JP3097132U - 帯状サポータ - Google Patents
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Abstract
【課題】
膝や肘用のサポータとして締め付け力を自由に調整し、汎用性のあるものを提供する。
【解決手段】
サポータ本体を長手方向に伸縮可能な帯状に形成する。帯状のサポータ本体1の両端にフック面ファスナー2を配置するとともに、サポータ本体1の少なくとも片面の表面全体を前記フック面ファスナー2と係合することができるループ面ファスナーとして機能する状態に起毛、または有毛状態にさせる。帯状のサポータ本体1を所望の位置に巻回し、巻回の始端及び終端となるループ面ファスナー2をサポータ本体の起毛面(有毛面)に係止させる。このとき、巻回の重なり部分、すなわち起毛された面(有毛面)が滑り止めとして機能し、所期の締め付け分布状態を維持する。
【選択図】 図1
膝や肘用のサポータとして締め付け力を自由に調整し、汎用性のあるものを提供する。
【解決手段】
サポータ本体を長手方向に伸縮可能な帯状に形成する。帯状のサポータ本体1の両端にフック面ファスナー2を配置するとともに、サポータ本体1の少なくとも片面の表面全体を前記フック面ファスナー2と係合することができるループ面ファスナーとして機能する状態に起毛、または有毛状態にさせる。帯状のサポータ本体1を所望の位置に巻回し、巻回の始端及び終端となるループ面ファスナー2をサポータ本体の起毛面(有毛面)に係止させる。このとき、巻回の重なり部分、すなわち起毛された面(有毛面)が滑り止めとして機能し、所期の締め付け分布状態を維持する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、主として膝や肘用のサポータとして利用するほか、脹脛、太腿など多用途に利用することができるサポータに関する考案である。
【0002】
【従来の技術】
従来、膝、脹脛や肘用のサポータとして、例えば特開2002−30505号公報に開示されているように、伸縮性の糸で筒状に形成したものが広く利用されている。筒状のサポータの他に膝用のサポータとして、締め付け力を調整することができるものとして、特開平6−343656号公報に開示される如き巻き付け型のサポータも知られている。さらに特開平10−305052号公報には、筒状サポータの上下部分に固定帯を配置し、太腿部と脛部を締め付けることができるようにしたものも知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来から使用されている一般的な筒状のサポータは、使用中に位置ズレを起こし易く、また、膝や肘の関節を動かす場合に全体が均等に締め付けられているため、運動しにくい場合があるという機能上の欠点があった。また、締め付け力が常に一定であるため、その時々の状況に応じた最適の締め付け状態を実現することができないという欠点もあった。すなわち、使用者の体格や状況は、常に変化するものであるにもかかわらず、締め付ける力が一定であるため、最適の締め付け力を維持することができないものであった。このことは、例え各種サイズのサポータを取り揃えて、使用者の体格に合わせて使用するとしても、締め付け力を変えることができないため、その時々に最適の締め付け力を実現することができないものである。
【0004】
従来の巻き付け型のサポータは、左右両側から膝を覆い、両端部分を係止させるものであって、係止位置によって締め付け力を調整することができる。しかしながら、巻き付けは一重であるため、全周にわたって安定した締め付け力を実現することが困難である。また、特開平6−343656号公報に開示される、筒型のサポータの上下部分に固定帯を配置したものでは、補助的に固定帯によって締め付け力を高めることはできるが、基本的に筒状サポータの機能を変更するものではない。さらに、従来のサポータはいずれも多様な締め付け状態を実現することができるものではない。
【0005】
上記、従来技術の欠点に鑑み、本考案は、人それぞれの運動状況や疾患状況、あるいは好みに応じて、締め付け力や締め付け位置を自由に変えることができるサポータを提供することを目的とする考案である。すなわち、使用者の工夫によって多様な使用方法が可能なサポータを実現し、肘や膝、あるいは脹脛用のサポータとして、肘痛や膝痛の緩和、腱鞘炎や変形性関節炎の予防など運動用及び治療用のサポータとして有効なサポータを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案はサポータ本体1を長手方向に伸縮可能な帯状に形成する。そして、帯状のサポータ本体1の両端にフック面ファスナー2を配置するとともに、サポータ本体1の少なくとも片側の表面全体を、前記フック面ファスナー2と係合しループ面ファスナーとして機能する起毛状態、または有毛状態とする。
【0007】
サポータ本体1を長手方向に伸縮可能であって、表面が起毛された状態とするには、少なくとも織り糸の一部に伸縮性の糸、好ましくはポリウレタンのように高伸縮性の糸を用いた編物として実施することができる。また、長手方向に伸縮、すなわち縦糸 (経糸)に高伸縮性の糸を、縦糸及び/又は横糸に起毛性の糸を用いて、帯状に織り立てることによって実現可能である。主として織物の場合は、広幅に織り立てて細幅の帯状に裁断し、側縁の処理を施すこともできる。サポータ本体1の生地として、表面が柔軟であって厚さ略1mm程度であるのが好ましい。また、実験的に幅略8〜13cm、長さ略2m程度とすることによって最も使い易いものとすることができた。さらに、サポータ本体1を構成する繊維の一部、吸湿性にずれた繊維、具体的には綿糸や再生繊維(レーヨン、ポリノジック、キュプラ、指定外繊維リヨセル橙のセルロース径繊維)を含むようにすると、吸湿性に優れ蒸れを効果的に防止することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る帯状サポータの実施形態を、添付の図面に基づいて説明する。
図1は、帯状サポータ全体の正面図であって、一部を拡大表示している。本考案の最大の特徴は、サポータ本体1を長手方向に伸縮する一本の帯状に形成し、その両端部分にフック面ファスナー2を配置することである。そして、サポータ本体1の表面を、両端部分に配置したフック面ファスナー2と係合し、ループ面ファスナーとして機能する状態に起毛し、または有毛状態に構成させ、フック面ファスナー2をサポータ本体1のいずれの部分にも、確実に係止させることができるようにしたことである。
【0009】
サポータ本体1を長手方向に伸縮可能とする生地の具体的な構造は、特に限定されるものではなく、織物、編物、不織布などとして実施することが可能である。例えば、織物として実施する場合は、縦糸を伸縮性の糸、好ましくはポリウレタンのような高伸縮性の繊維やゴム糸、ポリトリメチレンテレフタレート繊維、サイドバイサイド型ノポリエステルヤナイロンノコンジュゲート繊維等を主体にした糸で構成し、横糸としてループ面ファスナーとして機能する有毛性繊維、例えば紡績糸や表面に羽毛を有するフィラメント糸を用いて織物とし、そのまま有毛状態に仕上げて実施することができる。なお、この状態から更に起毛処理を行なって仕上げて実施することもできる。勿論、縦糸に有毛繊維を用いるものであってもよい。
【0010】
編物では、伸縮性糸とポリエステル仮撚加工糸のような羽毛がなく、バルキーなフィラメント糸で編み上げた後、起毛処理を施し、有毛状態に仕上げて実施することもできる。また、不織布ではサイドバイサイド型ポリエステルコンジュゲート短繊維を用いて起毛性の糸を用いて不織布とし、熱収縮処理を行うことで緻密で伸縮性のある有毛性不織布として実施することができる。
【0011】
サポータ本体の生地は、サポータとして利用可能な比較的厚手、具体的には厚さ1mm程度となるような織編物や不織布とすることが好ましい。このとき、織糸として単に太い糸を使用するのではなく、細い繊維を縒り合わせて起毛性を持たせた糸を用いて厚手に織ることで、柔軟でサポータとして装着したときに刺激が少なく当たりの柔らかなものとすることができる。サポータ本体1は、軽量、バルキー性、保温性、吸水速乾性、イージーケア性等の点からポリエステル等の合成繊維で構成することができるが、繊維の一部に吸湿性に優れた繊維、例えば綿糸または再生繊維を含めることによって、サポータによる蒸れを効果的に防止することが可能である。このように、吸湿性を高めたサポータ本体は、スポーツ用サポータあるいは、夏季に使用する場合に有効である。
【0012】
サポータ本体1は、縦糸に高伸縮性の糸、横糸に伸縮性に乏しい糸を用いて織り立てることで、サポータとして膝や肘に巻きつけた際に、長さ方向にのみ大きく伸縮し、巻回する強さによって締め付け力を自由に調整することができるものと成る。しかも、幅の変化が少なく(伸びたときに、幅が狭くなりにくい)サポータによって覆うことができる範囲が変化しないものとすることができる。したがって、引き伸ばすことで締め付け力を自由に変え、好みの位置を確実に覆うように巻きつけて使用することが可能となるものである。
【0013】
サポータ本体1を、織物として実施する場合は、複数の織り糸を用い、少なくともその一部に高伸縮性の糸を用いるとともに、該伸縮性の糸の効果によって、長手方向に大きく伸縮可能な状態に織り上げる。この場合においても、前記織物として説明したものと同様に、起毛性の織糸を利用し、厚みが略1mm程度となるように完成させるのが望ましい。
【0014】
本考案に係るサポータは、締め付け目的の部分に自由に巻きつけて使用するものであり、その使用方法は自由である。一例として、膝に巻きつけて使用する方法を、図2ないし図5について説明する。最初に、図2に示すように膝Aの少し上の腿部分に巻きつけ、一端のフック面ファスナー2をサポータ本体1の裏面に貼着させる。続いて、図3に示すように、膝Aの少し下の脛部分を巻回させた上で、図4に示すように膝Aを覆うように巻回させる。
【0015】
さらに、図5に示すように、再度膝Aの少し下の脛部分を巻回させた上で、膝Aの少し上の腿部分を巻回させ、先端のフック面ファスナー2をサポータ本体1の表面に貼着させる。このとき、膝Aの上及び下の部分はずり落ちないように強く巻回し、膝Aを覆う部分は膝の動きに支障がない程度の強さに巻回しておく。また、膝Aを覆って巻回する部分とその上下を巻回する部分は、少し重なり合うようにしておくと、図6に示すように、膝を覆う部分のサポータ本体は、その上下部分がそれぞれ挟持される状態で装着される。そのため、位置ズレを効果的に防止するとともに、全体として一体感のある状態で装着することができる。
【0016】
サポータ本体1を巻きつける強さは、全体としてあまり強過ぎないのが快適である。特に膝Aを覆う部分は膝の動きを妨げないで、適度に保護できる強さとする。このように、部分的に巻きつける強さを変える場合であっても、本考案に係るサポータでは、サポータ本体の表面が起毛、または有毛状態にあるため重なり部分の抵抗が大きく、これによって位置ズレを起こすことがない。すなわち、起毛されたサポータ本体1の表面は、滑り止めとして機能し、所期の締め付け力の分布状態を長い時間持続し、快適な運動や日常生活の動きを保証する。締め付ける強さを変更する場合は、再度巻き直すことによって、どのような強さにも巻回することができる。
【0017】
上記、図2〜図5に示したサポータ本体1の巻き方では、一端のフック面ファスナー2はサポータ本体1の裏側に、先端のフック面ファスナー2はサポータ本体1の表側にそれぞれ貼着されることになる。そのため、一端のフック面ファスナー2をサポータ本体1の表側に、他端のフック面ファスナー2をサポータ本体1の裏側に配置し、サポータ本体1の表裏両面を起毛面(有毛面)としている。しかしながら、図3の状態で、巻き始めのフック面ファスナー2を腿部分に巻回させたサポータ本体1の上面に貼着させるようにすると、サポータ本体1の表側の面のみを起毛面とし、裏側の面を起毛しない状態とすることができる。このとき、サポータ本体1の左右両端の裏面に、それぞれフック面ファスナー2を配置することになる。
【0018】
サポータ本体1の長さ及び幅は任意であるが、主として膝用のサポータとして使用するものでは、長さLは略2m、幅Wは略8〜13m程度とするのが使用する上で便利であった。その理由はおおよそ膝Aの上を覆うことができる幅であって、上下にそれぞれ二回程度巻き付けることができるのが、上記の長さ及び幅であったことによる。したがって、例えば肘に装着することを主目的とするものでは、少し幅が狭く、長さが短いものであってもよい。
【0019】
本考案に係る帯状サポータは、膝や肘といった関節部分だけでなく、脹脛、太腿用のサポータとしても利用することができるものである。脹脛用のサポータとして利用する場合は、ゲートルのように下から上に巻き上げ、両端部分をフック面ファスナー2によってサポータ本体1に貼着して固定する。このとき、サポータ本体1全体を同じ強さで巻回するのではなく、好みによって部分的に強く締め付けるように巻きつけ、脚の鬱血をより効果的に防止する。具体的には、脹脛の下方部分を強く上方に向けて緩く巻回するのが良い。そして、本考案では、部分的に巻き付ける強さを変化させながら巻き上げていっても、重なり部分の起毛状態の抵抗によって滑りにくく、所期の締め付け状態の分布を長時間維持することができるものである。
【0020】
以下は本発明の帯状サポータに用いられる織編物の一例である。伸張率の測定は、JISL1096 B法(定荷重法)に準拠した。
【実施例1】
経糸に78デシックスのポリウレタンをポリエステルスパンが覆う糸構造である英式綿番手10Neのコアスパンヤーンを用い、緯糸にポリエステルスパンからなる英式綿番手10Neを用いた密度が経11本/cm、緯10本/cm、目付310g/m2、厚み1.2mmの平織物を得た。その際、該織物を連続精錬機で糊抜き精練後、液流染色機で摂氏100度、20分のリラックス処理を施した。次いで脱水し、摂氏180度で30秒の仕上げセット処理を施した。その結果、経方向の伸張率が52%であるソフトで嵩高な織物が得られた。
【0021】
所定寸法の帯状生地を得るため、織物の幅方向の所望位置に、絡み組織で構成された空羽状組織を設け、仕上げセット後、該空羽状部を長さ方向に連続してカッターで切断分離することにより、生地の両側が絡み組織で拘束された、ほつれにくい帯状の生地(サポータ本体)に仕上がった。
なお、上記織物を得る際、抗ビル性ポリエステル繊維を用いることによって、繰り返し洗濯や着用でピリングが発生しにくいより実用性に優れた製品を得ることができる。
【0022】
【実施例2】
経糸にポリウレタン78デシックスを3倍にドラフトしながら336でシックス192フィラメント(168デシックス96フィラメントを2本引き揃え)のポリエステル仮撚糸とエア混繊処理した伸縮糸を用い、緯糸にポリエステルスパン英式綿番手10Neを用い、実施例1と同様の工程を経て経14cm、緯10本cmの密度の平織物に仕上げた。その後、針布起毛機で両面起毛処理を施した。該織物は、表面が産毛上に覆われた経方向の伸張率が56%、目付278gm2、厚みmmのソフトで嵩高なものであった。
【0023】
【実施例3】
ラッセル機にて筬を4枚使用し、1枚目の筬にはポリエステル仮撚糸334デシックス(167でシックス48フィラメント2本を甘撚り)を編地の表糸に、2枚目の筬には同様の糸を用いて編地裏糸に、3枚目の筬には芯糸に511デシックスのポリウレタンを、鞘糸に84デシックス36フィラメントのポリエステル仮撚糸を用いたダブルカバリング糸を用いて編地裏糸に、4枚目の筬には1枚目、2枚目の筬に用いた糸と同様のポリエステル糸を用いて編地裏糸に現れる編地を得た。その際、生地幅13cm毎に切断分離できるような編組織にした。該編地を液流染色機で摂氏100度、20分間のリラックス精練を行い、脱水後セッターで、摂氏170度30秒間の仕上げセットを行なった。その後、該編地の両面に針布起毛機で起毛処理を施した。該編地の糸構成比率は、ポリエステル糸(334デシックス)が77.7%、カバリング糸が22.3パーセントであり、該編地の目付が358g/m2、厚みが1.0mmであるソフト性と嵩高性に優れた編地とすることができた。この編地は、経方向に59%、緯方向に33%の伸張性を有するものであった。
【0024】
【考案の効果】
請求項1ないし3記載の本考案帯状サポータによれば、従来のサポータのように決まった部位にのみ装着できるのではなく、膝や肘、その他脹脛や太腿といった部分に広く利用することがでる。サポータによる締め付け力は、巻回させる強さによって自由に変えることができるとともに、巻き付ける部位によって締め付け力を自由に加減し、各部位の状況に応じて、あるいは使用者の好みによって最適の締め付け強さで装着することができる。最適の締め付け強さで巻回した状態で、先端に配置したフック面ファスナーを、サポータ本体の任意位置に係合させて貼着固定することができる。また、巻きつける強さを部位によって変更したとき、サポータ表面が起毛されていることから、これが状態で滑り止めとして機能し、最適の締め付け状態を長時間維持することができる。また、サポータ本体が長さ方向にのみ大きな伸縮性を有するものとすることにより、使用時に幅の変化が少なく常に所望の状態に装着し易いものとすることができる。
【0025】
請求項4記載の考案によれば、帯状サポータを膝や肘用として汎用性があり使用し易い大きさとして実施することができる。
【0026】
請求項5記載の考案によれば、サポータそのものの吸湿性により、蒸れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る帯状サポータ全体の正面図、
【図2】本考案に係る帯状サポータであって、巻き始めの状態を示す側面図、
【図3】本考案に係る帯状サポータであって、図2につづく巻き途中の状態を示す側面図、
【図4】本考案に係る帯状サポータであって、図3につづく巻き途中の状態を示す側面図、
【図5】本考案に係る帯状サポータであって、巻き終わりの状態を示す側面図、
【図6】本考案に係る帯状サポータ図6に示す装着状態の縦断面図。
【符号の説明】
1…サポータ本体、 2…フック面ファスナー、 A…膝。
【考案の属する技術分野】
この考案は、主として膝や肘用のサポータとして利用するほか、脹脛、太腿など多用途に利用することができるサポータに関する考案である。
【0002】
【従来の技術】
従来、膝、脹脛や肘用のサポータとして、例えば特開2002−30505号公報に開示されているように、伸縮性の糸で筒状に形成したものが広く利用されている。筒状のサポータの他に膝用のサポータとして、締め付け力を調整することができるものとして、特開平6−343656号公報に開示される如き巻き付け型のサポータも知られている。さらに特開平10−305052号公報には、筒状サポータの上下部分に固定帯を配置し、太腿部と脛部を締め付けることができるようにしたものも知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来から使用されている一般的な筒状のサポータは、使用中に位置ズレを起こし易く、また、膝や肘の関節を動かす場合に全体が均等に締め付けられているため、運動しにくい場合があるという機能上の欠点があった。また、締め付け力が常に一定であるため、その時々の状況に応じた最適の締め付け状態を実現することができないという欠点もあった。すなわち、使用者の体格や状況は、常に変化するものであるにもかかわらず、締め付ける力が一定であるため、最適の締め付け力を維持することができないものであった。このことは、例え各種サイズのサポータを取り揃えて、使用者の体格に合わせて使用するとしても、締め付け力を変えることができないため、その時々に最適の締め付け力を実現することができないものである。
【0004】
従来の巻き付け型のサポータは、左右両側から膝を覆い、両端部分を係止させるものであって、係止位置によって締め付け力を調整することができる。しかしながら、巻き付けは一重であるため、全周にわたって安定した締め付け力を実現することが困難である。また、特開平6−343656号公報に開示される、筒型のサポータの上下部分に固定帯を配置したものでは、補助的に固定帯によって締め付け力を高めることはできるが、基本的に筒状サポータの機能を変更するものではない。さらに、従来のサポータはいずれも多様な締め付け状態を実現することができるものではない。
【0005】
上記、従来技術の欠点に鑑み、本考案は、人それぞれの運動状況や疾患状況、あるいは好みに応じて、締め付け力や締め付け位置を自由に変えることができるサポータを提供することを目的とする考案である。すなわち、使用者の工夫によって多様な使用方法が可能なサポータを実現し、肘や膝、あるいは脹脛用のサポータとして、肘痛や膝痛の緩和、腱鞘炎や変形性関節炎の予防など運動用及び治療用のサポータとして有効なサポータを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案はサポータ本体1を長手方向に伸縮可能な帯状に形成する。そして、帯状のサポータ本体1の両端にフック面ファスナー2を配置するとともに、サポータ本体1の少なくとも片側の表面全体を、前記フック面ファスナー2と係合しループ面ファスナーとして機能する起毛状態、または有毛状態とする。
【0007】
サポータ本体1を長手方向に伸縮可能であって、表面が起毛された状態とするには、少なくとも織り糸の一部に伸縮性の糸、好ましくはポリウレタンのように高伸縮性の糸を用いた編物として実施することができる。また、長手方向に伸縮、すなわち縦糸 (経糸)に高伸縮性の糸を、縦糸及び/又は横糸に起毛性の糸を用いて、帯状に織り立てることによって実現可能である。主として織物の場合は、広幅に織り立てて細幅の帯状に裁断し、側縁の処理を施すこともできる。サポータ本体1の生地として、表面が柔軟であって厚さ略1mm程度であるのが好ましい。また、実験的に幅略8〜13cm、長さ略2m程度とすることによって最も使い易いものとすることができた。さらに、サポータ本体1を構成する繊維の一部、吸湿性にずれた繊維、具体的には綿糸や再生繊維(レーヨン、ポリノジック、キュプラ、指定外繊維リヨセル橙のセルロース径繊維)を含むようにすると、吸湿性に優れ蒸れを効果的に防止することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る帯状サポータの実施形態を、添付の図面に基づいて説明する。
図1は、帯状サポータ全体の正面図であって、一部を拡大表示している。本考案の最大の特徴は、サポータ本体1を長手方向に伸縮する一本の帯状に形成し、その両端部分にフック面ファスナー2を配置することである。そして、サポータ本体1の表面を、両端部分に配置したフック面ファスナー2と係合し、ループ面ファスナーとして機能する状態に起毛し、または有毛状態に構成させ、フック面ファスナー2をサポータ本体1のいずれの部分にも、確実に係止させることができるようにしたことである。
【0009】
サポータ本体1を長手方向に伸縮可能とする生地の具体的な構造は、特に限定されるものではなく、織物、編物、不織布などとして実施することが可能である。例えば、織物として実施する場合は、縦糸を伸縮性の糸、好ましくはポリウレタンのような高伸縮性の繊維やゴム糸、ポリトリメチレンテレフタレート繊維、サイドバイサイド型ノポリエステルヤナイロンノコンジュゲート繊維等を主体にした糸で構成し、横糸としてループ面ファスナーとして機能する有毛性繊維、例えば紡績糸や表面に羽毛を有するフィラメント糸を用いて織物とし、そのまま有毛状態に仕上げて実施することができる。なお、この状態から更に起毛処理を行なって仕上げて実施することもできる。勿論、縦糸に有毛繊維を用いるものであってもよい。
【0010】
編物では、伸縮性糸とポリエステル仮撚加工糸のような羽毛がなく、バルキーなフィラメント糸で編み上げた後、起毛処理を施し、有毛状態に仕上げて実施することもできる。また、不織布ではサイドバイサイド型ポリエステルコンジュゲート短繊維を用いて起毛性の糸を用いて不織布とし、熱収縮処理を行うことで緻密で伸縮性のある有毛性不織布として実施することができる。
【0011】
サポータ本体の生地は、サポータとして利用可能な比較的厚手、具体的には厚さ1mm程度となるような織編物や不織布とすることが好ましい。このとき、織糸として単に太い糸を使用するのではなく、細い繊維を縒り合わせて起毛性を持たせた糸を用いて厚手に織ることで、柔軟でサポータとして装着したときに刺激が少なく当たりの柔らかなものとすることができる。サポータ本体1は、軽量、バルキー性、保温性、吸水速乾性、イージーケア性等の点からポリエステル等の合成繊維で構成することができるが、繊維の一部に吸湿性に優れた繊維、例えば綿糸または再生繊維を含めることによって、サポータによる蒸れを効果的に防止することが可能である。このように、吸湿性を高めたサポータ本体は、スポーツ用サポータあるいは、夏季に使用する場合に有効である。
【0012】
サポータ本体1は、縦糸に高伸縮性の糸、横糸に伸縮性に乏しい糸を用いて織り立てることで、サポータとして膝や肘に巻きつけた際に、長さ方向にのみ大きく伸縮し、巻回する強さによって締め付け力を自由に調整することができるものと成る。しかも、幅の変化が少なく(伸びたときに、幅が狭くなりにくい)サポータによって覆うことができる範囲が変化しないものとすることができる。したがって、引き伸ばすことで締め付け力を自由に変え、好みの位置を確実に覆うように巻きつけて使用することが可能となるものである。
【0013】
サポータ本体1を、織物として実施する場合は、複数の織り糸を用い、少なくともその一部に高伸縮性の糸を用いるとともに、該伸縮性の糸の効果によって、長手方向に大きく伸縮可能な状態に織り上げる。この場合においても、前記織物として説明したものと同様に、起毛性の織糸を利用し、厚みが略1mm程度となるように完成させるのが望ましい。
【0014】
本考案に係るサポータは、締め付け目的の部分に自由に巻きつけて使用するものであり、その使用方法は自由である。一例として、膝に巻きつけて使用する方法を、図2ないし図5について説明する。最初に、図2に示すように膝Aの少し上の腿部分に巻きつけ、一端のフック面ファスナー2をサポータ本体1の裏面に貼着させる。続いて、図3に示すように、膝Aの少し下の脛部分を巻回させた上で、図4に示すように膝Aを覆うように巻回させる。
【0015】
さらに、図5に示すように、再度膝Aの少し下の脛部分を巻回させた上で、膝Aの少し上の腿部分を巻回させ、先端のフック面ファスナー2をサポータ本体1の表面に貼着させる。このとき、膝Aの上及び下の部分はずり落ちないように強く巻回し、膝Aを覆う部分は膝の動きに支障がない程度の強さに巻回しておく。また、膝Aを覆って巻回する部分とその上下を巻回する部分は、少し重なり合うようにしておくと、図6に示すように、膝を覆う部分のサポータ本体は、その上下部分がそれぞれ挟持される状態で装着される。そのため、位置ズレを効果的に防止するとともに、全体として一体感のある状態で装着することができる。
【0016】
サポータ本体1を巻きつける強さは、全体としてあまり強過ぎないのが快適である。特に膝Aを覆う部分は膝の動きを妨げないで、適度に保護できる強さとする。このように、部分的に巻きつける強さを変える場合であっても、本考案に係るサポータでは、サポータ本体の表面が起毛、または有毛状態にあるため重なり部分の抵抗が大きく、これによって位置ズレを起こすことがない。すなわち、起毛されたサポータ本体1の表面は、滑り止めとして機能し、所期の締め付け力の分布状態を長い時間持続し、快適な運動や日常生活の動きを保証する。締め付ける強さを変更する場合は、再度巻き直すことによって、どのような強さにも巻回することができる。
【0017】
上記、図2〜図5に示したサポータ本体1の巻き方では、一端のフック面ファスナー2はサポータ本体1の裏側に、先端のフック面ファスナー2はサポータ本体1の表側にそれぞれ貼着されることになる。そのため、一端のフック面ファスナー2をサポータ本体1の表側に、他端のフック面ファスナー2をサポータ本体1の裏側に配置し、サポータ本体1の表裏両面を起毛面(有毛面)としている。しかしながら、図3の状態で、巻き始めのフック面ファスナー2を腿部分に巻回させたサポータ本体1の上面に貼着させるようにすると、サポータ本体1の表側の面のみを起毛面とし、裏側の面を起毛しない状態とすることができる。このとき、サポータ本体1の左右両端の裏面に、それぞれフック面ファスナー2を配置することになる。
【0018】
サポータ本体1の長さ及び幅は任意であるが、主として膝用のサポータとして使用するものでは、長さLは略2m、幅Wは略8〜13m程度とするのが使用する上で便利であった。その理由はおおよそ膝Aの上を覆うことができる幅であって、上下にそれぞれ二回程度巻き付けることができるのが、上記の長さ及び幅であったことによる。したがって、例えば肘に装着することを主目的とするものでは、少し幅が狭く、長さが短いものであってもよい。
【0019】
本考案に係る帯状サポータは、膝や肘といった関節部分だけでなく、脹脛、太腿用のサポータとしても利用することができるものである。脹脛用のサポータとして利用する場合は、ゲートルのように下から上に巻き上げ、両端部分をフック面ファスナー2によってサポータ本体1に貼着して固定する。このとき、サポータ本体1全体を同じ強さで巻回するのではなく、好みによって部分的に強く締め付けるように巻きつけ、脚の鬱血をより効果的に防止する。具体的には、脹脛の下方部分を強く上方に向けて緩く巻回するのが良い。そして、本考案では、部分的に巻き付ける強さを変化させながら巻き上げていっても、重なり部分の起毛状態の抵抗によって滑りにくく、所期の締め付け状態の分布を長時間維持することができるものである。
【0020】
以下は本発明の帯状サポータに用いられる織編物の一例である。伸張率の測定は、JISL1096 B法(定荷重法)に準拠した。
【実施例1】
経糸に78デシックスのポリウレタンをポリエステルスパンが覆う糸構造である英式綿番手10Neのコアスパンヤーンを用い、緯糸にポリエステルスパンからなる英式綿番手10Neを用いた密度が経11本/cm、緯10本/cm、目付310g/m2、厚み1.2mmの平織物を得た。その際、該織物を連続精錬機で糊抜き精練後、液流染色機で摂氏100度、20分のリラックス処理を施した。次いで脱水し、摂氏180度で30秒の仕上げセット処理を施した。その結果、経方向の伸張率が52%であるソフトで嵩高な織物が得られた。
【0021】
所定寸法の帯状生地を得るため、織物の幅方向の所望位置に、絡み組織で構成された空羽状組織を設け、仕上げセット後、該空羽状部を長さ方向に連続してカッターで切断分離することにより、生地の両側が絡み組織で拘束された、ほつれにくい帯状の生地(サポータ本体)に仕上がった。
なお、上記織物を得る際、抗ビル性ポリエステル繊維を用いることによって、繰り返し洗濯や着用でピリングが発生しにくいより実用性に優れた製品を得ることができる。
【0022】
【実施例2】
経糸にポリウレタン78デシックスを3倍にドラフトしながら336でシックス192フィラメント(168デシックス96フィラメントを2本引き揃え)のポリエステル仮撚糸とエア混繊処理した伸縮糸を用い、緯糸にポリエステルスパン英式綿番手10Neを用い、実施例1と同様の工程を経て経14cm、緯10本cmの密度の平織物に仕上げた。その後、針布起毛機で両面起毛処理を施した。該織物は、表面が産毛上に覆われた経方向の伸張率が56%、目付278gm2、厚みmmのソフトで嵩高なものであった。
【0023】
【実施例3】
ラッセル機にて筬を4枚使用し、1枚目の筬にはポリエステル仮撚糸334デシックス(167でシックス48フィラメント2本を甘撚り)を編地の表糸に、2枚目の筬には同様の糸を用いて編地裏糸に、3枚目の筬には芯糸に511デシックスのポリウレタンを、鞘糸に84デシックス36フィラメントのポリエステル仮撚糸を用いたダブルカバリング糸を用いて編地裏糸に、4枚目の筬には1枚目、2枚目の筬に用いた糸と同様のポリエステル糸を用いて編地裏糸に現れる編地を得た。その際、生地幅13cm毎に切断分離できるような編組織にした。該編地を液流染色機で摂氏100度、20分間のリラックス精練を行い、脱水後セッターで、摂氏170度30秒間の仕上げセットを行なった。その後、該編地の両面に針布起毛機で起毛処理を施した。該編地の糸構成比率は、ポリエステル糸(334デシックス)が77.7%、カバリング糸が22.3パーセントであり、該編地の目付が358g/m2、厚みが1.0mmであるソフト性と嵩高性に優れた編地とすることができた。この編地は、経方向に59%、緯方向に33%の伸張性を有するものであった。
【0024】
【考案の効果】
請求項1ないし3記載の本考案帯状サポータによれば、従来のサポータのように決まった部位にのみ装着できるのではなく、膝や肘、その他脹脛や太腿といった部分に広く利用することがでる。サポータによる締め付け力は、巻回させる強さによって自由に変えることができるとともに、巻き付ける部位によって締め付け力を自由に加減し、各部位の状況に応じて、あるいは使用者の好みによって最適の締め付け強さで装着することができる。最適の締め付け強さで巻回した状態で、先端に配置したフック面ファスナーを、サポータ本体の任意位置に係合させて貼着固定することができる。また、巻きつける強さを部位によって変更したとき、サポータ表面が起毛されていることから、これが状態で滑り止めとして機能し、最適の締め付け状態を長時間維持することができる。また、サポータ本体が長さ方向にのみ大きな伸縮性を有するものとすることにより、使用時に幅の変化が少なく常に所望の状態に装着し易いものとすることができる。
【0025】
請求項4記載の考案によれば、帯状サポータを膝や肘用として汎用性があり使用し易い大きさとして実施することができる。
【0026】
請求項5記載の考案によれば、サポータそのものの吸湿性により、蒸れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る帯状サポータ全体の正面図、
【図2】本考案に係る帯状サポータであって、巻き始めの状態を示す側面図、
【図3】本考案に係る帯状サポータであって、図2につづく巻き途中の状態を示す側面図、
【図4】本考案に係る帯状サポータであって、図3につづく巻き途中の状態を示す側面図、
【図5】本考案に係る帯状サポータであって、巻き終わりの状態を示す側面図、
【図6】本考案に係る帯状サポータ図6に示す装着状態の縦断面図。
【符号の説明】
1…サポータ本体、 2…フック面ファスナー、 A…膝。
Claims (5)
- サポータ本体を長手方向に伸縮可能な帯状に形成し、該帯状のサポータ本体の両端にフック面ファスナーを配置するとともに、サポータ本体の少なくとも片面全体を前記フック面ファスナーと係合し、ループ面ファスナーとして機能する起毛させた状態、または有毛状態としたことを特徴とする帯状サポータ。
- サポータ本体は、少なくともその一部に高伸縮性の糸を用いて、厚さ略1mm程度に編み立てた編物である請求項1記載の帯状サポータ。
- 縦糸に高伸縮性の糸を用いるとともに、縦糸及び/又は横糸に有毛性の糸を用いて、厚さ略1mm程度に織り立てた織物であることを特徴とする請求項1記載の帯状サポータ。
- サポータ本体は、幅が略8〜13cm、長さが略2mである請求項1ないし3のいずれかに記載の帯状サポータ。
- サポータ本体を構成する繊維の一部に、綿糸または再生繊維を含む請求項1ないし4のいずれかに記載の帯状サポータ。
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