JP3243449U - 包装容器 - Google Patents

包装容器 Download PDF

Info

Publication number
JP3243449U
JP3243449U JP2023002302U JP2023002302U JP3243449U JP 3243449 U JP3243449 U JP 3243449U JP 2023002302 U JP2023002302 U JP 2023002302U JP 2023002302 U JP2023002302 U JP 2023002302U JP 3243449 U JP3243449 U JP 3243449U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
side plate
partition
handle
partition plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023002302U
Other languages
English (en)
Inventor
博子 津田
Original Assignee
都生工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 都生工業株式会社 filed Critical 都生工業株式会社
Priority to JP2023002302U priority Critical patent/JP3243449U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3243449U publication Critical patent/JP3243449U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】底・仕切り板を差し込み溝に挿入して包装容器を組み立てた場合であっても、立設状態に保持することが出来る包装容器を提供する。【解決手段】包装容器は、第一側板1041、第二側板、第三側板、および第四側板により側板部を構成する。それら側板に連続して第一底・仕切り板、第二底・仕切り板、第三底・仕切り板1063、および第四底・仕切り板1064が設けられる。第一底・仕切り板、第二底・仕切り板に形成された差し込み溝を組み合わせて第一組合せ差し込み溝118と第二差し込み溝122を、それぞれ第3側板または第4側板から等距離位置に形成する。第一組合せ差し込み溝または第二組み合わせ溝に、第三底・仕切り板または第四底・仕切り板を挿入して中仕切り板を構成する。第三折り曲げ線1063Fおよび第四折り曲げ線1064Fが底面に平行に設けられ、第三折り曲げ線および第四折り曲げ線が底になって立設される。【選択図】図4

Description

実用新案法第11条において準用する特許法第30条第2項適用申請有り 令和5年2月4日にせきや酒類販売株式会社に販売
本考案は、紙製、プラスチック等のブランクを折り曲げて形成した四角柱形状の容器に関する。
詳しくは、紙製等のブランクを折り曲げて、四角柱形状の容器の底部から容器内に挿入させて仕切りを形成する包装容器に関する。
さらに詳しくは、紙製等のブランクを折り曲げて、四角柱形状の容器の底部から容器内の収納部に挿入して仕切りを形成しても、立設状態に保持できる包装容器に関する。
なお、以下の説明において、第一、第二等の数字を使った名称を使用するが、同一名称において混同を生じないようにする説明の便のためのものであって、権利の解釈に影響を与えない。
第一の従来技術として、一枚の紙製の原板に2本の横折り目と縦折り目を設けるとともに横折り目の外側の各縦折り目を切り離し縦切り目を入れて縦側板の下方部分および横倒板の上方部分で仕切板を形成し、横倒板の下方部分で底板を、縦側板の上方部分で蓋板を形成する。
下部仕切板には横折り目を設け、その中央には長短の縦切り目を設け、先端に2個の円弧状の鉤部を設けた長方形を打抜いて鉤部を形成し、一方、底板には横折り目を入れるとともに先端に円弧状の鉤部を設けた長方形を打抜いて鉤部を形成する。
上部仕切板には横折り目を設け、かつ長い縦切り目と短い2本のl切り目を入れ、一方、蓋板には横折り目を入れる。
上記原板の各横折り目を直角に折曲げ、底板の各横折り目を直角に折曲げてその先端を下部仕切板の長い縦切り目中に挿込んで先端の鉤部を短い縦切り口中に嵌入させ、上部仕切板横折り目を直角に折曲げてその短い縦切の鉤部を嵌入させ、蓋板横折り目を直角に折曲げて先端を上部仕切板の長い縦切り目中に挿入可能に形成した折畳式ビール瓶等の包装容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
第二の従来技術として、連設された両側板と両端板とを周回させ角筒形となした包装箱の前記両側板に夫々底板片を延設すると共に該各床板片は包装箱の中央で突合わせ状に内側に折曲げてその先端を底板上に起立する仕切片部となし、さらに該仕切片部の先端に一定間隔に切込溝を設け、一方、前記両端板の下端に小仕切片部を延設すると共に該各小仕切片部に長溝を設け、該各長溝に前記各仕切片部を挿着せしめた状態で該各小仕切片部の一部は底板内面に沿わせ、その先端部は前記切込溝に嵌合させることにより該先端部が仕切片部と直交状態で起立するように構成したことを特徴とする瓶用包装箱が知られている(例えば、特許文献2参照)。
実公昭48-9385 実開昭57-190725
第一の従来技術において、底板が縦側板の端部から延在した後、底面の中央部において差し込み溝に挿入される。新品の包装容器を構成する紙は、弾発力が大きいことから、当該弾発力によって包装容器の底面から離れるように変形する。これによって、箱形の包装容器の底面が逆三角形状になるため、立設状体で保管することができずに横倒しで保管せねばならず、保管領域が大きくなると共に収納物を収納する場合、横倒し状態から立設状態に直す必要があり、作業効率が低い問題がある。
第二の従来技術においても、底壁片を左右から折り曲げて中央部において差し込み溝に挿入するので、底部は第一の従来技術と同様に逆三角形状態を呈することから第一の従来技術と同じ問題がある。
本考案の目的は、四角柱形状の包装容器の底・仕切り板を差し込み溝に挿入して包装容器を組み立てた場合であっても、立設状態に保持することが出来る包装容器を提供することである。
この目的を達成するため、本考案に係る第一の考案は以下のように構成されている。
対向して配置された第一側板と第二側板、及び前記第一側板と前記第二側板に連続すると共に、対向して配置された第三側板と第四側板を含み、前記第一側板、前記第二側板にそれぞれ連続すると共に、対向配置された第三側板と第四側板により四角柱形状の収納部を形成する側板部と、前記第一側板、前記第二側板、前記第三側板、及び前記第四側板の底側縁にそれぞれ連続して設けられた第一底・仕切り板、第二底・仕切り板、第三底・仕切り板、及び第四底・仕切り板を有し、前記第一底・仕切り板及び前記第二底・仕切り板にそれぞれ設けられた差し込み溝によって、一直状の組合せ差し込み溝を構成し、前記組合せ差し込み溝に前記第三底・仕切り板、及び前記第四底・仕切り板の先端部を挿入して前記収納部内に仕切りを構成される包装容器であって、前記組合せ差し込み溝は、前記第三側板と前記第四側板から所定距離位置に、少なくとも2つの、第一組合せ差し込み溝、及び第二組合せ差し込み溝を設け、前記第三底・仕切り板の先端は前記第一組合せ差し込み溝に、前記第四底・仕切り板の先端部は前記第二組合せ差し込み溝に挿入することにより、前記収納部に仕切りを設けてなることを特徴とする包装容器である。
本考案に係る第二の考案は、以下のように構成されている。
前記第三底・仕切り板と前記第四底・仕切り板には、前記収納部内に折り曲げられる係止部が設けられていることを特徴とする第一の考案の包装容器である。
本考案に係る第三の考案は、以下のように構成されている。
前記第一側板、前記第二側板、前記第三側板、及び前記第四側板の上端縁からそれぞれ連続して設けられた第一持ち手板、第二持ち手板、第三持ち手板、及び第四持ち手板が形成され、前記第一側板、前記第二側板には、門形に引き起こし可能に持ち手片が形成されると共に、前記持ち手片の端部には突起が形成され、前記第三持ち手板、及び前記第四持ち手板には、前記突起が挿入される係止穴が設けられていることを特徴とする第一又は第二の考案の包装容器である。
第一の考案において、第三底・仕切り板、及び第四底・仕切り板は、第一組合せ差し込み溝、及び第二組合せ差し込み溝にそれぞれ挿入され、包装容器の底板及び仕切り板を構成する。第三底・仕切り板、及び第四底・仕切り板は、それぞれ、第三側板または第四側壁から所定の距離の底部において、三角形を形成する。換言すれば、第三底・仕切り板、及び第四底・仕切り板は、平行する2本の稜線を形成することから、組み立てた包装容器を2本の稜線で支えることにより、立設状態で保管することができるので本願考案の目的を達成できる利点がある。
第二の考案において、基本的構成は第一の考案と共通することから、本願考案の目的を達成できる利点がある。
さらに、第二の考案は、前記第三底・仕切り板と前記第四底・仕切り板には、側板部内に折り曲げられる抜け止め係止部が設けられている。
換言すれば、抜け止め係止部によって、第三底・仕切り板と第四底・仕切り板は、第一組合せ差し込み溝、または第二組合せ差し込み溝からの抜けが防止されることから、組み立てた包装容器をより一層確実に立設状態に保管することができる利点がある。
さらに、収納された瓶等によって抜け止め係止部が押しつけられることから、包装容器の底部の強度が増し、瓶等の搬送中に底が抜けることを抑制できる利点がある。
第三の考案においては、基本的構成は第一の考案と共通することから、本願考案の目的を達成できる利点がある。
また第二の考案と共通する場合には、組み立てた包装容器をより一層確実に立設状態に保管することができる利点がある。
さらに、第三の考案においては、第一側板、第二側板、第三側板、及び第四側板の上端縁からそれぞれ連続して設けられた第一持ち手板、第二持ち手板、第三持ち手板、及び第四持ち手板が形成され、第一側板、第二側板には、門形に引き起こし可能に持ち手片が形成されると共に、持ち手片の端部には突起が形成され、第三持ち手板、及び第四持ち手板には突起が挿入される係止穴が設けられている。
これによって、第一側板、第二側板、第三側板、及び第四側板の上端縁からそれぞれ連続して設けられた第一持ち手板、第二持ち手板が設けられ、それらには突起が設けられている。
第三持ち手板、及び第四持ち手板には、突起が挿入される係止穴が設けられている。
この構造によって、第一持ち手板と第二持ち手板によって包装容器の持ち手片が構成され、当該持ち手片に作用する引張力は、第三持ち手板および第四持ち手板に引張力として作用することから、持ち手部の強度が高まる利点がある。
図1は、本考案にかかる実施例1の包装容器の前上方からの斜視図である。 図2は、本考案にかかる実施例1の包装容器の後上方からの斜視図である。 図3は、本考案にかかる実施例1の包装容器の組立に用いるブランクの展開図である。 図4は、本考案にかかる実施例1の包装容器の底部の斜視図である。 図5は、本考案にかかる実施例1の包装容器の蓋部を開いた状態の上方からの斜視図である。
本考案の第一の考案は、対向して配置された第一側板と第二側板、及び前記第一側板と前記第二側板に連続すると共に、対向して配置された第三側板と第四側板を含み、前記第一側板、前記第二側板にそれぞれ連続すると共に、対向配置された第三側板と第四側板により四角柱形状の収納部を形成する側板部と、前記第一側板、前記第二側板、前記第三側板、及び前記第四側板の底側縁にそれぞれ連続して設けられた第一底・仕切り板、第二底・仕切り板、第三底・仕切り板、及び第四底・仕切り板を有し、前記第一底・仕切り板及び前記第二底・仕切り板にそれぞれ設けられた差し込み溝によって、一直状の組合せ差し込み溝を構成し、前記組合せ差し込み溝に前記第三底・仕切り板、及び前記第四底・仕切り板の先端部を挿入して前記収納部内に仕切りを構成される包装容器であって、前記組合せ差し込み溝は、前記第三側板と前記第四側板から等距離位置に、少なくとも2つの、第一組合せ差し込み溝、及び第二組合せ差し込み溝を設け、前記第三底・仕切り板の先端は前記第一組合せ差し込み溝に、前記第四底・仕切り板の先端部は前記第二組合せ差し込み溝に挿入することにより、前記収納部に仕切りを設けてなることを特徴とする包装容器であることが好ましい。
また、第二の考案は、前記第三底・仕切り板と前記第四底・仕切り板には、前記収納部内に折り曲げられる係止部が設けられていることを特徴とする第一の考案の包装容器であることが好ましい。
第三の考案は、前記第一側板、前記第二側板、前記第三側板、及び前記第四側板の上端縁からそれぞれ連続して設けられた第一持ち手板、第二持ち手板、第三持ち手板、及び第四持ち手板が形成され、前記第一側板、前記第二側板には、門形に引き起こし可能に持ち手片が形成されると共に、前記持ち手片の端部には突起が形成され、前記第三持ち手板、及び前記第四持ち手板には、前記突起が挿入される係止穴が設けられていることを特徴とする第一又は第二の考案の包装容器であることが好ましい。
本実施例1は、六本の小ビール瓶を収納する包装容器102の例である。
まず図3を参照して本考案の包装容器102に用いるブランク100を説明する。
本考案において、ブランク100は所定の剛性を有すると共に、折曲げや、穴あけまたは切り込みが可能であって、紙製、プラスチック製、又はそれらと同様の性質を有する所定の大きさを有するシート体によって構成されている。
ブランク100が紙製である場合、紙の種類は、段ボール紙や紙器用板紙の堅く腰が強い板紙が好ましい。しかし、板紙と同様に切断等の加工及び折曲げが容易で、かつ所定の強度を有する素材によって構成され、所定大きさを有するシート体を用いることができる。
本実施例1において、ブランク100は、厚みが3~5ミリメートルの段ボール紙が用いられている。
次にブランク100を説明する。
ブランク100は折曲げ等によって六面体である四角柱形状の包装容器102を構成する機能を有する。四角柱形状とは、直方体形状又は立方体形状をいう。
ブランク100は、側板部104、底・仕切り部106、及び持ち手部108によって構成されている。
まず側板部104を説明する。
側板部104は、包装容器102の四角柱形状の側壁を形成し、当該側壁に囲まれた収納部114を構成する機能を有し、本実施例1においては、第一側板1041、第二側板1042、第三側板1043、および第四側板1044によって構成されている。
第一側板1041に連続して第三側板1043が設けられている。第一側板1041の第一右端縁1041Rと第三側板1043の第三左端縁1043Lは重なり合っており、折り曲げ線を構成している。
第三側板1043に連続して第二側板1042が設けられている。第三側板1043の第三右端縁1043Rと第二側板1042の第二左端縁1042Lは重なり合っており、折り曲げ線を構成している。
第二側板1042に連続して第四側板1044が設けられている。第二側板1042の第二右端縁1042Rと第四側板1044の第四左端縁1044Lは重なり合っており、折り曲げ線を構成している。
換言すれば、第一側板1041、第三側板1043、第二側板1042、及び第四側板1044は、その順に横方向に同一の第一高さH1(幅)で連接され、第一右端縁1041Rと第三左端縁1043L、第三右端縁1043Rと第二左端縁1042L、第二右端縁1042Rと第四左端縁1044Lは重なり合っており、折り曲げ線(罫線)を構成するが、折り曲げ線は必須ではない。折り曲げ線は、ブランクを所定の場所で折り曲げ易くするように加工されている。例えば、ミシン目の切り込みや凹部である。
本実施例1においては、さらに、第一側板1041の第一左端縁1041Lに連続して横向き台形状の糊しろ部112が設けられている。第一左端縁1041Lにも折り曲げ線が形成される。なお、糊しろ部112は、第四側板1044の内面に接着剤によって強固に接着される。
次に第一側板1041を説明する。
第一側板1041は、四角柱形状の包装容器102の垂立する一側壁を構成する機能を有する。第一側板1041は、包装容器102が直方体の場合は所定の大きさを有する長方形に形成され、または立方体の場合は所定の大きさを有する正方形に形成された平板形状である。本実施例1においては、第一高さH1と第一幅W1を有する縦長長方形に形成されている。
次に第二側板1042を説明する。
第二側板1042は、第一側板1041と同一機能を有し、第一側板1041と同一形状および同一寸法に構成され、第一側板1041と所定の間隔で平行に配置される。所定の間隔とは、第三側板1043と第四側板1044の第二幅W2である。
次に第三側板1043を説明する。
第三側板1043は、四角柱形状の包装容器102の垂立する側壁を構成する機能を有する。第三側板1043は、包装容器102が直方体の場合は所定の大きさを有する長方形に形成され、または立方体の場合は所定の大きさを有する正方形に形成された平板形状である。本実施例1においては、第二高さH2と第二幅W2を有する縦長長方形に形成されている。
第一高さH1と第二高さH2は、実質同一寸法である。
次に第四側板1044を説明する。
第四側板1044は、第三側板1043と同一機能を有し、第三側板1043と同一形状および同一寸法に構成され、第三側板1043と所定の間隔で平行に配置される。所定の間隔とは、第一側板1041と第二側壁1042の第一幅W1である。
次に底・仕切り部106を説明する。
底・仕切り部106は、その一部が四角柱形状の包装容器102の底壁、および他の一部が中仕切りを構成する機能を有し、本実施例1においては、第一底・仕切り板1061、第二底・仕切り板1062、第三底・仕切り板1063、および第四底・仕切り板1064によって構成されている。
次に第一底・仕切り板1061を説明する。
第一底・仕切り板1061は、四角柱形状の包装容器102の底壁を構成する機能、および収納部114に縦中仕切り116Lの一部を構成する機能を有する。
第一底・仕切り板1061は、第一側板1041の第一下端縁1041Uに連続して設けられた長方形に形成されている。
第一底・仕切り板1061は、第一下端縁1041Uから所定の長さの第一奥行きD1位置に第一折り曲げ線1061Fが形成され、第一下端縁1041Uに続く長方形部分の第一底板部1061Bと、第一折り曲げ線1061Fに続く長方形部分の第一中仕切り部1061Pに分けられる。
第一底・仕切り板1061は、第一幅W1よりも僅かに小さい第三幅W3を有する長方形に形成され、第一奥行きD1は第二幅W2の二分の一よりも僅かに小さい長さである。
第一中仕切り部1061Pの長さである第一中仕切り高さPH1は、所定長、例えば略90mmに設定されている。
第一底・仕切り板1061には、第一組合せ差し込み溝118を構成する第一部分差し込み溝1181および第二組合せ差し込み溝122を構成する第二部分差し込み溝1182が形成されている。
第一部分差し込み溝1181は、第一底・仕切り板1061の第一左端縁1061Lから所定距離である第一距離L1分離れて並列されている。第一距離L1は、包装される容器たるビール瓶の下端部の直径よりも僅かに大きく設定されている。
第二部分差し込み溝1182は、第一底・仕切り板1061の第一右端縁1061Rから第一距離L1分離れて並列されている。なお、第一部分差し込み溝1181と第二部分差し込み溝1182における所定距離である第一距離L1は、大凡同一距離であれば良い。大凡同一距離とは、組み立てた包装容器102を水平なテーブルや床面上に置いた場合、後述する第三折り曲げ線1063F部および第四折り曲げ線1064F部がそれらに接触し、包装容器102が立設した状態を維持することができれば良い。
第一部分差し込み溝1181と第二部分差し込み溝1182の間の距離は、第一距離L1分離れている。
第一距離L1と第一奥行きD1は、同一に構成することが好ましい。
第一部分差し込み溝1181および第二部分差し込み溝1182の幅は、ブランク100の厚みと同一またはやや大きめに形成されている。
第一部分差し込み溝1181はおよび第二部分差し込み溝1182は、第一底板部1061Bを横断し、第一中仕切り部1061Pの中間まで延在する長穴である。
次に第二底・仕切り板1062を説明する。
第二底・仕切り板1062は、第一底・仕切り板1061と同一機能を有し、第二側板部1042の第二下端縁1042Bに連続して設けられ、第一底・仕切り板1061と同一形状および同一寸法に構成され、第二底板部1062Bおよび第二中仕切り部1062P、第二一部分差し込み溝1221、および第二二部分差し込み溝1222が形成されている。
第二一部分差し込み溝1221と第二二部分差し込み溝1222の構成は、第一部分差し込み溝1181と第二部分差し込み溝1182と同様に形成されている。
第一部分差し込み溝1181と第二一部分差し込み溝1221は、第一組合せ差し込み溝118を構成する。
第二部分差し込み溝1182と第二二部分差し込み溝1222は、第二組合せ差し込み溝122を構成する。
次に第三底・仕切り板1063を説明する。
第三底・仕切り板1063は、四角柱形状の包装容器102の底壁を補強する機能、および収納部114に中仕切り116の一部である横仕切り116Tの一部である第一横仕切り部1161を構成する機能を有する。
第三底・仕切り板1063は、第三側板1043の第三下端縁1043Bに連続して長方形に形成されている。
第三底・仕切り板1063は、第三下端縁1043Bから所定の長さの第二奥行きD2位置に第三折り曲げ線1063Fが形成され、第三下端縁1043Bに続く長方形部分の第三底板部1063Bと、第三折り曲げ線1063Fに続く長方形部分の第三中仕切り部1063Pに分けられる。
第三底・仕切り板1063は、第二幅W2よりも僅かに小さい第四幅W4を有する長方形に形成され、第二奥行きD2は第二幅W2の二分の一よりも僅かに短い長さである。
第二中仕切り部1063Pの長さである第二中仕切り高さPH2は、所定長に設定されている。本実施例1において、第二中仕切り高さPH2は、第一中仕切り高さPH1よりも短く設定されている。
第二中仕切り部1063Pには、第一仕切り溝1261と第一係止部128が形成されている。
第一仕切り溝1261は、第三中仕切り部1063Pの端縁から第三折り曲げ線1063F側へ一直線に延在するスリット形状の溝であり、その幅はブランク100の厚みと同一または僅かに大きく形成されている。
第一係止部128は、第三折り曲げ線1063Fにおいて折り曲げられてストッパ機能を発揮し、第二中仕切り部1063Pにおいて舌形状に切り込みを入れられた部分であり、本実施例1においては所定の間隔で設けられた一対の第一一係止部1281と第一二係止部1282により構成されている。第一一係止部1281と第一二係止部1282は、第三折り曲げ線1063Fから引き起こされて、第一底板部1061Bまたは第二底板部1062B上に折曲げられることにより、ストッパ機能を発揮する。
次に第四底・仕切り板1064を説明する。
第四底・仕切り板1064は、第三底・仕切り板1063と同一機能を有し、第四側板1044の第四下端縁1044Bに連続して第三底・仕切り板1063と同一形状および同一寸法に構成され、第三底・仕切り板1063と所定の間隔で平行に配置される。所定の間隔とは、第一底・仕切り板1061と第二底・仕切り板1062の第一幅W1である。第四底・仕切り板1064には、第二仕切り溝1262と第二係止部134が形成されている。第二仕切り溝1262は、前述した第一仕切り溝1261と同様に構成されている。第二係止部134は、第一係止部128と同様に第二一係止部1341と第二二係止部1342が形成されている。
次に持ち手部108を説明する。
持ち手部108は、四角柱形状の包装容器102を手持ちする場合の持ち手としての機能を有し、本実施例1においては、第一持ち手板1081、第二持ち手板1082、第三持ち手板1083、および第四持ち手板1084によって構成されている。
次に第一持ち手板1081を説明する。
第一持ち手板1081は、手持ち部132を構成する機能を有し、第1側板1041の第一上端縁1041Uに連続して形成され、変形台形状に形成されている。本実施例1において第一持ち手板1081は、収納部114の蓋の機能をも有する。
第一上端縁1041Uは、第一上端折り曲げ線を構成している。
第一上端縁1041Uから第一蓋距離R1の位置の第一持ち手板1081の左右端部に、第一上端縁1041Uと平行に第一左持ち手折り曲げ線136Lと第一右持ち手折り曲げ線136Rが形成されている。
第一左持ち手折り曲げ線136Lの右端と第一右持ち手折り曲げ線136Rの左端の間には、台形状に第一切り込み1381が形成されている。
第一左持ち手折り曲げ線136Lの右端と第一右持ち手折り曲げ線136に沿って折り曲げて起立させた場合、台形状、したがって門形の第一持ち手片1421を構成する。
第一持ち手片1421の右端部には、第一右突起1441Rによって第一右凹部1461Rが形成されている。
第一持ち手片1421の左端部には、第一左突起144Lによって第一左凹部1461Lが形成されている。
第一持ち手片1421の中間部上部には、あてがい部148が形成され、折り曲げ線152によって折り曲げ可能に構成されている。
第一持ち手板1081は、第一持ち手板蓋部1081Tと第一持ち手部1081Hによって構成され、それらは第一持ち手折り曲げ線136を構成する第一左持ち手折り曲げ線136Lと第一右持ち手折り曲げ線136Rによって区分けされている。
第一持ち手板蓋部1081Tに連なる第一切り込み1381まで第一台形凸部1401が形成される。
次に第二持ち手板1082を説明する。
第二持ち手板1082は、第一持ち手板1081と同様の機能を有し、第二側板部1042に連続して設けられ、第一持ち手板1081と同様の形状を有する。具体的には、第二側板1042の第二上端縁1042Uに連続して形成され、変形台形状に形成されている。
第二上端縁1042Uは、第二上端折り曲げ線を構成している。
第二上端縁1042Uから第二蓋距離R2の位置の第二持ち手板1082の左右端部に、第二上端縁1042Uと平行に第二持ち手折り曲げ線154としての第二左持ち手折り曲げ線154Lと第二右持ち手折り曲げ線154Rが形成されている。
第二左持ち手折り曲げ線154Lの右端と第二右持ち手折り曲げ線154Rの左端の間には、台形状、換言すれば門形の第二切り込み1382が形成されている。
第二左持ち手折り曲げ線154Lの右端と第二右持ち手折り曲げ線154Rに沿って第二持ち手片1422を折り曲げて起立させた場合、台形状の第二持ち手片1422を構成する。
第二持ち手片1422の右端部には、第二右突起1442Rによって第二右凹部1462Rが形成されている。
第二持ち手片1422の左端部には、第二左突起1442Lによって第二左凹部1462Lが形成されている。
第二持ち手片1422の中間部上部には、あてがい凹部1482が形成され、第二持ち手折り曲げ線154において折り曲げ可能に構成されている。
あてがい凹部1482には、折り曲げられたあてがい部1481が位置することができる。
第二持ち手板1082は、第二持ち手板蓋部1082Tと第二持ち手部1082Hによって構成され、それらは第二左持ち手折り曲げ線154Lと第二右持ち手折り曲げ線154Rによって区分けされている。
第二持ち手板蓋部1082Tに連なる第二切り込み1382まで第二台形凸部1402が形成される。
本実施例1において、第二上端縁1042Uに沿って、長穴156を形成するための長穴ミシン目切り込み156Cが形成されている。長穴156に広告用札等を差し込むことができる。
次に第三持ち手板1083を説明する。
第三持ち手板1083は、持ち手部108の一部を構成する機能を有し、第三側板1043の第三上端縁1043Uに連続して形成され、略三角形の変形台形状に形成されている。第三上端縁1043Uは、折り曲げ線を兼用している。
第三持ち手板1083の中間には、第一係止穴1581が形成されている。
第一係止穴1581は、第三上端縁1043U上に下短辺が配置された所定の長さ、およびブランク100厚みの二倍の幅を有する長穴に形成されている。
第一係止穴1581は、第一右突起1441Rおよび第二左突起1442Lを受け入れることができる。
次に第四持ち手板1084を説明する。
第四持ち手板1084は、持ち手部108の一部を構成する機能を有し、第四側板1044の第四上端縁1044Uに連続して形成され、略三角形の変形台形状に形成されている。第四上端縁1044Uは、折り曲げ線を兼用している。
第四持ち手板1084の中間には、第二係止穴1582が形成されている。
第二係止穴1582は、第四上端縁1044U上に下短辺が配置された所定の長さ、およびブランク100厚みの二倍の幅を有する長穴に形成されている。
第二係止穴1582は、第一左突起1441Lおよび第二右突起1442Rを受け入れることができる。
実施例1の包装容器102は、ブランク100を筒状に構成した後、所定枚数を積み重ねて出荷される。
すなわち、糊しろ部112の表面112Sを第四側板1044の裏面に接着して、側板部104を筒状にし、第一側板1041と第三側板1043が一体平板、および第二側板1042と第四側板1044が他の一体平板を構成し、それらが面接触した扁平状態が出荷時の一枚の包装容器102の荷姿である。
そして、扁平な包装容器102を所定枚、例えば、10枚を束ねて一取引単位とする。
次に、包装容器102を組み立てる手順を説明する。
まず、第一側板1041から第二側板1042を引き離し、第三側板1043と第四側板1044がそれらに対し略直角をなし、側板部104が略四角柱形状の収納部114を構成する。
次に第一底・仕切り板1061を第一下端縁1041Bおよび第一折り曲げ線1061Fにおいて内側へ折り曲げて、収納部114へ挿入する。
同様に、第二底・仕切り板1062を第二下端縁1042Bおよび第二折り曲げ線1062Fにおいて内側へ折り曲げて、収納部114へ挿入する。
これによって、第一部分差し込み溝1181と第二一部分差し込み溝1221によって一直線状の第一組合せ差し込み溝118が構成され、第二部分差し込み溝1182と第二二部分差し込み溝1222によって一直線状の第二組合せ差し込み溝122が構成される。第一組合せ差し込み溝118と第二組合せ差し込み溝122は第一距離L1の間隔で平行に配置される。
また、第三下端縁1043Bおよび第三折り曲げ線1063Fにおいて内側へ折り曲げて、第二組合せ差し込み溝122から収納部114へ挿入する。これによって、第二中仕切り部1063Pに形成された第一仕切り溝1261に、第二部分差し込み溝1182と第二二部分差し込み溝1222の延長上の第一中仕切り部1061Pと第二中仕切り部1062Pが受け入れられ、第一横中仕切り部1161を構成する。
さらに、第四下端縁1044Bおよび第四折り曲げ線1064Fにおいて内側へ折り曲げて、第一組合せ差し込み溝118から収納部114へ挿入する。これによって、第四中仕切り部1064Pに形成された第二仕切り溝1262に、第一部分差し込み溝1181と第二一部分差し込み溝1221の延長上の第一中仕切り部1061Pと第二中仕切り部1062Pが受け入れられ、第二横中仕切り部1162を構成する。
これによって、包装容器102の収納部114に、第一中仕切り部1061Pと第二中仕切り部1162Pによって、縦長平板状の縦中仕切り部116Lが形成される。
また、中仕切り部116を横断するように、第一横中仕切り部1161と第二横中仕切り部1162が形成される。第一横中仕切り部1161と第二横中仕切り部1162は横仕切り116Tを構成する。
第二横中仕切り部1162を収納部114に構成した後、第一係止部1281、第二係止部1282を折り曲げて第一底板部1061B、第二底板部1062Bに押し付け、ストッパ機能を発揮させる。
第一係止部1281、第二係止部1282を折り曲げた場合であっても、弾発力によって僅かに折れ曲がった状態に復帰し、かつ、第三底・仕切り板1063も弾発力によって戻り、図4に示すように、直角三角形状に包装容器102の底面160から突出する。
同様に、第一横中仕切り部1161を収納部114に構成した後、第二一係止部1341、第二二係止部1342を折り曲げて第一底板部1061B、第二底板部1062Bに押し付け、ストッパ機能を発揮させる。
第二一係止部1341、第二二係止部1342を折り曲げた場合であっても、弾発力によって僅かに折れ曲がった状態に復帰し、かつ、第四底・仕切り板1064も弾発力によって戻り、図4に示すように、直角三角形状に包装容器102の底面160から突出する。換言すれば、包装容器102の底面160から、第三折り曲げ線1063F部および第四折り曲げ線1064F部が平行した状態で突出する。
この状態において、第一持ち手板1081、第二持ち手板1082、第三持ち手板1083、および第四持ち手板1084は、それぞれ第一側板1041、第二側板1042、第三側板1043、および第四側板1044の延長上に位置している。
よって、ここまで組み立てた包装容器102を水平なテーブルや床面上に置いた場合、第三折り曲げ線1063F部および第四折り曲げ線1064F部がそれらに接触し、包装容器102が立設した状態を維持することができる。
包装容器102が立設状態である場合、寝かせておく場合よりも保管領域が狭くなり、また、収納物たるビール瓶を入れる場合、そのままの状態で収納できるので、収納効率が高まる利点がある。
縦中仕切り部116Lと第一横中仕切り部1161および第二横中仕切り部1162によって、六つの第一区画1621、第二区画1622、第三区画1623、第四区画1624、第五区画1625、および第六区画1626が形成される。第一区画1621~第六区画1626は、例えば、ビール小瓶の直径である61ミリメートルがすっぽりと密状態で収納される同一大きさである。第一高さPH1および第二高さPH2は約110ミリメートル、第二中仕切り高さPH2は約90ミリメートルに設定されことが好ましい。
次に、ビール小瓶を第一区画1621~第六区画1626にそれぞれ収納する。
これにより、第一係止部1281、第二係止部1282、第二一係止部1341、第二二係止部1342がビール小瓶の底によってそれぞれ第一底板部1061B、第二底板部1062Bに押し付けられ、第一組合せ差し込み溝118または第二組合せ差し込み溝122から、より一層離脱しにくくなる。
次に第一持ち手板1081を第一上端縁1041Uに沿って収納部114上へ折り曲げると共に第一持ち手部1081Hを第一左持ち手折り曲げ線136L、第一右持ち手折り曲げ線136Rにおいて折り曲げて起立させる。
同様に、第二持ち手板1082を第二上端縁1042Uに沿って収納部114上へ折り曲げると共に第二持ち手部1082Hを第二左持ち手折り曲げ線154L、第二右持ち手折り曲げ線154Rにおいて折り曲げて起立させる。
これにより、第二台形凸部1402が第一台形凸部1401の上側に配置されると共に、第一持ち手片1421と第二持ち手片1422の側面が接触した状態になる。
詳述すれば、第一右突起1441Rと第二左突起1442Lが重なり、第一左突起1441Lと第二右突起1442Rが重なる。
なお、第一持ち手板1081と第二持ち手板1082の折曲げは逆順であっても良い。
次に、第一持ち手片1421と第二持ち手片1422の側面が接触した状態で第一右突起1441Rと第二左突起1442Lを第一係止穴1581に、第一左突起1441Lと第二右突起1442Rを第二係止穴1582に挿入する。
この際、第一持ち手片1421と第二持ち手片1422を収納部114側へ押下げつつ、第三持ち手板1083を第一右突起1441Rと第二左突起1442L側へ傾けることにより第一係止穴1581に第一右突起1441Rと第二左突起1442Lを挿入した後、第一持ち手片1421と第二持ち手片1422を開放することにより、第一係止穴1581の上縁に、第一右凹部1461Rおよび第二左凹部1462Lが位置することにより第三持ち手板1083が係止される。
同様に、第二係止穴1582の上縁に、第二右凹部1462Rおよび第一左凹部1461Lを位置させて第四持ち手板1084に係止させる。
これによって、包装容器102は、第一持ち手片1421および第二持ち手片1422が一体化された部分を掌で握ることにより、運搬することができる。
100 ブランク
102 包装容器
104 側板部
1041 第一側板
1042 第二側板
1043 第三側板
1044 第四側板
1061 第一底・仕切り板
1062 第二底・仕切り板
1063 第三底・仕切り板
1064 第四底・仕切り板
1081 第一持ち手板
1082 第二持ち手板
1083 第三持ち手板
1084 第四持ち手板
114 収納部
118 第一組合せ差し込み溝
1181 第一部分差し込み溝
1182 第二部分差し込み溝
122 第二組合せ差し込み溝
1221 第二一部分差し込み溝
1222 第二二部分差し込み溝
1241 第一横仕切り部
1242 第二横仕切り部
1281 第一係止部
1282 第二係止部
1341 第二一係止部
1342 第二二係止部
1421 第一持ち手片
1422 第二持ち手片
1441L 第一左突起
1441R 第一右突起
1442L 第二左突起
1442R 第二右突起
1581 第一係止穴
1582 第二係止穴
160 底面

Claims (3)

  1. 対向して配置された第一側板(1041)と第二側板(1042)、及び前記第一側板(1041)と前記第二側板(1042)に連続すると共に、対向して配置された第三側板(1043)と第四側板(1044)を含み、前記第一側板(1041)、前記第二側板(1042)にそれぞれ連続すると共に、対向配置された前記第三側板(1043)と前記第四側板(1044)により四角柱形状の収納部(114)を形成する側板部(104)と、前記第一側板(1041)、前記第二側板(1042)、前記第三側板(1043)、及び前記第四側板(1044)の底側縁にそれぞれ連続して設けられた第一底・仕切り板(1061)、第二底・仕切り板(1062)、第三底・仕切り板(1063)、および第四底・仕切り板(1064)を有し、前記第一底・仕切り板(1061)および前記第二底・仕切り板(1062)にそれぞれ設けられた差し込み溝(1181、1182、1221、1222)によって、一直状の組合せ差し込み溝(118、122)を構成し、前記組合せ差し込み溝(118、122)に前記第三底・仕切り板(1063)、及び前記第四底・仕切り板(1064)の先端部を挿入して前記収納部(114)内に仕切りを構成される包装容器(102)であって、前記組合せ差し込み溝(118、122)は、前記第三側板(1043)と前記第四側板(1044)から所定距離位置に、少なくとも2つの、第一組合せ差し込み溝(118)、及び第二組合せ差し込み溝(122)を設け、前記第三底・仕切り板(1063)の先端は前記第一組合せ差し込み溝(118)に、前記第四底・仕切り板(1064)の先端部は前記第二組合せ差し込み溝(122)に挿入することにより、前記収納部(114)に仕切りを設けてなることを特徴とする包装容器。
  2. 前記第三底・仕切り板(1063)と前記第四底・仕切り板(1064)には、前記収納部(114)内に折り曲げられる係止部(128)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記第一側板(1041)、前記第二側板(1042)、前記第三側板(1043)、及び前記第四側板(1044)の上端縁からそれぞれ連続して設けられた第一持ち手板(1081)、第二持ち手板(1082)、第三持ち手板(1083)、及び第四持ち手板(1084)が形成され、前記第一側板(1041)、前記第二側板(1042)には、門形に引き起こし可能に持ち手片(1421、1422)が形成されると共に、前記持ち手片(1421、1422)の端部には突起(1441L、1441R、1442L、1442R)が形成され、前記第三持ち手板(1083)、及び前記第四持ち手板(1084)には、前記突起が挿入される係止穴(1581、1582)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装容器。
JP2023002302U 2023-06-30 2023-06-30 包装容器 Active JP3243449U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023002302U JP3243449U (ja) 2023-06-30 2023-06-30 包装容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023002302U JP3243449U (ja) 2023-06-30 2023-06-30 包装容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3243449U true JP3243449U (ja) 2023-08-28

Family

ID=87763012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023002302U Active JP3243449U (ja) 2023-06-30 2023-06-30 包装容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3243449U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2494025C2 (ru) Картонная коробка с ручкой
US7275657B2 (en) Bag dispenser
JP3243449U (ja) 包装容器
US3834610A (en) Container with folded panel portions
US9809363B2 (en) Presentation packaging
JP3168680U (ja) 輸送用トレー
JP4505061B2 (ja) 包装用容器
JP3119149U (ja) 包装用箱
JP2009292503A (ja) 両面物品保持板及びそれを用いた包装体
JP5623153B2 (ja) 緩衝仕切り付き包装用箱
KR200390241Y1 (ko) 포장용 상자
JP7476023B2 (ja) 収容箱
JP2009107631A (ja) 容積可変の包装箱及び包装箱形成用の板紙
CN214931583U (zh) 一种折叠型纸板储物盒
JP3232411U (ja) 包装容器およびシートディスペンサ
CN220549435U (zh) 一种可二次利用的瓦楞纸箱
JP7145352B1 (ja) 持ち運び容器用シート
JP5067842B2 (ja) コップ収納ケース
JP2566341Y2 (ja) 緩衝固定体
JPH084412Y2 (ja) 運搬箱用組立仕切具
JP3063652U (ja) コ―ナ―緩衝部材
JP6843507B2 (ja) ホルダ
JPH0439135Y2 (ja)
JP3028226U (ja) 紙 器
JPH0415625Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230630

A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20230630

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3243449

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150