JP3096311U - ブレーキパッド - Google Patents

ブレーキパッド

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JP3096311U
JP3096311U JP2003001135U JP2003001135U JP3096311U JP 3096311 U JP3096311 U JP 3096311U JP 2003001135 U JP2003001135 U JP 2003001135U JP 2003001135 U JP2003001135 U JP 2003001135U JP 3096311 U JP3096311 U JP 3096311U
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JP
Japan
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color
pad body
pad
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disk rotor
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JP2003001135U
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伸広 谷川
徹 郷原
久人 岩崎
崇 石本
光泰 山本
Original Assignee
株式会社オートバックスセブン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 男女や高齢者などの区別なく、誰が見ても一
目でパッド本体の残量を正確に確認することのできるブ
レーキパッドを提供する。 【解決手段】 ディスクロータDの制動面1に離接され
るパッド本体20の外端面の厚さ方向に、少なくとも2
層の色分け区画B,Y,Rを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の属する技術分野】 本考案は、自動車などの車両のディスクロータに対して動作されるブレーキパ ッドに関する。 【0002】 【従来の技術】 周知のように、ブレーキパッドは、自動車などの車両の車輪を制動することに 用いられ、制動作用時にはディスクロータの制動面に押圧される。 【0003】 この種のブレーキパッドについては、従来より、摩耗によってすり減ったパッ ド本体の残量(残厚)を調べてその残量が安全面で許容範囲にあるか否かを点検 することが行われていた。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、パッド本体の残量が安全面で許容範囲にあるか否かを点検する ことは、ブレーキパッドが狭い場所に設置されていることやパッド本体の初期の 厚さがどの程度であったのかということが自動車ユーザにとって判りにくいため に困難な作業であった。また、パッド本体の残量を調べる作業は、専門家にとっ ても面倒で煩わしいものであった。 【0005】 本考案は以上の状況の下でなされたものであり、点検の際に、誰が見てもパッ ド本体の残量を一目で確認することのできるブレーキパッドを提供することを目 的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】 本考案に係るブレーキパッドは、車両のディスクロータの制動面に離接される パッド本体の外端面の厚さ方向に、少なくとも2層の色分け区画が形成されてい る、というものである。これによれば、パッド本体が摩耗ですり減ると、その摩 耗量に見合って、所定の色に着色されていた色分け区画の幅が狭くなっていたり その色分け区画が消失していたりするので、一目でパッド本体の残量が安全面で 許容範囲にあるか否かが判る。 【0007】 本考案では、パッド本体の外端面に少なくとも2層の色分け区画が形成されて いればよいので、色分け区画の数は、2層であっても、3層であっても、3層よ り多くてもよい。また、色分け区画はパッド本体の外端面に形成されていればよ いので、パッド本体は、それを形成している素材を一層だけ備えるものであって も、2層より多い素材を積層して形成されているものであってもよい。さらに、 上記色分け区画は、パッド本体の外端面を2層あるいは2層より多い層に区画し てそれぞれの区画を異なる色で着色することによっても形成することが可能であ る。 【0008】 【考案の実施の形態】 図1は本考案の実施形態によるブレーキパッドAの概略斜視図、図2は図1の II矢視図、図3はブレーキパッドAとディスクロータDとの位置関係を示した 説明図である。 【0009】 図1及び図2のように、ブレーキパッドAは、ベース板10とそのベース板1 0に取り付けられたパッド本体20とを備えており、パッド本体20の外端面の 厚さ方向に、3層の色分け区画B,Y,Rが形成されている。これらの色分け区 画B,Y,Rは、パッド本体20の外端面を厚さ方向に3区画してそれぞれの区 画を異なる色で着色することによって形成されている。図3に示したように、こ の実施形態では、パッド本体20の内面(ディスクロータDの制動面1(図3参 照)に対峙される面)側の色分け区画Bが黒、外面側の色分け区画Rが赤、中間 の色分け区画Yが黄に、それぞれ着色されている。 【0010】 図3のように、ブレーキパッドAは、ディスクロータDの内外両側の制動面1 に対峙するように、ディスクロータDの内側と外側とに配備される。そして、制 動時には、パッド本体20がディスクロータDの制動面1に押圧されるのに対し 、常態では図示のようにパッド本体20がディスクロータDの制動面1から離間 している。 【0011】 この実施形態のブレーキパッドAにおいて、パッド本体20は、黒色に着色さ れた内側の色分け区画Bに相応する内層部分が最初に摩耗し、その内層部分が摩 耗によって消失すると、黄色に着色された中間の色分け区画Yに相応する中間層 部分が摩耗し、その中間層部分が摩耗によって消失すると、赤色に着色された外 側の色分け区画Rに相応する外層部分が摩耗する。 【0012】 この実施形態によると、3層の色分け区画B,Y,Rが3つとも存在している か否かなどを目視によって確認するだけで、パッド本体20の残量を一目で判断 することができる。たとえば、目視観察を行うことによって、黒色の色分け区画 Bの幅が狭くなっていれば、パッド本体20の内層部分が少し摩耗しているだけ であると判断することができ、黄色と赤色の2つの色分け区画Y,Rだけが見え れば内層部分が摩耗によって消失してしまっていると判断することができる。 【0013】 この実施形態では、パッド本体20の外端面の厚さ方向中間部分に注意を喚起 する黄色の色分け区画Yを位置させ、その外側に危険な状態であることを喚起す る赤色の色分け区画Rを位置させている。このため、目視観察を行うことによっ てパッド本体20の残量が黄色と赤色の2つの色分け区画Y,Rだけであると判 断されれば、パッド本体20の交換時期が近付いていることを認識することがで き、また、パッド本体20の残量が赤色の1つの色分け区画Rだけであると判断 されれば、早期にパッド本体20の交換を行う必要がある、ということを認識す ることができる。 【0014】 【考案の効果】 以上のように、本考案によれば、点検の専門家に限らず、一般的な自動車ユー ザであっても男女や高齢者などの区別なく、誰が見ても一目でパッド本体の残量 を正確に確認することができるので、従来のように困難で煩わしい点検作業を行 ってパッド本体の残量を調べる必要がなくなる。その結果、パッド本体の残量が 少なくなり過ぎてディスクロータなどが傷付いたり損傷したりするといった事故 を未然に防止しやすくなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案の実施形態によるブレーキパッドのパッ
ド本体の概略斜視図である。 【図2】図1のII矢視図である。 【図3】ディスクロータとブレーキパッドとの位置関係
を示した説明図である。 【符号の説明】 1 ディスクロータの制動面 20 パッド本体 B,Y,R 色分け区画 D ディスクロータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石本 崇 広島県広島市安佐南区祇園1−6−20− 403 (72)考案者 山本 光泰 京都府京都市右京区西京極東衣手町20− 103

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 車両のディスクロータの制動面に離接さ
    れるパッド本体の外端面の厚さ方向に、少なくとも2層
    の色分け区画が形成されていることを特徴とするブレー
    キパッド。
JP2003001135U 2003-03-06 2003-03-06 ブレーキパッド Expired - Lifetime JP3096311U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017524882A (ja) * 2014-08-13 2017-08-31 クノール−ブレミゼ ジュステーメ フューア ヌッツファーツォィゲ ゲーエムベーハーKNORR−BREMSE System fuer Nutzfahrzeuge GmbH ディスクブレーキのブレーキパッド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017524882A (ja) * 2014-08-13 2017-08-31 クノール−ブレミゼ ジュステーメ フューア ヌッツファーツォィゲ ゲーエムベーハーKNORR−BREMSE System fuer Nutzfahrzeuge GmbH ディスクブレーキのブレーキパッド

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