JP3094538U - 自転車用前籠 - Google Patents

自転車用前籠

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JP3094538U
JP3094538U JP2002007781U JP2002007781U JP3094538U JP 3094538 U JP3094538 U JP 3094538U JP 2002007781 U JP2002007781 U JP 2002007781U JP 2002007781 U JP2002007781 U JP 2002007781U JP 3094538 U JP3094538 U JP 3094538U
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伸司 西田
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株式会社西田金属製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷が集中する部分の補強を作業者の技能に
左右されず確実に施した自転車用前籠を提供する。 【解決手段】 枠線11に縦・横筋線13,12を溶接
した溶接網で両側面と前面とを一体に形成した第一部材
10と、枠線21に縦・横筋線23,22を溶接し、横
筋線22の両端と縦筋線23の底面の端を枠線21より
突き出し24した溶接網で底面と後面とを一体に形成し
た第二部材20とを、それぞれの枠線11,21を重ね
合わせ、上記第二部材20の縦・横筋線23、22の突
き出し24部分を第一部材10の枠線11に溶接してな
る自転車用前籠において、第一部材10の両側面の上方
後端部と第二部材20の上方両端部とが重なる部分に、
片端を予め折り曲げた補強線25を嵌め入れ溶接してな
る。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の属する技術分野】 この考案は、補強された自転車用前籠に関する。 【0002】 【従来の技術】 自転車用前籠の先行技術として特許文献1がある。 【0003】 【特許文献1】 特開平11−227653号公報(要約書) 【0004】 上記先行技術は底壁部と後壁部とからなり、底壁部と後壁部の周囲に沿って固 定部を設け、この固定部を連結して自転車用前籠としたものである。 【0005】 【考案が解決しようとする課題】 上記従来技術のものを自転車のハンドルポストと前輪の泥除けに取り付ける( 図3参照)と、泥除けは剛性は極めて低くハンドルポストに取付けた部分に負荷 が集中し、その部分が疲労し損傷が進むのであるが、その対策は何ら施されてい ない。なお、上記先行技術の実施例ではエキスパンジョンネットで籠を形成して いる。 【0006】 もしここで、枠線に縦・横筋線を溶接した溶接金網で自転車用前籠を製作した とき、両側面上部後端部分(第一部材10)と後面上方の両後端部分(第二部材 20)との接合部分に負荷が集中して溶接が外れてしまう恐れがあり、その補強 策として図3に示すように底面と後面とを構成する溶接網(第二部材20)の上 端の横筋線22を延長22’しておき、前面と両側面を構成する溶接網(第一部 材10)に重ね合わせ互いに溶接して一体化した後、上記延長した横筋線22’ を折り曲げて前面と両側面を構成する溶接網の枠線11(図1参照)に巻き付け て補強することが考えられる。 【0007】 しかし、自転車用前籠を組み立てる工程で、上記横筋線を折り曲げることは、 手作業となり熟練を要し綺麗に折り曲げることは難しく、作業者の技能の差によ って仕上がり具合が大きく変化し均質な商品を提供することが困難である。 【0008】 上記従来技術の問題に鑑み、負荷が集中する部分の補強を作業者の技能に左右 されることなく確実に補強した自転車用前籠を提供することを課題とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するためにこの考案は、枠線に縦・横筋線を溶接した溶接網で 両側面と前面とを一体に形成した第一部材と、枠線に縦・横筋線を溶接し、横筋 線両端と縦筋線の下端を枠線より突き出した溶接網で底面と後面とを一体に形成 した第二部材とを、それぞれの枠線を重ね合わせ、上記第二部材の縦・横筋線の 突き出し部分を第一部材の枠線に溶接してなる自転車用前籠において、第一部材 の両側面の上方後端部と第二部材の上方両端部とが重なる部分に、片端を予め折 り曲げた補強線を嵌め入れ溶接してなる構成を採用したものである。 【0010】 上記の如く構成するこの考案によれば、補強線の片端を予めハゼ折り機のよう な専用の工具で枠線のサイズに合わせて形良く折り曲げ、図1(b)のように該 補強線を嵌め入れ、交又する枠線、縦筋線と溶接することにより確実に、かつ綺 麗に補強することができる。 【0011】 【考案の実施の形態】 次にこの考案の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1(a)において 10は第一部材で、枠線11に横筋線12と縦筋線13とを溶接して前籠の前面 と両側面とを一体に形成している。 【0012】 また、20は第二部材で、枠線21に横筋線22と縦筋線23とを溶接して前 籠の底面と後面とを一体に形成し、上記横筋線22の両端と縦筋線23の底面端 は枠線21から僅かに突き出し24している。 【0013】 上記第一部材10の枠線11の内側に、第二部材20の枠線21が嵌まり込む ように重ね合わせて、第二部材20の横筋線22と縦筋線23の突き出し24部 分は第一部材10の枠線11に当接し溶接されて一体になる。 【0014】 次に、予め枠線11,21にサイズに合わせて折り曲げられた補強線25が図 1(b)に示すように重ね合わされた枠線11,21に嵌め入れられ両枠線11 と21および第二部材20の縦筋線23との交又部分で溶接される。なお、第二 部材20の底面と後面に取り付けられた板片26,27は図2に示すように自転 車BのハンドルポストPと泥除けMに取り付けるための補強板である。 【0015】 【考案の効果】 以上説明した如くこの考案によれば、第一部材と第二部材の枠線を重ね合わせ て溶接した後、さらに予め折り曲げられた補強線を重なり合った枠線に嵌め入れ て溶接するので、補強線の折り曲げ形状が均一になり、嵌め入れた状態では第一 部材と第二部材の枠線にぴったり嵌まり、均質で綺麗な仕上がりの前籠を提供す ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】(a)この考案に係る自転車用前籠の分解斜視
図 (b)補強線の嵌め入れ状態説明図 【図2】この考案に係る自転車用前籠を自転車に取付け
た状態図 【図3】横筋線を補強線とした第二部材の斜視図(従来
例) 【符号の説明】 10 第一部材 20 第二部材 11,21 枠線 12,22 横筋線 13,23 縦筋線 24 突き出し 25 補強線 26,27 板片

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 枠線に縦・横筋線を溶接した溶接網で両
    側面と前面とを一体に形成した第一部材と、枠線に縦・
    横筋線を溶接し、横筋線両端と縦筋線の下端を枠線より
    突き出した溶接網で底面と後面とを一体に形成した第二
    部材とを、それぞれの枠線を重ね合わせ、上記第二部材
    の横・縦筋線の突き出し部分を第一部材の枠線に溶接し
    てなる自転車用前籠において、第一部材の両側面の上方
    両後端部と第二部材の上方両端部とが重なる部分に、片
    端を予め折り曲げた補強線を嵌め入れ溶接したことを特
    徴とする自転車用前籠。
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