JP3094261B2 - 光センサの取付け装置 - Google Patents
光センサの取付け装置Info
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Description
子等の先端球状の光センサ(光電素子)を位置決め支承
させる光センサの取付け装置に関する。
センサとして、半導体で構成された各種の光センサ(光
電素子)が使用されている。図7は上述した光センサを
使用する装置の要部断面図で、特に先端が球状に形成さ
れた光センサを、紙幣の正偽を判別するとともに正貨を
収容する図示せぬ紙幣識別装置の紙幣搬送路1に適用し
た一例を示している。この紙幣識別装置の紙幣搬送路1
では、発光センサ2を紙幣搬送路1上を通過する紙幣の
濃淡を検出し、その通過する紙幣の正偽を判別する検出
装置の一部として使用している。なおこの発光センサ2
は発光部分である先端2aを球状に形成した円筒形の筒
体により構成されている。一方、上述した先端球状の発
光センサ2を紙幣搬送路1を構成するガイド3に取付け
るには、ガイド3の所定位置に発光センサ2の球状の先
端2aが一部露出することができる孔3aを形成すると
ともに、半田付けで印刷配線基板4の所定位置に固着さ
れた発光センサ2を用意し、その球状の先端2aを孔3
a内に臨ませるように位置決めした後、印刷配線基板4
をネジ5によりガイド3のボス部3aに螺着させ取付け
るようにしていた。
端が球状に形成された発光センサ2をガイド3に取付け
るにあたっては、相対向して配置された図示せぬ受光セ
ンサとの間の距離を正確に一致させたり、発光センサ2
の光軸を正確に受光センサに向けるように取付けること
が必要である。ところが、上述した従来の取付け装置に
よると、発光センサ2を受光センサに対し正確に位置決
めるにあたっては印刷配線基板4の取付け態様が重大な
影響を及ぼしていた。即ち、図8で示すように印刷配線
基板4をネジ5によりガイド3のボス部3aに取付ける
と、各種の部材の形成誤差等が蓄積して印刷配線基板4
が撓んだ状態でガイド3に取付けられる場合があり、こ
のように印刷配線基板4が撓んだ状態でガイド3に取付
けられると、発光センサ2が傾斜した姿勢でガイド3の
孔3a内に取付けられることになって、相対向して配置
された図示せぬ受光センサとの間の距離が変動してしま
うばかりでなく、発光センサ2の光軸が正規の位置から
傾いた状態で取付けられ、光軸を正確に受光センサに対
し向けられなくなる虞があった。なおこのように光セン
サ2が規定の位置に正確に位置決めされないと、図示の
装置にあっては紙幣の濃淡を正確に検出して紙幣の正偽
を判別することが出来ず、光センサとしての機能が果た
せなくなる。この発明は、上述した事情に鑑み、先端球
状に形成された光センサを規定の位置に正確に位置決め
取付けることができるようにした光センサの取付け装置
を提供することを目的とする。
ため、この発明の光センサの取付け装置では、球状の先
端を有する円筒形の光センサの当該先端を一部露出させ
て支承すべく、先端の内径が内周面の径よりも小さく形
成された孔と、該孔の前記内周面から離間し、かつ下方
へ向け互い対向し延設された舌片状の一対の爪部材であ
って、その下端に前記光センサの後端と係合する爪がそ
れぞれ形成された一対の爪部材とを一体形成した取付け
部材を有し、前記光センサの球状に形成された先端を前
記孔の内径に係合させ、かつ該光センサの後端の互い対
向する位置に前記一対の爪を係合させることにより、前
記光センサを前記取付け部材内に位置決め支承させるよ
うにしている。
置の一実施例を詳述する。図1は、この発明に係わる光
センサの取付け装置10を形成した取付け部材11の上
面図、図2は図1のAA断面図、図3は図2のBB断面
図である。なお、この光センサの取付け装置10が形成
された取付け部材11も従来例と同様に紙幣の正偽を判
別して正貨を収容する図示せぬ紙幣識別装置の紙幣搬送
路を構成するものである。図1で示すように、この光セ
ンサの取付け装置10は、後述する球状の先端を有する
光センサの先端が一部露出するよう、光センサの取付け
部材11に形成された孔12とから構成されている。こ
の孔12は図2で示すように先端12aの内径が内周面
12bの径よりも小さく形成されており、また、この孔
12内には当該孔12と一体に舌片状の爪部材13が形
成されている。この爪部材13は孔12内の下方に沿っ
て互いに対向するように一対形成され、かつ図3で示す
ように弾発性を保持すべく下方が孔12の内周面12b
から若干離間して形成され、その下端には爪14が一体
に形成されている。なお、図2で符号15は取付け部材
11の下面から延設された印刷配線基板取付け用の爪で
ある。次に、上述した取付け装置10の作用を詳述す
る。図2の図面に光センサ2を取付けた状態を示す図4
のように、上述した取付け装置10に、球状の先端を有
する光センサ2を取付けるには、予め光センサ2を所定
位置に半田付けした印刷配線基板4を用意する。その
際、光センサ2のフランジ部2bと印刷配線基板4との
間に所定の距離が保てるよう端子2cを印刷配線基板4
に半田付けする。次に、光センサ2をその球状の先端2
aが孔12の先端12aに当接するように挿入する。こ
のようにして、光センサ2を孔12内に挿入すると、光
センサ2のフランジ部2bが互いに対向する一対の爪1
4間をその弾発力に抗して押し広げ、ついには当該フラ
ンジ部2bの互いに対向する位置が一対の爪14間に嵌
着してそこに支承されることとなる。なお、光センサ2
を固着した印刷配線基板4は、その周縁が印刷配線基板
取付け用の爪15に嵌着して取付け部材11の下面に固
定され、位置決められる。なお、図5は図4のCC要部
断面図で、特に図2の図面に光センサ2を取り付けた状
態を示している。図6は図5のDD断面図である。上述
した図4乃至図6で示す光センサ2の位置決め姿勢によ
ると、図4で示すように、球状の先端を有する光センサ
2後端の互いに対向する位置を、互いに対向する一対の
爪14間により支持するので、光センサ2の球状の先端
2aが孔12の中心線に対し傾斜することなく取付け部
材11に支持されることとなる。よって、図4で示す光
センサ2の取付け姿勢によると、当該光センサ2の取付
け姿勢は孔12の先端12aと爪14とによって厳格に
規定されているので、例え印刷配線基板4が取付けの際
に歪んで変形したとしても、光センサ2の取付け姿勢は
印刷配線基板4の取付け姿勢に影響されて変化すること
はなく、その姿勢を強固に維持する。よって光センサ2
の取付け姿勢は孔12の先端12aと爪14とによって
規定され、それらが変形しないかぎり変化しないので、
印刷配線基板4の変形等により図示せぬ受光センサとの
間の距離が変動したり、発光センサ2の光軸が受光セン
サに対し傾くこともない。さらには光センサ2を印刷配
線基板4に半田付けする際に、印刷配線基板4と光セン
サ2のフランジ部2bとの間の距離が変化しても、その
変化は光センサの取付け姿勢に影響を与えることもな
い。なお、上記実施例では光センサして発光センサを例
にとり説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ことなく受光センサ等の各種の光センサの取付け装置と
して適用するようにしてもよい。
サの取付け装置では、先端が球状に形成された光センサ
の先端を取付け部材に形成された孔により一部露出させ
て支承させるとともに、光センサ後端の対向する位置
を、取付け部材に形成された互い対向する一対の爪によ
り支承させ、これにより先端が球状に形成された光セン
サの先端と後端とを孔と一対の爪との間に挟持させて位
置決め支承させるようにしたから、光センサと電気的に
接続される印刷配線基板の変形による取付け誤差はその
取付け姿勢に影響を与えることはなく、また球状の先端
を有する光センサ後端の互いに対向する位置を互いに対
向する一対の爪により支持させるようにしたから、光り
センサが規定位置から傾斜することなく位置に正確に位
置決め支持されて取付けられ、このため先端球状の光セ
ンサによる安定した各種のセンサ機能を果すことができ
る。
を示す取付け部材の上面図。
に光センサを取付けた状態を示す要部断面図で、特に図
2の図面に光センサを取付けた状態を示したものであ
る。
光センサを取付けた状態を示したものである。
け部材の要部断面図。
け部材の要部断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】球状の先端2aを有する円筒形の光センサ
2の当該先端2aを一部露出させて支承すべく、先端の
内径12aが内周面12bの径よりも小さく形成された
孔12と、該孔12の前記内周面12bから離間し、か
つ下方へ向け互い対向し延設された舌片状の一対の爪部
材13であって、その下端に前記光センサ2の後端2b
と係合する爪14がそれぞれ形成された一対の爪部材1
3とを一体形成した取付け部材11を有し、 前記光センサ2の球状に形成された先端2aを前記孔1
2の内径12aに係合させ、かつ該光センサ2の後端2
bの互い対向する位置に前記一対の爪14を係合させる
ことにより、前記光センサ2を前記取付け部材11内に
位置決め支承させるようにしたことを特徴とする光セン
サの取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30395692A JP3094261B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 光センサの取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30395692A JP3094261B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 光センサの取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06148340A JPH06148340A (ja) | 1994-05-27 |
JP3094261B2 true JP3094261B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=17927305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30395692A Expired - Fee Related JP3094261B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 光センサの取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3094261B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7812769B2 (en) | 2007-07-09 | 2010-10-12 | Mitsubishi Electric Corporation | RFID reader/writer antenna |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP30395692A patent/JP3094261B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7812769B2 (en) | 2007-07-09 | 2010-10-12 | Mitsubishi Electric Corporation | RFID reader/writer antenna |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06148340A (ja) | 1994-05-27 |
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