JP3092151B2 - 苗植機における苗植装置の支持装置 - Google Patents
苗植機における苗植装置の支持装置Info
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- JP3092151B2 JP3092151B2 JP02220422A JP22042290A JP3092151B2 JP 3092151 B2 JP3092151 B2 JP 3092151B2 JP 02220422 A JP02220422 A JP 02220422A JP 22042290 A JP22042290 A JP 22042290A JP 3092151 B2 JP3092151 B2 JP 3092151B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、田植機等の苗植機における苗植装置の支
持装置に関するものである。
持装置に関するものである。
従来、左右方向中央部に設けた歯車箱の左右両側に植
付伝動ケースを連結し、該植付伝動ケースの一端側に植
付杆を設けた苗植装置を備えた苗植機において、苗植装
置を地面から浮上した状態で地面に支持させる支脚を植
付伝動ケースに取付けたものがあった。
付伝動ケースを連結し、該植付伝動ケースの一端側に植
付杆を設けた苗植装置を備えた苗植機において、苗植装
置を地面から浮上した状態で地面に支持させる支脚を植
付伝動ケースに取付けたものがあった。
上記従来のものは、支脚を植付伝動ケースに取付けた
ものであるから、苗植装置の保守・点検時に植付伝動ケ
ースを取り外す場合は、上記支脚で苗植装置を地面に支
持させた状態でその取外しを行うことはできず、別の支
持装置を用いる必要があり、効率的でない問題があっ
た。
ものであるから、苗植装置の保守・点検時に植付伝動ケ
ースを取り外す場合は、上記支脚で苗植装置を地面に支
持させた状態でその取外しを行うことはできず、別の支
持装置を用いる必要があり、効率的でない問題があっ
た。
この発明は、上記課題を解決するために、左右方向中
央部に歯車箱７を設け、該歯車箱７の左右両側にスリー
ブ15を介して植付伝動ケース16を連結し、該植付伝動ケ
ース16の一端側に植付杆９を設けた苗植装置５を備えた
苗植機において、苗植装置５を地面から浮上した状態で
地面に支持させる支脚23を前記スリーブ15の左右それぞ
れに取付けたことを特徴とする苗植機における苗植装置
の支持装置としたものである。
央部に歯車箱７を設け、該歯車箱７の左右両側にスリー
ブ15を介して植付伝動ケース16を連結し、該植付伝動ケ
ース16の一端側に植付杆９を設けた苗植装置５を備えた
苗植機において、苗植装置５を地面から浮上した状態で
地面に支持させる支脚23を前記スリーブ15の左右それぞ
れに取付けたことを特徴とする苗植機における苗植装置
の支持装置としたものである。
この発明は、苗植装置５を地面から浮上した状態で地
面に支持させる支脚23を前記スリーブ15の左右それぞれ
に取付けたから、苗植装置５の全体を単に支持できるだ
けでなく、苗植装置５の保守・点検時に植付伝動ケース
16を取り外す場合にあっても、この支脚23で苗植装置５
を支持させたままでその取外しが行なえ、効率的であ
る。
面に支持させる支脚23を前記スリーブ15の左右それぞれ
に取付けたから、苗植装置５の全体を単に支持できるだ
けでなく、苗植装置５の保守・点検時に植付伝動ケース
16を取り外す場合にあっても、この支脚23で苗植装置５
を支持させたままでその取外しが行なえ、効率的であ
る。
つぎに、この発明の実施例を説明する。
第１図および第３図のように、走行車体１が中央部の
エンジン２でそれぞれ一対の前輪３と後輪４を回転して
水田中を推進するように出来ている。この走行車体１の
後方に苗植装置５がリンク６で装着されて苗植機となっ
ている。その苗植装置５は、中央部の歯車箱７と、前倒
れに設けられてその歯車箱７の上で左右に移動する苗載
台８と、苗載台８の下端部で上から下に向って旋回する
植付杆９と、歯車箱７の下方で泥面上を滑走するフロー
ト10を備えている。
エンジン２でそれぞれ一対の前輪３と後輪４を回転して
水田中を推進するように出来ている。この走行車体１の
後方に苗植装置５がリンク６で装着されて苗植機となっ
ている。その苗植装置５は、中央部の歯車箱７と、前倒
れに設けられてその歯車箱７の上で左右に移動する苗載
台８と、苗載台８の下端部で上から下に向って旋回する
植付杆９と、歯車箱７の下方で泥面上を滑走するフロー
ト10を備えている。
すなわち、上下一対のリンク６の後端に支持枠11が設
けられて、リンク６の回動でこの支持枠11が平行して上
下に移動するようになっている。下端が走行車体１に取
付けられたシリンダ12からピストンロッド13が上に伸
び、その上端が上のリンク６に接続し、ピストンロッド
13の出没でリンク６が回動するように出来ている。支持
枠11と歯車箱７とがローリング軸14で連結それて走行車
体１が左右に傾いても苗植装置５が水平を保って前進す
るように出来ている。
けられて、リンク６の回動でこの支持枠11が平行して上
下に移動するようになっている。下端が走行車体１に取
付けられたシリンダ12からピストンロッド13が上に伸
び、その上端が上のリンク６に接続し、ピストンロッド
13の出没でリンク６が回動するように出来ている。支持
枠11と歯車箱７とがローリング軸14で連結それて走行車
体１が左右に傾いても苗植装置５が水平を保って前進す
るように出来ている。
第２図のように、実施例は、５条植の苗植装置５を示
している。すなわち、歯車箱７から一対のスリーブ15が
左右に伸び、それぞれの外端に左右の植付伝動ケース16
の先端が固定されている。この植付伝動ケース16は、苗
載台８の下を通って後に伸び、後端部の両側にそれぞれ
一対の回転ケース17が設けられている。中央部の植付伝
動ケース18が歯車箱７の左側から後に伸び、その後端の
右側に回転ケース17が設けられる。回転ケース17にはそ
れぞれに一対の植付杆９が設けられる。そして、エンジ
ン２の回転がプロペラシャフト19で歯車箱７内の歯車群
に達したのち、植付伝動ケース16,18内を通って回転ケ
ース17に伝わり、この回転ケース17を横軸回りに回転さ
せるように出来ている。この回転ケース17内には遊星式
の歯車群が組み込まれていて、回転ケース17の回転で植
付杆９がほぼ同じ姿勢を保って旋回する。また、この植
付杆９の先は、その旋回中に苗載台８の下端部を上から
下に向って通り抜け、このときに苗を取り出し、泥面に
達してその苗をフロート10が整地した泥面に挿し込むよ
うに出来ている。
している。すなわち、歯車箱７から一対のスリーブ15が
左右に伸び、それぞれの外端に左右の植付伝動ケース16
の先端が固定されている。この植付伝動ケース16は、苗
載台８の下を通って後に伸び、後端部の両側にそれぞれ
一対の回転ケース17が設けられている。中央部の植付伝
動ケース18が歯車箱７の左側から後に伸び、その後端の
右側に回転ケース17が設けられる。回転ケース17にはそ
れぞれに一対の植付杆９が設けられる。そして、エンジ
ン２の回転がプロペラシャフト19で歯車箱７内の歯車群
に達したのち、植付伝動ケース16,18内を通って回転ケ
ース17に伝わり、この回転ケース17を横軸回りに回転さ
せるように出来ている。この回転ケース17内には遊星式
の歯車群が組み込まれていて、回転ケース17の回転で植
付杆９がほぼ同じ姿勢を保って旋回する。また、この植
付杆９の先は、その旋回中に苗載台８の下端部を上から
下に向って通り抜け、このときに苗を取り出し、泥面に
達してその苗をフロート10が整地した泥面に挿し込むよ
うに出来ている。
フロート10は、後部がアーム20の先に取付けられ、前
部がリンク21で支えられ、アーム20の回動で上下に移動
し、滑走中に前部が上下に揺動する。
部がリンク21で支えられ、アーム20の回動で上下に移動
し、滑走中に前部が上下に揺動する。
取付用の突起22がそれぞれのスリーブ15にやや下向に
設けられている。一対のＬ型の支脚23の上端部がそれぞ
れの突起22にピン24で取付けられ、支脚23が回ってその
下端部23aが第３図の下向から第１図の後向になるよう
になっている。この支脚23の高さは、第３図のように、
その下端部23aが地面に付いているとき、苗植装置５が
地面から浮き上る高さにする。
設けられている。一対のＬ型の支脚23の上端部がそれぞ
れの突起22にピン24で取付けられ、支脚23が回ってその
下端部23aが第３図の下向から第１図の後向になるよう
になっている。この支脚23の高さは、第３図のように、
その下端部23aが地面に付いているとき、苗植装置５が
地面から浮き上る高さにする。
なお、支脚23は、第１図のようにその下端部23aが後
向のとき、後端がフロート10その他よりも後に位置する
ように設けると、苗植機が後進するときのバンパーとな
る。また、このために、支脚23の一部を伸縮構造とする
ことも出来る。
向のとき、後端がフロート10その他よりも後に位置する
ように設けると、苗植機が後進するときのバンパーとな
る。また、このために、支脚23の一部を伸縮構造とする
ことも出来る。
第１図はこの発明を施した苗植機の作業中の側面図、第
２図はその一部の平面図、第３図はその保管中の側面図
である。 なお、図中の符号は、つぎの通り。 １……走行車体、５……苗植装置 ６……リンク、７……歯車箱 ８……苗載台、９……植付杆 10……フロート、15……スリーブ 18……植付伝動ケース、23……支脚
２図はその一部の平面図、第３図はその保管中の側面図
である。 なお、図中の符号は、つぎの通り。 １……走行車体、５……苗植装置 ６……リンク、７……歯車箱 ８……苗載台、９……植付杆 10……フロート、15……スリーブ 18……植付伝動ケース、23……支脚
フロントページの続き (72)発明者 神谷 寿 愛媛県伊予郡砥部町八倉１番地 井関農 機株式会社技術部内 審査官 山田 昭次 (56)参考文献 実開 昭55−123214（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭52−167113（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A01C 11/02 A01B 73/00
Claims (1)
- 【請求項１】左右方向中央部に歯車箱７を設け、該歯車
箱７の左右両側にスリーブ15を介して植付伝動ケース16
を連結し、該植付伝動ケース16の一端側に植付杆９を設
けた苗植装置５を備えた苗植機において、苗植装置５を
地面から浮上した状態で地面に支持させる支脚23を前記
スリーブ15の左右それぞれに取付けたことを特徴とする
苗植機における苗植装置の支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02220422A JP3092151B2 (ja) | 1990-08-21 | 1990-08-21 | 苗植機における苗植装置の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02220422A JP3092151B2 (ja) | 1990-08-21 | 1990-08-21 | 苗植機における苗植装置の支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04104711A JPH04104711A (ja) | 1992-04-07 |
| JP3092151B2 true JP3092151B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=16750863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02220422A Expired - Fee Related JP3092151B2 (ja) | 1990-08-21 | 1990-08-21 | 苗植機における苗植装置の支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3092151B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008220284A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Iseki & Co Ltd | 乗用型苗植機 |
| US9498370B2 (en) | 2011-03-07 | 2016-11-22 | Conventus Orthopaedics, Inc. | Apparatus and methods for bone repair preparation |
-
1990
- 1990-08-21 JP JP02220422A patent/JP3092151B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008220284A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Iseki & Co Ltd | 乗用型苗植機 |
| US9498370B2 (en) | 2011-03-07 | 2016-11-22 | Conventus Orthopaedics, Inc. | Apparatus and methods for bone repair preparation |
| US9968478B2 (en) | 2011-03-07 | 2018-05-15 | Coventus Orthopaedics, Inc. | Apparatus and methods for bone repair preparation |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04104711A (ja) | 1992-04-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |