JP3098905U - 手術顕微鏡用架台 - Google Patents
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Abstract
【課題】電磁的制動装置の制動作用を解除するとき架台に生じるドリフトを簡単な手段で阻止することができる手術顕微鏡用架台を提供すること。
【解決手段】スタンド支柱と、少なくとも1つの垂直回転支承体と、該垂直回転支承体に支承される旋回アームと、該垂直回転支承体における該旋回アームの回動運動を制動するための電磁的制動装置とを有する手術顕微鏡用架台において、前記垂直回転支承体(4)における前記旋回アーム(5)の運動を制動するための調節可能な制動力を有する機械的制動装置(7)が付加的に配設される。
【選択図】 図2
【解決手段】スタンド支柱と、少なくとも1つの垂直回転支承体と、該垂直回転支承体に支承される旋回アームと、該垂直回転支承体における該旋回アームの回動運動を制動するための電磁的制動装置とを有する手術顕微鏡用架台において、前記垂直回転支承体(4)における前記旋回アーム(5)の運動を制動するための調節可能な制動力を有する機械的制動装置(7)が付加的に配設される。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一般に手術顕微鏡用架台に関し、とりわけ、スタンド支柱と、少なくとも1つの垂直回転軸受部と、該垂直回転軸受部に支承される旋回アームと、該垂直回転軸受部における該旋回アームの回動運動を制動するための電磁的制動装置とを有する手術顕微鏡用架台に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような種類の架台には、比較的重い顕微鏡を操作者ができるだけ抵抗なく滑らかに移動させることができるような状態に維持するという課題がある。この場合、連結装置又は支承(軸受)装置は、架台ないし架台アームを運動させる際に利用者にできるだけ抵抗が生じないようにするために、できるだけ抵抗がないように構成されるべきである。
【0003】
このような架台を起伏のある(不均一な)床面に配置したり、或いは架台の負荷を変化させることにより架台に回転モーメントが生じたりすると、架台の関連する運動可能な部分、とりわけ架台アームは、制動されない状態で、ドリフト挙動を示す。ここに、ドリフト挙動とは、回転軸の周りでの横方向の回動運動又は担持アーム(架台アーム)のそのような回動運動をしようとする傾向を意味するものとする。これは、利用者にとっては好ましいものではない。
【0004】
天井取付型架台の場合でも、ドリフトは生じうる。このことは、複数の水平な架台アームの1つにでもその強度に限界があることにより撓みが生じたり、このような架台アームに更に水平に配置されるアーム又は他の部材が旋回可能に固定される場合には、常に起こるものである。
【0005】
ある軸の周りでの架台アームのドリフトは、手術顕微鏡では、電磁的制動装置によって阻止される。しかしながら、架台ないし架台に配されている顕微鏡を移動するためにその制動作用を解除すると、架台の動かされた部分がドリフトする可能性があり、操作者は、それに応じて多大な労力を用いて、このドリフトを抑えなければならなくなる。
【0006】
電磁的制動装置を有する手術顕微鏡のための架台はDE 101 23 166 A1から既知である。制動作用を解除したときドリフト挙動を適正化するために、この架台では、各回転軸をそれぞれ大掛かりな機械装置によって自動的に垂直に維持しようとしている。
【0007】
【特許文献1】
ドイツ特許公開 DE10123166A1
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記の機械装置は、実用上有効であることが判明しているが、その製造は大掛かりなものにならざるを得ず、それに応じて価格も高くなってしまう。とりわけ、例えば眼科用の顕微鏡の架台の場合のように、その使用目的に応じて極く僅かな範囲でしか動かされ(旋回され)ないような手術顕微鏡用の架台の場合は、架台のドリフトレス状態に対する要求は比較的小さい。
【0009】
それゆえ、本考案の課題は、この種の架台を、電磁的制動装置の制動作用を解除するとき架台に生じるドリフトを簡単な手段で阻止できるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案の一視点によれば、スタンド支柱と、少なくとも1つの垂直回転軸受部(軸受支承体)と、該垂直回転軸受部に支承される旋回アームと、該垂直回転軸受部における該旋回アームの回動運動を制動するための電磁的制動装置とを有する手術顕微鏡用架台において、前記垂直回転軸受部における前記旋回アームの運動を制動するための調節可能な制動力を有する機械的制動装置が付加的に配設されることを特徴とする(形態1・基本構成)。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の実施の形態を示すが、これらは従属請求項の対象でもある。
(2) 上記の架台において、前記機械的制動装置は、制動部材を有し弾性的に予付勢されるボルト状部材を備えることができる(形態2)。
(3) 上記の架台において、前記ボルト状部材は、筒状部材内で支承され、該筒状部材内へ螺入可能なネジ部材によって弾性的付勢力が調節可能に構成されることができる(形態3)。
(4) 上記の架台において、前記筒状部材内には、弾性ディスク板状スプリングの積層体(弾性ディスクスタック)が配されることができる(形態4)。
(5) 上記の架台において、前記筒状部材は、前記垂直回転軸受部のフランジに配設され、該フランジは、前記旋回アームを指向する側に、前記制動部材を受容するための受容部を有することができる(形態5)。
(6) 上記の架台において、前記制動部材は、ブロンズから製造されることができる(形態6)。
(7) 上記の架台において、前記制動部材は、少なくとも1つの湾曲面を有することができる(形態7)。
(8) 上記の架台において、前記制動部材の前記旋回アームを指向する面は、凹状に形成されることが好ましい(形態8)。
(9) 上記の架台は、床上型架台又は天井取付型架台として構成されることができる(形態9)。
【0012】
本考案の特徴は、上述の種類の手術顕微鏡用架台が、付加的に機械的制動装置を備えるということである。この制動装置の制動力は、手動で調節することができ(尤も、モータ駆動等により調節することを排除するものではない)、しかも、回転軸受部の旋回アームに直接作用することができる。このため、生じるドリフトの大きさに応じて制動力を各別に適合化することができる。
【0013】
本考案の他の一形態によれば、機械的制動装置は、弾性的に予付勢されるボルト状部材と、制動部材(制動子)とを有することができる。更に、ボルト状部材は、一の側では、制動部材と結合し、他の側では、弾性要素と対向する(向い合う)ことができる。
【0014】
本考案の一展開形態によれば、ボルト状部材は、筒状部材内で支承され、(弾性要素による)弾性的付勢力が、該筒状部材内へ螺入可能なネジ部材によって調節可能に構成されることができる。ネジ部材の運動によって、弾性的(予)付勢力は変化され、従って制動力を変化させることができる。
【0015】
本考案の更なる一形態によれば、筒状部材には、互いに並べて重ねられる複数の弾性ディスク板(例えばコーン状のディスク板状スプリング)から構成される弾性ディスクスタックを配することが可能である。
【0016】
本考案の一展開形態によれば、筒状部材は、回転軸受部のフランジに配設することができる。更に、フランジは、旋回アームを指向する側に、制動部材を受容する受容部を有することができる。このため、回転軸受部内で旋回アームをぴったりと正確に案内することができる。
【0017】
回転軸受部内での旋回アームの運動の際に騒音の発生を阻止するために、制動部材をブロンズで製造すると有利であることが判明している。
【0018】
本考案の一展開形態によれば、制動部材は、制動作用を好適に発揮させるために、少なくとも1つの湾曲面を有することが好ましい。
【0019】
制動部材の旋回アームを指向する面を凹状に構成すると有利であることが判明している。更に、この面の半径は、円筒状の旋回アームの半径(外周)に適合させることができる。
【0020】
本考案の更なる一形態によれば、架台は、床上型架台としても、天井取付型架台としても構成することができる。
【0021】
【実施例】
本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例は、考案の理解の容易化のためのものであって、本考案の技術的思想を逸脱しない範囲において当業者により実施可能な修正・変更等を排除することは意図しない。また、実用新案登録請求の範囲に付した図面参照符号も考案の理解の容易化のためのものに過ぎず、本考案を図示の態様に限定することも意図しない。なお、この点に関しては、特許出願等に変更等した場合において、補正・訂正後においても同様である。
【0022】
図1に、架台脚2と、スタンド支柱1と、手術顕微鏡(不図示)のための連結装置17とを有する手術顕微鏡のための架台3を示した。
【0023】
スタンド支柱1には、旋回アーム5を回動可能に支承する垂直回転軸受部4が配される。更に、スタンド支柱1には、旋回アーム5のための重量補償装置として釣合重り16が配される。
【0024】
垂直回転軸受部4には、垂直回転軸受部4内での旋回アーム5の運動を制動(停止)することができる電磁的制動装置6が配される。更に、スタンド支柱1には、付加的に配される機械的制動装置7の筒状部材10が螺入するフランジ13が配設される。
【0025】
図2に、図1の、垂直回転軸受部4と、フランジ13に螺入した筒状部材10とを含む部分の拡大図を示した。筒状部材10内には、その一端部に、ネジ部材11が螺入される。
【0026】
図3に、フランジ13と、垂直回転軸受部4の中で回動可能に支承される旋回アーム5とを含む垂直回転軸受部4の断面を示した。機械的制動装置7は、フランジ13内に螺入される筒状部材10を有する。
【0027】
筒状部材10には、その内部に、制動部材(制動子)9と結合するボルト状部材8が配される。制動部材9は、フランジ13の受容部14内に配され、また、制動部材9は、湾曲面15を有する。この湾曲面15の外縁は、円筒状の旋回アーム5の半径(外径)と適合される(即ち、フランジ13と嵌合する部分の旋回アーム5の外周(図3においてフランジ13の内周と隣接する円筒面ないし周面)と交叉する境線をもって終端する)。
【0028】
図4に、その内部にボルト状部材8を担持する筒状部材10の縦断面を示した。ボルト状部材8(一の端部)と螺入可能なネジ部材11との間には、弾性ディスクスタック12が配される。
【0029】
ネジ部材11を螺入することにより、弾性ディスクスタック12は、圧縮ないし押圧され(軸方向押圧により軸方向に関し圧縮されて軸方向反発力(弾性力)を生ずると共に、半径方向にも作用を及ぼし)、その弾性力がボルト状部材8に伝達される。この弾性力により、ボルト状部材8の他の端部は、直接制動部材に作用し(図3参照)、その結果旋回アーム5にも作用を及ぼす(図3参照)。
【0030】
電磁的制動装置6の制動作用を解除するとき垂直回転軸受部4の回転軸の周りで旋回アームに生じるドリフトは、筒状部材10内へネジ部材11を短く螺入するだけで阻止することができる。
【0031】
【考案の効果】
本考案の独立請求項1により、所定の課題として掲げた効果が上述の通り達成される。即ち、本考案の架台は、電磁的制動装置の制動作用を解除するとき架台に生じるドリフトを簡単な手段で阻止することができる(基本構成)。
更に、従属請求項により、付加的な効果がそれぞれ達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】架台の一例。
【図2】旋回アームと回転軸受部とを含む図1の架台の一部。
【図3】旋回アームと回転軸受部の断面。
【図4】筒状部材の断面。
【符号の説明】
1 スタンド支柱
2 架台脚
3 架台
4 垂直回転軸受部
5 旋回アーム
6 電磁的制動装置
7 機械的制動装置
8 ボルト状部材
9 制動部材(制動子)
10 筒状部材
11 ネジ部材
12 弾性ディスク板状スプリングの積層体(弾性ディスクスタック)
13 フランジ
14 受容部
15 制動部材の湾曲面
16 釣合重り
17 顕微鏡連結装置
【考案の属する技術分野】
本考案は、一般に手術顕微鏡用架台に関し、とりわけ、スタンド支柱と、少なくとも1つの垂直回転軸受部と、該垂直回転軸受部に支承される旋回アームと、該垂直回転軸受部における該旋回アームの回動運動を制動するための電磁的制動装置とを有する手術顕微鏡用架台に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような種類の架台には、比較的重い顕微鏡を操作者ができるだけ抵抗なく滑らかに移動させることができるような状態に維持するという課題がある。この場合、連結装置又は支承(軸受)装置は、架台ないし架台アームを運動させる際に利用者にできるだけ抵抗が生じないようにするために、できるだけ抵抗がないように構成されるべきである。
【0003】
このような架台を起伏のある(不均一な)床面に配置したり、或いは架台の負荷を変化させることにより架台に回転モーメントが生じたりすると、架台の関連する運動可能な部分、とりわけ架台アームは、制動されない状態で、ドリフト挙動を示す。ここに、ドリフト挙動とは、回転軸の周りでの横方向の回動運動又は担持アーム(架台アーム)のそのような回動運動をしようとする傾向を意味するものとする。これは、利用者にとっては好ましいものではない。
【0004】
天井取付型架台の場合でも、ドリフトは生じうる。このことは、複数の水平な架台アームの1つにでもその強度に限界があることにより撓みが生じたり、このような架台アームに更に水平に配置されるアーム又は他の部材が旋回可能に固定される場合には、常に起こるものである。
【0005】
ある軸の周りでの架台アームのドリフトは、手術顕微鏡では、電磁的制動装置によって阻止される。しかしながら、架台ないし架台に配されている顕微鏡を移動するためにその制動作用を解除すると、架台の動かされた部分がドリフトする可能性があり、操作者は、それに応じて多大な労力を用いて、このドリフトを抑えなければならなくなる。
【0006】
電磁的制動装置を有する手術顕微鏡のための架台はDE 101 23 166 A1から既知である。制動作用を解除したときドリフト挙動を適正化するために、この架台では、各回転軸をそれぞれ大掛かりな機械装置によって自動的に垂直に維持しようとしている。
【0007】
【特許文献1】
ドイツ特許公開 DE10123166A1
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記の機械装置は、実用上有効であることが判明しているが、その製造は大掛かりなものにならざるを得ず、それに応じて価格も高くなってしまう。とりわけ、例えば眼科用の顕微鏡の架台の場合のように、その使用目的に応じて極く僅かな範囲でしか動かされ(旋回され)ないような手術顕微鏡用の架台の場合は、架台のドリフトレス状態に対する要求は比較的小さい。
【0009】
それゆえ、本考案の課題は、この種の架台を、電磁的制動装置の制動作用を解除するとき架台に生じるドリフトを簡単な手段で阻止できるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案の一視点によれば、スタンド支柱と、少なくとも1つの垂直回転軸受部(軸受支承体)と、該垂直回転軸受部に支承される旋回アームと、該垂直回転軸受部における該旋回アームの回動運動を制動するための電磁的制動装置とを有する手術顕微鏡用架台において、前記垂直回転軸受部における前記旋回アームの運動を制動するための調節可能な制動力を有する機械的制動装置が付加的に配設されることを特徴とする(形態1・基本構成)。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の実施の形態を示すが、これらは従属請求項の対象でもある。
(2) 上記の架台において、前記機械的制動装置は、制動部材を有し弾性的に予付勢されるボルト状部材を備えることができる(形態2)。
(3) 上記の架台において、前記ボルト状部材は、筒状部材内で支承され、該筒状部材内へ螺入可能なネジ部材によって弾性的付勢力が調節可能に構成されることができる(形態3)。
(4) 上記の架台において、前記筒状部材内には、弾性ディスク板状スプリングの積層体(弾性ディスクスタック)が配されることができる(形態4)。
(5) 上記の架台において、前記筒状部材は、前記垂直回転軸受部のフランジに配設され、該フランジは、前記旋回アームを指向する側に、前記制動部材を受容するための受容部を有することができる(形態5)。
(6) 上記の架台において、前記制動部材は、ブロンズから製造されることができる(形態6)。
(7) 上記の架台において、前記制動部材は、少なくとも1つの湾曲面を有することができる(形態7)。
(8) 上記の架台において、前記制動部材の前記旋回アームを指向する面は、凹状に形成されることが好ましい(形態8)。
(9) 上記の架台は、床上型架台又は天井取付型架台として構成されることができる(形態9)。
【0012】
本考案の特徴は、上述の種類の手術顕微鏡用架台が、付加的に機械的制動装置を備えるということである。この制動装置の制動力は、手動で調節することができ(尤も、モータ駆動等により調節することを排除するものではない)、しかも、回転軸受部の旋回アームに直接作用することができる。このため、生じるドリフトの大きさに応じて制動力を各別に適合化することができる。
【0013】
本考案の他の一形態によれば、機械的制動装置は、弾性的に予付勢されるボルト状部材と、制動部材(制動子)とを有することができる。更に、ボルト状部材は、一の側では、制動部材と結合し、他の側では、弾性要素と対向する(向い合う)ことができる。
【0014】
本考案の一展開形態によれば、ボルト状部材は、筒状部材内で支承され、(弾性要素による)弾性的付勢力が、該筒状部材内へ螺入可能なネジ部材によって調節可能に構成されることができる。ネジ部材の運動によって、弾性的(予)付勢力は変化され、従って制動力を変化させることができる。
【0015】
本考案の更なる一形態によれば、筒状部材には、互いに並べて重ねられる複数の弾性ディスク板(例えばコーン状のディスク板状スプリング)から構成される弾性ディスクスタックを配することが可能である。
【0016】
本考案の一展開形態によれば、筒状部材は、回転軸受部のフランジに配設することができる。更に、フランジは、旋回アームを指向する側に、制動部材を受容する受容部を有することができる。このため、回転軸受部内で旋回アームをぴったりと正確に案内することができる。
【0017】
回転軸受部内での旋回アームの運動の際に騒音の発生を阻止するために、制動部材をブロンズで製造すると有利であることが判明している。
【0018】
本考案の一展開形態によれば、制動部材は、制動作用を好適に発揮させるために、少なくとも1つの湾曲面を有することが好ましい。
【0019】
制動部材の旋回アームを指向する面を凹状に構成すると有利であることが判明している。更に、この面の半径は、円筒状の旋回アームの半径(外周)に適合させることができる。
【0020】
本考案の更なる一形態によれば、架台は、床上型架台としても、天井取付型架台としても構成することができる。
【0021】
【実施例】
本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例は、考案の理解の容易化のためのものであって、本考案の技術的思想を逸脱しない範囲において当業者により実施可能な修正・変更等を排除することは意図しない。また、実用新案登録請求の範囲に付した図面参照符号も考案の理解の容易化のためのものに過ぎず、本考案を図示の態様に限定することも意図しない。なお、この点に関しては、特許出願等に変更等した場合において、補正・訂正後においても同様である。
【0022】
図1に、架台脚2と、スタンド支柱1と、手術顕微鏡(不図示)のための連結装置17とを有する手術顕微鏡のための架台3を示した。
【0023】
スタンド支柱1には、旋回アーム5を回動可能に支承する垂直回転軸受部4が配される。更に、スタンド支柱1には、旋回アーム5のための重量補償装置として釣合重り16が配される。
【0024】
垂直回転軸受部4には、垂直回転軸受部4内での旋回アーム5の運動を制動(停止)することができる電磁的制動装置6が配される。更に、スタンド支柱1には、付加的に配される機械的制動装置7の筒状部材10が螺入するフランジ13が配設される。
【0025】
図2に、図1の、垂直回転軸受部4と、フランジ13に螺入した筒状部材10とを含む部分の拡大図を示した。筒状部材10内には、その一端部に、ネジ部材11が螺入される。
【0026】
図3に、フランジ13と、垂直回転軸受部4の中で回動可能に支承される旋回アーム5とを含む垂直回転軸受部4の断面を示した。機械的制動装置7は、フランジ13内に螺入される筒状部材10を有する。
【0027】
筒状部材10には、その内部に、制動部材(制動子)9と結合するボルト状部材8が配される。制動部材9は、フランジ13の受容部14内に配され、また、制動部材9は、湾曲面15を有する。この湾曲面15の外縁は、円筒状の旋回アーム5の半径(外径)と適合される(即ち、フランジ13と嵌合する部分の旋回アーム5の外周(図3においてフランジ13の内周と隣接する円筒面ないし周面)と交叉する境線をもって終端する)。
【0028】
図4に、その内部にボルト状部材8を担持する筒状部材10の縦断面を示した。ボルト状部材8(一の端部)と螺入可能なネジ部材11との間には、弾性ディスクスタック12が配される。
【0029】
ネジ部材11を螺入することにより、弾性ディスクスタック12は、圧縮ないし押圧され(軸方向押圧により軸方向に関し圧縮されて軸方向反発力(弾性力)を生ずると共に、半径方向にも作用を及ぼし)、その弾性力がボルト状部材8に伝達される。この弾性力により、ボルト状部材8の他の端部は、直接制動部材に作用し(図3参照)、その結果旋回アーム5にも作用を及ぼす(図3参照)。
【0030】
電磁的制動装置6の制動作用を解除するとき垂直回転軸受部4の回転軸の周りで旋回アームに生じるドリフトは、筒状部材10内へネジ部材11を短く螺入するだけで阻止することができる。
【0031】
【考案の効果】
本考案の独立請求項1により、所定の課題として掲げた効果が上述の通り達成される。即ち、本考案の架台は、電磁的制動装置の制動作用を解除するとき架台に生じるドリフトを簡単な手段で阻止することができる(基本構成)。
更に、従属請求項により、付加的な効果がそれぞれ達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】架台の一例。
【図2】旋回アームと回転軸受部とを含む図1の架台の一部。
【図3】旋回アームと回転軸受部の断面。
【図4】筒状部材の断面。
【符号の説明】
1 スタンド支柱
2 架台脚
3 架台
4 垂直回転軸受部
5 旋回アーム
6 電磁的制動装置
7 機械的制動装置
8 ボルト状部材
9 制動部材(制動子)
10 筒状部材
11 ネジ部材
12 弾性ディスク板状スプリングの積層体(弾性ディスクスタック)
13 フランジ
14 受容部
15 制動部材の湾曲面
16 釣合重り
17 顕微鏡連結装置
Claims (9)
- スタンド支柱と、少なくとも1つの垂直回転軸受部と、該垂直回転軸受部に支承される旋回アームと、該垂直回転軸受部における該旋回アームの回動運動を制動するための電磁的制動装置とを有する手術顕微鏡用架台において、
前記垂直回転軸受部(4)における前記旋回アーム(5)の運動を制動するための調節可能な制動力を有する機械的制動装置(7)が付加的に配設されること
を特徴とする架台。 - 前記機械的制動装置(7)は、制動部材(9)を有し弾性的に予付勢されるボルト状部材(8)を備えること
を特徴とする請求項1に記載の架台。 - 前記ボルト状部材(8)は、筒状部材(10)内で支承され、該筒状部材(10)内へ螺入可能なネジ部材(11)によって弾性的付勢力が調節可能に構成されること
を特徴とする請求項2に記載の架台。 - 前記筒状部材(10)内には、弾性ディスク板状スプリングの積層体(12)が配されること
を特徴とする請求項3に記載の架台。 - 前記筒状部材(10)は、前記垂直回転軸受部(4)のフランジ(13)に配設され、該フランジ(13)は、前記旋回アーム(5)を指向する側に、前記制動部材(9)を受容するための受容部(15)を有すること
を特徴とする請求項3に記載の架台。 - 前記制動部材(9)は、ブロンズから製造されること
を特徴とする請求項2に記載の架台。 - 前記制動部材(9)は、少なくとも1つの湾曲面(15)を有すること
を特徴とする請求項2に記載の架台。 - 前記制動部材(9)の前記旋回アーム(5)を指向する面は、凹状に形成されること
を特徴とする請求項7に記載の架台。 - 床上型架台又は天井取付型架台として構成されること
を特徴とする請求項1〜8の一に記載の架台。
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