JP3096125B2 - 透過性逆反射性シート材料およびその製造法 - Google Patents

透過性逆反射性シート材料およびその製造法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は逆反射性シート材料およ
びその製造法に関し、特に、空気透過性逆反射性シート
材料に関する。
【0002】
【従来の技術】逆反射性の部分を有する衣料品は過去に
幾つかの形態で作製されている。これらは主に、歩行者
およびペットを、夜間において自動車運転者に良好に視
認させるために製造されてきた。例えば、逆反射性材料
の小片を衣服に縫い付けることにより着用者の視認性が
向上する。米国特許第3,172,942号(ベルグ(Berg))に
は、接着剤の層を有する逆反射性乾燥転写(transfer)ア
ッセンブリが開示されている。このアッセンブリは接着
剤の層により基材(例えば、衣料品)に固定される。その
他の逆反射性の衣料品は逆反射性エレメントが接着され
た布で作製されてきた。このような逆反射性エレメント
が接着された布は米国特許第4,263,345号(ビンガム(Bin
gham))およびRe.第30,892号(ビンガムら)に開示されて
いる。米国特許第3,758,192号(ビンガム)には、接着剤
で接着された逆反射性層を有する生地(fabric)が開示さ
れている。米国特許第4,263,345号(ビンガム)には、生
地に逆反射性特性を付与するための塗料の塗布が開示さ
れている。米国特許第4,102,562号(ハーパー(Harper)
ら)には、衣料品および他の基材に塗布可能な逆反射性
転写材料が記載されている。
【0003】衣類および生地に逆反射性特性を付与する
ための多くの方法が知られている。しかしながら、それ
らの方法は比較的高価であり、限られた程度の逆反射性
しか付与できない。逆反射性特性を付与するための多く
の方法の他の問題は衣服として不快な製品が作製される
ことである。逆反射性特性が付与されたこれらの製品は
非常に重く、非透過性で、そして硬いからである。逆反
射性エレメントが甚だしく皮膚を擦りむく現象もしばし
ば生じる。
【0004】米国特許第3,790,431号(ツング(Tung))に
は、逆反射性微小球の単一層を固定するバインダー材料
の層により周囲を全て包まれたフィラメントのオープン
ウェブ(open web)を有する光透過性逆反射性シート材料
が開示されている。
【0005】
【発明の要旨】本発明は空気透過性で典型的に高い可撓
性を有する安価で新規な逆反射性シート材料を提供す
る。また、本発明は、そのようなシート材料を作製する
新規な方法を提供する。
【0006】簡単に言えば、ここで提供される逆反射性
シート材料は、熱可塑性フィラメントの二表面性自立性
空気透過性ウェブを有し、このウェブは片面のフィラメ
ント中に部分的に埋め込まれた逆反射性エレメントを有
する。ウェブの他の表面上は、フィラメントの表面には
逆反射性エレメントが実質的に存在しない。このシート
材料は非常に高い可撓性形態に作製しうる。ここで提供
されるシート材料は、典型的には、自立性(self-suppor
ting)であり、そのことにより逆反射性生地としての用
途が多様である。ここで提供されるシート材料を用いて
快適な通気性衣類を作製することができる。
【0007】簡単に言えば、ここで提供される新規な逆
反射性シート材料は以下のa)、b)およびc)の工程により
提供される。 a)仮のキャリアシートに、脱離可能なように固定された
1層の逆反射性エレメントを提供する工程。 b)熱可塑性フィラメントの空気透過性ウェブを逆反射性
エレメントに熱ラミネートする工程。 c)上記キャリアシートを剥離する工程。
【0008】ここで提供されるシート材料は所望の形態
(例えば、文字または数字)を形成するためにダイカット
(die-cut)される。これらは衣料品に直接付着される。
さらに、シート上に構造的な一体性を付与するために、
例えば、アイロンパッチ接着を施すことによりこのシー
ト材料を所望の基材に固定する方法がこの熱可塑性ウェ
ブに用いうる。または、ここで提供されるシート材料は
中間に設けられた接着剤または縫合のような機械的方法
により基材に固定される。本発明の逆反射性シート材料
は所望の色に着色可能であり、そして明るい逆反射性特
性を提供する。
【0009】
【発明の構成】図1に示すように、本発明の逆反射性シ
ート材料10は空気透過性ウェブ14の片面上の熱可塑性フ
ィラメント13中に部分的に埋め込まれた1層の逆反射性
エレメント12を有する。ここに示されるように、仮キャ
リヤー16はまだ除去されていない。
【0010】図2に示すように、本発明のシート材料は
以下のa)、b)およびc)の工程により構成される。 a)仮キャリアシート16に、脱離可能なように接着された
1層の逆反射性エレメント12を提供する工程。好ましく
は、エレメント12の実質的な部分はそれらの表面がキャ
リアシート16と接触するように構成されている。 b)例えば、熱および圧力を印加することにより熱可塑性
フィラメントの空気透過性ウェブ(非表示)を逆反射性エ
レメント12の突出表面22に熱ラミネートする工程。この
熱ラミネートは、逆反射性エレメント12が部分的にフィ
ラメント中に埋め込まれた後もこのウェブが実質的に透
過性を保持するように行われる。 c)実質的に多数の、好ましくは実質的に全ての逆反射性
エレメント12が熱可塑性ウェブ上に残るようにキャリア
シート16を除去する工程。
【0011】典型的には、仮キャリアシートは逆反射性
エレメントが部分的に埋め込まれた熱可塑性層を有す
る。逆反射性エレメントは、例えば加熱することによ
り、部分的に脱離可能に、熱可塑性層に固定されてい
る。キャリアシート16の例を図1および図2に示す。こ
れらは少なくとも片面上に熱可塑性材料(例えば、低密
度ポリエチレン)の層20が被覆された紙またはポリマー
シート18を有する。
【0012】キャリア16は、例えば、引張強度、引裂き
耐性などのような十分な機械的強度特性を提供するべき
であり、そして、このような特性を製造工程が行われる
間の全般にわたって実質的に維持するべきである。その
ことにより、この材料は固定、所望の配列の保持、およ
び逆反射性エレメント12の剥離にわたる工程に用いるこ
とができる。幾つかの実施態様では、キャリア16は1種
以上の離型剤を含有し得、または逆反射性エレメント12
が一時的に固定されるキャリア16の表面は1種以上の離
型改変処理がされうる。そのことにより、逆反射性エレ
メント12の望ましい剥離特性が提供される。所望の場合
は、逆反射性エレメント12の表面を離型改変処理しても
よい。
【0013】典型的な実施態様では、逆反射性エレメン
ト12はそれらの上に実質的に半球状の逆反射性層26を有
する。このような例では、キャリアシート16上に1層の
逆反射性エレメント12を提供するプロセスは以下のa)、
b)およびc)の工程を包含する。 a)キャリアシート16の熱可塑性表面上に1層の微小球24
を並べる(cascading)工程。典型的に好ましくは、得ら
れるシート材料の逆反射性を最大限にするために、最も
密なヘキサゴナルパッキング配列(hexagonal packing a
rrangement)で行われる。 b)熱および/または圧力を印加することにより微小球24
を熱可塑性表面に部分的に埋め込む工程。 c)微小球24の突出表面に逆反射性層26を設ける工程。
【0014】この方法の利点は、得られるシート材料に
おいて逆反射性エレメント12が、典型的に、高い逆反射
性を提供するように実質的に均一に配列されることであ
る。しかしながら、本発明の他の利点を達成するために
は逆反射性エレメント12を実質的に均一に配列する必要
がないことは理解されるべきである。
【0015】微小球24を有する逆反射性層26は、典型的
には、広範囲の入射角(すなわち、光がシート材料に当
たる角度)にわたって十分なレベルの逆反射性輝度(retr
oreflective bightness)を提供する。しかしながら、本
発明の教示にしたがって他の構成の逆反射性エレメント
も用いうることが理解されるべきである。
【0016】本発明のシート材料において逆反射性エレ
メントとして微小球24が用いられる場合に、好ましく
は、微小球は実質的に球状である。そのことにより、最
も均一かつ効果的な逆反射性が提供される。また、典型
的に好ましくは、微小球は実質的に透明であり、そのこ
とにより、それらにより吸収される入射光の量が最小と
なり、その結果、シート材料により逆反射される光の量
が最適化される。さらに典型的には、この微小球は実質
的に無色であることが好ましい。しかしながら、特別の
効果を望む場合にはこの微小球が着色される場合もあ
る。ここで用いられる微小球はここで教示される光学的
および物理的特質を有するガラスまたは合成樹脂であり
うる。典型的には、ガラスの微小球が好ましい。それら
は典型的には、安価であり、ポリマーの微小球よりも優
れた耐久性を示すからである。
【0017】ここで用いられる微小球は、典型的には、
約40〜約200μmの平均直径を有する。この範囲を実質的
に下回る微小球は低レベルの逆反射性を提供する傾向に
ある。散乱効果のためである。一方、この範囲を実質的
に上回る微小球は得られるシート材料の厚さが好ましい
範囲を越えて増大する。または、研磨力(abrasive forc
es)が加わった場合に逆反射性エレメントがシート材料
から容易に脱落しうる。典型的には、シート材料に用い
る微小球は実質的に均一な寸法のものが好ましい。その
ことにより、シート材料の製造が促進され、それらの特
性の均一性が増大する。
【0018】典型的な実施態様では、逆反射性エレメン
トは直径約60〜約80μmの範囲であり、ウェブのフィラ
メントは直径約20〜約40の範囲である。ラミネート中に
おいて、逆反射性エレメントが部分的にそれらに埋め込
まれることにより、フィラメントは変形する。例えば、
フィラメントの断面が実質的に円であるウェブにおいて
はその後のラミネーションでフィラメントの断面が楕円
になり得、また、逆反射性エレメントに沿って変形され
うる。しかしながら、驚くべきことに、ここで説明する
ような高い空気透過性および可撓性を維持する逆反射性
シート材料を形成するために、ウェブを用いうることを
見出した。ウェブが一体性を維持し、仮キャリアからの
除去中および得られる逆反射性シート材料の使用中にお
いてフィラメントが逆反射性エレメントに確実に固定さ
れるためには、逆反射性エレメントの平均寸法とフィラ
メントの平均寸法との特定の割合は必要とされない。
【0019】ここで典型的に用いられる微小球の屈折率
は、好ましくは約1.70〜約2.0であり、さらに好ましく
は約1.85〜約1.92である。この範囲は、微小球の前面が
露出されまたは空気が侵入する微小球ベースの逆反射性
製品において最も有用と典型的に考えられる。しかしな
がら、この範囲を越える屈折率を有する微小球も本発明
に用いうる。例えば、約2.5の屈折率を有する微小球は
前面が水で覆われた場合に逆反射性を提供する。一方、
約1.9の屈折率を有する微小球は、典型的には、このよ
うな条件では効果的な逆反射性を提供しない。したがっ
て、シート材料の前面に水が乗りやすい条件下で用いる
実施態様(例えば、ライフジャケットまたはレインウェ
ア)では、約1.9の屈折率を有する微小球と約2.5の屈折
率を有する微小球との混合物を用いることにより乾燥お
よび湿潤条件の両方で効果的な逆反射性を提供するシー
ト材料が得られる。
【0020】上述のように微小球逆反射性エレメント24
は実質的に半球状の逆反射性層26をそれらの上に有す
る。この目的のために知られている種々の材料の例に
は、アルミニウム、または銀のような真空蒸着または蒸
気被覆した材料、銀のような金属を化学的に付着させた
材料、金属被覆プラスチックフィルム、バインダー中に
アルミウニムまたは銀のような金属フレークを含有させ
た材料、誘電被覆材料、およびバインダー中に真珠顔料
微粒子を含有させた材料が挙げられる。典型的には、ア
ルミニウムまたは銀被覆が好ましい。それらは最も優れ
た逆反射性輝度を提供するからである。銀被覆の逆反射
性色はアルミニウム被覆のそれよりも好ましい場合があ
る。しかしながら、通常はアルミニウム被覆の方が好ま
しい。銀反射性被覆は屋外に露出した場合にアルミニウ
ム被覆よりも短期間で劣化することが多いからである。
ここに参照として挙げる米国特許第3,700,305号(ビンガ
ム)には、本発明のシート材料において逆反射性層26と
して用いうる材料が記載されている。この材料は屈折率
が異なる複数層を有する誘電鏡または被覆である。ここ
に参照として挙げる米国特許第3,758,192号(ビンガム)
には、本発明のシート材料で逆反射性エレメントとして
用いうる微小粒子と真珠顔料微粒子含有層とからなる逆
反射性エレメントが記載されている。
【0021】キャリア16上の1層の逆反射性エレメント
12を以下のように変形することにより、図1に示すよう
に、逆反射性エレメント12の突出部分22に空気透過性ウ
ェブ14がラミネートされる。
【0022】ウェブ14は熱可塑性フィラメント13で作製
される。そのことにより、それらは、例えば、熱および
圧力を印加することによりキャリア16から突出したエレ
メント12にラミネートされ、そして固定される。この固
定は例えば冷却により行われる。典型的にはこのウェブ
は約40〜約250℃、好ましくは約95〜約205℃の結晶融
点、または融点Tmを有する。幾つかの実施態様では、こ
の範囲外のTmを有するウェブも用いうることが理解され
るべきである。ウェブの有するTmが低すぎる場合は、得
られるシート材料が過度に加熱される場合(例えば、シ
ート材料が夏に自動車のトランクに置かれた場合)にシ
ート材料が所望の安定性を示さず、逆反射性エレメント
の脱落や他の劣化が生じる。ウェブの有するTmが高すぎ
る場合は、十分にウェブを軟化することにより逆反射性
エレメントの回りに効果的に流動させることが困難とな
り、得られるシート材料に摩擦力が加わった場合に逆反
射性エレメントの脱落が生じやすくなる。
【0023】好ましくは、フィラメント13は、逆反射性
エレメントへのラミネーションにおいて、冷却後に逆反
射性エレメント12に確実に固定されるように、高温高圧
条件で用いる場合に十分に高いメルトインデックスを有
する。しかしながら、それらはウェブ14の空気透過性が
望ましくない程度(例えば、約0.2フィート3/分、(5リ
ットル/分)を下回って低減されるほど高いメルトインデ
ックスを有するべきでない。ウェブ14のフィラメント13
のメルトインデックスの有用な範囲はウェブ14の初期空
気透過性、例えば、温度、圧力、および時間のようなラ
ミネートが行われる条件、および得られる逆反射性製品
が用いられる条件のような要因に依存して変化する。一
定の用途に用いるウェブ14の有用なメルトインデックス
の範囲の決定は当業者の試行錯誤により容易に行われ
る。典型的には、ウェブ14は、約2〜約60のメルトイン
デックスを有するフィラメント13から形成されたウェブ
が多く用途に有用である。典型的には、約15〜約30のメ
ルトインデックスを有するものが特に好ましい。ウェブ
14を作製するのに有用な材料の例には、ポリウレタン、
ポリエチレン、エチレン/ビニルアクリレートコポリマ
ーなどである。
【0024】典型的には、ウェブ14は、エレメント12が
ラミネートされた後に少なくとも約0.2フィート3/分(5
リットル/分)、好ましくは少なくとも約0.5フィート3/
分(14リットル/分)、さらに好ましくは少なくとも約2.4
フィート3/分(55リットル/分)の空気透過性を有するよ
うな透過性および熱可塑性特性を有する。幾つかの実施
態様では、実質的により大きな空気透過性が望まれ、そ
れが達成される。特定の実施態様のための有用な透過性
および熱可塑性特性はラミネート工程の圧力温度および
速度、ならびに得られるシート材料の望まれる特性にあ
る程度依存して決定され、この決定は試行錯誤により行
われる。
【0025】ウェブ14は不織布、織布、編物、またはス
パンボンデッド(spun-bonded)ウェブ、微孔質フィルム
などである。典型的には不織布が好ましい。それらは最
も容易に調製され、安価であり、種々の形態および重量
のものが入手可能であるからである。また、不織布は透
過性、引張強度、弾性などのような望ましい特性を他の
型のウェブよりも満足する傾向にある。
【0026】ウェブ14のフィラメント13は逆反射性エレ
メント12を接着する材料を含有するべきである。この両
者は仮キャリア16が逆反射性エレメント12を接着するよ
りも強力に接着されなければならず、また、得られる製
品に摩擦力および他の力がかかった場合でも逆反射性エ
レメント12の脱落に耐えるように十分に強力でなければ
ならない。したがって、フィラメント13は本質的に望ま
しい接着性を示すかそのように処理される。例えば、接
着性を高めるためにコロナ露出処理またはプラズマ放
電、またはそれらの中に接着促進剤が含有される。
【0027】特定のウェブをラミネートするための温
度、圧力および時間の最適条件はフィラメント、逆反射
性エレメントおよびウェブの構造の特性にある程度依存
する。特定の実施態様のためのラミネーションのための
有用な条件は試行錯誤により容易に決定される。
【0028】所望の場合には、ウェブ14は着色される。
例えば、染料または顔料のような着色剤は、それらに導
入されることにより好ましい着色された外観(例えば、
明るい色または蛍光色)が得られるシート材料に付与す
る。
【0029】ここで有用に用いられる熱可塑性ウェブを
作製するために用いうる材料の例には、イーストマン・
コダック社(Eastman Kodak Co.)製FA-300、K.J.クイン
社(Quinn Co.)製クイン(QUINN)PS200-455、およびB.F.
グッドリッチ社(Goodrich Co.)製エスタン(ESTANE)5713
が挙げられる。
【0030】ウェブ14が逆反射性エレメント12にラミネ
ートされた後はウェブ14の片面上のフィラメント中に部
分的に埋め込まれた逆反射性エレメント12が形成され、
キャリア16が除去されることにより逆反射性シート材料
10が形成される。または、操作の間中キャリア16を支持
体を付けた状態で残し、そしてシート材料10を変形して
もよい。例えば、薄片、数字、文字、または美学的に決
定された輪郭などに裁断される。
【0031】ウェブは片面にのみ逆反射性エレメントを
有し、このエレメントは中間接着材料を介することなく
直接フィラメントに埋め込まれているので、このような
エレメントが両面に設けられているもの、または前述の
米国特許第3,790,431号に開示されているシート材料の
ような、ウェブの構成フィラメントを本質的に取り囲む
ようなものよりも高い可撓性を保持している。さらに、
フィラメントがウェブの裏もしくは第2面に露出してい
るので、それらの熱可塑特性を基材にシート材料を固定
するために利用できる。
【0032】図3に基材32を有する製品30を示す。例え
ば、本発明のシート材料から形成された2個の数字3お
よび4がロゴの形態で接着された方形の織物片を示す。
【0033】本発明の利点は、熱可塑特性により、本発
明のシート材料を種々の基材に加熱することにより固定
するためにウェブ14を用いうることにある。例えば、本
発明のシート材料の小片を衣料品に接着するために手持
ちアイロンを用いうる。多くの場合にウェブ14の特性
は、シート材料の空気透過性を望ましい最低限度(例え
ば、0.2フィート3/分(5リットル/分)または典型的には
好ましい最低限度である0.5フィート3/分(14リットル/
分))を下回るまでに、低減させるような連続的なフィラ
メントの流動ではなく、かつ基体に対して所望の接着を
提供し得るような、加熱により得られる特性を有する。
【0034】本発明のシート材料は逆反射性製品として
種々の形態で用いうる。例えば、本発明のシート材料
は、適当な寸法および形態に裁断し、互いに縫合するこ
とによりベストおよびオーバーオールを作製するための
逆反射性織物として用いうる。本発明のシート材料は高
い空気透過性と高い柔軟性を示すので、これらから形成
された製品は単独または通常の衣類の上から快適に着用
しうる。特に夏の建設現場のような暑い環境において有
用であり、そのことにより着用者に高い視認性を付与可
能なので、快適さを損なうことなく安全性を増大させる
ことが可能となる。さらに、本発明のシート材料は非常
に可撓性(すなわち、柔軟性を有する)ので、従来の硬い
逆反射性織布よりも快適である。さらに、本発明のシー
ト材料は所望の色に調製可能なので、非逆反射条件にお
いても増大された視認性を提供することができる。
【0035】
【実施例】本発明を以下の例示的な実施例によりさらに
詳細に説明する。これらは本発明を限定するものではな
い。特に断らない限り全ての量は重量部基準である。ま
た、特に断らない限り、以下の評価法を用いた。
【0036】
【逆反射性輝度】米国ディフェンシブ・パブリケーショ
ン(defensive publication)T987,003に記載のレトロル
ミノメーターを用いて、観察角約0.2度、入射角約-4度
で逆反射性輝度を測定した。
【0037】
【透過性】フレーザー空気透過性(Frazier Air Permeab
ility)のことをここで「透過性」と称する。これはASTMD7
37により決定される。
【0038】
【実施例1】約1.92の平均屈折率および約45〜約75μm
の平均直径を有する実質的に球形のガラス微小球を、低
密度ポリエチレンが片面に被覆された紙のシートを有す
る仮キャリアシートの上に単一層に並べた。実質的にヘ
キサゴナルクローズパック配列で密集させたこの単一層
の微小球を約140℃に加熱することによりポリエチレン
中に直径の30%の深さに埋め込んだ。次いで、微小球の
露出表面をアルミニウムで真空蒸気被覆することによ
り、約650〜約700オングストロームの厚さの実質的に半
球状の逆反射性層をそれらの上に形成した。
【0039】120g/m2の基本重量を有するエチレンビニ
ルアセテートのメルト−ボンデッド不織ウェブ(デュポ
ン(DuPont)社よりEVA410として入手可能)を150℃にセッ
トされた温度調節器付き手持ちアイロンを用いて微小球
のアルミニウム被覆表面に熱ラミネートした。ラミネー
ションのための保持時間は8〜10秒であった。ラミネー
ト工程中にアイロンとエチレンビニルアセテートウェブ
との間に1層の離型紙を用いた。
【0040】冷却することにより得られる構成物は剥離
可能キャリアを有する逆反射性転写シート材料として即
座に使用可能である。不織布ウェブの露出表面は約150
℃で10〜15秒間加熱することにより手による圧力で種々
の基材に熱ラミネートすることができる。
【0041】キャリアを除去した後に反射エレメントを
有するシート材料の表面は良好な外観を有しており、約
500カンデラ/ラックス/m2の逆反射性を提供した。実質
的に全ての反射性エレメント微小球はキャリアから腐食
ウェブに移動した。得られたシート材料は約0.2フィー
3/分(5リットル/分)の空気透過性を有していた。
【0042】
【実施例2】アルミニウム蒸気被覆の代わりに、微小球
の露出表面をまず、ナトリウムアルミニウムフルオリド
(Na3AlF6)で1層に真空蒸気被覆を行い、次いで、米国
特許第3,700,305号に開示のような亜鉛スルフィド(ZnS)
の1層で被覆すること以外は実施例1と同様にして、キ
ャリア中に部分的に埋め込まれた1層の反射性エレメン
トを調製した。
【0043】蛍光色着色されたポリウレタン樹脂から作
製された融解膨張ウェブ(melt-blown web)(クインPS200
-455、モーベイ社(Mobay Co.)より入手可能なホスタソ
ル・レッド(Hostasol Red)GG0.075%およびマクロレッ
クス(MACROLEX)10GN 0.075%を含有し、約63g/m2の基本
重量を有する)を約145℃のラミネーション温度、および
約15秒の保持時間で熱ラミネートした。
【0044】自己接着性逆反射性シート材料が得られ
た。このシート材料から数字および他の文字をダイカッ
トし、ポリウレタン樹脂のフィラメントの不織布(クイ
ンPS200-440、K.J.クイン社より入手可能で、100g/m2
基本重量および高い融点を有する)に145℃で35秒の維持
時間で熱ラミネートした。
【0045】仮キャリアを除去した後に得られる逆反射
性シート材料は約150カンデラ/ラックス/m2の逆反射性
を提供した。このシート材料は10フィート3/分(280リッ
トル/分)を上回る空気透過性を有していた。
【0046】ヒックス(Hix)HT400熱転写装置を用いて約
300゜F(150℃)の温度で約5〜10ポンド/インチ2(2400〜4
800ニュートン/m2)の圧力で約10秒間圧迫することによ
りシート材料の一部を数種の織布に転写した。この織布
の初期空気透過性とシート材料を接着した後の織布の逆
反射性部分の空気透過性を以下の表に示す。
【0047】 織布 初期 1 逆反射性部分 1 オックスフォード(Oxford)2 >10 >10 ダクロン(DACRON)3 >10 0.9 トリコット(Tricot)4 >10 >10 ナイロン(Nylon)5 >10 1.7 スパンデックス・リクラ (Spandex Lycra)6 >10 >10 1)空気透過性(フィート3/分) 2)ポリエステル/コットン混合物 3)ポリエステル 4)ナイロン/ポリエステル混合物(重量比6/94) 5)E.I.デュポン・デ・ネモウルス(du Pont de Nemours)
社より得ら れるアントロン(ANTRON)ナイロン 6)分岐鎖ポリウレタン(Segmented polyurethane)
【0048】本発明の視野および精神から離れることな
く当業者には種々の改変および変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の逆反射性シート材料の一実施態様を
示す部分断面模式図である。
【図2】 本発明のシート材料の一実施態様の製造過程
における中間構成を示す部分断面模式図である。
【図3】 基材に接着された本発明のシート材料の上面
図である。
【符号の説明】
10…逆反射性シート材料、 16…仮キャリアシート、 20…熱可塑性材料層、 24…逆反射性エレメント、 26…逆反射性層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハン・フリードリッヒ・ペーターゼン ドイツ連邦共和国デー−4040ノイス1、 ピー・オー・ボックス100422番 スリー エム・ドイチュラント・ゲゼルシャフ ト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツ ング内 (72)発明者 ウォリス・カール・ビンガム アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州 セント・ポール、スリーエム・センター (番地の表示なし) (56)参考文献 特開 昭59−5051(JP,A) 特開 昭62−21887(JP,A) 特開 昭62−33845(JP,A) 特開 平2−140703(JP,A) 実開 昭60−13580(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 5/12 - 5/136

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性フィラメントの二表面性ウェブ
    を有する空気透過性逆反射性シート材料であって、該ウ
    ェブの第1表面上に、該フィラメント中に部分的に埋め
    込まれた逆反射性エレメントが設けられており、該ウェ
    ブの第2表面上には該逆反射性エレメントが実質的に存
    在せず、該シート材料が少なくとも約5リットル/分の
    空気透過性を有する空気透過性逆反射性シート材料。
  2. 【請求項2】 以下のa)およびb)の少なくとも一により
    さらに特徴づけられる、請求項1記載のシート材料: a)前記シート材料が少なくとも約14リットル/分の空気
    透過性を有する; b)前記シート材料が少なくとも約55リットル/分の空気
    透過性を有する。
  3. 【請求項3】 以下のa)およびb)の少なくとも一により
    さらに特徴づけられる、請求項1記載のシート材料: a)前記ウェブが不生地である; b)前記ウェブが着色剤を含有する。
  4. 【請求項4】 以下のa)、b)、c)およびd)の少なくとも
    一によりさらに特徴づけられる、請求項1記載のシート
    材料。 a)前記フィラメントが約2〜約60のメルトインデックス
    を有する; b)前記フィラメントが約15〜約30のメルトインデックス
    を有する; c)前記フィラメントが約40〜約250℃の融点を有する; d)前記フィラメントが約95〜約250℃の融点を有する。
  5. 【請求項5】 前記逆反射性エレメントが、それらの上
    に実質的に半球状の逆反射性層を有する実質的に透明な
    微小球を有することによりさらに特徴づけられる、請求
    項1記載のシート材料。
  6. 【請求項6】 前記逆反射性エレメントが以下のa)、
    b)、c)、d)、およびe)の少なくとも一によりさらに特徴
    づけられる、請求項5記載のシート材料: a)前記微小球がガラスである; b)前記微小球が約40〜約200μmの平均直径を有する; c)前記微小球が約60〜約80μmの平均直径を有する; d)前記微小球が約1.7〜約2.5の平均屈折率を有する; e)前記逆反射性層が以下に挙げる材料の少なくとも1種
    を包含する:アルミニウム、銀、誘電被覆、またはバイ
    ンダー層中の逆反射性材料のフレーク。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のシート材料から作製され
    る衣料品。
  8. 【請求項8】 以下のa)、b)およびc)の工程を包含する
    可撓性自立性空気透過性逆反射性シート材料の製法: a)仮のキャリアシートに、脱離可能なように固定された
    1層の逆反射性エレメントを提供する工程; b)熱可塑性フィラメントの空気透過性ウェブを該逆反射
    性エレメントに熱ラミネートする工程(その際に、該フ
    ィラメントは該逆反射性エレメントに接着するために十
    分に軟化流動するけれども、該ウェブの空気透過性が約
    5リットル/分を下回って低減されるほど流動しない); c)該キャリアシートを除去する工程。
  9. 【請求項9】 以下のa)およびb)の少なくとも一により
    さらに特徴づけられる、請求項8記載の方法: a)前記空気透過性が約14リットル/分を下回って低減さ
    れない; b)前記空気透過性が約55リットル/分を下回って低減さ
    れない。
  10. 【請求項10】 以下のa)、b)、c)およびd)の少なくと
    も一によりさらに特徴づけられる、請求項8記載の方
    法: a)前記フィラメントが約2〜約60のメルトインデックス
    を有する; b)該フィラメントが約15〜約30のメルトインデックスを
    有する; c)該フィラメントが約40〜約250℃の融点を有する; d)該フィラメントが約95〜約205℃の融点を有する。
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