JP3094024U - 乾燥装置用加熱ヒーター - Google Patents

乾燥装置用加熱ヒーター

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JP3094024U
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Japan
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heater
drying
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coating
temperature
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徹郎 秋田
一宇 田中
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TAIKOH CO., LTD.
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TAIKOH CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車などの補修塗装作業において、高温で加
熱乾燥処理をすると乾燥時間は短縮できるが、塗装面の
温度分布が悪いと塗装不良が発生しやすい為に乾燥時間
の管理が煩雑であるという課題がある。そこで加熱ヒー
ターと反射板との角度よりより温度分布を少なくし、よ
り正確に安定に塗装乾燥、硬化を得ることを課題とす
る。 【解決手段】補修塗装部位の温度を均一化する為に、加
熱ヒーターの断面形状が長方形を有し、短形側が被加熱
体方向に位置するとともに短形側中心軸と反射板との交
点角度Aは90度以下,しかも長形側中心軸と反射板と
の交点角度Bが90度以上180度以下とすることによ
り安定した温度分布で塗装乾燥硬化をさせることができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は乾燥装置に関し、より詳しくは自動車の補修塗装作業において、乾燥部 位の温度分布を均一化し、均一に乾燥硬化することができる乾燥装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車の補修塗装作業では、仕上塗装するトップコート工程が完了した後 、塗料のとまりを良くすること、また塗料中のシンナー成分を逃す等の目的で、 例えば室温で一定のセット時間(10〜12分間程度)放置するようにしている 。またこのセット時間完了後における乾燥装置による加熱においてもピンホール の発生を防止する目的で、室温に対応した時間で12〜60分程度の加熱を行う ことで塗料の硬化を促進させるようにしている。
【0003】 ここで、上記低温加熱をしない場合には、塗料が乾燥して硬化完了するまでに室 温で約1時間程度の時間が必要である。また乾燥作業を高温のみ行った場合には 、塗料のワキ(気泡)などが発生して塗装不良が発生することがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の乾燥方法では、塗装後に室温で放置した後に高温で加熱 乾燥処理をすると乾燥時間を短縮できるが、塗装面の温度分布が悪いと、塗装不 良が発生しやすい為に、加熱乾燥時の温度分布の管理が煩雑であるという課題を 有している。
【0005】 また上記従来の加熱乾燥方法は、局部的に温度が上昇しないように、塗装面と塗 装面に照射する熱源との距離を離して、温度分布が悪くても急激に塗装面の温度 が上昇しないようにしている為に、加熱効率が悪く作業性が悪いだけでなく、ム ダな電力が必要であるという課題をも有している。
【0006】 そこで本考案は、上記課題に鑑みなされたもので、塗料の乾燥、硬化を適確に行 うことができ、温度分布が少ない乾燥装置の加熱ヒーターを提供することを目的 としたものである。
【0007】
【問題点を解決するための手段】
本考案によれば、加熱乾燥を行う加熱ヒーターから、被加熱体(自動車など)に 照射される加熱エネルギーを均一にする加熱ヒーターと反射板とを有しているこ とを特徴とする塗装等の乾燥装置が得られる。
【0008】 上記、加熱ヒーターにおける熱源としては、例えば電気式の赤外線発熱体、具体 的には炭素系発熱体による中遠赤外線を照射する方式のものを使用することが望 ましい。中遠赤外線は、近赤外線に比較して反射が少なく、被加熱体の水分等を 含む塗料等への熱吸収が良く、優れた温度の立上がり特性を有することができる 。
【0009】 上記、加熱ヒーターは、例えば炭素系発熱体の断面形状が長方形を有しているこ とにより被加熱体へ照射する熱エネルギーを均一にする反射板形状により加熱ヒ ーターの熱吸収効果を安定に、しかも被加熱体の温度分布の少ない効果をあげる ことが得られる。
【0010】
【作用】
上記のように被加熱体(自動車等)の補修塗装面の温度を均一にする加熱ヒータ ーによる乾燥を行うことで、ピンホール発生等の不具合なしに塗料の乾燥、硬化 ができ、しかも塗料のワキ(気泡)の発生も生じなく行うことができ、従って過 加熱を抑えて必要な補修部位の塗膜硬度に乾燥することができる。
【0011】
【実施例】
以下に本考案の実施例を説明する。「図1」に本考案の実施例の加熱ヒーターと 反射板の機械的構成を示した。即ち、この塗装乾燥装置は、加熱ヒーター1、反 射板2、被加熱体3、並びにヒーターボックス4から構成される。
【0012】 上記加熱ヒーター1は、例えばガラス管内に炭素系発熱体による断面が長方形を 有した板状のカーボンを封入した構造のもので、カーボンに電流を流すことで赤 外線(中遠赤外線)を照射するヒーターが使用される。
【0013】 上記加熱ヒーター1の短形側が、前記被加熱体3の方向に位置し、その中心軸が 前記反射板2との交点角度Aが90度以下の鋭角にあり、しかも加熱ヒーター1 の長形側の中心が前記反射板2との交点角度Bが90度以上180度以下で配設 されている。
【0014】 また、上記加熱ヒーター1と反射板2は「図2」に示すスタンド5に取り付けた ヒーターボックス4内に適宜(例えば3組)収納され、上下可能な水平アームに ヒーターボックス4が取り付けられ、止メ金具6などでスタンド5に配設される 。
【0015】 以上の構成である実施例の塗装乾燥装置では、上記加熱ヒーター1による赤外線 が反射板2により、前記被加熱体3に照射される赤外線の分布が球状のように焦 点を結ばないことより、平行光線にでき乾燥処理時間の経過とともに均一な温度 で被加熱体3が加熱乾燥される等から構成される。
【0016】
【考案の効果】
以上の通り、本考案の塗装乾燥装置によれば、温度分布の良い塗料の乾燥、硬化 を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の加熱ヒーターと反射板との機
械的な構成を示した。
【図2】本考案の実施例の塗装乾燥装置の機械的な構成
を示した。
【符号の説明】
1 加熱ヒーター 2 反射板 3 被加熱体 4 ヒーターボックス

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱乾燥を行う加熱ヒーターと反射板を有
    し、前記加熱ヒーターの断面形状は長方形であり、その
    断面部の短形側が被加熱体の方向に位置するとともに、
    前記反射板と加熱ヒーターと鋭角で配置されていること
    を特徴とする乾燥装置用加熱ヒーター。
  2. 【請求項2】断面が長方形を有する加熱ヒーターの短形
    側中心軸と反射板との交点角度は90度以下であり、前
    記加熱ヒーターの長形側中心軸と前記反射板との交点角
    度は90度以上180度以下とすることを特徴とする乾
    燥装置用加熱ヒーター。
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