JP3099322U - 作業用ズボン - Google Patents

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内田 静丸
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ビッグボーン商事 株式会社
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Abstract

【課題】
 動作適応性が良好で、而も事務所内や工場内に於ける一般作業にも着用できる外観の優れた作業用ズボンの提供。
【解決手段】
 股下寸法Mを実寸寸法よりも長丈となし、且つ腰部2aから膝部2bにかけて比較的ゆとりのある膨らみを形成して膝下から狭くするほか、裾口2cから一定高さHの裾部分を同じ巾寸法W3の狭幅なものとなしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

 本考案は、動作適応性が良好な作業用ズボンに関する。
 作業用ズボンは、着用者が従事する業務内容に従って、仕事や動作に対応するものでなくてはならない。従来より、建築現場や高所作業においては、動きやすく且つ危険防止のためにニッカズボンや鳶ズボン等が着用されている。これらのニッカズボンや鳶ズボンは、腰部から膝部にかけて広幅にすることで動作適応性を良好となし、また足元を絞ることで危険防止を可能となしている。
 しかしながら、このようなニッカズボンや鳶ズボンは、外観が特異的であるため一般的な作業用ズボンには不向きであり、事務所内や工場内に於ける一般作業では殆ど着用されていない。
 また、これらのニッカズボンや鳶ズボンは、脹ら脛から足首にかけて脚絆などで絞ることにより危険防止を可能としているが、足首や脹ら脛が圧迫されるために、長時間の着用では健康を害することもあった。
 上記問題点の解決策として、平ズボンの裾部に裾巾を絞るためのボタンやファスナー等の止着手段を取り付け、この止着手段を介してズボン裾を適宜拡げたり絞ったりして、使用状況に応じた着こなしを可能になした作業用ズボン(特許文献1、2参照)や、ズボン内側の股下部に細長い襠布を縫着して動作適応性を向上させた作業用ズボン(特許文献3参照)が作成されている。
実開平6−76309号公報 登録実用新案第3012305号公報 登録実用新案第3044776号公報
 しかしながら、上記特許文献1、2のものでは、裾部に取り付けられたボタンやファスナーなどによる違和感があり、特許文献3のものにも、股下部に縫着された襠布の縫い目による違和感は否めず、これらの作業用ズボンは決して着心地の良いものではなかった。
 また、ズボンの購入時には、着用者の体型に合わせてズボン丈の寸法調節が行われるが、一般に、ズボン丈を短くする場合には、裾部を裾口から長い寸法だけ切断したり折り曲げたりする。この場合、裾部に止着手段を取り付けた上記特許文献1、2の作業用ズボンでは、その調節作業は困難で手間が掛かるという問題点がある。
 また、上記特許文献3の場合を含め、裾部に特殊な装飾がなされていない通常の平ズボンは、腰部から膝下部にかけて各部位の巾寸法が徐々に狭くなるように形成されているため、長さ調節のために裾部を切断したり折り曲げたりした場合には、裾口の巾寸法が広幅なものとなり、裾部が邪魔になって作業に支障をきたしたり、それが為に作業効率を低下させることもある。
 本考案は、上記問題点を解決するものであり、動作適応性が良好で、而も事務所内や工場内に於ける一般作業にも着用できる外観の優れた作業用ズボンを提供せんとするものである。
 本考案は、一般的な平ズボンの股下よりも長丈で、且つ腰部から膝部にかけて比較的ゆとりのある膨らみを形成して膝下から狭くするほか、裾口から一定高さの裾部分を同じ巾寸法の狭幅なものとなしたことを特徴とする。この際、股下寸法は実寸寸法より凡そ5cm長いものになしてある。
 具体的には、通常のS、M、Lのサイズのものに於いて、股下寸法は75cm〜82cmとなし、膝下部の裾口から凡そ10cmの高さの裾部分を凡そ20cm〜22cmの裾巾寸法になし、膝部の腰部に対する巾寸法の比率を0.75〜0.85程度、裾部の膝部に対する同比率を0.65〜0.75程度となすのである。
 本考案の作業用ズボンは、腰部から膝部にかけて従来のニッカズボン並のゆとりが形成されるものとなるが、その外観は一般的な平ズボンと略同等になされるため、事務所内や工場内の一般的な作業に於いても違和感なく着用することができる。また、裾巾寸法が裾口より一定高さに於いて凡そ20cm〜22cmの狭幅になされるため、ズボン裾の引きずりがなくなり、特別な裾上げ作業の手間が省けるほか、裾部が邪魔にならないので危険防止も可能になる。
 動作適応性が良好で且つ使い勝手の良い作業用ズボンに形成するという目的を、実寸寸法より長丈の平ズボンの各部位に於ける巾寸法を一定比で構成することにより、ズボン本来の外観形状を損なわずに実現した。
 図1は本考案に係る作業用ズボンの一実施例を示す正面図、図2は同側面図であり、1は作業用ズボン本体であって、左右に腰部から膝部にかけて比較的ゆとりのある膨らみを形成した脚筒部2、2を備えている。
 上記脚筒部2は、股下寸法Mを実寸寸法より凡そ5cm長いものとなし、一般的なS、M、Lのサイズのものに於いて、75cm〜82cmになしてある。
 この際、脚筒部2は腰部から膝下部にかけて一定の比率で狭くなされるのであり、具体的には、腰部2aに於けるワタリ寸法W1に対する膝部の巾寸法W2の比率が0.75〜0.85、膝部2bの巾寸法W2に対する裾口2cの巾寸法W3の比率が0.65〜0.75になされるものとなる。即ち、脚筒部2は、腰部2aから膝部2bにかけてゆとりを大きくもたせ、膝下からは比較的狭幅なものに形成されるのである。
 次に、この脚筒部2の形状を一般的な平ズボン及びニッカズボンとの比較に於いてより詳細に説明する。
 図3は、作業用ズボン本体1と一般的な平ズボンとの比較を示すものであり、本考案の作業用ズボン本体1を分解した左前身頃3を実線で示し、同様に一般的な平ズボンの左前身頃4を二点鎖線で示す。即ち、本考案の作業用ズボンは、該図に示されるように、腰部2aから膝部2bにかけては一般的な平ズボンに比べてゆとりのある膨らみが形成され、そして膝下から裾口2cにかけては腰部2aから膝部2bとは対照的に比較的狭幅なものになされている。
 図4は、図3と同様に、本考案の作業用ズボン本体1とニッカズボンとの比較を示すものであり、ニッカズボンの左前身頃5が二点鎖線で示されている。該図に示すように、作業用ズボン本体1は、全体的にニッカズボンよりもスリムに形成されているが、上記した腰部2aから膝部2bにかけては、ニッカズボンと略同等のゆとりがあるものに形成されている。
 従って、本考案に係る作業用ズボンは、腰部や膝部に於けるゆとりが大きくなされるので、非常に動き易く動作適応性が良好なものとなる。一方、膝下部は狭幅なものになされることから、ズボン裾が邪魔になることはないので、従来のニッカズボンのように膝下部を脚絆などで絞る必要はない。
 この際、狭幅になされる膝下部は、膝部2bから裾口2cに向けて徐々に狭くなり、裾口2cから一定高さHの裾部分が同じ巾寸法W3になされる。この高さ寸法Hは、上記股下寸法Mに対応して凡そ10cm程度になされ、また裾巾寸法W3は、凡そ20cm〜22cmになしてある。この裾巾寸法W3は、普通体型の成人の足サイズよりも小さいものであり、これにより、狭幅に形成した裾部が着用時に着用者の足甲に引っ掛かるものとなり、実寸寸法より凡そ5cm程度長丈に形成したズボン裾も引きずられることはない。
 ここに、本考案の作業用ズボンは、裾口から凡そ10cmの高さの裾部分を上記寸法の狭幅なものになしてあるが、股下寸法Mが実寸寸法よりも凡そ5cm程度長いので、実質的には裾部に縦方向のゆとりが形成された状態となり、裾口2cが安定的に足甲を被覆させるものとなる。これにより、作業用ズボン本体1は、裾部が邪魔にならず、動作適応性が良好で且つ安全性を備えたものとなる。
本考案に係る作業用ズボンの正面図である。 同側面図である。 本考案に係る作業用ズボンと一般的な平ズボンとの比較を示す図である。 本考案に係る作業用ズボンとニッカズボンとの比較を示す図である。
符号の説明
 1 作業用ズボン本体
 2 脚筒部
 2a 腰部
 2b 膝部
 2c 裾口
 3 左前身頃(作業用ズボン本体1に於ける)
 4 左前身頃(一般的な平ズボンに於ける)
 5 左前身頃(ニッカズボンに於ける)
 H 高さ寸法
 M 股下寸法
 W1 ワタリ寸法
 W2 膝巾寸法
 W3 裾巾寸法

Claims (4)

  1.  腰部から膝部にかけて比較的ゆとりのある膨らみを形成し、該脚筒部の股下寸法を実寸寸法より凡そ5cm長いものとなすと共に、腰部から膝下部にかけて各部位の巾寸法を一定比で狭くするほか、膝下部の裾口から一定高さの裾部分を同じ巾寸法で且つ狭幅なものに形成したことを特徴とする作業用ズボン。
  2.  膝部の腰部に対する巾寸法の比率を0.75〜0.85程度、裾部の膝部に対する巾寸法の比率を0.65〜0.75程度となしたことを特徴とする請求項1記載の作業用ズボン。
  3.  股下寸法を凡そ75cm〜82cmで、膝下部の裾口から凡そ10cmの高さの裾部分を同じ巾寸法となしたことを特徴とする請求項1又は2記載の作業用ズボン。
  4.  裾部の巾寸法を凡そ20cm〜22cmとなしたことを特徴とする請求項1〜3何れか1つに記載の作業用ズボン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019123979A (ja) * 2018-07-01 2019-07-25 しづゑ 桑原 パジャマ
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JP6994695B1 (ja) * 2021-02-05 2022-01-14 光哉 菊池 ボトムス
WO2022168345A1 (ja) * 2021-02-05 2022-08-11 菊池光哉 ボトムス

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