JP3099941U - 吸着ホルダ - Google Patents
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Abstract
【課題】保持具を簡単な構造で着脱可能とした吸着ホルダであって、着脱操作を容易にして保持具の洗浄及び交換作業を容易にするとともに、着脱操作等の際の変形の発生を抑制した吸着ホルダを提供することである。
【解決手段】吸着基台100と、結合体200と、吸着基台100のうちがわに真空吸着具が設けられ、結合体200に弾撥部材が形成されてその上端を押しボタン部と成し、その下方に係合溝121が設けられ、その下に段差150を形成し、該段差150の下方を、保持具300の結合受け部310に挿入する結合片110とする。
【選択図】 図1
【解決手段】吸着基台100と、結合体200と、吸着基台100のうちがわに真空吸着具が設けられ、結合体200に弾撥部材が形成されてその上端を押しボタン部と成し、その下方に係合溝121が設けられ、その下に段差150を形成し、該段差150の下方を、保持具300の結合受け部310に挿入する結合片110とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、壁などに吸着させて取り付ける吸盤を備え、洗面用具や厨房用品等を保持する各種保持具を着脱自在に装着する吸着ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、家庭や事務所等で空間の利用効率を高めるために、石鹸、歯ブラシ、歯磨き、剃刀等の各種洗面用具、又は束子、スプーン、玉杓子、泡立て器等の各種厨房用品等を差したり、収納するなどして支持する箱状体等の各種保持具を壁面等の平面に取り付けて各種の物品を支持することが行われている。
特に、タイル等で処理された平坦で滑らかな壁面等に各種保持具を取付ける場合は、壁面を保護する為に吸盤(真空吸着具)を備え、各種保持具を連結した吸着ホルダの吸盤を壁面等に吸着させることが多く行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の吸着ホルダと保持具の連結構造においては、吸着ホルダと保持具とが一体に形成されており、容易に離脱できる構造ではなく、保持具を洗浄するときは、吸着ホルダと保持具の全体を外して吸着ホルダと保持具を一緒に洗浄する必要があり、綺麗に洗浄することが困難であるとともに、保持具のみの軽い損傷であっても、吸着ホルダ及び保持具の全体を交換しなくてはならず、不経済であるという問題があった。
また、無理に取り外そうとすると、吸着ホルダや保持具を変形させてしまい、着脱が一層困難になるという問題があった。
さらに、吸着ホルダと保持具とを別体に形成したものも提案されているが、着脱操作が容易ではなく、吸着ホルダを壁から外した状態でしか着脱操作が行えない恐れがあるか、着脱操作が容易なものは、強度が不足して着脱操作において壊れやすいという問題があった。
【0004】
本考案の目的は、保持具を簡単な構造で着脱可能とした吸着ホルダであって、着脱操作を容易にして保持具の洗浄及び交換作業を容易にするとともに、着脱操作等の際の変形の発生を抑制した吸着ホルダを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の吸着ホルダは、請求項1において、略皿状に形成され、その中心に矩形開口が穿設された吸着基台と、該吸着基台の下部に垂下された結合片と、該結合片に上辺及び左右両辺を切り離して形成され、上端を押しボタン部と成し、押しボタン部の下方に係合部が形成された保持具が連結される連結部と、裏面に断面矩形の押圧ピンが突設され、該押圧ピンが上記吸着基台の矩形開口に挿入された真空吸着具とから成ることにより、壁面等の取付面の任意の位置に配置固定することが可能となるもので、吸着基台と保持具とが分離されているから取付面への着脱操作が容易になり、任意の保持具を装着することができるとともに、保持具の洗浄及び用途の変更や破損した場合等の交換が容易になる。
また、用途の変更や破損した場合等の交換の際に必要部分のみの交換で済み、全体を交換する必要がなく、コストの低減を図ることができる。
請求項2において、吸着基台の一方の面が凹面に形成され、この凹面側に真空吸着具が配設されており、該真空吸着具の吸着面と反対側の中心に断面矩形の押圧ピンが突設され、上記吸着基台の矩形開口に該押圧ピンが挿入され、上記押圧ピンの先端に固定爪がヒンジ結合され、該固定爪が起倒されることによって上記真空吸着具の吸着面を取付面に押圧又は離脱させることにより、真空吸着具の取付面への着脱操作が極めて容易且つ確実に行うことができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
図を参照して実施例を説明する。
図1乃至図3において、本考案の吸着ホルダは、壁面等に吸着固定される吸着基台100と、該吸着基台100の下端に垂下される結合体200とを備えている。
吸着基台100は、略皿状に形成されており、その中心に矩形開口140が穿設されるとともに、一方の凹面に形成された面側に真空吸着具(例えば、吸盤)210が配設される。
【0007】
該真空吸着具210の吸着面と反対側面即ち裏面の中心に断面矩形の押圧ピン220が突設されており、該押圧ピン220が、上記吸着基台100の矩形開口140を摺動自在に貫通して配設される。
吸着基台100の矩形開口140を挟み、両側に下半部が高く段差が形成された摺動面160が設けられる。
【0008】
上記押圧ピン220の先端に、回転軸が設けられて固定爪230が回動自在にヒンジ結合されており、上記摺動面160に当接する上記固定爪230の摺動端部に固定突起231が突設されている。
【0009】
固定爪230が起倒(回動)されることによって該固定突起231が上記摺動面160に当接して摺動し、上記固定突起231が上記摺動面160の段差上にある時、即ち固定爪230が倒されている時は上記押圧ピン220を引っ張り、上記吸着基台100を真空吸着具210側即ち固定面側に押圧する。
上記固定突起231が上記摺動面160の段差上から外れた時、即ち固定爪230が起こされている時は上記吸着基台100を真空吸着具210から離し、真空吸着具210を取付面(壁面、タイル等)への着脱操作を容易にする。
【0010】
上記結合体200に、上辺及び左右両辺を切り離して弾撥部材が形成され、該弾撥部材の上端を押しボタン部120と成し、押しボタン部120の下方に係合溝121が設けられるとともに、押しボタン部120より下の位置に段差150を形成し、該段差150の下方を、後述する受け部に挿入する結合片110とする。
【0011】
洗面用具、厨房用品等を収納又は支持する箱体様の保持具300において、該保持具300の背面330に、上記結合片110が挿入される結合受け溝310が形成される。
該結合受け部310は、断面コ字形の板が上記保持具300の背面330外側に接合されて形成されるとともに、保持具300の背面の結合受け部(本実施例では溝)310内側に係合突起320が形成され、結合片110が挿入された際に、弾撥部材の弾発力により、係合突起320が上記結合片110の結合受け部310に係合して固定される。
【0012】
図4及び図5を参照して動作状態を説明すると、図4において、固定爪230が起こされて、吸着基台100が真空吸着具210から離脱され、該真空吸着具210が取付面(壁面)に固定されていない状態を示している。
図5において、真空吸着具210を取付面の所定位置に合致させて取付面(壁面)に押圧し、吸着させて固定した後、固定爪230を倒して吸着基台100と真空吸着具210を結合させる。
その後、保持具を吸着基台100の結合体200に結合する。
【0013】
この構成により、壁面等の取付面の任意の位置に配置固定することが可能となるもので、吸着基台と保持具とが分離されているから取付面への着脱操作が容易になり、任意の保持具を装着することができるとともに、保持具の洗浄及び用途の変更や破損した場合等の交換が容易になる。
また、用途の変更や破損した場合等の交換の際に必要部分のみの交換で済み、全体を交換する必要がなく、コストの低減を図ることができる。
さらに、真空吸着具の取付面への着脱操作が極めて容易且つ確実に行うことができる。
【0014】
図6において、他の実施例を説明すると、結合片110の先端に向けて軽斜したガイド面141が形成されている。
上記結合片110に設けられたガイド面141により、結合片110の先端が小さく形成されているから、上述の保持具の背面の結合受け部内への挿入操作を容易且つ確実に行うことができる。
【0015】
保持具は図1、4,5に示すような深みのある箱型に限られるものではなく、図7に示すように、底部に排水孔を有する石鹸受けである保持具300′に交換して装着することができる。
即ち、任意の用途に応じた形状の保持具を用いることができ、極めて大きな利用範囲を得ることができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているから次に述べる効果を奏する。
請求項1において、略皿状に形成され、その中心に矩形開口が穿設された吸着基台と、該吸着基台の下部に垂下された結合片と、該結合片に上辺及び左右両辺を切り離して形成され、上端を押しボタン部と成し、押しボタン部の下方に係合部が形成された保持具が連結される連結部と、裏面に断面矩形の押圧ピンが突設され、該押圧ピンが上記吸着基台の矩形開口に挿入された真空吸着具とから成ることにより、壁面等の取付面の任意の位置に配置固定することが可能となるもので、吸着基台と保持具とが分離されているから取付面への着脱操作が容易になり、任意の保持具を装着することができるとともに、保持具の洗浄及び用途の変更や破損した場合等の交換が容易になる。
また、用途の変更や破損した場合等の交換の際に必要部分のみの交換で済み、全体を交換する必要がなく、コストの低減を図ることができる。
請求項2において、吸着基台の一方の面が凹面に形成され、この凹面側に真空吸着具が配設されており、該真空吸着具の吸着面と反対側の中心に断面矩形の押圧ピンが突設され、上記吸着基台の矩形開口に該押圧ピンが挿入され、上記押圧ピンの先端に固定爪がヒンジ結合され、該固定爪が起倒されることによって上記真空吸着具の吸着面を取付面に押圧又は離脱させることにより、真空吸着具の取付面への着脱操作が極めて容易且つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の斜視図である。
【図2】本考案の実施例の分解図である。
【図3】本考案の実施例の正面図である。
【図4】本考案の実施例の離脱時の動作説明図である。
【図5】本考案の実施例の吸着時の動作説明図である。
【図6】本考案の他の実施例の側面図である。
【図7】本考案の他の保持具を用いた実施例の斜視図である。
【符号の説明】
100 吸着基台、110 結合片、120 押しボタン部、121 係合溝
140 矩形開口、150 段差、160 摺動面、200 結合体
210 真空吸着具、220 押圧ピン、230 固定爪、231 固定突起
300,300′ 保持具、310 結合受け部、320 係合突起
330 (保持具の)背面
【考案の属する技術分野】
本考案は、壁などに吸着させて取り付ける吸盤を備え、洗面用具や厨房用品等を保持する各種保持具を着脱自在に装着する吸着ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、家庭や事務所等で空間の利用効率を高めるために、石鹸、歯ブラシ、歯磨き、剃刀等の各種洗面用具、又は束子、スプーン、玉杓子、泡立て器等の各種厨房用品等を差したり、収納するなどして支持する箱状体等の各種保持具を壁面等の平面に取り付けて各種の物品を支持することが行われている。
特に、タイル等で処理された平坦で滑らかな壁面等に各種保持具を取付ける場合は、壁面を保護する為に吸盤(真空吸着具)を備え、各種保持具を連結した吸着ホルダの吸盤を壁面等に吸着させることが多く行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の吸着ホルダと保持具の連結構造においては、吸着ホルダと保持具とが一体に形成されており、容易に離脱できる構造ではなく、保持具を洗浄するときは、吸着ホルダと保持具の全体を外して吸着ホルダと保持具を一緒に洗浄する必要があり、綺麗に洗浄することが困難であるとともに、保持具のみの軽い損傷であっても、吸着ホルダ及び保持具の全体を交換しなくてはならず、不経済であるという問題があった。
また、無理に取り外そうとすると、吸着ホルダや保持具を変形させてしまい、着脱が一層困難になるという問題があった。
さらに、吸着ホルダと保持具とを別体に形成したものも提案されているが、着脱操作が容易ではなく、吸着ホルダを壁から外した状態でしか着脱操作が行えない恐れがあるか、着脱操作が容易なものは、強度が不足して着脱操作において壊れやすいという問題があった。
【0004】
本考案の目的は、保持具を簡単な構造で着脱可能とした吸着ホルダであって、着脱操作を容易にして保持具の洗浄及び交換作業を容易にするとともに、着脱操作等の際の変形の発生を抑制した吸着ホルダを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の吸着ホルダは、請求項1において、略皿状に形成され、その中心に矩形開口が穿設された吸着基台と、該吸着基台の下部に垂下された結合片と、該結合片に上辺及び左右両辺を切り離して形成され、上端を押しボタン部と成し、押しボタン部の下方に係合部が形成された保持具が連結される連結部と、裏面に断面矩形の押圧ピンが突設され、該押圧ピンが上記吸着基台の矩形開口に挿入された真空吸着具とから成ることにより、壁面等の取付面の任意の位置に配置固定することが可能となるもので、吸着基台と保持具とが分離されているから取付面への着脱操作が容易になり、任意の保持具を装着することができるとともに、保持具の洗浄及び用途の変更や破損した場合等の交換が容易になる。
また、用途の変更や破損した場合等の交換の際に必要部分のみの交換で済み、全体を交換する必要がなく、コストの低減を図ることができる。
請求項2において、吸着基台の一方の面が凹面に形成され、この凹面側に真空吸着具が配設されており、該真空吸着具の吸着面と反対側の中心に断面矩形の押圧ピンが突設され、上記吸着基台の矩形開口に該押圧ピンが挿入され、上記押圧ピンの先端に固定爪がヒンジ結合され、該固定爪が起倒されることによって上記真空吸着具の吸着面を取付面に押圧又は離脱させることにより、真空吸着具の取付面への着脱操作が極めて容易且つ確実に行うことができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
図を参照して実施例を説明する。
図1乃至図3において、本考案の吸着ホルダは、壁面等に吸着固定される吸着基台100と、該吸着基台100の下端に垂下される結合体200とを備えている。
吸着基台100は、略皿状に形成されており、その中心に矩形開口140が穿設されるとともに、一方の凹面に形成された面側に真空吸着具(例えば、吸盤)210が配設される。
【0007】
該真空吸着具210の吸着面と反対側面即ち裏面の中心に断面矩形の押圧ピン220が突設されており、該押圧ピン220が、上記吸着基台100の矩形開口140を摺動自在に貫通して配設される。
吸着基台100の矩形開口140を挟み、両側に下半部が高く段差が形成された摺動面160が設けられる。
【0008】
上記押圧ピン220の先端に、回転軸が設けられて固定爪230が回動自在にヒンジ結合されており、上記摺動面160に当接する上記固定爪230の摺動端部に固定突起231が突設されている。
【0009】
固定爪230が起倒(回動)されることによって該固定突起231が上記摺動面160に当接して摺動し、上記固定突起231が上記摺動面160の段差上にある時、即ち固定爪230が倒されている時は上記押圧ピン220を引っ張り、上記吸着基台100を真空吸着具210側即ち固定面側に押圧する。
上記固定突起231が上記摺動面160の段差上から外れた時、即ち固定爪230が起こされている時は上記吸着基台100を真空吸着具210から離し、真空吸着具210を取付面(壁面、タイル等)への着脱操作を容易にする。
【0010】
上記結合体200に、上辺及び左右両辺を切り離して弾撥部材が形成され、該弾撥部材の上端を押しボタン部120と成し、押しボタン部120の下方に係合溝121が設けられるとともに、押しボタン部120より下の位置に段差150を形成し、該段差150の下方を、後述する受け部に挿入する結合片110とする。
【0011】
洗面用具、厨房用品等を収納又は支持する箱体様の保持具300において、該保持具300の背面330に、上記結合片110が挿入される結合受け溝310が形成される。
該結合受け部310は、断面コ字形の板が上記保持具300の背面330外側に接合されて形成されるとともに、保持具300の背面の結合受け部(本実施例では溝)310内側に係合突起320が形成され、結合片110が挿入された際に、弾撥部材の弾発力により、係合突起320が上記結合片110の結合受け部310に係合して固定される。
【0012】
図4及び図5を参照して動作状態を説明すると、図4において、固定爪230が起こされて、吸着基台100が真空吸着具210から離脱され、該真空吸着具210が取付面(壁面)に固定されていない状態を示している。
図5において、真空吸着具210を取付面の所定位置に合致させて取付面(壁面)に押圧し、吸着させて固定した後、固定爪230を倒して吸着基台100と真空吸着具210を結合させる。
その後、保持具を吸着基台100の結合体200に結合する。
【0013】
この構成により、壁面等の取付面の任意の位置に配置固定することが可能となるもので、吸着基台と保持具とが分離されているから取付面への着脱操作が容易になり、任意の保持具を装着することができるとともに、保持具の洗浄及び用途の変更や破損した場合等の交換が容易になる。
また、用途の変更や破損した場合等の交換の際に必要部分のみの交換で済み、全体を交換する必要がなく、コストの低減を図ることができる。
さらに、真空吸着具の取付面への着脱操作が極めて容易且つ確実に行うことができる。
【0014】
図6において、他の実施例を説明すると、結合片110の先端に向けて軽斜したガイド面141が形成されている。
上記結合片110に設けられたガイド面141により、結合片110の先端が小さく形成されているから、上述の保持具の背面の結合受け部内への挿入操作を容易且つ確実に行うことができる。
【0015】
保持具は図1、4,5に示すような深みのある箱型に限られるものではなく、図7に示すように、底部に排水孔を有する石鹸受けである保持具300′に交換して装着することができる。
即ち、任意の用途に応じた形状の保持具を用いることができ、極めて大きな利用範囲を得ることができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているから次に述べる効果を奏する。
請求項1において、略皿状に形成され、その中心に矩形開口が穿設された吸着基台と、該吸着基台の下部に垂下された結合片と、該結合片に上辺及び左右両辺を切り離して形成され、上端を押しボタン部と成し、押しボタン部の下方に係合部が形成された保持具が連結される連結部と、裏面に断面矩形の押圧ピンが突設され、該押圧ピンが上記吸着基台の矩形開口に挿入された真空吸着具とから成ることにより、壁面等の取付面の任意の位置に配置固定することが可能となるもので、吸着基台と保持具とが分離されているから取付面への着脱操作が容易になり、任意の保持具を装着することができるとともに、保持具の洗浄及び用途の変更や破損した場合等の交換が容易になる。
また、用途の変更や破損した場合等の交換の際に必要部分のみの交換で済み、全体を交換する必要がなく、コストの低減を図ることができる。
請求項2において、吸着基台の一方の面が凹面に形成され、この凹面側に真空吸着具が配設されており、該真空吸着具の吸着面と反対側の中心に断面矩形の押圧ピンが突設され、上記吸着基台の矩形開口に該押圧ピンが挿入され、上記押圧ピンの先端に固定爪がヒンジ結合され、該固定爪が起倒されることによって上記真空吸着具の吸着面を取付面に押圧又は離脱させることにより、真空吸着具の取付面への着脱操作が極めて容易且つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の斜視図である。
【図2】本考案の実施例の分解図である。
【図3】本考案の実施例の正面図である。
【図4】本考案の実施例の離脱時の動作説明図である。
【図5】本考案の実施例の吸着時の動作説明図である。
【図6】本考案の他の実施例の側面図である。
【図7】本考案の他の保持具を用いた実施例の斜視図である。
【符号の説明】
100 吸着基台、110 結合片、120 押しボタン部、121 係合溝
140 矩形開口、150 段差、160 摺動面、200 結合体
210 真空吸着具、220 押圧ピン、230 固定爪、231 固定突起
300,300′ 保持具、310 結合受け部、320 係合突起
330 (保持具の)背面
Claims (2)
- 略皿状に形成され、その中心に矩形開口が穿設された吸着基台と、該吸着基台の下部に垂下された結合片と、該結合片に上辺及び左右両辺を切り離して形成され、上端を押しボタン部と成し、押しボタン部の下方に係合部が形成された保持具が連結される連結部と、裏面に断面矩形の押圧ピンが突設され、該押圧ピンが上記吸着基台の矩形開口に挿入された真空吸着具とから成ることを特徴とする吸着ホルダ。
- 吸着基台の一方の面が凹面に形成され、この凹面側に真空吸着具が配設されており、該真空吸着具の吸着面と反対側の中心に断面矩形の押圧ピンが突設され、上記吸着基台の矩形開口に該押圧ピンが挿入され、上記押圧ピンの先端に固定爪がヒンジ結合され、該固定爪が起倒されることにより、上記真空吸着具の吸着面を取付面に押圧又は離脱させることを特徴とする請求項1記載の吸着ホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003004120U JP3099941U (ja) | 2003-07-15 | 2003-07-15 | 吸着ホルダ |
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---|---|---|---|
JP2003004120U JP3099941U (ja) | 2003-07-15 | 2003-07-15 | 吸着ホルダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3099941U true JP3099941U (ja) | 2004-04-22 |
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JP (1) | JP3099941U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008075895A1 (en) * | 2006-12-19 | 2008-06-26 | Young Suck Son | Apparatus for connecting sucking plate and tablewares for table provided with the same |
-
2003
- 2003-07-15 JP JP2003004120U patent/JP3099941U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008075895A1 (en) * | 2006-12-19 | 2008-06-26 | Young Suck Son | Apparatus for connecting sucking plate and tablewares for table provided with the same |
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