に持ち上げられた用紙に当接し、回
    転することによって用紙を搬送する給紙コロと、この給
    紙コロを回転させる駆動部と、用紙搬送時の回転とは逆
    方向に前記駆動部を回転させたときのみの動作を前記押
    え部材に伝達し、前記押え部材を移動させる伝達手段と
    を有し、前記カセット体を画像記録装置本体への装着が
    完了した後、前記駆動部を逆回転させて用紙の押えを解
    除させることを特徴とする請求項1または2記載の給紙
    装置。
JP32852596A 1996-12-09 1996-12-09 給紙装置 Pending JPH10167486A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7484725B2 (en) 2005-02-21 2009-02-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image recording apparatus
KR101085931B1 (ko) * 2005-06-28 2011-11-23 삼성전자주식회사 녹업 플레이트의 상승 제동 장치
JP2012206851A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Canon Inc シート給送装置及び画像形成装置

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