JP3100908B2 - 配線用樹脂製ボックス - Google Patents

配線用樹脂製ボックス

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JP3100908B2 JP08209730A JP20973096A JP3100908B2 JP 3100908 B2 JP3100908 B2 JP 3100908B2 JP 08209730 A JP08209730 A JP 08209730A JP 20973096 A JP20973096 A JP 20973096A JP 3100908 B2 JP3100908 B2 JP 3100908B2
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昌敏 坂下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁裏に配設された
配線用樹脂製ボックスの位置を壁表側から探知できるよ
うにした、配線用樹脂製ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】配線用樹脂製ボックスは、一面側が開口
しており、この開口部が壁裏側に位置するよう配設され
る。壁の裏側に配設された配線用樹脂製ボックスの位置
の壁表側からの検出は、配線用樹脂製ボックスの開口部
周縁に設けた金属テープなどの金属部材を、金属探知器
によって探知することにより行われる。
【0003】ところで、金属探知器によって探知可能な
配線用樹脂製ボックスの構造の一例として、実公昭59
−26750号公報に開示されるものがある。この配線
用樹脂製ボックスは、略長方形の開口部を有しており、
その開口部の短辺側に、探知部材としての金属箔が短辺
に沿う方向に貼着される。このものでは、金属箔の反応
により配線用樹脂製ボックスの短辺部の位置を知ること
ができる。
【0004】しかしながら、このような構造では、金属
箔が短辺部に設けられるだけなので、金属探知器への反
応が弱く、配線用樹脂製ボックスの輪郭を明確に探知す
ることができない。また、金属箔を貼着した構造は、簡
略ではあるものの運搬や施工の際に金属箔が破れたり剥
がれたりし易く、被探知性能が劣化して位置の探知が困
難になったり、金属箔の補修に手間がかかったりする。
更に、例えば、短辺が上下、長辺が左右に位置するよう
に配線用樹脂製ボックスを壁裏側に配設した場合、金属
探知器を上下方向に移動させると探知し易いが、左右方
向に移動させると探知し難い。
【0005】また、他の従来例として、実開昭51−6
5299号公報に開示される配線用樹脂製ボックスがあ
る。この配線用樹脂製ボックスには、その開口部周縁に
沿って断面が略コ字状の金属枠が嵌合される。この構造
によれば、探知部材が破れたり剥がれたりして被探知性
能が劣化するような問題はなく、開口部周縁に沿って金
属枠が配設されるので、前述の従来例に比べて被探知性
能が向上すると思われる。
【0006】しかしながら、後者の構造でも、金属枠の
構造が比較的複雑であり、配線用樹脂製ボックスの開口
部周縁への取り付けに手間がかかり製造コストが高くな
る。配線用樹脂製ボックスの開口部周縁と金属枠との寸
法精度に狂いがあれば、金属枠を配線用樹脂製ボックス
に取り付ける作業が困難となり、場合によっては嵌合不
可能になる恐れがある。金属枠の一部が配線用樹脂製ボ
ックスの内面側に位置するため、配線用樹脂製ボックス
内に収容される配線器具や電線などの収容物と電気的に
接触する可能性が高くなる。金属枠の内側部分の厚みの
分だけ配線用樹脂製ボックスの内方に突出するため、配
線器具や電線などの収容物を配線用樹脂製ボックスに収
容する際に、この突出部が邪魔になり、収容物を傷付け
てしまう可能性が高くなるなどの問題がある。
【0007】そこで、本願出願人は、上記の各種問題を
解決する配線用樹脂製ボックスとして、特願平7−17
4912を出願した。この配線用樹脂製ボックスにあっ
ては、配線用樹脂製ボックスの開口部外側周縁に、アル
ミニウムなどの金属テープを巻くとともに、金属テープ
が環状に電気的に導通するよう金属テープの端末の重ね
代部分に針を刺し、重ね代部分の金属間で電気的導通を
図って、探知性能を向上させている。また、実際の配線
用樹脂製ボックスの商品にあっては、重ね代部分の金属
間でより確実に電気的且つ機械的に接続を図るため、重
ね代部分に針刺しと半田付けとを共に施している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金属テ
ープの端末の重ね代部分に針を刺すとともに、金属テー
プの上側になった端末部と下側になった端末部近傍とを
半田付けした配線用樹脂製ボックスであっても、例えば
船積みされた船底の倉庫中で60°C程度の高温下に曝
されると、配線用樹脂製ボックスを形成している樹脂と
金属テープとの熱膨張率差により、金属テープの端末の
重ね代部分に過大な応力が加わり、針刺し部が剥離した
り半田付け部が破断したりする場合があるという問題点
があった。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、簡略な構造
で生産性が良く、壁裏側に配設された配線用樹脂製ボッ
クスの開口部周縁の位置を壁表側から確実に探知でき、
収納される配線器具や電線などに被探知部材が接触し難
く、且つ輸送途中で高温下に曝されても探知性能の低下
のない、優れた配線用樹脂製ボックスを提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、樹脂製
のボックス本体の開口部が構築物の壁材の裏面に対向す
るよう配設され、ボックス本体の配設位置を壁表側から
探知できるよう、樹脂製のボックス本体の開口部外側周
縁に沿って金属テープを配設して、金属テープの一端部
を他端部に電気的且つ機械的に接続する接続手段により
金属テープを環状に成した配線用樹脂製ボックスであっ
て、接続手段は、開口部内側周縁に設けた内側凹段部
と、内側凹段部に設けた透孔と、金属テープの一端部と
他端部と透孔とを貫通した上で先端がカシメられる接続
部材とを備えた。
【0011】請求項2記載の発明にあっては、樹脂製の
ボックス本体の開口部が構築物の壁材の裏面に対向する
よう配設され、ボックス本体の配設位置を壁表側から探
知できるよう、樹脂製のボックス本体の開口部外側周縁
に沿って金属テープを配設して、金属テープの一端部を
他端部に電気的且つ機械的に接続する接続手段により金
属テープを環状に成した配線用樹脂製ボックスであっ
て、接続手段は、開口部内側周縁に設けた内側凹段部
と、内側凹段部に設けた透孔と、開口部周縁の端面に設
けて内側凹段部に連続する端面凹段部と、内側凹段部と
端面凹段部とに嵌合するよう差し込んで透孔を介して金
属テープの一端部と他端部と樹脂製のボックス本体の開
口部周縁とを挟持するようカシメるカシメ挟持部材とを
備えた。
【0012】請求項3記載の発明にあっては、樹脂製の
ボックス本体の開口部が構築物の壁材の裏面に対向する
よう配設され、ボックス本体の配設位置を壁表側から探
知できるよう、樹脂製のボックス本体の開口部外側周縁
に沿って金属テープを配設して、金属テープの一端部を
他端部に電気的且つ機械的に接続して金属テープを環状
に成した配線用樹脂製ボックスであって、開口部外側周
縁に設けた外側凹段部に金属嵌合部材を配設し、金属テ
ープの一端部と他端部とを金属嵌合部材上に位置させ
て、金属テープの一端部と他端部と金属嵌合部材とを超
音波金属接合により電気的且つ機械的に接続して金属テ
ープを環状に成した。
【0013】請求項4記載の発明にあっては、樹脂製の
ボックス本体の開口部が構築物の壁材の裏面に対向する
よう配設され、ボックス本体の配設位置を壁表側から探
知できるよう、樹脂製のボックス本体の開口部外側周縁
に沿って金属テープを配設して、金属テープの一端部を
他端部に電気的且つ機械的に接続して金属テープを環状
に成した配線用樹脂製ボックスであって、開口部周縁に
金属テープを超音波金属接合するための超音波金属接合
用孔を設け、金属テープの一端部と他端部とを超音波金
属接合用孔上に位置させて、金属テープの一端部と他端
部とを超音波金属接合により電気的且つ機械的に接続し
て金属テープを環状に成した。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る配線用樹脂製
ボックスの第1の実施の形態を図1〜図4に基づいて、
第2の実施の形態を図5および図6に基づいて、第3の
実施の形態を図7に基づいて、第4の実施の形態を図8
に基づいてそれぞれ詳細に説明する。
【0015】〔第1の実施の形態〕図1は配線用樹脂製
ボックスを示す斜視図である。図2は配線用樹脂製ボッ
クスの製造手順を示す要部斜視図であり、図2(a)は
内側凹段部の近傍を示し、図2(b)は金属テープの両
端の重なり合う継ぎ目部分に接続部材を突き刺す状態を
示し、図2(c)は金属テープの両端の重なり合う継ぎ
目部分に接続部材を突き刺した状態を示し、図2(d)
は金属テープの両端の重なり合う継ぎ目部分に突き刺し
た接続部材の先端をカシメた状態を示している。図3は
接続部材のカシメた様子をボックス本体の内側上方から
見た要部斜視図、図4は配線用樹脂製ボックスの構築物
への取り付けを示す側面図である。
【0016】この配線用樹脂製ボックスは、一面が開口
した長方形状のボックス本体1と、ボックス本体1の外
周側面に貼りつけた金属テープ2と、導電金属から成る
接続部材3とを含んで構成される。ボックス本体1は、
底部5と、対向する1対の長辺側壁部6,7と、対向す
る1対の短辺側壁部8,9とを有している。長辺側壁部
6,7には、細長形状の複数のねじ挿通孔10が対向す
るように形成される。このねじ挿通孔10は、配線用樹
脂製ボックスを構築物の支柱などに取り付けるためのね
じを挿通させる孔である。
【0017】短辺側壁部8,9には、電線を通過させる
ための二つのノックアウト11が形成される。更に、短
辺側壁部8,9のそれぞれの内面側には、配線器具取付
枠などのプレート部材を取り付けるための筒状のねじ挿
通部12,13が内側に突出するように形成される。こ
のねじ挿通部12,13の途中には、ナット(図示せ
ず)が埋め込まれる。なお、このナットは、短辺側壁部
8,9の外側面から内方に向かって形成された孔14を
介して埋め込まれる。
【0018】また、短辺側壁部9の先端近傍の内側面に
は、ボックス本体1の外周側面に貼りつけた金属テープ
2の両端を接続部材3を用いて電気的且つ機械的に接続
したときに、接続部材3がボックス本体1に収納される
配線器具や電線などに接触し難くなるよう、内側凹段部
a が、ねじ挿通部12の形成される部分を避けて、形
成される。図2(a)に示すように、この内側凹段部9
a によって形成された短辺側壁部9の肉薄部には、接続
部材3の先端が挿通可能なカシメ孔9a1,9a1が設けら
れる。
【0019】金属テープ2は、ボックス本体1の外周側
面の開口部周縁に環状に設けられる。この金属テープ2
は、アルミニウムなどの導電性のテープであり、ボック
ス本体1と接触する面に接着層(図示せず)を予め設け
てある。また、金属テープ2の幅は、各側壁のねじ挿通
孔10やノックアウト11などにかかって不都合が生じ
たりしない幅にされるとともに、カシメ孔9a1を覆うこ
とのできる幅にされている。金属テープ2は両端が相互
に重なり合うように巻かれており、継ぎ目部分15は、
内側凹段部9a を形成して肉薄になった部分に設けら
れ、カシメ孔9a1,9a1を覆うよう配置される。
【0020】接続部材3は、図2(b)に示すように、
ホッチキス針のようなコ字状の導電金属製のものであ
る。接続部材3の対向辺の間隔はカシメ孔9a1,9a1
間隔と一致する。また、接続部材3の対向辺はそれぞれ
カシメ孔9a1に挿通可能な太さにされる。接続部材3
は、金属テープ2の継ぎ目部分15の上に重なった方の
金属テープ2の表面からカシメ孔9a1,9a1をめがけ
て、先端で金属テープ2を突き破るように押圧される。
すると、接続部材3の先端は、図2(c)に示すよう
に、カシメ孔9a1,9a1から突出する。その後、接続部
材3の先端は、図2(d)または図3に示すように、潰
してカシメられる。
【0021】上述のような配線用樹脂製ボックスの金属
テープ2の両端は、接着層(図示せず)にも係わらず電
気的且つ機械的に接続される。また、接続部材3を潰し
てカシメた部分は、内側凹段部9a が形成されていて、
ボックス本体1の内周側面よりも突出することがないの
で、収容物である配線器具や電線などに対して、施工時
の傷付けを防止することができる。また、電気的且つ機
械的な接続にカシメ加工を採用しているので、電気的接
触の信頼性が高く、且つ、高温下に曝されても破断して
しまうこともない。
【0022】このような配線用樹脂製ボックスを製造す
るには、樹脂成形によって製造されたボックス本体1を
用意し、このボックス本体1に対して孔14を利用して
ナット(図示せず)をねじ挿通部12,13内に埋め込
む。次に、ボックス本体1の開口部外側周縁に金属テー
プ2を巻き付ける。この際、金属テープ2の一端と他端
とが重なり合うように巻き付ける。そして、接続部材3
の先端をカシメ孔9a1,9a1めがけて突き、金属テープ
2の重なり合っている継ぎ目部分15を接続部材3の先
端で突破り、カシメ孔9a1,9a1から突出した接続部材
3の先端を潰してカシメ、金属テープ2の両端を電気的
且つ機械的に接続した状態にする。
【0023】次に、構築物への配線用樹脂製ボックスの
取り付けを図4に基いて説明する。図4に示す使用状態
では、壁材22と支柱20との間に胴縁21が設けられ
る。胴縁21は設けられない場合もある。胴縁21を設
ける場合、胴縁21の厚みの分だけボックス本体1と壁
材22との距離が大きくなる。
【0024】まず、ボックス本体1を、その長辺側壁部
が支柱20の側面に当接するように且つ開口部が支柱2
0の表面と面一になるように配置する。そして、ねじを
ボックス本体1のねじ挿通孔10に通し、このねじの先
端を支柱20にねじ込むことによってボックス本体1を
支柱20に固定する。
【0025】この後、配線用樹脂製ボックスの開口部を
覆うように壁材22を取り付ける。そして、金属探知器
を用いて壁材22の表面から配線用樹脂製ボックスの開
口部の外周側面に巻かれた金属テープ2を探知する。こ
の探知により、配線用樹脂製ボックスの輪郭を明確に且
つ確実に知ることができる。
【0026】次に、探知操作により得られた配線用樹脂
製ボックスの輪郭に基づいて、開口部に沿って壁材22
に孔をあけ、壁材22の表面からプレート部材(図示せ
ず)を取り付ける。プレート部材の取り付けは、ボック
ス本体1に設けられた筒状のねじ挿通部12,13に埋
め込まれるナットと、このナットに螺合するねじとによ
って行う。
【0027】このような実施の形態の配線用樹脂製ボッ
クスでは、壁材22の裏側に配設された配線用樹脂製ボ
ックスの開口部の輪郭を金属探知器によって明確に知る
ことができるので、開口部に対応した孔を壁にあける
際、効率良く適度な大きさの孔をあけることができる。
また、胴縁21の厚みの分だけボックス本体1と壁材2
2の表面との距離が大きくなっているが、金属テープ2
が電気的に導通しており、金属探知器に対する反応が強
くなるので良好に探知することができる。
【0028】更に、金属テープ2はボックス本体1の開
口部周縁の内側面を覆っていないとともに、カシメ孔9
a1,9a1から突出した接続部材3の先端を潰してカシメ
た部分は、内側凹段部9a が形成されているので、ボッ
クス本体1の内周側面より突出することはなく、配線器
具や電線などの収容物を配線用樹脂製ボックス内に収容
する際にスムーズに収容することができ、それらの収容
物が金属テープ2や接続部材3の先端に接触して電気的
な障害を起こすこともない。
【0029】〔第2の実施の形態〕図5は配線用樹脂製
ボックスの製造手順を示す要部斜視図であり、図5
(a)は内側凹段部の近傍を示し、図5(b)はカシメ
挟持部材の嵌合を示し、図5(c)はカシメ挟持部材を
カシメた状態を示している。図6はカシメ挟持部材をカ
シメた状態を示す要部断面図である。
【0030】第2の実施の形態の配線用樹脂製ボックス
が、第1の実施の形態の配線用樹脂製ボックスと異なる
のは、図5および図6に示した金属テープの両端の重な
り合う継ぎ目部分15の電気的且つ機械的な接続構造の
みであり、第1の実施の形態の配線用樹脂製ボックスと
同等の箇所には同じ符号を付し、図1も用いて説明す
る。
【0031】この第2の実施の形態の配線用樹脂製ボッ
クスが、第1の実施の形態の配線用樹脂製ボックスと異
なり特徴となるのは、金属テープの両端の重なり合う継
ぎ目部分15の、電気的且つ機械的な接続構造である。
図5(a)に示すように、ボックス本体1は、第1の実
施の形態のものと同様、短辺側壁部9の先端近傍の内側
面に内側凹段部9a を備える。内側凹段部9a は、カシ
メ挟持部材30を、ボックス本体1に収納される配線器
具や電線などに接触し難くする。内側凹段部9 a は、ね
じ挿通部12の形成される部分を避けて形成される。ま
た、図5(a)に示すように、内側凹段部9a によって
形成された短辺側壁部9の肉薄部には、カシメ孔9a2,
a2が設けられる。更に、図5(a)に示すように、端
面凹段部9b は、ボックス本体1の開口部周縁の端面
に、内側凹段部9a に連続して設けられる。
【0032】カシメ挟持部材30は、幅が内側凹段部9
a や端面凹段部9b の幅と略等しく且つ厚さが内側凹段
部9a や端面凹段部9b の深さに略等しい導電金属製の
板材をコ字状に折り曲げ加工したもので、この例では金
属テープ2の材質と同じアルミニウム板が用いられる。
また、カシメ挟持部材30のコ字状の溝幅は、内側凹段
部9a によって肉薄になった部分の厚みと金属テープ2
の重ね合わさった厚みとを足した寸法と略等しくされ
る。
【0033】金属テープ2は、ボックス本体1の外周側
面の開口部周縁に環状に設けられる。この金属テープ2
は、アルミニウムなどの導電性のテープであり、ボック
ス本体1と接触する面に接着層(図示せず)を予め設け
てある。また、金属テープ2の幅は、各側壁のねじ挿通
孔10やノックアウト11などにかかって不都合が生じ
たりしない幅にされるとともに、カシメ孔9a2を覆うこ
とのできる幅にされている。金属テープ2は両端が重な
り合うように巻かれており、継ぎ目部分15は、内側凹
段部9a を形成して肉薄になった部分に設けられ、カシ
メ孔9a2,9a2を覆うよう配置される。
【0034】カシメ挟持部材30は、図5(b)に示す
ように、内側凹段部9a によって形成された短辺側壁部
9の肉薄部に、継ぎ目部分15とカシメ孔9a2, a2
を覆うよう嵌合される。この嵌合されたカシメ挟持部材
30のボックス本体1の内側に位置する部分は、内側凹
段部9a に嵌合してボックス本体1の内側面と面一にな
る。また、この嵌合されたカシメ挟持部材30のボック
ス本体1の端面凹段部9b に当接する部分は、端面凹段
部9b に嵌合してボックス本体1の開口部端面と面一に
なる。
【0035】その後、カシメ孔9a2, a2を覆うように
嵌合されたカシメ挟持部材30を、カシメ工具によって
挟み、カシメ孔9a2, a2に対応する部分に押圧力を加
えてカシメ加工を行い、図5(c)に示すような状態す
なわち図6に示す状態にする。このとき、金属テープ2
の両端は、金属テープ2の接着層(図示せず)にも係わ
らず、電気的且つ機械的に接続される。
【0036】従って、カシメ挟持部材30は、ボックス
本体1の外周側面ではカシメ挟持部材30の板厚分の凸
段状部を生じるものの、ボックス本体1の開口部端面お
よび内側面では面一になり、ボックス本体1の開口部端
面を壁材22の裏面に密着させることができるととも
に、配線器具や電線などの収容物を配線用樹脂製ボック
ス内にスムーズに収容することができ、それらの収容物
が金属テープ2やカシメ挟持部材30に接触して電気的
な障害を起こすこともない。また、電気的且つ機械的な
接続にカシメ加工を採用しているので、電気的接触の信
頼性が高く、且つ、高温下に曝されても破断してしまう
こともない。
【0037】このような配線用樹脂製ボックスを製造す
るには、樹脂成形によって製造されたボックス本体を用
意し、このボックス本体に対して孔14を利用してナッ
ト(図示せず)をねじ挿通部12,13内に埋め込む。
次に、ボックス本体の開口部外側周縁に金属テープ2を
巻き付ける。この際、金属テープ2の一端と他端とが、
内側凹段部9a によって形成された肉薄部で重なり合う
よう巻き付ける。そして、金属テープ2の重なり合って
いる継ぎ目部分15と内側凹段部9a によって形成され
た短辺側壁部9の肉薄部とに、カシメ挟持部材30を、
カシメ孔9a2,a2を覆うように嵌合する。その後、カ
シメ工具によってカシメ孔9a2, a2に対応する部分の
カシメ挟持部材30に押圧力を加え、カシメ加工を行
い、金属テープ2の両端を電気的且つ機械的に接続した
状態にする。
【0038】なお、第2の実施の形態の配線用樹脂製ボ
ックスにあっても、第1の実施の形態の配線用樹脂製ボ
ックスと同様の手順で構築物に取り付けることができ
る。
【0039】〔第3の実施の形態〕図7は配線用樹脂製
ボックスの製造手順を示す要部斜視図であり、図7
(a)は外側凹段部の近傍を示し、図7(b)は金属嵌
合部材の嵌合を示し、図7(c)は金属嵌合部材の上で
金属テープの両端を重ね合わせた状態を示し、図7
(d)は金属嵌合部材の上で重ね合わせた金属テープの
両端を超音波金属接合した状態を示している。
【0040】第3の実施の形態の配線用樹脂製ボックス
が、第1の実施の形態の配線用樹脂製ボックスと異なる
のは、図7に示した金属テープの両端の重なり合う継ぎ
目部分15の電気的且つ機械的な接続構造のみであり、
第1の実施の形態の配線用樹脂製ボックスと同等の箇所
には同じ符号を付し、図1も用いて説明する。
【0041】第3の実施の形態の配線用樹脂製ボックス
が、第1の実施の形態の配線用樹脂製ボックスと異なり
特徴となるのは、金属テープの両端の重なり合う継ぎ目
部分15の、電気的且つ機械的な接続構造である。図7
(a)に示すように、外側凹段部9c は、ボックス本体
の短辺側壁部9の先端近傍の外側面に、ねじ挿通部12
の形成される部分を避けて形成される。また、図5
(b)に示すように、外側凹段部9c に、鉄やステンレ
スなどの硬度の高い金属板40が嵌合される。
【0042】外側凹段部9c に金属板40を嵌合したボ
ックス本体1の開口部外側周縁には、金属テープ2が巻
き付けられる。このとき、金属テープ2の一端と他端と
を重なり合うように巻き付けて、金属テープ2の両端の
相互に重なり合う継ぎ目部分15を金属板40の位置に
配置する。そして、金属テープ2の重ね代の部分に、超
音波金属接合を施す。すると、図7(d)に示すような
状態になる。
【0043】そうすることで、金属テープ2を環状に電
気的に導通させるように接続することができ、金属探知
器に対する反応を良好にすることができる。また、金属
テープ2の両端の相互に重なり合う継ぎ目部分15を、
超音波金属接合により強い金属間結合を以て電気的且つ
機械的に接続するので、高温下に曝されても剥離したり
破断したりすることはない。更に、ボックス本体1の内
周面に金属製のものはないとともに、超音波金属接合な
のでボックス本体1の内周面に金属突起が出たりするこ
とがなく、配線用樹脂製ボックス内に配線器具や電線な
どの収容物を収容する際に邪魔になるものはなく、収容
物が導電金属に接触して電気的な障害を起こすこともな
い。
【0044】このような配線用樹脂製ボックスを製造す
るには、樹脂成形によって製造されたボックス本体を用
意し、このボックス本体に対して孔14を利用してナッ
ト(図示せず)をねじ挿通部12,13内に埋め込む。
次に、外側凹段部9c に金属板40を嵌合した後、ボッ
クス本体の開口部外側周縁に金属テープ2を巻き付け
る。この際、金属テープ2の一端と他端とが金属板40
の部分で重なり合うように巻き付ける。そして、金属板
40の金属テープ2の重ね代の部分に超音波金属接合を
施す。
【0045】なお、第3の実施の形態の配線用樹脂製ボ
ックスにあっても、第1の実施の形態の配線用樹脂製ボ
ックスと同様の手順で構築物に取り付けることができ
る。
【0046】〔第4の実施の形態〕図8は配線用樹脂製
ボックスの製造手順を示す要部斜視図であり、図8
(a)は超音波金属接合用孔の近傍を示し、図8(b)
は超音波金属接合用孔の部分で金属テープの両端を重ね
合わせた状態を示し、図8(c)は超音波金属接合用孔
の部分で重ね合わせた金属テープの両端を超音波金属接
合した状態を示している。
【0047】第4の実施の形態の配線用樹脂製ボックス
が、第1の実施の形態の配線用樹脂製ボックスと異なる
のは、図8に示した金属テープの両端の重なり合う継ぎ
目部分15の電気的且つ機械的な接続構造のみであり、
第1の実施の形態の配線用樹脂製ボックスと同等の箇所
には同じ符号を付し、図1も用いて説明する。
【0048】この第4の実施の形態の配線用樹脂製ボッ
クスが、第1の実施の形態の配線用樹脂製ボックスと異
なり特徴となるのは、金属テープの両端の重なり合う継
ぎ目部分15の、電気的且つ機械的な接続構造である。
超音波金属接合用孔9d は、図8(a)に示すように、
ボックス本体の短辺側壁部9の先端近傍に、ねじ挿通部
12の形成される部分を避けて形成される。
【0049】ボックス本体1の開口部外側周縁には、図
8(b)に示すように、金属テープ2が巻き付けられ
る。このとき、金属テープ2の一端と他端とを重なり合
うように巻き付けて、金属テープ2の両端の重なり合う
継ぎ目部分15を、超音波金属接合用孔9d の位置に配
置する。そして、超音波金属接合装置(図示せず)でも
って、超音波金属接合用孔9d を介して、金属テープ2
の重ね代の部分に超音波金属接合を施す。すると、図8
(c)に示すような状態になり、金属テープ2を環状に
電気的に導通させるように接続することができ、金属探
知器に対する反応を良好にすることができる。
【0050】また、金属テープ2の両端の相互に重なり
合う継ぎ目部分15を、超音波金属接合により強い金属
間結合を以て電気的且つ機械的に接続するので、高温下
に曝されても剥離したり破断したりすることはない。更
に、ボックス本体1の内周面に金属製のものはないとと
もに、超音波金属接合なのでボックス本体1の内周面に
金属突起が出たりすることがなく、配線用樹脂製ボック
ス内に配線器具や電線などの収容物を収容する際に邪魔
になるものはなく、収容物が導電金属に接触して電気的
な障害を起こすこともない。
【0051】このような配線用樹脂製ボックスを製造す
るには、樹脂成形によって製造されたボックス本体を用
意し、このボックス本体に対して孔14を利用してナッ
ト(図示せず)をねじ挿通部12,13内に埋め込む。
次に、ボックス本体の開口部外側周縁に金属テープ2を
巻き付ける。この際、金属テープ2の一端と他端とが超
音波金属接合用孔9d の部分で重なり合うように巻き付
ける。そして、金属テープ2の重ね代の部分に超音波金
属接合を施す。
【0052】なお、第4の実施の形態の配線用樹脂製ボ
ックスにあっても、第1の実施の形態の配線用樹脂製ボ
ックスと同様の手順で構築物に取り付けることができ
る。
【0053】
【発明の効果】請求項1乃至4記載の発明によれば、簡
略な構造で生産性が良く、壁裏側に配設された配線用樹
脂製ボックスの開口部周縁の位置を壁表側から確実に探
知でき、収納される配線器具などに探知部材が接触する
ことがなく、しかも、輸送途中で高温下に曝されても探
知性能の低下のない、優れた配線用樹脂製ボックスを提
供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の配線用樹脂製
ボックスを示す斜視図である。
【図2】上記配線用樹脂製ボックスの製造手順を示す要
部斜視図である。
【図3】接続部材のカシメた様子をボックス本体の内側
上方から見た要部斜視図である。
【図4】配線用樹脂製ボックスの構築物への取り付けを
示す側面図である。
【図5】本発明に係る第2の実施の形態の配線用樹脂製
ボックスの製造手順を示す要部斜視図である。
【図6】カシメ挟持部材をカシメた状態を示す要部断面
図である。
【図7】本発明に係る第3の実施の形態の配線用樹脂製
ボックスの製造手順を示す要部斜視図である。
【図8】本発明に係る第4の実施の形態の配線用樹脂製
ボックスの製造手順を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 ボックス本体 2 金属テープ 3 接続部材 9a 内側凹段部 9a1 透孔 9a2 透孔 9b 端面凹段部 9c 外側凹段部 9d 超音波金属接合用孔 30 カシメ挟持部材 40 金属嵌合部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 茂典 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−8256(JP,A) 特開 平7−15838(JP,A) 特開 平7−222327(JP,A) 特開 平7−222329(JP,A) 特開 平7−322444(JP,A) 特開 平9−28016(JP,A) 実開 昭51−65229(JP,U) 実開 昭52−72096(JP,U) 実開 昭58−108715(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製のボックス本体の開口部が構築物
    の壁材の裏面に対向するよう配設され、ボックス本体の
    配設位置を壁表側から探知できるよう、樹脂製のボック
    ス本体の開口部外側周縁に沿って金属テープを配設し
    て、金属テープの一端部を他端部に電気的且つ機械的に
    接続する接続手段により金属テープを環状に成した配線
    用樹脂製ボックスであって、接続手段は、開口部内側周
    縁に設けた内側凹段部と、内側凹段部に設けた透孔と、
    金属テープの一端部と他端部と透孔とを貫通した上で先
    端がカシメられる接続部材とを備える配線用樹脂製ボッ
    クス。
  2. 【請求項2】 樹脂製のボックス本体の開口部が構築物
    の壁材の裏面に対向するよう配設され、ボックス本体の
    配設位置を壁表側から探知できるよう、樹脂製のボック
    ス本体の開口部外側周縁に沿って金属テープを配設し
    て、金属テープの一端部を他端部に電気的且つ機械的に
    接続する接続手段により金属テープを環状に成した配線
    用樹脂製ボックスであって、接続手段は、開口部内側周
    縁に設けた内側凹段部と、内側凹段部に設けた透孔と、
    開口部周縁の端面に設けて内側凹段部に連続する端面凹
    段部と、内側凹段部と端面凹段部とに嵌合するよう差し
    込んで透孔を介して金属テープの一端部と他端部と樹脂
    製のボックス本体の開口部周縁とを挟持するようカシメ
    るカシメ挟持部材とを備える配線用樹脂製ボックス。
  3. 【請求項3】 樹脂製のボックス本体の開口部が構築物
    の壁材の裏面に対向するよう配設され、ボックス本体の
    配設位置を壁表側から探知できるよう、樹脂製のボック
    ス本体の開口部外側周縁に沿って金属テープを配設し
    て、金属テープの一端部を他端部に電気的且つ機械的に
    接続して金属テープを環状に成した配線用樹脂製ボック
    スであって、開口部外側周縁に設けた外側凹段部に金属
    嵌合部材を配設し、金属テープの一端部と他端部とを金
    属嵌合部材上に位置させて、金属テープの一端部と他端
    部と金属嵌合部材とを超音波金属接合により電気的且つ
    機械的に接続して金属テープを環状に成した配線用樹脂
    製ボックス。
  4. 【請求項4】 樹脂製のボックス本体の開口部が構築物
    の壁材の裏面に対向するよう配設され、ボックス本体の
    配設位置を壁表側から探知できるよう、樹脂製のボック
    ス本体の開口部外側周縁に沿って金属テープを配設し
    て、金属テープの一端部を他端部に電気的且つ機械的に
    接続して金属テープを環状に成した配線用樹脂製ボック
    スであって、開口部周縁に金属テープを超音波金属接合
    するための超音波金属接合用孔を設け、金属テープの一
    端部と他端部とを超音波金属接合用孔上に位置させて、
    金属テープの一端部と他端部とを超音波金属接合により
    電気的且つ機械的に接続して金属テープを環状に成した
    配線用樹脂製ボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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