JP3092996B2 - デジタルマルチメータ - Google Patents

デジタルマルチメータ

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JP3092996B2
JP3092996B2 JP03248256A JP24825691A JP3092996B2 JP 3092996 B2 JP3092996 B2 JP 3092996B2 JP 03248256 A JP03248256 A JP 03248256A JP 24825691 A JP24825691 A JP 24825691A JP 3092996 B2 JP3092996 B2 JP 3092996B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデジタルマルチメータ
に関し、さらに詳しく言えば、ヒューズ切れ検出機能を
備えたデジタルマルチメータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタルマルチメータは、ロー
タリスイッチなどからなるファンクション切替スイッチ
を備え、同スイッチを切り替えることにより、交流およ
び直流の電流、電圧測定を初めとして、抵抗測定や周波
数測定などが行なえ、その測定値がデジタル表示器(液
晶表示板)に表示されるようになっている。
【0003】実際の操作にあたっては、一対のテストリ
ードの一方を電流入力端子もしくは電圧入力端子のいず
れかに差し込み、他方のテストリードをコモン端子に接
続するのであるが、電流測定の入力回路はインピーダン
スが低いため、テストリードを電流入力端子に接続する
場合には注意を要する。
【0004】このため、従来ではファンクション切替ス
イッチが電流測定レンジ以外に設定されている場合に、
テストリードが電流入力端子に差し込まれた時には、ブ
ザーなどで誤操作であることを知らせるようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この電流測定入力回路
には他の入力回路と同様に、ヒューズが接続されている
が、それが溶断し(切れ)ている場合には、誤操作した
としても警報は発せられない。
【0006】このような場合、実際にヒューズが切れて
いるならば、操作の安全性は保証されるが、使用者とし
ては、一応そのヒューズを確認する必要に迫られる。
【0007】しかしながら、そのためには一旦測定作業
を中止して筐体を開けなければならず面倒である。しか
も、そのヒューズが例えば絶縁物内に封入されている場
合には、外観からだけではその溶断の有無が分からない
ため、それを外して別途検査しなければならないという
余計な手間がかかることになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記従来の事
情に鑑みなされたもので、その構成上の特徴は、電流入
力端子および電圧入力端子を含む入力部と、ファンクシ
ョン切替スイッチおよび複数の操作設定スイッチなどを
含む操作設定部と、上記入力部から入力されるアナログ
信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、デジタ
ル表示器と、上記A/D変換器からのデジタル信号に上
記操作設定部にて設定された所定の処理を行なって上記
デジタル表示器に表示する中央処理手段(CPU)とを
備えているデジタルマルチメータにおいて、上記電流入
力端子はテストリードのプラグが差し込まれた時にそれ
に連動して導通する少なくとも一対の接触片を有し、該
一方の接触片にはその導通によって同電流入力端子にテ
ストリードが接続されたことを検出するテストリード検
出手段が接続されているとともに、上記他方の接触片は
ヒューズを介して上記A/D変換器に接続されていて、
上記CPUは、上記ファンクション切替スイッチが電流
測定レンジに設定された場合、上記操作設定スイッチの
内の所定スイッチからの信号をヒューズ確認信号とし、
同ヒューズ確認信号の入力時における上記テストリード
検出手段の出力状態によって上記ヒューズの正常、異常
を判断し、その結果を上記デジタル表示器に表示するよ
うにしている。
【0009】
【作用】上記構成によれば、ファンクション切替スイッ
チを電流測定レンジに設定し、特定のスイッチを押すこ
とにより、実際に筐体などを開けなくとも、ヒューズの
正常、異常を知ることができる。
【0010】すなわち、電流測定入力端子にテストリー
ドが実際に差し込まれている状態において、特定のスイ
ッチを押した時に、テストリード検出手段からテストリ
ード有りの信号が検出されれば、ヒューズ正常と判断さ
れる。
【0011】これに対して、テストリード検出手段から
の検出信号がテストリード無しの信号であれば、ヒュー
ズ異常と判断される。
【0012】
【実施例】図1にはこの実施例に係るデジタルマルチメ
ータの操作面が示されており、これによると、同操作面
には、ロータリー式のファンクション切替スイッチ1
0、各種の操作設定スイッチ11、液晶表示板12およ
び入力部13とが設けられている。
【0013】この場合、操作設定スイッチ11として、
シフトスイッチ11a,周波数設定スイッチ11b,レ
ンジ設定スイッチ11c,ホールドスイッチ11d,ブ
ザースイッチ11e,コンパレータ機能スイッチ11
f,最大値最小値を記憶させるレコーダ機能スイッチ1
1gおよび入力信号と任意の基準値との相対値を表示さ
せるリラティブ機能スイッチ11hとが用意されてい
る。
【0014】図1において、液晶表示板12にはすべて
の機能の表示が写し出されており、また、入力部13に
は4つの端子、すなわちA(アンペア)測定時の電流入
力端子13a,mA−μA(ミリ、マイクロアンペア)
測定時の電流入力端子13b,コモン端子13cおよび
V・Ω・ダイオード測定時の電圧入力端子13dとが配
置されている。
【0015】図2には、一方の電流入力端子13aを例
にとって、同入力端子の電流入力回路を含むこのデジタ
ルマルチメータの概略的なブロック線図が示されてい
る。他方の電流入力端子13bおよびその電流入力回路
も同様に構成されているものと理解されたい。
【0016】これによると、電流入力端子13aは、導
電性の円筒体をその軸方向に沿って二つ割りとし、常態
において互いに電気的に絶縁状態とされた一対の接触片
C1,C2とを備えている。この接触片C1,C2は、
図示しないテストリードのプラグがこれらの間に差し込
まれることにより、同プラグを介して互いに導通する。
【0017】この場合、一方の接触片C1は、直列接続
された2つの抵抗R1,R2を介してメータ内電源+V
に接続されている。また、この抵抗R1,R2間には、
それらを分圧抵抗とする例えばロジックICからなるテ
ストリード検出回路15が接続されている。
【0018】他方の接触片C2は、ヒューズ16および
入力抵抗18を介してA/D変換器17に接続されてい
る。同入力抵抗18はA/D変換器17に対して並列に
接続され、分流器として、また、電流入力端子13aに
過電圧がかけられた際にはヒューズ16を強制的に溶断
させるための保護回路として作用する。
【0019】A/D変換器17にてアナログの入力信号
がデジタル信号に変換され、中央処理手段(CPU)1
9に送られる。同CPU19は、ファンクション切替ス
イッチ10および各種の操作設定スイッチ11にて設定
された条件にしたがってそのデジタル信号を処理して液
晶表示板12に表示する。また、誤操作時には誤操作警
報手段としてのブザー20を動作させる。なお、CPU
19は、各機能を動作させるプログラムなどが書き込ま
れたROM19aと、測定データなどを記憶するRAM
19bとを備えている。
【0020】次に、ヒューズ検出機能について、図3の
フローチャートを参照しながら説明する。
【0021】まず、テストリードのプラグが電流入力端
子13aに差し込まれていない場合には、テストリード
検出回路15の検出端は電源+Vにより「Hi」に保持
されている。
【0022】テストリードのプラグが電流入力端子13
aに差し込まれると、接触片C1,C2が導通する。こ
れにより、テストリード検出回路15の検出端が「L
o」に転じ、同検出回路15からCPU19にテストリ
ード検出信号が与えられる。
【0023】この時、CPU19はファンクション切替
スイッチ10が電流測定レンジ以外に設定されている場
合には、ブザー20を鳴らす。
【0024】ファンクション切替スイッチ10にて電流
測定レンジが設定されると、CPU19は、操作設定ス
イッチ11の内の特定のスイッチ、この例ではシフトス
イッチ11aをヒューズ確認キーとする。
【0025】ここで、このヒューズ確認キーが押される
と、CPU19は、その信号をヒューズ確認信号とし、
その時のテストリード検出回路15の検出端の出力状態
を見る。
【0026】同テストリード検出回路15の検出端の出
力が「Lo」であれば、ヒューズ16は正常であるた
め、例えば“Fon”とデジタル表示器12に表示す
る。
【0027】これに対して、同テストリード検出回路1
5の検出端の出力が「Hi」の場合には、テストリード
のプラグがその電流検出端子13aに差し込まれている
ことを前提とすれば、ヒューズ16が切れていることを
意味するため、例えば“Foff”とデジタル表示器1
2に表示する。
【0028】上記のように、CPU19は、デジタル表
示器12に“Fon”もしくは“Foff”のいずれか
の表示を行なった後、同表示器12の表示を通常の表示
に戻す。なお、ヒューズ切れの場合、上記の表示“Fo
ff”に加えて、ブザー20を鳴らすようにしても良
い。また、場合によってはブザー20のみにて報知して
も良い。
【0029】図4には、電流入力端子13aの変形例が
示されている。すなわち、上記実施例では導電性の円筒
体をその軸方向に沿って二つ割りとした一対の接触片C
1,C2を用いているが、接触片C1,C2を電流測定
端子13aに差し込まれるテストリードのプラグP(図
示想像線)によって押圧されて導通状態となる板バネ状
としても良い。要するに、同接触片C1,C2は、電流
入力端子13aに差し込まれるテストリードのプラグに
よって導通させられるものであれば良い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電流測定レンジを選択して特定のスイッチを操作す
ることにより、その電流測定入力回路のヒューズの状態
をデジタル表示器上で確認することができ、実際に使用
する上で頗る便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係るデジタルマルチメータ
の操作面を示した正面図。
【図2】同実施例の概略的なブロック線図。
【図3】同実施例のヒューズ検出機能を説明するための
フローチャート。
【図4】電流入力端子の変形例を説明するための模式
図。
【符号の説明】
10 ファンクション切替スイッチ 11 操作設定スイッチ 12 液晶表示板 13 入力部 13a,13b 電流入力端子 15 テストリード検出回路 16 ヒューズ 17 A/D変換器 18 入力抵抗 19 CPU 20 ブザー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電流入力端子および電圧入力端子を含む入
    力部と、ファンクション切替スイッチおよび複数の操作
    設定スイッチなどを含む操作設定部と、上記入力部から
    入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/
    D変換器と、デジタル表示器と、上記A/D変換器から
    のデジタル信号に上記操作設定部にて設定された所定の
    処理を行なって上記デジタル表示器に表示する中央処理
    手段(CPU)とを備えているデジタルマルチメータに
    おいて、上記電流入力端子はテストリードのプラグが差
    し込まれた時にそれに連動して導通する少なくとも一対
    の接触片を有し、該一方の接触片にはその導通によって
    同電流入力端子にテストリードが接続されたことを検出
    するテストリード検出手段が接続されているとともに、
    上記他方の接触片はヒューズを介して上記A/D変換器
    に接続されていて、上記CPUは、上記ファンクション
    切替スイッチが電流測定レンジに設定された場合、上記
    操作設定スイッチの内の所定スイッチからの信号をヒュ
    ーズ確認信号とし、同ヒューズ確認信号の入力時におけ
    る上記テストリード検出手段の出力状態によって上記ヒ
    ューズの正常、異常を判断し、その結果を上記デジタル
    表示器に表示することを特徴とするデジタルマルチメー
    タ。
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