JP3095148B2 - モニタ装置 - Google Patents

モニタ装置

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JP3095148B2
JP3095148B2 JP03173103A JP17310391A JP3095148B2 JP 3095148 B2 JP3095148 B2 JP 3095148B2 JP 03173103 A JP03173103 A JP 03173103A JP 17310391 A JP17310391 A JP 17310391A JP 3095148 B2 JP3095148 B2 JP 3095148B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモニタ装置に関し、例え
ば陰極線管を用いた投射型デイスプレイ装置に適用し得
る。
【0002】
【従来の技術】従来、投射型のデイスプレイ装置におい
ては、陰極線管上の表示画像を所定の投射光学系を介し
てスクリーン上に拡大投影することにより、大画面の表
示画像を表示し得るようになされている。
【0003】このときデイスプレイ装置においては、陰
極線管のビーム電流を大きく設定することにより、表示
画像を拡大投影した場合でも、輝度レベルが低下しない
ようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ビーム電流
を大きくして陰極線管を駆動する場合、陰極線管におい
ては、焼き付けが発生し易い問題がある。このためこの
種の投射型デイスプレイ装置においては、長時間テスト
パターン、静止画を表示した場合、当該テストパター
ン、静止画の焼き付けが発生し、その分表示画像が見苦
しくなる問題があつた。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、焼き付けを未然に防止することができるモニタ装置
を提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、入力映像信号SVについて輝度変
化を検出する輝度変化検出手段6、8、10と、入力映
像信号SVの動きを検出する動き検出手段18、20、
22、24、26と、輝度変化検出手段6、8、10及
び動き検出手段18、20、22、24、26の検出結
果に基づいて、輝度変化の大きな静止画を検出し、該静
止画の連続する時間を検出する静止時間検出手段28
と、静止時間検出手段28の検出結果に基づいて、静止
画が所定時間以上連続するとき、陰極線管の動作を焼き
付け防止モードに設定する焼き付け防止手段30とを備
えるようにする。
【0007】
【作用】輝度変化及び動きの検出結果に基づいて、輝度
変化の大きな静止画を検出し、当該静止画が所定時間以
上連続するとき、陰極線管の動作を焼き付け防止モード
に設定することにより、焼き付きを有効に回避すること
ができる。
【0008】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0009】(1)第1の実施例 図1において、1は全体としてモニタ装置を示し、ビデ
オ信号SVをYC分離回路2及び同期分離回路4に与え
る。
【0010】YC分離回路2は、当該ビデオ信号SVを
クロマ信号C及び輝度信号Yに分離して出力するのに対
し、同期分離回路4は、当該ビデオ信号SVから同期信
号SYNCを分離して出力する。
【0011】スライサ6は、輝度信号Yを受け、当該輝
度信号Yを所定の基準レベルでスライスして出力するこ
とにより、輝度信号Yについて輝度レベルの高い部分を
抽出する。すなわち陰極線管のビーム電流は、輝度信号
の信号レベルに比例して増加することにより、輝度レベ
ルが高い場合で焼き付けが発生する。従つてこの実施例
においてスライサ6は、輝度信号Yについて輝度レベル
の高い部分を抽出することにより、焼き付けの発生し易
い部分を抽出するようになされている。
【0012】微分回路8は、スライサ6の出力信号を受
け、その微分信号を出力する。すなわち焼き付けは、輝
度レベルが高い部分のエツジ部分で発生する。これによ
り微分回路8は、スライサ6の出力信号について微分信
号を得ることにより、当該焼き付けの発生し易いエツジ
部分を抽出するようになされている。コンパレータ10
は、微分回路8の出力信号を受け、所定の基準レベルと
の比較結果を出力する。
【0013】すなわち陰極線管においては、輝度レベル
が高いエツジの部分であつても、輝度レベルの変化が大
きな部分でなければ焼き付けは生じない。従つてこの実
施例においては、スライサ6で輝度レベルの高い部分を
抽出した後、その微分信号についてコンパレータ10で
比較結果を得ることにより、焼き付けの生じるおそれの
ある部分を抽出するようになされている。
【0014】このときコンパレータ10においては、微
分信号の信号レベルが所定の基準レベル以下のとき、焼
き付けの恐れのないビデオ信号SVと判断し、当該判断
結果をタイマ28に出力する。スイツチ回路12及び1
4は、コンパレータ10の比較結果を入力し、タイミン
グジエネレータ(TG)16から出力される制御信号に
基づいて交互にオン状態に切り換わる。
【0015】ここでタイミングジエネレータ16は、同
期信号SYNCを基準にしてフレーム単位でスイツチ回
路12及び14を交互にオン状態に切り換える。ライン
メモリ18及び20は、ビデオ信号SVの所定のライン
について、スイツチ回路12及び14の出力信号を順次
取り込んだ後、減算回路22に出力する。
【0016】減算回路22は、ラインメモリ18及び2
0の出力信号について減算結果を出力することにより、
焼き付けの生じるおそれのある部分についてフレーム間
で比較結果を得るようになされている。これによりモニ
タ装置1においては、減算回路22を介して動きのある
部分で信号レベルが立ち上がる動き検出結果を得ること
ができ、これにより焼き付けの恐れのある部分について
動きの有無を検出するようになされいる。
【0017】すなわち焼き付けは、輝度レベルが高く、
かつ輝度レベルが急激に変化している部分が所定時間以
上一定位置に表示された場合に発生する。従つてこの実
施例のように輝度レベルの高い部分を抽出した後、動き
の有無を検出すれば、焼き付けの生じる恐れのある部分
を確実に検出することができる。
【0018】さらにこのとき、検出した動きのない部分
について、その表示時間を検出すれば、焼き付けが生じ
るか否かを確実に検出することができる。かかる検出原
理に基づいて、モニタ装置1は、減算回路22の出力信
号をホールド回路24でホールドする。ホールド回路2
4は、減算回路22の出力信号について、フレーム単位
で信号レベルの立ち上がりをカウントしてホールドした
後、当該カウント結果を判定回路26に出力する。
【0019】判定回路26は、当該カウント結果が所定
値以下のとき、当該カウント結果が得られたフレームに
ついては、画面全体から判断して静止画であると判断
し、当該判断結果をタイマ回路28に出力する。ここで
タイマ回路28は、コンパレータ10の出力信号でリセ
ツトされた後、判定回路26の出力信号に基づいて静止
画の表示時間をカウントするようになされ、これにより
焼き付けの発生するような静止画部分について、その表
示時間をカウントする。
【0020】さらにタイマ回路28は、当該表示時間が
所定時間以上になると制御回路30に焼き付け防止制御
信号を出力する。ここで制御回路30は、焼き付け防止
制御信号が入力されると、当該モニタ装置1を焼き付け
防止モードに設定する。
【0021】ここで焼き付け防止モードにおいて、制御
回路30は、映像信号処理回路(図示せず)に制御信号
を出力して表示画像の輝度レベルを立ち下げると共に、
陰極線管(図示せず)の表示画像に焼き付け防止モード
であることを表わす警告のメツセージを表示し、これに
よりユーザに注意を促すようになされている。
【0022】かくして輝度レベルの高い部分について微
分結果を得、当該微分結果に基づいて動きのない部分が
所定時間以上表示されるとき、輝度レベルを立ち下げて
焼き付け防止モードに設定することにより、陰極線管の
焼き付けを未然に防止することができる。
【0023】以上の構成において、ビデオ信号SVは、
YC分離回路2で輝度信号Yが分離された後、スライサ
6で輝度レベルの高い部分が抽出される。さらに当該輝
度信号Yは、微分回路8で微分結果が得られた後、コン
パレータ10で所定の基準レベルとの比較結果が得ら
れ、これによりビデオ信号SVについて、輝度レベルが
高くかつ当該輝度レベルが急激に変化している部分が検
出される。
【0024】コンパレータ10の出力信号は、スイツチ
回路12又は14を介して、フレーム単位で交互にライ
ンメモリ回路18及び20に蓄積された後、減算回路2
2で減算結果が得られ、これにより減算回路22を介し
て輝度レベルが急激に変化している部分について動きの
有無が検出される。
【0025】これにより判定回路26で所定の基準値と
の比較結果が得られることにより、静止画か否かの判断
結果が得られ、当該判断結果に基づいてタイマ回路28
で焼き付けの恐れのある静止画について、表示時間が検
出される。これによりタイマ回路28のカウント結果に
基づいて、制御回路30で焼き付け防止モードに設定す
ることにより、陰極線管の焼き付けを未然に防止するこ
とができる。
【0026】以上の構成によれば、輝度レベルの高い部
分について微分結果を得、フレーム間で当該微分結果の
比較結果を得ることにより、確実に焼き付けの発生する
おそれのある部分を検出することができる。従つて当該
検出結果に基づいて静止画の表示時間を検出した後、当
該検出結果に基づいて全体のモードを焼き付け防止モー
ドに設定することにより、焼き付けの発生を未然に防止
することができる。
【0027】(2)第2の実施例 図2において、31は全体としてEDTV方式のモニタ
装置を示し、映像信号SV1をアナログデイジタル変換
回路(A/D)32でデイジタル信号に変換する。
【0028】フレームメモリ回路34A、34B、34
Cは、順次循環的にアナログデイジタル変換回路32の
出力信号を取り込んだ後、所定のタイミングで順次補間
回路36に出力する。動き検出回路38は、フレームメ
モリ回路34A、34B、34Cに取り込まれた映像信
号に基づいてフレーム間で動きを検出し、当該検出結果
をフレーム補間回路36に出力する。
【0029】これによりフレーム補間回路36は、フレ
ームメモリ回路34A、34B、34Cに順次蓄積され
た映像信号SV1について、フレーム補間処理を実行
し、その結果得られるビデオ信号SV2を映像信号処理
回路(図示せず)に出力する。これにより当該モニタ装
置31においては、EDTV方式のビデオ信号SV1を
高解像度の映像信号SV2に変換した後、陰極線管(図
示せず)上に表示するようになされている。
【0030】微分回路40は、フレームメモリ回路34
A、34B、34Cに蓄積されたビデオ信号について順
次微分結果を得た後、デイテクタ回路42に出力する。
すなわち微分回路40は、順次入力されるビデオ信号S
V1について所定時間だけ遅延させてフレーム間差分を
得ることにより、輝度レベルが変化する部分を抽出して
デイテクタ回路42に出力する。
【0031】デイテクタ回路42は、微分回路40の出
力信号に基づいて輝度変化の激しい部分を検出し、当該
検出結果を加算回路44に出力する。加算回路44は、
デイテクタ回路42の出力信号及び動き検出回路38の
検出結果を加算し、当該加算結果をタイマ46に出力す
る。これによりタイマ46は、ビデオ信号SV1につい
て輝度レベルが大きく変化し、かつ動きがない部分を検
出し、これにより焼き付けの発生する恐れのある静止画
を検出することができる。
【0032】タイマ46は、当該焼き付けの発生する静
止画の表示時間を検出し、当該表示時間が所定時間以上
になると、制御回路48に制御信号を出力し、これによ
り当該モニタ装置31の動作モードを焼き付け防止モー
ドに切り換える。
【0033】かくして図2の実施例においては、フレー
ムメモリ回路34A、34B、34C、フレーム補間回
路36、動き検出回路38でなるEDTVの復調回路を
流用して焼き付けの発生するおそれのある部分を検出し
得、これにより簡易な構成で確実に焼き付けを防止する
ことができる。
【0034】(3)他の実施例 なお図1の実施例においては、スライサ6、微分回路
8、コンパレータ10を順次介して焼き付けおそれのあ
る部分を検出する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、当該回路部分を輪郭補正回路と共用するよう
にしても良い。このようにすれば、その分全体構成を簡
略化することができる。
【0035】さらに図1の実施例においては、輝度信号
を基準にして焼き付けを防止する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、ビデオ信号を直接処理して
焼き付けの恐れのある静止画を検出するようにしてもよ
い。
【0036】さらに上述の実施例においては、輝度レベ
ルを立ち下げて焼き付けを防止する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば画面全体を黒色の表
示画像に切り換える場合、垂直同期をずらす場合、輝度
信号の信号レベルを所定周期で反転する場合等種々の焼
き付け防止方法を広く適用することができる。
【0037】さらに上述の実施例においては、本発明を
投射型デイスプレイ装置に適用した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、陰極線管を用いたモニタ装
置に広く適用することができる。
【0038】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、輝度変化
の大きな静止画を検出し、当該静止画が所定時間以上連
続するとき、陰極線管の動作を焼き付け防止モードに設
定することにより、焼き付きを有効に回避し得るモニタ
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるモニタ装置を示すブロ
ツク図である。
【図2】図2は他の実施例を示すブロツク図である。
【符号の説明】
1、31……モニタ装置、8、40……微分回路、1
8、20、34A、34B、34C……メモリ回路、2
8、46……タイマ、30、48……制御回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力映像信号について輝度変化を検出する
    輝度変化検出手段と、上記入力映像信号の動きを検出す
    る動き検出手段と、上記輝度変化検出手段及び上記動き
    検出手段の検出結果に基づいて、上記輝度変化の大きな
    静止画を検出し、該静止画の連続する時間を検出する静
    止時間検出手段と、上記静止時間検出手段の検出結果に
    基づいて、上記静止画が所定時間以上連続するとき、陰
    極線管の動作を焼き付け防止モードに設定する焼き付け
    防止手段とを具えることを特徴とするモニタ装置。
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