JP3003658U - インピーダンス測定装置 - Google Patents

インピーダンス測定装置

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JP3003658U
JP3003658U JP1994004620U JP462094U JP3003658U JP 3003658 U JP3003658 U JP 3003658U JP 1994004620 U JP1994004620 U JP 1994004620U JP 462094 U JP462094 U JP 462094U JP 3003658 U JP3003658 U JP 3003658U
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元則 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接触抵抗が測定誤差を発生する直前の値まで
増加したことを知る。 【構成】 測定対象物1の一対の端子1a,1bが切換
スイッチS1 〜S4 の共通端子cにそれぞれ接触したと
きに接触抵抗r1 ,r2 を介して測定対象物1に一定の
電流Iを流す定電流回路2を設け、測定対象物1の一対
の端子1a,1b間に現れる電圧を接触抵抗r3 ,r4
を介して検出する電圧検出回路3を設け、測定対象物1
の端子1aに関する接触抵抗r1 ,r3 の合成抵抗(r
1 +r3 )を測定する接触抵抗測定器4を設けるととも
に、測定対象物1の端子1bに関する接触抵抗r2 ,r
4 の合成抵抗(r2 +r4 )を測定する接触抵抗測定器
5を設け、両合成抵抗(r1 +r3 ),(r2 +r4
に対応した接触抵抗対応電圧E2 ,E3 が所定のしきい
値ES を超えたときに接触抵抗異常検知出力を発生する
比較器8,9を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、抵抗器、コンデンサ、コイル等のインピーダンスを測定するイン ピーダンス測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、特に日本国内における抵抗器、コンデンサ、コイルの生産のほとんど( 半数以上)はリード線のないチップタイプであり、ますますチップの比率が高く なっていくものと思われる。チップのサイズも、ますます小型化の要求がつよく なり、1mm×0.5mm、さらにそれ以下というように需要が変化しつつある 。これらの部品は、全数インピーダンスを測定し、実測値が公称値に対してどの 程度の誤差があるかが検査され、規格を超える誤差があるものは不良品として廃 棄され、良品のみが選別されて出荷される。
【0003】 一般的に、抵抗器、コンデンサ、コイル等の電子部品の公称値は2桁〜3桁の 有効数字と後に続くゼロの数〔指数〕(例えば、1.2kΩであれば、1200 Ωであるので、122または1201)とで表し、その公称値に対して±1%、 ±5%、±10%の規格内に入っているかどうかの検査を行って良品が選別され て出荷される。このような出荷時の検査に際し、製品の信頼性の要求がますます つよくなり、例えば不良品の混入率が1ppm(百万分の1)以下であることが 要求される。また、この際の検査のスピードは、大量の部品の全数検査を短時間 に行うために、1000個/分〜1200個/分と非常に高速性が要求される。
【0004】 上記のように、大量の部品の検査を超高速でかつ高精度に行うには、測定器の 精度、信頼度、低故障率等の要求はもちろん、超高速で大量の検査を高精度に行 うためには、測定対象物に接触する測定端子の部分が最も重要である。この測定 端子の部分はできるだけ接触抵抗の少ない金属を使用しなければならないが、一 般的に接触抵抗の小さい金属は摩耗が大きく、最初は接触が良好であっても検査 中に測定端子が劣化して接触不良が発生し、接触不良に起因して測定誤差が発生 するという問題がある。
【0005】 このような接触不良による測定誤差の発生に伴う誤選別を避けるための工夫が 測定器に必要となる。しかも、そのための測定器の測定速度の低下をできるかぎ り少なく抑えることが必要である。 以下、本考案の従来例について図面を参照しながら説明する。 図3に4端子方式でインピーダンス測定を行う従来のインピーダンス測定装置 のブロック図を示す。図3において、1は抵抗等のインピーダンスを測定する例 えばチップタイプの測定対象物(例えば、チップ抵抗器で、その抵抗値をRX と する)である。
【0006】 2は測定対象物1の一対の端子1a,1bが一対の電流出力端子2a,2bに それぞれ接触したときに接触抵抗r1 ,r2 を介して測定対象物1に既知の一定 の電流Iを流す定電流回路である。 3は測定対象物1の一対の端子1a,1bが一対の電圧入力端子3a,3bに それぞれ接触したときに測定対象物1の一対の端子1a,1b間に現れる電圧V 1 を検出して測定対象物1のインピーダンス対応電圧E1 として電圧出力端子3 cより出力する電圧検出器であり、例えば1倍の増幅度の差動増幅器で構成され る。
【0007】 以上のような構成のインピーダンス測定装置は、測定対象物1の一対の端子1 a,1bを定電流回路2の一対の電流出力端子2a,2bにそれぞれ接触させる とともに、電圧検出器3の一対の電圧入力端子3a,3bにそれぞれ接触させる と、定電流回路2から接触抵抗r1 ,r2 を通して測定対象物1に既知の一定の 電流Iが流れ、測定対象物1の一対の端子1a,1b間に電流Iと抵抗RX の積 で表される電圧V1 (=RX ×I)が生じ、この電圧V1 を電圧検出器3が接触 抵抗r3 ,r4 を通して検出して電圧出力端子3cよりインピーダンス対応電圧 E1 (=V1 )を出力することになり、このインピーダンス対応電圧E1 から測 定対象物1の抵抗RX を知ることができる。
【0008】 なお、電圧出力端子3cより出力されるインピーダンス対応電圧E1 を適当な インターフェース手段を介して例えばアナログメータあるいはデジタル表示器に 供給することで、測定対象物1の抵抗RX を表示することができる。また、選別 手段に公称値および許容誤差とともに入力すれば、検査した部品を選別すること も可能である。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
抵抗値等のインピーダンスを4端子方式で測定する場合、測定対象物1に流す 電流Iが常に一定であることが必要とされる。 従来のインピーダンス測定装置では、定電流回路2の一対の電流出力端子2a ,2bと測定対象物1の一対の端子1a,1bとの間の接触抵抗r1 ,r2 なら びに電圧検出回路3の一対の電圧入力端子3a,3bと測定対象物1の一対の端 子1a,1bとの間の接触抵抗r3 ,r4 が小さい状態では、定電流回路2は正 常に一定の電流Iを測定対象物1に流すことができるが、測定作業の繰り返しに よる定電流回路2の一対の電流出力端子2a,2bおよび電圧検出回路3の一対 の電圧入力端子3a,3bの摩耗等によって接触抵抗r1 〜r4 が大きくなり、 それらの接触抵抗r1 ,r3 の和および接触抵抗r2 ,r4 の和がある値rMAX (定電流回路2および電圧検出回路3の動作特性により決まる)を超えると、定 電流回路2より測定対象物1に流れる電流Iが一定に保たれなくなり、また電圧 検出回路3が測定対象物1の両端に生じる電圧V1 を正確に検出できなくなって しまい、したがって電圧出力端子3cより出力されるインピーダンス対応電圧E 1 にも誤差が含まれることになり、測定対象物1の抵抗RX の測定値に誤差を生 じることになり、高精度の測定を行えなくなる。
【0010】 しかしながら、従来のインピーダンス測定装置では、単にインピーダンスの測 定を行うだけであったので、接触抵抗r1 〜r4 の値がわからず、したがって、 接触抵抗r1 〜r4 の増加に伴う測定誤差の発生がわからず、測定結果の信頼性 が低かった。この信頼性を高めるには、接触抵抗r1 〜r4 の2つずつの和、つ まり測定対象物1の一方の端子1aに係わる接触抵抗r1 ,r3 の合成抵抗(r 1 +r3 )、ならびに測定対象物1の他方の端子1bに係わる接触抵抗r2 ,r 4 の合成抵抗(r2 +r4 )を知り、これらの合成抵抗(r1 +r3 ),(r2 +r4 )の値が測定誤差を発生する直前の値まで増加したときに測定端子、つま り定電流回路2の一対の電流出力端子2a,2bおよび電圧検出器3の一対のの 電圧入力端子3a,3bの交換を行うようにすればよい。
【0011】 この考案の目的は、定電流回路の一対の電流出力端子の一方と測定対象物の一 方の端子との間の接触抵抗と電圧検出器の一対の電圧入力端子の一方と測定対象 物の一方の端子との間の接触抵抗の合成抵抗、および定電流回路の一対の電流出 力端子の他方と測定対象物の他方の端子との間の接触抵抗と電圧検出器の一対の 電圧入力端子の他方と測定対象物の他方の端子との間の接触抵抗の合成抵抗が測 定誤差を発生する直前の値まで増加したことを知ることができるインピーダンス 測定装置を提供することである。
【0012】 この考案の他の目的は、定電流回路の一対の電流出力端子の一方と測定対象物 の一方の端子との間の接触抵抗と電圧検出器の一対の電圧入力端子の一方と測定 対象物の一方の端子との間の接触抵抗の合成抵抗、および定電流回路の一対の電 流出力端子の他方と測定対象物の他方の端子との間の接触抵抗と電圧検出器の一 対の電圧入力端子の他方と測定対象物の他方の端子との間の接触抵抗の合成抵抗 をインピーダンス測定時に常時監視しなくても、上記両合成抵抗がが測定誤差を 発生する直前の値まで増加したことを知ることができるインピーダンス測定装置 を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のインピーダンス測定装置は、共通端子に測定対象物の一方の端 子が接触する第1の切換スイッチと共通端子に測定対象物の他方の端子が接触す る第2の切換スイッチと共通端子に測定対象物の一方の端子が接触する第3の切 換スイッチと共通端子に測定対象物の他方の端子が接触する第4の切換スイッチ とを設け、さらに定電流回路と電圧検出器と第1および第2の接触抵抗検出器と を設けている。
【0014】 定電流回路は、第1の切換スイッチの一方の切換端子と第2の切換スイッチの 一方の切換端子とに一対の電流出力端子をそれぞれ接続し、第1および第2の切 換スイッチのそれぞれの一方の切換端子側切換時に、第1の切換スイッチの共通 端子と測定対象物の一方の端子との間の接触抵抗および第2の切換スイッチの共 通端子と測定対象物の他方の端子との間の接触抵抗を介して測定対象物に一定の 電流を流すようにしている。
【0015】 電圧検出器は、第3の切換スイッチの一方の切換端子と第4の切換スイッチの 一方の切換端子とに一対の電圧入力端子をそれぞれ接続し、第3および第4の切 換スイッチのそれぞれの一方の切換端子側切換時に、測定対象物の一方および他 方の端子間に現れる電圧を、第3の切換スイッチの共通端子と測定対象物の一方 の端子との間の接触抵抗および第4の切換スイッチの共通端子と測定対象物の他 方の端子との間の接触抵抗を介して検出して測定対象物のインピーダンス対応電 圧として出力するようにしている。
【0016】 第1の接触抵抗測定器は、第1の切換スイッチの他方の切換端子と第3の切換 スイッチの他方の切換端子とに一対の入力端子をそれぞれ接続し、第1および第 3の切換スイッチのそれぞれの他方の切換端子側切換時に、第1の切換スイッチ の共通端子と測定対象物の一方の端子との間の接触抵抗および第3の切換スイッ チの共通端子と測定対象物の一方の端子との間の接触抵抗の合成抵抗を測定して 第1の接触抵抗対応電圧を出力するようにしている。
【0017】 第2の接触抵抗測定器は、第2の切換スイッチの他方の切換端子と第4の切換 スイッチの他方の切換端子とに一対の入力端子をそれぞれ接続し、第2および第 4の切換スイッチのそれぞれの他方の切換端子側切換時に、第2の切換スイッチ の共通端子と測定対象物の他方の端子との間の接触抵抗および第4の切換スイッ チの共通端子と測定対象物の他方の端子との間の接触抵抗の合成抵抗を測定して 第2の接触抵抗対応電圧を出力するようにしている。
【0018】 請求項2記載のインピーダンス測定装置は、請求項1記載のインピーダンス測 定装置において、第1の接触抵抗測定器の出力電圧を所定のしきい値と比較し第 1の接触抵抗測定器の出力電圧が所定のしきい値を超えたときに接触抵抗異常検 知出力を発生する第1の比較器と、第2の接触抵抗測定器の出力電圧を所定のし きい値と比較し第2の接触抵抗測定器の出力電圧が所定のしきい値を超えたとき に接触抵抗異常検知出力を発生する第2の比較器と、第1および第2の比較器の 出力を合成する論理和回路とをさらに備えている。
【0019】 請求項3記載のインピーダンス測定装置は、請求項1または請求項2記載のイ ンピーダンス測定装置の測定対象物が抵抗器である。
【0020】
【作用】
請求項1記載の考案の構成によれば、第1、第2、第3および第4の切換スイ ッチの全てが一方の切換端子側切換時において、測定対象物の一方および他方の 端子が第1および第2の切換スイッチの共通端子にそれぞれ接触するとともに、 第3および第4の切換スイッチの共通端子にそれぞれ接触したときに、定電流回 路から第1の切換スイッチの共通端子と測定対象物の一方の端子との間の接触抵 抗および第2の切換スイッチの共通端子と測定対象物の他方の端子との間の接触 抵抗を介して測定対象物に一定の電流が流れ、電圧検出器が測定対象物の一方お よび他方の端子間に現れる電圧を第3の切換スイッチの共通端子と測定対象物の 一方の端子との間の接触抵抗および第4の切換スイッチの共通端子と測定対象物 の他方の端子との間の接触抵抗を介して検出して測定対象物のインピーダンス対 応電圧として出力することになり、このインピーダンス対応電圧から測定対象物 のインピーダンスを知ることができる。
【0021】 また、第1、第2、第3および第4の切換スイッチの全てが他方の切換端子側 切換時において、測定対象物の一方および他方の端子が第1および第2の切換ス イッチの共通端子にそれぞれ接触するとともに、測定対象物の一方および他方の 端子が第3および第4の切換端子にそれぞれ接触したときに、第1の接触抵抗測 定器が第1の切換スイッチの共通端子と測定対象物の一方の端子との間の接触抵 抗および第3の切換スイッチの共通端子と測定対象物の一方の端子との間の接触 抵抗の合成抵抗を測定して第1の接触抵抗対応電圧を出力するとともに、第2の 接触抵抗測定器が第2の切換スイッチの共通端子と測定対象物の他方の端子との 間の接触抵抗および第4の切換スイッチの共通端子と測定対象物の他方の端子と の間の接触抵抗の合成抵抗を測定して第2の接触抵抗対応電圧を出力する。
【0022】 そして、第1の接触抵抗測定器から出力される第1の接触抵抗対応電圧から、 第1の切換スイッチの共通端子と測定対象物の一方の端子との間の接触抵抗およ び第3の切換スイッチの共通端子と測定対象物の一方の端子との間の接触抵抗の 合成抵抗を知ることができる。同様にして、第2の接触抵抗測定器から出力され る第2の接触抵抗対応電圧から、第2の切換スイッチの共通端子と測定対象物の 他方の端子との間の接触抵抗および第4の切換スイッチの共通端子と測定対象物 の他方の端子との間の接触抵抗の合成抵抗を知ることができる。これら両合成抵 抗をインピーダンス測定時に監視することにより、定電流回路の一対の電流出力 端子と測定対象物の一方および他方の端子との間の接触抵抗、ならびに電圧検出 回路の一対の電圧入力端子と測定対象物の一方および他方の端子との間の接触抵 抗が測定誤差を発生する直前の値まで増加したことを知ることができ、この結果 定電流回路の一対の電流出力端子ならびに電圧検出回路の一対の電圧入力端子の 交換を促すことができる。
【0023】 請求項2記載の考案の構成によれば、第1の比較器において第1の接触抵抗測 定器の出力電圧と所定のしきい値とが比較され、第1の接触抵抗測定器の出力電 圧が所定のしきい値を超えたときに第1の比較器から接触抵抗異常検知出力が発 生し、同様にして第2の比較器において第2の接触抵抗測定器の出力電圧と所定 のしきい値とが比較され、第2の接触抵抗測定器の出力電圧が所定のしきい値を 超えたときに第2の比較器から接触抵抗異常検知出力が発生し、第1および第2 の比較器から出力される接触抵抗異常検知出力が論理和回路で合成されることに なる。したがって、第1の切換スイッチの共通端子と測定対象物の一方の端子と の間の接触抵抗および第3の切換スイッチの共通端子と測定対象物の一方の端子 との間の接触抵抗の合成抵抗、ならびに第2の切換スイッチの共通端子と測定対 象物の他方の端子との間の接触抵抗および第4の切換スイッチの共通端子と測定 対象物の他方の端子との間の接触抵抗の合成抵抗を、インピーダンス測定時に常 時監視しなくても、両接触抵抗が測定誤差を発生する直前の値まで大きくなった ことを知ることができ、この結果定電流回路の一対の電流出力端子の交換ならび に電圧検出回路の一対の電圧入力端子の交換を促すことができる。
【0024】 請求項3記載の構成によれば、請求項1または請求項2と同様に作用する。
【0025】
【実施例】
図1にこの考案の一実施例のインピーダンス測定装置のブロック図を示す。図 1において、1は抵抗等のインピーダンスを測定する例えばチップタイプの測定 対象物(例えば、チップ抵抗器で、その抵抗値をRX とする)である。 S1 は共通端子cに測定対象物1の一方の端子1aが接触する第1の切換スイ ッチである。S2 は共通端子cに測定対象物1の他方の端子1bが接触する第2 の切換スイッチである。S3 は共通端子cに測定対象物1の一方の端子1aが接 触する第3の切換スイッチである。S4 は共通端子cに測定対象物1の他方の端 子1bが接触する第4の切換スイッチである。
【0026】 2は定電流回路で、第1の切換スイッチS1 の一方の切換端子bと第2の切換 スイッチS2 の一方の切換端子bとに一対の電流出力端子2a,2bをそれぞれ 接続し、第1および第2の切換スイッチS1 ,S2 のそれぞれの一方の切換端子 b側切換時に、第1の切換スイッチS1 の共通端子cと測定対象物1の一方の端 子1aとの間の接触抵抗r1 および第2の切換スイッチS2 の共通端子cと測定 対象物1の他方の端子1bとの間の接触抵抗r2 を介して測定対象物1に一定の 電流Iを流す。
【0027】 3は電圧検出器で、第3の切換スイッチS3 の一方の切換端子bと第4の切換 スイッチS4 の一方の切換端子bとに一対の電圧入力端子3a,3bをそれぞれ 接続し、第3および第4の切換スイッチS3 ,S4 のそれぞれの一方の切換端子 a側切換時に、測定対象物1の一方および他方の端子1a,1b間に現れる電圧 V1 を、第3の切換スイッチS3 の共通端子cと測定対象物1の一方の端子1a との間の接触抵抗r3 および第4の切換スイッチS4 の共通端子cと測定対象物 1の他方の端子1bとの間の接触抵抗r4 を介して検出して測定対象物1のイン ピーダンス対応電圧E1 として電圧出力端子3cから出力し、例えば1倍の増幅 度の差動増幅器(例えば、AD620:アナログデバイセズ株式会社製)で構成 される。
【0028】 4は第1の接触抵抗測定器で、第1の切換スイッチS1 の他方の切換端子aと 第3の切換スイッチS3 の他方の切換端子aとに一対の入力端子4a,4bをそ れぞれ接続し、第1および第3の切換スイッチS1 ,S3 のそれぞれの他方の切 換端子a側切換時に、第1の切換スイッチS1 の共通端子cと測定対象物1の一 方の端子1aとの間の接触抵抗r1 および第3の切換スイッチS3 の共通端子c と測定対象物1の一方の端子1aとの間の接触抵抗r3 の合成抵抗(r1 +r3 )を測定して第1の接触抵抗対応電圧E2 を出力し、例えば演算増幅器(例えば 、LF355:ナショナルセミコンダクター社製)を主要構成要素して回路構成 されている。
【0029】 5は第2の接触抵抗測定器で、第2の切換スイッチS2 の他方の切換端子aと 第4の切換スイッチS4 の他方の切換端子aとに一対の入力端子5a,5bをそ れぞれ接続し、第2および第4の切換スイッチS2 ,S4 のそれぞれの他方の切 換端子a側切換時に、第2の切換スイッチS2 の共通端子cと測定対象物1の他 方の端子1bとの間の接触抵抗r2 および第4の切換スイッチS4 の共通端子c と測定対象物1の他方の端子1bとの間の接触抵抗r4 の合成抵抗(r2 +r4 )を測定して第2の接触抵抗対応電圧E3 を出力し、例えば演算増幅器(例えば 、LF355:ナショナルセミコンダクター社製)を主要構成要素して回路構成 されている。
【0030】 6は基準電圧源である。 7は基準電圧源6の電圧を分圧することにより定電流回路2が測定対象物1に 一定の電流Iを流せなくなるなどして、、測定誤差が生じる限界の接触抵抗r1 , r3 の和もしくはr2 ,r4 の和の値rMAX に対応したしきい値ES を設定す る可変抵抗器である。
【0031】 8は第1の接触抵抗測定器4から出力される第1の接触抵抗対応電圧E2 を所 定のしきい値ES と比較し第1の接触抵抗対応電圧E2 が所定のしきい値ES を 超えたときに接触抵抗異常検知出力を発生する第1の比較器であり、例えば演算 増幅器(例えば、LF311:ナショナルセミコンダクター社製)で構成される 。
【0032】 9は第2の接触抵抗測定器5から出力される第2の接触抵抗対応電圧E3 を所 定のしきい値ES と比較し第2の接触抵抗対応電圧E3 が所定のしきい値ES を 超えたときに接触抵抗異常検知出力を発生する第2の比較器であり、例えば演算 増幅器(例えば、LF311:ナショナルセミコンダクター社製)で構成される 。
【0033】 10は第1および第2の比較器8,9の出力を合成する論理和回路である。 以上のような構成のインピーダンス測定装置は、第1、第2、第3および第4 の切換スイッチS1 ,S2 ,S3 ,S4 の全てが一方の切換端子b側切換時にお いて、測定対象物1の一方および他方の端子1a,1bが第1および第2の切換 スイッチS1 ,S2 の共通端子cにそれぞれ接触するとともに、第3および第4 の切換スイッチS3 ,S4 の共通端子cにそれぞれ接触したときに、定電流回路 2から第1の切換スイッチS1 の共通端子cと測定対象物1の一方の端子1aと の間の接触抵抗r1 および第2の切換スイッチS2 の共通端子cと測定対象物1 の他方の端子1bとの間の接触抵抗r2 を介して測定対象物1に既知の一定の電 流Iが流れ、測定対象物1の一対の端子1a,1b間に電流Iと抵抗RX の積で 表される電圧V1 (=RX ×I)が生じ、電圧検出器3が測定対象物1の一方お よび他方の端子1a,1b間に現れる電圧V1 を第3の切換スイッチS3 の共通 端子cと測定対象物1の一方の端子1aとの間の接触抵抗r3 および第4の切換 スイッチS4 の共通端子cと測定対象物1の他方の端子1bとの間の接触抵抗r 4 を介して検出して測定対象物1のインピーダンス対応電圧E1 (=V1 )とし て電圧出力端子3aより出力することになり、このインピーダンス対応電圧E1 から測定対象物1の抵抗RX を知ることができる。
【0034】 また、第1、第2、第3および第4の切換スイッチS1 ,S2 ,S3 ,S4 の 全てが他方の切換端子a側切換時において、測定対象物1の一方および他方の端 子1a,1bが第1および第2の切換スイッチS1 ,S2 の共通端子cにそれぞ れ接触するとともに、第3および第4の切換端子S3 ,S4 にそれぞれ接触した ときに、第1の接触抵抗測定器4が第1の切換スイッチS1 の共通端子cと測定 対象物1の一方の端子1aとの間の接触抵抗r1 および第3の切換スイッチS3 の共通端子cと測定対象物1の一方の端子1aとの間の接触抵抗r3 の合成抵抗 (r1 +r3 )を測定して第1の接触抵抗対応電圧E2 を出力するとともに、第 2の接触抵抗測定器5が第2の切換スイッチS2 の共通端子cと測定対象物1の 他方の端子1bとの間の接触抵抗r2 および第4の切換スイッチS4 の共通端子 cと測定対象物1の他方の端子1bとの間の接触抵抗r4 の合成抵抗(r2 +r 4 )を測定して第2の接触抵抗対応電圧E3 を出力する。
【0035】 そして、第1の接触抵抗測定器4から出力される第1の接触抵抗対応電圧E2 から、第1の切換スイッチS1 の共通端子cと測定対象物1の一方の端子1aと の間の接触抵抗r1 および第3の切換スイッチS3 の共通端子cと測定対象物1 の一方の端子1aとの間の接触抵抗r3 の合成抵抗(r1 +r3 )を知ることが できる。同様にして、第2の接触抵抗測定器5から出力される第2の接触抵抗対 応電圧E3 から、第2の切換スイッチS2 の共通端子cと測定対象物1の他方の 端子1bとの間の接触抵抗r2 および第4の切換スイッチS4 の共通端子cと測 定対象物1の他方の端子1bとの間の接触抵抗r4 の合成抵抗(r2 +r4 )を 知ることができる。
【0036】 これら両合成抵抗(r1 +r3 ),(r2 +r4 )をインピーダンス測定時に 監視することにより、定電流回路2の一対の電流出力端子2a,2bと測定対象 物1の一方および他方の端子1a,1bとの間の接触抵抗r1 ,r2 、ならびに 電圧検出回路3の一対の電圧入力端子3a,3bと測定対象物1の一方および他 方の端子1a,1bとの間の接触抵抗r3 ,r4 が測定誤差を発生する直前の値 まで増加したことを知ることができ、この結果定電流回路2の一対の電流出力端 子2a,2bならびに電圧検出回路3の一対の電圧入力端子3a,3bの交換を 促すことができる。
【0037】 さらに、第1の比較器8において第1の接触抵抗測定器4の出力である第1の 接触抵抗対応電圧E2 と所定のしきい値ES とが比較され、第1の接触抵抗対応 電圧E2 が所定のしきい値ES を超えたときに第1の比較器8から接触抵抗異常 検知出力が発生し、同様にして第2の比較器9において第2の接触抵抗測定器5 の出力である第2の接触抵抗対応電圧E3 と所定のしきい値ES とが比較され、 第2の接触抵抗対応電圧E3 とが所定のしきい値ES を超えたときに第2の比較 器9から接触抵抗異常検知出力が発生し、第1および第2の比較器8,9から出 力される接触抵抗異常検知出力が論理和回路10で論理和合成されることになる 。したがって、第1の切換スイッチS1 の共通端子cと測定対象物1の一方の端 子1aとの間の接触抵抗r1 および第3の切換スイッチS3 の共通端子cと測定 対象物1の一方の端子1aとの間の接触抵抗r3 の合成抵抗(r1 +r3 )、な らびに第2の切換スイッチS2 の共通端子cと測定対象物1の他方の端子1bと の間の接触抵抗r2 および第4の切換スイッチS4 の共通端子cと測定対象物1 の他方の端子1bとの間の接触抵抗r4 の合成抵抗(r2 +r4 )を、インピー ダンス測定時に常時監視しなくても、両合成抵抗が測定誤差を発生する直前の値 まで大きくなったことを知ることができ、この結果定電流回路2の一対の電流出 力端子2a,2bの交換ならびに電圧検出回路3の一対の電圧入力端子3a,3 bの交換を促すことができる。
【0038】 なお、電圧出力端子3cより出力されるインピーダンス対応電圧E1 を適当な インターフェース手段を介して例えばアナログメータあるいはデジタル表示器に 供給することで、測定対象物1の抵抗RX を表示することができる。また、論理 和回路10の出力端子10aに現れる信号で表示器を駆動するようにすれば、接 触抵抗の和(r1 +r3 ),(r2 +r4 )が測定誤差を発生する直前の値まで 大きくなったことを表示することができる。
【0039】 図2には、図1のインピーダンス測定装置の具体構成の一例を示す回路図であ る。図2において、接触抵抗測定器4は演算増幅器(LF411等)IC1 と抵 抗器R1 で構成され、接触抵抗測定器5は演算増幅器(LF411等)IC2 と 抵抗R2 で構成されている。基準電圧源6は抵抗R3 とツェナーダイオードZD とで構成されている。R4 ,R5 はプルアップ用抵抗である。
【0040】 このように、この実施例のインピーダンス測定装置によれば、測定対象物1の 一対の端子1a,1bが第1ないし第4の切換スイッチS1 〜S4 の共通端子c にそれぞれ接触したときに、定電流回路2から接触抵抗r1 ,r2 を介して測定 対象物1に一定の電流Iが流れ、電圧検出器3が測定対象物1の一対の端子1a ,1b間に現れる電圧V1 を接触抵抗r3 ,r4 を介して検出して測定対象物1 のインピーダンス対応電圧E1 として出力することになり、このインピーダンス 対応電圧E1 から測定対象物1の抵抗RX を知ることができる。
【0041】 また、第1の接触抵抗測定器4が接触抵抗r1 ,r3 の合成抵抗(r1 +r3 )を測定し、第2の接触抵抗測定器5が接触抵抗r2 ,r4 の合成抵抗(r2 + r4 )を測定してそれぞれ第1および第2の接触抵抗対応電圧E2 ,E3 を出力 し、比較器8において、第1の接触抵抗対応電圧E2 と所定のしきい値ES とが 比較され、第1の接触抵抗対応電圧E2 が所定のしきい値ES を超えたときに比 較器8から接触抵抗異常検知出力が発生し、同様にして比較器9において、第2 の接触抵抗対応電圧E3 と所定のしきい値ES とが比較され、第2の接触抵抗対 応電圧E3 が前記しきい値ES を超えたときに比較器9から接触抵抗異常検知出 力が発生し、インピーダンス測定中合成抵抗(r1 +r3 ),(r2 +r4 )を 常時監視しなくても、合成抵抗(r1 +r3 ),(r2 +r4 )が測定誤差を発 生する直前の値まで大きくなったことがわかる。この結果、定電流回路2の一対 の電流出力端子2a,2bの交換および電圧検出回路3の一対の電圧入力端子3 a,3bの交換を促すことができる。
【0042】 なお、比較器8,9を設ける代わりに、接触抵抗を表示する手段を設けてもよ い。このような構成では、第1および第2の接触抵抗対応電圧E2 ,E3 から測 定対象物1の一対の端子1a,1bに関する合成抵抗(r1 +r3 ),(r2 + r4 )を知ることができ、その合成抵抗(r1 +r3 ),(r2 +r4 )の値を 監視することにより、合成抵抗(r1 +r3 ),(r2 +r4 )が測定誤差を発 生する直前の値まで大きくなったことがわかる。この結果、定電流回路2の一対 の電圧出力端子2a,2bの交換を促すことができる。
【0043】 また、第1ないし第4の切換スイッチS1 〜S4 は連動する構成とすることが 操作性の向上の上から望ましい。 また、合成抵抗(r1 +r3 ),(r2 +r4 )の測定は、測定対象物1のイ ンピーダンス測定の前または後で切換スイッチS1 〜S4 を切り換えて行うが、 両合成抵抗(r1 +r3 ),(r2 +r4 )の測定は同時に行っても、または別 々に行っても、どちらでもよい。
【0044】 また、上記実施例では、測定対象物が抵抗器であり、その抵抗値を測定するも のの例を示したが、抵抗器に限らず、コンデンサやコイルのインピーダンスを測 定する場合にも、この考案を適用できる。この場合、定電流回路としては、一定 振幅の交流電流を流す回路を用いることが必要である。
【0045】
【考案の効果】
請求項1記載のインピーダンス測定装置によれば、定電流回路の一対の電流出 力端子の一方と測定対象物の一方の端子との間の接触抵抗と電圧検出器の一対の 電圧入力端子の一方と測定対象物の一方の端子との間の接触抵抗の合成抵抗、お よび定電流回路の一対の電流出力端子の他方と測定対象物の他方の端子との間の 接触抵抗と電圧検出器の一対の電圧入力端子の他方と測定対象物の他方の端子と の間の接触抵抗の合成抵抗を測定するので、両合成抵抗を監視することで、上記 両合成抵抗が測定誤差を発生する直前の値まで増加したことを知ることができる 。この結果、インピーダンス測定中両合成抵抗を常時監視することで、合成抵抗 が測定誤差を発生する直前の値まで大きくなったことがわかり、定電流回路の一 対の電流出力端子の交換および電圧検出回路の一対の電圧入力端子の交換を促す ことができる。
【0046】 請求項2記載のインピーダンス測定装置によれば、定電流回路の一対の電流出 力端子の一方と測定対象物の一方の端子との間の接触抵抗と電圧検出器の一対の 電圧入力端子の一方と測定対象物の一方の端子との間の接触抵抗の合成抵抗、お よび定電流回路の一対の電流出力端子の他方と測定対象物の他方の端子との間の 接触抵抗と電圧検出器の一対の電圧入力端子の他方と測定対象物の他方の端子と の間の接触抵抗の合成抵抗をインピーダンス測定時に常時監視しなくても、上記 両合成抵抗がが測定誤差を発生する直前の値まで増加したことを知ることができ る。この結果、インピーダンス測定中両合成抵抗を常時監視しなくても、合成抵 抗が測定誤差を発生する直前の値まで大きくなったことがわかり、定電流回路の 一対の電流出力端子の交換および電圧検出回路の一対の電圧入力端子の交換を促 すことができる。
【0047】 請求項3記載のインピーダンス測定装置によれば、請求項1または請求項2の インピーダンス測定装置と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のインピーダンス測定装置
の構成を示す回路図である。
【図2】図1のインピーダンス測定装置の具体的な構成
を示す回路図である。
【図3】従来のインピーダンス測定装置の一例の構成を
示す回路図である。
【符号の説明】
1 測定対象物 1a,1b 端子 2 定電流回路 2a,2b 電流出力端子 3 電圧検出器 3a,3b 電圧入力端子 4 第1の接触抵抗測定器 5 第2の接触抵抗測定器 8 第1の比較器 9 第2の比較器

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通端子に測定対象物の一方の端子が接
    触する第1の切換スイッチと、 共通端子に前記測定対象物の他方の端子が接触する第2
    の切換スイッチと、 共通端子に前記測定対象物の一方の端子が接触する第3
    の切換スイッチと、 共通端子に前記測定対象物の他方の端子が接触する第4
    の切換スイッチと、 前記第1の切換スイッチの一方の切換端子と前記第2の
    切換スイッチの一方の切換端子とに一対の電流出力端子
    をそれぞれ接続し、前記第1および第2の切換スイッチ
    のそれぞれの一方の切換端子側切換時に、前記第1の切
    換スイッチの共通端子と前記測定対象物の一方の端子と
    の間の接触抵抗および前記第2の切換スイッチの共通端
    子と前記測定対象物の他方の端子との間の接触抵抗を介
    して前記測定対象物に一定の電流を流す定電流回路と、 前記第3の切換スイッチの一方の切換端子と前記第4の
    切換スイッチの一方の切換端子とに一対の電圧入力端子
    をそれぞれ接続し、前記第3および第4の切換スイッチ
    のそれぞれの一方の切換端子側切換時に、前記測定対象
    物の一方および他方の端子間に現れる電圧を、前記第3
    の切換スイッチの共通端子と前記測定対象物の一方の端
    子との間の接触抵抗および前記第4の切換スイッチの共
    通端子と前記測定対象物の他方の端子との間の接触抵抗
    を介して検出して前記測定対象物のインピーダンス対応
    電圧として出力する電圧検出器と、 前記第1の切換スイッチの他方の切換端子と前記第3の
    切換スイッチの他方の切換端子とに一対の入力端子をそ
    れぞれ接続し、前記第1および第3の切換スイッチのそ
    れぞれの他方の切換端子側切換時に、前記第1の切換ス
    イッチの共通端子と前記測定対象物の一方の端子との間
    の接触抵抗および前記第3の切換スイッチの共通端子と
    前記測定対象物の一方の端子との間の接触抵抗の合成抵
    抗を測定して第1の接触抵抗対応電圧を出力する第1の
    接触抵抗測定器と、 前記第2の切換スイッチの他方の切換端子と前記第4の
    切換スイッチの他方の切換端子とに一対の入力端子をそ
    れぞれ接続し、前記第2および第4の切換スイッチのそ
    れぞれの他方の切換端子側切換時に、前記第2の切換ス
    イッチの共通端子と前記測定対象物の他方の端子との間
    の接触抵抗および前記第4の切換スイッチの共通端子と
    前記測定対象物の他方の端子との間の接触抵抗の合成抵
    抗を測定して第2の接触抵抗対応電圧を出力する第2の
    接触抵抗測定器とを備えたインピーダンス測定装置。
  2. 【請求項2】 第1の接触抵抗測定器の出力電圧を所定
    のしきい値と比較し前記第1の接触抵抗測定器の出力電
    圧が前記所定のしきい値を超えたときに接触抵抗異常検
    知出力を発生する第1の比較器と、第2の接触抵抗測定
    器の出力電圧を前記所定のしきい値と比較し前記第2の
    接触抵抗測定器の出力電圧が前記所定のしきい値を超え
    たときに接触抵抗異常検知出力を発生する第2の比較器
    と、前記第1および第2の比較器の出力を合成する論理
    和回路とをさらに備えた請求項1記載のインピーダンス
    測定装置。
  3. 【請求項3】 測定対象物が抵抗器である請求項1また
    は請求項2記載のインピーダンス測定装置。
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