JP3096951U - 付箋紙積層体 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構造のポップアップ型付箋紙積層体を得る。
【解決手段】方形の付箋紙が付箋紙の辺に沿って付された接着剤の細い帯によって、相互にその対向辺が交互に接着された付箋紙積層体において、付箋紙積層体1と台紙12の外周囲に、付箋紙積層体を圧迫する第1輪ゴム16と第2輪ゴム17を設けたものであり、第1輪ゴム16は、第1対向辺と第2対向辺の中間線8と第1対向辺4の間に設置され、第2輪ゴム17は、第1対向辺と第2対向辺の中間線8と第2対向辺5の間に設置される。
【選択図】 図2
【解決手段】方形の付箋紙が付箋紙の辺に沿って付された接着剤の細い帯によって、相互にその対向辺が交互に接着された付箋紙積層体において、付箋紙積層体1と台紙12の外周囲に、付箋紙積層体を圧迫する第1輪ゴム16と第2輪ゴム17を設けたものであり、第1輪ゴム16は、第1対向辺と第2対向辺の中間線8と第1対向辺4の間に設置され、第2輪ゴム17は、第1対向辺と第2対向辺の中間線8と第2対向辺5の間に設置される。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は積層状に接着された付箋紙を1枚ずつ取り出すことのできるポップアップタイプの付箋紙積層体に関するものである。また、収納容器に収納されたポップアップタイプの付箋紙積層体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メモ用紙あるいは各種のインデックス用紙として付箋紙が用いられている。この付箋紙は、裏面に非転移性の感圧接着剤層が設けられているとともに、当該接着剤層を利用して多数枚を積層状にした状態で市販されている。そして、この付箋紙積層体を収納し、容器の天板に設けられた隙間から1枚ずつ付箋紙を取り出すことのできるポップアップタイプの付箋紙収納容器が知られている。
収納容器には、付箋紙積層体と共に、付箋紙1枚ごとの取り出しがスムーズに行えるように、付箋紙積層体を容器の天板に向かって押付ける手段(以下付勢手段という)が収納されている。
【0003】
例えば、従来の付箋紙収納容器は容器の底面と付箋紙積層体の間につるまき状圧縮バネを入れ、付箋紙積層体を容器の天板に付勢している(例えば、特許文献1参照。)。
また、容器の底面と付箋紙積層体の間に付箋紙積層体の下面と接触され下方から支持する平面部と、その両端に連設され複数の水平方向の折り曲げ線を有するように折り込まれて上下方向に延びる一対の脚辺を有する付勢手段を入れ、付箋紙積層体を容器の天板に付勢しているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
実開昭62−6282号公報 (第2図)
【特許文献2】
実用新案登録3071585号公報
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の付箋紙積層体付勢手段は、付箋紙収納容器用に特別に調整されるものであり、作成には費用と手数が必要となる。また、収納容器は、付勢手段の付勢力に耐える強度が必要である。さらに、容器の底面と付箋紙積層体下面の間に付勢手段を介在させるために、付勢手段を収納するための空間が必要となり、収納容器の厚さを薄くするには一定の限度がある。
また、複数の付箋紙積層体を1の収納容器に収納する場合に、従来の単独の付箋紙積層体用の付勢手段を採用すると、1の付箋紙積層体毎に付勢手段を設ける必要があり、また、一組の付箋紙積層体と付勢手段の位置関係を適当に保つ手段が必要となる問題点もある。
【0006】
そこで、本考案は、簡易な構造で付箋紙積層体をポップアップ出来る付箋紙積層体を得ることを課題とする。また、本考案は、複数の付箋紙積層体を1の収納容器に収納する場合に好適なポップアップ手段を得ることを課題とする。さらに、本考案は、収納容器に付勢力に対抗する強度が必要とされない付箋紙積層体を得ることを課題とする。
また、本考案の課題は、付箋紙積層体を収納した収納容器を薄く出来る付箋紙積層体を得ることにある。
さらに、本考案の他の課題は、上記のような付箋紙積層体を収納した、収納容器に収納された付箋紙積層体を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1にかかる付箋紙積層体は、方形の付箋紙が付箋紙の辺に沿って付された接着剤の細い帯によって相互に接着された付箋紙積層体であり、かつ、当該付箋紙の接着は、当該積層体中で連続して積層される付箋紙について、交互に対向する第1対向辺と第2対向辺の近傍が接着されたものである、前記付箋紙積層体において、前記付箋紙積層体の外周囲に、前記付箋紙積層体をその表面と裏面を押し付ける方向に圧迫する第1圧迫手段と第2圧迫手段を設けたものであり、第1圧迫手段は、第1対向辺と第2対向辺の中間線と第1対向辺の間に設置され、前記付箋紙積層体の第1対向辺に略平行な帯状部分に前記圧迫の作用を行い、第2圧迫手段は第1対向辺と第2対向辺の中間線と第2対向辺の間に設置され、前記付箋紙積層体の第2対向辺に略平行な帯状部分に前記圧迫の作用を行うことを特徴とする。
本考案において、第1対向辺または第2対向辺に「略平行」とは、平行を含み、第1または第2対向辺と±25度の角度までの角度範囲をいう。また、「帯状」とは、その幅の最小範囲が線状であり、その幅の最大範囲が付箋紙の第1対向辺に垂直な辺長の1/3である範囲を意味する。線状の帯は、輪ゴムや針金により形成することができ、圧迫手段が作成容易であり好ましい。
【0008】
請求項2にかかる考案は、請求項1記載の付箋紙積層体において、第1圧迫手段と第2圧迫手段は、上板と復元収縮力のある帯から構成され、前記付箋紙積層体の上に前記上板を載置し、前記上板の一方端部に前記帯の一方端部を係止し、前記帯が前記付箋紙積層体の一方端面、底面、他方端面を取り巻き、前記帯の他方端部が前記上板の他方端部に係止されていることを特徴とする。
本考案において、上板は、長手の板状部材や金属棒のような線状部材を含む。また、復元収縮力のある帯は、帯の長手方向全体にわたり復元収縮力のある帯と、帯の長手方向の一部に復元収縮力のある部材を含む帯の両者を意味する。
【0009】
請求項3にかかる付箋紙積層体は、方形の付箋紙が付箋紙の辺に沿って付された接着剤の細い帯によって相互に接着された付箋紙積層体であり、かつ、当該付箋紙の接着は、当該積層体中で連続して積層される付箋紙について、交互に対向する第1対向辺と第2対向辺の近傍が接着されたものである、前記付箋紙積層体において、係止位置を設けた台紙上に前記付箋紙積層体を載置し、第1対向辺と第2対向辺の中間線と第1対向辺の間に、前記台紙と前記付箋紙積層体の外周囲を取り巻く第1輪ゴムを設置し、第1輪ゴムが前記台紙の表面と裏面を交差する位置が前記台紙上の前記付箋紙積層体の輪郭線上乃至輪郭線の外側であり、第1輪ゴムの一部分を前記台紙の係止位置に係止して、第1輪ゴムと前記付箋紙積層体の位置関係を略固定し、かつ、第1対向辺と第2対向辺の中間線と第2対向辺の間に、前記台紙と前記付箋紙積層体の外周囲を取り巻く第2輪ゴムを設置し、第2輪ゴムが前記台紙の表面と裏面を交差する位置が前記台紙上の前記付箋紙積層体の輪郭線上乃至輪郭線の外側であり、第2輪ゴムの一部分を前記台紙の係止位置に係止して第2輪ゴムと前記付箋紙積層体の位置関係を略固定したことを特徴とする。
本考案において、台紙は、係止位置を定める作用、輪ゴムの収縮力に対抗して付箋紙積層体(特に、付箋紙が消費された後に付箋紙が残り少なくなった場合の付箋紙積層体)の平板状態を保つ作用、さらには、収納容器に収納する場合に容器内での付箋紙積層体の位置を保持する作用を行う。これらの作用は、付箋紙積層体の底面を構成する底面台紙に受け持たせることもできる。この場合には、底面台紙を強度のある厚紙などで構成することになる。底面台紙に強度を持たせた場合には、台紙を廃して、底面台紙を本考案にいう台紙として用いることもできる。
【0010】
請求項4にかかる考案は、請求項3記載の付箋紙積層体において、1の前記台紙上に、複数の前記付箋紙積層体を個々の前記付箋紙積層体の第1対向辺を略平行にして載置したものであり、前記第1輪ゴムと第2輪ゴムはそれぞれ1本の輪ゴムであり、前記2本の輪ゴムが前記台紙と前記複数の付箋紙積層体を取り巻き、前記複数の付箋紙積層体の中で隣接する一対の付箋紙積層体について、前記輪ゴムの特定部分が、前記一対中の一方の付箋紙積層体の表面に位置し、前記台紙に設けられた係止位置で前記輪ゴムが台紙の表面側から裏面側に交差し、前記輪ゴムの前記特定部分に隣接する一部分が、前記一対中の他方の付箋紙積層体が載置されている台紙部分の裏面に位置し、かつ、前記複数の付箋紙積層体の外周に載置された付箋紙積層体について、前記輪ゴムの一部分が、前記外周付箋紙積層体の表面に位置し、前記輪ゴムが前記台紙の外周部分で台紙の表面から裏面に交差し、前記輪ゴムの前記一部分に隣接する部分が、前記外周付箋紙積層体が載置されている台紙部分の裏面に位置することを特徴とする。
本考案において、複数とは2以上を意味する。また、「第1対向辺を略平行にして載置」とは、1の台紙上に載置された複数の付箋紙積層体における、個々の第1対向辺が1本の直線となる配置と、個々の第1対向辺が平行線となる配置、及び個々の第1対向辺延長線の交差角度が最大±5度の角度になる配置を含むものである。
【0011】
請求項5にかかる収納容器に収納された付箋紙積層体は、請求項1乃至4いずれか記載の付箋紙積層体が収納容器に収納されたものであり、前記収納容器の天板の中央部分に、前記第1対向辺と平行に延びる略長方形の開口部が設けられていることを特徴とする。
【0012】
【作用】
本考案にかかる付箋紙積層体は、付箋紙積層体を構成する付箋紙の帯状接着剤塗布部分の近傍が圧迫手段(または圧迫手段の一態様である、上板、輪ゴム)により、上下に圧迫作用を受けている。付箋紙積層体の最上位にある付箋紙の自由辺を上方に持ち上げると、この上方向の力は、圧迫手段に妨げられて横方向に方向が変わる。
このため、当該最上位の付箋紙と次位の付箋紙の接着部分は両者の付箋紙の表面に平行な力(接着面に平行な力)を受けることになる。接着面は、接着面に平行な力に対しては、強力な接着力を発揮する。よって、最上位の付箋紙を上方に持ち上げると、接着された2枚の紙が圧迫手段位置から抜け出してくる。
【0013】
接着された対向辺が圧迫手段位置から抜け出すと、両者の付箋紙には、上方向きの力が方向を変えずに作用する。つまり当該最上位の付箋紙と接着されている次の付箋紙の接着部分は両者の付箋紙の表面に垂直な力(接着面に垂直な力)を受けることになる。つまり、接着面は両者の紙の間隔を広げる力を受ける。よって両者の接着は、容易に剥がれる。
このようにして、最上位の付箋紙は積層体から外れる。同時に次位にあった付箋紙が次なる引き剥がしのための自由端として残る。
以上説明したように、本考案にかかる第1、第2圧迫手段は、付箋紙積層体に塗布された接着剤と共同して付箋紙のポップアップのために作用する。
【0014】
本考案にかかる付箋紙積層体は、それ自体でポップアップ付箋紙として使用出来る。また、本考案にかかる付箋紙積層体を収納容器に収納することも出来る。収納容器に収納すると、付箋紙取り出し時に付箋紙の自由端を上方向に持ち上げたとき、その上方向の力は、圧迫手段によって横方向に変換されると同時に、収納容器天板の開口部端部によってもまた、横方向に変換される。よって、付箋紙のポップアップがよりスムーズとなる。さらに、収納容器により、外観の美観が向上する。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下に実施例により、本考案にかかる付箋紙積層体と収納容器に収納された付箋紙積層体をさらに説明する。この考案の実施例に記載されている部材や部分の寸法、材質、形状、その相対位置などは、とくに特定的な記載のない限りは、この考案の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
【0016】
図1は収納容器に収納された付箋紙積層体の斜視図である。収納容器2の中に付箋紙積層体1が収納されている。収納容器2の天板21には開口部22があり、付箋紙積層体1を構成する最上位の付箋紙3の自由端辺が、開口部22から突出している。
第1対向辺4と第2対向辺5は、方形の付箋紙3の4辺のなかで、帯状に塗布された接着剤と平行な2つの辺である。矢印23は、収納容器2に収納された状態において、第1対向辺4と第2対向辺5の中間線に相当する収納容器天板21上の仮想中間線を示す。
【0017】
収納容器2は、紙、合成樹脂、木など任意の素材で作ることができる。加工の容易性、経済性から紙で作ることが好ましい。紙で作る場合には、マニラボール、白ボール、黄板紙、チップボール、色板紙などの紙器用板紙を使用することができる。また、外観上からこれらに塗工、上貼りなどをしたものがより好ましい。
収納容器2は、直方体、または、天板が底板よりも小さく断面台形の略直方体などにすることができる。収納容器2の側面はその一面を開閉可能な構造(例えば、天板の延長片で側面を構成し、その先端を内部に折り込む構造)としたり、又は側面を糊付けなどにより密閉したりすることができる。開閉可能な構造にすると付箋紙積層体を詰め替えることが可能になり、また、廃棄時に紙製容器と輪ゴムなどを分別するのに便利である。
【0018】
天板の開口部22は、第1対向辺4の方向と略平行に、長手に空けられる。開口部22は仮想中間線23を含んでいる。開口部22の第1対向辺4に垂直な方向の間隔は、付箋紙3の長さ(第1対向辺4に垂直な辺長)により異なるが、一般に10mm以上、30mm以下にすることが好ましい。また、開口部22の、第1対向辺4に平行な方向の間隔は、付箋紙3が通過可能な長さであれば良く、すなわち、第1対向辺4の長さより長ければ良い。
【0019】
図2は、付箋紙積層体1の斜視図である。
台紙12の上に付箋紙積層体1が置かれ、台紙12と付箋紙積層体の外周囲(すなわち、付箋紙積層体の表面、一方端面、台紙12の裏面、他方端面)を第1輪ゴム16と第2輪ゴム17が取り巻いている。第1輪ゴム16と第2輪ゴム17は、付箋紙積層体1を外周から内側に向かって圧迫する圧迫手段である。この圧迫作用の方向は、主として付箋紙積層体1を、当該付箋紙積層体を構成する最上位の付箋紙と最下位の付箋紙を押し付ける方向に圧迫するものである。
矢印8は、第1対向辺4と第2対向辺5の中間線である。第1輪ゴム16は中間線8と第1対向辺4の間に設置されている。第1輪ゴム16の一部分であって付箋紙積層体1の表面に位置する部分は、第1対向辺4と平行である。第2輪ゴム17は中間線8と第2対向辺5の間に設置されている。第2輪ゴム17の一部分であって付箋紙積層体1の表面に位置する部分は、第2対向辺5と平行である。
【0020】
13a〜dは台紙12の辺部に設けられた、輪ゴムの係止位置たる切欠き部である。第1輪ゴム16は、切欠き部13aと13bの位置で台紙に係止されている。第2輪ゴム17は、切欠き部13cと13dの位置で台紙に係止されている。付箋紙3のポップアップを繰り返すと、第1輪ゴム16と第2輪ゴム17は、中間線8の方向に移動する力を受ける。切欠き部13a〜dは、このような力に対抗して、第1輪ゴム16と第2輪ゴム17を当初設置した位置に保持するように働く。係止位置は1の輪ゴムについて1以上あれば本考案の付箋紙積層体の構成を満足するが、1の輪ゴムについて2の係止位置を設けることが好ましい。
【0021】
第1輪ゴム16と第2輪ゴム17は切幅1.1mmの輪ゴムである。また、その長さは、付箋紙積層体1が消費され、付箋紙3が1枚になった場合に付箋紙を台紙に圧迫可能な長さであれば良い。線14は、台紙12の切欠き部13aと13b間、また、同様に切欠き部13cと13d間の長さを示す線である。よって、第1輪ゴムと第2輪ゴムは、これらを2つ折りにした長さが線14の長さよりも短いものであれば良い。
第1輪ゴム16と第2輪ゴム17が、台紙12の表面から裏面に交差する位置(すなわち、切欠き部13a〜d)は、台紙上の付箋紙積層体1の輪郭線上、乃至輪郭線の外側である。この位置にすれば、付箋紙積層体が消費され付箋紙積層体の平面保持強度が弱くなっても、付箋紙積層体がたわまず、輪ゴムが付箋紙積層体に対して上下圧迫の作用を行うことが可能となる。
【0022】
図2において、線41、42は台紙12上の付箋紙積層体1の輪郭線の延長線である。よって、切欠き部13aと13cの最内側点(すなわち輪ゴムが接する位置)は、線41上であるか、線41よりも輪郭線の外側(第2図の紙面右側)とする。また、切欠き部13bと13dの最内側点(すなわち輪ゴムが接する位置)は、線42上であるか、線42よりも輪郭線の外側(第2図の紙面左側)とする。
台紙12は輪ゴムまたは、他の圧迫手段の圧迫力に対抗してたわまず、平面状態を保つ強度が必要である。台紙12は、紙、合成樹脂、木など任意の素材で作ることができる。加工の容易性、経済性から紙で作ることが好ましい。
【0023】
付箋紙積層体1を構成する付箋紙3は、方形すなわち、正方形または長方形の形状である。また、方形で4つ又は3つ以下の角部分を丸くした形状でもよい。付箋紙は方形の単票用紙の裏面に、付箋紙の一辺(第1対向辺または第2対向辺)に沿って付された非転移性の感圧接着剤の細い帯が塗られている。この接着剤の帯びが、当該積層中で積重ねられる付箋紙について、対面する辺の側に交互に積重ねられる。付箋紙積層体は、このような付箋紙を多数枚連続して積層したものである。従って、付箋紙積層体の最上位の付箋紙を引き上げると、付箋紙はジグザグに連なる態様となる。また、積層体の最下面は付箋紙、剥離紙、厚紙、合成樹脂フィルムなど任意のシートにすることができる。
非転移性の感圧接着剤の一例はアクリレート系の接着剤である。
付箋紙の例は、ノート、伝票、ラベル、個所印用紙、伝言用紙、注意書き用紙などである。また、その大きさは、通常、75mm×75mm、75mm×50mm、75mm×25mm、75mm×10mm、50mm×25mm、50mm×10mmなどである。通常は75mmまたは50mmの辺に直角な辺を第1対向辺、第2対向辺として、第1対向辺、第2対向辺に平行に接着剤が帯状に塗られる。
【0024】
図3は1の台紙に載置した付箋紙積層体の斜視図である。
3つの付箋紙積層体1a、1b、1cが台紙12bの表面に置かれている。個々の付箋紙積層体の第1対向辺4a、4b、4cが台紙12b上で平行になるように配置される。ここでは、3つの付箋紙積層体1a、1b、1cは同じ大きさの付箋紙3を積層したものであり、個々の付箋紙積層体の第1対向辺4a、4b、4cは1本の直線を形成している。
係止穴52e、52fは、台紙12bに形成された第2輪ゴム17の係止位置である。31は、付箋紙積層体1aの輪郭線を形成する4辺の中で、第1対向辺4aに垂直な1の辺である。また、32は、付箋紙積層体1bの輪郭線を形成する4辺の中で、第1対向辺4bに垂直な1の辺である。係止穴52eは辺31と辺32の中間に位置している。係止穴52fもまた同様に付箋紙積層体1bと1cの中間に位置している。
【0025】
付箋紙積層体1a、1b、1cと台紙12bは、1本の第1輪ゴム16と1本の第2輪ゴム17により外周囲を取り巻かれている。説明のために、台紙12上で隣接している付箋紙積層体1aと付箋紙積層体1bを一対の付箋紙積層体とする。第2輪ゴム17の一部分17aは付箋紙積層体1aの表面に位置している。第2輪ゴムの一部分17aに隣接する一方の部分は、係止穴52eで台紙12bの表面から裏面に交差する。第2輪ゴム17の一部分であって、引き続き隣接する一部分17bは、隣接する付箋紙積層体1bが載置されている台紙12bの裏面に位置している。
第2輪ゴムの一部分17bに隣接する部分は、係止穴52fで台紙12bの裏面から表面に交差する。続いて隣接する第2輪ゴムの一部分17cは、付箋紙積層体1cの表面に位置している。
【0026】
台紙12b上の3つの付箋紙積層体1a、1b、1cの中で外周に載置されているものは、付箋紙積層体1aと付箋紙積層体1cである。付箋紙積層体1cを例にとり、第2輪ゴム17の取り巻き方を説明する。第2輪ゴムの一部分17cは、(外周)付箋紙積層体1cの表面に位置している。第2ゴムの一部分17cに隣接する一部分は、台紙12bの外周辺上の点53で、台紙12bの表面から裏面に交差する。第2輪ゴム17の一部分であって、引き続き隣接する一部分17dは、付箋紙積層体1cが載置されている台紙12bの裏面に位置している。
【0027】
この付箋紙積層体の組み立てにあたっては、台紙12bの外側から付箋紙積層体1aに輪ゴムを巻きつけ、輪ゴムを交差して当該交差部分を切り込み線51eに通し、付箋紙積層体1bに巻きつけ、その後同様な操作を行う。
なお、第2輪ゴム17は、説明のためにその一部分を省略して図示している。
矢印8は第1対向辺4a〜cと第2対向辺5a〜cの中間線である。第1輪ゴム16は中間線8と第1対向辺4a〜cの間に設置されている。第2輪ゴム17は中間線8と第2対向辺5a〜cの間に設置されている。
【0028】
この付箋紙積層体は、1の台紙上に同一大きさの付箋紙積層体を複数置いたものであるが、第1対向辺の長さが異なる複数の付箋紙積層体(例えば75mm×25mmと75mm×10mmの付箋紙積層体)を複数載置することも出来る。
さらに、本考案の付箋紙積層体の圧迫手段は、第1、第2対向辺の中間線8から第1、第2対向辺の間を圧迫すれば良いので、垂直辺31の長さが異なる複数の複数の付箋紙積層体(例えば75mm×10mmと50mm×10mmの付箋紙積層体)を複数載置することも出来る。
1の台紙上に複数の付箋紙積層体を載置し、輪ゴムを巻きかける場合に、図3に示した実施例のように第1輪ゴムと第2輪ゴムを各々1の輪ゴムで構成することも出来るし、また、各々を複数の輪ゴムで構成することも出来る。
【0029】
本考案の圧迫手段は、輪ゴムに限られず、その他の手段で実現することが出来る。
図4は、上板61と弾性の帯62で圧迫手段を構成した付箋紙積層体を図示したものである。
(a)は付箋紙積層体1の平面図、(b)は付箋紙積層体1の側面図である。付箋紙積層体1の表面に上板61を載せ、上板61の両端部65と66を復元収縮力のある帯62で結んでいる。帯62は、付箋紙積層体の一方端面、底面、他方端面を取り巻いている。帯62は、つるまきバネ63とつるまきバネ63の両端に接続した紐64で構成されている。また、この帯62は、つるまきバネの替わりにゴムを取付けて構成することもできる。
上板61は、帯62の復元収縮力でたわまず、平板状態を保持可能な強度が必要である。また、上板61の幅は、1mm程度から第1対向辺に垂直な辺長の1/3程度までの間で任意の幅を選択することができる。
【0030】
【効果】
本考案にかかる付箋紙積層体は、簡易な構造で付箋紙のポップアップが実現出来る。また、本考案は、複数の付箋紙積層体を1の収納容器に収納する場合に好適なポップアップ手段である。
さらに、本考案にかかる収納容器に収納された付箋紙積層体は、収納容器に付勢力に対抗する強度が要求されず、収納容器を経済的に作成出来る。また、収納容器を薄くすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】収納容器に収納された付箋紙積層体の斜視図である。
【図2】付箋紙積層体の斜視図である。
【図3】1の台紙に載置した複数の付箋紙積層体の斜視図である。
【図4】付箋紙積層体の図である。
【符号の説明】
1 付箋紙積層体
2 収納容器
3 付箋紙
4 第1対向辺
5 第2対向辺
12 台紙
13 係止位置たる切欠き部
16 第1圧迫手段たる第1輪ゴム
17 第2圧迫手段たる第2輪ゴム
21 天板
22 開口部
【産業上の利用分野】
本考案は積層状に接着された付箋紙を1枚ずつ取り出すことのできるポップアップタイプの付箋紙積層体に関するものである。また、収納容器に収納されたポップアップタイプの付箋紙積層体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メモ用紙あるいは各種のインデックス用紙として付箋紙が用いられている。この付箋紙は、裏面に非転移性の感圧接着剤層が設けられているとともに、当該接着剤層を利用して多数枚を積層状にした状態で市販されている。そして、この付箋紙積層体を収納し、容器の天板に設けられた隙間から1枚ずつ付箋紙を取り出すことのできるポップアップタイプの付箋紙収納容器が知られている。
収納容器には、付箋紙積層体と共に、付箋紙1枚ごとの取り出しがスムーズに行えるように、付箋紙積層体を容器の天板に向かって押付ける手段(以下付勢手段という)が収納されている。
【0003】
例えば、従来の付箋紙収納容器は容器の底面と付箋紙積層体の間につるまき状圧縮バネを入れ、付箋紙積層体を容器の天板に付勢している(例えば、特許文献1参照。)。
また、容器の底面と付箋紙積層体の間に付箋紙積層体の下面と接触され下方から支持する平面部と、その両端に連設され複数の水平方向の折り曲げ線を有するように折り込まれて上下方向に延びる一対の脚辺を有する付勢手段を入れ、付箋紙積層体を容器の天板に付勢しているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
実開昭62−6282号公報 (第2図)
【特許文献2】
実用新案登録3071585号公報
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の付箋紙積層体付勢手段は、付箋紙収納容器用に特別に調整されるものであり、作成には費用と手数が必要となる。また、収納容器は、付勢手段の付勢力に耐える強度が必要である。さらに、容器の底面と付箋紙積層体下面の間に付勢手段を介在させるために、付勢手段を収納するための空間が必要となり、収納容器の厚さを薄くするには一定の限度がある。
また、複数の付箋紙積層体を1の収納容器に収納する場合に、従来の単独の付箋紙積層体用の付勢手段を採用すると、1の付箋紙積層体毎に付勢手段を設ける必要があり、また、一組の付箋紙積層体と付勢手段の位置関係を適当に保つ手段が必要となる問題点もある。
【0006】
そこで、本考案は、簡易な構造で付箋紙積層体をポップアップ出来る付箋紙積層体を得ることを課題とする。また、本考案は、複数の付箋紙積層体を1の収納容器に収納する場合に好適なポップアップ手段を得ることを課題とする。さらに、本考案は、収納容器に付勢力に対抗する強度が必要とされない付箋紙積層体を得ることを課題とする。
また、本考案の課題は、付箋紙積層体を収納した収納容器を薄く出来る付箋紙積層体を得ることにある。
さらに、本考案の他の課題は、上記のような付箋紙積層体を収納した、収納容器に収納された付箋紙積層体を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1にかかる付箋紙積層体は、方形の付箋紙が付箋紙の辺に沿って付された接着剤の細い帯によって相互に接着された付箋紙積層体であり、かつ、当該付箋紙の接着は、当該積層体中で連続して積層される付箋紙について、交互に対向する第1対向辺と第2対向辺の近傍が接着されたものである、前記付箋紙積層体において、前記付箋紙積層体の外周囲に、前記付箋紙積層体をその表面と裏面を押し付ける方向に圧迫する第1圧迫手段と第2圧迫手段を設けたものであり、第1圧迫手段は、第1対向辺と第2対向辺の中間線と第1対向辺の間に設置され、前記付箋紙積層体の第1対向辺に略平行な帯状部分に前記圧迫の作用を行い、第2圧迫手段は第1対向辺と第2対向辺の中間線と第2対向辺の間に設置され、前記付箋紙積層体の第2対向辺に略平行な帯状部分に前記圧迫の作用を行うことを特徴とする。
本考案において、第1対向辺または第2対向辺に「略平行」とは、平行を含み、第1または第2対向辺と±25度の角度までの角度範囲をいう。また、「帯状」とは、その幅の最小範囲が線状であり、その幅の最大範囲が付箋紙の第1対向辺に垂直な辺長の1/3である範囲を意味する。線状の帯は、輪ゴムや針金により形成することができ、圧迫手段が作成容易であり好ましい。
【0008】
請求項2にかかる考案は、請求項1記載の付箋紙積層体において、第1圧迫手段と第2圧迫手段は、上板と復元収縮力のある帯から構成され、前記付箋紙積層体の上に前記上板を載置し、前記上板の一方端部に前記帯の一方端部を係止し、前記帯が前記付箋紙積層体の一方端面、底面、他方端面を取り巻き、前記帯の他方端部が前記上板の他方端部に係止されていることを特徴とする。
本考案において、上板は、長手の板状部材や金属棒のような線状部材を含む。また、復元収縮力のある帯は、帯の長手方向全体にわたり復元収縮力のある帯と、帯の長手方向の一部に復元収縮力のある部材を含む帯の両者を意味する。
【0009】
請求項3にかかる付箋紙積層体は、方形の付箋紙が付箋紙の辺に沿って付された接着剤の細い帯によって相互に接着された付箋紙積層体であり、かつ、当該付箋紙の接着は、当該積層体中で連続して積層される付箋紙について、交互に対向する第1対向辺と第2対向辺の近傍が接着されたものである、前記付箋紙積層体において、係止位置を設けた台紙上に前記付箋紙積層体を載置し、第1対向辺と第2対向辺の中間線と第1対向辺の間に、前記台紙と前記付箋紙積層体の外周囲を取り巻く第1輪ゴムを設置し、第1輪ゴムが前記台紙の表面と裏面を交差する位置が前記台紙上の前記付箋紙積層体の輪郭線上乃至輪郭線の外側であり、第1輪ゴムの一部分を前記台紙の係止位置に係止して、第1輪ゴムと前記付箋紙積層体の位置関係を略固定し、かつ、第1対向辺と第2対向辺の中間線と第2対向辺の間に、前記台紙と前記付箋紙積層体の外周囲を取り巻く第2輪ゴムを設置し、第2輪ゴムが前記台紙の表面と裏面を交差する位置が前記台紙上の前記付箋紙積層体の輪郭線上乃至輪郭線の外側であり、第2輪ゴムの一部分を前記台紙の係止位置に係止して第2輪ゴムと前記付箋紙積層体の位置関係を略固定したことを特徴とする。
本考案において、台紙は、係止位置を定める作用、輪ゴムの収縮力に対抗して付箋紙積層体(特に、付箋紙が消費された後に付箋紙が残り少なくなった場合の付箋紙積層体)の平板状態を保つ作用、さらには、収納容器に収納する場合に容器内での付箋紙積層体の位置を保持する作用を行う。これらの作用は、付箋紙積層体の底面を構成する底面台紙に受け持たせることもできる。この場合には、底面台紙を強度のある厚紙などで構成することになる。底面台紙に強度を持たせた場合には、台紙を廃して、底面台紙を本考案にいう台紙として用いることもできる。
【0010】
請求項4にかかる考案は、請求項3記載の付箋紙積層体において、1の前記台紙上に、複数の前記付箋紙積層体を個々の前記付箋紙積層体の第1対向辺を略平行にして載置したものであり、前記第1輪ゴムと第2輪ゴムはそれぞれ1本の輪ゴムであり、前記2本の輪ゴムが前記台紙と前記複数の付箋紙積層体を取り巻き、前記複数の付箋紙積層体の中で隣接する一対の付箋紙積層体について、前記輪ゴムの特定部分が、前記一対中の一方の付箋紙積層体の表面に位置し、前記台紙に設けられた係止位置で前記輪ゴムが台紙の表面側から裏面側に交差し、前記輪ゴムの前記特定部分に隣接する一部分が、前記一対中の他方の付箋紙積層体が載置されている台紙部分の裏面に位置し、かつ、前記複数の付箋紙積層体の外周に載置された付箋紙積層体について、前記輪ゴムの一部分が、前記外周付箋紙積層体の表面に位置し、前記輪ゴムが前記台紙の外周部分で台紙の表面から裏面に交差し、前記輪ゴムの前記一部分に隣接する部分が、前記外周付箋紙積層体が載置されている台紙部分の裏面に位置することを特徴とする。
本考案において、複数とは2以上を意味する。また、「第1対向辺を略平行にして載置」とは、1の台紙上に載置された複数の付箋紙積層体における、個々の第1対向辺が1本の直線となる配置と、個々の第1対向辺が平行線となる配置、及び個々の第1対向辺延長線の交差角度が最大±5度の角度になる配置を含むものである。
【0011】
請求項5にかかる収納容器に収納された付箋紙積層体は、請求項1乃至4いずれか記載の付箋紙積層体が収納容器に収納されたものであり、前記収納容器の天板の中央部分に、前記第1対向辺と平行に延びる略長方形の開口部が設けられていることを特徴とする。
【0012】
【作用】
本考案にかかる付箋紙積層体は、付箋紙積層体を構成する付箋紙の帯状接着剤塗布部分の近傍が圧迫手段(または圧迫手段の一態様である、上板、輪ゴム)により、上下に圧迫作用を受けている。付箋紙積層体の最上位にある付箋紙の自由辺を上方に持ち上げると、この上方向の力は、圧迫手段に妨げられて横方向に方向が変わる。
このため、当該最上位の付箋紙と次位の付箋紙の接着部分は両者の付箋紙の表面に平行な力(接着面に平行な力)を受けることになる。接着面は、接着面に平行な力に対しては、強力な接着力を発揮する。よって、最上位の付箋紙を上方に持ち上げると、接着された2枚の紙が圧迫手段位置から抜け出してくる。
【0013】
接着された対向辺が圧迫手段位置から抜け出すと、両者の付箋紙には、上方向きの力が方向を変えずに作用する。つまり当該最上位の付箋紙と接着されている次の付箋紙の接着部分は両者の付箋紙の表面に垂直な力(接着面に垂直な力)を受けることになる。つまり、接着面は両者の紙の間隔を広げる力を受ける。よって両者の接着は、容易に剥がれる。
このようにして、最上位の付箋紙は積層体から外れる。同時に次位にあった付箋紙が次なる引き剥がしのための自由端として残る。
以上説明したように、本考案にかかる第1、第2圧迫手段は、付箋紙積層体に塗布された接着剤と共同して付箋紙のポップアップのために作用する。
【0014】
本考案にかかる付箋紙積層体は、それ自体でポップアップ付箋紙として使用出来る。また、本考案にかかる付箋紙積層体を収納容器に収納することも出来る。収納容器に収納すると、付箋紙取り出し時に付箋紙の自由端を上方向に持ち上げたとき、その上方向の力は、圧迫手段によって横方向に変換されると同時に、収納容器天板の開口部端部によってもまた、横方向に変換される。よって、付箋紙のポップアップがよりスムーズとなる。さらに、収納容器により、外観の美観が向上する。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下に実施例により、本考案にかかる付箋紙積層体と収納容器に収納された付箋紙積層体をさらに説明する。この考案の実施例に記載されている部材や部分の寸法、材質、形状、その相対位置などは、とくに特定的な記載のない限りは、この考案の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
【0016】
図1は収納容器に収納された付箋紙積層体の斜視図である。収納容器2の中に付箋紙積層体1が収納されている。収納容器2の天板21には開口部22があり、付箋紙積層体1を構成する最上位の付箋紙3の自由端辺が、開口部22から突出している。
第1対向辺4と第2対向辺5は、方形の付箋紙3の4辺のなかで、帯状に塗布された接着剤と平行な2つの辺である。矢印23は、収納容器2に収納された状態において、第1対向辺4と第2対向辺5の中間線に相当する収納容器天板21上の仮想中間線を示す。
【0017】
収納容器2は、紙、合成樹脂、木など任意の素材で作ることができる。加工の容易性、経済性から紙で作ることが好ましい。紙で作る場合には、マニラボール、白ボール、黄板紙、チップボール、色板紙などの紙器用板紙を使用することができる。また、外観上からこれらに塗工、上貼りなどをしたものがより好ましい。
収納容器2は、直方体、または、天板が底板よりも小さく断面台形の略直方体などにすることができる。収納容器2の側面はその一面を開閉可能な構造(例えば、天板の延長片で側面を構成し、その先端を内部に折り込む構造)としたり、又は側面を糊付けなどにより密閉したりすることができる。開閉可能な構造にすると付箋紙積層体を詰め替えることが可能になり、また、廃棄時に紙製容器と輪ゴムなどを分別するのに便利である。
【0018】
天板の開口部22は、第1対向辺4の方向と略平行に、長手に空けられる。開口部22は仮想中間線23を含んでいる。開口部22の第1対向辺4に垂直な方向の間隔は、付箋紙3の長さ(第1対向辺4に垂直な辺長)により異なるが、一般に10mm以上、30mm以下にすることが好ましい。また、開口部22の、第1対向辺4に平行な方向の間隔は、付箋紙3が通過可能な長さであれば良く、すなわち、第1対向辺4の長さより長ければ良い。
【0019】
図2は、付箋紙積層体1の斜視図である。
台紙12の上に付箋紙積層体1が置かれ、台紙12と付箋紙積層体の外周囲(すなわち、付箋紙積層体の表面、一方端面、台紙12の裏面、他方端面)を第1輪ゴム16と第2輪ゴム17が取り巻いている。第1輪ゴム16と第2輪ゴム17は、付箋紙積層体1を外周から内側に向かって圧迫する圧迫手段である。この圧迫作用の方向は、主として付箋紙積層体1を、当該付箋紙積層体を構成する最上位の付箋紙と最下位の付箋紙を押し付ける方向に圧迫するものである。
矢印8は、第1対向辺4と第2対向辺5の中間線である。第1輪ゴム16は中間線8と第1対向辺4の間に設置されている。第1輪ゴム16の一部分であって付箋紙積層体1の表面に位置する部分は、第1対向辺4と平行である。第2輪ゴム17は中間線8と第2対向辺5の間に設置されている。第2輪ゴム17の一部分であって付箋紙積層体1の表面に位置する部分は、第2対向辺5と平行である。
【0020】
13a〜dは台紙12の辺部に設けられた、輪ゴムの係止位置たる切欠き部である。第1輪ゴム16は、切欠き部13aと13bの位置で台紙に係止されている。第2輪ゴム17は、切欠き部13cと13dの位置で台紙に係止されている。付箋紙3のポップアップを繰り返すと、第1輪ゴム16と第2輪ゴム17は、中間線8の方向に移動する力を受ける。切欠き部13a〜dは、このような力に対抗して、第1輪ゴム16と第2輪ゴム17を当初設置した位置に保持するように働く。係止位置は1の輪ゴムについて1以上あれば本考案の付箋紙積層体の構成を満足するが、1の輪ゴムについて2の係止位置を設けることが好ましい。
【0021】
第1輪ゴム16と第2輪ゴム17は切幅1.1mmの輪ゴムである。また、その長さは、付箋紙積層体1が消費され、付箋紙3が1枚になった場合に付箋紙を台紙に圧迫可能な長さであれば良い。線14は、台紙12の切欠き部13aと13b間、また、同様に切欠き部13cと13d間の長さを示す線である。よって、第1輪ゴムと第2輪ゴムは、これらを2つ折りにした長さが線14の長さよりも短いものであれば良い。
第1輪ゴム16と第2輪ゴム17が、台紙12の表面から裏面に交差する位置(すなわち、切欠き部13a〜d)は、台紙上の付箋紙積層体1の輪郭線上、乃至輪郭線の外側である。この位置にすれば、付箋紙積層体が消費され付箋紙積層体の平面保持強度が弱くなっても、付箋紙積層体がたわまず、輪ゴムが付箋紙積層体に対して上下圧迫の作用を行うことが可能となる。
【0022】
図2において、線41、42は台紙12上の付箋紙積層体1の輪郭線の延長線である。よって、切欠き部13aと13cの最内側点(すなわち輪ゴムが接する位置)は、線41上であるか、線41よりも輪郭線の外側(第2図の紙面右側)とする。また、切欠き部13bと13dの最内側点(すなわち輪ゴムが接する位置)は、線42上であるか、線42よりも輪郭線の外側(第2図の紙面左側)とする。
台紙12は輪ゴムまたは、他の圧迫手段の圧迫力に対抗してたわまず、平面状態を保つ強度が必要である。台紙12は、紙、合成樹脂、木など任意の素材で作ることができる。加工の容易性、経済性から紙で作ることが好ましい。
【0023】
付箋紙積層体1を構成する付箋紙3は、方形すなわち、正方形または長方形の形状である。また、方形で4つ又は3つ以下の角部分を丸くした形状でもよい。付箋紙は方形の単票用紙の裏面に、付箋紙の一辺(第1対向辺または第2対向辺)に沿って付された非転移性の感圧接着剤の細い帯が塗られている。この接着剤の帯びが、当該積層中で積重ねられる付箋紙について、対面する辺の側に交互に積重ねられる。付箋紙積層体は、このような付箋紙を多数枚連続して積層したものである。従って、付箋紙積層体の最上位の付箋紙を引き上げると、付箋紙はジグザグに連なる態様となる。また、積層体の最下面は付箋紙、剥離紙、厚紙、合成樹脂フィルムなど任意のシートにすることができる。
非転移性の感圧接着剤の一例はアクリレート系の接着剤である。
付箋紙の例は、ノート、伝票、ラベル、個所印用紙、伝言用紙、注意書き用紙などである。また、その大きさは、通常、75mm×75mm、75mm×50mm、75mm×25mm、75mm×10mm、50mm×25mm、50mm×10mmなどである。通常は75mmまたは50mmの辺に直角な辺を第1対向辺、第2対向辺として、第1対向辺、第2対向辺に平行に接着剤が帯状に塗られる。
【0024】
図3は1の台紙に載置した付箋紙積層体の斜視図である。
3つの付箋紙積層体1a、1b、1cが台紙12bの表面に置かれている。個々の付箋紙積層体の第1対向辺4a、4b、4cが台紙12b上で平行になるように配置される。ここでは、3つの付箋紙積層体1a、1b、1cは同じ大きさの付箋紙3を積層したものであり、個々の付箋紙積層体の第1対向辺4a、4b、4cは1本の直線を形成している。
係止穴52e、52fは、台紙12bに形成された第2輪ゴム17の係止位置である。31は、付箋紙積層体1aの輪郭線を形成する4辺の中で、第1対向辺4aに垂直な1の辺である。また、32は、付箋紙積層体1bの輪郭線を形成する4辺の中で、第1対向辺4bに垂直な1の辺である。係止穴52eは辺31と辺32の中間に位置している。係止穴52fもまた同様に付箋紙積層体1bと1cの中間に位置している。
【0025】
付箋紙積層体1a、1b、1cと台紙12bは、1本の第1輪ゴム16と1本の第2輪ゴム17により外周囲を取り巻かれている。説明のために、台紙12上で隣接している付箋紙積層体1aと付箋紙積層体1bを一対の付箋紙積層体とする。第2輪ゴム17の一部分17aは付箋紙積層体1aの表面に位置している。第2輪ゴムの一部分17aに隣接する一方の部分は、係止穴52eで台紙12bの表面から裏面に交差する。第2輪ゴム17の一部分であって、引き続き隣接する一部分17bは、隣接する付箋紙積層体1bが載置されている台紙12bの裏面に位置している。
第2輪ゴムの一部分17bに隣接する部分は、係止穴52fで台紙12bの裏面から表面に交差する。続いて隣接する第2輪ゴムの一部分17cは、付箋紙積層体1cの表面に位置している。
【0026】
台紙12b上の3つの付箋紙積層体1a、1b、1cの中で外周に載置されているものは、付箋紙積層体1aと付箋紙積層体1cである。付箋紙積層体1cを例にとり、第2輪ゴム17の取り巻き方を説明する。第2輪ゴムの一部分17cは、(外周)付箋紙積層体1cの表面に位置している。第2ゴムの一部分17cに隣接する一部分は、台紙12bの外周辺上の点53で、台紙12bの表面から裏面に交差する。第2輪ゴム17の一部分であって、引き続き隣接する一部分17dは、付箋紙積層体1cが載置されている台紙12bの裏面に位置している。
【0027】
この付箋紙積層体の組み立てにあたっては、台紙12bの外側から付箋紙積層体1aに輪ゴムを巻きつけ、輪ゴムを交差して当該交差部分を切り込み線51eに通し、付箋紙積層体1bに巻きつけ、その後同様な操作を行う。
なお、第2輪ゴム17は、説明のためにその一部分を省略して図示している。
矢印8は第1対向辺4a〜cと第2対向辺5a〜cの中間線である。第1輪ゴム16は中間線8と第1対向辺4a〜cの間に設置されている。第2輪ゴム17は中間線8と第2対向辺5a〜cの間に設置されている。
【0028】
この付箋紙積層体は、1の台紙上に同一大きさの付箋紙積層体を複数置いたものであるが、第1対向辺の長さが異なる複数の付箋紙積層体(例えば75mm×25mmと75mm×10mmの付箋紙積層体)を複数載置することも出来る。
さらに、本考案の付箋紙積層体の圧迫手段は、第1、第2対向辺の中間線8から第1、第2対向辺の間を圧迫すれば良いので、垂直辺31の長さが異なる複数の複数の付箋紙積層体(例えば75mm×10mmと50mm×10mmの付箋紙積層体)を複数載置することも出来る。
1の台紙上に複数の付箋紙積層体を載置し、輪ゴムを巻きかける場合に、図3に示した実施例のように第1輪ゴムと第2輪ゴムを各々1の輪ゴムで構成することも出来るし、また、各々を複数の輪ゴムで構成することも出来る。
【0029】
本考案の圧迫手段は、輪ゴムに限られず、その他の手段で実現することが出来る。
図4は、上板61と弾性の帯62で圧迫手段を構成した付箋紙積層体を図示したものである。
(a)は付箋紙積層体1の平面図、(b)は付箋紙積層体1の側面図である。付箋紙積層体1の表面に上板61を載せ、上板61の両端部65と66を復元収縮力のある帯62で結んでいる。帯62は、付箋紙積層体の一方端面、底面、他方端面を取り巻いている。帯62は、つるまきバネ63とつるまきバネ63の両端に接続した紐64で構成されている。また、この帯62は、つるまきバネの替わりにゴムを取付けて構成することもできる。
上板61は、帯62の復元収縮力でたわまず、平板状態を保持可能な強度が必要である。また、上板61の幅は、1mm程度から第1対向辺に垂直な辺長の1/3程度までの間で任意の幅を選択することができる。
【0030】
【効果】
本考案にかかる付箋紙積層体は、簡易な構造で付箋紙のポップアップが実現出来る。また、本考案は、複数の付箋紙積層体を1の収納容器に収納する場合に好適なポップアップ手段である。
さらに、本考案にかかる収納容器に収納された付箋紙積層体は、収納容器に付勢力に対抗する強度が要求されず、収納容器を経済的に作成出来る。また、収納容器を薄くすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】収納容器に収納された付箋紙積層体の斜視図である。
【図2】付箋紙積層体の斜視図である。
【図3】1の台紙に載置した複数の付箋紙積層体の斜視図である。
【図4】付箋紙積層体の図である。
【符号の説明】
1 付箋紙積層体
2 収納容器
3 付箋紙
4 第1対向辺
5 第2対向辺
12 台紙
13 係止位置たる切欠き部
16 第1圧迫手段たる第1輪ゴム
17 第2圧迫手段たる第2輪ゴム
21 天板
22 開口部
Claims (5)
- 方形の付箋紙が付箋紙の辺に沿って付された接着剤の細い帯によって相互に接着された付箋紙積層体であり、かつ、当該付箋紙の接着は、当該積層体中で連続して積層される付箋紙について、交互に対向する第1対向辺と第2対向辺の近傍が接着されたものである、前記付箋紙積層体において、
前記付箋紙積層体の外周囲に、前記付箋紙積層体をその表面と裏面を押し付ける方向に圧迫する第1圧迫手段と第2圧迫手段を設けたものであり、第1圧迫手段は、第1対向辺と第2対向辺の中間線と第1対向辺の間に設置され、前記付箋紙積層体の第1対向辺に略平行な帯状部分に前記圧迫の作用を行い、第2圧迫手段は第1対向辺と第2対向辺の中間線と第2対向辺の間に設置され、前記付箋紙積層体の第2対向辺に略平行な帯状部分に前記圧迫の作用を行うことを特徴とする付箋紙積層体。 - 第1圧迫手段と第2圧迫手段は、上板と復元収縮力のある帯から構成され、前記付箋紙積層体の上に前記上板を載置し、前記上板の一方端部に前記帯の一方端部を係止し、前記帯が前記付箋紙積層体の一方端面、底面、他方端面を取り巻き、前記帯の他方端部が前記上板の他方端部に係止されていることを特徴とする請求項1記載の付箋紙積層体。
- 方形の付箋紙が付箋紙の辺に沿って付された接着剤の細い帯によって相互に接着された付箋紙積層体であり、かつ、当該付箋紙の接着は、当該積層体中で連続して積層される付箋紙について、交互に対向する第1対向辺と第2対向辺の近傍が接着されたものである、前記付箋紙積層体において、
係止位置を設けた台紙上に前記付箋紙積層体を載置し、第1対向辺と第2対向辺の中間線と第1対向辺の間に、前記台紙と前記付箋紙積層体の外周囲を取り巻く第1輪ゴムを設置し、第1輪ゴムが前記台紙の表面と裏面を交差する位置が前記台紙上の前記付箋紙積層体の輪郭線上乃至輪郭線の外側であり、第1輪ゴムの一部分を前記台紙の係止位置に係止して、第1輪ゴムと前記付箋紙積層体の位置関係を略固定し、かつ、
第1対向辺と第2対向辺の中間線と第2対向辺の間に、前記台紙と前記付箋紙積層体の外周囲を取り巻く第2輪ゴムを設置し、第2輪ゴムが前記台紙の表面と裏面を交差する位置が前記台紙上の前記付箋紙積層体の輪郭線上乃至輪郭線の外側であり、第2輪ゴムの一部分を前記台紙の係止位置に係止して第2輪ゴムと前記付箋紙積層体の位置関係を略固定した付箋紙積層体。 - 1の前記台紙上に、複数の前記付箋紙積層体を個々の前記付箋紙積層体の第1対向辺を略平行にして載置したものであり、
前記第1輪ゴムと第2輪ゴムはそれぞれ1本の輪ゴムであり、前記2本の輪ゴムが前記台紙と前記複数の付箋紙積層体を取り巻き、
前記複数の付箋紙積層体の中で隣接する一対の付箋紙積層体について、前記輪ゴムの特定部分が、前記一対中の一方の付箋紙積層体の表面に位置し、前記台紙に設けられた係止位置で前記輪ゴムが台紙の表面側から裏面側に交差し、前記輪ゴムの前記特定部分に隣接する一部分が、前記一対中の他方の付箋紙積層体が載置されている台紙部分の裏面に位置し、かつ、
前記複数の付箋紙積層体の外周に載置された付箋紙積層体について、前記輪ゴムの一部分が、前記外周付箋紙積層体の表面に位置し、前記輪ゴムが前記台紙の外周部分で台紙の表面から裏面に交差し、前記輪ゴムの前記一部分に隣接する部分が、前記外周付箋紙積層体が載置されている台紙部分の裏面に位置することを特徴とする請求項3記載の付箋紙積層体。 - 請求項1乃至4いずれか記載の付箋紙積層体が収納容器に収納されたものであり、前記収納容器の天板の中央部分に、前記第1対向辺と平行に延びる略長方形の開口部が設けられている収納容器に収納された付箋紙積層体。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003001839U JP3096951U (ja) | 2003-04-04 | 2003-04-04 | 付箋紙積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003001839U JP3096951U (ja) | 2003-04-04 | 2003-04-04 | 付箋紙積層体 |
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Family
ID=43250796
Family Applications (1)
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JP2003001839U Expired - Lifetime JP3096951U (ja) | 2003-04-04 | 2003-04-04 | 付箋紙積層体 |
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JP (1) | JP3096951U (ja) |
-
2003
- 2003-04-04 JP JP2003001839U patent/JP3096951U/ja not_active Expired - Lifetime
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