JP3097017B2 - Icハンドラーのキャリア構造 - Google Patents

Icハンドラーのキャリア構造

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JP3097017B2
JP3097017B2 JP4032594A JP4032594A JP3097017B2 JP 3097017 B2 JP3097017 B2 JP 3097017B2 JP 4032594 A JP4032594 A JP 4032594A JP 4032594 A JP4032594 A JP 4032594A JP 3097017 B2 JP3097017 B2 JP 3097017B2
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貢 栗原
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株式会社ダイトー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数のICをキャリア
に載置して測定部まで搬送し、キャリアごとICを測定
するICハンドラーのキャリア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ICハンドラーは、マガジンからのIC
をローダ機構により搬送ラインに送り出し、所定の温度
環境下でテスタにより特性を試験した後、アンローダ機
構で再びマカジンに分類収納する装置である。
【0003】従来はICをローダ機構で個々に測定部へ
供給していたが、これではハンドラーの処理能力に限界
があるため、最近ではトレイに多数のICを載置して搬
送する方式が採用されている(実開平2−129878
号等)。しかし、この種のハンドラーでは測定部のソケ
ットが2,3個であるため、トレイ上のICを一旦ハン
ドでソケットに送り込み、測定後に再びトレイに収納し
ており、ICの大量搬送はできても測定部の能力がネッ
クとなってそれほど効率がよくない。
【0004】このため数年前から、キャリアに多数の孔
を形成してICの端部のみを孔の周縁で支持しなから搬
送し、キャリアごとテスタ上で停止させた後、上方から
プッシャまたはコンタクトブロックで押圧することによ
りICのリードをソケットにコンタクトさせる、いわゆ
るキャリア方式が採用されている(実開平5−3683
9,79483号)。これならばICの搬送のみなら
ず、測定も大量処理できるハンドラーが得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のキャリ
アは、主にリードの端にフレームが残っている、いわゆ
るフレーム付きICを搬送するのに用いられ、フレーム
を落とした完成ICをキャリア方式にするのは困難であ
った。つまりフレーム付きICはフレーム部分をキャリ
アの孔の周縁で簡単に支持できるが、完成ICは両側に
リードが出ているので前後端で支持するしかなく、IC
の位置決めやバランスを確保するのが難しいのである。
ICの両側をもガイドで規制すれば、測定時にソケット
へコンタクトする際にガイドがじゃまになり、特にリー
ドの短いSOJタイプのICではコンタクトが不可能と
なる。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ICの前後端のみならず両側を
も確実に位置決めでき、しかも測定時にガイドが妨げと
ならないICハンドラーのキャリア構造を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、多数のIC受容孔9にIC13を載置
したキャリア1を測定部まて搬送し、テスタ16により
キャリアごとICを同時測定するICハンドラーにおい
て、前記受容孔9の周囲に、IC13の側面を位置決め
すると共にソケット18に当たると退避し自重復帰する
回動ガイド11と、IC13の前後端を位置決めすると
共にICを支持する固定ガイド12とを設け、更に各ガ
イド11,12にICを案内するテーパ面11a,12
aを形成している。
【0008】
【作用】この構成により、ICはキャリアの受容孔に挿
入されただけでガイドのテーパ面に沿って案内され、I
Cの前後左右が位置決めされる。また、測定時にキャリ
ア及びICがプッシャで押圧されると、下降するに伴な
って回動ガイドがテスタのソケットに当たって上に開
き、ICリードが支障なくソケットにコンタクトする。
測定後に押圧が解除されてキャリアが上昇すると、IC
は固定ガイドで引き出されると共に回動ガイドは自重に
より元の状態となる。
【0009】
【実施例】図1及び図2は、本発明が適用されたキャリ
ア1の各々平面図及び側面図で、キャリア1は、フレー
ム2、可動板3及びプレート4から構成されている。
【0010】フレーム2は、金属製の枠形状で四隅に切
欠き2aが形成され、キャリア1が搬送ライン上で90
゜方向転換する際に互いに角がぶつからないようになっ
ている。可動板3も枠形状でフレーム2の内側に配置さ
れ、四隅にポスト5が立設されている。各ポスト5には
ばね6が巻装され、ばね6の上端はポスト5のばね受け
7に、ばね6の下端はフレーム側の孔8の段部8aに圧
接している。従って、可動板3はばね6の付勢力で上方
に位置しているが、押されるとポスト5のばね受け7が
フレーム上端に当たる距離だけ下降できるようになって
いる。
【0011】プレート4は、8×4の32個のIC受容
孔9を有し、ねじ10によって4箇所を可動板3に固定
されている。受容孔9の周囲には、図3,4からも分か
るように一対の回動ガイド11と固定ガイド12が各々
対向して取り付けられ、回動ガイド11はIC13の両
側面を位置決めし、固定ガイド12はIC13の前後端
を位置決めすると共に下面を支持する。回動ガイド11
の先端には、IC13の両側を正規の位置に案内するテ
ーパ面11aと回動時の逃げ面11bが形成され、後端
は隣りのガイド11と共にプレート上の軸14に取り付
けられている。固定ガイド12は、図5に示すように上
方にIC案内用のテーパ面12aが形成され、下端は内
側に屈曲してICの受け部12bとなっている。従っ
て、IC13はプレート4の孔9に挿入されるだけで、
2組のガイト11,12により正確に位置決めされる。
【0012】ICを測定する測定部には、図2に示すよ
うに上方にプッシャ15、下方にテスタ16が設置され
ている。プッシャ15は、ポスト5の押圧部15aとI
C13に対応する32個のコンタクトブロック17を具
備し、各コンタクトブロック17にはIC加熱用のヒー
タとばね(図示省略)が組み込まれている。テスタ16
の上面には、ICのリード13aとコンタクトする32
個のソケット18が配置され、ソケット18にはICを
案内するテーパガイド18a(図6)か形成されてい
る。
【0013】次にこのキャリア1を用いたハンドラーの
動作について説明すると、まずローダ機構でマガジン
(図示せず)からのIC13が32個キャリア1の受容
孔9にはめ込まれ、搬送装置(図示せず)により測定部
へと送られる。ここで図2に示すように上方のプッシャ
15が下降すると、押圧部15aがポスト先端のばね受
け7を押すと共に、各コンタクトブロック17がキャリ
ア上のIC13を押圧する。従って、キャリア1の可動
板3、プレート4及びIC13はばね6の力に抗して一
体に下降し、図6のようにプレート4の回動ガイド11
はソケット側のテーパガイド18aに当たって上方に退
避する。このときガイド11の先端には逃げ面11bが
切欠かれているので、ICの側面にぶつかることはな
い。回動ガイド11が開くにつれてIC13はソケット
側のテーパガイド18aに沿ってコンタクト位置まで押
し込まれ、これでテスタ16により特性が試験される。
ICリード13aのコンタクト状態では、ICの下面と
固定ガイド12の間がわずかに離れている。
【0014】ICのリード13aがソケット18にコン
タクトしている間はガイド11が上に開いているので、
ガイド11がIC13のコンタクト及び測定のじゃまに
なることはない。プッシャ15は、IC13だけでなく
キャリア四隅のばね受け7を均等に押圧するので、プレ
ート4及びIC13は水平状態を保ちながら均等の力で
下降し、ICのみに過大な負荷が加わることはない。ま
た、コンタクトブロック17のみならすプレート4側に
もばね6が設けられているので、プッシャ15の下降が
少々速くてもIC13に大きな衝撃を与えることはな
い、
【0015】ICの測定が終了するとプッシャ15は上
昇し、キャリア1内の可動板3及びプレート4もばね圧
で上昇する。これに伴なってIC13は、下方のガイド
12によってソケット18から引き出され、回動ガイド
11は自重によって図4の状態に戻る。このあとICは
キャリアごとアンローダ側に送られ、測定データに応じ
て所定のマガジンに分類収納される。
【0016】次にICの種別が変わる場合は、プレート
4の四隅のねじ10(図1)を外して別種のプレートを
取り付ければよく、フレーム2、可動板3、ポスト5及
びばね6等はそのまま使用できる。プレート自体はキャ
リアに比べて薄いから、それほどの保管スペースを必要
としない。この実施例では、ねじ10を用いてプレート
4を取り付けているが、クランプやはめ込み式で着脱可
能としてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のキャリア構
造によれば、フレームなしの完成ICでもキャリアの孔
に正確に位置決めでき、またIC測定時にはICリード
のある側の回動ガイドが上に退避するので、リードとソ
ケット間のコンタクトが確実に行なわれる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャリアの平面図である。
【図2】キャリア及び測定部の側面図である。
【図3】IC受容孔部分の拡大平面図である。
【図4】図3IV−IV線の断面図である。
【図5】図V−V線の断面図である。
【図6】ICのコンタクト状態図である。
【符号の説明】
1 キャリア 4 プレート 9 IC受容孔 11 回動ガイド 11a回動ガイドのテーパ面 12 固定ガイド 12a固定ガイドのテーパ面 13 IC 15 プッシャ 16 テスタ 18 ソケット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のIC受容孔9にIC13を載置した
    キャリア1を測定部まで搬送し、テスタ16によりキャ
    リアごとICを同時測定するICハンドラーにおいて、
    前記受容孔9の周囲に、IC13の側面を位置決めする
    と共にソケット18に当たると退避し自重復帰する回動
    ガイド11と、IC13の前後端を位置決めすると共に
    ICを支持する固定ガイド12とを設け、更に各ガイド
    11,12にICを案内するテーパ面11a,12aを
    形成したことを特徴とするICハンドラーのキャリア構
    造。
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KR100839665B1 (ko) * 2006-09-22 2008-06-19 미래산업 주식회사 핸들러용 전자부품 고정해제 장치 및 이를 구비한 핸들러

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