JP3094049U - 記録控用上紙付き複写封筒 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要書類を入れる通常封筒に、複写層を備え
た控用上紙を連接し、その部分より名称、日付、特記事
項等を記載し、控用上紙に記録された内容を、切り取っ
て渡す側の控え片とし、受理側と同一記載内容を、保持
することができ、さらに業務処理を、正確且つ迅速に行
えるよう、整理用の穴と整理番号欄を、設けた封筒とす
る。 【解決手段】 封筒自体に控用上紙を連接し一体化し
た、控用上紙２の内側にカーボン層３等の複写層を設
け、控用上紙２は、連接部切り取り兼折り重ね線５よ
り、封筒本体１側の複写顕部４へ折り重ね、控用上紙２
の表面側から複写記載できるものとし、また控用上紙２
を、容易に切り離せるように、連接部切り取り兼折り重
ね線５の、ミシン目加工を施し、さらに控用上紙２側
に、整理用穴６と整理番号欄８（反対面）を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、必要な事項の同一記録を双方が保持できるように、複写層を備えた 封筒に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、封筒自体に上紙片を連接し、一体化した上紙片に複写層を設け、控用と する機能がなかった。

【０００３】

【特許文献１】 特開２０００−２４７３４０号公報

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の、物件を使用することにより、誰が使っても双方が同一記載内容を保 持し、それに伴う、間違いや二度手間を省けるように、考慮したものである。

【０００５】 また、面倒な重複する転記作業も、省略できるものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案は、封筒自体に控用上紙を連接し、一体化した控用上紙にカーボン層等 の複写層を設け、記入した同一の記録を、発行側の控とすることで、間違いを減 少させるものである。

【０００７】 また、整理が容易にできるように、控用上紙に設けた穴は、既製販売の帳票挿 しに、対応可能にし且つ、本業務処理の迅速化を計るために、控用上紙に整理番 号欄を、設けるとよい。

【０００８】

【考案実施の形態】 本考案の実施形態について、図面１から図面５を参照して説明する。

【０００９】

【実施例】

本考案の図１は、封筒自体に連接した控用上紙が、延べ状態の、表面構成の説 明図であり、図２は、封筒と控用上紙が連接した状態の、展開説明図であり、図 ３は、封筒に連接した控用上紙が折り重なった状態の、表面構成の説明図であり 、図４は、封筒に控用上紙を折り重ね、複写記載ができる状態の、斜視図であり 、図５は、封筒本体から控用上紙を切り離す状態の、説明図である。

【００１０】 本考案の記録控用上紙付き複写封筒の構成を、図１から図５により説明する。 まず、図２のように、展開の状態で封筒本体１の内面側に連接してなる控用上紙 ２、にカーボン層３等の複写層を、設けている。

【００１１】 図４、図５でみられるように、封筒本体１と連接してなる控用上紙２は複写顕部 ４側に折り重ねができ、さらに封筒本体１より切り離しを容易にするための、連 接部切り取り兼折り重ね線５を、設けている、

【００１２】 図５でみられるように、控用上紙２に整理用穴６、さらに整理番号欄８を、設 けている。

【００１３】

【考案の効果】

本考案は、記載事項の記憶違いや転記の間違いによって生じる、不備及び無駄 を減少できる機能を、備えた封筒である。

【００１４】 請求項１において、封筒自体に連接した控用上紙２の裏面部側に、カーボン層 ３等の複写層を、設けることにより、書類等を収める封筒としての、機能は保持 し、次に、控用上紙２に設けたカーボン層３は、複写顕部４側に折り重ね必要事 項を記入することで、双方が同一の記録を残すことができ、また封筒以外の別の 用紙に、記録内容を転記する等の、重複する作業も省略でき、本考案を使用する ことにより、転記の誤りや勘違い等の減少を計り、当業務に伴う再処理対応等の 、無駄が省ける。

【００１５】 請求項２において、封筒部に連接する控用上紙２を、容易に切り離せるように 切り取り用ミシン目の加工を、施すことにより、カッターナイフや定規を用いて 切り離す等の、面倒な作業も省ける。

【００１６】 請求項３において、封筒部より切り離された控用上紙２に、整理用穴６の加工 を施すことにより、既製販売されている帳票挿しに、整理ができ控用上紙２の紛 失や物捜しに要する、無駄が省け、さらに控用上紙２に、整理番号欄８を設ける ことにより、当業務処理の迅速化を、計ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の、控用上紙が延べ状態の、表面図であ
る。

【図２】封筒の、展開図である。

【図３】控用上紙が折り重ね状態の表面図である。

【図４】複写記載できる状態の、斜視図である。

【図５】控用上紙を切り離す状態の、図である。

【符号の説明】

１ 封筒本体 ２ 控用上紙 ３ カーボン層 ４ 複写顕部 ５ 連接部切り取り兼折り重ね線 ６ 整理用穴 ７ 控用上紙複写記載部 ８ 整理番号欄

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 封筒自体に控用上紙を連接し、一体化し
   た控用上紙にカーボン層等の複写層を設け、その控用上
   紙の連接部を、既存形成された封筒側に折り重ね、必要
   項目を記入することで、封筒側と控用上紙側に、同一の
   記録を残すことを特徴とした記録控用上紙付き複写封
   筒。
2. 【請求項２】 前記、記録控用上紙付き複写封筒の控用
   上紙を容易に切り離せるように、切り取り用のミシン目
   の加工を加えた請求項１記載の記録控用上紙付き複写封
   筒。
3. 【請求項３】 前記、記録控用上紙付き複写封筒の控用
   上紙の上部中心に穴をあけ且つ、控用上紙の一部に整理
   番号欄を設けた請求項１記載の記録控用上紙付き複写封
   筒。