JP3092666U - 紙製ケース - Google Patents

紙製ケース

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JP3092666U JP2002005711U JP2002005711U JP3092666U JP 3092666 U JP3092666 U JP 3092666U JP 2002005711 U JP2002005711 U JP 2002005711U JP 2002005711 U JP2002005711 U JP 2002005711U JP 3092666 U JP3092666 U JP 3092666U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙材の使用量を抑制し、製造と運搬のコスト
と、陳列のスペースを節減し、包装物の外観上の美観を
視覚的に訴えることのできる8面立体パズルの包装用ケ
ースを提供する。 【解決手段】 底面を共有する2つのピラミッド状の錐
体が一体に形成されてなる物体を包装するための紙ケー
スであって、第1組立て部と、第2組立て部を具えてな
り、該第1組立て部は正三角形を呈する4枚の紙板が互
いに連なって形成され、隣接する両辺部を折り目とし、
対応する両辺にそれぞれの係止突起止部と、係止溝を有
する耳部とを形成し、該第2組立て部は、正三角形を呈
する枚の紙板が互いに連なって形成され、隣接する両辺
部を折り目とし、対応する両辺にそれぞれ係止突起と係
止溝を有する耳部とを形成し、底面を有しない連接する
中空の2つの錐体を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は紙製ケースに関し、特に底面を共有するピラミッド状の2つの錐体を 一体にした形状の立体パズルを包装するための紙製ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のピースを組み合わせて所定の形状を構成するパズル玩具は、ジグゾーパ ズルと称する平面状のもの以外に、立体状のものをも含む。商品目を“百変金塔 ”と称するパズル玩具(以下8面立体パズルと称する)は、ピースを組み合わせ た状態において、底面を共有するピラミッド状の2つの錐体を一体にした形状を 呈し、即ち、八面の正三角形によって構成される立体パズルであって、ピースの 組み合わせ方法を変更することによって、その他形状に組み合わせることもでき る。
【0003】 上述の8面立体パズルを包装して搬送する場合、個々のピースをばらばらの状 態で包装するよりも、組み合わせられた状態で包装し、搬送した方が取り扱いや すく、包装、もしくは搬送のスペースを占用しない。さらに、販売を目的として 陳列する場合も、個々のピースを組み合わせた状態で包装したまま陳列した場合 、取り扱いやすいのみならず、陳列のスペースを節減することができる。
【0004】 図1に、上述の8面立体パズルを包装するための従来の包装用ケースを開示する 。該包装ケース(20)は、紙材による方形の収納部と、該収納部(22)内に 設けられる位置決め板(24)とによってなる。該位置決め板(24)は長尺状 の紙板を折り畳んで形成し、位置決め部(242)を有する。かかる包装ケース (20)を用いて組み合わせられた前記8面立体パズルを包装する場合、図2に 示すように、該8面立体パズル(10)を包装ケース(20)の収納部(22) に収納する。この場合、該8面立体パズル(10)の正三角形の8面の内、2面 が該位置決め部(242)に当接し、包装ケース(20)内に位置決めされ、暫 時固定された状態となる。
【0005】 上述のとおり、従来の包装ケース20は、収納部(22)内に位置決め部(2 42)を設けることによって、8面立体パズル(10)の2面を支持して位置決 めすることができるが、但し、該包装ケース(20)は多量の紙材を用いるため 製造コストが高くなる。さらに体積が嵩み、運搬コストも高くなる。また、かか るケースに包装した状態で陳列する場合、陳列のスペースを占めるのみならず、 8面立体パズル(10)の幾何的な外観上の美観を表わすことができない。
【0006】 ケースに包装した状態で陳列する場合、8面立体パズル(10)の幾何的な外 観上の美観を視覚に訴えるために、該包装ケースに透明の窓を設ける方法が想到 される。但し、この場合コストがさらに高くなるのみならず、ケースの強度が低 下する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、8面立体パズルの包装ケースであって、紙材の使用量を抑制し、 製造と運搬のコストと、陳列のスペースを節減できるとともに、販売を目的とし て陳列する場合、8面立体パズルの外観上の美観を視覚的に訴えることのできる 包装用ケースを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案者は従来の包装ケースに見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結 果、底面を共有する2つのピラミッド状の錐体が一体に形成されてなる物体を包 装するための紙ケースであって、第1組立て部と、第2組立て部を具えてなり、 該第1組立て部は正三角形を呈する4枚の紙板が互いに連なって形成され、隣 接する両辺部を折り目とし、対応する両辺にそれぞれの係止突起止部と、係止溝 を有する耳部とを形成し、該係止突起部と係止溝とを係止させることによって底 面部を有しない四面の角錐形構造を係止組立て、 該第2組立て部は、正三角形を呈する枚の紙板が互いに連なって形成され、隣 接する両辺部を折り目とし、対応する両辺にそれぞれ係止突起と係止溝を有する 耳部とを形成し、該係止突起部と係止溝とを係止させることによって底面部を有 しない四面の角錐形構造を係止組立てる構造によって課題を解決できる点に着眼 し、かかる知見に基づいて本考案を完成させた。
【0009】 以下、この発明について具体的に詳述する。 請求項1に記載する紙ケースは、底面を共有する2つのピラミッド状の錐体が 一体に形成されてなる物体を包装するための紙ケースであって、第1組立て部と 、第2組立て部を具えてなり、 該第1組立て部は正三角形を呈する4枚の紙板が互いに連なって形成され、隣 接する両辺部を折り目とし、対応する両辺にそれぞれの係止突起止部と、係止溝 を有する耳部とを形成し、該係止突起部と係止溝とを係止させることによって底 面部を有しない四面の角錐形構造を係止組立て、 該第2組立て部は、正三角形を呈する枚の紙板が互いに連なって形成され、隣 接する両辺部を折り目とし、対応する両辺にそれぞれ係止突起と係止溝を有する 耳部とを形成し、該係止突起部と係止溝とを係止させることによって底面部を有 しない四面の角錐形構造を係止組立て、 前記二つの組立て部が二つの四面角錐形構造を形成すると共に、それらの底辺 部が相互に連結する構造に形成し、かつ三辺の対応する位置にそれぞれ突出片と 係止溝が形成され、互いに係止する。
【0010】 請求項2に記載する紙ケースは、請求項1における第一組立て部の四枚の紙板 構造が、それぞれ二枚の三角形紙板の一辺が連接して一枚の等辺四辺形を形成し 、また、鏡映する左右対称の二枚の等辺四辺形が一辺にいて互いに連接し、該第 二組立て部の四枚の紙板の構造と前記第一組立て部が同様である。
【0011】 請求項3に記載する紙製ケースは、請求項1における紙板の面積が、包装される 物体の角錐形体の錐形斜面面積より大きく形成される。
【0012】
【考案の実施の形態】
この考案は底面を共有するピラミッド状の2つの錐体を一体にした形状の立体 パズルを包装するための紙製の包装ケースを提供するものであって、係止突起部 と、係止溝を設けた正三角形を呈する複数の連接する紙板によって構成される。 かかる包装ケースの構造と特徴を詳述するために、具体的な実施例を挙げ、図 示を参照にしながら、以下に説明する。
【0013】
【実施例】
図3に、この考案による紙ケースを展開した平面図を開示する。図示によれば 、この考案による紙ケースは、第一組立て部(A)と第二組立て部(B)とによっ てなり、それぞれの組立て部は四枚の正三角形を呈する紙板(A1~A4;B1~B4)が 連なり構成される。即ち、それぞれの正三角形の一内角がともに一点に集中する ように連接し、且つそれぞれ連接する正三角形の辺を折り目とする構造である。 該の紙板の面積は、包装する8面立体パズル(外観が、底辺を共有するピラミッ ド状の2つの錐体を一体に形成した形状であって、8面の正三角形によってなる )の錐形を形成する一傾斜面の面積よりやや大きく形成さする。また、紙板(A 2)(A3)(A4)の他の正三角形に連接しない辺は、それぞれ台形の耳部が やや延伸し、該耳部と正三角形との間に係止溝(4)を形成するとともに、紙板 (A1)の他の正三角形に連接しない辺には、該係止溝4に対応する係止突起部 (2)を形成する。かかる構造の第1組み立て部(A)は、折り目を折って、紙 板(A1)の係止突起部(2)を対応する係止溝(4)に挿入して係止すること によって、底面部を有しない四面角錐形体が形成される。
【0014】 即ち、図4に開示するように第一組立て部(A)の四枚の紙板(A1~A4)は、そ れぞれ隣り合う二枚の紙板(A1とA2及びA3とA4)三角形の一辺が連接して等辺四 辺形を形成し、且つ形成される2つの等辺四辺形は鏡映して左右対称に連接する 。
【0015】 第二組立て部(B)は、前記第一組立て部(A)と相同に、連接する四枚の正三 角形を呈する紙板(B1~B4)によって構成される。但し、第2組み立て部Bは、 図3に開示するように、紙板(B1)(B2)(B3)には係止突起部(2)を 、紙板(B4)には係止溝(2)と係止突起部(2)とをそれぞれ形成する。か かる構造の第1組み立て部Aは、折り目を折って、紙板(A1)の係止突起部( 2)を対応する係止溝(4)に挿入して係止することによって、底面部を有しな い四面角錐形体が形成され、第1組組み立て部(A)を折り畳んでなる底面を有 しない四面錐体形状と、第2組み立て部Bを折り畳んでなる底面を有しない四面 錐体形状とが連接してこの考案による紙ケースを構成する。
【0016】 図5に開示するように、この発明による紙ケースによって包装する8面立体パ ズル(10)は、複数のピースによってなり、該複数のピースを任意に組立てて 幾何的な様様な形状にすることができる。但し、本来は図6に開示するように、 底面を共有するピラミッド状の2つの錐体が一体になった形状に組立てられ、紙 ケースに包装される。即ち、図7に開示するように、第一組立て部(A)と第二 組立て部(B)とを組立てて底面部を有しない四面角錐形を形成し、図6に開示 する形状に組立てた8面立体パズル(10)を該前記第一組立て部(A)によっ てなる錐体形状部に収納し、第2組み立て部Bによってなる錐体形状部を蓋体と して覆うことによって、図8に示すように8面立体パズルの包装が完了する。こ の状態において、第1組み立て部Aと、第2組み立て部Bとを構成する紙板(A 1〜A4)、(B2〜B4)に形成されたそれぞれの係止突起部(2)が、対応 する係止溝(4)に係止して、包装物である8面立体パズル(10)をその形状 に沿って完全に覆う包装となり、好ましい緊密な包装構造を形成する。よって、 内容物が他の物品にぶつかるなど、外部からの衝撃を受けても損傷を受けること なく、またピースの組立てが解除されたばらばらの状態になることを防ぐことが できる。
【0017】 上述の構成による紙ケースは、図9と図10に開示するように、包装する商品 (8面立体パズル)の取り扱い説明書(C)を八枚の内の紙板の正面と背面面の 両面に印刷できると共に、8面立体パズルを組立てた状態で、表面に表される横 縞の模様を描く横線(D)を印刷することによって、包装する8面立体パズルの 外観上の美観を包装ケース上に表現することができ、商品の説明も同時に行うこ とができる。このため、販売を目的とした陳列を行う場合、商品展示の効果を向 上することができる。即ち、図11に示すように、取り扱い説明書(C)と、8 面立体パズルの模様と同様の横線(D)紙ケースの表面に印刷することによって 、包装と同時に、展示販売の効果を高め、かつ取り扱いの説明を行うことができ る。
【0018】 図12に示すように、本考案による紙ケースは、2つの錐体を形成する錐体を 展開した構造の八枚の正三角形の紙板を連接してなり、製造と運搬過程中におい てはケースを積み重ねる方式配列することができる。よって、包装した商品を保 管、運送する場合、空間を節約することができ、延いては運搬コストを低減する ことができる。
【0019】 図13ないし図15と、図16ないし図18と、図19ないし図21と、図2 2ないし図24と、図25ないし図27に、この考案による紙ケースの5種類の 他の実施形態を開示する。
【0020】 図13ないし図15に示すように、本考案の他の実施の形態は第一組立て部( A)と第二組立て部(B)とによってなり(図13参照)、それぞれの組立て部は 四枚の紙板(A1~A4,B1~B4)が連接して構成される。該四枚の紙板(A1~A4,B1~B4 )は、隣り合う正三角形の一辺を折り目とし、該折り目から折り畳んだ場合、接 触するそれぞれの対応する辺(A1:A4,B1:B4)に係止溝(4)を形成した耳部と 、係止突起部(2)を形成し、底面部を有しない四面錐体構造(図14参照)を 組立てる。二つの組立て部を組立てて、連接する二つの底面部を有しない四面角 錐形構造を組立てた後、底辺(A2:B2)が連接しあう構造(図15参照)を形成 し、かつそれぞれ対応する三辺(A1:B1,A3:B3,A4:B4)に形成した係止突起部( 2)と係止溝4とを係止して、八面立体パズルを包装する紙ケースの組立てを完 成させる。構造を形成できる。
【0021】 また、図16ないし図18に示すように、本考案のその他実施形態は第一組立 て部(A)と第二組立て部(B)とからなり(図16参照)、それぞれの組立て部 は四枚の紙板(A1~A4,B1~B4)が連接しあって形成される構造であり、該正三角 形の隣り合う辺を折り目とし、該折り目から折り畳んだ場合、対応する辺(A1:A 4,B1:B4)に係止突出片(2)と、係止溝(4)を形成した耳部とを一体に形成 し、底面部を有しない四面角錐形体構造(図17参照)を組立てる。二つの組立 て部を折り畳み二つの底面部を有しない四面角錐形構造を組立てると、底辺部( A2:B3)が連接する構造(図18参照)になり、かつ三辺(A1:B2,A3:B4,A4:B 1)に形成した係止突起部(2)と係止溝(4)とを係止させると、8面立体パ ズルを包装する紙の組立てが完了する。
【0022】 図19ないし図21に示すように、本考案のその他実施形態は第一組立て部( A)と第二組立て部(B)とからなり(図19参照)、それぞれの組立て部は四枚 の紙板(A1~A4,B1~B4)が連接して形成される構造であり、隣り合う辺を折り目 として折り畳んだ場合、対応する辺(A1:A4,B1:B4)に係止突起部(2)と係止 溝(4)を形成した耳部を一体に形成し、底面部を有しない四面角錐形体構造( 図20参照)を組立て、二つの底面部を有しない四面角錐形構造を形成する。そ の底辺部(A1:B2)は互いに連接する構造(図21参照)になり、かつ対応する 三辺(A2:B1,A3:B4,A4:B3)に形成した係止突起部(2)と、係止溝(4)と を係止させて、8面立体パズルを包装する紙ケースの組立てを完成させる。
【0023】 図22ないし図24に示すように、本考案の別の実施形態は第一組立て部(A )と第二組立て部(B)とからなり(図22参照)、それぞれの組立て部は四枚 の紙板(A1~A4,B1~B4)を連接して形成される構造であり、それらは隣り合う辺 を折り目とて折り畳んだ場合に対応する部(A1:A4,B1:B4)に係止突起部(2) と、係止溝(4)を形成した耳部を一体に形成し、底面部を有しない四面角錐形 体構造(図23参照)を組立てる。二つの組立て部によって二つの底面部を有し ない四面角錐形構造を組立て、底辺部(A1:B1)が連接する構造(図24参照 )になり、かつそれぞれ対応する三辺(A2:B4,A3:B3,A4:B2)の係止突起部と 、係止溝(4)とを係止するると、8立体パズルを包装する紙ケースの組立てが 完成する。
【0024】 図25ないし図27に示すように、本考案のさらに別の実施形態は第一組立て 部(A)と第二組立て部(B)とからなり(図25参照)、それぞれの組立て部は 四枚の紙板(A1~A4,B1~B4)を連接して形成される構造であり、隣り合う辺を折 り目として折り畳んだ場合、対応する辺(A1:A4,B1:B4)に係止突起部(2)と 、係止溝(4)を形成した耳部を一体に形成し、底面部を有しない四面角錐形体 構造(図26参照)を組立てる。二つの組立て部によって二つの底面部を有しな い四面角錐形構造を組立てると、底辺(A1:B3)が連接し(図27参照)、か つそれぞれ三辺(A2:B2,A3:B1,A4:B4)の対応する軽視突起部(2)と係止溝 (4)とを係止すると、八面立体パズルを包装する紙ケースの組立てが完成する 。
【0025】 前記に説明した通りに、本考案の紙製ケースは商品名を“百変金塔”と称する 8面立体パズルの包装に用いられる紙ケースを提供する包装体の構造に関し、そ れぞれ四枚の紙板によって第一組立て部と第二組立て部とを形成し、それらの組 立て部が折り曲げ組立てられると二つの底面部を有しない四面角錐形構造を形成 して包装物を緊密的に被覆して包装できる紙製ケースを得る。また、該紙ケース を構成する八枚の紙板の正面と反対面にそれぞれ取り扱い説明書と、8面立体パ ズルの外観に現れる模様を印刷する。
【0026】 以上は、この考案の好ましい実施例であって、この考案の実施の範囲を限定す るものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この 考案の精神の下においてなされ、この考案に対して均等の効果を有するものは、 いずれもこの考案の実用新案登録請求の範囲に属するものとする。
【0027】
【考案の効果】 この考案による包装ケースは、使用する紙材の量を大幅に節減することができ るため、環境保全の観念に沿ったものといえる。また、包装、運搬、陳列の際に 占めるスペースを節減することができるとともに、製造コストと運送のコストを 低減することができる。
【0028】 また、この考案による包装ケースは、包装する8面立体パズルの形状に沿って 形成され、包装物を密接に保護することができる。このため、外部からの衝撃で 包装された8面立体パズルの組み合わせられた状態が解除されることなく、かつ 8面立体パズルが損傷を受けることがない。
【0029】 さらに、この考案による包装ケースは、商品の取り扱い説明を八枚の紙板の正 面と反対面の両面に印刷できるため、余分に操作案内書を添付する必要がなく、 かつ包装ケースを展開すると操作案内書となるので、包装ケースが廃棄されるこ とがなく、有用な資源を効果的に使用することになる。
【0030】 さらに、この考案による包装ケースの外観は、包装する8面立体パズルの形状に 沿って形成されるため、販売を目的として陳列する場合、商品の幾何的な外観上 の美観を視覚的に訴えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の包装用紙製ケースを示す分解図であ
る。
【図2】 従来の包装用紙製ケースの使用状態示す説明
図である。
【図3】 本考案の構造を示す展開図である。
【図4】 本考案の組立て状態を示す説明図である。
【図5】 本考案の組立て状態を示す説明図一である。
【図6】 百変ゴールデンタワーの八面双角錐形体を示
す説明図である。
【図7】 本考案の使用状態を示す説明図二である。
【図8】 本考案の使用状態を示す説明図三である。
【図9】 本考案の外見を示す説明図一である。
【図10】 本考案の外見を示す説明図二である。
【図11】 本考案の外見を示す説明図三である。
【図12】 本考案の積み重ね状態を示す説明図であ
る。
【図13】 本考案の他の構造を示す展開図一である。
【図14】 図13の構造を示す展開図二である。
【図15】 図13の構造を示す展開図三である。
【図16】 本考案の他の構造を示す展開図一である。
【図17】 図16の構造を示す展開図二である。
【図18】 図16の構造を示す展開図三である。
【図19】 本考案の他の構造を示す展開図一である。
【図20】 図19の構造を示す展開図二である。
【図21】 図19の構造を示す展開図三である。
【図22】 本考案の他の構造を示す展開図一である。
【図23】 図22の構造を示す展開図二である。
【図24】 図22の構造を示す展開図三である。
【図25】 本考案の他の構造を示す展開図一である。
【図26】 図25の構造を示す展開図二である。
【図27】 図25の構造を示す展開図三である。
【符号の説明】
A 第一組立て部 B 第二組立て部 C 取り扱い説明書 D 横線 2 係止突起部 4 係止溝 10 8面立体パズル 20 包装ケース 22 収納部 24 位置決め板 242 位置決め部 A1~A4 紙板 B1~B4 紙板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面を共有する2つのピラミッド状の錐
    体が一体に形成されてなる物体を包装するための紙ケー
    スであって、第1組立て部と、第2組立て部を具えてな
    り、 該第1組立て部は正三角形を呈する4枚の紙板が互いに
    連なって形成され、隣接する両辺部を折り目とし、対応
    する両辺にそれぞれの係止突起止部と、係止溝を有する
    耳部とを形成し、該係止突起部と係止溝とを係止させる
    ことによって底面部を有しない四面の角錐形構造を係止
    組立て、 該第2組立て部は、正三角形を呈する枚の紙板が互いに
    連なって形成され、隣接する両辺部を折り目とし、対応
    する両辺にそれぞれ係止突起と係止溝を有する耳部とを
    形成し、該係止突起部と係止溝とを係止させることによ
    って底面部を有しない四面の角錐形構造を係止組立て、 前記二つの組立て部が二つの四面角錐形構造を形成する
    と共に、それらの底辺部が相互に連結する構造に形成
    し、かつ三辺の対応する位置にそれぞれ突出片と係止溝
    が形成され、互いに係止することを特徴とする紙製ケー
    ス。
  2. 【請求項2】 前記第一組立て部の四枚の紙板構造はそ
    れぞれ二枚の紙板の一辺が連接して一枚の等辺四辺形を
    形成し、また、鏡映する左右対称の二枚の等辺四辺形が
    一辺にいて互いに連接し、該第二組立て部の四枚の紙板
    の構造と前記第一組立て部が同様であることを特徴とす
    る請求項1に記載の紙製ケース。
  3. 【請求項3】 前記紙板の面積が、包装される物体の角
    錐形体の錐形斜面面積より大きく形成されることを特徴
    とする請求項1に記載の紙製ケース。
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