JP3098507B2 - 論理検証方式及びその方法 - Google Patents

論理検証方式及びその方法

Info

Publication number
JP3098507B2
JP3098507B2 JP11001295A JP129599A JP3098507B2 JP 3098507 B2 JP3098507 B2 JP 3098507B2 JP 11001295 A JP11001295 A JP 11001295A JP 129599 A JP129599 A JP 129599A JP 3098507 B2 JP3098507 B2 JP 3098507B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
fixed value
logic
input
input terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11001295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000200295A (ja
Inventor
剛良 稲川
Original Assignee
日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 filed Critical 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
Priority to JP11001295A priority Critical patent/JP3098507B2/ja
Publication of JP2000200295A publication Critical patent/JP2000200295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3098507B2 publication Critical patent/JP3098507B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基準回路と比較対
象回路との異なった論理ゲートを特定する論理検証方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】二つの回路の論理的等価性を検証する方
式として、フリップフロップに挟まれた組合せ回路をブ
ール式等に変換して、ブール式同士を論理照合する形式
検証方式が知られている。形式検証方式では、論理をブ
ール式等に変換して比較を行うため、あるフリップフロ
ップの入力側にある組合せ回路の一致・不一致が判明す
るだけで、不一致の原因となっている場所を特定するた
めには、論理シミュレーションを行い、人手で不一致点
のファンイン側の論理の状態をしらべて、解析を行って
いた。
【0003】そこで、不一致原因の特定を容易にするた
めに、不一致の検出された組み合わせ回路部を抽出し、
不一致を検出できるパターンを複数生成し、比較対象の
回路の各論理素子、ネットの論理を反転しシミュレーシ
ョンを行う。発生した不一致検出パターンを使用したシ
ミュレーション結果が一致する割合を計算し、シミュレ
ーション結果が一致する割合の高い論理を、不一致原因
の候補として出力する論理検証方式が考えられている。
【0004】図5と図6の回路に対して、フェイルパタ
ーン(以下「FAILパターン」という。)を生成する
と、FAILパターンとして、図15に示す8個のパタ
ーンが生成出来る。このパターンに対して、論理素子、
入力端子の論理を反転してシミュレーションを行い、F
AILパターンの一致する割合を計算すると、G1、G
5が100%、INP1、INP2、INP4が50%
の割合になる。
【0005】なお、従来技術1として特開平5−233
749号公報に記載の「論理等価検証方法」は、論理等
価検証を効率的に行うことを目的とし、論理等価検証に
おいて、対象組合せ論理が等価であるか否かを次の手順
で判定する。 a)対象組合せ論理を一種類の基本ゲートから構成され
る組合せ回路に変換する。b)上記の2つの組合せ回路
の出力の排他論理和をとり、1出力回路を得る。 c)上記の1出力回路を簡約する。 d)上記の簡約した回路において、回路の出力が1にな
る入力パターンが存在するか否かを判定する。
【0006】また、従来技術2として、特開平9−11
4869号公報に記載の「論理回路検証システムおよび
方法」は、論理回路の等価な内部信号線の情報を用い
て、2つの組合せ論理回路が機能的に等価であるかどう
かを効率良く検証することを目的とし、このシステムに
おいて、回路情報記憶手段は、2つの組合せ論理回路を
構成する論理素子とそれらの接続関係を記憶し、信号線
選択手段は、これらの論理回路から取り出された判定対
象の2つの内部信号線の両方に影響を及ぼし、互いに独
立性の高い入力側の信号線を選ぶ。そして、論理関数生
成手段は、選ばれた信号線を疑似的な入力として、2つ
の内部信号線の差異を表す論理関数を生成し、判定手段
は、その論理関数が0になれば2つの内部信号線を等価
であると判定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
論理検証方式においては、次のような課題がある。第1
の課題は、不一致個所の候補が複数検出されるため、不
一致原因を特定するために、すべての不一致原因候補に
ついて調べる必要があるということである。
【0008】本発明は、擬似不一致原因候補の発生を抑
制し、不一致原因の特定を容易にする論理検証方式及び
その方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による論理検証方
式は、基準回路と、比較対象回路と、不一致点リストよ
り、不一致点の入力側に接続する組み合わせ回路を抽出
する組み合わせ回路抽出手段と、前記抽出された組み合
わせ回路のそれぞれの入力端子に固定値を与え、前記基
準回路と前記比較対象回路とが論理的に等価であるかを
調べ、等価であれば、入力端子名と固定値をリストに記
録する入力固定値検出手段と、該入力固定値検出手段で
選られた固定値の反転値を前記端子名の入力端子より前
記組み合わせ回路に与え、該組み合わせ回路の縮腿を行
う回路縮腿手段と、前記回路縮腿手段により縮腿された
前記組み合わせ回路に対し、不一致を検出できるフェイ
ルパターンを生成し、前記組み合わせ回路中の論理素子
及び入力端子の論理を反転させ、前記フェイルパターン
に対するシミュレーション結果前記基準回路との間で
一致する割合を計算し、一致する割合の高い論理素子
を、不一致原因の候補として求める不一致原因候補検出
手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】また、本発明による論理検証方式は、上記
の論理検証方式において、前記入力固定値検出手段は、
全ての前記入力端子について、該入力端子に固定値を設
定し、論理の等価性を検証し、論理が一致していれば当
該入力端子名と前記設定された固定値をリストに記録す
ることを特徴とする。
【0011】更に、本発明による論理検証方式は、上記
の論理検証方式において、前記回路縮腿手段は、前記リ
ストから前記入力端子名と前記固定値とを取り出し、全
ての前記入力端子について、前記固定値を反転し、該反
転された固定値を前記入力端子に設定し、前記組み合わ
せ回路中の固定値が無くなるまで、前記反転された固定
値を出力方向にトレースし、ルールに従い前記論理素子
を置き換えることを特徴とする。
【0012】本発明による論理検証方法は、基準回路
と、比較対象回路と、不一致点リストより、不一致点の
入力側に接続する組み合わせ回路を抽出する組み合わせ
回路抽出ステップと、前記抽出された組み合わせ回路の
それぞれの入力端子に固定値を与え、前記基準回路と前
記比較対象回路とが論理的に等価であるかを調べ、等価
であれば、入力端子名と固定値をリストに記録する入力
固定値検出ステップと、該入力固定値検出ステップで選
られた固定値の反転値を前記端子名の入力端子より前記
組み合わせ回路に与え、該組み合わせ回路の縮腿を行う
回路縮腿ステップと、前記回路縮腿ステップにより縮腿
された前記組み合わせ回路に対し、不一致を検出できる
フェイルパターンを生成し、前記組み合わせ回路中の論
理素子及び入力端子の論理を反転させ、前記フェイルパ
ターンに対するシミュレーション結果前記基準回路と
の間で一致する割合を計算し、一致する割合の高い論理
素子を、不一致原因の候補として求める不一致原因候補
検出ステップと、を有することを特徴とする。
【0013】また、本発明による論理検証方法は、上記
の論理検証方法の論理検証方法において、前記入力固定
値検出ステップでは、全ての前記入力端子について、該
入力端子に固定値を設定し、論理の等価性を検証し、論
理が一致していれば当該入力端子名と前記設定された固
定値をリストに記録することを特徴とする論理検証方
法。
【0014】更に、本発明による論理検証方法は、上記
の論理検証方法において、前記回路縮腿手段では、前記
リストから前記入力端子名と前記固定値とを取り出し、
全ての前記入力端子について、前記固定値を反転し、該
反転された固定値を前記入力端子に設定し、前記組み合
わせ回路中の固定値が無くなるまで、前記反転された固
定値を出力方向にトレースし、ルールに従い前記論理素
子を置き換えることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、論理検証方式におい
て、少なくとも比較対象回路1と基準回路2の不一致点
に接続する組み合わせ回路部分を抽出する、組み合わせ
回路抽出手段3と入力固定値検出手段4と、回路縮腿手
段5と、不一致原因特定手段6とを備え、疑似不一致原
因候補の発生を低減し、不一致個所の特定を容易に行え
るようにしたものである。
【0016】図1において、組み合わせ回路抽出手段3
は、比較対象回路1と基準回路2を比較した結果、不一
致として検出された点について記述した不一致点リスト
8と比較対象回路1と基準回路2から、不一致点の入力
側に接続する組み合わせ回路を抽出する。
【0017】入力固定値検出手段4は、組み合わせ回路
抽出手段3で抽出した回路のそれぞれに対し、入力端子
に固定値を与え、二つの回路が論理的に等価であるかを
調べ、等価であれば、端子名と固定値をリストに記録す
る。回路縮腿手段5は、入力固定値検出手段4で選られ
た固定値を回路に与え、回路の縮腿を行う。不一致原因
特定手段6は、回路縮腿手段5で縮腿した回路に対し
て、不一致を検出できるFAILパターンを生成し、回
路中の論理素子、入力端子の論理を反転させ、シミュレ
ーション結果が一致する割合を計算し、一致する割合の
高い論理素子を、不一致原因の候補として求める。これ
により、疑似不一致原因候補の発生を抑制し、不一致原
因の特定を容易に出来る。
【0018】このようにして、本発明では、入力固定値
検出手段4と回路縮腿手段5により、対象となる回路の
論理素子を削除する事により、不一致原因特定手段6で
論理を反転する素子数を減少させているので、疑似不一
致原因候補の発生を抑制し、不一致原因の特定を容易に
出来る。
【0019】図1を参照すると、本発明の一実施形態と
しての論理検証方式が示されている。図1において、本
方式は、組み合わせ回路抽出手段3と、入力固定値検出
手段4と、回路縮腿手段5と、不一致原因特定手段6
と、不一致原因候補出力手段7とを備えている。
【0020】図2を参照すると、図1に示す入力固定値
検出手段4の詳細な動作が示されている。図2におい
て、図1の組み合わせ回路抽出手段3で抽出した基準回
路2と、比較対象回路1について、入力に固定値を設定
し(ステップA11)、回路の等価性の検証を行い(ス
テップA12)、一致したならば、入力固定値と端子名
をリストに記録する(ステップA14)。以上の動作を
すべての入力端子について行う。
【0021】図3を参照すると、図1に示す回路縮腿手
段5の詳細な動作が示されている。入力固定値リストか
ら、固定値と端子名を取り出し(ステップA1)、固定
値を反転し(ステップA2)、入力端子に固定値を設定
する(ステップA3)。固定値を出力側に回路をトレー
スし(ステップA4)、ルールに従い、論理素子を置き
換え(ステップA5)、回路中の固定値がなくなるま
で、A4以下を繰り返す。以上の動作を入力固定値リス
トに記録されている端子全てについて繰り返す。
【0022】図4を参照すると、図1に示す不一致原因
候補検出手段6の詳細な構成が示されている。比較対象
回路と基準回路から不一致を検出できるFAILパター
ン生成手段23と、論理素子の出力論理反転手段24
と、論理シミュレーション手段25、pass割合計算
手段26を備える。出力論理反転手段24は、論理素子
の出力にnot回路を挿入する(図14)。
【0023】以上詳細に実施形態の構成を述べたが、図
1中の組み合わせ回路抽出手段3は、当業者にとってよ
く知られており、また本発明とは直接関係しないので、
その詳細な構成は省略する。
【0024】なお、上記実施形態では、出力論理反転手
段24として、記憶素子G12と、xor回路G13の
構成としてもよい。図14のG11は論理を反転すべき
論理素子である。通常記憶素子G13に“0”を設定し
ておき、“1”を設定する事により、論理値を反転する
事が出来、あらかじめすべての論理素子の出力に、記憶
素子と、xor回路を挿入する事により、シミュレーシ
ョン回路の状態を変更する必要がないので、シミュレー
ションが行いやすくなる。
【0025】不一致点リスト8と比較対象回路1と基準
回路2から、組み合わせ回路抽出手段3により抽出され
た回路を図5、図6に示す。図5は基準回路2の、図6
は比較対象回路1の組み合わせ回路を抽出したものであ
る。
【0026】図2において、図5、図6の入力端子IN
P1に対して、固定値論理“0”を設定する(ステップ
A11)。
【0027】この状態で回路の等価性を形式検証方式等
により検証する(ステップA12)。回路の論理が一致
しているのであるなら、入力端子名と、固定値の組を入
力固定値リストに記録する(ステップA14)。入力固
定値リストは図13に示すように、入力端子と固定値か
ら構成される。次に、入力端子INP1に論理“1”を
与えて、回路の等価性を形式検証方式等により検証す
る。同様に、INP2、INP3、INP4に行う。図
5と図6の回路に対しては、入力端子INP4が論理
“0”のとき、回路の論理が一致し、端子名INP4と
固定値“0”の組が、入力固定値リストに記録される。
【0028】次に回路縮腿手段は、図3において、ステ
ップA1で入力固定値リストから、入力端子と、固定値
の組を一つ取り出す。(INP4、“0”)が取り出さ
れる。ステップ2で取り出された固定値の論理を反転す
る。この端子と固定値の組は、端子に設定すると二つの
回路が論理的に等価になるが、固定値の値を反転した場
合、回路が等価にならないので、回路の不一致の原因と
なっている部分の出力が出力端子OUT1に伝播する。
図6の例の場合、入力端子INP4に固定値“1”を設
定する(ステップA3)。
【0029】ステップ3で固定値を設定した入力端子か
ら信号をトレースして(ステップA4)、接続している
論理素子を調べ、ルールに従い、論理素子を置き換える
(ステップA5)。図8は、INP4に“1”を設定
し、信号をトレースして、論理素子G2とG3の入力の
ネットに論理“1”を接続した状態である。図7の論理
素子置き換えルールにより、論理素子G2は削除され、
G4の入力に固定値“0”が、G3はバッファーに置き
かえられる(図9)。同様に、固定値に接続する論理素
子をしらべ、G4は削除され、G5の入力は固定値に、
“0”素子を置き換える(図10)。さらに、G3は削
除され、G5はバッファーに置きかえられたあと、削除
され、最終的に図11の回路がえられる。
【0030】次に、不一致原因候補検出手段6は、回路
縮腿手段5で縮腿した比較対象回路1と基準回路2か
ら、二つの回路の不一致を検出できるFAILパターン
をFAILパターン生成手段23で生成する。図5と図
11の回路にたいしては、図12に示した4組のパター
ンが生成される。FAILパターンとはシミュレーショ
ン結果が基準回路2と比較対象回路1との間で不一致に
なるパターンである。比較対象回路1の論理素子、入力
端子の論理を論理素子の出力論理反転手段24により、
一個所づつ反転させ、論理シミュレーション手段25に
より、生成したFAILパターンを入力して論理シミュ
レーションをおこない、シミュレーション結果をこのよ
うに縮退して上記の論理反転をした比較対象回路1と基
準回路2との間で比較する。論理を反転したときに縮退
した基準回路2と比較対象回路1との間でシミュレーシ
ョン結果が一致する場合、論理を反転した論理素子が不
一致の原因である可能性がある。PASS割合計算手段
26により、生成したFAILパターンのうち、シミュ
レーション結果が一致する割合を計算する。
【0031】次に、不一致原因候補出力手段により、P
ASS割合計算手段26で計算した結果、シミュレーシ
ョン結果が一致する割合が高い論理素子名を出力する。
図12の例ではG1の論理を反転させたとき、FAIL
パターンが100%一致し、G1が不一致の原因である
と特定される。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下が効果が奏される。
【0033】第1の効果は(1)不一致原因候補検出手
段に入力する比較対象回路に対し、入力固定値検出手段
4、回路縮腿手段5により、比較対象回路の論理素子を
削減しているので、疑似不一致原因候補の出力を減らす
事ができ、不一致原因の特定が容易に出来ることであ
る。
【0034】第2の効果は回路縮腿手段5で回路の構造
を保ったまま縮腿を行うようにしているので、縮腿を行
う前の回路との比較が容易に行え、不一致原因の特定が
容易に出来ることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による論理検証方式の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の入力固定値検出手段4の動作を説明する
フローチャートである。
【図3】図1の回路縮腿手段の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図4】図1の不一致原因候補検出手段の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】基準回路の一例を示す回路図である。
【図6】比較対象回路の一例を示す回路図である。
【図7】本発明の実施形態による論理素子置き換えルー
ルを示す表である。
【図8】図1の回路縮腿手段5により論理素子がルール
により置き換えられたときの第1の回路図である。
【図9】図1の回路縮腿手段5により論理素子がルール
により置き換えられたときの第2の回路図である。
【図10】図1の回路縮腿手段5により論理素子がルー
ルにより置き換えられたときの第3の回路図である。
【図11】図1の回路縮腿手段5により論理素子がルー
ルにより置き換えられたときの第4の回路図である。
【図12】図4のFAILパターン生成手段23が生成
したFAILパターンの例である。
【図13】本発明の実施形態による入力固定値リストの
一例である。
【図14】図4の出力論理反転手段24の例を示す回路
図である。
【図15】従来例によるFAILパターンの例である。
【符号の説明】
1 比較対象回路 2 基準回路 3 組み合わせ回路抽出手段 4 入力固定値検出手段 5 回路縮腿手段 6 不一致原因候補検出手段 7 不一致原因候補出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 664 G06F 17/50 666 G06F 17/50 672 JICSTファイル(JOIS)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準回路と、比較対象回路と、不一致点
    リストより、不一致点の入力側に接続する組み合わせ回
    路を抽出する組み合わせ回路抽出手段と、 前記抽出された組み合わせ回路のそれぞれの入力端子に
    固定値を与え、前記基準回路と前記比較対象回路とが論
    理的に等価であるかを調べ、等価であれば、入力端子名
    と固定値をリストに記録する入力固定値検出手段と、該入力固定値検出手段で選られた固定値の反転値を前記
    端子名の入力端子より前記組み合わせ回路に与え、該組
    み合わせ回路の縮腿を行う回路縮腿手段と 、 前記回路縮腿手段により縮腿された前記組み合わせ回路
    に対し、不一致を検出できるフェイルパターンを生成
    し、前記組み合わせ回路中の論理素子及び入力端子の論
    理を反転させ、前記フェイルパターンに対するシミュレ
    ーション結果前記基準回路との間で一致する割合を計
    算し、一致する割合の高い論理素子を、不一致原因の候
    補として求める不一致原因候補検出手段と、 を備えることを特徴とする論理検証方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の論理検証方式におい
    て、前記入力固定値検出手段は、全ての前記入力端子に
    ついて、該入力端子に固定値を設定し、論理の等価性を
    検証し、論理が一致していれば当該入力端子名と前記設
    定された固定値をリストに記録することを特徴とする論
    理検証方式。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の論理検証方式に
    おいて、前記回路縮腿手段は、前記リストから前記入力
    端子名と前記固定値とを取り出し、全ての前記入力端子
    について、前記固定値を反転し、該反転された固定値を
    前記入力端子に設定し、前記組み合わせ回路中の固定値
    が無くなるまで、前記反転された固定値を出力方向にト
    レースし、ルールに従い前記論理素子を置き換えること
    を特徴とする論理検証方式。
  4. 【請求項4】 基準回路と、比較対象回路と、不一致点
    リストより、不一致点の入力側に接続する組み合わせ回
    路を抽出する組み合わせ回路抽出ステップと、 前記抽出された組み合わせ回路のそれぞれの入力端子に
    固定値を与え、前記基準回路と前記比較対象回路とが論
    理的に等価であるかを調べ、等価であれば、入力端子名
    と固定値をリストに記録する入力固定値検出ステップ
    と、該入力固定値検出ステップで選られた固定値の反転値を
    前記端子名の入力端子より前記組み合わせ回路に与え、
    該組み合わせ回路の縮腿を行う回路縮腿ステップと 、 前記回路縮腿ステップにより縮腿された前記組み合わせ
    回路に対し、不一致を検出できるフェイルパターンを生
    成し、前記組み合わせ回路中の論理素子及び入力端子の
    論理を反転させ、前記フェイルパターンに対するシミュ
    レーション結果前記基準回路との間で一致する割合を
    計算し、一致する割合の高い論理素子を、不一致原因の
    候補として求める不一致原因候補検出ステップと、 を有することを特徴とする論理検証方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の論理検証方法におい
    て、前記入力固定値検出ステップでは、全ての前記入力
    端子について、該入力端子に固定値を設定し、論理の等
    価性を検証し、論理が一致していれば当該入力端子名と
    前記設定された固定値をリストに記録することを特徴と
    する論理検証方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の論理検証方法に
    おいて、前記回路縮腿手段では、前記リストから前記入
    力端子名と前記固定値とを取り出し、全ての前記入力端
    子について、前記固定値を反転し、該反転された固定値
    を前記入力端子に設定し、前記組み合わせ回路中の固定
    値が無くなるまで、前記反転された固定値を出力方向に
    トレースし、ルールに従い前記論理素子を置き換えるこ
    とを特徴とする論理検証方法。
JP11001295A 1999-01-06 1999-01-06 論理検証方式及びその方法 Expired - Fee Related JP3098507B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11001295A JP3098507B2 (ja) 1999-01-06 1999-01-06 論理検証方式及びその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11001295A JP3098507B2 (ja) 1999-01-06 1999-01-06 論理検証方式及びその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000200295A JP2000200295A (ja) 2000-07-18
JP3098507B2 true JP3098507B2 (ja) 2000-10-16

Family

ID=11497486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11001295A Expired - Fee Related JP3098507B2 (ja) 1999-01-06 1999-01-06 論理検証方式及びその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3098507B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111007810B (zh) * 2019-11-06 2021-04-23 珠海格力电器股份有限公司 物料分析预警方法、装置、存储介质及电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000200295A (ja) 2000-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3018996B2 (ja) 故障個所特定化方法
JPS63145549A (ja) 論理回路シミユレ−シヨン方法
US7003743B2 (en) Method and system of data processor design by sensitizing logical difference
JP3056026B2 (ja) 論理シミュレーション方法
JPH10283394A (ja) 故障シミュレーション方法
JPH1062494A (ja) 順序回路の故障箇所推定方法
JP3098507B2 (ja) 論理検証方式及びその方法
JPS63140969A (ja) 試験容易化方式
JP3169930B2 (ja) テストパタン自動生成装置及びテストパタン自動生成方法
JP3144617B2 (ja) 論理回路の検証方法
US7047173B1 (en) Analog signal verification using digital signatures
JP3072985B2 (ja) 論理シミュレーション方法
JP3586587B2 (ja) Lsiの回路ブロック間接続検証システム及びその方法
JP2861861B2 (ja) 故障診断システム
JP3265384B2 (ja) 論理シミュレーション方法及びこれに用いる論理シミュレーション装置
JP3052263B2 (ja) 論理検証充分性評価方法およびそのためのシステム
JP2845744B2 (ja) 検証用テスト回路生成装置
JP2658857B2 (ja) 等価故障抽出方法及び装置
JP2923543B2 (ja) 論理シミュレーション装置
JP2856081B2 (ja) 故障診断システム
JPH04266168A (ja) 論理検証方式
JP2780685B2 (ja) 順序回路の故障箇所推定方法
JP2847700B2 (ja) テストパターン発生方式
JP2797955B2 (ja) 期待値照合装置および方法
JPH04165573A (ja) 論理検証装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees