JPH11190410A - クラッチ装置、給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents
クラッチ装置、給紙装置及び画像形成装置Info
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- JPH11190410A JPH11190410A JP36022097A JP36022097A JPH11190410A JP H11190410 A JPH11190410 A JP H11190410A JP 36022097 A JP36022097 A JP 36022097A JP 36022097 A JP36022097 A JP 36022097A JP H11190410 A JPH11190410 A JP H11190410A
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Abstract
て、駆動歯車により欠歯歯車を駆動する場合、レバーの
解除又は復帰時に発生する騒音を低減すること。 【解決手段】 駆動歯車24と噛み合い可能な欠歯歯車
28と、欠歯歯車と一体回転可能なカム31と、欠歯歯
車とカムに初期回転力を与える付勢手段34と、カムの
係止段部36に係合してカムの回転を停止するレバー
と、レバーをカムの係止段部から解除する解除手段41
と、レバーをカム面に復帰させる復帰手段44とを備
え、カムは、係止段部よりカム回転方向下流部で該係止
段部に隣接するカム解除面と、該カム解除面より下流部
に配置され解除手段により解除されたレバーが復帰する
カム復帰面を備え、カム復帰面の高さを、カム解除面の
高さよりも高く設定した。
Description
ー、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に該画像
形成装置のシート給送カセット、マルチトレイ等のシー
ト積載部からシートを一枚ずつ送り出すシート給送装置
において、給送手段等に回転力を間欠的に伝達するクラ
ッチ部の改良に関するものである。
像形成装置には、シート積載部に積載されたシートを一
枚ずつ分離して画像形成部へ給送するためのシート給送
装置が備えられている。
ラッチ装置を図8を用いて説明する。
クラッチ装置の要部拡大図である。124は駆動歯車で
あり、軸125に固定支持されているが、図示しないモ
ータ及び歯車列によって常時反時計回り方向に回転され
ている。駆動歯車124は全周に亘る複数の歯126を
有している。
する欠歯歯車128が設けてあり、係止部136を設け
たカム134と同軸上で段違いに欠歯歯車と一体的に回
転するようになっている。さらに、この欠歯歯車128
と一体的に回転するように、給紙軸138に半月形状の
給紙ローラ122が設けられている。
車124に対向し、カム131の係止部136に係止し
たソレノイド141のレバー142を外した退避位置
(実線で示す位置)に移動した時に、欠歯歯車128の
有歯歯車129が駆動歯車124に噛み合うように初期
回転力を与える付勢手段としての初期回転用バネ134
が設けられている。駆動手段としてのソレノイドには、
係止レバー142が揺動自在に支持されており、該レバ
ー142は、付勢手段としてのバネ144により常時カ
ム面に押し付ける方向に付勢され、ソレノイド141に
より所定のタイミングで反対方向に移動されて、カムの
係止部136から退避される。
始信号にもとづいて上記レバー142をカム係止部13
6との係合から解除すると、欠歯歯車128は、初期回
転用バネ134によりその有歯部129が駆動歯車12
4に係合されて駆動歯車124により回転駆動され、同
軸上の半月給紙ローラ122が回転して、シート積載部
であるカセット内の記録紙等のシートを送り出すことに
なる。
来例で示したクラッチ装置には以下に挙げる課題があっ
た。
OFF信号により、図8に示すようにレバーをカム側へ
移動する時即ち復帰させる時(一点鎖線)には、カム1
31は硬質樹脂等の剛性部材でできているから、レバー
が復帰してカム131の外周に衝突したとき、「カチ
ッ」という騒音が発生する。このようなクラッチ装置を
有する給紙装置を連続で動作させる場合には、この給紙
動作が連続して行われるので、非常に耳障りなものとな
ってしまう。
時の音を低減する方法として、カム面にゴム等の緩衝材
(弾性部材)を貼り付けるものが提案されている(特開
平07−269595号公報)。しかしながら、この方
法では、この「カチッ」という音を小さくすることはで
きるが、完全には無くすことはできない。また、弾性部
材を貼り付けることでコストアップを招くことになる。
を低減する方法として、カム面の係止部の段差をできる
かぎり小さくすることにより、レバーの可動ストローク
を少なくして、エネルギーを小さくする方法も考えられ
る。しかしながら、この方法では、レバーとカムの噛み
合い量が少なくなるために、この噛み合いにより、欠歯
歯車を保持する際の信頼性が低下する。さらに、部品精
度や組立精度によっては、レバーが退避位置にある際
に、カム面とレバー先端が接触してしまうことになり、
欠歯歯車の回転を妨げ、最悪の場合は給紙ローラが回転
しないという給紙不良を招くことことになる。
面がソレノイドの吸引先端部と衝突することにより同様
の騒音が発生していた。
であり、本発明の目的は、解除手段によりレバーとカム
の係止段部との係合が解除される際、または、レバーが
カム面に復帰する際に生じる騒音を完全に無くすことが
可能なクラッチ装置を提供することである。
め、本発明の代表的な手段は、一部欠歯部を有し、駆動
歯車と噛み合い可能な欠歯歯車と、該欠歯歯車と一体回
転可能なカムと、該欠歯歯車を駆動歯車に係合させるた
めに該欠歯歯車と該カムに初期回転力を与えるための初
期回転付勢手段と、該カムの係止段部に係合して該カム
の回転を停止するレバーと、該レバーをカムの係止段部
との係合から解除する解除手段と、該レバーをカムに接
触する方向に復帰させる復帰手段とを備え、前記カム
は、前記係止段部よりカム回転方向下流部で該係止段部
に隣接するカム解除面と、該カム解除面より下流部に配
置され前記解除手段により解除された前記レバーが復帰
するカム復帰面を備え、前記カム復帰面の高さを、前記
カム解除面の高さよりも高く設定したことを特徴とす
る。
部との係合が解除されると、レバーはカム解除面に沿っ
て移動し、レバーが復帰する際には、カム解除面より高
いカム復帰面に係合することになり、その可動ストロー
クが完全になくなるように動作し、復帰動作するレバー
はカム面へ衝突せず、騒音を発生しない。
発明に係るクラッチ装置を備えたデュプロ方式のシート
給送装置、該シート給送装置を備えた画像形成装置の1
例のレーザービームプリンタについて説明する。尚、以
下の説明ではシートとして記録紙を適用した場合につい
て説明するが、合成樹脂等で形成した各種シートを適用
することもできる。
大図で、図2〜図3は側面から見た動作経過図、図4は
カム形状を詳細に説明するカム面の拡大図、図5はシー
ト給送装置を備えたレーザービームプリンタの断面説明
図である。
カセット1に積載されている記録紙Pは、給送回転体と
なる半月給送ローラ2によりピックアップされ分離パッ
ド3によって一枚ずつに分離され、最上位の記録紙Pの
みが、レジ前ガイド4に沿って、搬送ローラ対16によ
りレジストローラ対5に搬送される。
トリッジ6内に配置された電子写真感光体としての感光
体ドラム7には、光学ユニットからのレーザー光により
静電潜像が形成され、該潜像はプロセスカートリッジ内
の現像手段の現像剤により現像されて、トナー像が形成
される。
転に合わせてレジストローラ対5により記録紙Pは搬送
され、転写ローラ8により記録紙P上に感光体ドラム7
上のトナー像が転写される。
イド10にガイドされ、定着ローラ11および加圧ロー
ラ12のローラ対を有する定着手段により加熱、加圧さ
れて記録紙P上のトナー像が永久像として定着される。
その後、記録紙Pは搬送ガイドリブ13に沿って搬送さ
れ、搬送ローラ対14によりフェースダウントレイ15
上に排出積載される。
られたオプションカセット21から給紙する場合は、本
体と同様にオプションカセット21に積載された記録紙
Pは、弾性部材であるバネ21aにより付勢される中板
21bにより給送回転体となる半月給紙ローラ22へ押
圧され、給紙ローラ22によりピックアップされ分離パ
ッド23によって一枚ずつに分離され、最上位の記録紙
Pのみが搬送されて、搬送ローラ対26、本体カセット
内のガイド1aを経て、レジ前ガイド4に沿ってレジス
トローラ対5に搬送され以後は同様のプロセスを経て画
像形成がなされる。
形態について具体的に説明する。このクラッチ装置は、
図5におけるオプションカセット21について適用した
ものであるが、本体に設けられたカセットについても同
様の構成となっている。
れるクラッチ装置の第1実施形態を示している。ただ
し、図1は図5で示した画像形成装置の裏面から見た図
であり、半月給紙ローラの回転方向が異なっている。2
4はオプション本体に設けた駆動歯車であり、軸25に
固定されているが、図示しないモータ及び歯車列によっ
て常時反時計回り方向に回転している。駆動歯車24
は、全周に亘る複数の歯26を有している。
けられており、複数の歯を備えた有歯部分29と歯の無
い欠歯部30とを有する。欠歯歯車28の側面にはカム
31を一体的に設けてある。またカム31の側面にはピ
ン32を設けてあり、該ピン32と、オプションカセッ
トのフレームに設けられた引っ掛け部33との間に、初
期付勢手段としての引張バネ34が張設されており、常
時欠歯歯車を時計回り方向に付勢している。またカム3
1の外周には係止部36を設けてある。また、この欠歯
歯車28と一体に回転する給紙軸27によって、半月給
紙ローラ22(破線で示す)を回転させている。
らなるホルダー40により保持したソレノイド41を設
けてある。ホルダー40は図示しないフレームにネジ止
めされており、またホルダー40には、シーソー状に揺
動運動するレバー42を取り付けてあり、レバー42の
一端側には爪43を形成してある。
設けてあり、レバー42の他端側42aと立ち曲げ40
aとには付勢手段としての引張バネ44を掛けてあり、
レバー42を時計回り方向即ちカム31方向へ常に付勢
している。また、レバー42の退避時にその背面を受け
る位置、例えばホルダー40上方に、スポンジ、軟質ゴ
ム等の軟質弾性部材45が緩衝部材として設けられてい
る。
状について詳細に説明する。カム31は大きく3つの面
から構成されている。まず第1に、レバーと係止する係
止部36より歯車回転方向手前での半径RAにされてい
るカム係止面31a、次にソレノイドが動作してレバー
が解除される位置での半径RBにされているカム解除面
31b、さらにソレノイドが解除されてレバーが復帰さ
れる位置での半径RCにされているカム復帰面31c
に、それぞれ設定されている。このカム面の高さは次の
式のような関係で設定されている。
は徐々に半径を大きくすることにより、滑らかな曲線と
なっている。また同様に、カム復帰面31cからカム係
止面31aにかけても徐々に半径を小さくすることによ
り滑らかな曲線となっている。
について詳細に説明する。
いる。この状態では図示しないモータ及び歯車列によっ
て駆動歯車24は常時反時計回り方向に回転している。
また、欠歯歯車28は引張バネ34によって時計回り方
向に付勢するようなモーメントを与えられている。一
方、ソレノイド41がOFF状態であるため、引張バネ
44で時計回り方向に付勢されているレバー42の爪4
3が欠歯歯車のカム係止部36と係止している。従っ
て、上記モーメントの存在に関らず、欠歯歯車28は図
1の位置で停止している。
対応して駆動歯車24と欠歯歯車28とは非噛み合い状
態にあり、駆動歯車24の回転は欠歯歯車28に伝達さ
れないことになる。
1に電圧が印加されて励磁されると、発生した吸引力で
レバー42が時計回り方向に回動して、爪43が欠歯歯
車28のカム係止部36から外れて、弾性部材45に当
接するまでレバー42は回動する。しかしながら、レバ
ー42は弾性部材45と衝突するだけで、ソレノイドの
吸引先端部41aとは衝突することがないため、この時
点での騒音が発生しないことになる。
示すカム解除面31bのカム高さ以上の設定としてお
り、ソレノイドに十分な吸引力を与えることにより、レ
バー42との係合を解除し、欠歯歯車28は引張バネ3
4の引張力によって時計回り方向に回転し始めることに
なる。
る歯26と噛み合い状態となり以後は噛み合い力で駆動
歯車24の回転が伝達されて欠歯歯車28が時計回り方
向に回転する。図2はこの状態を示しており、給紙軸3
8に一体となって設けられた半月給紙ローラ22が回転
をして、記録紙Pをピックアップすることになる。
とに伴い、レバー42の爪43はカム面上を移動するこ
とになるが、レバーはカム面の高さが滑らかな大きくな
ることによって、さらに反時計回り方向に回動し、弾性
部材45を撓ませながらカム面を移動し、図3の状態位
置に達する。この弾性部材45を撓ませる力は、引張バ
ネ34による引張力ではなく、駆動歯車24からの駆動
力によるものであること、さらにカム面は滑らかであ
り、弾性部材45を簡単に撓ませる弾性率に設定してい
るため、欠歯歯車28の回転を妨げることはない。
カム復帰面31cに到達した位置であり、このタイミン
グに合わせて、ソレノイド41はOFFされる。駆動歯
車25と欠歯歯車28のギヤ比、バネ力34の設定に合
わせて、このタイミングは予め設定されているが、その
OFFタイミングでは、ソレノイド41の吸引力がなく
なり、引張バネ44によって、レバー42が時計回り方
向に回動しようとする。
31cに爪43が挟まれているために、実際にはレバー
42が回動することはない。したがって、この時の衝突
による騒音も発生しないことになる。さらに欠歯歯車2
8の回転により、爪43はカム31を移動することにな
るが、カムはカム復帰面31cからカム係止面31aに
かけて滑らかな曲線を描いているために、欠歯歯車28
の回転を妨げることはなく回転が続けられる。
28は回転し続けて、歯29の最下流部が歯26から抜
けて、歯の無い欠歯部30が駆動歯車と対向する。ここ
で、駆動歯車24からの駆動力はなくなるが、引張バネ
34の弾性力によって、欠歯歯車28は反時計回り方向
に回転し続けることになる。
への通電をOFFしているため、爪43がカム係止面3
1cを移動し、その後カムの係止部36と係止して、図
1の状態となって欠歯歯車9への動力伝達はなされなく
なり停止状態となり、給紙動作を行う以前の状態に戻る
ことになる。
41が一度励磁されると、図5に示す位置にある半月給
紙ローラ22が回転し、記録紙Pは搬送ローラ対26ま
で搬送され、前述したプロセスで画像形成が行われるこ
とになる。
係止面、カム解除面、カム復帰面の三者の半径を上記の
ように設定することにより、レバー42がカム面へ復帰
する際の衝突音を低減し、また弾性部材45をレバー4
2とソレノイド41の間に配設することにより、レバー
42の復帰時だけでなく、給紙信号によるレバーの退避
動作時の音も小さくすることが可能となり、給紙動作の
際に発生する音の大部分を取り除くことができ、騒音低
下という環境にやさしいクラッチ装置、ひいては画像形
成装置を実現することができる。
ッチ装置の第2実施形態について図6により説明する。
図6はクラッチ装置の側面から見た要部拡大図であり、
ソレノイドの通電がOFFになる際の状態を示している
が、第1の実施形態との違いのみ述べることにして、そ
の他は省略する。
てシーソー状に作動するレバー42を板バネのような弾
性部材としており、第1の実施形態で設けられていた弾
性部材45は存在しない。また、ソレノイドを保持する
ホルダー40にはレバーとの当接部40bが設けられて
いる。その他駆動歯車24、欠歯歯車28、カム形状3
1に関しては、前記実施形態と同様の構成となってい
る。
について第1の実施形態との違いのみを説明する。
圧が印加されて励磁されると、発生した吸引力でレバー
42が時計回り方向に回動して、爪43が欠歯歯車28
のカム係止部36から外れて、ホルダー当接部40bに
当接するまでレバー42は回動して、カム係合部36と
の係合を解除し、欠歯歯車28は引張バネ34の引張力
によって時計回り方向に回転し始めることになる。
とに伴い、レバー42の爪43はカム面上を移動するこ
とになるが、レバー42はカム面の高さが滑らかな大き
くなることによって、レバー42そのものを撓ませなが
らカム面を移動することになる。
ノイド41はOFFされるが、カム復帰面31cとホル
ダー当接部40bによって挟まれているために、実際に
はレバーが回動することはないので、この時の騒音が発
生しないのは第1の実施形態と同様である。
をレバー爪43が移動するが、レバーの撓みが少なくな
りつつ、係止部36と係止して、給紙待機状態に戻るこ
とになる。
材としているために、部品点数を増やすことなく安価な
クラッチ装置を実現することが可能である。
ッチ装置の第3実施形態について説明する。図7はクラ
ッチ装置の側面から見た要部拡大図であり、ソレノイド
の通電がOFFになる際の状態を示しているが、第1の
実施形態との違いのみ述べることにして、その他は省略
する。
てシーソー状に揺動作動するレバー42の先端である爪
43を合成ゴム板のような弾性部材としているものであ
る。また、ソレノイドを保持するホルダー40にはレバ
ーとの当接部40bが設けられている。その他駆動歯車
24、欠歯歯車28、カム形状31に関しては、同様の
構成となっている。
について第1の実施形態との違いのみを説明する。
圧が印加されて励磁されると、発生した吸引力でレバー
42が時計回り方向に回動して、爪43が欠歯歯車28
のカム係止部36から外れて、ホルダー当接部40bに
当接するまでレバー42は回動して、カム係合部36と
の係合を解除し、欠歯歯車28は引張バネ34の引張力
によって時計回り方向に回転し始めることになる。
とに伴い、レバー42の爪43はカム面上を移動するこ
とになるが、レバーはカム面の高さが滑らかな大きくな
ることによって、弾性体である爪43を撓ませながらカ
ム面を移動することになる。その後、図7の位置に到達
した時に、ソレノイド41はOFFされるが、カム復帰
面31cとホルダー当接部40bによって挟まれている
ために、実際にはレバーが回動することはないので、こ
の時の騒音が発生しないのは第1の実施形態と同様であ
る。
面をレバー爪43が移動するが、爪43の撓み量が少な
くなりつつ、係止部36と係止して、給紙待機状態に戻
ることになる。
5とレバー42の弾性部材を組み合わせることも可能で
あることはいうまでもない。
よれば、レバーがカム面に復帰する際のカム復帰面の高
さを、レバーとの係合を解除する際のカム解除面の高さ
よりも高く設定することにより、レバーがカム面に復帰
する際に該カム面に衝突せず、騒音の発生を防止するこ
とができる。
バーの解除作動時又は復帰作動時におけるレバーによる
衝撃を緩和する緩衝手段が備えられることにより、レバ
ーの解除又はレバー復帰の際の騒音を完全に無くすこと
が可能となり、装置全体の騒音低下につながる。さら
に、各々の部品精度や組立精度による部品緩衝といった
不良を未然に防ぐことも可能となり、給紙不良の少ない
信頼性を高めることができる。
衝手段をレバー自身の弾性力で兼ねるという安価なクラ
ッチ装置を提供することが可能であり、ひいては該クラ
ッチ装置を装備する画像形成装置のローコスト化を図る
ことができる。
レバーとの係合するカムの段部以外、滑らかな連続面で
形成することにより、給紙ローラの回転を妨げることが
ない信頼性の高いクラッチ装置とすることができる。
側面から見た拡大図である。
側面から見た動作経過図である。
側面から見た動作経過図である。
する図である。
備えたレーザービームプリンタの断面説明図である。
側面から見た拡大図である。
側面から見た拡大図である。
拡大図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 一部欠歯部を有し、駆動歯車と噛み合い
可能な欠歯歯車と、該欠歯歯車と一体回転可能なカム
と、該欠歯歯車を駆動歯車に係合させるために該欠歯歯
車と該カムに初期回転力を与えるための初期回転付勢手
段と、該カムの係止段部に係合して該カムの回転を停止
するレバーと、該レバーをカムの係止段部との係合から
解除する解除手段と、該レバーをカムに接触する方向に
復帰させる復帰手段とを備え、 前記カムは、前記係止段部よりカム回転方向下流部で該
係止段部に隣接するカム解除面と、該カム解除面より下
流部に配置され前記解除手段により解除された前記レバ
ーが復帰するカム復帰面を備え、前記カム復帰面の高さ
を、前記カム解除面の高さよりも高く設定したことを特
徴とするクラッチ装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記レバーの解除作
動時又は復帰作動時における該レバーによる衝撃を緩和
する緩衝手段を有することを特徴とするクラッチ装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記緩衝手段は、前
記解除手段により移動される側の前記レバーの面に当接
するように配設された弾性部材であることを特徴とする
クラッチ装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記弾性部材は、軟
質樹脂材で形成されていることを特徴とするクラッチ装
置。 - 【請求項5】 請求項2において、前記緩衝手段は、前
記レバーの少なくとも一部をなす弾性部材であることを
特徴とするクラッチ装置。 - 【請求項6】 請求項5において、前記レバーは、全体
が弾性金属板で形成されていることを特徴とするクラッ
チ装置。 - 【請求項7】 請求項5において、前記緩衝手段は、前
記カムの係止段部に係合する前記レバーの係止部に設け
られた弾性部材であることを特徴とするクラッチ装置。 - 【請求項8】 請求項7において、前記弾性部材は、ゴ
ム部材であることを特徴とするクラッチ装置。 - 【請求項9】 請求項1において、前記カム面は、前記
レバーと係合する係止段部以外は、滑らかな連続面で形
成されていることクラッチ装置。 - 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかにおいて、
前記解除手段はソレノイドであり、前記復帰手段はスプ
リングであることを特徴とするクラッチ装置。 - 【請求項11】 シートを積載するシート積載手段と、
請求項1乃至10のいずれかのクラッチ装置を介して駆
動歯車により駆動され、前記シート積載手段からシート
を給送する給紙ローラとを有することを特徴とする給紙
装置。 - 【請求項12】 請求項11記載の給紙装置と、該給紙
装置により給送されるシートに画像を形成する画像形成
手段を有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36022097A JP3912880B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | クラッチ装置及び給紙装置 |
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JPH11190410A true JPH11190410A (ja) | 1999-07-13 |
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ID=18468436
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP36022097A Expired - Fee Related JP3912880B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | クラッチ装置及び給紙装置 |
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1997
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