JP3100759B2 - 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置の製造方法Info
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- Non-Volatile Memory (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、不揮発性半導体記憶
装置の製造方法に関し、特にトンネル電流消去型EPR
OMの製造方法に関する。
装置の製造方法に関し、特にトンネル電流消去型EPR
OMの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置
には、記憶内容を紫外線で消去するEPROM(Erasab
le Programmable Read Only Memory) と電気的に消去す
るEEPROM(Electrically Erasable Programmable
Read Only Memory) とがある。紫外線で消去する場合に
は素子単体で行う必要があるのに対し、電気的に消去す
る場合には実装状態でできるという利点があるが、EE
PROMには価格が高いという欠点がある。EPROM
のメモリセルが1個のMOSトランジスタからなるのに
対し、EEPROMのメモリセルが一般的には2個のM
OSトランジスタからなるからである。そこでメモリセ
ルが1個のMOSトランジスタからなり、紫外線に代え
て電気的に記憶内容を消去できるEPROM(EEPR
OM)が種々考案されている。本発明はこの中でも、ト
ンネル電流により記憶内容を消去するEPROMに関す
るものである。このタイプにおける従来の製造プロセス
を、図10乃至図16を参照して次に説明する。
には、記憶内容を紫外線で消去するEPROM(Erasab
le Programmable Read Only Memory) と電気的に消去す
るEEPROM(Electrically Erasable Programmable
Read Only Memory) とがある。紫外線で消去する場合に
は素子単体で行う必要があるのに対し、電気的に消去す
る場合には実装状態でできるという利点があるが、EE
PROMには価格が高いという欠点がある。EPROM
のメモリセルが1個のMOSトランジスタからなるのに
対し、EEPROMのメモリセルが一般的には2個のM
OSトランジスタからなるからである。そこでメモリセ
ルが1個のMOSトランジスタからなり、紫外線に代え
て電気的に記憶内容を消去できるEPROM(EEPR
OM)が種々考案されている。本発明はこの中でも、ト
ンネル電流により記憶内容を消去するEPROMに関す
るものである。このタイプにおける従来の製造プロセス
を、図10乃至図16を参照して次に説明する。
【0003】図10はトンネル電流消去型EPROMメ
モリセル主要部の完成時の構成を断面図で示したもので
あり、p型シリコンウェハー101上に浮遊ゲート11
4、制御ゲート115が形成されており、同じく前記p
型シリコンウェハー101内に、ソース領域112、ド
レイン領域113が形成されている。図11乃至図16
は、トンネル電流消去型EPROMの製造方法における
主要工程を示している。なお、各図において、平面を各
図Aに示し、そのB−B線、C−C線、D−D線に沿う
断面を各図B,C,Dに示している。
モリセル主要部の完成時の構成を断面図で示したもので
あり、p型シリコンウェハー101上に浮遊ゲート11
4、制御ゲート115が形成されており、同じく前記p
型シリコンウェハー101内に、ソース領域112、ド
レイン領域113が形成されている。図11乃至図16
は、トンネル電流消去型EPROMの製造方法における
主要工程を示している。なお、各図において、平面を各
図Aに示し、そのB−B線、C−C線、D−D線に沿う
断面を各図B,C,Dに示している。
【0004】まず、図11に示すようにp型シリコンウ
ェハー101上にLOCOS(選択酸化)法により素子
領域102とフィールド領域103を帯状に形成する。
次に、図12に示すように、ゲート絶縁膜としてゲート
酸化膜104を熱酸化法により約10nm成長させ、そ
の上にLPCVD(減圧気相成長)法により多結晶シリ
コンを堆積させ第1導体層105を形成する。第1導体
層105は後に浮遊ゲート電極114となる。つぎに、
レジスト(図示せず)を塗布し、セル・スリット106
を形成するようにパターニングを行い、異方性エッチン
グにより多結晶シリコンを除去し、上記レジスト(図示
せず)を除去する。
ェハー101上にLOCOS(選択酸化)法により素子
領域102とフィールド領域103を帯状に形成する。
次に、図12に示すように、ゲート絶縁膜としてゲート
酸化膜104を熱酸化法により約10nm成長させ、そ
の上にLPCVD(減圧気相成長)法により多結晶シリ
コンを堆積させ第1導体層105を形成する。第1導体
層105は後に浮遊ゲート電極114となる。つぎに、
レジスト(図示せず)を塗布し、セル・スリット106
を形成するようにパターニングを行い、異方性エッチン
グにより多結晶シリコンを除去し、上記レジスト(図示
せず)を除去する。
【0005】次に図13に示すように、全面に層間絶縁
膜としてSiO2 /Si3 N4 /SiO2 積層膜(ON
O膜)107が適当な構成比となるように形成し、その
上にLPCVD法により多結晶シリコンを堆積させ第2
導体層108を形成する。第2導体層108は後に制御
ゲート電極115となる。さらに、レジスト109を塗
布し、2層ゲートを形成するためにパターニングを行
い、異方性エッチングを用いて、前記第2導体層10
8、ONO膜107、第1導体層105の順に除去す
る。これにより、前記フィールド領域103およびゲー
ト酸化膜104の形成方向に直行し、かつ、これらの上
で互いに離間して延在する複数の帯状の第2導体層10
8(制御ゲート115)および前記第2導体層108と
実質的に同一の幅を有すると共に前記第2導体層108
の下側で前記ゲート酸化膜104上に選択的に配置され
た複数の第1導体層105(浮遊ゲート114)が前記
第2導体層108に絶縁された状態で形成される。
膜としてSiO2 /Si3 N4 /SiO2 積層膜(ON
O膜)107が適当な構成比となるように形成し、その
上にLPCVD法により多結晶シリコンを堆積させ第2
導体層108を形成する。第2導体層108は後に制御
ゲート電極115となる。さらに、レジスト109を塗
布し、2層ゲートを形成するためにパターニングを行
い、異方性エッチングを用いて、前記第2導体層10
8、ONO膜107、第1導体層105の順に除去す
る。これにより、前記フィールド領域103およびゲー
ト酸化膜104の形成方向に直行し、かつ、これらの上
で互いに離間して延在する複数の帯状の第2導体層10
8(制御ゲート115)および前記第2導体層108と
実質的に同一の幅を有すると共に前記第2導体層108
の下側で前記ゲート酸化膜104上に選択的に配置され
た複数の第1導体層105(浮遊ゲート114)が前記
第2導体層108に絶縁された状態で形成される。
【0006】次に、前記レジストパターン109を除去
し、図14に示すように、再び全面にレジスト110を
塗布し、前記帯状の第2導体層108の幅内に境界を有
するようにパターニングを行う。そして露出している部
分のフィールド酸化膜103を選択的に除去するように
異方性エッチングを行う。この時素子領域もエッチング
されるため図14(C)に示すX部分に段差が生じる。
し、図14に示すように、再び全面にレジスト110を
塗布し、前記帯状の第2導体層108の幅内に境界を有
するようにパターニングを行う。そして露出している部
分のフィールド酸化膜103を選択的に除去するように
異方性エッチングを行う。この時素子領域もエッチング
されるため図14(C)に示すX部分に段差が生じる。
【0007】次に、前記レジストパターン110を除去
し、図15に示すように、熱酸化法により、酸化膜11
1を全面に形成した後、ソース領域112へのイオン注
入のためのレジスト(図示せず)を塗布しパターニング
する。そして例えばヒ素をイオン注入し、さらにリンを
イオン注入し、ソース領域112を形成し、レジストパ
ターンを除去する。このようにゲートをマスク代わりに
してソース領域を形成する技術を、Self Aligned Sourc
e 技術といい、以後SAS技術と称する。
し、図15に示すように、熱酸化法により、酸化膜11
1を全面に形成した後、ソース領域112へのイオン注
入のためのレジスト(図示せず)を塗布しパターニング
する。そして例えばヒ素をイオン注入し、さらにリンを
イオン注入し、ソース領域112を形成し、レジストパ
ターンを除去する。このようにゲートをマスク代わりに
してソース領域を形成する技術を、Self Aligned Sourc
e 技術といい、以後SAS技術と称する。
【0008】次に、図16に示すように、ソース領域1
12に注入した不純物を拡散させるために、熱工程(ア
ニール処理)を行った後レジスト(図示せず)を塗布
し、ドレイン領域イオン注入するためのパターニングを
行い、例えばヒ素をイオン注入し、ドレイン領域113
を形成する。
12に注入した不純物を拡散させるために、熱工程(ア
ニール処理)を行った後レジスト(図示せず)を塗布
し、ドレイン領域イオン注入するためのパターニングを
行い、例えばヒ素をイオン注入し、ドレイン領域113
を形成する。
【0009】前記のSAS技術を用いた製造方法では、
図14に示したように、2層ゲート形成後におけるソー
ス線形成に際して、フィールド酸化膜103とゲート酸
化膜104を露出させた状態で、選択的異方性エッチン
グにより酸化膜を除去する。しかしエッチングの選択比
が充分に大きくないためゲート酸化膜下のシリコンもエ
ッチングされる。そのためソース、ゲート境界部で、ソ
ース部とゲート下チャンネル部の基板表面に段差のある
構造となる。後酸化の工程を経ると、この段差はゲート
バーズビークを発生させゲート酸化膜の膜厚をばらつか
せる原因となる。図17はゲートバーズビーク発生の様
子を模式的に表したもので、酸化膜111形成時2層ゲ
ート側壁より酸素が侵入し、浮遊ゲート114、制御ゲ
ート115の角部を酸化しこの部分の酸化膜厚を実質的
に増大させている。2層ゲート側壁直下のシリコン基板
101表面に段差があると、この段差角部も酸化してゲ
ート酸化膜104の段差側の形状は、鳥の嘴(バーズビ
ーク)状になる。ゲート酸化膜厚のばらつきは、消去電
圧でのトンネル電流にばらつきを生じさせ、従ってセル
消去特性をばらつかせる。従って従来のSAS技術で
は、セル間での消去特性のばらつきの少ないトンネル電
流消去型EPROMを製造する事が出来なかった。
図14に示したように、2層ゲート形成後におけるソー
ス線形成に際して、フィールド酸化膜103とゲート酸
化膜104を露出させた状態で、選択的異方性エッチン
グにより酸化膜を除去する。しかしエッチングの選択比
が充分に大きくないためゲート酸化膜下のシリコンもエ
ッチングされる。そのためソース、ゲート境界部で、ソ
ース部とゲート下チャンネル部の基板表面に段差のある
構造となる。後酸化の工程を経ると、この段差はゲート
バーズビークを発生させゲート酸化膜の膜厚をばらつか
せる原因となる。図17はゲートバーズビーク発生の様
子を模式的に表したもので、酸化膜111形成時2層ゲ
ート側壁より酸素が侵入し、浮遊ゲート114、制御ゲ
ート115の角部を酸化しこの部分の酸化膜厚を実質的
に増大させている。2層ゲート側壁直下のシリコン基板
101表面に段差があると、この段差角部も酸化してゲ
ート酸化膜104の段差側の形状は、鳥の嘴(バーズビ
ーク)状になる。ゲート酸化膜厚のばらつきは、消去電
圧でのトンネル電流にばらつきを生じさせ、従ってセル
消去特性をばらつかせる。従って従来のSAS技術で
は、セル間での消去特性のばらつきの少ないトンネル電
流消去型EPROMを製造する事が出来なかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
SAS技術を使用したトンネル電流消去型EPROMの
製造方法では、フィールド酸化膜除去時に素子領域がエ
ッチングされるため、セルトランジスタのソース、ゲー
ト境界部において、ソース部とゲート下チャンネル部の
基板表面に段差のある構造となり、そのため後酸化時ゲ
ート酸化膜厚にばらつきが生じ、セル消去特性がばらつ
くという問題があった。本発明は、上記の問題点を解決
すべくなされたもので、各セルが均一な消去特性をもつ
トンネル電流消去型EPROMの製造方法を提供する事
を目的とする。
SAS技術を使用したトンネル電流消去型EPROMの
製造方法では、フィールド酸化膜除去時に素子領域がエ
ッチングされるため、セルトランジスタのソース、ゲー
ト境界部において、ソース部とゲート下チャンネル部の
基板表面に段差のある構造となり、そのため後酸化時ゲ
ート酸化膜厚にばらつきが生じ、セル消去特性がばらつ
くという問題があった。本発明は、上記の問題点を解決
すべくなされたもので、各セルが均一な消去特性をもつ
トンネル電流消去型EPROMの製造方法を提供する事
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、半導体基板表面上に互いに離間して延在
する複数の帯状の第1絶縁膜を形成する工程と、この複
数の第1絶縁膜の間に延在する前記第1絶縁膜より薄い
第2絶縁膜を形成する工程と、前記第1並びに第2絶縁
膜の形成方向に直交して前記第1並びに第2絶縁膜上で
互いに離間して延在する複数の帯状の第1導体層を形成
する工程と、前記第1導体層上に第3絶縁膜を形成する
工程と、前記第3絶縁膜上に前記第1導体層と同一の幅
を有する第2導体層を設けることにより互いに離間する
複数の帯状ゲート部を形成する工程と、全面に第1レジ
ストを塗布し、前記帯状ゲート部上に境界を有し隣接す
る前記帯状ゲート部間を露出する如くパターニングする
工程と、前記複数の帯状ゲート部間に露出された前記第
1並びに第2絶縁膜を除去する工程であって、前記第1
並びに第2絶縁膜除去の際、同時に前記複数の帯状ゲー
ト部側壁にポリマを堆積せしめつつ、付随して除去され
る前記第2絶縁膜下の前記半導体基板表面のうち前記複
数の帯状ゲート部近傍部分を残存せしめるごとく前記第
1並びに第2絶縁膜を除去し、前記複数の帯状ゲート部
近傍で前記第2絶縁膜下に存在した前記半導体基板表面
に段部を形成する工程と、前記段部並びに前記複数の帯
状ゲート部を含め全面に第4絶縁膜を形成する工程とを
備えた不揮発性半導体記憶装置の製造方法を提供する。
に本発明では、半導体基板表面上に互いに離間して延在
する複数の帯状の第1絶縁膜を形成する工程と、この複
数の第1絶縁膜の間に延在する前記第1絶縁膜より薄い
第2絶縁膜を形成する工程と、前記第1並びに第2絶縁
膜の形成方向に直交して前記第1並びに第2絶縁膜上で
互いに離間して延在する複数の帯状の第1導体層を形成
する工程と、前記第1導体層上に第3絶縁膜を形成する
工程と、前記第3絶縁膜上に前記第1導体層と同一の幅
を有する第2導体層を設けることにより互いに離間する
複数の帯状ゲート部を形成する工程と、全面に第1レジ
ストを塗布し、前記帯状ゲート部上に境界を有し隣接す
る前記帯状ゲート部間を露出する如くパターニングする
工程と、前記複数の帯状ゲート部間に露出された前記第
1並びに第2絶縁膜を除去する工程であって、前記第1
並びに第2絶縁膜除去の際、同時に前記複数の帯状ゲー
ト部側壁にポリマを堆積せしめつつ、付随して除去され
る前記第2絶縁膜下の前記半導体基板表面のうち前記複
数の帯状ゲート部近傍部分を残存せしめるごとく前記第
1並びに第2絶縁膜を除去し、前記複数の帯状ゲート部
近傍で前記第2絶縁膜下に存在した前記半導体基板表面
に段部を形成する工程と、前記段部並びに前記複数の帯
状ゲート部を含め全面に第4絶縁膜を形成する工程とを
備えた不揮発性半導体記憶装置の製造方法を提供する。
【0012】
【作用】SAS技術を使用した不揮発性半導体記憶装置
製造におけるソース線形成時のフィールド酸化膜除去の
際、ソース部とゲート下チャンネル部の境界部がセル側
壁に堆積するポリマーによって保護される。このため、
この部分のシリコン基板表面に段差が生じないので後酸
化時のゲート酸化膜厚ばらつきが少なく、消去時のトン
ネル電流のばらつきが小さくなるため、消去特性のばら
つきが少ない不揮発性半導体記憶装置の製造方法を提供
できる。
製造におけるソース線形成時のフィールド酸化膜除去の
際、ソース部とゲート下チャンネル部の境界部がセル側
壁に堆積するポリマーによって保護される。このため、
この部分のシリコン基板表面に段差が生じないので後酸
化時のゲート酸化膜厚ばらつきが少なく、消去時のトン
ネル電流のばらつきが小さくなるため、消去特性のばら
つきが少ない不揮発性半導体記憶装置の製造方法を提供
できる。
【0013】
【実施例】以下図1乃至図9を参照して本発明の一実施
例を詳細に説明する。なお、各図において、平面を各図
Aに示し、そのBーB線、CーC線、DーD線に沿う断
面を各図B,C,Dに示している。また各構成部分を表
す番号は、従来技術と共通な部分は同一番号にしてあ
る。
例を詳細に説明する。なお、各図において、平面を各図
Aに示し、そのBーB線、CーC線、DーD線に沿う断
面を各図B,C,Dに示している。また各構成部分を表
す番号は、従来技術と共通な部分は同一番号にしてあ
る。
【0014】図1は本発明のメモリセル主要部の構成を
示した断面図であり、p型シリコンウェハー101上に
浮遊ゲート114、制御ゲート115が形成されてお
り、同じく前記p型シリコンウェハー101内に、ソー
ス領域112、ドレイン領域113が形成されている。
2層ゲート側壁直下のソース部とゲート下チャンネル部
のシリコン基板表面がフラットで、ソース領域112内
部表面に段部が形成されているのが特徴である。
示した断面図であり、p型シリコンウェハー101上に
浮遊ゲート114、制御ゲート115が形成されてお
り、同じく前記p型シリコンウェハー101内に、ソー
ス領域112、ドレイン領域113が形成されている。
2層ゲート側壁直下のソース部とゲート下チャンネル部
のシリコン基板表面がフラットで、ソース領域112内
部表面に段部が形成されているのが特徴である。
【0015】図2乃至図6は、トンネル電流消去型EP
ROMの製造方法における主要工程を示している。ま
ず、図2に示すようにp型シリコンウェハー101上に
LOCOS(選択酸化)法により素子領域102とフィ
ールド領域103を帯状に形成する。上記フィールド領
域103下にはチャネルストップ(図示せず)を形成し
ておく。次に、素子領域102表面にしきい値制御用の
イオン注入の際のバッファとなる犠牲酸化膜(図示せ
ず)を熱酸化法により約10nmの厚みに形成する。次
に、この犠牲酸化膜を通して、チャネル形成予定領域
に、しきい値制御用の所定の不純物のイオン注入を行
い、犠牲酸化膜をNHF4 溶液などで除去する。
ROMの製造方法における主要工程を示している。ま
ず、図2に示すようにp型シリコンウェハー101上に
LOCOS(選択酸化)法により素子領域102とフィ
ールド領域103を帯状に形成する。上記フィールド領
域103下にはチャネルストップ(図示せず)を形成し
ておく。次に、素子領域102表面にしきい値制御用の
イオン注入の際のバッファとなる犠牲酸化膜(図示せ
ず)を熱酸化法により約10nmの厚みに形成する。次
に、この犠牲酸化膜を通して、チャネル形成予定領域
に、しきい値制御用の所定の不純物のイオン注入を行
い、犠牲酸化膜をNHF4 溶液などで除去する。
【0016】次に、図3に示すように、ゲート絶縁膜と
してゲート酸化膜104を熱酸化法により約10nm成
長させ、その上にLPCVD(減圧気相成長)法により
第1導体層105(浮遊ゲート114)となる多結晶シ
リコンを約100nm堆積させ、POCl2 による熱拡
散などにより多結晶シリコン中に不純物拡散を行う。次
にレジスト(図示せず)を塗布し、セル・スリット10
6を形成するようにパターニングを行い、異方性エッチ
ングにより多結晶シリコンを除去し、上記レジスト(図
示せず)を除去する。
してゲート酸化膜104を熱酸化法により約10nm成
長させ、その上にLPCVD(減圧気相成長)法により
第1導体層105(浮遊ゲート114)となる多結晶シ
リコンを約100nm堆積させ、POCl2 による熱拡
散などにより多結晶シリコン中に不純物拡散を行う。次
にレジスト(図示せず)を塗布し、セル・スリット10
6を形成するようにパターニングを行い、異方性エッチ
ングにより多結晶シリコンを除去し、上記レジスト(図
示せず)を除去する。
【0017】次に、図4に示すように、全面に層間絶縁
膜としてSiO2 /Si3 N4 /SiO2 積層膜(ON
O膜)107が適当な構成比となるように形成し、その
上にLPCVD法により第2導体層108(制御ゲート
電極115)となる多結晶シリコンを約400nm堆積
させ、POCl3 による熱拡散などにより多結晶シリコ
ン中に不純物拡散を行う。次に、レジスト109を塗布
し、2層ゲートを形成するためにパターニングを行い、
異方性エッチングを用いて、前記第2導体層108、O
NO膜107、第1導体層105の順に除去する。これ
により、前記フィールド領域103およびゲート酸化膜
104の形成方向に直行し、かつ、これらの上で互いに
離間して延在する複数の帯状の第2導体層108(制御
ゲート115)およびこの第1導体層と実質的に同一の
幅を有すると共に前記第2導体層108の下側で前記ゲ
ート酸化膜104上に選択的に配置された複数の第1導
体層105(浮遊ゲート114)が、前記第2導体層1
08に絶縁されて形成される。
膜としてSiO2 /Si3 N4 /SiO2 積層膜(ON
O膜)107が適当な構成比となるように形成し、その
上にLPCVD法により第2導体層108(制御ゲート
電極115)となる多結晶シリコンを約400nm堆積
させ、POCl3 による熱拡散などにより多結晶シリコ
ン中に不純物拡散を行う。次に、レジスト109を塗布
し、2層ゲートを形成するためにパターニングを行い、
異方性エッチングを用いて、前記第2導体層108、O
NO膜107、第1導体層105の順に除去する。これ
により、前記フィールド領域103およびゲート酸化膜
104の形成方向に直行し、かつ、これらの上で互いに
離間して延在する複数の帯状の第2導体層108(制御
ゲート115)およびこの第1導体層と実質的に同一の
幅を有すると共に前記第2導体層108の下側で前記ゲ
ート酸化膜104上に選択的に配置された複数の第1導
体層105(浮遊ゲート114)が、前記第2導体層1
08に絶縁されて形成される。
【0018】次に、前記レジストパターン109を除去
し、図5に示すように、再び全面にレジスト110を塗
布し、前記帯状第2導体層108の幅内に境界を有する
ようにパターニングを行う。そして露出している部分の
フィールド酸化膜103を選択的に除去するように異方
性エッチングを行う。この時後に詳述するように、例え
ばSiO2 のエッチングガスCHF3 にCOガスあるい
はアルゴンガスを添加する、またはエッチング時の温度
を150℃以下にする、などしてエッチング2次生成物
としてポリマー116を発生させセル側壁に堆積させる
ことにより、ソース、ゲート境界部を保護する。
し、図5に示すように、再び全面にレジスト110を塗
布し、前記帯状第2導体層108の幅内に境界を有する
ようにパターニングを行う。そして露出している部分の
フィールド酸化膜103を選択的に除去するように異方
性エッチングを行う。この時後に詳述するように、例え
ばSiO2 のエッチングガスCHF3 にCOガスあるい
はアルゴンガスを添加する、またはエッチング時の温度
を150℃以下にする、などしてエッチング2次生成物
としてポリマー116を発生させセル側壁に堆積させる
ことにより、ソース、ゲート境界部を保護する。
【0019】次に、前記レジストパターン110を除去
し、図6に示すように、熱酸化法により酸化膜111を
全面に形成した後、ソース領域112へのイオン注入の
ためのレジスト(図示せず)を塗布しパターニングす
る。そして例えばヒ素を加速電圧40kev、ドーズ量
5×1013cm-3でイオン注入を行い、さらにリンを加
速電圧40kev、ドーズ量5×1013cm-3でイオン
注入し、ソース領域112を形成し、レジストパターン
(図示せず)を除去する。
し、図6に示すように、熱酸化法により酸化膜111を
全面に形成した後、ソース領域112へのイオン注入の
ためのレジスト(図示せず)を塗布しパターニングす
る。そして例えばヒ素を加速電圧40kev、ドーズ量
5×1013cm-3でイオン注入を行い、さらにリンを加
速電圧40kev、ドーズ量5×1013cm-3でイオン
注入し、ソース領域112を形成し、レジストパターン
(図示せず)を除去する。
【0020】次に、図7に示すように、ソース領域11
2に注入した不純物を拡散させるために、例えば100
0℃、30分の熱工程(アニール処理)を窒素雰囲気中
で行った後レジストを塗布し、ドレイン領域にイオン注
入するためのパターニングを行い、例えばヒ素を加速電
圧40kev、ドーズ量5×1015cm-2でイオン注入
し、ドレイン領域113を形成する。
2に注入した不純物を拡散させるために、例えば100
0℃、30分の熱工程(アニール処理)を窒素雰囲気中
で行った後レジストを塗布し、ドレイン領域にイオン注
入するためのパターニングを行い、例えばヒ素を加速電
圧40kev、ドーズ量5×1015cm-2でイオン注入
し、ドレイン領域113を形成する。
【0021】この後図示しないが、よく知られているよ
うに、層間絶縁膜を堆積形成させ、この層間絶縁膜の所
定の箇所にコンタクト孔を開口し、さらに配線層となる
アルミニウム膜などを蒸着し、これを所定の配線パター
ンにパターニングする。そして、全面に保護膜を堆積す
るなどの諸工程を経てトンネル電流消去型EPROMの
製造を完了する。
うに、層間絶縁膜を堆積形成させ、この層間絶縁膜の所
定の箇所にコンタクト孔を開口し、さらに配線層となる
アルミニウム膜などを蒸着し、これを所定の配線パター
ンにパターニングする。そして、全面に保護膜を堆積す
るなどの諸工程を経てトンネル電流消去型EPROMの
製造を完了する。
【0022】ここで、フィールド酸化膜除去時2層ゲー
ト側壁に堆積するポリマー116の膜厚とゲートバーズ
ビークの関係を図8(A)に示す。横軸のポリマ膜厚S
と縦軸のゲートバーズビーク(X1 −X0 )の定義は図
8(B)の通りである。X0はゲート酸化膜104の厚
さであり、X1 は浮遊ゲート104の角部が酸化して実
質的に増加したゲート酸化膜の厚さを示している。ただ
しゲートバーズビークは後酸化の時に発生し、ポリマ1
14と同時に存在する事はないが、便宜的に同じ図面に
示した。バーズビークが発生する前のゲート電極を点線
で表している。消去電流Jは、トンネル酸化膜厚d,ト
ンネル酸化膜にかかる電圧をV,A及びBを定数とする
と J=A(V/d)2 exp (−Bd/V) と表され、トンネル酸化膜厚に依存する。ゲートバーズ
ビーク膜厚には制御性はない。また、消去電流はゲート
・ソース間に流れるため、ゲートバーズビークの部分を
流れることになる。このためゲートバーズビークが発生
すると消去電流がばらつき、しきい値はばらつく。図8
からポリマーの膜厚が50nmより大きくなるとゲート
バーズビーク従ってしきい値のばらつきが急減すること
がわかる。ポリマー116の堆積は、通常のシリコン酸
化膜のエッチングガスである例えばCHF3 に、COガ
ス、またはアルゴンガスを添加する事により促進され
る。
ト側壁に堆積するポリマー116の膜厚とゲートバーズ
ビークの関係を図8(A)に示す。横軸のポリマ膜厚S
と縦軸のゲートバーズビーク(X1 −X0 )の定義は図
8(B)の通りである。X0はゲート酸化膜104の厚
さであり、X1 は浮遊ゲート104の角部が酸化して実
質的に増加したゲート酸化膜の厚さを示している。ただ
しゲートバーズビークは後酸化の時に発生し、ポリマ1
14と同時に存在する事はないが、便宜的に同じ図面に
示した。バーズビークが発生する前のゲート電極を点線
で表している。消去電流Jは、トンネル酸化膜厚d,ト
ンネル酸化膜にかかる電圧をV,A及びBを定数とする
と J=A(V/d)2 exp (−Bd/V) と表され、トンネル酸化膜厚に依存する。ゲートバーズ
ビーク膜厚には制御性はない。また、消去電流はゲート
・ソース間に流れるため、ゲートバーズビークの部分を
流れることになる。このためゲートバーズビークが発生
すると消去電流がばらつき、しきい値はばらつく。図8
からポリマーの膜厚が50nmより大きくなるとゲート
バーズビーク従ってしきい値のばらつきが急減すること
がわかる。ポリマー116の堆積は、通常のシリコン酸
化膜のエッチングガスである例えばCHF3 に、COガ
ス、またはアルゴンガスを添加する事により促進され
る。
【0023】またフィールド酸化膜除去時、CFH3 ガ
スにCOガスを添加したガスをエッチングガスとして用
いて、2層ゲート側壁へ堆積するポリマー116の膜厚
とエッチング温度の関係を調べたものが図9である。ポ
リマ膜厚Sの定義は、図8(B)に同じであり、温度1
50℃以下で膜厚50nm以上のポリマーが堆積するこ
とがわかる。
スにCOガスを添加したガスをエッチングガスとして用
いて、2層ゲート側壁へ堆積するポリマー116の膜厚
とエッチング温度の関係を調べたものが図9である。ポ
リマ膜厚Sの定義は、図8(B)に同じであり、温度1
50℃以下で膜厚50nm以上のポリマーが堆積するこ
とがわかる。
【0024】
【発明の効果】SAS技術を使用した不揮発性半導体記
憶装置製造におけるソース線形成時のフィールド酸化膜
除去の際,ソースとゲートのチャンネル部の境界部がセ
ル側壁に堆積するポリマーによって保護されるため,こ
の部分のシリコン基板表面に段差が生じないので後酸化
時のゲート酸化膜厚ばらつきが少ない。そのため不揮発
性半導体記憶装置の消去特性のばらつきを小さくするこ
とができる。
憶装置製造におけるソース線形成時のフィールド酸化膜
除去の際,ソースとゲートのチャンネル部の境界部がセ
ル側壁に堆積するポリマーによって保護されるため,こ
の部分のシリコン基板表面に段差が生じないので後酸化
時のゲート酸化膜厚ばらつきが少ない。そのため不揮発
性半導体記憶装置の消去特性のばらつきを小さくするこ
とができる。
【図1】 本発明による不揮発性半導体記憶セルの断面
図。
図。
【図2】 本発明による不揮発性半導体記憶装置の製造
方法の実施例に係わる製造工程の一部を示す平面図およ
び断面図。
方法の実施例に係わる製造工程の一部を示す平面図およ
び断面図。
【図3】 図2の工程の続きを示す平面図および断面
図。
図。
【図4】 図3の工程の続きを示す平面図および断面
図。
図。
【図5】 図4の工程の続きを示す平面図および断面
図。
図。
【図6】 図5の工程の続きを示す平面図および断面
図。
図。
【図7】 図6の工程の続きを示す平面図および断面
図。
図。
【図8】 ゲートバーズビークのポリマー膜厚依存性を
示す図。
示す図。
【図9】 ポリマー堆積速度の温度依存性を示す図。
【図10】 従来技術による不揮発性半導体記憶セルの
断面図。
断面図。
【図11】 従来技術を用いた不揮発性半導体記憶装置
の製造方法に係わる製造工程の一部を示す平面図および
断面図。
の製造方法に係わる製造工程の一部を示す平面図および
断面図。
【図12】 図11の工程の続きを示す平面図および断
面図。
面図。
【図13】 図12の工程の続きを示す平面図および断
面図。
面図。
【図14】 図13の工程の続きを示す平面図および断
面図。
面図。
【図15】 図14の工程の続きを示す平面図および断
面図。
面図。
【図16】 図15の工程の続きを示す平面図および断
面図。
面図。
【図17】 従来技術におけるゲートバーズビーク断面
図。
図。
101 … p型シリコンウェハー 112 … ソース領域 113 … ドレイン領域 114 … 浮遊ゲート 115 … 制御ゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−349670(JP,A) 特開 平3−72681(JP,A) 特開 平1−181475(JP,A) 特開 平1−146369(JP,A) 特開 昭57−107069(JP,A) 特開 平5−259269(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8247 H01L 27/115 H01L 29/788 H01L 29/792
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板表面上に互いに離間して延在
する複数の帯状の第1絶縁膜を形成する工程と、この複
数の第1絶縁膜の間に延在する前記第1絶縁膜より薄い
第2絶縁膜を形成する工程と、前記第1並びに第2絶縁
膜の形成方向に直交して前記第1並びに第2絶縁膜上で
互いに離間して延在する複数の帯状の第1導体層を形成
する工程と、前記第1導体層上に第3絶縁膜を形成する
工程と、前記第3絶縁膜上に前記第1導体層と同一の幅
を有する第2導体層を設けることにより互いに離間する
複数の帯状ゲート部を形成する工程と、全面に第1レジ
ストを塗布し、前記帯状ゲート部上に境界を有し隣接す
る前記帯状ゲート部間を露出する如くパターニングする
工程と、前記複数の帯状ゲート部間に露出された前記第
1並びに第2絶縁膜を除去する工程であって、前記第1
並びに第2絶縁膜除去の際、同時に前記複数の帯状ゲー
ト部側壁にポリマを堆積せしめつつ、付随して除去され
る前記第2絶縁膜下の前記半導体基板表面のうち前記複
数の帯状ゲート部近傍部分を残存せしめるごとく前記第
1並びに第2絶縁膜を除去し、前記複数の帯状ゲート部
近傍で前記第2絶縁膜下に存在した前記半導体基板表面
に段部を形成する工程と、前記段部並びに前記複数の帯
状ゲート部を含め全面に第4絶縁膜を形成する工程とを
具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製
造方法。 - 【請求項2】 前記ポリマーを、前記帯状ゲート部側壁
において50nm以上の厚さで堆積させることを特徴と
する請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方
法。 - 【請求項3】 前記半導体基板はSiであり、前記第1
並びに第2絶縁膜がSiO2 であって、前記第2絶縁膜
除去工程がCHF3 にCOガスあるいはアルゴンガスを
添加した雰囲気中にて行われることを特徴とする請求項
1記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記第2絶縁膜の除去を温度150℃以
下で行うことを特徴とする請求項3記載の不揮発性半導
体記憶装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04145216A JP3100759B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04145216A JP3100759B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05343693A JPH05343693A (ja) | 1993-12-24 |
JP3100759B2 true JP3100759B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=15380058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04145216A Expired - Fee Related JP3100759B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3100759B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2982580B2 (ja) * | 1993-10-07 | 1999-11-22 | 日本電気株式会社 | 不揮発性半導体装置の製造方法 |
US5470773A (en) * | 1994-04-25 | 1995-11-28 | Advanced Micro Devices, Inc. | Method protecting a stacked gate edge in a semiconductor device from self aligned source (SAS) etch |
KR970030854A (ko) * | 1995-11-22 | 1997-06-26 | 김광호 | 불휘발성 메모리장치의 제조방법 |
JP3147108B2 (ja) * | 1999-01-20 | 2001-03-19 | 日本電気株式会社 | 半導体記憶装置の製造方法 |
JP4481557B2 (ja) | 2002-07-17 | 2010-06-16 | Okiセミコンダクタ株式会社 | 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP04145216A patent/JP3100759B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05343693A (ja) | 1993-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |