JP4776965B2 - 力蓄積要素を具備する、特に手術用顕微鏡用の架台 - Google Patents

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Description

本発明は、架台に関し、特に特許請求項1の上位概念部(前置部)に記載の、力蓄積要素を具備する、特に手術用顕微鏡用の架台(ないし支持装置)に関するものである。力蓄積要素とは、一般にエネルギーまたは力を吸収し、ある定義の下で再び放出する、または別のエネルギー状態へ変換するに適した要素と考えられる。ここでは機械的、気体的、液体的、あるいはその組み合わせによる種のクッションあるいは吸収装置が対象となる。特に手術用顕微鏡用の架台においては、まずはガスクッションが採用されているが、もちろん上述の他の種類も実用化されている。
出来るだけ場所を取らない架台構造を実現する為に、力蓄積要素を具備する架台では、平衡重りとして装備された釣合いアーム、または水平支柱に対応して設置された平衡重りが省略される。
ガスクッション支持を具備する従来の架台が実用されているが、これは、低度な運動均等性を具備する架台にのみ適用される。多大の動作領域及び/またはより実用的な運動ガイドで利用されるべき架台には、なにか天秤のような重量平衡重りシステムのような、別の支持方法が利用される。
従来のガスクッション支持による架台には不都合な点があり、すなわち、垂直方向での運動弧に沿った顕微鏡の負荷梃子作用のいわゆるコサイン作用(効果)の為に種々の支持作用が水平支柱の垂直支柱に対する角度状態に依存して設定される。垂直支柱から遠隔位置で負荷が作用する架台の揺動位置において(水平支柱と垂直支柱は直角を成す)、支持レバーとして作用するガスクッションへのレバー力は最も大きくなる。上述の揺動運動の下で、負荷の揺動は垂直方向でのものを意味し、水平方向ではない。
ヨーロッパ特許B1−433426(特許文献1)において、ガスクッションを有する平衡化装置が力蓄積要素として詳述され、これは、ピストンロッドの近位端が嵌導される弧状または腎臓形状のガイド用長穴を垂直支柱に装備する一方、ガスクッションの遠位端であるシリンダが水平支柱に揺動可能に結合されるものである。(本願で後述されるが、“近位(proximal)”とは水平支柱の自由端に関し“垂直支柱側にある”、また“遠位(distal)”とは“垂直支柱から離れた側にある”の意である。)弧状のガイド用長穴を有する構造は理論的には、ガスクッションのヒステリシスが不都合に作用することを防止する筈である。ヒステリシスとは一般には、ある物体の物理的状態が、作用する物理的大きさまたは力の排除後の残留作用(例えば、磁性における残留磁化)に起因する前段階での状態に依存するということである。
実用においてはまた、この公知の構造は、ピストンロッドの近位端が弧状のガイド用長穴内で連続的に動く限りにおいてではなく、使用の際に極端な状態から他の状態へトグルレバーのように跳び移るという不都合な点を有し、ここで、弧状のガイド用長穴での支持の変換を達成する為には、利用者にとって跳び移り点で追加の動作が必要となる。
EP433426−B1
最適に平衡可能であり垂直方向に均等に揺動可能な架台は、重量モーメントと支持モーメントとの間で平衡性を保有する。この両モーメントの非平衡性は操作者には二つの不都合な点が考えられる:すなわち、顕微鏡が別の位置で自動的に動くか、あるいは顕微鏡を動かす為に、操作者はある領域で特定の揺動力を必要とするが、それでも突然別の位置へ動くことである。重量モーメントと支持モーメントとの間の最適で所望される平衡性は、実際の物理上の又は幾何学上の所与のために実際には提示されず、ある特定の領域で可能となる。この領域は全揺動角領域の中央に、あるいはまたその周辺に位置する。力蓄積要素を具備する既知の架台で解決するには、最適な領域と不都合な点の領域の間での妥協が常に必要となる。技術水準(従来技術)ではこの妥協は、例えば顕微鏡での重量揺動をできるだけ低く抑えることで、又は揺動角をできるだけ小さく抑えることで、又はモーメント差を高度なシステム摩擦で吸収することで低減することが試みられている。これらの処置はそれでも架台構造に制限をもたらす。
通常最適な領域は、水平アームのほぼ水平位置に相当する全揺動角領域の中央に設定される。これによって、モーメント差のグラフで説明される波状特性曲線が生じる:例えば図6(揺動力特性曲線の関数)。重量モーメントと支持モーメントとの間の平衡の最適な領域を、例えば下部の揺動角領域で、自由に設定するようにした架台調整がある。この場合特性曲線は、直線を含む非波状、非弧状の関数曲線となる:例えば図7。
本発明は従って、一方で種々の負荷に対して調整可能であり、他方で顕微鏡負荷の下で水平支柱の不都合なコサイン作用(効果)を回避する、あるいはそれにより妨害されることのないように低減する、力蓄積要素支持(特にガスクッション支持)を具備する改良システムを見出すことを課題とする。更には、トグルレバー効果は回避されるべきである。また、架台の操作性あるいは操作容易性を改善するために、種々の架台への揺動角幾何学や揺動角特性について発明者の知識が導入され利用されるべきである。
本課題は、請求項1に記載の特徴による、力蓄積要素の連結点用の、好ましくは架台の垂直支柱に具備される近位連結点用の調整装置によって解決される。本発明の第1の視点によれば、垂直方向の長軸(垂線)に沿う垂直支柱、これに連結される水平支柱及び、垂直支柱には近位連結点で及び水平支柱には遠位連結点で夫々連結される力蓄積要素を具備すると共に、該近位連結点が調整装置によって移動可能である(特に手術用顕微鏡用の)架台において、該架台は、第1調整装置と、選択的に操作可能な少なくとも1つの第2調整装置とを含み、該第1調整装置は、垂直支柱の長軸に対して水平方向に近位連結点のアクティブな調整を可能とし、該第2調整装置は、近位連結点を垂直支柱に平行な軸に沿って調整可能とすることを特徴とする(構成1・基本構成)。
ここで本発明の構成により、ほぼ水平方向に作用する調整装置が具備される。水平方向とは、架台支柱の長手軸(垂線)に対して直角に各調整装置が位置するものとする。ここでは直線あるいはまた弧が問題となる。この直角方向(水平方向)とは例えばほぼ力蓄積要素の長手軸に沿って又はほぼ力蓄積要素の長手軸に沿って延びる弧に沿った所定範囲である。この調整装置によって支持モーメントへ影響を及ぼすことができる。
近位連結点の本発明による調整は、発明上好ましくは次の三つの態様で表わされる:第一態様は、検出(ermittelt)した回転点回りの連結点の回転にあり、第二態様は、水平支柱にほぼ平行に延在する軸Xに沿っての連結点の直線的な移動である。第三の態様は連結点の移動であり、回転によって生ずるかまたはその逆である。これらの実施態様において、使用者がまず直線状の調整を選ぶか、弧状の調整を選ぶかは、好ましくは使用者に任せられる。
上述の連結点のほぼ水平方向の調整(回転又は軸Xに沿った移動又はその組み合わせによる)は、それでもって負荷(顕微鏡)の特定の重量の為に規定される。また別の重量の為の調整も行なうようにするため、追加して配設され、組み合わされ、技術水準で公知の調整が、発明により軸Z(支柱(垂線)の長手軸に平行)に沿って、ほぼ鉛直方向に実行される。本発明の枠内では、軸Zに沿ったこの調整は、好ましくは直線状ではなく弧状で行われる。
本出願においては、コスト上の理由から、製造された各支柱全てに必ずしも取り付けられる必要のない調整装置が提示され、“検定・較正装置(Eichvorrichtung)”の意味において調整装置を具備しない架台の製造に用いることもできる。そこでは検定・較正装置に対応して各(被検定)架台は、ある特定の重量の為に連結点を最適に支柱に固定するように調整される。
本発明の第2の視点によれば、架台の水平支柱の力蓄積要素の調整方法が提供される。即ち、垂直方向の長手軸をもった垂直支柱と、これに連結される水平支柱を備え、垂直支柱と水平支柱を連結している継手もしくは連結点において重量モーメント(MG)をする(特に手術用顕微鏡用の)架台と連結した力蓄積要素の近位連結点の調整のための調整方法であって、
力蓄積要素は支持モーメント(MF)を、垂直支柱と水平支柱を連結している該継手もしくは該連結点において生ぜしめ、その際力蓄積要素は垂直支柱には近位連結点でび水平支柱には遠位連結点で夫々連結され、かつ小揺動角(αmin)と最大揺動角(αmax)との間で垂直方向において運動弧に沿う水平支柱の全揺動角領域で、もしくは負の最大揺動角(−αmax)と正の最大揺動角(+αmax)との間で垂直方向において運動弧に沿う水平支柱の揺動角領域で揺動できる調整方法であり、
まず、垂直方向の長手軸に対する水平方向(X1)か又は垂直支柱に平行な軸(Z)に沿った選択的な調整により、モーメントの差ΔMもしくはΔM1がゼロであるかもしくは極小である定の揺動角領域(α1−α2又はαmin−α3)が割り当てられる近位連結点が確定ないし設定され、そして、
引き続いて、垂直方向の長手軸に対する水平方向(X1)か又は垂直支柱に平行な軸(Z)に沿った選択的な調整により、垂直方向において運動弧に沿う全揺動角領域(αminからαmaxまでもしくは−αmaxからαmaxまで)に亘ってモーメントの最小差(ΔMもしくはΔM1)が割り当てられる別の近位連結点が確定ないし設定されることを特徴とする。
本発明によれば、さらに、下記の展開態様が有効に実現される。以下「構成N」として記載する。
[構成1](基本構成=前掲のとおり)
[構成2]
構成1に記載の架台であって、調整装置は近位連結点を回転中心回りに弧に沿って移動可能に保持すると共に、該回転中心は垂直支柱に又はこれに固定結合された部材に形成あるいは設置されることを特徴とする。
[構成3]
構成2において、前記部材は架台の支柱構成部材として、又は垂直支柱のサイドに突出したプレートから、形成されることを特徴とする。
[構成4]
調整装置は近位連結点を、水平支柱にほぼ平行に設定された軸(X又はX1)に沿ってのみか、あるいは弧(請求項2又は3)及び軸(X又はX1)の少なくとも一方に沿って(好ましくは任意の順序でのいずれかで)、移動可能に保持することを特徴とする。
[構成5]
力蓄積要素によって生成される、継手もしくは連結点に重量モーメント(MG)を、継手もしくは該連結点に支持モーメント(MFSt)を有し、最小揺動角(αmin)と最大揺動角(αmax)もしくは負の最大揺動角(−αmax)と正の最大揺動角(+αmax)との間で運動弧に沿う水平支柱の揺動角領域を有する、構成1、2、3及び4のいずれかに記載の架台であって、
重量モーメント(MG)と支持モーメント(MF)との差(ΔM)の測定によって、又は支持モーメント(MF)と重量モーメント(MG)との差(ΔM1)の測定によって確定され、モーメントの差ΔMもしくはΔM1がゼロであるかもしくは極小である、特定の揺動角領域(α1−α2又はαmin−α3)に相応する近位連結点が設定もしくは固定可能であると共に、
引き続いて、モーメントの最小差(ΔMもしくはΔM1)が全揺動角領域(αminからαmaxまでもしくは−αmaxからαmaxまで)において運動弧に沿って相応する、近位連結点が設定もしくは固定可能であることを特徴とする。
[構成6]
プレートは軸(X又はX1)に沿ってガイドされ、移動可能であることを特徴とする。
[構成7]
構成4及び5のいずれかに記載の架台であって、プレートは垂直支柱に固定配置され、別のプレート又は連結要素は軸(X又はX1)に沿ってガイドされ、移動可能であることを特徴とする。
[構成8]
構成5,6及び7のいずれかに記載の架台であって、移動可能なプレート又は移動可能な連結要素のガイドはガイド長穴又はつなぎリンクキャリッジ(及び好ましくは固定手段)を備えることを特徴とする。
[構成9]
近位連結点を、本質的に垂直支柱に平行な軸(Z)に沿って調整可能にする、少なくとも一の更なる調整装置を具備することを特徴とする。
[構成10]
構成9に記載の架台であって、垂直支柱に平行な軸(Z)に沿った調整は弧に沿って(好ましくは円弧に沿って)、実行されることを特徴とする。
[構成11]
前記調整装置を具備する架台の利用であって、調整装置を具備しない架台の完成品用の検定・較正用の検定・較正装置としての利用。
[構成12]
特に手術用顕微鏡用の架台に具備された調整装置を利用する検定・較正装置であって、垂線に対しほぼ直角に、力蓄積要素の垂直支柱にある近位連結点を、アクティブに半径回転方向及び直線方向の少なくとも一の方向へ調整すること。
[構成13]
構成12に記載の利用であって、調整装置は、半径回転方向の調整は連結要素を固定手段回りに回転させて行い、直線方向の調整は連結要素を、水平支柱に対しほぼ平行に設定された軸(X又はX1)に沿って移動させて行うこと。
本発明を、同一の出願人によって同一日に出願された発明(出願人サイドの番号L204DE/P2627DE=対応日本特許出願・整理番号P7797EE)と組み合わせ可能にすることも示唆される。ここでは、本提出の調整装置と自由に組み合わせられる、力蓄積要素を具備する架台の支柱が提案される。同出願の内容は、引用をもって本書に組込み記載されているものとする。
発明者は、両モーメント間の衡平性のできるだけ広範囲の最適領域の為の近位連結点を見出しあるいは計算することによって、近位連結点を最適な領域の犠牲の下に意図的に図った微少の調整を行うことで両モーメント間の最大差を大幅に低減するということを突き止めた。一般には最適の連結点の移動(ずらし)は両モーメント間の差をより大きくすると想像されていたので、この結果は予期されていなかった。最大差は約半分未満に低減された。この改善の範囲もまた予期せぬほど大きかった。図上では、波状特性曲線(カーブ)は鞍状のカーブへ、また直線を含む弧状の特性曲線は通常の僅かな増幅度をもった新しいカーブへ変わった。
本発明の更なる展開は図及び添付の特許請求の範囲に記載される。
符号リストは、明示した構成要素である。
図によって、本発明はシンボル的にそして例的に、より詳細に説明される。
図は要約的にそして概念的に描かれている。同一の符号は同一の構成成分を指し、添え記号付きの符号は機能的に同一のあるいは類似の構成成分を意味する。
図1に技術水準による架台1を概略的に示す。架台1は一つの垂直支柱1と、水平支柱上部アーム4aと水平支柱下部アーム4bとでもって平行四辺形支柱を構成する水平支柱4から成る。水平支柱4の水平支柱上部アーム4aにある遠位連結点10において、及びプレート6の近位連結点9において、ガスクッションが支持用力蓄積要素7として配置される。架台1はヒステリシス特性のポジティブな影響への手段として調整装置18を具備し、これは、直線的に作用するのではなく、弧状のガイド長穴8によって近位連結点9の「半径」の方向調整(即ち連結点10を中心とした「半径」即ち、ピストンシリンダ(11、12)の軸の回動による調整)を可能にする。
ガスクッション7のシリンダ12は遠位連結点10に、そしてピストンロッド11を介して近位の連結点9に連結して配置される。更には、架台は継手3a−d及び顕微鏡支柱5を具備する。水平支柱4は水平位置で回転軸13回りに回動する。水平支柱4は垂直位置で(連結点3aを中心として)運動弧14に沿って揺動する。
図2(a)−(c)に垂直支柱2に対する水平支柱4の種々の角度に依存したレバー作用(いわゆる“コサイン効果”)が概略される。図2aは水平の位置(垂直支柱2と水平アーム4とで成す角度=90度)での水平アーム4を示す。水平アーム4は遠位端で負荷Gを支え、この位置でレバー長さLを呈する。力蓄積要素7がレバー長さLを支える力Fは水平支柱4の連結点20から垂直支柱2への(仮想の)距離Hで測られる。この位置でモーメントのつり合いによりLxG=HxFが成立する。連結点20で相互に作用するモーメント、すなわち重量モーメントMGと支持モーメントMFは、理想的には同一の大きさである。図2(b)は、角度α1で以って上方へ揺動した位置での水平アーム4を示す。レバー長さL1はここではL・cosα1に相当する。従ってL1xG=H1xF1となる。図2(c)は、角度α2で以って下方へ揺動した位置での水平アーム4を示す。レバー長さL2はここではL・cosα2に相当し、従って数式L2xG=H2xF2となる。
図3は、近位連結点9aを近位連結点9bへ回転させる調整装置18aを具備する、本発明による架台1を示す。これは、連結要素(レバー片)21がプレート6a上に固定手段(枢支ピン)22a回りに回転可能に取り付けられ、ハンドル17あるいはモーター駆動の操縦によって、固定設置され連結要素21の背面に圧力をかけたり排除したりすることによって、達成される。このように連結要素21が固定手段22a回りで揺動し、近位連結点9aは近位連結点9bへの弧状運動を描く。回動用の固定手段22aはまた垂直支柱2に、又は垂直支柱2と水平支柱4とを連結する構成部品25に設置されることもできる。連結要素21用の固定手段については、垂直支柱2に固定されねばならないということが共通していえる。
図4では、図3で既に述べたような半径方向だけではなく、ピストン・シリンダ12の軸X又はX1又はXとX1との間にある軸に相当する方向へ直線的に配置される調整装置18bが示される(但しX1は水平な軸)。これは基本的にはプレート6又はプレート6bの一部分によってガイドされる調整運動によって達成され、それは、ガイドスリットによって、又は図示されたような、垂直支柱2へ固定設置されたプレート部分6aに面し可動するプレート部分6bに設けられた、固定手段(ピン)24b、24d用のガイド長穴26a、26bでもって達成される。固定手段24a、24cは固定されている。
ねじスピンドル15だけでもって構成される、できるだけコストのかからない調整装置を実現する為に、除去(係脱)可能な固定手段22bを有する連結要素21が取り付けられる。近位連結点9aを回転させる場合には、固定手段24b、24dが固定され、固定手段22bは除去されねばならない。それによってねじスピンドル15の回転で連結要素21が揺動する。軸Xに沿って移動させる場合は、固定手段22bを固定し、固定手段24b、24dを緩めなければならない。
既に述べたように、何の部品も追加することなく軸X1に沿った調整をするための調整装置は、プレート6bが、プレート6a上に設置されかつ固定手段を有し、ガイド用長穴26a、26bの代わりにガイドスリットによってガイドされるようにして具体化される。
図5は、図4に係る調整方法について、技術水準で公知の近位連結点9aの軸Zに沿った高さ方向への調整を示す。この調整装置(の運動方向)は垂直支柱2にほぼ平行なものとなる。ハンドル17aで、又はモーターで駆動可能なねじスピンドル15aが連結要素21上に設置され、ねじスピンドル15aの回転によってガイド19に沿って動くキャリッジ16を調整する。近位連結点9aはキャリッジ16に連結される。ガイド19は、ここで表示されているように好ましくは弧状に形成されるが、直線状とか組み合わせのガイドも考慮できる。
図6に示すグラフは、垂直方向にあるいは運動軌道14に沿った水平支柱4を揺動させる操作者の所要力の特性曲線である。この所要力は、各レバー長さLxcosαで割算した重量モーメントMGと支持モーメントMFとの差以外のなにものでもない。このグラフは、α=0(水平支柱4の水平位置)を中心にα1からα2の中央揺動角領域内で最適化された平衡化を示す。操作者は、一定に保持される力F1をこの領域で加えねばならない。この揺動角領域を(負の方向へ)越えると力Fは次第に上昇し、揺動角α1を越えた上方への揺動方向で増幅量A1に達し、下方への揺動方向で増幅量A2に達する。このことから全増幅量Amax=A1+A2を有する波状の揺動力特性曲線F(Sch)1が生じる。力軸上でのFmin1、Fmax1に相当する点を繋ぐと勾配S1、すなわち全揺動運動の全特性となる。この波状カーブを生じせしめた連結点9aの発見によって、連結点9aから9bへの移動について予期しなかった、発明に係わる結果として、揺動力特性曲線F(Sch)1は新しい、捩じれた、より平面的な、鞍状の揺動力特性曲線F(Sch)2へ変換される。回転は、好ましくはこれまでの波状の揺動力特性曲線F(Sch)1の勾配S1がグラフ上で水平になるまで、すなわちS1が唯一の力値F1に相当するまで、遂行される。新しい揺動力特性曲線F(Sch)2は最早一定(stetig)ではなく、本質的に僅かな勾配S2を有する。全増幅量Amax2は、本質的により低い値Fmin2、Fmax2あるいは上方への増幅量A1’と下方への増幅量A2’の合計値から決定される。
操作者は、力差の生じない、一様な揺動角領域を最早効果としては持たないが、全揺動角領域において総合的には本質的に少ない力を要するのみである。新しい力値Fmin2、Fmax2がそれほど小さいので、増減が最早大きすぎたり感知されることはない。この発明によるシステムによって、操作者に操作性で不都合な点をもたらすことなく、ある特定の利用においては、簡単なクッション支持システムによって、高価な天秤平衡化システムに代用されることができる。
図7に示すグラフは、水平支柱4の水平位置において両方向への平衡化の為ではなく、例えば下部の揺動領域における説明を示す。第一の近位連結点9aに相当する揺動力特性曲線F(Sch)3は直線を含む弧状であり、勾配S3及び増幅量A3を呈する。この場合においても、新しい近位連結点9bの発明的な発見が応用され、揺動力特性曲線F(Sch)3は、より小さな増幅量A4及びより少ない勾配S4を呈するより平坦な揺動力特性曲線F(Sch)4へ“回転”される。
技術水準(従来技術)としての架台(支持装置)構造 (a)−(c)架台の位置におけるいわゆる“コサイン作用(効果)”の概略図 回転によって近位連結点を調整できる、本発明による調整装置 支柱へ取り付けた調整装置であり、図3に示された回転方向で、あるいは水平支柱にほぼ平行に設定されるX軸に沿った方向で、力蓄積要素の近位連結点を調整する 支柱へ取り付けた調整装置であり、図3に示された回転方向で、あるいは図4に示されたX移動方向で、あるいはまた軸Yに沿った高さ方向で、力蓄積要素の近位連結点を調整する ほぼ同心に最適化された揺動角領域の場合における、重量モーメントと支持モーメントとの差の特性曲線に関する図表 欄外領域で最適化された揺動角領域の場合における、重量モーメントと支持モーメントとの差の特性曲線に関する図表
符号の説明
1 架台(支持装置)
2 垂直支柱
3a−d 継手(継手 3a は20に相当)
4 水平支持体
4a 水平支持体の上部アーム
4b 水平支持体の下部アーム
5 顕微鏡支柱(支持体)
6、6a−b プレート
7 力蓄積要素
8 弧状(弓形)のガイド用長穴
9、9a−b 近位連結点
10 遠位連結点
11 ピストンロッド
12 シリンダ
13 4の回転軸
14 荷重(負荷)の運動軌跡
15、15a スクリュウ(ねじ)スピンドル
16 キャリッジ
17、17a ハンドル
18、18a−c 調整装置
19 16のガイド(案内部)
20 4の2(3aに相当)への連結点
21 連結要素
22a、b 21の6fへの固定手段
23 スピンドルナット
24a−d 6bの6aへの固定手段
25 2と4の連結用部材(オプション)
26a、b ガイド用長穴
α1−3 水平位置での4とL1−3とのなす角度
αmin 4とL1−3との最小揺動角度
αmax 4とL1−3との最大揺動角度
L レバーアーム長さ
G 負荷(荷重)、重量
FSt1―2 支持力
H 高さ、20から7への距離
F1 揺動力
Fmin1、2 最小揺動力
Fmax1、2 最大揺動力
A1−4 増幅量
Amax1、2 全増幅量
F(Sch)1、2 揺動力特性曲線
S1−4 勾配
X X軸
X1 X軸の水平方向
Z Z軸
MG 質量モーメント
MFSt 支持モーメント
ΔM MG−MFStの差
ΔM1 MFSt−MGの差

Claims (13)

  1. 垂直方向の長軸(13)沿う垂直支柱(2)、これに連結される水平支柱(4)及び、垂直支柱(2)には近位連結点(9)で及び水平支柱(4)には遠位連結点(10)で夫々連結される力蓄積要素(7)を具備すると共に、該近位連結点(9)が調整装置(18)によって移動可能である、架台において、
    該架台は、第1調整装置(18a、b)と、選択的に操作可能な少なくとも1つの第2調整装置(18c)とを含み、該第1調整装置(18a、b)は、垂直支柱(2)の長軸(13)に対して水平方向(X1)に近位連結点(9)のアクティブな調整を可能とし、該第2調整装置(18c)は、近位連結点(9a)を垂直支柱(2)に平行な軸(Z)に沿って調整可能とすることを特徴とする架台。
  2. 請求項1に記載の架台であって、調整装置(18a、b)は近位連結点(9a)を水平方向(X1)における調整時に回転中心(22a)回りに弧に沿って移動可能に保持すると共に、該回転中心(22a)は垂直支柱(2)に又はこれに合された部材(25、6a)に形成あるいは設置されることを特徴とする架台。
  3. 請求項1に記載の架台であって、垂直支柱(2)に平行な軸(Z)に沿った調整は弧に沿って行われることを特徴とする架台。
  4. 請求項2に記載の架台であって、前記部材(25、6a)は架台の支柱構成部材(25)として、又は垂直支柱(2)のサイドに突出したプレート(6a)から、形成されることを特徴とする架台。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の架台であって、調整装置(18b、c)は近位連結点(9a)を、水平方向(X1)に沿ってあるいは任意の順序で前記弧(請求項2又は3)及び/又は水平方向(X1)に沿って、移動可能に保持することを特徴とする架台。
  6. 垂直支柱(2)と水平支柱(4)を連結している継手(3a)もしくは連結点(20)において重量モーメント(MG)を、垂直支柱(2)と水平支柱(4)を連結している該継手(3a)もしくは該連結点(20)において力蓄積要素(7)によって生成される支持モーメント(MFを有し、最小揺動角(αmin)と最大揺動角(αmax)との間で垂直方向において運動弧(14)に沿う水平支柱(4)の全揺動角領域を有する、もしくは負の最大揺動角(−αmax)と正の最大揺動角(+αmax)との間で垂直方向において運動弧(14)に沿う水平支柱(4)の揺動角領域を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の架台であって、
    重量モーメント(MG)と支持モーメント(MF)との差(ΔM)の測定によって、又は支持モーメント(MF)と重量モーメント(MG)との差(ΔM1)の測定によって確定され、モーメントの差ΔMもしくはΔM1がゼロであるかもしくは極小である定の揺動角領域(α1−α2又はαmin−α3)に割り当てられる近位連結点(9)が設定もしくは固定可能であると共に、
    引き続いて、垂直方向において運動弧(14)に沿う全揺動角領域(αminからαmaxまでもしくは−αmaxからαmaxまで)に亘ってモーメントの最小差(ΔMもしくはΔM1)が割り当てられる近位連結点(9b)が設定もしくは固定可能であることを
    特徴とする架台。
  7. 請求項に記載の架台あって、プレート(6a)は垂直支柱(2)において水平方向X1)に沿ってガイドされ、移動可能であることを特徴とする架台。
  8. 請求項に記載の架台あって、プレート(6a)は垂直支柱(2)に固定配置され、別のプレート(6b)又は連結要素(21)が水平方向X1)に沿ってガイドされ、移動可能であることを特徴とする架台。
  9. 請求項7又は8に記載の架台あって、移動可能なプレート(6a;6b)又は移動可能な連結要素(21)のガイドはガイド長穴(26)又はつなぎリンクキャリッジを備えることを特徴とする架台。
  10. 請求項1−のいずれかに記載の、調整装置(18a、b、c)を具備する架台(1)を有する検定・較正装置であって、該調整装置(18)を具備しない架台(1)の完成品の検定・較正用の検定・較正装置。
  11. 前記架台(1)に具備された調整装置(18a、b、c)を利用する検定・較正装置であって、垂線に対し角に及び/又は垂線の方向において、力蓄積要素(7)の垂直支柱(2)にある近位連結点(9a)を、アクティブに半径回転方向及び/又は直線方向調整することを特徴とする請求項10に記載の検定・較正装置。
  12. 該調整装置(18a、b)は、半径回転方向の調整は連結要素(21)を固定手段(22a)回りに回転させて行い、直線方向の調整は連結要素(21)を水平方向1)に沿って移動させて行うことを特徴とする請求項11に記載の検定・較正装置。
  13. 垂直方向の長手軸(13)をもった垂直支柱(2)と、これに連結される水平支柱(4)を備え、垂直支柱(2)と水平支柱(4)を連結している継手(3a)もしくは連結点(20)において重量モーメント(MG)をする台と連結した力蓄積要素(7)の近位連結点(9)の調整のための調整方法であって、
    力蓄積要素(7)は支持モーメント(MF)を、垂直支柱(2)と水平支柱(4)を連結している該継手(3a)もしくは該連結点(20)において生ぜしめ、その際力蓄積要素(7)は垂直支柱(2)には近位連結点(9)でび水平支柱(4)には遠位連結点(10)で夫々連結され、かつ小揺動角(αmin)と最大揺動角(αmax)との間で垂直方向において運動弧(14)に沿う水平支柱(4)の全揺動角領域で、もしくは負の最大揺動角(−αmax)と正の最大揺動角(+αmax)との間で垂直方向において運動弧(14)に沿う水平支柱(4)の揺動角領域で揺動できる調整方法において
    まず、垂直方向の長手軸(13)に対する水平方向(X1)か又は垂直支柱(2)に平行な軸(Z)に沿った選択的な調整により、モーメントの差ΔMもしくはΔM1がゼロであるかもしくは極小である定の揺動角領域(α1−α2又はαmin−α3)が割り当てられる近位連結点(9)が確定ないし設定され、そして、
    引き続いて、垂直方向の長手軸(13)に対する水平方向(X1)か又は垂直支柱(2)に平行な軸(Z)に沿った選択的な調整により、垂直方向において運動弧(14)に沿う全揺動角領域(αminからαmaxまでもしくは−αmaxからαmaxまで)に亘ってモーメントの最小差(ΔMもしくはΔM1)が割り当てられる別の近位連結点(9)が確定ないし設定されることを特徴とする方法。
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