JP3097840U - ドアガード - Google Patents

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Abstract

【目的】施錠の状態でドアを開口して通気、換気できるドアガードを提供する。
【構成】ドア側にとりつけられるガード本体と、枠側にとりつけられる本体受部とからなるドアガードにおいて、上記ガード本体は、固定部と、該固定部にそれぞれ一端側が水平方向に回転可能に軸支される施錠アームおよびストッパを有しており、上記本体受部は基部の一端に取付部を、他端に膨出部を有しており、さらに上記施錠アームは長手方向空間部の軸支部側に上記膨出部の嵌入口を有しており、かつ該嵌入口に連通して長手方向に沿って基部の挿通口を上記膨出部より幅小にして有しており、該挿通口の先端に本体受部の基部が係合してドアが開口している施錠の状態では、上記ストッパを施錠アームに重なる位置まで回転して本体受部の外側に係合することにより、ドアの閉方向への移動を阻止し、ドアの開口状態を保持することを特徴とするドアガード。
【選択図】  図4

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は俗に言う用心鎖などと同じように施錠した状態でドアを少し開閉できるドアガードの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のドアガードは図7に示しているとおり、ドア側にとりつけられるガード本体10と、枠側にとりつけられる本体受部11とからなり、該ガード本体は固定部10aと、該固定部に一端側が水平方向に回転可能に軸支される略U字型の施錠アーム10bとからなり、該アームは軸支部側に膨出部の嵌入口10cを有しており、その嵌入口に連通して長手方向に沿って基部の挿通口10dを有している。
一方本体受部11は基部の一端に膨出部を他端に固定部を有している。
【0003】
しかして通常解錠の状態では、施錠アームをドアと平行の位置つまりドアに重なる側に回転しておき、施錠するに際してはドアを閉め状態で施錠アームを本体受部の側に回転して膨出部11aの嵌入口が膨出部を越えて基部の位置に納まるまで回転する。
この状態でドアを開ければ、ガード本体も移動し、施錠アームの挿通口が基部にガイドされて外側に移動し、基部が挿通口の先端部に係合するまで開くことができる。
【0004】
通常ドアの開口す間隙幅は5〜10センチメートル程度である。開口できる構造にしているのは防犯上の施錠状態を保持しながら、外部との一時的な面会又は一時的な通気、換気等のためである。
解錠するにはドアを閉めた状態で施錠アームをドア側に回転すればよく、要は施錠の逆の動作をすればよい。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成では施錠アームを本体受部に係合した施錠の状態で、ドアをある間隙をもって開閉できるが、ドアの押動をやめればドアは外力、例えばドアクローザの引寄力、風圧等によって閉じることとなる。つまり開口状態を維持することができない。それゆえに防犯機能はあるが、開口維持による通気、換気機能に欠けると言う問題点があった。
言わば防犯機能と通気、換気機能を満たす商品が望まれており、ことに湿気のある時期、真夏の高温の時期などにおいてマンションのドアへの採用が要望されていた。本考案は上記要望に添う商品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案はつぎの特徴を備えている。
その一つは「ドア側にとりつけられるガード本体と、枠側にとりつけられる本体受部とからなるドアガードにおいて、上記ガード本体は、固定部と、該固定部にそれぞれ一端側が水平方向に回転可能に軸支される施錠アームおよびストッパを有しており、上記本体受部は基部の一端に取付部を、他端に膨出部を有しており、さらに上記施錠アームは長手方向空間部の軸支部側に上記膨出部の嵌入口を有しており、かつ該嵌入口に連通して長手方向に沿って基部の挿通口を上記膨出部より幅小にして有しており、該挿通口の先端に本体受部の基部が係合してドアが開口している施錠の状態では、上記ストッパを施錠アームに重なる位置まで回転して本体受部の外側に係合することにより、ドアの閉方向への移動を阻止し、ドアの開口状態を保持することを特徴とするドアガード」である。
【0007】
その2つは上記構成において「固定部にそれぞれ一端側が水平方回に回転可能に同軸で軸支される施錠アームおよびストッパを有していること」を特徴している。
【0008】
その3つは上記構成において「ガード本体の固定部は上下に取付部を形成し、該取付部に略U字型の施錠アームおよびストッパの軸支部を同軸でそれぞれ水平方向に回転可能に軸支しており、さらにストッパはその先端に本体受部の膨出部の外側に係合する当て部を折曲形成していること」を特徴としている。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施形態を図面を用いて以下に説明する。
図1は本考案ドアガードを構成するガード本体と本体受部の各部材の一実施例を示し、A、B、Cはガード本体の各部材で、Aは固定部、Bは施錠アーム、Cはストッパ、Dは本体受部のそれぞれの正面図である。これら部材はダイカスト、ステンレス等の金属製が望ましい。
1は固定部で、ドア側にビス等で取り付けられる。1a、1aは上下に突設した取付部で、後述の施錠アームおよびストッパの一端が軸支される。
【0010】
2は施錠アームであり、該アームは略U字型に形成して長手方向の空間部を形成している。該空間部の一端側の軸支部側の空間部を大きめに広げて、後述の本体受部のの膨出部の嵌入口2aとしている。しかして上記嵌入口に連通して長手方向に沿って挿通口2bを膨出部より幅小に形成している。2cは軸支部である。
【0011】
3はストッパで、この実施例では施錠アームの形状に似た略U字型に形成している。3aは一対の軸支部、3bは一対の係止部で上下に折曲げ形成している。この係止部は施錠アームに重ねたときに係止され、ストッパとなる。かつ補強にもなっている。3cは当て部で折曲形成している。該当て部は本体受部の膨出部の外側に係合する。この当て部は回転する際の指の引掛けつまみにもなる。4は本体受部で、基部4aの一端に取付部4b、他端に膨出部4cを形成している。
【0012】
図2は図1の各部材を組立てたドアガードを、そのガード本体をドアに取付け、本体受部を枠にとりつけ、ドアを閉めている解錠時の略正面図を示す。
図示より明らかなとおり、ドア6側にビス止め固定されている固定部1の上下の取付部1a、1aに施錠アーム2、ストッパ3の軸支部2c、3aが軸ピン5でそれぞれ個々に水平方向に回転可能に軸支されている。しかして両部材をドア側に倒している。この実施例は施錠アームおよびストッパを1本の軸ピン5で同軸的に軸支しているが、それぞれ別の軸ピンで軸支することもできる。枠7には本体受部4を取付部4bを介してビス止で固定している。
【0013】
図3は図2の状態から施錠アームが回転して本体受部に施錠している状態を示す略平面図である。施錠アーム2が軸ピン5を介してドアの枠側に水平方向に回転して嵌入口2aが膨出部4cを越えて基部の位置に静止している。
【0014】
図4は図3の状態から施錠アーム2の挿通口の先端に本体受部4の基部が係合するまでドア6を開け、さらにストッパ3を施錠アーム2に重なる位置まで回転して、本体受部の膨出部4cの外側に係合せしめて、ドアの閉方向への移動を阻止し、ドアの開口状態を保持している状態を示す略平面図である。
図示から明らかなとおり、施錠アーム2は本体受部に係止されて施錠されており、かつストッパ3が本体受部に係合しているので、ドア6に閉じる方向への外力が働いても施錠アームの閉方向への移動が阻止され、ドアは開口状態を保持している。それゆえに所定間隙の開口空間がドアと枠の間に生じることとなり通気、換気作用を発揮する。
【0015】
図5、図6はストッパの別の実施例をそれぞれ示す。図5のストッパ8はストッパ3と同様に施錠アームに重ねたときに該アームの内側に重なる形状としている。ストッパ8は板材を折曲加工して形成している。8aは軸支部、8bは補強のフランジ、8cは係合部で施錠アームに係合する。8dは当て部である。図6のストッパ9はストッパ8より大きめとし、施錠アームの上側に重なる形状としている。9aは軸支部、9bは両側のフランジ、9cは当て部である。以上本考案の実施形態について説明したが、本考案の技術思想を逸脱しない範囲の設計変更は可能である。
【0016】
【効果】
本考案のドアガードは、上記説明のとおりドアを施錠状態で開口するには、ドアをいったん閉めて施錠アームを本体受部に係合して施錠し、次いでドアを開けて施錠アームの挿通口先端が基部に係合せしめ、次いでストッパを施錠アームに重なる位置まで回転して本体受部の外側に係合せしめればよい。ドアに風圧等外力が閉まる側に作用しても、ストッパが本体受部に受け止められているので、施錠アームが本体受部側に戻る事ができずドアが閉まることがなく、開口が保持され、施錠の状態で長時間の通気、換気ができる。よって実用価値大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ドアガードの各部材の一実施例を示し、Aは固定部、Bは施錠アーム、Cはストッパ、Dは本体受部それぞれの正面図である。
【図2】図1の各部材を組立て、ガード本体をドアに取り付け、本体受部を枠にとりつけてドアを閉めている解錠状態の略正面である。
【図3】図2の状態から施錠アームが回転して、本体受部に施錠している状態を示す略平面図である。
【図4】図3の状態から施錠アームの挿通口の先端に本体受部の基部が係合する位置までドアを開け、さらにストッパを施錠アームに重なる位置まで回転して、本体受部の外側に係合せしめてドアの閉じる方向への移動を阻止し、開口状態を示す略平面図である。
【図5】本考案のストッパの別の実施例を示す斜視図である。
【図6】ストッパのさらに別の実施例を示す斜視図である。
【図7】従来のドアガードの使用状態を示す略側面図である。
【符号の説明】
1  固定部
1a 取付部
2  施錠アーム
2a 嵌入口
2b 挿通口
2c 軸支部
3  ストッパ
3a 軸支部
3b 係止部
3c 当て部
4  本体受部
4a 基部
4b 取付部
4c 膨出部
5  軸ピン
6  ドア
7  枠
8  ストッパ
8a 軸支部
8b フランジ
8c 係合部
8d 当て部
9  ストッパ
9a 軸支部
9b フランジ
9c 当て部

Claims (3)

  1. ドア側にとりつけられるガード本体と、枠側にとりつけられる本体受部とからなるドアガードにおいて、上記ガード本体は、固定部と、該固定部にそれぞれ一端側が水平方向に回転可能に軸支される施錠アームおよびストッパを有しており、上記本体受部は基部の一端に取付部を、他端に膨出部を有しており、さらに上記施錠アームは長手方向空間部の軸支部側に上記膨出部の嵌入口を有しており、かつ該嵌入口に連通して長手方向に沿って基部の挿通口を上記膨出部より幅小にして有しており、該挿通口の先端に本体受部の基部が係合してドアが開口している施錠の状態では、上記ストッパを施錠アームに重なる位置まで回転して本体受部の外側に係合することにより、ドアの閉方向への移動を阻止し、ドアの開口状態を保持することを特徴とするドアガード。
  2. 固定部にそれぞれ一端側が水平方向に回転可能に同軸で軸支される施錠アームおよびストッパを有していることを特徴とする請求項1記載のドアガード。
  3. ガード本体の固定部は上下に取付部を形成し、該取付部に略U字型の施錠アームおよびストッパの軸支部を同軸でそれぞれ水平方向に回転可能に軸支しており、さらにストッパはその先端に本体受部の膨出部の外側に係合する当て部を折曲形成していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のドアガード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017176130A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 三機工業株式会社 インキュベータ格納装置

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