JP3099781B2 - 部品配置設計装置 - Google Patents
部品配置設計装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ支援
により処理を行う部品配置設計装置に関し、特に、一枚
の定尺材に同一の個別基板を複数個配置するのに用いら
れる部品配置設計装置に関する。
により処理を行う部品配置設計装置に関し、特に、一枚
の定尺材に同一の個別基板を複数個配置するのに用いら
れる部品配置設計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷配線板等の配置設計において、一枚
の定尺材に複数の個別基板を配置するのに用いられる従
来の部品配置設計装置は、例えば、本件出願人により出
願され出願公開された特開平7ー334546号公報に
開示されている。図6は、従来の部品配置設計装置の構
成を示すブロック図である。
の定尺材に複数の個別基板を配置するのに用いられる従
来の部品配置設計装置は、例えば、本件出願人により出
願され出願公開された特開平7ー334546号公報に
開示されている。図6は、従来の部品配置設計装置の構
成を示すブロック図である。
【0003】図6に示すように、従来の部品配置設計装
置は、平板状の定尺材である基材に配置される部品の外
形データを記憶保持する外形ファイル16と、部品配置
の位置関係を含む編集情報を記憶保持する編集情報ファ
イル17と、入れ子の位置関係を含む編集外形データを
記憶保持する編集外形ファイル18と、部品の配置位置
を含む配置情報を記憶保持する配置情報ファイル19と
を有する。
置は、平板状の定尺材である基材に配置される部品の外
形データを記憶保持する外形ファイル16と、部品配置
の位置関係を含む編集情報を記憶保持する編集情報ファ
イル17と、入れ子の位置関係を含む編集外形データを
記憶保持する編集外形ファイル18と、部品の配置位置
を含む配置情報を記憶保持する配置情報ファイル19と
を有する。
【0004】また、従来の部品配置設計装置は、外形フ
ァイル16に部品の外形データを登録する外形情報入力
処理部11と、編集情報ファイル17に編集情報を登録
する編集情報入力処理部12と、外形ファイル16から
外形データを抽出するとともに、編集情報ファイル17
から編集情報を抽出し、入れ子の位置関係を決定し編集
情報ファイル17に登録するとともに、入れ子に外接す
る矩形を求めて編集外形データを生成し編集外形ファイ
ル18に登録する入れ子情報生成処理部13と、編集情
報ファイル17から編集情報を抽出するとともに、編集
外形ファイル18から編集外形データを抽出し、複数個
の製造ブランクから編集外形データの編集外形が最も効
率良く配置されるものを選び、その配置情報を配置情報
ファイル19に登録する配置処理部15とを有する。
ァイル16に部品の外形データを登録する外形情報入力
処理部11と、編集情報ファイル17に編集情報を登録
する編集情報入力処理部12と、外形ファイル16から
外形データを抽出するとともに、編集情報ファイル17
から編集情報を抽出し、入れ子の位置関係を決定し編集
情報ファイル17に登録するとともに、入れ子に外接す
る矩形を求めて編集外形データを生成し編集外形ファイ
ル18に登録する入れ子情報生成処理部13と、編集情
報ファイル17から編集情報を抽出するとともに、編集
外形ファイル18から編集外形データを抽出し、複数個
の製造ブランクから編集外形データの編集外形が最も効
率良く配置されるものを選び、その配置情報を配置情報
ファイル19に登録する配置処理部15とを有する。
【0005】従来の部品配置設計装置により部品の配置
位置を決定する場合、まず、部品の外形データが、外形
情報入力処理部11を介して外形ファイル16に登録さ
れる。
位置を決定する場合、まず、部品の外形データが、外形
情報入力処理部11を介して外形ファイル16に登録さ
れる。
【0006】次いで、部品間の最小間隔、配置許可エリ
ア等により構成される編集情報が、編集情報入力部12
を介して、編集情報ファイル17に登録される。
ア等により構成される編集情報が、編集情報入力部12
を介して、編集情報ファイル17に登録される。
【0007】次いで、入れ子情報生成処理部13は、外
形ファイル16に登録されている外形データと、編集情
報ファイル17に登録されている編集情報とを抽出し、
入れ子を含んだ編集情報と、入れ子を含んだ編集外形デ
ータとを生成し、入れ子を含んだ編集情報を編集情報フ
ァイル17に登録するとともに、入れ子を含んだ編集外
形データを編集外形ファイル18に登録する。
形ファイル16に登録されている外形データと、編集情
報ファイル17に登録されている編集情報とを抽出し、
入れ子を含んだ編集情報と、入れ子を含んだ編集外形デ
ータとを生成し、入れ子を含んだ編集情報を編集情報フ
ァイル17に登録するとともに、入れ子を含んだ編集外
形データを編集外形ファイル18に登録する。
【0008】次いで、配置処理部15は、編集情報ファ
イル17から編集情報を抽出するとともに、編集外形フ
ァイル18から編集外形データをそれぞれ抽出し、複数
個の定尺材より編集外形データの編集外形が最も効率良
く配置される製造ブランクを選び出し、その時の配置情
報を配置情報ファイル19に登録して次工程に引き渡
す。
イル17から編集情報を抽出するとともに、編集外形フ
ァイル18から編集外形データをそれぞれ抽出し、複数
個の定尺材より編集外形データの編集外形が最も効率良
く配置される製造ブランクを選び出し、その時の配置情
報を配置情報ファイル19に登録して次工程に引き渡
す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の部品配置設計装
置によれば、入れ子情報生成処理部13によって外形デ
ータを矩形にまとめるパッキング処理が行われるが、こ
の処理だけでは、配置効率を高めるのに限界がある。そ
のため、例えば、図7に示すように、定尺材Tに部品P
を配置しても、定尺材Tに広い空きエリアが存在し、配
置効率が悪くなる場合がある。
置によれば、入れ子情報生成処理部13によって外形デ
ータを矩形にまとめるパッキング処理が行われるが、こ
の処理だけでは、配置効率を高めるのに限界がある。そ
のため、例えば、図7に示すように、定尺材Tに部品P
を配置しても、定尺材Tに広い空きエリアが存在し、配
置効率が悪くなる場合がある。
【0010】また、外形データと編集条件とを入力して
自動パッキングを実行し、自動パッキング済みのデータ
に対して手動パッキングを追加実行するので、位置関係
の間違い等が生じて歩留りが悪くなる場合がある。
自動パッキングを実行し、自動パッキング済みのデータ
に対して手動パッキングを追加実行するので、位置関係
の間違い等が生じて歩留りが悪くなる場合がある。
【0011】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、配置効率及び歩留りをより向上させる
部品配置設計装置を提供することを目的とする。
れたものであり、配置効率及び歩留りをより向上させる
部品配置設計装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の部品配置設計装
置は、基材に配置される部品の外形データを記憶保持す
る外形ファイルと、入れ子編集の可否及び部品配置の位
置関係を含む編集情報を記憶保持する編集情報ファイル
と、部品の配置位置を含む配置情報を記憶保持する配置
情報ファイルと、前記外形ファイルから外形データを抽
出するとともに、前記編集情報ファイルから編集情報を
抽出し、外形データから外形の凹部分を無視した線分に
よる輪郭データを生成し、該輪郭を有する概略形状が矩
形以外の形状になる場合に入れ子の編集が可能と判定
し、前記概略形状を、前記概略形状の中で最も長い斜辺
で向かい合わせ、編集情報で指定される最小距離を満た
す位置に配置する入れ子の配置を計算し該配置の位置関
係を編集情報ファイルに登録する入れ子情報生成処理部
と、を有することを特徴とするものである。本発明の部
品配置設計装置は又、入れ子及び組合せ外形の位置関係
を含む編集外形データを記憶保持する編集外形ファイル
と、前記入れ子に外接する矩形を求めて編集外形データ
を生成し前記編集外形ファイルに登録する前記入れ子情
報生成処理部と、前記編集情報ファイルから基本外形と
入れ子の編集情報とを抽出し、前記編集外形ファイルか
ら登録されている基本形状及び登録されている入れ子の
編集外形データを抽出し、抽出された基本形状及び入れ
子の編集外形データのそれぞれの編集外形を組合せ、隣
り合う矩形の辺が部品間の最小距離を満足するように組
み合わせて、組合せた基本形状が入る正方形状の矩形を
最小にする配置を計算し、該正方形状の大きさを組合せ
外形の編集外形データとして、前記編集外形ファイルに
登録し、基本形状及び入れ子の組合せ外形の位置関係を
示す情報を編集情報とし前記編集情報ファイルに登録す
る組合せ外形生成部と、前記編集情報ファイルより複数
の編集情報を抽出するとともに、編集外形ファイルより
それぞれの編集外形データを抽出し、複数個の製造ブラ
ンクより複数個の編集外形が効率良く配置される製造ブ
ランクを選び出し、その時の配置情報を配置情報ファイ
ルに登録する配置処理部と、を有することを特徴とする
ものである。
置は、基材に配置される部品の外形データを記憶保持す
る外形ファイルと、入れ子編集の可否及び部品配置の位
置関係を含む編集情報を記憶保持する編集情報ファイル
と、部品の配置位置を含む配置情報を記憶保持する配置
情報ファイルと、前記外形ファイルから外形データを抽
出するとともに、前記編集情報ファイルから編集情報を
抽出し、外形データから外形の凹部分を無視した線分に
よる輪郭データを生成し、該輪郭を有する概略形状が矩
形以外の形状になる場合に入れ子の編集が可能と判定
し、前記概略形状を、前記概略形状の中で最も長い斜辺
で向かい合わせ、編集情報で指定される最小距離を満た
す位置に配置する入れ子の配置を計算し該配置の位置関
係を編集情報ファイルに登録する入れ子情報生成処理部
と、を有することを特徴とするものである。本発明の部
品配置設計装置は又、入れ子及び組合せ外形の位置関係
を含む編集外形データを記憶保持する編集外形ファイル
と、前記入れ子に外接する矩形を求めて編集外形データ
を生成し前記編集外形ファイルに登録する前記入れ子情
報生成処理部と、前記編集情報ファイルから基本外形と
入れ子の編集情報とを抽出し、前記編集外形ファイルか
ら登録されている基本形状及び登録されている入れ子の
編集外形データを抽出し、抽出された基本形状及び入れ
子の編集外形データのそれぞれの編集外形を組合せ、隣
り合う矩形の辺が部品間の最小距離を満足するように組
み合わせて、組合せた基本形状が入る正方形状の矩形を
最小にする配置を計算し、該正方形状の大きさを組合せ
外形の編集外形データとして、前記編集外形ファイルに
登録し、基本形状及び入れ子の組合せ外形の位置関係を
示す情報を編集情報とし前記編集情報ファイルに登録す
る組合せ外形生成部と、前記編集情報ファイルより複数
の編集情報を抽出するとともに、編集外形ファイルより
それぞれの編集外形データを抽出し、複数個の製造ブラ
ンクより複数個の編集外形が効率良く配置される製造ブ
ランクを選び出し、その時の配置情報を配置情報ファイ
ルに登録する配置処理部と、を有することを特徴とする
ものである。
【0013】本発明によれば、外形情報入力処理部は、
部品の外形データを入力して、外形ファイルに登録し、
編集情報処理部が入れ子編集の有無および部品配置の位
置関係を含む編集情報を編集情報ファイルに登録する。
部品の外形データを入力して、外形ファイルに登録し、
編集情報処理部が入れ子編集の有無および部品配置の位
置関係を含む編集情報を編集情報ファイルに登録する。
【0014】入れ子情報生成処理部は、外形ファイルに
登録された外形データと、編集情報ファイルに登録され
た編集情報とを抽出し、入れ子関係を決定して編集情報
ファイルに登録し、入れ子に外接する矩形を求めて編集
外形データとして編集外形ファイルに登録する。
登録された外形データと、編集情報ファイルに登録され
た編集情報とを抽出し、入れ子関係を決定して編集情報
ファイルに登録し、入れ子に外接する矩形を求めて編集
外形データとして編集外形ファイルに登録する。
【0015】組合せ外形生成部は、編集外形ファイルに
登録されている基本形状と入れ子の編集外形データとを
抽出し、組合せ関係を決定し、組合せ外形に外接する矩
形を求めて組合せ外形データとして編集外形ファイルに
登録する。
登録されている基本形状と入れ子の編集外形データとを
抽出し、組合せ関係を決定し、組合せ外形に外接する矩
形を求めて組合せ外形データとして編集外形ファイルに
登録する。
【0016】配置処理部が、編集情報ファイルに登録さ
れた編集情報と、編集外形ファイルに登録された編集外
形データとにより、基材への部品の配置位置を決定し、
配置情報として配置情報ファイルに登録する。
れた編集情報と、編集外形ファイルに登録された編集外
形データとにより、基材への部品の配置位置を決定し、
配置情報として配置情報ファイルに登録する。
【0017】従って、外形の形状と配置条件とを入力し
て、自動パッキングを実行し、さらに自動パッキング済
みのデータに対して、手動パッキングを追加実行し、さ
らに、パッキング済みのデータを組み合わせるパッキン
グを実行することにより、配置に使う編集外形を複数存
在させることができる。これにより部品配置設計におけ
る効率をより高めることができる。
て、自動パッキングを実行し、さらに自動パッキング済
みのデータに対して、手動パッキングを追加実行し、さ
らに、パッキング済みのデータを組み合わせるパッキン
グを実行することにより、配置に使う編集外形を複数存
在させることができる。これにより部品配置設計におけ
る効率をより高めることができる。
【0018】上記組合せ外形生成部は、編集外形ファイ
ルに登録されている基本形状の編集外形データと入れ子
による編集が可能である場合に登録されている入れ子の
編集外形データとを抽出し、それぞれの編集外形データ
についての組合せ外形を生成するものである。
ルに登録されている基本形状の編集外形データと入れ子
による編集が可能である場合に登録されている入れ子の
編集外形データとを抽出し、それぞれの編集外形データ
についての組合せ外形を生成するものである。
【0019】配置処理部は、基本形状、基本形状の組合
せ外形、入れ子の編集外形及び入れ子の組合せ外形を選
択して配置するものである。
せ外形、入れ子の編集外形及び入れ子の組合せ外形を選
択して配置するものである。
【0020】組合せ外形生成部は、編集外形データの編
集外形を所定角度回転したものを組合せて組合せ外形を
生成するものである。
集外形を所定角度回転したものを組合せて組合せ外形を
生成するものである。
【0021】組合せ外形生成部は、例えば、矩形の編集
外形と、その編集外形を90度回転したものとを組合せ
て組合せ外形を生成するものである。
外形と、その編集外形を90度回転したものとを組合せ
て組合せ外形を生成するものである。
【0022】基材は、例えば平板状の定尺材である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の部品配置
設計装置の構成を示すブロック図である。
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の部品配置
設計装置の構成を示すブロック図である。
【0024】図1を参照すると、本発明の実施の形態
は、CRT表示装置、キーボード及びマウス等を含む外
形情報入力処理部1及び編集情報入力処理部2と、デジ
タルコンピュータ、CRT表示装置、キーボード及びマ
ウス等で構成される入れ子情報生成処理部3及びデジタ
ルコンピュータで構成される組合せ外形生成部4及び配
置処理部5を有するコンピュータ支援により処理を行う
部品配置設計装置である。
は、CRT表示装置、キーボード及びマウス等を含む外
形情報入力処理部1及び編集情報入力処理部2と、デジ
タルコンピュータ、CRT表示装置、キーボード及びマ
ウス等で構成される入れ子情報生成処理部3及びデジタ
ルコンピュータで構成される組合せ外形生成部4及び配
置処理部5を有するコンピュータ支援により処理を行う
部品配置設計装置である。
【0025】本発明の実施の形態は又、平板状の定尺材
に配置される部品の外形データを定尺材に配置される部
品の外形データを記憶保持する外形ファイル6と、入れ
子編集の可否及び部品配置の位置関係を含む編集情報を
記憶保持する編集情報ファイル7と、入れ子及び組合せ
外形の位置関係を含む編集外形データを記憶保持する編
集外形ファイル8と、部品の配置位置を含む配置情報を
記憶保持する配置情報ファイル9と、を有する。
に配置される部品の外形データを定尺材に配置される部
品の外形データを記憶保持する外形ファイル6と、入れ
子編集の可否及び部品配置の位置関係を含む編集情報を
記憶保持する編集情報ファイル7と、入れ子及び組合せ
外形の位置関係を含む編集外形データを記憶保持する編
集外形ファイル8と、部品の配置位置を含む配置情報を
記憶保持する配置情報ファイル9と、を有する。
【0026】外形情報入力処理部1は、外形輪郭線を含
む部品の外形データを読み込み、読み込まれた外形デー
タを外形ファイル6に出力して登録する。
む部品の外形データを読み込み、読み込まれた外形デー
タを外形ファイル6に出力して登録する。
【0027】編集情報入力処理部2は、入れ子編集が可
能な場合に入れ子編集を行うか否か及び隣接する部品間
の距離の最小値等の編集情報を読み込み、読み込まれた
編集情報を編集条件ファイル7に出力して登録する。
能な場合に入れ子編集を行うか否か及び隣接する部品間
の距離の最小値等の編集情報を読み込み、読み込まれた
編集情報を編集条件ファイル7に出力して登録する。
【0028】入れ子情報生成処理部3は、外形情報入力
処理部1により外形ファイル6に登録された外形データ
と、編集情報入力処理部2により編集情報ファイル7に
記憶された編集情報を抽出し、外形形状の編集外形情報
を生成し、これを基本形状として、編集情報ファイル7
に登録し、入れ子による編集が可能か否かを判断した
後、編集外形を生成し、編集外形ファイル8に出力して
登録する。
処理部1により外形ファイル6に登録された外形データ
と、編集情報入力処理部2により編集情報ファイル7に
記憶された編集情報を抽出し、外形形状の編集外形情報
を生成し、これを基本形状として、編集情報ファイル7
に登録し、入れ子による編集が可能か否かを判断した
後、編集外形を生成し、編集外形ファイル8に出力して
登録する。
【0029】組合せ外形生成部4は、編集情報入力処理
部2により編集情報ファイル7に記憶された編集情報と
入れ子情報生成処理部3により編集外形ファイル8に登
録された基本外形と、編集外形ファイル8に登録された
入れ子の編集外形とを抽出し、外形情報及び編集外形を
組合せて組合せ外形を生成し、編集外形ファイル8に登
録する。
部2により編集情報ファイル7に記憶された編集情報と
入れ子情報生成処理部3により編集外形ファイル8に登
録された基本外形と、編集外形ファイル8に登録された
入れ子の編集外形とを抽出し、外形情報及び編集外形を
組合せて組合せ外形を生成し、編集外形ファイル8に登
録する。
【0030】配置処理部5は、編集情報ファイル7に登
録された編集情報と、編集外形ファイル8に登録された
編集外形及び組合せ外形を抽出し、複数の定尺材に配置
を行い、最も効率の良い配置の定尺材を選んで、そのと
きの配置情報を配置情報ファイル9に登録し、次工程へ
引き渡す。
録された編集情報と、編集外形ファイル8に登録された
編集外形及び組合せ外形を抽出し、複数の定尺材に配置
を行い、最も効率の良い配置の定尺材を選んで、そのと
きの配置情報を配置情報ファイル9に登録し、次工程へ
引き渡す。
【0031】図2は、本発明の部品配置設計装置の動作
を示すフローチャートであり、特に、入れ子情報処理部
3と組合せ外形生成部4により編集外形の生成方法を示
すフローチャートである。
を示すフローチャートであり、特に、入れ子情報処理部
3と組合せ外形生成部4により編集外形の生成方法を示
すフローチャートである。
【0032】外形ファイル6には、外形情報入力部1に
より入力された外形データが格納され、編集情報ファイ
ル7には、編集情報入力処理部2により入力された編集
情報が格納されている。
より入力された外形データが格納され、編集情報ファイ
ル7には、編集情報入力処理部2により入力された編集
情報が格納されている。
【0033】入れ子情報生成処理部3では、前処理とし
て、まず、外形データが外形ファイル6から抽出され
(ステップS1)、抽出された外形データより外形デー
タが入る最小の矩形データを基本形状として作り(ステ
ップS2)、それを編集外形ファイル8に登録する(ス
テップS3)。
て、まず、外形データが外形ファイル6から抽出され
(ステップS1)、抽出された外形データより外形デー
タが入る最小の矩形データを基本形状として作り(ステ
ップS2)、それを編集外形ファイル8に登録する(ス
テップS3)。
【0034】次いで、編集情報を編集情報ファイル7よ
り抽出する(ステップS4)。
り抽出する(ステップS4)。
【0035】次いで、入れ子ができたら行うか否かを参
照し、行わない場合には、ステップS11に進む(ステ
ップS5)。
照し、行わない場合には、ステップS11に進む(ステ
ップS5)。
【0036】また、ステップS5では、外形ファイル6
から抽出された外形データと、編集情報ファイル7より
抽出された編集情報から外形の凹部分を無視して線分に
よる輪郭データを生成した場合に矩形以外の形状になる
場合を入れ子の編集が可能であるか否かの判断基準とし
てCRT上に輪郭データと入れ子による編集が可能であ
るか否かの判断結果を表示する。そして、入れ子編集が
可能でない場合には、ステップS11に進み、可能であ
る場合にはステップS6に進む。
から抽出された外形データと、編集情報ファイル7より
抽出された編集情報から外形の凹部分を無視して線分に
よる輪郭データを生成した場合に矩形以外の形状になる
場合を入れ子の編集が可能であるか否かの判断基準とし
てCRT上に輪郭データと入れ子による編集が可能であ
るか否かの判断結果を表示する。そして、入れ子編集が
可能でない場合には、ステップS11に進み、可能であ
る場合にはステップS6に進む。
【0037】次いで、入れ子による編集が可能であると
判断された場合には、ステップS1で読み出された外形
データから概略形状をステップS5で求めた外形の凹部
分を無視して線分による輪郭データを生成した形状と
し、画面に概略形状の中の最も長い斜線が向かい合い、
編集情報の部品間の最小距離を満たすように配置し表示
する(ステップS6)。
判断された場合には、ステップS1で読み出された外形
データから概略形状をステップS5で求めた外形の凹部
分を無視して線分による輪郭データを生成した形状と
し、画面に概略形状の中の最も長い斜線が向かい合い、
編集情報の部品間の最小距離を満たすように配置し表示
する(ステップS6)。
【0038】次いで、表示された入れ子情報に訂正が必
要であるか否かを判断する(ステップS7)。表示され
た入れ子情報の訂正が必要ない場合には、ステップS9
に処理を移す。表示された入れ子情報の訂正が必要な場
合には、会話的に手動修正で位置の変更を行い、ステッ
プS6に戻る。
要であるか否かを判断する(ステップS7)。表示され
た入れ子情報の訂正が必要ない場合には、ステップS9
に処理を移す。表示された入れ子情報の訂正が必要な場
合には、会話的に手動修正で位置の変更を行い、ステッ
プS6に戻る。
【0039】次いで、入れ子の位置関係を示す情報を編
集情報ファイル7に登録する(ステップS9)。
集情報ファイル7に登録する(ステップS9)。
【0040】次いで、入れ子に外接する最小の矩形の大
きさを求め、入れ子の編集外形データとして、編集外形
ファイル8に登録する(ステップS10)。
きさを求め、入れ子の編集外形データとして、編集外形
ファイル8に登録する(ステップS10)。
【0041】次いで、組合せ外形生成部4は、編集情報
ファイル7から基本外形と入れ子による編集が可能であ
る場合には、入れ子の編集情報とを抽出し、編集外形フ
ァイル8から登録されている基本形状及び入れ子による
編集が可能である場合に登録されている入れ子の編集外
形データを抽出する(ステップS11)。
ファイル7から基本外形と入れ子による編集が可能であ
る場合には、入れ子の編集情報とを抽出し、編集外形フ
ァイル8から登録されている基本形状及び入れ子による
編集が可能である場合に登録されている入れ子の編集外
形データを抽出する(ステップS11)。
【0042】次いで、抽出された基本形状及び入れ子の
編集外形データのそれぞれについて、編集外形を0°、
90°、180°、270°回転されたものを組合せ
て、組合せたものが入る最小の矩形が正方形の形状とな
る組合せ外形を生成する(ステップS12)。
編集外形データのそれぞれについて、編集外形を0°、
90°、180°、270°回転されたものを組合せ
て、組合せたものが入る最小の矩形が正方形の形状とな
る組合せ外形を生成する(ステップS12)。
【0043】次いで、基本形状及び入れ子の組合せ外形
の位置関係を示す情報を基本形状及び入れ子の組合せ外
形の編集情報として、編集情報ファイル7に登録する
(ステップS13)。
の位置関係を示す情報を基本形状及び入れ子の組合せ外
形の編集情報として、編集情報ファイル7に登録する
(ステップS13)。
【0044】次いで、基本形状及び入れ子の組合せ外形
が外接する最小の矩形の大きさをそれぞれ基本形状及び
入れ子の組合せ外形の形状として、編集外形ファイル8
に登録する(ステップS14)。
が外接する最小の矩形の大きさをそれぞれ基本形状及び
入れ子の組合せ外形の形状として、編集外形ファイル8
に登録する(ステップS14)。
【0045】配置処理部5では、編集情報ファイル7よ
り複数の編集情報を抽出するとともに、編集外形ファイ
ル8よりそれぞれの編集外形データを抽出し、複数個の
製造ブランクより復数個の編集外形が最も効率良く配置
される製造ブランクを選び出し、その時の配置情報を配
置情報ファイル9に登録して次工程に引き渡す。
り複数の編集情報を抽出するとともに、編集外形ファイ
ル8よりそれぞれの編集外形データを抽出し、複数個の
製造ブランクより復数個の編集外形が最も効率良く配置
される製造ブランクを選び出し、その時の配置情報を配
置情報ファイル9に登録して次工程に引き渡す。
【0046】図3は、入れ子情報生成処理部での編集外
形の求め方の例を説明するための説明図である。
形の求め方の例を説明するための説明図である。
【0047】まず、ステップS1において、外形ファイ
ル6から外形データが読み込まれ処理を開始する。
ル6から外形データが読み込まれ処理を開始する。
【0048】ステップS2では、ステップS1で読み出
された図3(a)に示す図形の外形データP11、P12、
P13、P14、P15、P16、P17(P11)が入る図3
(b)に示すような図形の最小の矩形データQ11、
Q12、Q13、Q14、Q15(Q11)を基本形状として、ス
テップS3で、編集外形ファイル8に基本形状の編集外
形として登録する。
された図3(a)に示す図形の外形データP11、P12、
P13、P14、P15、P16、P17(P11)が入る図3
(b)に示すような図形の最小の矩形データQ11、
Q12、Q13、Q14、Q15(Q11)を基本形状として、ス
テップS3で、編集外形ファイル8に基本形状の編集外
形として登録する。
【0049】ステップS4では、編集情報入力処理部2
により編集情報ファイル7に登録された部品間の最小距
離等の編集情報を編集情報ファイル7より抽出する。
により編集情報ファイル7に登録された部品間の最小距
離等の編集情報を編集情報ファイル7より抽出する。
【0050】次いで、入れ子情報生成処理部3は、ステ
ップS5で外形ファイル6から読み出された外形データ
P11、P12、P13、P14、P15、P16、P17(P11)か
ら、図3(c)に示すような外形の凹部分を無視した線
分による輪郭データR11、R12、R13、R14、R15、R
16(R11)を生成した場合に、矩形以外の形状になる場
合を入れ子の編集が可能の判断基準として入れ子による
編集が可能であるか否かを判断する。
ップS5で外形ファイル6から読み出された外形データ
P11、P12、P13、P14、P15、P16、P17(P11)か
ら、図3(c)に示すような外形の凹部分を無視した線
分による輪郭データR11、R12、R13、R14、R15、R
16(R11)を生成した場合に、矩形以外の形状になる場
合を入れ子の編集が可能の判断基準として入れ子による
編集が可能であるか否かを判断する。
【0051】入れ子による編集が可能でないと判断され
た場合には、ステップS11に処理を移す。
た場合には、ステップS11に処理を移す。
【0052】図3(c)に示される外形の凹部分を無視
した線分による輪郭データR11、R12、R13、R14、R
15、R16(R11)は、入れ子による編集が可能と判断さ
れ、R11、R12、R13、R14、R15、R16(R11)が外
形データP11、P12、P13、P14、P15、P16,、P17
(P11)の概略形状となる。
した線分による輪郭データR11、R12、R13、R14、R
15、R16(R11)は、入れ子による編集が可能と判断さ
れ、R11、R12、R13、R14、R15、R16(R11)が外
形データP11、P12、P13、P14、P15、P16,、P17
(P11)の概略形状となる。
【0053】ステップS6では、概略形状R11、R12、
R13、R14、R15、R16(R11)の中の最も長い斜辺R
14R15が向かい合い、編集情報7より読み出された部品
間の最小距離を満たすように、概略形状R’11、
R’12、R’13、R’14、R’15、R’16(R’11)を
配置し、CRTにその時の入れ子の位置関係及び入れ子
が入る最小の矩形データQ21、Q22、Q23、Q24、Q25
(Q21)の面積の数値データ及び入れ子の配置図を表示
する。
R13、R14、R15、R16(R11)の中の最も長い斜辺R
14R15が向かい合い、編集情報7より読み出された部品
間の最小距離を満たすように、概略形状R’11、
R’12、R’13、R’14、R’15、R’16(R’11)を
配置し、CRTにその時の入れ子の位置関係及び入れ子
が入る最小の矩形データQ21、Q22、Q23、Q24、Q25
(Q21)の面積の数値データ及び入れ子の配置図を表示
する。
【0054】ステップS7では、表示された数値データ
と入れ子の配置図とを参照して表示された入れ子で配置
を行うか否かが入力され、入れ子編集が可能であると入
力された場合には、ステップS9で、CRTに表示され
た入れ子の位置関係及び個数を編集情報ファイル7に登
録する。
と入れ子の配置図とを参照して表示された入れ子で配置
を行うか否かが入力され、入れ子編集が可能であると入
力された場合には、ステップS9で、CRTに表示され
た入れ子の位置関係及び個数を編集情報ファイル7に登
録する。
【0055】次いで、ステップS10が入る最小の矩形
の大きさを入れ子の編集外形データとして編集外形ファ
イル8に登録して、入れ子情報生成処理部3の処理を終
了する。
の大きさを入れ子の編集外形データとして編集外形ファ
イル8に登録して、入れ子情報生成処理部3の処理を終
了する。
【0056】ステップS7で入れ子編集が否であると入
力された場合には、ステップS8で、CRTに表示され
ている図3(d)の入れ子が入る最小の矩形データ
Q21、Q22、Q23、Q24、Q25(Q21)の面積が、部品
間の最小距離を満足し、かつ、図3(d)に示される面
積より小さくなるように、手動で入力し直し、図3
(e)に示す矩形データQ31、Q32、Q33、Q34、Q35
(Q31)の面積を求め、ステップS6で求めた編集外形
面積値との比較を行う。
力された場合には、ステップS8で、CRTに表示され
ている図3(d)の入れ子が入る最小の矩形データ
Q21、Q22、Q23、Q24、Q25(Q21)の面積が、部品
間の最小距離を満足し、かつ、図3(d)に示される面
積より小さくなるように、手動で入力し直し、図3
(e)に示す矩形データQ31、Q32、Q33、Q34、Q35
(Q31)の面積を求め、ステップS6で求めた編集外形
面積値との比較を行う。
【0057】手動入力した場合に部品間の最小距離が満
たされなかった場合には、例えば、その外形輪郭線が赤
く表示される等のエラー表示がされるようになってい
る。
たされなかった場合には、例えば、その外形輪郭線が赤
く表示される等のエラー表示がされるようになってい
る。
【0058】ステップS8で求め、手動で入力し直した
編集外形面積値がステップS6で表示された矩形の図形
データQ21、Q22、Q23、Q24、Q25(Q21)の面積よ
り大きい場合には、ステップS6の表示データを変えず
に、ステップS6に戻す。
編集外形面積値がステップS6で表示された矩形の図形
データQ21、Q22、Q23、Q24、Q25(Q21)の面積よ
り大きい場合には、ステップS6の表示データを変えず
に、ステップS6に戻す。
【0059】ステップS8で求め、手動で入力し直した
編集外形面積値が矩形の図形データQ21、Q22、Q23、
Q24、Q25(Q21)より小さい場合には、ステップS8
で求めた矩形の図形データQ31、Q32、Q33、Q34、Q
35(Q31)をステップS6における表示値として、ステ
ップS6に戻す。
編集外形面積値が矩形の図形データQ21、Q22、Q23、
Q24、Q25(Q21)より小さい場合には、ステップS8
で求めた矩形の図形データQ31、Q32、Q33、Q34、Q
35(Q31)をステップS6における表示値として、ステ
ップS6に戻す。
【0060】なお、このステップS6、ステップS7、
ステップS8の処理は、ステップS7で入れ子の手動修
正が必要無しの入力がされるまで、繰り返され、繰り返
された手動入力の中で入れ子を含んだ矩形データが最小
の面積となる編集が選択される。
ステップS8の処理は、ステップS7で入れ子の手動修
正が必要無しの入力がされるまで、繰り返され、繰り返
された手動入力の中で入れ子を含んだ矩形データが最小
の面積となる編集が選択される。
【0061】図4は、組合せ外形生成部4での編集外形
の求め方を説明するための説明図である。
の求め方を説明するための説明図である。
【0062】まず、ステップS11では、ステップS3
で、編集外形ファイル8に登録された基本形状と、ステ
ップS10で登録された入れ子の編集外形データ及び編
集情報ファイル7より編集情報入力処理部2及び入れ子
情報生成処理部3より登録された基本外形及び入れ子の
編集情報を抽出する。
で、編集外形ファイル8に登録された基本形状と、ステ
ップS10で登録された入れ子の編集外形データ及び編
集情報ファイル7より編集情報入力処理部2及び入れ子
情報生成処理部3より登録された基本外形及び入れ子の
編集情報を抽出する。
【0063】ステップS12では、図4に示すように、
基本形状Q41、Q42、Q43、Q44、Q45(Q41)と、基
本形状Q41、Q42、Q43、Q44、Q45(Q41)を90°
回転させた形状Q’41、Q’42、Q’43、Q’44、Q’
45(Q’41)と、180°回転させた形状Q’’41、
Q’’42、Q’’43、Q’’44、Q’’
45(Q’’41)、270°回転させた形状Q’’’41、
Q’’’42、Q’’’43、Q’’’44、Q’’’
45(Q’’’41)を、隣り合う矩形の辺が部品間の最小
距離を満足するように、組み合わせて、組合せた基本形
状が入る最小の矩形が正方形になるように配置して、組
み合わせ外形を生成し、組合せ外形T11、T12、T13、
T14、T15(T11)を基本形状の組合せ外形とする。
基本形状Q41、Q42、Q43、Q44、Q45(Q41)と、基
本形状Q41、Q42、Q43、Q44、Q45(Q41)を90°
回転させた形状Q’41、Q’42、Q’43、Q’44、Q’
45(Q’41)と、180°回転させた形状Q’’41、
Q’’42、Q’’43、Q’’44、Q’’
45(Q’’41)、270°回転させた形状Q’’’41、
Q’’’42、Q’’’43、Q’’’44、Q’’’
45(Q’’’41)を、隣り合う矩形の辺が部品間の最小
距離を満足するように、組み合わせて、組合せた基本形
状が入る最小の矩形が正方形になるように配置して、組
み合わせ外形を生成し、組合せ外形T11、T12、T13、
T14、T15(T11)を基本形状の組合せ外形とする。
【0064】入れ子の組合せ外形についても基本形状の
組合せ外形を求める方法と同じ方法で求める。
組合せ外形を求める方法と同じ方法で求める。
【0065】次いで、ステップS13では、基本形状の
組合せ外形と、入れ子の組合せ外形の位置関係を編集情
報ファイル7に登録する。
組合せ外形と、入れ子の組合せ外形の位置関係を編集情
報ファイル7に登録する。
【0066】ステップS14では、基本形状の組合せ外
形と入れ子の組合せ外形の形状を編集外形ファイル8に
登録し、組合せ外形生成部4の処理を終了する。
形と入れ子の組合せ外形の形状を編集外形ファイル8に
登録し、組合せ外形生成部4の処理を終了する。
【0067】配置処理部5では、編集情報ファイル7よ
り、基本外形及び基本外形の組合せ外形、入れ子編集を
行っている場合には、入れ子及び入れ子の組合せ外形の
編集情報を抽出し、編集外形ファイル8より編集情報フ
ァイル7から抽出された編集情報に対応する編集外形を
抽出し、複数個の製造ブランクより最も効率よく配置さ
れる製造ブランクを選び出す。
り、基本外形及び基本外形の組合せ外形、入れ子編集を
行っている場合には、入れ子及び入れ子の組合せ外形の
編集情報を抽出し、編集外形ファイル8より編集情報フ
ァイル7から抽出された編集情報に対応する編集外形を
抽出し、複数個の製造ブランクより最も効率よく配置さ
れる製造ブランクを選び出す。
【0068】図5は、本発明の部品配置設計装置による
部品配置の例を示す説明図である。図5(a)に示す基
本形状Kと、図5(b)に示す基本形状Kを90°回転
させたものとを組合せて図5(c)に示す組合せ外形C
にする。図5(d)は、実際に基本形状Kと組合せ外形
Cを用いて定尺材Tに部品を配置した例である。
部品配置の例を示す説明図である。図5(a)に示す基
本形状Kと、図5(b)に示す基本形状Kを90°回転
させたものとを組合せて図5(c)に示す組合せ外形C
にする。図5(d)は、実際に基本形状Kと組合せ外形
Cを用いて定尺材Tに部品を配置した例である。
【0069】本発明の部品配置設計装置によれば、基本
形状と基本形状の組合せ外形、入れ子の編集外形と入れ
子の組合せ外形等を適宜組合せて配置し、効率のよい配
置を求める。ここで、配置の効率は、製造ブランク面積
に対する1個片当たりの面積を求めて比較を行い、1個
片当たりの面積の小さい方を効率が良い配置とする。こ
こで、求まった配置情報を配置情報ファイル8に登録し
て次工程に引き渡す。
形状と基本形状の組合せ外形、入れ子の編集外形と入れ
子の組合せ外形等を適宜組合せて配置し、効率のよい配
置を求める。ここで、配置の効率は、製造ブランク面積
に対する1個片当たりの面積を求めて比較を行い、1個
片当たりの面積の小さい方を効率が良い配置とする。こ
こで、求まった配置情報を配置情報ファイル8に登録し
て次工程に引き渡す。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、一つの外形形状から入
れ子や組合せ外形、入れ子の組合せ外形を生成したこ
と、及び基本形状、入れ子、組合せ外形、及び入れ子の
組合せ外形を混在させて配置することにより、配置の無
駄が無くなり、同一の形状の部品を複数の製造ブランク
に配置する際に、配置効率が向上する。その結果、低価
格の製品を製造することができる。
れ子や組合せ外形、入れ子の組合せ外形を生成したこ
と、及び基本形状、入れ子、組合せ外形、及び入れ子の
組合せ外形を混在させて配置することにより、配置の無
駄が無くなり、同一の形状の部品を複数の製造ブランク
に配置する際に、配置効率が向上する。その結果、低価
格の製品を製造することができる。
【0071】また、入れ子の位置関係や組合せ外形の位
置関係を自動化し、編集情報とのチェックを行うので、
入れ子の位置や組合せ外形の位置関係の決定の間違いを
防止できる。その結果、製品の歩留りが向上し、生産性
が向上する。
置関係を自動化し、編集情報とのチェックを行うので、
入れ子の位置や組合せ外形の位置関係の決定の間違いを
防止できる。その結果、製品の歩留りが向上し、生産性
が向上する。
【図1】本発明の部品配置設計装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明の部品配置設計装置の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図3】入れ子情報生成処理部での編集外形の求め方の
例を説明するための説明図である。
例を説明するための説明図である。
【図4】組合せ外形生成部での編集外形の求め方を説明
するための説明図である。
するための説明図である。
【図5】本発明の部品配置設計装置による部品配置の例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図6】従来の部品配置設計装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図7】従来の部品配置設計装置による部品配置の例を
示す説明図である。
示す説明図である。
1:外形情報入力処理部 2:編集情報入力処理部 3:入れ子情報生成処理部 4:組合せ外形生成部 5:配置処理部 6:外形ファイル 7:編集情報ファイル 8:編集外形ファイル 9:配置情報ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 H05K 13/00
Claims (2)
- 【請求項1】基材に配置される部品の外形データを記憶
保持する外形ファイルと、 入れ子編集の可否及び部品配置の位置関係を含む編集情
報を記憶保持する編集情報ファイルと、 部品の配置位置を含む配置情報を記憶保持する配置情報
ファイルと、 前記外形ファイルから外形データを抽出するとともに、
前記編集情報ファイルから編集情報を抽出し、外形デー
タから外形の凹部分を無視した線分による輪郭データを
生成し、該輪郭を有する概略形状が矩形以外の形状にな
る場合に入れ子の編集が可能と判定し、前記概略形状
を、前記概略形状の中で最も長い斜辺で向かい合わせ、
編集情報で指定される最小距離を満たす位置に配置する
入れ子の配置を計算し該配置の位置関係を編集情報ファ
イルに登録する入れ子情報生成処理部と、 を有することを特徴とする部品配置設計装置。 - 【請求項2】入れ子及び組合せ外形の位置関係を含む編
集外形データを記憶保持する編集外形ファイルと、 前記入れ子に外接する矩形を求めて編集外形データを生
成し前記編集外形ファイルに登録する前記入れ子情報生
成処理部と、 前記編集情報ファイルから基本外形と入れ子の編集情報
とを抽出し、前記編集外形ファイルから登録されている
基本形状及び登録されている入れ子の編集外形データを
抽出し、抽出された基本形状及び入れ子の編集外形デー
タのそれぞれの編集外形を組合せ、隣り合う矩形の辺が
部品間の最小距離を満足するように組み合わせて、組合
せた基本形状が入る正方形状の矩形を最小にする配置を
計算し、該正方形状の大きさを組合せ外形の編集外形デ
ータとして、前記編集外形ファイルに登録し、基本形状
及び入れ子の組合せ外形の位置関係を示す情報を編集情
報とし前記編集情報ファイルに登録する組合せ外形生成
部と、 前記編集情報ファイルより複数の編集情報を抽出すると
ともに、編集外形ファイルよりそれぞれの編集外形デー
タを抽出し、複数個の製造ブランクより複数個の編集外
形が効率良く配置される製造ブランクを選び出し、その
時の配置情報を配置情報ファイルに登録する配置処理部
と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の部品配置設
計装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09230642A JP3099781B2 (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 部品配置設計装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09230642A JP3099781B2 (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 部品配置設計装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1166135A JPH1166135A (ja) | 1999-03-09 |
JP3099781B2 true JP3099781B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=16910995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09230642A Expired - Fee Related JP3099781B2 (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 部品配置設計装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3099781B2 (ja) |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP09230642A patent/JP3099781B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1166135A (ja) | 1999-03-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |