JP3097724B2 - 液晶表示素子 - Google Patents

液晶表示素子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶を用いて情報を表
示する液晶表示素子に係り、詳しくは面積変調法により
中間調表示を行うものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、マトリクス電極を構成する走
査電極群と情報電極群との間に液晶化合物を充填し、こ
れら走査電極群及び情報電極群の交差部にて多数の画素
を形成して画像情報の表示を行う液晶表示素子はよく知
られている。中でも、双安定性を有し電界に対する応答
の速い強誘電性液晶表示素子は、高速かつ記憶型の表示
素子として期待されている。例えば、特開昭61−90
23号公報などには、透明電極が形成されると共に配向
処理の施された2枚のガラス基板を備え、これらのガラ
ス基板を1〜3μm位のセルギャップを保つように対向
配置して液晶セルを構成し、さらに、これらのガラス基
板間に強誘電性液晶を注入した液晶表示素子が開示され
ている。また、これをマトリクス駆動する際の駆動方法
についてもこれまで多数提案されている。例えば、米国
特許第4655561号、米国特許第4709995
号、米国特許第4800382号、米国特許第4836
656号、米国特許第4932759号、米国特許第4
938574号、米国特許第5058994号等の明細
書などに実用的な駆動装置が開示されている。
【0003】ところで、このような液晶表示素子におい
て中間調を表示する方法としては面積変調法(面積階調
法)が知られている。すなわち、強誘電性液晶表示素子
における液晶表示素子に印加する電圧のパルス振幅(ス
イッチングパルス振幅)Vと透過光量Iとの関係は、例
えば図1に示すようなものであるが、 パルス振幅Vが閾値Vth以下(V<Vth)の場合に
は、光が透過されずに液晶素子は完全な遮断状態(黒)
となり(図1及び図2(a) (b) 参照)、 パルス振幅VがVth<V<Vsat の範囲内の場合に
は、画素内の一部分は遮断状態に他の部分は光透過状態
(白)に保持されて、画素全体としては中間調を表示し
(図2(c) 参照)、 パルス振幅Vが飽和値Vsat 以上(V>Vsat )で
あれば、画素全体は光透過状態となり(図2(d) 参
照)、透過光量Iはパルス振幅Vにかかわらず一定値を
取る(図1参照)。 したがって、パルス振幅VをVth<V<Vsat の範囲内
で適当に制御することにより、画素内における双安定状
態の面積比(白表示領域と黒表示領域との面積比)を制
御でき、中間的な光透過状態を作ることができ、面積変
調法はこれを利用したものである。
【0004】そして、このような面積変調法において
は、正確な中間調表示を行うために緩やかな閾値勾配を
持たせる必要があり、その方法としては、 画素内で電位勾配を生じさせて階調表示を行う方法
(電位勾配法)、 基板の表面処理をする方法 などがあるが、その他の方法として セル厚勾配法 があり、このセル厚勾配法は、発熱がほとんどなく勾配
の形状が画素によらず安定している等の種々の利点を有
していることからよく利用されている。
【0005】このセル厚勾配法に用いられる液晶表示素
子は、図3(a) に示すように、一方のガラス基板102
上に配置されるUV硬化樹脂103が、1画素範囲内に
て勾配を持つように形成されており、上述のように印加
する電界強度を変化させて双安定状態の面積比を調整
し、中間調表示を行うようになっている(図3(b) 〜
(f) 参照)。
【0006】ところで、一般に、図1に示したようなパ
ルス振幅Vと透過光量Iとの関係は温度に依存するもの
であり(図4参照。なお、図中のHは高温の場合を、L
は低温の場合をそれぞれ示す)、仮に等しいパルス電圧
(例えばVap)を印加したとしても、表示素子内に温
度分布があると該温度分布に応じて異なる階調(I1
2 )が表示されて、安定した表示が得られない問題が
生ずるが、本発明者は、かかる問題を解決する方法とし
て、特開平5−158444号公報に記載のもの(以
下、“画素シフト法”とする)を考え出した。以下、こ
の画素シフト法について、図5乃至図8に沿って説明す
る。
【0007】画素シフト法に用いる液晶表示素子100
は、図5(a) に示すように、互いに対向するように配置
される一対のガラス基板101,102を備えており、
一方のガラス基板101上には、図示のように断面が鋸
の歯の形をしたUV硬化樹脂103が形成されている。
また、このUV硬化樹脂103上、及び他方のガラス基
板102上にはそれぞれ多数の走査電極群c1,…及び
情報電極群s1,…が形成されており、図5(b) に詳示
するように、これらの電極c1,…,s1,…は、帯状
に形成されると共にそれらの交差部にて多数の画素
11,…を形成している。なお、上述したUV硬化樹脂
103における鋸の歯のピッチと、画素の大きさとは等
しく設定されており、該UV硬化樹脂103は1画素範
囲内にて一定の勾配を有するように構成されている。さ
らに、上記一対のガラス基板101,102間には強誘
電性液晶104が挟持されている。
【0008】一方、上記走査電極群c1,…に印加する
走査信号は、図6A,Bに示す通り2種類有り、一つの
走査信号Aは、黒リセットパルスと、該黒リセットパル
スに続いて出力される白書き込みの選択パルスと、該選
択パルスに続いて出力される黒書き込み補償用の補償パ
ルスとからなり、またもう一つの走査信号Bは、白リセ
ットパルスと、該白リセットパルスに続いて出力される
黒書き込みの選択パルスと、該選択パルスに続いて出力
される白書き込み補償用の補償パルスとからなってい
る。なお、同図Cには、情報電極群s1,…に印加する
情報信号を示している。そして、走査信号Aは走査電極
c1に、また走査信号Bは走査電極c2に、それぞれ図
7(a) ,(b) に示すようなタイミングで印加され、情報
信号Cは同図(c) に示すように印加される。なお、同図
(d) には、電極c1の配置される画素(例えばe11)に
印加される電圧の波形((a) と(c) の合成波形)を示
し、同図(e) には、電極c2の配置される画素(例えば
21)に印加される電圧の波形((b) と(c) の合成波
形)を示している。
【0009】ついで、本画素シフト法により液晶表示素
子100を駆動する場合の作用及び効果について説明す
る。
【0010】いま、走査電極群c1,…及び情報電極群
s1,…に上述のようなタイミング等で走査信号A,B
及び情報信号Cを印加すると、2つの画素(例えば、e
11とe12)の閾値特性は、図8(a) に示すように情報信
号に対し連続するように設定される。なお、同図には、
温度L,M,N(但し、L<M<N)に伴う変化を示し
ており、またパルスの振幅VthからVsat までが1つの
情報信号に対応する表示領域を示している。そして、液
晶表示素子の温度がL,M,Nと異なっても、同一の電
圧Vapの情報信号を印加する限り、表示領域は図8(b)
のように移動するだけでその表示面積(反転面積)は一
定であり、等しい中間調を表示できる。また、1ライン
ごとにリセットパルスの極性を反転させるようにすれ
ば、情報信号で与える書き込みパルスは1つで済み、し
たがって、高速で駆動するのに適するという効果もあっ
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した画
素シフト法によれば全ての画素に中間調(例えば50
%)を表示させた場合には、図9に示すように、黒に表
示される部分及び白に表示される部分がそれぞれ連続し
て帯状に形成され、液晶表示素子を近くから眺めた場合
には横に線が走っているように見えてしまい、中間調表
示とは認識されないという問題があった。このような問
題は、例えば画素サイズが300μm×300μmの液
晶表示素子の場合、30cm以下の至近距離から眺めた場
合には顕著であった。なお、この画素シフト法において
は、表示領域(黒に表示される部分及び白に表示される
部分)は上述したように温度と共に移動するが、各画素
における温度変化が均一であれば上述と同様の問題があ
った。
【0012】そこで、本発明は、走査電極の配線形状を
適切なものとすることにより、上記画素シフト法の利点
を保持しつつ、至近距離から眺めた場合においても良好
な中間調表示を可能とした液晶表示素子を提供すること
を目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、互いに対向するように配置さ
れる一対の基板と、これらの一対の基板の間に配置され
て複数の画素を行列状に形成する走査電極群及び情報電
極群と、前記一対の基板間に挟持される強誘電性液晶
と、を備え、各画素内の黒ドメインと白ドメインとの面
積比を変化させて任意の中間調を表示する液晶表示素子
において、隣接して配置される2つの走査電極を第1走
査電極及び第2走査電極とし、隣接して配置される2つ
の情報電極を第1情報電極及び第2情報電極とし、か
つ、走査電極の形成される方向に隣接して配置される2
つの画素を第1画素及び第2画素とした場合に、前記第
1画素及び第2画素における閾値勾配の向きを同じ方向
とし、前記第1画素を前記第1走査電極と前記第1情報
電極とによって構成すると共に前記第2画素を前記第2
走査電極と前記第2情報電極とによって構成し、かつ、
前記第1走査電極及び第2走査電極には互いに極性の異
なる信号を印加することにより、前記第1画素における
黒ドメインの核となる場所と、前記第2画素における白
ドメインの核となる場所とが、互いに隣り合うように配
置される、ことを特徴とする。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【作用】以上構成に基づき、前記第1画素における黒ド
メインの核となる場所と、前記第2画素における白ドメ
インの核となる場所とが、互いに隣り合うように配置さ
れるようにして、黒ドメインの核となる場所(又は白ド
メインの核となる場所)が連続しないようにしたため、
液晶表示素子を駆動して中間調表示しても黒又は白の表
示が連続しない。
【0021】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。なお、図5乃至図7に示すものと同一部分
は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0022】本実施例に用いる液晶表示素子401は、
図10(a) に示すように、上記従来例と同様形状のガラ
ス基板101,102及びUV硬化樹脂103等を備え
ている。なお、UV硬化樹脂103を1画素範囲内にて
一定の勾配をもつように形成して液晶厚が連続して変化
するようにしており、閾値勾配は一方向に単調増加する
という単純なものとなっている。また、互いに隣り合う
画素間において、閾値勾配は互いに等しくなるように設
定されている。さらに、このUV硬化樹脂103上、及
び他方のガラス基板102上にはそれぞれ多数の走査電
極群C1,…及び情報電極群S1,…が形成されてい
る。このうち、情報電極S1,…の方は上記従来例と同
様に帯状形状をしているものの、走査電極C1,…の方
は、同図(b) に示すように、各情報電極毎に上下にずら
して走査電極のアドレスが1ライン毎に前後するように
形成されている。したがって、例えば走査電極の形成さ
れる方向に連続して形成される画素E11,E12,E
13は、電極S1,C1、電極S2,C2及び電極S3,
C1によってそれぞれ構成されることとなる。さらに、
各走査電極C1,C3には、図6にて示した走査信号A
が印加され、走査電極C2,C4には極性の異なる走査
信号Bが印加されるようになっている。ここで、それぞ
れの走査信号が印加されるタイミングはC1→C2→C
3→C4の順になっている。また、走査信号Aの補償パ
ルスと走査信号Bの選択パルスとが、情報信号Cの選択
期間と同期して印加されるようになっており、さらに走
査信号AとBとではリセットパルスの極性が逆極性に設
定されている。なお、本実施例においては、請求項8に
いう第1走査電極が走査電極C1となり、第2走査電極
が走査電極C2となる。また、第1情報電極が情報電極
S1となり、第2情報電極が情報電極S2となる。さら
に、第1画素が、例えば画素E 11 となり、第2画素が、
例えば画素E 12 となる。
【0023】ついで、本実施例の作用について説明す
る。
【0024】本実施例においては、走査電極C1又はC
3にて形成される画素E11,E13,E31,E22,E33
…には走査信号Aが印加され、走査電極C2又はC4に
て形成される画素E21,E12,E23,E32,…には走査
信号Bが印加される。したがって、走査信号Aの印加さ
れる画素E11,…は液晶層の薄い部分、すなわち、各画
素の上縁部が白ドメインの核となり、また、走査信号B
の印加される画素E21,…は液晶層の薄い部分、すなわ
ち、各画素の上縁部が黒ドメインの核となる。つまり、
本実施例においては、走査電極C1,…の配線形状を上
述のようにし、かつ走査電極C1,…に印加する走査信
号(異なる極性をもつ信号)を所定のものに選択するこ
とにより、互いに隣接する画素の走査電極に印加される
パルスの極性を異ならせ、その結果、黒ドメインの核と
なる場所(又は白ドメインの核となる場所)が連続せ
ず、黒ドメインの核となる場所及び白ドメインの核とな
る場所が交互に配置されるようになっている(図10
(c) 参照)。なお、図10(c)においては、黒ドメイン
の核となる場所を点線で、白ドメインの核となる場所を
実線で示している。一方、本実施例においては、走査信
号Aの補償パルスと走査信号Bの選択パルスとが、情報
信号Cの選択期間と同期して印加される。
【0025】ついで、本実施例の効果について説明す
る。
【0026】以上説明したように本実施例によれば、各
画素の表示状態は図10(c) に示すようになり、中間調
を黒ドメイン(又は、白ドメイン)が帯状につながるこ
となく表示でき、液晶表示素子401を近くから眺めた
としても縦又は横に線が走っているようには見えず、中
間調の表示品質を向上させることができる。また、液晶
表示素子401の温度が異なった場合でも、同一の電圧
を印加すれば等しい中間調を表示できる。さらに、1ラ
インごとにリセットパルスの極性を反転させるようにす
れば、情報信号で与える書き込みパルスは1つで済み、
したがって、高速で駆動するのに適する。
【0027】なお、上述した実施例においては特に述べ
ていないが、各画素にカラーフィルターを配置してカラ
ーの中間調表示ができるようにしてもよい。この場合に
おいても、UV硬化樹脂103、走査電極群C1,…及
び情報電極群S1,…を上述実施例のように配置し、所
定極性のパルス電圧を印加することにより、高品位な中
間調表示を行うことができる。また、上述した実施例に
おいては50%の中間調情報信号波形を印加した場合に
ついてのみ述べているが、もちろんこれに限るものでは
なく、各画素内における白ドメインと黒ドメインとの面
積比を変化させて任意の中間調を表示できるように構成
されている。
【0028】最後に、上記液晶表示素子401の周辺機
器について、図11に沿って簡単に説明する。
【0029】本実施例に係る液晶表示素子401には、
図11に示すように、走査信号印加回路402及び情報
信号印加回路403が接続されており、これらの回路4
02,403には、走査信号制御回路404及び情報信
号制御回路406、駆動制御回路405、及びグラフィ
ックコントローラ407が順に接続されている。そし
て、駆動制御回路405を介してグラフィックコントロ
ーラ407から走査信号制御回路404及び情報信号制
御回路406へは、データと走査方式信号とが送信され
るようになっている。このうちのデータは、これらの回
路404,406によってアドレスデータと表示データ
とに変換され、また、他方の走査方式信号は、そのまま
走査信号印加回路402及び情報信号印加回路403に
送られるようになっている。さらに、走査信号印加回路
402は、アドレスデータによって決まる走査電極C
1,C2,…に走査方式信号によって決まる波形の走査
信号(図6A,B参照)を印加し、また情報信号印加回
路403は、表示データによって送られる白又は黒の表
示内容と走査方式信号の2つによって決まる波形の情報
信号(図6C参照)を印加するように構成されている。
なお、走査電極C1,…は上述したような形状をしてい
るが、これに関する調整は、情報信号印加回路403が
表示データを1ラインごとにバッファ(不図示)に入
れ、出力のタイミングを1水平同期期間分ずらすことに
より行っている。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
第1画素における黒ドメインの核となる場所と、第2画
素における白ドメインの核となる場所とが、互いに隣り
合うように配置されるようにして、黒ドメインの核とな
る場所(又は白ドメインの核となる場所)が連続しない
ようにしたため、液晶表示素子を駆動して中間調表示し
ても黒又は白の表示が連続しない。したがって、該液晶
表示素子を至近距離から眺めたとしても横に線が走って
いるようには見えず、中間調の表示品質を向上させるこ
とができる。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】強誘電性液晶表示素子に印加する電圧のパルス
振幅Vと透過光量Iとの関係を示す模式図。
【図2】(a) 〜(d) は印加する電圧(パルス振幅)を種
々変化させた場合における液晶表示素子の表示状態を示
す模式図であり、特に(a) は電圧が印加されていない場
合、(b) はパルス振幅Vが閾値Vth以下の場合、(c) は
パルス振幅VがVth<V<Vsat の範囲内の場合、(d)
はパルス振幅Vが閾値Vth以上の場合である。
【図3】セル厚勾配法を説明するための図であり、(a)
は液晶表示素子の構造を示す断面図、(b) 〜(f) は電圧
(パルス振幅)を種々変化させた場合における液晶表示
素子の表示状態を示す模式図。
【図4】図1に示すパルス振幅Vと透過光量Iとの関係
が温度によって変化する様子を示す模式図。
【図5】(a) は画素シフト法に用いる液晶表示素子の構
造を示す断面図であり、(b) は電極の配置を示す図。
【図6】A,Bは走査電極に印加される走査信号の波形
図であり、Cは情報電極に印加される情報信号の波形
図。
【図7】(a) は走査電極c1に印加する走査信号Aの印
加タイミングを示す図、(b) は走査電極c2に印加する
走査信号Bの印加タイミングを示す図、(c) は情報電極
s1に印加する情報信号Cの印加タイミングを示す図、
(d) は走査電極c1の配置される画素に印加される電圧
の波形((a) と(c) の合成波形)を示す図、(e)は走査
電極c2の配置される画素に印加される電圧の波形
((b) と(c) の合成波形)を示す図。
【図8】(a) は画素シフト法におけるパルス振幅Vと透
過光量Iとの関係を示す模式図、(b) は液晶表示素子の
表示状態を示す図。
【図9】従来の画素シフト法における問題点を説明する
ための図。
【図10】(a) は本実施例に係る液晶表示素子の構造を
示す断面図であり、(b) は電極の配置を示す図。
【図11】液晶表示素子の周辺機器を説明するための
図。
【符号の説明】
101,102 基板(ガラス基板) 103 UV硬化樹脂 104 液晶(強誘電性液晶) 401 液晶表示素子 C1,C2,… 走査電極 S1,S2,… 情報電極 A,B 走査信号 C 情報信号 407 グラフィックコントローラ 404 走査信号制御回路 406 情報信号制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向するように配置される一対の
    基板と、これらの一対の基板の間に配置されて複数の画
    素を行列状に形成する走査電極群及び情報電極群と、前
    記一対の基板間に挟持される強誘電性液晶と、を備え
    各画素内の黒ドメインと白ドメインとの面積比を変化さ
    せて任意の中間調を表示する液晶表示素子において、 隣接して配置される2つの走査電極を第1走査電極及び
    第2走査電極とし、隣接して配置される2つの情報電極
    を第1情報電極及び第2情報電極とし、かつ、走査電極
    の形成される方向に隣接して配置される2つの画素を第
    1画素及び第2画素とした場合に、 前記第1画素及び第2画素における閾値勾配の向きを同
    じ方向とし、 前記第1画素を前記第1走査電極と前記第1情報電極と
    によって構成すると共に前記第2画素を前記第2走査電
    極と前記第2情報電極とによって構成し、かつ、 前記第1走査電極及び第2走査電極には互いに極性の異
    なる信号を印加することにより、前記第1画素における
    黒ドメインの核となる場所と、前記第2画素における白
    ドメインの核となる場所とが、互いに隣り合うように配
    置される、 ことを特徴とする液晶表示素子。
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