JP3100917U - ネジ止め突起物の離脱防止具 - Google Patents

ネジ止め突起物の離脱防止具 Download PDF

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▲将▼敏 鷹津
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Abstract

【課題】 解決しようとする問題点は、使用部品点数を可及的に少なくして、簡易な構
造でありながら、簡便に分解することができず、且つ、廉価に提供できるようにする点で
ある。
【解決手段】 バックミラー2Aのステー3Aの下端を緩み止めナット14と固定用ナ
ット5との協働により固定保持するブラケット4と、このブラケット4の下部に配され、
前記ステー3Aの固定用ナット5の下面を覆ってブラケット4と一体化される閉鎖板6A
と、ブラケット4と閉鎖板6Aをハンドル7Aのネジ孔7Bに固定する六角ボルト8Aと
からなり、この六角ボルト8Aは、頭部8Bにレンチの挿入を回避する突起9Aが備わっ
た六角孔10Aが設けられていると共に、ブラケット4には、この六角ボルト8Aの頭部
8Bの最大径とほぼ同じ内法寸法を備えてこの六角ボルト8Aの頭部8Bを囲繞するよう
に立ち上げられ、工具の挿入を阻止する周壁11Aが設けられたものである。
【選択図】 図1

Description

この考案は、ネジ止め突起物の離脱防止具、更に詳しくは、軸部の端末にネジを備え、
取り付け基部にねじ込みによって、この軸部を固定するようにした突起物、例えば自転車
や自動二輪車のバックミラーが取り外されて持ち去られないようにしたネジ止め突起物の
離脱防止具に関する。
例えば、自動二輪車のバックミラーMの取り付け構造は、従来から、図5に示すように
、単にハンドルAに設けた取り付けネジ孔Bにバックミラー取り付け軸Cの下端ネジ部D
を螺合し、緩み止めナットEで固定する手段が採用されていた。
その結果、スパナやペンチ等の工具を用いて緩み止めナットEを緩め、バックミラーM
を持ってその取り付け軸Cを回転させることにより、バックミラーMをハンドルAから簡
単に取り外すことができ、近年持ち去られるという不祥事か頻発している。
そこで、この問題を解決するために、過去幾つかの提案がなされている。
一つは、特開平10−250663号公報に示されるように、取り付け軸基部のネジ部
に軸方向溝又は欠円形部を設け、回り止めワッシャ内周をネジ部に挿入して、回り止めワ
ッシャの内周に設けた突起又は欠円形部をネジ部の軸方向溝又は欠円形部に合せ通して回
り止めし、ネジ部をホルダーのネジ孔に螺合して回り止めワッシャの外周突起をネジ孔端
面外周の切欠きに嵌合させ、ネジ部に先に螺合したロックナットを回り止めワッシャを挟
んでネジ孔端面に緊着するようにしたものである。
また、今一つは、特開平10−6857号公報に示されるように、車輌のハンドルに取
付ボルトにより固定するようにした取付台本体と、取付台本体の下部に配し、バックミラ
ー取付軸の固定用ナットの下面を覆って取付台本体と一体化されるカバー体と、錠と、錠
の操作にて動作する取付ボルトの頭部を覆うロック板から構成するというものである。
しかしながら、前者の提案に見られる構造は、スパナやペンチ等の通常の工具があれば
簡単にロックナットを緩めることができ、回り止めワッシャも簡単に取り除くことができ
るために、バックミラーを盗難から守ることは難しい。
また、後者の提案に見られる構造は、錠と、この錠によって作動するロック板を必要と
し、構造的に部品点数が多くなり、また紛失し易い錠を必要としているので、実用上不便
であり、コスト高にもなる。
特開平10−250663号公報 特開平10−6857号公報
解決しようとする問題点は、使用部品点数を可及的に少なくして、簡易な構造でありな
がら、簡便に分解することができず、且つ、廉価に提供できるようにする点である。
以上の技術的な課題を解決するために、この考案の請求項1記載のネジ止め突起物の離
脱防止具は、突起物の取り付け軸の下端を緩み止めナットと固定用ナットとの協働により
固定保持するブラケットと、このブラケットの下部に配され、前記取り付け軸の固定用ナ
ットの下面を覆ってブラケットと一体化される閉鎖手段と、ブラケットと閉鎖手段を固定
部に固定する頭部異径の取り付けボルトとからなり、この取り付けボルトは、頭部にレン
チ挿入回避手段が備わった異径孔が設けられていると共に、ブラケットには、この取り付
けボルトの頭部にほぼ接して工具の挿入を阻止する凸部が設けられたものである。
以上の構成によるネジ止め突起物の離脱防止具においては、まず突起物の取り付け軸を
固定ナットと緩み止めナットによってブラケットを挟着するようにして、ブラケットに固
定する。次いで、固定用ナットの下面を閉鎖手段で覆ってブラケットと一体化し、その後
固定部に取り付けボルトによって固定する。この取り付けボルトの回転は、頭部に設けら
れた異径孔に合致し、しかもこの異径孔に設けられたレンチ挿入回避手段を回避するよう
に作られた特殊レンチで行われる。固定した後は、この取り付けボルトは、頭部にほぼ接
して設けられた凸部によってスパナやペンチ等の工具の挿入を阻止する。また、頭部に設
けられるレンチ挿入回避手段によって、一般のレンチがこの異形孔に挿入されることをう
まく阻止する。このネジ止め突起物の離脱防止具は、正規の特殊レンチを取り付けボルト
の異径孔に挿入してこれを回動しない限り、取り付けボルトを取り外すことができず、こ
のため、ネジ止め突起物を容易に取り外すことは困難である。
したがって、この考案の請求項1記載のネジ止め突起物の離脱防止具は、以下の効果を
奏する。
正規の特殊レンチを用いて取り付けボルトを回動することによって、突起物の取り付け
軸を固定部に簡単に取り付けることができ、逆にこの特殊レンチを用いない限りは、取り
付けボルトを回動することができない。しかも、使用部品は、ブラケットと閉鎖手段、そ
して特殊取り付けボルトである。したがって、従来の構造と違って離脱防止具の構造を簡
単にでき、また、廉価に提供でき、併せて容易には突起物を固定部から取り外すことがで
きないので、盗難をより効果的に防止できる。
また、この考案に係るネジ止め突起物の離脱防止具は、請求項2に記載されるように、
レンチ挿入回避手段が、内部に孔開口縁と同等高さ寸法に立ち上げた突起であるのが望ま
しい。
取り付けボルトとの一体成形が簡易で、廉価に提供できる。
また、この考案に係るネジ止め突起物の離脱防止具は、請求項3に記載されるように、
異径孔は六角、四角、楕円、長円、三角、十文字、星等円形以外の形状であれば何れかの
型であってもよい。
孔形状がバラエティに富み、盗難の困難性をより一層効果的に確保できる。
また、この考案に係るネジ止め突起物の離脱防止具は、請求項4に記載されるように、
凸部は、取付ボルトの頭部最大径とほぼ同じ内法寸法を備えてこの六角ボルトの頭部を囲
繞するように立ち上げた周壁であるのが望ましい。
ブラケット成形に際し、製造が容易であり、併せてスパナやペンチの挿入を確実に阻止
し、廉価に提供できる上に盗難の困難性をより一層効果的に確保できるからである。
更に、この考案に係るネジ止め突起物の離脱防止具は、請求項5に記載されるように、
閉鎖手段は固定用ナットを収容する収容凹部が備わっているのが望ましい。
取り付け軸をブラケットに固定するに当たって、ブラケットの表裏両面には固定用ナッ
トと緩み止めナットとの回動作業を邪魔する構造物が存在しないため、このナット類の操
作が簡便である。また、この収容凹部をブラケット側に設けた構造に比べて、組み付け後
の見栄えが大変よくなる。つまり、収容凹部をブラケット側に設け場合、取り付け軸の下
端ネジ部に固定用ナットを螺合させるには、収容凹部内は工具の挿入スペースがないため
、実務的には、取り付け軸の下端ネジ部を収容凹部から下方へ所定寸法突出させた後、固
定用ナットを螺合する。次いで、取り付け軸を引き上げて固定用ナット部分を収容凹部内
に引き上げて収容し、既に嵌合させてある緩み止めナットをこのネジ部に螺合させて締め
込み、もって固定用ナットとこの緩み止めナットで収容凹部の上壁を挟着して固定する。
したがって、取り付け軸の下端に形成するネジの長さを長くする必要があり、また、装着
後にこのネジを隠す必要上、緩み止めナットの上下長を特大にしなければならい。取り付
け軸に対して無駄な加工を要する上に、更に長大な緩み止めナット(通常の上下寸法のナ
ットでは、ネジが露出して見栄えが悪くなる)を必要とし、高価になり、見栄えも劣るか
らである。
また、この考案に係るネジ止め突起物の離脱防止具は、請求項6に記載されるように、
取り付けボルトは六角ボルトであるのが望ましい。
既存のボルトであり、レンチ挿入回避手段を設けるにあたっても、設計変更が簡便で、
廉価に提供できる。
そして、この考案に係るネジ止め突起物の離脱防止具は、請求項7に記載されるように
、ネジ止め式バックミラーの盗難防止具に好適に適用される。
以下、この考案に係るネジ止め突起物の離脱防止具を自動二輪車のバックミラーの取り
付け構造に適用した場合の実施の形態を図1〜4の記載に基づいて説明する。
本考案のネジ止め突起物の離脱防止具1は、図1〜3に示すように、突起物2の一例で
あるバックミラー2Aを上端に備える取り付け軸3の一例であるステー3Aの下端を保持
するブラケット4と、このブラケット4の下部に配され、前記ステー2Aの固定用ナット
5の下面を覆ってブラケット4と一体化される閉鎖手段6としての閉鎖板6A、ブラケッ
ト4と閉鎖板6Aを固定部7であるハンドル7Aに固定する頭部異径の取り付けボルト8
である六角ボルト8Aとからなり、この六角ボルト8Aは、頭部8Bにレンチ挿入回避手
段9が備わった異径孔10としての六角孔10Aが備わっていると共に、ブラケット4に
は、この六角ボルト8Aの頭部8Bにほぼ接してスパナやペンチ等の工具の挿入を阻止す
る凸部11としての周壁11Aが一体に立ち上げられている。この周壁11Aは、この六
角ボルト8Aの頭部8Bの最大径とほぼ同じ内法寸法を備えてこの六角ボルトの頭部8B
を囲繞するように設けられている。
ブラケット4には、平面視小判型形状を呈し、ベースはステンレスや鉄などの金属素材
の、基本的形状は板状体で形成されている。図3に示すように、ステー3Aの取り付け孔
12とハンドル7Aへの取り付け孔13とが左右に適宜の間隔を隔てて、上下に貫通して
設けられている。また、このハンドル7Aへの取り付け孔13の周囲からは、前記周壁1
1Aが設けられている。
バックミラー2Aのステー3Aの下端には雄ネジ3Bが刻設されていて、前記取り付け
孔12にこのステー2Aの下端部を挿入し、ブラケット4の下面側からこの雄ネジ3Bに
螺合される固定用ナット5と予めこのステー3Aに嵌合されてブラケット4の上面側から
この雄ネジ3Bに螺合される緩み止めナット14によってブラケット4を挟着するように
して、このブラケット4に保持される。
閉鎖板6Aは、ブラケット4と同寸で同形の小判型形状を呈し、ベースはステンレスや
鉄などの金属素材の、基本的形状は板状体で形成されている。この前記ブラケット4に設
けられているステー2Aの前記取り付け孔12に対応する部位で、このステー2Aの取り
付け孔12と同芯状に、前記固定用ナット5を収容するに足る、上方開放で有底の収容筒
体15が、この閉鎖板6Aの一端側から下方に向かって、一体に設けられている。また、
ハンドルへの取り付け孔13に対応する位置には、上下に貫通するボルト孔16が、この
ハンドルへの取り付け孔13と同芯状に設けられている。
そして、ブラケット4にステー3Aを取り付けた状態で、このブラケット4の下方から
閉鎖板6Aを、その収容筒体15内に前記固定用ナット5を嵌挿させた状態で重ね合わせ
ることにより、この固定用ナット5をブラケット4と閉鎖板6Aの有底の収納筒体15に
よって完全に密閉収納し、外部から回動操作ができないようにしてある。
取り付けボルト8としての六角ボルト8Aによって、ブラケット4と閉鎖板6Aとを以
上のように重ね合せた状態で、これを自動二輪車のハンドル7Aの取り付けネジ孔7Bに
固定する。そして、この六角ボルト8Aの頭部8Bには、六角孔10Aが備わっていて、
六角レンチによって回動操作できるように構成されている。しかし、単なる六角孔では簡
単に盗難にあうために、この六角孔10Aの中心部分に、レンチ挿入回避手段9としての
突起9Aが立設されている。この突起9Aは六角孔10Aの内面との間に少しの隙間が生
じる径に形成された柱体で、その上端は、この六角孔10Aの口縁高さ位置と同等の高さ
位置にまで立ち上げられている。しだかって、通常の六角レンチでは、この突起9Aが邪
魔で、六角孔10Aには挿入できず、また、前記周壁11Aの存在は、スパナやペンチ等
の工具の使用を完全に受け付けないため、不用意に六角ボルト8Aを回動操作することが
できないように構成されている。特殊な六角レンチを必要とする。
また、ブラケット4と閉鎖板6Aの重合面には、図1、3、4に示すように、位置ずれ
防止手段17が設けられている。このブラケット4と閉鎖板6Aとの重合を簡単に行うた
めである。具体的には、ブラケットの裏面に設けた凸条18と、閉鎖板6Aの上面に、前
記凸条に対応して設けられた凹入溝19で構成されている。それぞれ一対設けられていて
、ブラケット4と閉鎖板6Aのそれぞれ長軸方向に沿わせ、かつ、前後辺縁近傍に設けら
れている。
以上のように構成されたこの考案に係るネジ止め突起物の離脱防止具にあっては、まず
バックミラー2Aのステー3Aを固定用ナット5と緩み止めナット14によってブラケッ
ト4を挟着するようにして、ブラケット4に固定する。次いで、このブラケット4の下方
から閉鎖板6Aを、その収容筒体15内に前記固定用ナット5を嵌挿させた状態で重ね合
わせて一体化することにより、固定用ナット5をブラケット4と閉鎖板6Aの有底の収納
筒体15によって完全に密閉収納し、外部から回動操作ができないようにする。位置ずれ
防止手段17によってブラケット4と閉鎖板6Aの重合は簡便に行える。その後、一体化
されたこの離脱防止具1を、六角ボルトル8Aをハンドル7Aのネジ孔7Bに螺合させる
ことにより固定する。この六角ボルト8Aの回動は、頭部8Bに設けられた六角孔10A
に合致し、しかもこの六角孔10Aに設けられた突起9Aを回避するように作られた特殊
レンチで行われる。固定した後は、この六角ボルト8Aは、頭部8Bにほぼ接して設けら
れた周壁11Aが、スパナやペンチ等の工具の挿入を阻止する。また、頭部8Bに設けら
れる突起9Aによって、一般のレンチがこの六角孔10Aに挿入されることをうまく阻止
する。このネジ止め突起物の離脱防止具1は、正規の特殊レンチを六角ボルト8Aの六角
孔10Aに挿入してこれを回動しない限り、六角ボルト8Aを取り外すことができず、こ
のため、バックミラー2Aを容易に取り外すことは困難である。
したがって、この考案では、正規の特殊レンチを用いて六角ボルト8Aを回動すること
によって、バックミラー2Aのステー3Aをハンドル7Aのネジ孔7Bに簡単に取り付け
ることができ、逆にこの特殊レンチを用いない限りは、六角ボルト8Aを回動することが
できない。しかも、使用部品は、ブラケット4と閉鎖板6A、そして特殊六角ボルト8A
である。したがって、冒頭に記した従来の構造と違って離脱防止具の構造を簡単にでき、
また、廉価に提供でき、併せて容易にはバックミラー2Aをハンドル7Aのネジ孔7Bか
ら取り外すことができないので、盗難をより効果的に防止できる。
この考案においては、前記緩み止めナット14を緩めることは簡単に行える。しかし、
固定用ナット5が収容筒体15内にあって外部からは回動操作できないため、ステー3A
は単に回動するのみで、離脱防止具1から取り外すことはできない。
なお、異径孔10は、六角孔10Aに限らず、例えば四角、楕円、長円、三角、十文字
、星など適宜の形状を採用できる。また、突起9Aの断面形状も、六角、円, 楕円、四角
、三角、星型など適宜の柱形状を採用できる。
図例では、取り付けボルト8には六角ボルト8Aが採用されているが、頭部8Bは六角
に限らず、図示のような円形であってもよい。工具による操作を一層に効果的に防止でき
る。
更に、図例では、周壁11Aは六角ボルト8Aの頭部8Bの全周を囲繞する構成を採用
したが必ずしもその必要はない。図示しないが、例えば六角ボルト8Aの頭部にほぼ接し
て工具の挿入を阻止する部分的な1固、或いは複数個の凸部11であっても所期の課題を
旨く達成できることは言うまでもない。凸部11を複数個採用する場合は、六角ボルト8
Aの頭部周囲に適宜間隔で配するよにうすればより望ましい。
この考案に係るネジ止め突起物の離脱防止具は、以上のような実施の形態に記載された
バックミラーのステーの離脱防止に限って適用されるものではない。これ以外にも、要す
るに、軸部の端末にネジを備え、取り付け基部にねじ込みによって、この軸部を固定する
ようにした突起物の離脱防止具として広く適用できる。
この考案に係るネジ止め突起物の離脱防止具を自動二輪車のバックミラーに適用した実施の形態を、要部の一部切欠き断面図である。 図1の一部切欠き外観図である。 図1の分解斜視図である。 位置ずれ防止手段の端面図で、図1中A−A線部位を示す。 従来構造の一例を示す説明図である。
符号の説明
1…離脱防止具
2…突起物
2A…バックミラー
3…取り付け軸
3A…ステー
4…ブラケット
5…固定用ナット
6…閉鎖手段
6A…閉鎖板
7…固定部
7A…ハンドル
7B…ネジ孔
8…取り付けボルト
8A…六角ボルト
8B…頭部
9…レンチ挿入回避手段
9A…突起
10…異径孔
10A…六角孔
11…凸部
11A…周壁
14…緩み止めナット
15…収容筒体
17…位置ずれ防止手段

Claims (7)

  1. 突起物の取り付け軸の下端を緩み止めナットと固定用ナットとの協働により固定保持す
    るブラケットと、このブラケットの下部に配され、前記取り付け軸の固定用ナットの下面
    を覆ってブラケットと一体化される閉鎖手段と、ブラケットと閉鎖手段を固定部に固定す
    る頭部異径の取り付けボルトとからなり、この取り付けボルトは、頭部にレンチ挿入回避
    手段が備わった異径孔が設けられていると共に、ブラケットには、この取り付けボルトの
    頭部にほぼ接して工具の挿入を阻止する凸部が設けられているネジ止め突起物の離脱防止
    具。
  2. レンチ挿入回避手段は、内部に孔開口縁と同等高さ寸法に立ち上げた突起である請求項
    1記載のネジ止め突起物の離脱防止具。
  3. 異径孔は六角、四角、楕円、長円、三角、十文字、星の何れかの型である請求項1記載
    のネジ止め突起物の離脱防止具。
  4. 凸部は、取り付けボルトの頭部の最大径とほぼ同じ内法寸法を備えてこの取り付けボル
    トの頭部を囲繞するように立ち上げた周壁である請求項1記載のネジ止め突起物の離脱防
    止具。
  5. 閉鎖手段は固定用ナットを収容する収容凹部が備わっている請求項1記載のネジ止め突
    起物の離脱防止具。
  6. 取り付けボルトは六角ボルトである請求項1または請求項4の何れかに記載のネジ止め
    突起物の離脱防止具。
  7. 自動二輪車のハンドルに取り付けられるバックミラーの取り付け軸の下端を緩み止めナ
    ットと固定用ナットとの協働により固定保持するブラケットと、このブラケットの下部に
    配され、前記取り付け軸の固定用ナットを入れ込む有底の収容筒体を備えて前記ブラケッ
    トと一体化される閉鎖板と、ブラケットと閉鎖板をハンドルの取り付けネジ孔に固定する
    六角孔付きボルトとからなり、この六角孔付きボルトの六角孔の内部には孔開口縁と同等
    高さ寸法に立ち上げた突起が設けられていると共に、この六角ボルトの頭部最大径とほぼ
    同じ内法寸法を備えてブラケットから立ち上げられた周壁によって、この六角ボルトの頭
    部を囲繞するように構成してあるネジ止め式バックミラーの盗難防止具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011088572A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Honda Access Corp 電気機器取付具および取付構造
JP2012201349A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Honda Access Corp 鞍乗り型車両の風防装置とその取付方法
JP2016068919A (ja) * 2014-10-02 2016-05-09 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両

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