JP3092217B2 - 自動二輪車のシートロック装置 - Google Patents

自動二輪車のシートロック装置

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JP3092217B2
JP3092217B2 JP03173296A JP17329691A JP3092217B2 JP 3092217 B2 JP3092217 B2 JP 3092217B2 JP 03173296 A JP03173296 A JP 03173296A JP 17329691 A JP17329691 A JP 17329691A JP 3092217 B2 JP3092217 B2 JP 3092217B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スクーターなどの自
動二輪車のシートロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スクーターなどの自動二輪車は、ライダ
ーが着座するシートの前端をフレームに螺着し、シート
の後端下面に突出させた掛止片をストライカーのロック
片に掛止めてロックし、フレーム側面に設けた錠前の解
錠片とストライカーのロック片をボーデンワイヤで連結
して、錠前でロック片を外してシートを上方に回動でき
るようにしている。そして、シートの下側には、ヘルメ
ットなどを入れる物入れや、燃料タンクの給油口などを
設けている。このようにして、盗難防止や燃料タンクな
どのいたずらを防ぐことができるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、シートを閉じた
とき、シートとフレームカバーとの間が塞がれている。
しかし、一般に、シートの底板は合成樹脂などで成形し
てあるので、無理に撓ませることができ、シートとフレ
ームカバーとの間にドライブカバーなどを挿入して、ボ
ーデンワイヤに当てて曲げたりすると、ロックが外れて
シートが開けることがある不都合がある。
【0004】かかる点に鑑み、この発明は、シートをロ
ックするストライカーと錠前の解錠片をボーデンワイヤ
で連結して解錠できるようにしたもので、キーなしでボ
ーデンワイヤを操作することができなくて、確実に盗難
防止ができる自動二輪車のシートロック装置を得ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の自動二輪車のシートロック装置は、車体
フレーム(1)の左右一対のフレームパイプ(2)を連
結するブリッジ片(3)にシート(5)の後端をロック
するストライカー(4)を取付け、フレームパイプ
(2)の車幅方向外側かつ下方にキー(12)の操作で
回動する解錠片(13)を備えた錠前(10)を取付
け、前記ストライカー(4)のロック片(8)と解錠片
(13)とをフレームパイプ(2)の前記外側から上方
に回りこむボーデンワイヤ(14)で連結して操作する
ものであって、前記ストライカー(4)とフレームパイ
プ(2)をシート(5)で上方から覆い、前記ボーデン
ワイヤ(14)の解錠片(13)側のアウターに金属パ
イプ(16)を被着し、アウターの金属パイプ(16)
は、前記解錠片(13)側の一端を前記錠前(10)へ
片持ちに支持し、他端をフレームパイプ(2)外周に沿
って車両内側方に彎曲し該フレームパイプ(2)とシー
ト(5)との間を通し該フレームパイプ(2)の内側ま
で延在して設けたものである。
【0006】
【作用】シートを撓めて、シートとフレームカバーとの
間に隙間ができて、ドライバーなどを挿入できても、ボ
ーデンワイヤのアウターを金属パイプで被覆してあるの
で、曲げることができない。又、内側にフレームパイプ
があるので曲げようとしても曲らない。このため、キー
を用いて解錠片を操作しないと、シートを開くことがで
きなくなり、盗難防止が確実にできる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図5によ
って、説明する。実施例の自動二輪車では、図1ないし
図5に示すように、フレーム1は、後部の左右一対のテ
ールパイプ(パイプフレーム)2,2が溶着してあり、
これら左右のテールパイプ2,2をブリッジ片3で連結
してある。そして、ブリッジ片3の中央に、ストライカ
ー4を取付けてある。シート5は、前端を蝶番6でフレ
ーム1に蝶着して、上方に開くことができるようにして
ある。そして、シート5の後部は、ブリッジ片3で受
け、シート5の後端の下側に突設した掛止め片7が、ス
トライカー4に挿入して、ロック片8に掛止まるように
してあり、シート5後端がロックされるようになってい
る。フレーム1の後部には、フレームカバー9が取付け
られ、錠前10を、キー12を挿入する鍵孔11をフレ
ームカバー9に覗かせて取付けている。そして、錠前1
0は、鍵孔11にキー12を挿入して、キー12によっ
て解錠片13を回動できるようにしてある。解錠片13
と、ストライカー4のロック片8は、ボーデンワイヤ1
4で連結する。このボーデンワイヤ14は、図3に示す
ように、前記ストライカー4のロック片8と解錠片13
とをフレーム1の前記外側から上方に回り込んでいる。
キー12で、解錠片13を回動させて、ボーデンワイヤ
14のインナーを引くと、ロック片8がバネ15に抗し
て回動して、掛止片7が抜け、シート5を開くことがで
きる。ここで、前記ストライカー4とテールパイプ2を
シート5で上方から覆っている。また、前記ボーデンワ
イヤ14の解錠片13側のアウターに金属パイプ16を
被着しており、アウターの金属パイプ16は、前記解錠
片13側の一端を前記錠前10へ片持ちに支持し、他端
をテールパイプ2外周に沿って巻いて、車両内側方に彎
曲し該テールパイプ2とシート5との間を通し該テール
パイプ2の内側まで延在して設けたものである。
【0008】シート5を上側に撓ませ、フレームカバー
9とシート5との間に隙間を作って、ドライバーなどを
挿入して、ボーデンワイヤ14を曲げようとしても、金
属パイプ16部分に当って曲げることができず、内側に
もテールパイプ2に当って曲げられない。このため、キ
ー11を用いて解錠片13を操作しないと、掛止片7を
外してシート5を開くことができず、盗難防止を確実に
できる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、上述
のように構成したので、ボーデンワイヤが曲らなくな
り、キーなしでシートを開くことができないようにでき
て、盗難防止を確実にできるようになる。そして、ボー
デンワイヤの一部を金属パイプで被うだけであるので、
コストアップも僅かで、安価にでき、組立て作業も格別
に手間がかかることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部の斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す車体後部の分解斜視図で
ある。
【図3】本発明の実施例を示す錠前部分の正面図であ
る。
【図4】本発明の実施例を示す錠前部分の平面図であ
る。
【図5】本発明の実施例を示す全体側面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 4 ストライカー 5 シート 8 ロック片 10 錠前 11 錠孔 13 解錠片 14 ボーデンワイヤ 16 金属パイプ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 1/12 B62H 5/00 E05B 53/00,65/12,65/19

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームの左右一対のフレームパイ
    プを連結するブリッジ片にシートの後端をロックするス
    トライカーを取付け、フレームパイプの車幅方向外側か
    つ下方にキーの操作で回動する解錠片を備えた錠前を取
    付け、前記ストライカーのロック片と解錠片とをフレー
    ムの前記外側から上方に回りこむボーデンワイヤで連結
    して操作するものであって、 前記ストライカーとフレームパイプをシートで上方から
    覆い、 前記ボーデンワイヤの解錠片側のアウターに金属
    パイプを被着し、アウターの金属パイプは、前記解錠片側の一端を前記錠
    前へ片持ちに支持し、他端をフレームパイプ外周に沿っ
    て車両内側方に彎曲し該フレームパイプとシートとの間
    を通し該 フレームパイプの内側まで延在して設けたこと
    を特徴とする自動二輪車のシートロック装置。
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