JP3100817B2 - 制御プログラム設計支援装置 - Google Patents

制御プログラム設計支援装置

Info

Publication number
JP3100817B2
JP3100817B2 JP05310888A JP31088893A JP3100817B2 JP 3100817 B2 JP3100817 B2 JP 3100817B2 JP 05310888 A JP05310888 A JP 05310888A JP 31088893 A JP31088893 A JP 31088893A JP 3100817 B2 JP3100817 B2 JP 3100817B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
control
time
design support
module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05310888A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07160191A (ja
Inventor
田中  誠
欣也 荻野
哲男 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP05310888A priority Critical patent/JP3100817B2/ja
Priority to US08/278,625 priority patent/US5787282A/en
Publication of JPH07160191A publication Critical patent/JPH07160191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3100817B2 publication Critical patent/JP3100817B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D15/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or systems
    • F04D15/0066Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or systems by changing the speed, e.g. of the driving engine
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D15/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or systems
    • F04D15/02Stopping of pumps, or operating valves, on occurrence of unwanted conditions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ポンプや弁などの機
械等を制御するための制御プログラムを作成する制御プ
ログラム設計支援装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図26は従来の制御プログラム設計支援
装置を示す構成図であり、図において、1はプログラム
部品の編集指令を入力する入力装置、2は入力装置1に
より入力された編集指令をプログラム情報管理装置4に
送信する入力装置インターフェース、3はSFC(シー
ケンスフローチャート)の各モジュールレベルのプログ
ラム部品を記憶する記憶装置、4は入力装置1により入
力された編集指令にしたがって記憶装置3に記憶されて
いるプログラム部品の結合等を行い、制御プログラムを
作成するプログラム情報管理装置、5は表示装置インタ
ーフェース、6は表示装置である。
【0003】また、7はプログラム情報管理装置4によ
り作成された制御プログラムを実行形式のプログラムに
変換する実行型プログラム変換装置、8は実行型プログ
ラム変換装置7により変換された実行形式のプログラム
を実行するプログラマブルコントローラ(プログラム実
行手段)、9はプログラマブルコントローラ8により制
御される制御対象である。
【0004】次に動作について説明する。まず、プログ
ラム設計者は、入力装置1を操作することによって、記
憶装置3に記憶されているプログラム部品のメニューを
表示装置6に表示させる。ここで、プログラム設計者は
必要とするプログラム部品を入力装置1によって選択す
るとともに、選択した各プログラム部品の結合関係等を
指示する。これにより、プログラム情報管理装置4が入
力装置1の指示にしたがって選択されたプログラム部品
を記憶装置3から読み出して結合処理等を行い、制御プ
ログラムを作成する。
【0005】そして、作成された制御プログラムは、実
行型プログラム変換装置7が実行形式に変換し、プログ
ラムコントローラ8が実行形式のプログラムを実行して
制御対象9を制御する。
【0006】このように、本装置では、SFCの各モジ
ュールレベルのプログラム部品を結合等してプログラム
を作成するものであるが、SFCのモジュールは状態と
して完全に終了しなければモジュールを独立分離するこ
とができないという特徴を有しているので、例えば図2
7のように、ポンプAの起動・停止が完全に終了してか
らポンプBの起動・停止が行われるような場合には、ポ
ンプAの起動・停止とポンプBの起動・停止をそれぞれ
1つのモジュール(モジュールA、モジュールB)とし
て扱うことができ、モジュールA,Bのプログラム部品
を結合すれば制御プログラムを作成することができる。
【0007】ところが、例えば図28のように、ポンプ
Aの起動・停止が完全に終了する前に、ポンプBが起動
され、ポンプA,Bの起動・停止条件が相互に作用しあ
っているような場合、図27のように、ポンプの起動・
停止を1つのモジュールとすることができず、ポンプ
A,Bの起動、停止をそれぞれ1つのモジュールとして
扱わなければならい。従って、図28の場合、4つの
モジュールのプログラム部品を結合しなければ制御プロ
グラムを作成することができず、モジュールの再利用性
が低下する。
【0008】なお、上記従来例の他に、SFCを用いて
制御プログラムを作成するものとして、特開平5−22
4706号公報に示すものがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御プログラム
設計支援装置は以上のように構成されているので、例え
ば2つの制御対象の制御条件が相互に関わり合っている
ような場合、当該制御対象固有の制御内容がプログラム
部品として登録されていても(例えば、図27のモジュ
ールA,B)当該制御対象固有の制御内容を1つのモジ
ュールとして扱うことができず、モジュール(プログラ
ム部品)の再利用性が低下し、プログラムの作成が複雑
になるなどの問題点があった。
【0010】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたもので、2つの制御対象の制御条
件が相互に関わり合っているような場合でも、当該制御
対象固有の制御内容を1つのモジュールとして扱うこと
ができる制御プログラム設計支援装置を得ることを目的
とする。それと同時に更に、作成されたプログラムの制
御ロジックを検証することができる制御プログラム設計
支援装置を得ることを目的とする。
【0011】請求項の発明は、作成されたプログラム
の制御ロジックの検証結果をタイムチャートで表現する
ことができる制御プログラム設計支援装置を得ることを
目的とする。
【0012】請求項の発明は、作成されたプログラム
の制御ロジックの検証結果を複時間軸座標平面上の点で
表現することができる制御プログラム設計支援装置を得
ることを目的とする。
【0013】請求項の発明は、制御対象の動作状態の
変化を確認することができる制御プログラム設計支援装
置を得ることを目的とする。
【0014】請求項5の発明は、2つの制御対象の制御
条件が相互に関わり合っているような場合でも、当該制
御対象固有の制御内容を1つのモジュールとして扱うこ
とができる制御プログラム設計支援装置を得ることを目
的とする。 また、それと同時に、登録されていない新た
なプログラム部品を作成することができる制御プログラ
ム設計支援装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る制
御プログラム設計支援装置は、選択手段により選択され
た検索情報に基づいて各制御対象を制御する制御内容を
実現するプログラム部品を検索するとともに、各制御対
象ごとに他の制御対象の制御に影響を与えることのない
当該制御対象固有の制御内容を実現するプログラム部品
を検索する一方、その検索された各プログラム部品を階
層的に結合するようにし、更に、プログラム部品結合手
段により結合されたプログラム部品に基づいて該プログ
ラム部品が実現する制御内容の論理を認識することによ
りその論理を構成する論理演算子の論理的な接続関係を
認識し、その論理的な接続関係に基づいて各論理演算子
の動作時間を評価するようにしたものである。
【0016】請求項の発明に係る制御プログラム設計
支援装置は、タイミング評価手段の評価結果をタイムチ
ャートを用いて表示するようにしたものである。
【0017】請求項の発明に係る制御プログラム設計
支援装置は、タイミング評価手段の評価結果を、動作開
始時刻と動作終了時刻を表す2つの時間軸からなる複時
間軸座標平面上の点として表示するようにしたものであ
る。
【0018】請求項の発明に係る制御プログラム設計
支援装置は、タイミング評価手段の評価結果に基づいて
各制御対象に係る動作の開始及び停止の時刻を認識し、
その時刻にしたがって各制御対象の状態の遷移を表示す
るようにしたものである。
【0019】請求項5の発明に係る制御プログラム設計
支援装置は、選択手段により選択された検索情報に基づ
いて各制御対象を制御する制御内容を実現するプログラ
ム部品を検索するとともに、各制御対象ごとに他の制御
対象の制御に影響を与えることのない当該制御対象固有
の制御内容を実現するプログラム部品を検索する一方、
その検索された各プログラム部品を階層的に結合するよ
うにし、更に、複時間軸座標平面入力手段により入力さ
れた複時間軸座標平面上の点に基づいてプログラム部品
を作成するようにしたものである。
【0020】
【作用】請求項1の発明における制御プログラム設計支
援装置は、各制御対象を制御する制御内容を実現するプ
ログラム部品と別個に各制御対象ごとに、他の制御対象
の制御に影響を与えることのない当該制御対象固有の制
御内容を実現するプログラム部品を検索するプログラム
部品管理手段と、検索された各プログラム部品を階層的
に結合するプログラム部品結合手段とを設けたことによ
り、プログラム部品の再利用性が高くなり、プログラム
の作成等が容易になる。また、それと同時に、プログラ
ム部品結合手段により結合されたプログラム部品に基づ
いて該プログラム部品が実現する制御内容の論理を認識
することによりその論理を構成する論理演算子の論理的
な接続関係を認識し、その論理的な接続関係に基づいて
各論理演算子の動作時間を評価するタイミング評価手段
を設けたことにより、作成されたプログラムの制御ロジ
ックを検証できるようになる。
【0021】請求項の発明における制御プログラム設
計支援装置は、タイミング評価手段の評価結果をタイム
チャートを用いて表示するタイムチャート表示手段を設
けたことにより、作成されたプログラムの制御ロジック
の検証結果をタイムチャートで表現できるようになる。
【0022】請求項の発明における制御プログラム設
計支援装置は、タイミング評価手段の評価結果を、動作
開始時刻と動作終了時刻を表す2つの時間軸からなる複
時間軸座標平面上の点として表示する複時間軸座標平面
表示手段を設けたことにより、作成されたプログラムの
制御ロジックの検証結果を複時間軸座標平面上の点で表
示できるようになる。
【0023】請求項の発明における制御プログラム設
計支援装置は、タイミング評価手段の評価結果に基づい
て各制御対象における動作の開始及び停止の時刻を認識
し、その時刻にしたがって各制御対象の動作状態を表示
する動作状態表示手段を設けたことにより、制御対象の
動作状態の変化をデバッグすることができるようにな
る。
【0024】請求項の発明における制御プログラム設
計支援装置は、各制御対象を制御する制御内容を実現す
るプログラム部品と別個に各制御対象ごとに、他の制御
対象の制御に影響を与えることのない当該制御対象固有
の制御内容を実現するプログラム部品を検索するプログ
ラム部品管理手段と、検索された各プログラム部品を階
層的に結合するプログラム部品結合手段とを設けたこと
により、プログラム部品の再利用性が高くなり、プログ
ラムの作成等が容易になる。 また、それと同時に、複時
間軸座標平面入力手段により入力された複時間軸座標平
面上の点に基づいてプログラム部品を作成するプログラ
ム作成手段を設けたことにより、登録されていない新た
なプログラム部品を作成することができるようになる。
【0025】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1
はこの発明の一実施例による制御プログラム設計支援装
置を示す構成図であり、図において、従来のものと同一
符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
11はプログラム情報管理装置15を直接的に操作する
コマンドを入力するコマンド入力装置、12はプログラ
ム情報管理装置15を直接的に操作するコマンドを入力
するのではなく、要求仕様レベルの情報(例えば、”優
先制御”、”スイッチの種類”)を入力する情報入力装
置である。なお、コマンド入力装置11及び情報入力装
置12から選択手段が構成され、当該選択手段は、少な
くとも1つ以上の制御対象9を選択するとともに、各制
御対象9を制御する制御内容を特定するための検索情報
を選択する。
【0026】13はプログラム部品を記憶する記憶装
置、14はコマンド入力装置11または情報入力装置1
2により選択された検索情報に基づいて各制御対象を制
御する制御内容を実現するプログラム部品を記憶装置1
3から検索するとともに、各制御対象9ごとに他の制御
対象9の制御に影響を与えることのない当該制御対象固
有の制御内容を実現するプログラム部品を記憶装置13
から検索するプログラム部品管理装置(プログラム部品
管理手段)、15はプログラム部品管理装置14により
検索された各プログラム部品を階層的に結合するプログ
ラム情報管理装置(プログラム部品結合手段)、16は
プログラム情報管理装置15により結合されたプログラ
ム部品を実行レベルのテキストプログラムに変換するプ
ログラム変換装置(プログラム変換手段)である。
【0027】17はプログラム部品管理装置14により
検索されたプログラム部品の制御内容を論理図として表
示するとともに、その制御内容の修正要求を受け付け、
修正要求があればその修正要求にしたがってその制御内
容を修正する編集装置(編集手段)、18は設計情報を
記憶する記憶装置である。
【0028】19はタイミング評価装置20に対して評
価条件を入力するタイムチャート入力装置、20はプロ
グラム情報管理装置15によって結合されたプログラム
部品にもとづいて該プログラム部品が実現する制御内容
の論理を認識することによりその論理を構成する論理演
算子等の論理的な接続関係を認識し、その論理的な接続
関係に基づいて各論理演算子等の出力信号についての動
作時間を評価するタイミング評価装置(タイミング評価
手段)、21はタイミング評価装置20の評価結果をタ
イムチャートを用いて表示するタイムチャート表示装置
(タイムチャート表示手段)21である。
【0029】22は制御対象9の開始時刻と停止時刻を
複時間軸座標平面上の点として入力する複時間軸座標平
面入力装置(複時間軸座標平面入力手段)、23はタイ
ミング評価装置20の評価結果を、動作開始時刻と動作
終了時刻を表す2つの時間軸からなる複時間軸座標平面
上の点として表示する複時間軸座標平面表示装置(複時
間軸座標平面表示手段)、24は複時間軸座標平面入力
装置22により入力された複時間軸座標平面上の点に基
づいてプログラム部品を作成するプログラム部品作成装
置(プログラム部品作成手段)である。
【0030】25はタイミング評価装置20の評価結果
に基づいて各制御対象における動作の開始及び停止の時
刻を認識する動作状態認識装置、26は動作状態認識装
置25が認識した時刻にしたがって各制御対象の動作状
の遷移を表示する動作状態表示装置であり、動作状態
認識装置25及び動作状態表示装置26から動作状態表
示手段が構成されている。
【0031】次に動作について説明する。因に、図2は
この発明の一実施例による制御プログラム設計支援装置
の動作を示すフローチャートである。まず、当該設計支
援装置(以下、制御プログラム設計支援装置を設計支援
装置という)を起動すると(ステップST1)、表示装
置6を介して、新規のプログラム設計を行うのか、ある
いは、途中まで行って中断していたプログラム設計を再
開するのかを尋ねてくるが(ステップST2)、この例
では、プログラム設計者は新規のプログラム設計を行う
旨を情報入力装置12から入力したとする。
【0032】これにより、当該設計支援装置が、プログ
ラム設計の対象である制御対象9を選択するように促し
てくるので、情報入力装置12によって制御対象9を選
択する(ステップST3)。即ち、情報入力装置12
に、図3のようなメニュー画面が表示されるので、制御
対象9を示すシンボルをクリックすることにより選択す
る。以下、この実施例では、ポンプ2台と弁2台を選択
したものとして説明する。なお、制御対象9を選択する
と、表示装置6には、選択した制御対象9(ポンプ2台
と弁2台)が図4のように表示される。因に、図4に
は、上からポンプ、弁、ポンプ、弁の順番で表示されて
いるが、この順番は、上記メニュー画面で選択した順番
に対応している。また、制御対象9のシンボルの左横に
ある35は選択した制御対象9についてデフォルトで用
意されていたプログラム部品モジュールを示すものであ
り、図4では結合関係を設定する前の初期状態として、
ポンプ31、弁32、ポンプ33、弁34が1つのモジ
ュールの下に構成されていることを示している。
【0033】このように、制御対象9の選択を終了する
と、当該設計支援装置は、次の作業項目を選択するよう
に促してくるので(ステップST5)、ここではプログ
ラム設計者が上記結合関係の設定(モジュールの操作)
を選択したとする(ステップST7)。選択した制御対
象9の結合関係の設定は、図4の画面の”編集”という
コマンドを操作することによって設定することができ
る。即ち、図示はしないが、当該”編集”コマンドを操
作すると、デフォルトでシステムが用意したプログラム
部品モジュール35を任意に区分することができるの
で、その区分によってモジュールの構成を設定する。因
に、図5の例では、デフォルトでシステムが用意したプ
ログラム部品モジュール35のかわりに、3つの階層的
に結合したデフォルトで指定されたプログラム部品モジ
ュールで再構成されており、この場合、デフォルトで用
意されたプロ グラム部品モジュール35b,35cはポ
ンプ31と弁32及びポンプ33と弁34をそれぞれ1
つの制御対象(モジュール)として扱う旨の設定であ
り、また、デフォルト35aはさらにデフォルト35
b,35cをそれぞれ1つの制御対象として扱う旨の設
定である。従って、この例では、モジュール構成が3層
の階層からなされていることになる。なお、各階層のモ
ジュールは、それぞれが制御内容を示すものである一
方、上位のモジュールから下位のモジュールを見ると、
下位のモジュールは制御の対象と見ることができる。
【0034】これにより、モジュールの操作を終了する
が、図6はこのモジュールの操作を具体的に示したフロ
ーチャートであるので、図6の内容を簡単に説明する。
即ち、操作の対象となるモジュール等を指定した後(ス
テップST22)、操作内容を指定する(ステップST
23)。操作内容としては下記に示すものがある(ステ
ップST25〜31)。
【0035】・削除・・・・・指定されたモジュール
を、階層的に結合されたプログラム部品から削除する操
作 ・接続・・・・・任意のモジュールの内側インターフェ
ースと、任意のモジュールの外側インターフェースの接
続を行う操作(内側インターフェース及び外側インター
フェースについては後述する) ・切断・・・・・内側インターフェースと外側インター
フェースによって接続されているモジュール間を切断す
る操作 ・コピー・・・・指定されたモジュールを一時的に所定
の領域に複写する操作 ・ペースト・・・上記所定の領域に記憶されているモジ
ュールを作業領域に複写する操作 ・グループ化・・同じ階層にある複数のモジュールを1
つのモジュールで表すためにその複数のモジュールの上
位に共通のモジュールを挿入する操作(例えば、デフォ
ルト35bとデフォルト35cの上位にデフォルト35
aを作成する操作) ・解除・・・・・指定したモジュールを削除し、その下
位にあるモジュールを上位のモジュールに接続する操作
【0036】このように、操作モジュールの操作を終了
すると、当該設計支援装置は、次の作業項目を選択する
ように促してくるので(ステップST5)、ここでは各
層のモジュールの制御内容を特定するため、プログラム
設計者がプログラム部品の検索を選択したとする(ステ
ップST8)。因に、図8はプログラム部品の検索の動
作を示すフローチャートである。
【0037】まず、この例のモジュール構成は、図5に
示すようになっているので、順次制御内容を特定するモ
ジュールの35a〜35cを選択し、各モジュールのプ
ログラム部品を検索するのであるが、例えば、35a
モジュールのプログラム部品を検索する場合、35a
クリックすることにより、制御内容を特定する属性設定
ウインド36a〜36dが順次表示されるので(属性設
定ウインド36a〜36dのうち、属性設定ウインド3
6aが最上位の属性設定ウインドであり、上位の属性設
定ウインドの属性設定終了後に、1つ下位の属性設定ウ
インドが順次表示されるようになっている)、属性を順
次選択して制御内容を特定する。
【0038】このように属性の設定によって制御内容が
特定されるが、この設定した属性がプログラム部品を選
択するための検索情報となる(ステップST42)。な
お、この例では、”部品検索キー情報指定”、”主動作
設計”、”並列動作”、”選択動作”を選択しているの
で、ポンプ31と弁32及びポンプ33と弁34をそれ
ぞれ1つの制御対象としたとき、2つの制御対象を並列
接続し、かつ、一方の制御対象を予備機として選択的に
使用することを制御内容としている(図7の論理回路4
4を参照)。そして、プログラム部品管理装置14が上
記検索情報に基づいて、記憶装置13に記憶されている
プログラム部品の内からモジュール35aのプログラム
部品を検索する(ステップST43)。
【0039】また、デフォルトに指定された35b,3
5cのモジュールの制御内容の特定も、デフォルトに指
定された35aの場合と同様に、デフォルトに指定され
35bまたは35cをクリックすることにより、属性
設定ウインドを表示して(図示せず)、順次属性を選択
し、制御内容を特定する。この例では、ポンプ31の出
力側に弁32を配置し、運転開始の際はポンプ31を運
転した後、弁32の開動作するように設定し、一方、運
転停止の際は弁32を閉じた後、ポンプ31を停止する
ように設定したものとする(図7の論理回路43を参
照)。なお、ポンプ33と弁34の制御内容についても
同様である。そして、プログラム部品管理装置14が上
記検索情報に基づいて、記憶装置13に記憶されている
プログラム部品の内からモジュール35b,35cのプ
ログラム部品を検索する(ステップST43)。
【0040】なお、ポンプ31,33及び弁32,34
の固有の制御内容(例えば、ポンプであれば、ポンプ独
自の制御内容であって、ポンプの制御内容は弁の開閉状
態を条件とせず、また、ポンプの制御によって弁の制御
に影響を与えないレベルの論理回路で記述されている
(図7の42参照)についても、プログラム部品とし
て記憶装置13に記憶されているので、各制御対象の名
称に基づいて、当該制御対象固有の制御内容を実現する
プログラム部品を検索する。なお、この例では、ポンプ
31とポンプ33及び弁32と弁34はそれぞれ同じ制
御内容であるとする。
【0041】そして、このように、プログラム部品の検
索が終了すると、検索された各プログラム部品をプログ
ラム情報管理装置15が図5のモジュール構成に基づい
て階層的に結合し、制御プログラムのプログラム部品を
完成させる。具体的には、図7の論理回路44において
矢印で示されている部分に論理回路43が挿入され、さ
らに、論理回路43において矢印で示されている部分に
論理回路41と論理回路42が挿入されるようにプログ
ラム部品を完成させる。
【0042】なお、図7の論理回路(モジュール)の構
成はすべて図9に示すような構成になっている。即ち、
51a〜51dはモジュール50の外側インターフェー
ス、51e〜51hはモジュール50の内側インターフ
ェース、52はモジュール50の制御対象である1つ下
位のモジュール(図9が図7の論理回路44を示すとす
れば、図7の論理回路43が該当)、53a〜53dは
モジュール52の外側インターフェース、54はモジュ
ール50の制御内容が記載されるエリアであり、当該制
御内容によってモジュール50の内側インターフェース
51e〜51hとモジュール52の外側インターフェー
ス53a〜53dが接続され、その結果、モジュール5
0とモジュール52が階層的に結合される。また、55
はモジュール50の運転条件を記載するエリアである。
【0043】このように、プログラム部品の結合が終了
すると、当該設計支援装置は、次の作業項目を選択する
ように促してくるので(ステップST5)、ここでは階
層的に結合されたプログラム部品に基づいて、該プログ
ラム部品が実現する制御内容を構成する制御対象の動作
時間を評価するため、プログラム設計者がタイミングの
評価を選択したとする(ステップST13)。因に、図
10はタイミング評価の動作を示すフローチャートであ
る。
【0044】まず、タイミング評価を行うに際し、評価
するプログラムの範囲、即ちどのプログラム部品につい
てタイミング評価を行うのかを設定したのち(ステップ
ST52)、タイミング評価に必要な評価条件(例え
ば、評価対象のプログラム部品の起動時間及び停止時間
などの条件)を複時間軸座標平面入力装置22ないしタ
イムチャート入力装置19から入力する(ステップST
53)
【0045】次に、タイミング評価装置20が実際にタ
イミング評価を行うが(ステップST54)、当該タイ
ミング評価は、評価対象のプログラム部品に基づいて該
プログラム部品が実現する制御内容の論理(例えば、図
7のような論理)を認識することによりその論理を構成
する論理演算子及び制御対象の論理的な接続関係を認識
し、その論理的な接続関係に基づいて各論理演算子の演
算結果の動作時間及び制御対象の動作時間を評価する。
【0046】即ち、図7にも記載してあるように、プロ
グラム部品の制御内容はAND演算子(図11参照)や
OR演算子(図12参照)やNOT演算子(図29参
照)や制御対象の組み合わせからなるので(注、XOR
演算子等もAND演算子とOR演算子で表現することが
できる)、タイミング評価装置20は各論理演算子やモ
ジュール内の制御対象における端子の信号状態を各論理
演算子の論理やモジュール内の制御対象に設定された出
力端子の信号の、信号命令に対する遅れ時間に基づいて
認識することにより、各論理演算子及びモジュール内の
制御対象の動作時間を評価する。
【0047】一方、プログラム設計者は、タイミング評
価装置20が各論理演算子における端子の信号状態を複
時間軸座標平面表示装置23の複時間軸座標平面ないし
タイムチャート表示装置21に表示するので(ステップ
ST55)、論理演算子の出力及び制御対象の動作時間
を評価することができる。ここで、複時間軸座標平面と
は、動作開始時刻を横軸にとり、動作停止時刻を縦軸に
とる平面であり、この複時間軸座標平面は、時間的に途
切れのない1つの事象を平面上の1つの点で表現し、各
点の位置関係により複数の事象間の時間的包含関係を表
現することができるという特徴を有している。例えば、
制御内容が図13に示すように、2つのAND演算子6
1,62とOR演算子63から構成されている場合、A
ND演算子61の入力端子61a,61b及びAND演
算子62の入力端子62a,62bの信号状態が下記の
ように決定されていれば、AND演算子61,62及び
OR演算子63における端子の信号状態は図14に示す
ように決定されるので、AND演算子61,62及びO
R演算子63の動作時間を評価することができる。 ・入力端子61a・・・時刻3から時刻10までON ・入力端子61b・・・時刻5から時刻13までON ・入力端子62a・・・時刻4から時刻11までON ・入力端子62b・・・時刻7から時刻12までON
【0048】即ち、AND演算子61は、当然のことな
がら、入力端子61a,61bの双方がON状態にある
とき出力端子61cをON状態にするので、タイミング
評価装置20は、入力端子61a,61bの信号状態か
ら、時刻5から時刻10まで出力端子61cはON状態
にあることを認識することができる。AND演算子62
も同様である。また、OR演算子については、入力端子
61c,62cのうちの少なくとも一方がON状態にあ
るとき端子64をON状態にするので、タイミング評価
装置20は、入力端子61c,62cの信号状態から、
時刻5から時刻11まで端子64はON状態にあること
を認識することができる。なお、AND演算子61であ
れば出力端子61c、AND演算子62であれば出力端
子62c、OR演算子63であれば端子64がそれぞれ
演算子の演算結果の動作時間となるので、出力端子61
c、出力端子62cおよび端子64の信号状態を見れ
ば、各論理演算子の演算結果の動作時間を評価すること
ができる。
【0049】このように、最も上流側の論理演算子にお
ける入力端子の信号状態、即ち、評価対象のプログラム
部品の起動時間等が決定されれば、各論理演算子の動作
時間を評価することができ、又、さらにここで制御対象
についても入力信号に対して一定の時間遅れを持つ出力
信号を出す構成要素として(例えば、図21の72aに
対する出力72c、72bのように)扱うことができ
る。なお、複時間軸座標平面に表示した内容(各論理演
算子の端子の信号状態)と同じ内容のものをタイムチャ
ートで表すと図15のように示すことができ、このタイ
ムチャートはタイムチャート表示装置21に表示され
る。従って、プログラム設計者はタイムチャート表示装
置21からも各論理演算子の演算結果の動作時間を評価
することができる。
【0050】このように、タイミングの評価が終了する
と、当該設計支援装置は、また次の作業項目を選択する
ように促してくるので(ステップST5)、ここでは時
間の経過にともなって各制御対象9の動作状態の変化を
表示すべく、プログラム設計者が動作順序の出力を選択
したとする(ステップST16)。因に、図16は動作
順序の出力の動作を示すフローチャートである。
【0051】まず、コマンド入力装置11または情報入
力装置12によって動作順序の出力を行う制御対象等を
設定する(ステップST62)。これにより、動作状態
認識装置25が、タイミング評価装置20の評価結果に
基づいて、指定した各制御対象9の動作開始時刻及び動
作停止時刻を認識する(ステップST63)。そして、
動作状態認識装置25は指定した各制御対象9の動作開
始時刻及び動作停止時刻を、各イベントの起こる時刻に
よりソートし、各イベントの動作順序を決定する(ステ
ップST64)。そして、動作状態認識装置25はソー
トした時刻に従って当該時刻に発生するイベントの内容
(イベントの発生する制御対象の名称、制御対象の動作
状態(動作開始または動作停止)等)を動作状態表示装
置26に表示する(ステップST65)。
【0052】このように、動作順序の出力が終了する
と、当該設計支援装置は、また次の作業項目を選択する
ように促してくるので(ステップST5)、ここではプ
ログラム設計者がプログラム部品の編集を選択したとす
る(ステップST10)。因に、図17はプログラム部
品の編集の動作を示すフローチャートである。
【0053】まず、編集装置17によってプログラム部
品の編集を行うモジュールを選択すると(ステップST
72)、編集装置17は選択されたモジュールのプログ
ラム部品に記述された論理回路図を認識するとともに、
エディタを起動してその論理回路図を表示する。これに
より、プログラム設計者が、そのエディタを用いてその
論理回路を編集することになる(ステップST73)。
【0054】このように、プログラム部品の編集が終了
すると、当該設計支援装置は、また次の作業項目を選択
するように促してくるので(ステップST5)、ここで
はプログラム設計者が基本動作プログラム部品の作成を
選択したとする(ステップST17)。因に、図18は
基本動作プログラム部品の作成の動作を示すフローチャ
ートである。
【0055】まず、制御対象の動作開始時刻と動作停止
時刻を複時間軸座標平面上の点として複時間軸座標平面
入力装置22から入力するが(ステップST82)、例
えば、図19のように、2つのモジュール72,73を
制御対象とするモジュール71を基本動作プログラム部
品として作成する場合を例にとって説明する(図20
に、作成しようとする基本動作プログラム部品の論理回
路を示す)。
【0056】2つの制御対象の動作72a,72c,7
3a〜73cと71eからの信号を複時間軸座標平面上
の点として表現すると、図21のようになる。 従って、
かかる複時間軸座標平面上の各点の位置関係から論理回
路の接続関係として図20が得られる。図20の場合、
モジュール71の内部インターフェース71eがAND
演算子74の一方の入力端子に接続され、モジュール7
2の外部インターフェース72bがAND演算子74の
もう一方の入力端子に接続されている。また、モジュー
ル71の内部インターフェース71eがOR演算子75
の一方の入力端子に接続され、モジュール73の外部イ
ンターフェース73cがOR演算子75のもう一方の入
力端子に接続されている。その理由は下記の通りであ
る。
【0057】即ち、仮に、モジュール71の内部インタ
ーフェース71e及びモジュール72の外部インターフ
ェース72bの信号状態を図21のように設定し、か
つ、モジュール73の外部インターフェース73aの信
号状態を図21のように設定し、また、モジュール73
の外部インターフェース73cの信号状態を図21のよ
うに設定し、モジュール72の外部インターフェース7
2aの信号状態を図21のように設定した場合、72b
と72eについて2点の包含する領域(着目した複時間
軸座標平面上のある点について同じ開始時刻の事象の集
合である直線と、 同じ停止時刻の事象の集合である直線
と、開始時刻が停止時刻と等しい事象の集合である直線
とで囲まれた領域)の重なりを表す頂点に73aが当た
っていることから、72bと71eの出力についてはA
NDが選択されることがわかる。同様に72aについて
は、71eと73cについて、逆に包含する位置にある
ことから、ORの演算子が選択される。このように複時
間軸座標平面上での各点の位置関係を各演算子の特徴的
な位置関係と比較することにより、設定された動作を実
現する演算子が選択される(図21をタイムチャートで
表現すると図22のようになる)。従って、図21のよ
うに、各モジュールのインターフェースを設定すれば、
図20に示すような論理回路を得ることができる(ステ
ップST83〜86)。
【0058】そして、このように論理回路が得られる
と、プログラム部品作成装置24がその論理回路の論理
に基づいてその論理を実現するプログラム部品を作成す
【0059】このように、基本動作プログラム部品の作
成が終了すると、当該設計支援装置は、また次の作業項
目を選択するように促してくるので(ステップST
5)、ここではプログラム設計者がプログラム部品の登
録を選択したとする(ステップST9)。因に、図23
はプログラム部品の登録の動作を示すフローチャートで
ある。
【0060】プログラム部品の結合、プログラム部品の
編集及び基本動作プログラム部品の作成については先で
説明した通りであるが、当該設計支援装置ではこれらの
プログラム部品のうち、まだ記憶装置13に登録されて
いないプログラム部品を登録することができ、コマンド
入力装置11または情報入力装置12によって登録する
プログラム部品が指定されると、プログラム部品管理装
置14がそのプログラム部品を記憶装置13に登録す
る。従って、当該設計支援装置におけるプログラム部品
の再利用性が向上することになる。
【0061】このように、プログラム部品の登録が終了
すると、当該設計支援装置は、また次の作業項目を選択
するように促してくるので(ステップST5)、ここで
はプログラム設計者が実行形式に変換されたプログラム
部品の出力を選択したとする(ステップST14)。因
に、図24はプログラム部品をテキストプログラムに変
換して出力する動作を示すフローチャートである。
【0062】まず、プログラム部品のテキストプログラ
ムへの変換は、プログラム情報管理装置15によって結
合されたプログラム部品が実現する論理回路における各
論理演算子の実行順序を決定するものであるが、換言す
ると、各端子の実行型プログラムにおけるメモリテーブ
ルの情報を、結合されたプログラム部品の各モジュール
の端子に対応させるものである。ここで、メモリテーブ
ルとは、各モジュールの端子に対応する実行機械上のア
ドレスを記述したテーブルをいう。
【0063】そして、プログラム部品のテキストプログ
ラムへの変換は、プログラム変換装置17が下記の手順
で行う。即ち、まず、モジュールの出力側(下位モジュ
ールからの出力)において、論理回路のテキストプログ
ラムの展開が終了していないもののうち、最下位のモジ
ュールから順次選択してテキストプログラムの展開を行
う(ステップST103〜105)。出力側がすべて終
了すると今度は、モジュールの入力側において、論理回
路のテキストプログラムの展開が終了していないものの
うち、最上位のモジュールから順次選択してテキストプ
ログラムの展開を行う(ステップST106〜10
9)。そして、テキストプログラムの展開が終了する
と、プログラム変換装置16がその実行形式のテキスト
プログラムをプログラムコントローラ8に出力し、プロ
グラムコントローラ8がその実行形式のテキストプログ
ラムにしたがって制御対象9を制御する。
【0064】なお、当該設計支援装置の作業項目とし
て、上述したものの他、プログラム設計者が途中まで設
計したプログラム部品の設計内容を登録する機能(ステ
ップST11)やその登録したプログラム部品の読み出
し機能(ステップST12)があり、また、コマンド入
力装置11から直接的に当該設計支援装置を操作するの
は難しいので、図25に示すように、情報入力装置12
から要求仕様レベルの情報を用いて当該設計支援装置を
操作できるようにすべく、要求仕様レベルの操作を可能
にするコマンド生成機能(ステップST15)を有して
いる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、各制御対象を制御する制御内容を実現するプログラ
ム部品と別個に各制御対象ごとに、他の制御対象の制御
に影響を与えることのない当該制御対象固有の制御内容
を実現するプログラム部品を検索する一方、検索された
各プログラム部品を階層的に結合するように構成したの
で、プログラム部品の再利用性が高くなり、その結果、
プログラムの作成等が容易になる効果がある。また、そ
れと同時に、プログラム部品結合手段により結合された
プログラム部品に基づいて該プログラム部品が実現する
制御内容の論理を認識することによりその論理を構成す
る論理演算子の論理的な接続関係を認識し、その論理的
な接続関係に基づいて各論理演算子の動作時間を評価す
るように構成したので、作成されたプログラムの制御ロ
ジックを検証できる効果がある。
【0066】請求項の発明によれば、タイミング評価
手段の評価結果をタイムチャートを用いて表示するよう
に構成したので、作成されたプログラムの制御ロジック
の検証結果を容易に認識できる効果がある。
【0067】請求項の発明によれば、タイミング評価
手段の評価結果を、動作開始時刻と動作終了時刻を表す
2つの時間軸からなる複時間軸座標平面上の点として表
示するように構成したので、作成されたプログラムの制
御ロジックの検証結果を容易に認識できる効果がある。
【0068】請求項の発明によれば、タイミング評価
手段の評価結果に基づいて各制御対象における動作の開
始及び停止の時刻を認識し、その時刻にしたがって各制
御対象の動作状態を表示するように構成したので、制御
対象の動作状態の変化をデバッグすることができる効果
がある。
【0069】請求項5の発明によれば、各制御対象を制
御する制御内容を実現するプログラム部品と別個に各制
御対象ごとに、他の制御対象の制御に影響を与えること
のない当該制御対象固有の制御内容を実現するプログラ
ム部品を検索する一方、検索された各プログラム部品を
階層的に結合するように構成したので、プログラム部品
の再利用性が高くなり、その結果、プログラムの作成等
が容易になる効果がある。 また、それと同時に、複時間
軸座標平面入力手段により入力された複時間軸座標平面
上の点に基づいてプログラム部品を作成するように構成
したので、登録されていない新たなプログラム部品を作
成することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による制御プログラム設計
支援装置を示す構成図である。
【図2】この発明の一実施例による制御プログラム設計
支援装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】制御対象を選択するメニュー画面を示す画面図
である。
【図4】選択された制御対象のモジュール構成を示す画
面図である。
【図5】各制御対象の属性を設定するメニュー画面を示
す画面図である。
【図6】モジュールの操作を示すフローチャートであ
る。
【図7】各モジュールの論理回路を示す論理回路図であ
る。
【図8】プログラム部品の検索の動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】モジュールの基本構成を示す構成図である。
【図10】タイミング評価の動作を示すフローチャート
である。
【図11】AND演算子を示す論理回路図である。
【図12】OR演算子を示す論理回路図である。
【図13】制御内容を示す論理回路図である。
【図14】図13の制御内容を示す複時間軸座標平面図
である。
【図15】図13の制御内容を示すタイムチャートであ
る。
【図16】動作順序の出力の動作を示すフローチャート
である。
【図17】プログラム部品の編集の動作を示すフローチ
ャートである。
【図18】基本動作プログラム部品の作成の動作を示す
フローチャートである。
【図19】基本動作プログラム部品の作成対象となる制
御対象の構成を示す構成図である。
【図20】作成しようとする基本動作プログラム部品の
論理回路を示す論理回路図である。
【図21】図20の制御内容を示す複時間軸座標平面図
である。
【図22】図20の制御内容を示すタイムチャートであ
る。
【図23】プログラム部品の登録の動作を示すフローチ
ャートである。
【図24】プログラム部品をテキストプログラムに変換
して出力する動作を示すフローチャートである。
【図25】要求仕様レベルの操作を示す画面図である。
【図26】従来の制御プログラム設計支援装置を示す構
成図である。
【図27】制御プログラムのモジュール構成を示す構成
図である。
【図28】制御プログラムのモジュール構成を示す構成
図である。
【図29】NOT演算子を示す論理回路図である。
【符号の説明】
8 プログラマブルコントローラ(プログラム実行手
段) 11 コマンド入力装置(選択手段) 12 情報入力装置(選択手段) 14 プログラム部品管理装置(プログラム部品管理手
段) 15 プログラム情報管理装置(プログラム部品結合手
段) 16 プログラム変換装置(プログラム変換手段) 17 編集装置(編集手段) 20 タイミング評価装置(タイミング評価手段) 21 タイムチャート表示装置(タイムチャート表示手
段) 22 複時間軸座標平面入力装置(複時間軸座標平面入
力手段) 23 複時間軸座標平面表示装置(複時間軸座標平面表
示手段) 24 プログラム部品作成装置(プログラム部品作成手
段) 25 動作状態認識装置(動作状態表示手段) 26 動作状態表示装置(動作状態表示手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−94432(JP,A) 特開 昭63−298630(JP,A) 特開 平5−241617(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/04 - 19/05

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つ以上の制御対象を選択す
    るとともに、各制御対象を制御する制御内容を特定する
    ための検索情報を選択する選択手段と、 上記選択手段により選択された検索情報に基づいて上記
    制御内容を実現するプログラム部品を検索するととも
    に、各制御対象ごとに他の制御対象の制御に影響を与え
    ることのない当該制御対象固有の制御内容を実現するプ
    ログラム部品を検索するプログラム部品管理手段と、 上記プログラム部品管理手段により検索された各プログ
    ラム部品を階層的に結合するプログラム部品結合手段
    と、 上記プログラム部品結合手段により結合されたプログラ
    ム部品を実行レベルのテキストプログラムに変換するプ
    ログラム変換手段とを備えた制御プログラム設計支援装
    であって、 上記プログラム部品結合手段により結合されたプログラ
    ム部品に基づいて該プログラム部品が実現する制御内容
    の論理を認識することによりその論理を構成する論理演
    算子の論理的な接続関係を認識し、その論理的な接続関
    係に基づいて各論理演算子の動作時間を評価するタイミ
    ング評価手段を設けた制御プログラム設計支援装置。
  2. 【請求項2】 上記タイミング評価手段の評価結果をタ
    イムチャートを用いて表示するタイムチャート表示手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の制御プログラ
    ム設計支援装置。
  3. 【請求項3】 上記タイミング評価手段の評価結果を、
    動作開始時刻と動作終了時刻を表す2つの時間軸からな
    る複時間軸座標平面上の点として表示する複時間軸座標
    平面表示手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    制御プログラム設計支援装置。
  4. 【請求項4】 上記タイミング評価手段の評価結果に基
    づいて各制御対象における動作の開始及び停止の時刻を
    認識し、その時刻にしたがって各制御対象の動作状態を
    表示する動作状態表示手段を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の制御プログラム設計支援装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つ以上の制御対象を選択す
    るとともに、各制御対象を制御する制御内容を特定する
    ための検索情報を選択する選択手段と、 上記選択手段により選択された検索情報に基づいて上記
    制御内容を実現するプログラム部品を検索するととも
    に、各制御対象ごとに他の制御対象の制御に影響を与え
    ることのない当該制御対象固有の制御内容を実現するプ
    ログラム部品を検索するプログラム部品管理手段と、 上記プログラム部品管理手段により検索された各プログ
    ラム部品を階層的に結合するプログラム部品結合手段
    と、 上記プログラム部品結合手段により結合されたプログラ
    ム部品を実行レベルのテキストプログラムに変換するプ
    ログラム変換手段と、 上記制御対象の開始時刻と停止時刻を上記複時間軸座標
    平面上の点として入力する複時間軸座標平面入力手段
    と、上記複時間軸座標平面入力手段により入力された複
    時間軸座標平面上の点に基づいてプログラム部品を作成
    するプログラム部品作成手段とを設けた制御プログラム
    設計支援装置。
JP05310888A 1993-12-10 1993-12-10 制御プログラム設計支援装置 Expired - Fee Related JP3100817B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05310888A JP3100817B2 (ja) 1993-12-10 1993-12-10 制御プログラム設計支援装置
US08/278,625 US5787282A (en) 1993-12-10 1994-07-21 Control program designing support apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05310888A JP3100817B2 (ja) 1993-12-10 1993-12-10 制御プログラム設計支援装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07160191A JPH07160191A (ja) 1995-06-23
JP3100817B2 true JP3100817B2 (ja) 2000-10-23

Family

ID=18010594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05310888A Expired - Fee Related JP3100817B2 (ja) 1993-12-10 1993-12-10 制御プログラム設計支援装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5787282A (ja)
JP (1) JP3100817B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6202209B1 (en) * 1998-02-24 2001-03-13 Xircom, Inc. Personal information device and method for downloading reprogramming data from a computer to the personal information device via the PCMCIA port or through a docking station with baud rate conversion means
JP2002108418A (ja) * 2000-09-26 2002-04-10 Dennoo:Kk シーケンス制御装置およびシーケンス制御方法ならびに記録媒体
US7447555B2 (en) * 2005-07-06 2008-11-04 Skorepa Bradley J Method for engineering a control system
US7711674B2 (en) * 2005-11-01 2010-05-04 Fuji Xerox Co., Ltd. System and method for automatic design of components in libraries
US8706263B2 (en) * 2010-06-08 2014-04-22 Rockwell Automation Technologies, Inc. Synchronization of execution of sequential function charts using transition groups
WO2012104959A1 (ja) 2011-01-31 2012-08-09 三菱電機株式会社 モーションsfcプログラム部品作成装置
WO2013014740A1 (ja) 2011-07-25 2013-01-31 三菱電機株式会社 システム構築支援装置およびシステム構成図作成方法
EP2573403B1 (en) 2011-09-20 2017-12-06 Grundfos Holding A/S Pump
EP2957970A1 (en) * 2013-02-15 2015-12-23 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Controller, time chart creation device, computer program, and computer-readable information storage medium
JP6257254B2 (ja) * 2013-10-08 2018-01-10 キヤノン株式会社 設計支援装置、設計支援方法、及びプログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2549983B1 (fr) * 1983-07-25 1988-03-18 Telemecanique Electrique Terminal pour l'elaboration de programmes utilisables par un automate programmable
WO1986006514A1 (en) * 1985-04-30 1986-11-06 Fanuc Ltd Method of preparing program for machining holes
JPH0210454A (ja) * 1988-06-29 1990-01-16 Canon Inc 電子機器
JP2935706B2 (ja) * 1988-12-07 1999-08-16 ファナック株式会社 加工プログラム修正方法
US5481716A (en) * 1993-12-30 1996-01-02 Dynamic Optimization Technology Products, Inc. Process for machine generation of a control process program
US5485620A (en) * 1994-02-25 1996-01-16 Automation System And Products, Inc. Integrated control system for industrial automation applications

Also Published As

Publication number Publication date
US5787282A (en) 1998-07-28
JPH07160191A (ja) 1995-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3100817B2 (ja) 制御プログラム設計支援装置
JPH10187449A (ja) オブジェクト指向プログラミング装置、オブジェクト指向プログラミング支援装置、コンポーネント作成装置、オブジェクト指向プログラム記憶媒体、オブジェクト指向プログラミング用プログラム記憶媒体、コンポーネント記憶媒体、およびオブジェクト間ネットワーク表示方法
JPH09510034A (ja) コンピューターヒューマンインタフェースにおいて文書パーツとエディタとを結合するシステム
JP2002010489A (ja) 操作手順作成装置、操作手順作成ルール表現方法、操作手順作成ルール試験装置、及び操作手順作成ルール編集装置
JPH07302281A (ja) 論理シミュレーションシステム及び論理変更方法
EP0597646B1 (en) Apparatus and method for synthesizing program specifications
KR100331159B1 (ko) 화면작성에디터
JP2859214B2 (ja) 簡易化機能選択メニュー方式
JPH10260765A (ja) マンマシンインタフェース方法およびそれを用いたマンマシンインタフェース装置
JPH0934698A (ja) ソフトウェア生成方法及び開発支援方法
JP3449095B2 (ja) シーケンス回路の照合方法
JPH08129483A (ja) イベント駆動型プロセス制御装置
JPH0528088A (ja) ハードウエア構成情報の自動作成方法
JP2000293208A (ja) シーケンス制御システム
JP3581538B2 (ja) プログラム仕様書自動生成支援システム
JPH09223040A (ja) ソフトウェアのシステムテスト支援装置およびこれに用いるテストシナリオ生成装置
JP4032799B2 (ja) 熱風炉制御用ソフトウエア
JPS62202202A (ja) シ−ケンス制御プログラム作成装置
JP2009080536A (ja) 部品表編集装置、編集プログラム、編集システムおよび編集方法
JPH08263280A (ja) 処理移行方法
JPH0344708A (ja) プラント監視操作装置
JPH0895612A (ja) Sfcプログラム開発装置
JP2000331056A (ja) 電子的文書作成装置
JP2000284827A (ja) プラント画面設計支援装置
JPH05181648A (ja) アプリケーションソフトウエア動作環境最適化方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070818

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080818

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080818

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090818

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090818

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100818

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees