JP2000025742A - 組立箱 - Google Patents

組立箱

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JP2000025742A
JP2000025742A JP10202750A JP20275098A JP2000025742A JP 2000025742 A JP2000025742 A JP 2000025742A JP 10202750 A JP10202750 A JP 10202750A JP 20275098 A JP20275098 A JP 20275098A JP 2000025742 A JP2000025742 A JP 2000025742A
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JP
Japan
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section
lid
peripheral side
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Application number
JP10202750A
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English (en)
Inventor
Zenichi Takano
善一 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Seisakusho KK
Original Assignee
Chuo Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Chuo Seisakusho KK filed Critical Chuo Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 底面上に重量のある品物を入れると底面が曲
がってしまったり、側面体の側面部が曲がってしまった
り、体裁がよくない欠点があった。 【解決手段】 箱の4周側面を形成する厚紙1からなる
側面体aと、前記4周側面部の1側面部と同一の大きさ
の側面部3、その下側の底面部2および差し込み部5を
先端側に位置させた蓋部4とからなる蓋体bと、前記4
周側面部の高さと略同一の高さの2枚の当て板8を上下
両側に位置させて底面部2よりも僅かに小さい大きさの
底面部9とからなる補強体cとで形成し、前記側面体の
1側面に蓋体の側面部を、蓋体の底面部に補強体の底面
部を接着し、側面体の4周側面部を長方形に保持してそ
の内部に補強体の当て板を挿入し、これを4周側面部の
2側面部に沿接して2枚の底面部で組立箱の底面を形成
し、差し込み部を4周側面部内に挿入して、蓋部で組立
箱の蓋するようにした組立箱である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平板状に折り畳み
が可能で、宝石等の装身具や時計などの高価な品物を収
容するのに適した組立箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の組立が可能な組立箱とし
ては、JISに規定されているB型の箱があり、これは
4周の4側面のうちの3側面が横に連結されている側面
体を形成し、先端に差し込み部を連接した上下の蓋部と
残りの1側面を連結して蓋体を形成する。
【0003】そして、側面体の左右の両側面を蓋体の1
側面の左右に連結したもので、蓋体の差し込み部と蓋部
を折曲して、差し込み部を側面体の内部に挿入し、蓋部
を側面体の上下に沿接して、蓋と底面を形成するもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなJIS規
定のB形の組立箱は段ボール箱として多く用いられてい
るが、底面上に重量のある品物を入れるとその重量で底
面が曲がってしまったり、側面体の4周側面部のうちの
蓋体の側面部の左右に位置する側面部が曲がってしまう
恐れがある。
【0005】また、各折曲部は単なる折曲線での折曲で
あるので折曲の角度が丸みを帯びてしまい、ハッキリと
した折曲線ができないために体裁もよくなく、段ボール
紙上に覆い紙を貼ったとしても良好な形態とはならず、
従って、宝石類を使用した装身具や時計などの高価な品
物の容器としては使用に適さなかった。
【0006】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、明確な折曲線を形成
すると共に、覆い紙での表面の美麗さ、重量負荷に対す
る底部の強度増加、折り畳み時に平板状となって場所を
取らないことによる保管容積の縮小等が相まって宝石等
の装身具や時計などを収容するのに好適な組立箱を提供
せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の組立箱は前記し
た目的を達成せんとするもので、その手段は、箱の4周
側面を形成する厚紙からなる側面体と、前記4周側面部
の1側面部と同一の大きさの側面部、その下側の底面部
および差し込み部を先端側に位置させた蓋部とからなる
蓋体と、前記4周側面部の高さと略同一の高さの当て板
を上下両側に位置させて底面部よりも僅かに小さい大き
さの底面部とからなる補強体とで形成し、前記側面体の
1側面に蓋体の側面部を、蓋体の底面部に補強体の底面
部を接着し、側面体の4周側面部を長方形に保持してそ
の内部に補強体の当て板を挿入し、これを4周側面部の
2側面部に沿接して2枚の底面部で組立箱の底面を形成
し、差し込み部を4周側面部内に挿入して、蓋部で組立
箱の蓋するようにしたものである。
【0008】また、前記側面体の4周側面部、蓋体の側
面部と底面部と蓋部、補強体の当て板、底面部を厚紙で
それぞれの大きさに裁断して形成し、各厚紙の間に隙間
を介在させて覆紙でこれらを被覆、連結することが望ま
しく、さらには、前記蓋体の差し込み部を側面体の4周
側面部と補強体の当接部との間に挿入することが望まし
い。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面について以下に説明する。この実施の形態において
は、側面体aを形成する4周側面部1は厚紙1aを各側
面部の大きさに裁断して、これを基板としている。
【0010】この基板の各厚紙1aを1列にとして、屈
折性に富む覆紙2aで、かつ、各厚紙1aの接続される
部分に隙間を空けて、その隙間で折曲が自由に行われる
ように全面を被覆し、4周側面部1が横1列に連続され
た形状に仕上げられている。
【0011】蓋体bは、側面体aの4周側面部1の中の
1側面の大きさに裁断された厚紙の側面部3b、側面体
aを長方形乃至は正方形とした際の大きさよりも若干大
きい大きさの2枚の厚紙の底面部4bと、側面部1の高
さの1/2程度の高さで幅が側面部1と同一程度の厚紙
の差し込み部5bが基板となっている。
【0012】そして、厚紙の側面部3b、その上下にそ
れぞれ1枚づつの厚紙の底面部4b、および一方の底面
部4bの側面部3bの反対側には厚紙の差し込み部5b
を1列として並べる。
【0013】これらの厚紙の側面部3b、厚紙の底面部
4b、厚紙の差し込み部5bが接続される部分に隙間を
空けて、その隙間で折曲が自由に行われるように、側面
体aと同様に屈折性に富む覆紙6bで全面を被覆する。
【0014】この蓋体bは、差し込み部5bが連設され
た側の底面部4bには、外側となる側において覆紙6b
との間にスポンジ等の緩衝材7を介在させて、蓋となる
面に膨らみを持たせると共に、触感を柔らかくして、底
面部2、側面部3、蓋部4、差し込み部5が1列に形成
された形状に仕上げられている。
【0015】補強体cは、側面体aを長方形若しくは正
方形に組み立てた場合の側面体aの平面図形の内側形状
に裁断された厚紙の底面部9c、この底面部9cと同幅
で長さが4周側面部1の高さと同一長さの2枚の厚紙の
当て板8cが基板となっている。
【0016】この補強体cも、底面部9cの上下にそれ
ぞれ1枚づつの厚紙の当て板8cを1列に並べ、厚紙の
底面部9cと厚紙の当て板8cとが接続される部分に隙
間を空けて、その隙間で折曲が自由に行われるように、
側面体aと同様に屈折性に富む覆紙10cで被覆し、当
て板8、底面部9、当て板8の3者を1列とした形状に
仕上げられている。
【0017】前記のように構成した側面体aの4周側面
部1のうちの1側面部の外側に、蓋体bの側面部3の内
面側を接着しすると共に、補強体cの一方の当て板8を
側面体aの中に入れて、底面部2の上に補強体cの底面
部9の下面を接着する。
【0018】このように構成した組立箱は、図3、図4
のように先ず側面体aを長方形若しくは正方形の形状に
組み立てた後、図5、図6のように補強体cの他方の当
て板8を側面体aの内部に挿入しながら、蓋体bの底面
部2を側面体aの底面側に接触させる。
【0019】次に、当て板8を4周側面部1に沿接する
ように起立させた後、側面部3とは反対側の側面体aの
4周側面部1と当て板8との間に差し込み部5を差し込
むようにして、蓋体bの蓋部4を側面体aの上面に沿接
し、蓋をするものである。
【0020】このように本実施の形態においては、基板
である各厚紙の間に隙間を設けて覆紙で被覆しているの
で、この厚紙間の隙間の部分を屈折部とした場合に、従
来の厚紙のような丸みがあったり、湾曲した折曲線とな
る不体裁がなくなり、覆紙の美しさと相まって良好な形
態となる。
【0021】そして、上面からの押圧力に対しては、4
周側面部1、側面部3、2枚の当て板8が抵抗力となる
ので、4周側面部1が潰れて形が崩れる恐れを極めて少
なくしており、この組立箱内に座布団状の敷物を収容す
れば当て板8の伏倒が防止され、その効果を確実なもの
にすることができる。
【0022】さらに、差し込み部5が4周側面部1と当
て板8間に挿入されているため、蓋部4が側面体a内に
陥没するのを当て板8で支え、蓋部4が側面体a内に陥
没するのも防止でき、型崩れによる不体裁を未然に防止
できる。
【0023】また、前記の側面体aへの当て板8、差し
込み部5の挿入を抜き取れば、図8のように平板状に折
り畳むことができ、この組立箱の輸送コストや保管場所
を取らないなどの利点がある。
【0024】
【発明の効果】本発明は前記したように、厚紙を基板と
して覆紙で被覆して各面が形成され、且つ側面体の4周
側面部のうちの2側面に当て板が重ねられと共に、蓋体
の側面部が側面体の1側面に接着されているので、上か
らの圧力で4周の側面が屈折するなどの型崩れが防止で
きる。
【0025】しかも、この組立箱は底面が2重の底面部
で構成されるので、内部重量での底面の変形も防止さ
れ、更に側面体と当て板間に挿入した差し込み部が当て
板で支えられているので、蓋部が側面体内に陥没するこ
とがない。
【0026】そして、各厚紙を覆紙で被覆するのに各厚
紙間に隙間を形成しているので、各厚紙間を折曲する場
合にその折曲が容易であると共に、折曲線がはっきりと
形成され、覆紙の美しさと相まって良好な組立形状とす
ることができる。
【0027】しかも、この組立箱は当て板と差し込み部
の差し込み、抜き取りで簡単に組み立て、平板状への折
り畳みができ、使用状態への移行、保管と出荷に至便で
ある等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の組み立て完了時の斜視図であ
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本実施の形態の側面体を起立させた斜視図であ
る。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】図3に当て板を差し込んだ斜視図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【図7】図5の当て板を起立させた斜視図である。
【図8】折り畳み状態の斜視図である。
【符号の説明】
a 側面体 b 蓋体 c 補強体 1 4周側面部 1a 厚紙 2 底面部 2a 覆紙 3 側面部 3b 厚紙の側面部 4 蓋部 4b 厚紙の底面部 5b 厚紙の差し込み部 6b 覆紙 8 当て板 8c 厚紙の当て板 9 底面部 9c 厚紙の底面部 10c 覆紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱の4周側面を形成する厚紙からなる側
    面体と、前記4周側面部の1側面部と同一の大きさの側
    面部、その下側の底面部および差し込み部を先端側に位
    置させた蓋部とからなる蓋体と、前記4周側面部の高さ
    と略同一の高さの当て板を上下両側に位置させて底面部
    よりも僅かに小さい大きさの底面部とからなる補強体と
    で形成し、前記側面体の1側面に蓋体の側面部を、蓋体
    の底面部に補強体の底面部を接着し、側面体の4周側面
    部を長方形に保持してその内部に補強体の当て板を挿入
    し、これを4周側面部の2側面部に沿接して2枚の底面
    部で組立箱の底面を形成し、差し込み部を4周側面部内
    に挿入して、蓋部で組立箱の蓋するようにしたことを特
    徴とする組立箱。
  2. 【請求項2】 前記側面体の4周側面部、蓋体の側面部
    と底面部と蓋部、補強体の当て板、底面部を厚紙でそれ
    ぞれの大きさに裁断して形成し、各厚紙の間に隙間を介
    在させて覆紙でこれらを被覆、連結したことを特徴とす
    る請求項1記載の組立箱。
  3. 【請求項3】 前記蓋体の差し込み部を側面体の4周側
    面部と補強体の当接部との間に挿入することを特徴とす
    る請求項1記載の組立箱。
JP10202750A 1998-07-02 1998-07-02 組立箱 Pending JP2000025742A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010137879A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Casio Computer Co Ltd 梱包装置
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CN111907896A (zh) * 2020-07-09 2020-11-10 湖北京华彩印有限公司 一种揭盖翻折开启包装盒

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