JP3092291B2 - 映像信号の雑音除去装置 - Google Patents

映像信号の雑音除去装置

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JP3092291B2
JP3092291B2 JP04020936A JP2093692A JP3092291B2 JP 3092291 B2 JP3092291 B2 JP 3092291B2 JP 04020936 A JP04020936 A JP 04020936A JP 2093692 A JP2093692 A JP 2093692A JP 3092291 B2 JP3092291 B2 JP 3092291B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号をデジタル処
理により雑音(ノイズ)を除去する映像信号の雑音除去
装置に関するもので、特に磁気録画再生装置(以下VT
R)において、再生時の雑音処理に適した構成を提供す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像信号を記録するVTRにおい
て、高画質化のためにデジタル映像信号処理回路が使わ
れ始めており、特に家庭用のVTRにおいては再生時に
不要な雑音成分を除去あるいは抑圧するために前記デジ
タル処理回路を利用することが多くなってきている。
【0003】以下に従来の映像信号の雑音除去装置につ
いて説明する。図4は従来の映像信号の雑音除去装置の
ブロック図を示すものである。図4において、1はAD
コンバータ、2は遅延等価器、3はデジタルフィルタ、
4はリードオンリーメモリ(以下ROM)−A、5はR
OM−B、6はセレクタ、7は引算器、8はDAコンバ
ータ、9は映像信号入力端子、14はノイズレベル選択
信号入力端子、18は映像信号出力端子である。
【0004】以上のように構成された映像信号の雑音除
去装置について、以下その動作について説明する。アナ
ログ映像信号を映像信号入力端子9を介してADコンバ
ータ1に入力し、デジタル化した第1のデジタル映像信
号をデジタルフィルタ3と遅延等価器2へ入力する。デ
ジタルフィルタ3は、第1のデジタル映像信号から映像
信号を含んだノイズ成分を抽出し、端子11を経てRO
M−A4及びROM−B5へ入力する。ROM−A4及
びROM−B5は、それぞれ入力された映像信号を含ん
だノイズ成分に応じてあらかじめ書き込まれた入出力特
性に従ってノイズ成分から映像信号を除いたノイズ信号
を発生し、端子12、13からセレクタ6へ出力する。
【0005】セレクタ6は、除去すべきノイズレベルを
選択するために端子14を介して入力されたノイズレベ
ル選択信号に応じて、端子12、13から入力されたノ
イズ信号波形のどちらかを選択し、端子15から引算器
7へ選択ノイズ信号として出力する。遅延等価器2は、
端子10から入力されたデジタル映像信号を、フィルタ
3、ROM−A4、ROM−B5、セレクタ6による信
号の時間遅れと合わせて遅延デジタル映像信号を作成
し、端子16を経て引算器7へ出力する。引算器7は入
力された遅延デジタル映像信号から選択ノイズ信号を引
算し、端子17を経てDAコンバータ8へ第2のデジタ
ル映像信号として出力する。DAコンバータ8は、第2
のデジタル映像信号をアナログ化して、端子18へアナ
ログ映像信号として出力する。
【0006】図5に、図4に示した従来の映像信号の雑
音除去装置の動作波形を示す。図5において、C1は端
子9に入力されるアナログ映像信号波形である。このア
ナログ映像信号C1はADコンバータ1によってAD変
換され、端子10へ第1のデジタル映像信号として出力
される。従って、以下C2、C3、C4、C5、C6、
C7、C8、C9はそれぞれデジタル化された信号、あ
るいは特性であるが、ここでは説明のためにアナログ波
形として示している。遅延等価器2は、端子10から入
力された第1のデジタル映像信号から、フィルタ3、R
OM−A4、ROM−B5、セレクタ6を通ることによ
る信号の時間遅れと合わせて遅延デジタル映像信号を作
成し、端子16へ出力する。
【0007】従って、時間的な関係を無視すれば、C1
は、端子9、10、16のアナログ信号波形あるいはデ
ジタル信号波形を示している。C2は端子11の信号波
形であり、C3は、C2の信号波形を拡大したものであ
る。C4はROM−A4の入出力特性、C5はROM−
B5の入出力特性である。C6は端子12の信号波形、
C7は端子13の信号波形である。C8はセレクタ6に
よって、端子12から入力されたROM−A4の出力が
選択された場合の端子17、端子18のアナログ信号波
形あるいはデジタル信号波形である。C9はセレクタ6
によって、端子13から入力されたROM−B5の出力
が選択された場合の端子17、18のアナログ信号波形
あるいはデジタル信号波形である。
【0008】まず、端子9にC1に示したノイズ成分が
重畳されたアナログ映像信号が入力され、ADコンバー
タ1によってAD変換され、第1のデジタル映像信号と
して端子10に出力される。アナログ信号とデジタル信
号の違いはあるが、端子9と端子10の信号波形は、共
にC1で示される。デジタルフィルタ3は端子10から
入力された第一のデジタル映像信号を帯域制限し、C
2、C3に示したように第一のデジタル映像信号からノ
イズ成分を抽出し、端子11に出力する。ここで、デジ
タルフィルタ3で帯域制限して抽出したノイズ成分C
2、C3には、ノイズ信号と共に映像信号も含まれてい
る。
【0009】ROM−A4、ROM−B5の入力信号C
3に含まれるノイズ信号と映像信号の分離は、信号の絶
対値が基準値a、あるいは基準値bより大きい場合は映
像信号、小さい場合はノイズであると判定する。ROM
−A4に端子11から入力されたノイズ成分と映像信号
は、C4に示したROM−A4の入出力特性に従って、
C6に示したノイズ信号が端子12に出力される。RO
M−A4の入出力特性C4は、入力振幅の絶対値が基準
値a以上に大きくなると一定値で振幅制限をかけるもの
である。同様に、ROM−B5に端子11から入力され
たノイズ成分と映像信号は、C5に示したROM−B5
の入出力特性に従って、C7に示したノイズ信号が端子
13に出力される。ROM−B5の入出力特性C5は、
入力振幅の絶対値が基準値b以上に大きくなると一定値
で振幅制限をかけるものである。
【0010】従って、信号波形C6は映像信号を含んだ
ノイズ成分C3から、基準値aの場合に分離されたノイ
ズ信号であり、信号波形C7は基準値bの場合にノイズ
成分C3から分離されたノイズ信号である。端子14か
らセレクタ6に入力されたノイズレベル選択信号によっ
て、ROM−A4の入出力特性が選択されたとすると端
子15の信号波形はC6で示される。同様に、セレクタ
6によってROM−B5の入出力特性が選択されたとす
ると端子15の信号波形はC7で示される。遅延等価器
2は、端子10から入力された第1のデジタル映像信号
から、フィルタ3、ROM−A4、ROM−B5、セレ
クタ6における演算を経て端子15へ出力されるまでの
信号の時間遅れに合わせて遅延デジタル映像信号を作成
し、端子15と端子16から引算器7へ入力される映像
信号の時間合わせを行う。従って、時間的な遅れを無視
すれば、C1は、端子9、10、16の信号波形を示し
ている。
【0011】引算器7は、端子16から入力された遅延
デジタル映像信号から、端子15から入力された選択ノ
イズ信号を引算し、端子17を経て、DAコンバータ8
へノイズ信号を抑圧した第2のデジタル映像信号を出力
する。DAコンバータ8は、端子17から入力された第
2のデジタル映像信号をアナログ化して、端子18へア
ナログ映像信号として出力する。ノイズレベル選択信号
によって、ROM−A4の入出力特性が選択されたとす
ると、C8は端子17、端子18のアナログ信号波形あ
るいはデジタル信号波形を示している。
【0012】同様に、ノイズレベル選択信号によって、
ROM−B5の入出力特性が選択されたとすると、C9
は端子17、端子18のアナログ信号波形あるいはデジ
タル信号波形を示している。C1に示した入力アナログ
映像信号と比較して、C8、C9に示した出力アナログ
映像信号ではそれぞれノイズ信号が抑圧されており、こ
の例ではC8に比べてC9のほうがノイズ抑圧効果が大
きい。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、ノイズレベル選択の数に応じてROMを
用意する必要があり、また、ROMを複数個使用してい
たので、IC化の際にその面積が大きくなるためICが
高価になるという問題点を有していた。
【0014】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、ROMを使用することなくノイズレベルの選択を可
能にし、IC化の容易な映像信号の雑音除去装置を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の映像信号の雑音除去装置は、雑音を除去す
べき映像信号をADコンバータによってデジタル化した
第一のデジタル映像信号を、デジタルフィルタと遅延等
価器に入力し、前記デジタルフィルタにより帯域制限し
て得たノイズ成分をデコーダと、少なくとも1個の前記
ノイズ成分の入力レベルに応じて予め定められた所定の
レベルのノイズ信号を発生するパターン発生器にそれぞ
れ入力し、前記パターン発生器の出力と、前記ノイズ成
分の入力レベルに依らず固定レベルのノイズ信号を発生
する複数のパターン発生器の出力をセレクタに入力し、
前記デコーダは前記ノイズ成分の入力レベルとノイズレ
ベル選択信号入力に応じてパターン発生器選択信号を発
生し、そのパターン発生器選択信号を前記セレクタに入
力し、前記セレクタは前記デコーダから入力されたパタ
ーン発生器選択信号に応じて前記パターン発生器からそ
れぞれ入力されたノイズ信号の1つを選択し、前記遅延
等価器は第一のデジタル映像信号から遅延デジタル映像
信号を作成し、その遅延デジタル映像信号と前記セレク
タによって選択された選択ノイズ信号を引算器に入力
し、前記引算器は遅延デジタル映像信号から選択ノイズ
信号を引算し、第2のデジタル映像信号としてDAコン
バータへ入力し、前記DAコンバータは第2のデジタル
映像信号をアナログ化して出力する機能を備えた構成を
有している。
【0016】
【作用】この構成によって、輝度信号と搬送色信号に分
離して記録するVTRにおいて、再生時に、1チップI
Cにて、ROMを使用することなくノイズレベルの選択
を可能にし、また小規模の回路の追加によってノイズレ
ベルの選択の数を増やすことが可能であり、再生映像信
号からノイズ成分を除去することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は映像信号の雑音除去装置の
構成を示すものであり、図2は図1に示した本発明の一
実施例の動作波形を示すものであり、図3は図2のノイ
ズ信号抽出ブロックの動作波形図である。
【0018】図1において、1はADコンバータであ
り、2は遅延等価器であり、3はデジタルフィルタであ
り、4はパターン発生器Aであり、5はパターン発生器
Bであり、6はパターン発生器Cであり、7はパターン
発生器Dであり、8はパターン発生器Eであり、9はデ
コーダであり、10はセレクタであり、11は引算器で
あり、12はDAコンバータであり、13は映像信号入
力端子であり、22はノイズレベル選択信号入力端子で
あり、26は映像信号出力端子、27はパターン発生器
A4〜E8、デコーダ9、セレクタ10から構成される
ノイズ信号抽出ブロックである。
【0019】以上のように構成された映像信号の雑音除
去装置について、図2、図3を用いてその動作を説明す
る。まず、図1において、アナログ映像信号を映像信号
入力端子13を介してADコンバータ1に入力し、デジ
タル化した第1のデジタル映像信号をデジタルフィルタ
3と遅延等価器2へ入力する。デジタルフィルタ3は、
第1のデジタル映像信号から映像信号を含んだノイズ成
分を抽出し、抽出したノイズ成分を端子15を経て、パ
ターン発生器A4、デコーダ9へ入力する。パターン発
生器A4は、端子15から入力されたノイズ成分に応じ
てノイズ信号を発生し、端子16からセレクタ10へ出
力する。パターン発生器B5、パターン発生器C6、パ
ターン発生器D7、パターン発生器E8は、それぞれ一
定値のノイズ信号を発生し、端子17〜20からセレク
タ10へ出力する。デコーダ9は、端子15から入力さ
れた映像信号を含んだノイズ成分と、端子22から入力
されたノイズレベル選択信号からパターン発生器選択信
号を発生し、端子21を経てセレクタ10へ入力する。
セレクタ10は、端子21から入力されたパターン発生
器選択信号に応じて、端子16〜20から入力されたノ
イズ信号の内の1つを選択し、選択ノイズ信号として端
子23を経て引算器11に入力する。遅延等価器2は、
端子14から入力されたデジタル映像信号を、フィルタ
3、パターン発生器A4〜E8、セレクタ10による信
号の時間遅れと合わせて遅延デジタル映像信号を作成
し、端子24を経て引算器11へ出力する。引算器11
は入力された遅延デジタル映像信号から選択ノイズ信号
を引算し、端子25を経てDAコンバータ8へ第2のデ
ジタル映像信号として出力する。DAコンバータ12
は、第2のデジタル映像信号をアナログ化して、端子2
6へアナログ映像信号として出力するものである。
【0020】図2において、A1は端子13に入力され
るアナログ映像信号波形である。このアナログ映像信号
はADコンバータ1によってAD変換され、端子14へ
第1のデジタル映像信号として出力される。従って、以
下A2、A3、A4、A5、A6はそれぞれデジタル化
された信号、あるいは特性であるが、ここでは説明のた
めにアナログ波形として示している。遅延等価器2は、
端子14から入力された第1のデジタル映像信号から、
フィルタ3、パターン発生器A4〜E8、セレクタ10
による信号の時間遅れと合わせて遅延デジタル映像信号
を作成し、端子24へ出力する。従って、時間的な関係
を無視すれば、A1は、端子13、14、24の信号波
形を示している。A2は端子15の信号波形であり、A
3はA2の信号波形を拡大したものである。A4は、パ
ターン発生器A4〜E8、デコーダ9、セレクタ10に
よって構成されるノイズ信号抽出ブロック27の入出力
特性である。A5は端子23の信号波形、A6は端子2
5、26のアナログ信号波形あるいはデジタル信号波形
である。
【0021】まず、端子13にA1に示したノイズ成分
が重畳されたアナログ映像信号が入力され、ADコンバ
ータ1によってAD変換され、第1のデジタル映像信号
として端子14に出力される。アナログ信号とデジタル
信号の違いはあるが、端子13と端子14の信号波形
は、共にA1で示される。デジタルフィルタ3は端子1
0から入力された第一のデジタル映像信号を帯域制限
し、A2、A3に示したように第一のデジタル映像信号
からノイズ成分を抽出し、端子15に出力する。ここ
で、デジタルフィルタ3で帯域制限して抽出したノイズ
成分A2、A3には、ノイズと共に映像信号も含まれて
いる。端子15からノイズ信号抽出ブロック27へ入力
されたノイズ成分と映像信号は、A4に示したノイズ信
号抽出ブロック27の入出力特性に従って、A5に示し
た信号波形が端子23に出力される。ノイズ信号抽出ブ
ロック27の入出力特性A4は、入力振幅の絶対値が基
準値a以上に大きくなると一定値で振幅制限をかけるも
のである。ノイズ信号抽出ブロック27の入力信号A3
に含まれるノイズ信号と映像信号の分離は、信号の絶対
値が基準値aより大きい場合は映像信号、小さい場合は
ノイズ信号であると判定する。従って、信号波形A5は
映像信号を含んだノイズ成分A3から、基準値aの場合
に分離されたノイズ信号である。遅延等価器2は、端子
14から入力された第1のデジタル映像信号から、フィ
ルタ3、パターン発生器A4〜E8、セレクタ10によ
る信号の時間遅れと合わせて遅延デジタル映像信号を作
成し、端子24を経て引算器11へ出力する。従って、
時間的な遅れを無視すれば、A1は、端子13、14、
24の信号波形を示している。引算器11は、端子24
から入力された遅延デジタル映像信号から、端子23か
ら入力された選択ノイズ信号を引算し、端子25を経
て、DAコンバータ12へノイズ信号を抑圧した第2の
デジタル映像信号を出力する。DAコンバータ12は、
端子25から入力された第2のデジタル映像信号をアナ
ログ化して、端子26へアナログ映像信号として出力す
る。信号波形A6は端子25、端子26のアナログ信号
波形あるいはデジタル信号波形を示している。
【0022】図3において、B1はノイズ基準値aの場
合、B2はノイズ基準値bの場合のノイズ信号抽出ブロ
ックの入出力特性である。B3はパターン発生器A4、
B4はパターン発生器B5、B5はパターン発生器C
6、B6はパターン発生器D7、B7はパターン発生器
E8のそれぞれ入出力特性である。
【0023】デコーダ9は端子15から入力されたノイ
ズ成分の大きさから、端子22から入力されたノイズレ
ベル選択信号に応じて、パターン発生器選択信号を端子
21を経てセレクタ10に出力する。ノイズレベル選択
信号によって入出力特性B1が選択されたとすると、端
子15から入力されたノイズ成分の振幅が範囲cの場合
はパターン発生器C6の選択信号を端子21へ出力し、
範囲dの場合はパターン発生器A4の選択信号を出力
し、範囲eの場合はパターン発生器B5の選択信号を出
力する。同様にノイズレベル選択信号によって入出力特
性B2が選択されたとすると、端子15から入力された
ノイズ成分の振幅が範囲fの場合はパターン発生器E8
の選択信号を端子21へ出力し、範囲gの場合はパター
ン発生器A4の選択信号を出力し、範囲hの場合はパタ
ーン発生器D7の選択信号を出力する。つまり、パター
ン発生器A4〜E8の入出力特性B3〜B7を、デコー
ダ9の出力によってセレクタ10が組合せて、B1、B
2に示したノイズ信号抽出ブロック27の入出力特性を
作る。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、パターン発生器
とデコーダ、セレクタを設けることにより、ROMを使
用することなく映像信号中に含まれるノイズ成分を除去
あるいは抑圧することができ、かつ1チップIC化が容
易な優れた映像信号の雑音除去装置を実現できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の映像信号の雑音除去装置の
ブロック図
【図2】本発明の一実施例の動作説明のための動作波形
【図3】本発明の一実施例のノイズ信号抽出ブロックの
動作説明のための動作波形図
【図4】従来の映像信号の雑音除去装置のブロック図
【図5】従来の映像信号の雑音除去装置の動作説明のた
めの動作波形図
【符号の説明】
1 ADコンバータ 2 遅延等価器 3 デジタルフィルタ 4 パターン発生器A 5 パターン発生器B 6 パターン発生器C 7 パターン発生器D 8 パターン発生器E 9 デコーダ 10 セレクタ 11 引算器 12 DAコンバータ 13 映像信号入力端子 22 ノイズレベル選択信号入力端子 26 映像信号出力端子 27 ノイズ信号抽出ブロック

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】雑音を除去すべき映像信号をADコンバー
    タによってデジタル化した第一のデジタル映像信号を、
    デジタルフィルタと遅延等価器に入力し、前記デジタル
    フィルタにより帯域制限して得たノイズ成分をデコーダ
    と、少なくとも1個の前記ノイズ成分の入力レベルに応
    じて予め定められた所定のレベルのノイズ信号を発生す
    るパターン発生器にそれぞれ入力し、前記パターン発生
    器の出力と、前記ノイズ成分の入力レベルに依らず固定
    レベルのノイズ信号を発生する複数のパターン発生器の
    出力をセレクタに入力し、前記デコーダは前記ノイズ成
    分の入力レベルとノイズレベル選択信号入力に応じてパ
    ターン発生器選択信号を発生し、そのパターン発生器選
    択信号を前記セレクタに入力し、前記セレクタは前記デ
    コーダから入力されたパターン発生器選択信号に応じて
    前記パターン発生器からそれぞれ入力されたノイズ信号
    の1つを選択し、前記遅延等価器は第一のデジタル映像
    信号から遅延デジタル映像信号を作成し、その遅延デジ
    タル映像信号と前記セレクタによって選択された選択ノ
    イズ信号を引算器に入力し、前記引算器は遅延デジタル
    映像信号から選択ノイズ信号を引算し、第2のデジタル
    映像信号としてDAコンバータへ入力し、前記DAコン
    バータは第2のデジタル映像信号をアナログ化して出力
    することを特徴とする映像信号の雑音除去装置。
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