JP3096652B2 - 拡幅トンネル及び非常駐車帯の構築方法 - Google Patents

拡幅トンネル及び非常駐車帯の構築方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、拡幅部を備えるシール
ドトンネルと、道路トンネルにおける非常駐車帯の構築
方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】道路トンネルにおいて、進行方向に向か
い左側に非常駐車帯を設けるため、トンネルを拡幅する
ことが実施されており、また曲線区間では前方の見通し
を確保するため、内側を直線的に見通せるように拡幅し
ている。しかしながら、道路トンネルをシールド工法で
構築する場合、セグメントリングの側方に拡幅部を形成
するのは施工上困難である。すなわち、図8に示したよ
うに、道路の本線として利用するため、ほぼ直線状に延
びるトンネル50をセグメント51で構築し、この本線
の左側に駐車帯としての拡幅部を形成するためには、最
初にセグメント51の側方の地山53を地盤改良し、次
いで、セグメント51の側方部分に開口を形成し、ここ
から側部地山を掘削して拡幅部を形成し、この拡幅部に
側壁52を構築して駐車帯を形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上記施工
においては側方地山53を広範囲にわたって地盤改良す
る必要があるため、施工コストが上昇し、工期が長くな
るという欠点がある。さらに、道路トンネルとして、上
下車線を各別にシールドトンネルで構築する場合には、
上記の地山改良工事の手間やコスト上の欠点は、2倍に
なってしまう。
【0004】本発明は上記従来の問題点に着目してなさ
れたものであり、その課題は、シールドトンネルからな
る道路トンネルにおいて非常駐車帯を容易に構築するこ
とができる施工方法を提供することにある。
【0005】本発明の別の課題は、シールドトンネルか
らなる道路トンネルにおいて非常駐車帯を構築する際
に、地山に対する土留工を容易に形成することができる
施工方法を提供することにある。
【0006】また本発明の別の課題は、シールドトンネ
ルや拡幅部の内部空間に、交通の妨げとなる支柱等の補
強部材を必要とせず、広い空間を確保できる拡幅トンネ
ルを提供することにある。
【0007】さらに本発明の別の課題は、地山における
土圧等の外力が変化した場合であっても、それによりシ
ールドトンネルが変形するのを防止できる拡幅トンネル
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、並行する二本のシールドトンネルの一方
を上り車線として、又、他方を下り車線として用いる道
路トンネルの施工法において、前記二本のシールドトン
ネルを、所定区間において離隔距離が拡大するように曲
げて形成し、該区間におけるシールドトンネル間を掘削
して拡幅部を形成し、車道本線をその一部が該拡幅部に
重なるように延設し、前記区間における該拡幅部の逆側
の各シールドトンネル内に非常駐車帯を設けたことを特
徴とする非常駐車帯の構築方法を提供する。
【0009】ここで、シールドトンネルを所定区間にお
いて離隔距離が拡大するように曲げて形成するとは、例
えば、道路トンネルがほぼ直線状に延びている場合、二
本のシールドトンネル間の離隔距離を、所定区間で緩や
かに拡大させた後に緩やかに縮小させて、ほぼ当初の離
隔距離に戻るように曲げて形成することをいう。
【0010】本発明の非常駐車帯の構築方法において
は、前記拡幅部の形成工程に先立ち、一方のシールドト
ンネルから他方のシールドトンネルに向かって、複数の
曲線状桁部材、すなわちアーチ形状の桁部材を推進させ
て、該桁部材により上部地山に対する土留工を形成する
工程を備えても良く、この時、土留工はアーチ形状に形
成されるため、その下方空間を広く確保できるという利
点を生じる。
【0011】また本発明では、並行する二本のシールド
トンネルの一方を上り車線として、又、他方を下り車線
として用いる道路トンネルであって、前記二本のシール
ドトンネルを、所定区間において離隔距離が拡大するよ
うに曲げて形成し、該区間における二本のシールドトン
ネルの対向部分に開口を形成し、該開口の間に拡幅部を
形成し、該拡幅部の中央にトンネル軸方向に延長する隔
壁を設け、該隔壁からは該トンネル軸に交差する両方向
に梁を突設し、該梁により前記開口端を支持したことを
特徴とする拡幅トンネルを提供する。
【0012】本発明の拡幅トンネルにおいて、前記シー
ルドトンネルの開口端を支持する前記梁を、該開口端に
対向するシールドトンネルの内面まで延設しても良い。
【0013】
【実施例】以下、添付図面に基づいて実施例を説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。図1は曲
線状桁部材を用いて構築した本発明の拡幅トンネルを示
す断面図であり、図2は直線状桁部材を用いて構築した
本発明の拡幅トンネルを示す断面図であり、図3乃至図
5は、図1において例示した拡幅トンネルの構築工程を
説明するため簡略に示した平面図及び断面図であり、図
6(a)〜(c)は図5の工程に続く工程を順次示した断面図
であり、図7は施工過程における拡幅前のシールドトン
ネルの位置を示すと共に、拡幅後における車道本線及び
非常駐車帯の配置を示した平面図である。
【0014】図1における本発明の拡幅トンネルは、図
3に示したように、並行する二本のシールドトンネル1
3A,13Bを、所定区間で離隔距離が緩やかに拡大す
るように曲進させ、その後、離隔距離が緩やかに縮小し
て所定区間前の離隔距離とほぼ同じになるように曲進さ
せ、該区間における二本のシールドトンネル13A,1
3Bの対向部分に開口25a,25b(図6(a)参照)が
設けられ、この開口25a,25bの間に拡幅部26
(図6(c)参照)が形成され、拡幅部26の中央にはト
ンネル軸方向に延長する隔壁19が設けられ、この隔壁
19からはトンネル軸に交差する両方向に梁18a,1
8bが突設され、この梁18a,18bの先端はシール
ドトンネル13A,13Bの開口端24a,24bに連
結され、更に梁18a,18bの先端には梁延長部21
a,21bが連設され、この梁延長部21a,21bは
それぞれセグメント14a,14bの内周に打設された
二次覆工15a,15bに達するまで延長される。
【0015】次に、上記拡幅トンネルの施工方法を詳細
に説明すると共に、それにより上記拡幅トンネルの特徴
について記載する。前記シールドトンネル13A,13
Bは、図3(a)〜(c)に示したように、区間Aで離隔距離
が緩やかに拡大すると共に緩やかな傾斜で上昇し、区間
Bで平行に延長して離隔距離X2が最大になると共に、
鉛直方向の高さも区間Aより高さY2だけ高くなって最
大になり、逆に区間A’では離隔距離が緩やかに縮小す
ると共に緩やかな傾斜で下降するように形成する。ま
た、シールドトンネル13A,13Bは、区間A〜A’
以外では離隔距離X1が可能な限り小さくなるように形
成する。そして、区間A〜A’においては、図4に示し
たようにシールドトンネル13A,13B間の地山10
を地盤改良して上下に所定長離隔する地盤改良部22
a,22b,23,12を形成する。この地盤改良部の
うち符号23で示した部分は、後述するアーチ状パイプ
27に沿った範囲、すなわち、少なくとも隣合うアーチ
状パイプ27間の地山を改良し、また符号22a,22
bで示した部分は、セグメント14a,14bに形成さ
れるアーチ状パイプ27の貫通孔付近の範囲を改良す
る。さらにシールドトンネル13A,13B内部の底に
は、それぞれコンクリートを打設してインバート16
a,16bを形成し、このインバート16a,16bの
上に内部支保工30を立設し、この内部支保工30でシ
ールドトンネル13A,13Bの内壁を支持できるよう
にする。
【0016】次いで、図5(b)に示したようなアーチ状
の桁材27を、推進工法にてシールドトンネル13Aか
ら地盤改良部22a,23,22bに圧入し、シールド
トンネル13B内へと貫入させ、この推進工程を所定回
だけ繰り返し、図5(a)に示したように、アーチ状桁材
27を区間A〜A’で連設して上方地山10の山留工と
する。なお、推進工法では、アーチ状桁材27と同じ曲
率の曲折管内に慣用の回転カッター掘進機を挿入して、
この掘進機によってアーチ状に掘削する。また図示はし
ないが、回転カッター掘進機は、先端スクリューが首振
り可能に形成され、曲折管内にはユニバーサルジョイン
トにより曲がることが可能なスクリューコンベアを備え
たものを使用する。
【0017】かように山留工を形成した後、図6(a)に
示したように、各シールドトンネル13A,13Bにお
いて桁材27と地盤改良部12との間に位置するセグメ
ントを撤去して開口25a,25bを形成し、この開口
25a,25bからシールドトンネル13A,13B間
の地山を掘削し、このシールドトンネル13A,13B
の内部区間どうしを連通させる。そして、地盤改良部1
2を所定深さだけ掘削し、ここにコンクリートを打設し
て底盤20を形成し、この底盤20の上に仮受柱32を
立設する。
【0018】次に、シールドトンネル13A,13B間
の連通空間内に、図6(b)に示したように隔壁19及び
梁18a,18bを構築する。ここで隔壁19は、連通
空間の中央において底盤20から立設し、一方、梁18
a,18bには隔壁19の上端からトンネル軸に交差す
る両方向(すなわち直交する両方向)に延ばして、その
先端を開口端24a,24bに連結し、ハンチ部分を上
側に突出する形状で形成する。
【0019】隔壁19及び梁18a,18bを形成した
後、図6(c)に示したように、シールドトンネル13
A,13B内から内部支保工30を撤去し、現場打ちコ
ンクリートにて二次覆工15a,15bを形成する。そ
して、図1に示したように、各梁18a,18bの先端
を更に延長して梁延長部21a,21bを形成し、その
先端21a’,21b’をシールドトンネル13A,1
3Bの内面まで延長して連結する。かように梁延長部2
1a,21bにより梁18a,18bを二次覆工15
a,15bに連結して一体化したので、例えば、地山に
おける土圧等の外力が変化した場合であっても、シール
ドトンネル13A,13Bは変形に対する充分な耐力を
示すことができる。
【0020】以上のように構築した拡幅トンネルにおい
て、車道本線40,41と非常駐車帯42とは図7のよ
うに配置する。すなわち、図7に示したように、曲進区
間以外でシールドトンネル13A,13B(車道本線)
がほぼ直進するように形成されている場合、拡幅区間に
おいても車道本線40,41の一部がシールドトンネル
13A,13B間の拡幅部分を通過するように、車道本
線40,41を直進させ、一方、非常駐車帯42は拡幅
区間における拡幅部分の逆側で各シールドトンネル13
A,13Bに沿って設ける。
【0021】次に、図2における拡幅トンネルについて
説明するが、図2における拡幅トンネルは、図1の拡幅
トンネルとほぼ同じ工法にて構築されるので、同じ部分
については同じ符号を付することにより説明を省略す
る。図2の拡幅トンネルでは、図1の拡幅トンネルに用
いたアーチ状の桁材27とは異なり、直線状の桁材17
を用いて山留工が形成され、この直線状桁材17に沿っ
た上方地山10における範囲11が地盤改良される。そ
して、図2における拡幅トンネルも、図1の拡幅トンネ
ルとほぼ同じ効果を奏することが可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明の非常駐車帯の構築方法では、並
行する二本のシールドトンネル間を掘削して、ここに拡
幅部を形成するので、二本のシールドトンネル間に桁材
を架設すれば、これを拡幅部の上方地山に対する土留め
工として使用することができて、拡幅部の上方地山の地
盤改良の範囲を減少させることができる。したがって、
従来の工法と比較すると容易に非常駐車帯を形成できる
という利点がある。また並行する二本のシールドトンネ
ルを、所定区間における離隔距離が他の区間よりも所定
長大きくなるように曲げて形成し、該所定区間における
シールドトンネル間を掘削して拡幅部を形成したので、
この拡幅部には、トンネル軸方向にほぼ直線状に延長す
る車道本線の一部を通過させることができて、且つ、曲
げて形成されたシールドトンネル内には非常駐車帯を設
けることができて、非常駐車帯の施工の容易化が図れ
る。
【0023】また本発明の非常駐車帯の構築方法では、
二本のシールドトンネル間に拡幅部の形成する工程に先
立ち、上部地山に対する土留工を複数の曲線状桁部材に
よって形成する。すなわち、曲線状桁部材は、円弧を描
くシールドトンネル内面に対して納まりが良好なため、
狭小なシールドトンネル内部空間にあっても、長尺な材
料を使用することができて、材料の接続作業を少なくで
きるという利点が生じる。また曲線状桁部材による土留
工は、アーチ形状に形成されるので、その下方に利用可
能な空間を広く確保できるという利点が在り、この空間
に、例えば、壁や柱に梁を連設するといった架構を形成
する場合にも、上側にハンチを突設することが可能にな
り、故に、架構下方に利用可能な空間を広く確保できる
という利点を生む。
【0024】本発明の拡幅トンネルでは、並行する二本
のシールドトンネル間に拡幅部を形成し、この拡幅部の
中央にトンネル軸方向に延長する隔壁を設け、この隔壁
に突設した梁の先端でシールドトンネルの開口端を支持
するようにしたので、従来、開口部の上下端を連結する
ように設けていた支柱等の補強材を必要とせず、故に、
シールドトンネルや拡幅部に交通の妨げとなる障害物が
存在しない、広い空間を確保できるという利点がある。
【0025】また本発明の拡幅トンネルでは、シールド
トンネルの開口端を支持する梁を、該開口端に対向する
シールドトンネルの内面まで延設したので、並行する二
本のシールドトンネルと隔壁及び梁との連結を強固なも
のにすることができて、例えば、地山における土圧等の
外力が変化した場合であっても、それによりシールドト
ンネルが変形するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】曲線状桁部材を用いて構築した本発明の拡幅ト
ンネルを示す断面図である。
【図2】直線状桁部材を用いて構築した本発明の拡幅ト
ンネルを示す断面図である。
【図3】(a)は図1に例示した拡幅トンネルの構築工程
を示す平面図であり、(b)は(a)におけるIIIb−I
IIbに沿った断面図であり、(c)は(a)におけるIIIc−III
cに沿った断面図である。
【図4】(a)は図3の工程に続く工程を示す平面図であ
り、(b)は(a)におけるIVb−IVbに沿う断面図である。
【図5】(a)は図4の工程に続く工程を示す平面図であ
り、(b)は(a)におけるVb−Vbに沿う断面図である。
【図6】(a)〜(c)は図5の工程に続く工程を順次示した
断面図である。
【図7】シールドトンネルに対する車道本線及び非常駐
車帯の配置を示した平面図である。
【図8】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
13A,13B シールドトンネル 18a,18b 梁 19 隔壁 21a,21b 梁延長部 24a,24b 開口端 25a,25b 開口 26 拡幅部 27 アーチパイプ(曲線状桁部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 000172813 佐藤工業株式会社 富山県富山市桜木町1番11号 (73)特許権者 000112668 株式会社フジタ 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 (73)特許権者 000140292 株式会社奥村組 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番 2号 (73)特許権者 390028015 株式会社地崎工業 東京都港区西新橋2丁目23番1号 (73)特許権者 000146928 株式会社森本組 大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町4番11号 (72)発明者 山本 稔 東京都町田市玉川学園1−15−2 (72)発明者 豊田 敏則 千葉県我孫子市新木野4−10−8 (72)発明者 大井 隆資 東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目6番15号 株式会社フジタ内 (72)発明者 小山 直之 大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2号 株式会社奥村組内 (72)発明者 木本 敏秋 東京都港区西新橋2丁目23番1号 株式 会社地崎工業内 (56)参考文献 特公 平6−102955(JP,B2) 特公 平7−76507(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 9/00 E21D 9/06 301

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並行する二本のシールドトンネルの一方
    を上り車線として、又、他方を下り車線として用いる道
    路トンネルの施工法において、 前記二本のシールドトンネルを、所定区間において離隔
    距離が拡大するように曲げて形成し、該区間におけるシ
    ールドトンネル間を掘削して拡幅部を形成し、車道本線
    をその一部が該拡幅部に重なるように延設し、前記区間
    における該拡幅部の逆側の各シールドトンネル内に非常
    駐車帯を設けたことを特徴とする非常駐車帯の構築方
    法。
  2. 【請求項2】 前記拡幅部の形成工程に先立ち、 一方のシールドトンネルから他方のシールドトンネルに
    向かって、複数の曲線状桁部材を推進させて、該桁部材
    により上部地山に対する土留工を形成する工程を備えた
    請求項1記載の非常駐車帯の構築方法。
  3. 【請求項3】 並行する二本のシールドトンネルの一方
    を上り車線として、又、他方を下り車線として用いる道
    路トンネルであって、 前記二本のシールドトンネルを、所定区間において離隔
    距離が拡大するように曲げて形成し、該区間における二
    本のシールドトンネルの対向部分に開口を形成し、該開
    口の間に拡幅部を形成し、該拡幅部の中央にトンネル軸
    方向に延長する隔壁を設け、該隔壁からは該トンネル軸
    に交差する両方向に梁を突設し、該梁により前記開口端
    を支持したことを特徴とする拡幅トンネル。
  4. 【請求項4】 前記シールドトンネルの開口端を支持す
    る前記梁を、該開口端に対向するシールドトンネルの内
    面まで延設したことを特徴とする請求項3記載の拡幅ト
    ンネル。
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