JP3092148U - 多節折畳式傘下巣構造 - Google Patents

多節折畳式傘下巣構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下巣が弾性鉤から容易に脱離しない弾性支持
を有する多節折畳式傘下巣構造を提供する。 【解決手段】 一体成形されている下巣体の中段外表に
多数の縦溝42を有する巣状構造41が環設され、巣状
構造41の中段に環状溝43が環設されている。巣状構
造41の下側の下巣40には中空の滑座44が設けら
れ、押しキー45が組み合わされている。下巣40は滑
座44の対面の中段位置に孔46が設けられ、孔46に
は弾性支持塊47が挿入されている。弾性支持塊47の
外表面には対応する巣状構造471が形成されている。
少なくとも一つの縦溝472があり、縦溝472は傘骨
の下端が嵌入され、環状溝43の内部の環状樞軸と樞結
されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、弾性支持を有する多節折畳式傘下巣構造に関するものであり、特に 、多節折畳式傘の下巣構造の傘中骨との隙間が大きいという欠点が避けられ、傘 中骨と弾性鉤とが展開状態で定位され、脱落が避けられる弾性支持の新規な設計 に関する。主として、傘体の下巣の中段の巣状構造の下側に中空の滑座が設けら れ、押しキーが組み合わされている。下巣は滑座の対面に孔が設けられ、表面に 相対する巣状構造を有する弾性支持塊が設置されている。傘骨の下端は傘体下巣 に嵌入されている。傘面が展開される時、傘骨の下端が弾性支持塊を動かし、傘 中骨を滑座の方向に押し、傘中骨の弾性鉤が強固に下巣の滑座の内部の押しキー と嵌合され、容易に緩まない。
【0002】
【従来の技術】
図1および図2は、従来の多節折畳式傘下巣構造の断面図を示す。即ち、下巣 10は、一つの中空管体の外表に環列縦方向の枢溝11を有する巣状構造12が 形成されている。各傘骨20の下支骨21の下端は枢溝11に嵌入され、下巣1 0の中空内孔13と傘中骨30とが接続されている。巣状構造12の下側に滑溝 14が設けられ、押しキー15がセットされている。傘中骨30は複数の節(一 般に、上管31、中管32および下管33の三節からなるものが多い)の大小径 管体からなる伸縮折り畳み可能な管体構造であり、上管31が最小径であり、伸 縮節数が多いほど上管が細くなり、多節折畳傘の下巣10の中空内孔13に最も 太い下管33が収納されている。これにより下巣10の中空内孔13は、傘中骨 30の最も細い上管31との間に大きい隙間が形成されている。傘が開かれて使 用される時、上管31の内部から弾性鉤311が伸出し、下巣10の滑溝14と 押しキー15とを押さえ付け、下巣10を傘中骨30の上段位置に定位し、傘骨 20で傘面が開けられる。下巣10と上管31との間に隙間が存在するため、下 巣10は傾斜し、弾性鉤311は上管31の直径の制限により大きく作ることが できない。したがって、弾性鉤311が強固に下巣10を押さえ付けないことが 起こりやすく、やや衝撃を受けると、下巣10が押圧から脱離し、傘面が収縮す る。 したがって、上記の従来の多節折畳式傘の下巣が傘中骨の弾性鉤と脱離しやす い欠点を改良する設計が本考案の解決しようとする困難点である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案の目的は、弾性支持を有する多節折畳式傘下巣構造を提供する ことにある。多節折畳式傘の傘面が開かれる時、一本の傘骨が押しキー及び滑座 の対面にある弾性支持塊を動かし、傘中骨が押しキー及び滑座の方向に圧迫され 、下巣が定位され、傘中骨の弾性鉤と強固に嵌合される。したがって、衝撃を受 け、緩んで傘が閉じることが避けられ、弾性鉤と押しキー及び滑座との嵌合緩み を防止できる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を解決するため、本考案の請求項記載の多節折畳式傘下巣構造によ ると、主として傘体の下巣の中段の巣状構造の下側に中空の滑座が設けられ、押 しキーが組み合わされている。更に、下巣の滑座の対面の中段位置に孔が設けら れ、弾性支持塊が挿入されている。弾性支持塊の外表面には対応する巣状構造が 形成されている。少なくとも一つの縦溝があり、縦溝は傘骨の下端が嵌入され、 環状溝の内部の環状枢軸と枢結されている。
【0005】
【考案の実施の形態】
次に、実施例を挙げ、図面を参照し、詳しく本考案の構造内容及び達成される 効果を説明する。 図3は、本考案の第一実施例による多節折畳式傘下巣構造の斜視図を示す。主 として、下巣40が一体成型され、中段外表に多数の縦溝42を有する巣状構造 41が環設されている。巣状構造41の中段に環状溝43が環設され、巣状構造 41の下側の下巣40に中空の滑座44が設けられ、押しキー45が組み合わさ れている。下巣40は滑座44の対面の中段位置に孔46が設けられ、孔46に は弾性支持塊47が挿入されている。弾性支持塊47の外表面には対応する巣状 構造471が形成されている。少なくとも一つの縦溝472があり、縦溝472 は傘骨20(図5)の下端が嵌入し、環状溝43の内部の環状枢軸431(第5 図)と枢結されている図4に示すような構造である。
【0006】 図5は、本考案の第一実施例の作動状態を示す。弾性支持塊47は環状枢軸4 31との枢結点を支点として回転できる。縦溝42の内部で枢結されている傘骨 20が展開される時、傘骨20の下端で弾性支持塊47は下巣40の中心方向に 圧迫され、傘中骨30の上管31は押しキー45の方向に押され、傘中骨30の 上管31の弾性鉤311は下巣40をより強固に緩み難くする。弾性鉤311に 確実に圧入され、傘が閉じられるという正常使用機能を有する。
【0007】 図6は、本考案の第二実施例による多節折畳式傘下巣構造の斜視図を示す。弾 性支持塊47の上端と下巣40とは一体的に連結され、外表の巣状構造471の 縦溝472は傘骨20の下端が嵌入可能であり、環状溝43の内部の環状枢軸4 31と枢結されている図7に示すような組み合わせ構造を示す。
【0008】 図8は、本考案の第二実施例の作動状態を示す。傘面が開かれ、傘が使用され る時、傘骨20の下端が弾性支持塊47の下縁に押し付けられ、下巣40の中心 方向に圧迫され、傘中骨30の上管31が押しキー45の方向に移動され、傘中 骨30の上管31の弾性鉤311は下巣40をより強固に緩み難くする。傘が閉 じられる時、弾性支持塊47の上端が下巣40と連接され、弾性で元の位置に回 復する。
【0009】 図9は、本考案の第三実施例による多節折畳式傘下巣構造の斜視図を示す。弾 性支持塊47の両側にそれぞれ円柱状の転軸473が凸設され、下巣40は孔4 6の両側の巣状構造41である。環状溝43の上側にそれぞれ枢溝48が設けら れ、転軸473に2個の拡張脚を有する張力ばね49がセットされている。一方 の拡張脚が転軸473に固定され、他方の拡張脚が下巣40の孔46の両側の巣 状構造41に固定され、図10に示すような構造が組成されている。
【0010】 図11は、本考案の第三実施例の作動状態を示す。傘面が開かれ、使用される 時、傘骨20の下端が弾性支持塊47の下縁に押し付けられ、弾性支持塊47は 転軸473で回転される。弾性支持塊47の下段は下巣40の中心に向かって移 動され、傘中骨30の上管31は押しキー45の方向に移動され、傘中骨30の 上管31の弾性鉤311は下巣40をより強固に緩み難くする。傘が閉じられる 時、張力ばね49により弾性支持塊47は元の位置に回復する。
【0011】 図12は、本考案の第四実施例の斜視図を示す。弾性支持塊47’は中間に中 空孔が形成されている筒状体であり、両側に中空柱孔を有する枢柱471’が凸 設されている。枢柱471’の柱孔と筒状体の支持塊47’の中空孔とは相対的 に連通され、傘骨20が挿入されると、環状溝43の内部の環状枢軸431は枢 柱471’の柱孔に貫通され、図13に示すように組成されている。
【0012】 図14は、本考案の第四実施例の作動状態を示す。傘面が開かれ、使用される 時、展開した傘骨20の下端が筒状体の支持塊47’を動かし、環状枢軸431 は中心で回転され、筒状体の支持塊47’の末端は傘中骨30の上管31に下向 きに定位される。傘が閉じられる時も傘骨20で筒状体の弾性支持塊47が動か され、元の位置に回復する。
【0013】 上記の具体的な実施例の構造によると、傘体の下巣の弾性支持塊と傘骨の下端 とが組み合わされる。傘面の展開時、傘骨の下端が弾性支持塊を動かし、傘中骨 が滑座の方向に押され、下巣を定位し、傘中骨は弾性鉤により強固に嵌合される 。したがって、衝撃を受けるとき、緩んで傘が閉じられることが避けられる。弾 性鉤が確実に圧入され、傘が閉じられるという正常使用機能を維持する。 上記の通り、本考案は産業上の利用性および進歩性を具備し、且つ、如何なる 刊行物にも見られず、確かに新規性があり、特許法の規定に符合している。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の多節折畳式傘下巣構造を示す断面図であ
る。
【図2】従来の多節折畳式傘下巣構造を示す断面図であ
る。
【図3】本考案の第一実施例による多節折畳式傘下巣構
造を示す斜視図である。
【図4】本考案の第一実施例による多節折畳式傘下巣構
造を示す断面図である。
【図5】本考案の第一実施例による多節折畳式傘下巣構
造の作動状態を示す断面図である。
【図6】本考案の第二実施例による多節折畳式傘下巣構
造を示す斜視図である。
【図7】本考案の第二実施例による多節折畳式傘下巣構
造を示す断面図である。
【図8】本考案の第二実施例による多節折畳式傘下巣構
造の作動状態を示す断面図である。
【図9】本考案の第三実施例による多節折畳式傘下巣構
造を示す斜視図である。
【図10】本考案の第三実施例による多節折畳式傘下巣
構造を示す断面図である。
【図11】本考案の第三実施例による多節折畳式傘下巣
構造の作動状態を示す断面図である。
【図12】本考案の第四実施例による多節折畳式傘下巣
構造を示す斜視図である。
【図13】本考案の第四実施例による多節折畳式傘下巣
構造を示す断面図である。
【図14】本考案の第四実施例による多節折畳式傘下巣
構造の作動状態を示す断面図である。
【符号の説明】
40 下巣 41 巣状構造 42 縦溝 43 環状溝 44 滑座 45 押しキー 46 孔 47 弾性支持塊 48 枢溝 49 張力ばね 47’ 筒状体の弾性支持塊 431 環状枢軸 471 巣状構造 472 縦溝 473 転軸 471’ 中空柱孔の枢柱

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一体成形されている下巣体の中段外表に
    多数の縦溝を有する巣状構造が環設され、巣状構造の中
    段に環状溝が環設され、巣状構造の下側の下巣に中空の
    滑座が設けられ、押しキーが組み合わされ、弾性支持を
    有する多節折畳式傘下巣構造において、 下巣は滑座の対面の中段位置に孔が設けられ、弾性支持
    塊が挿入され、弾性支持塊の外表面には対応する巣状構
    造が形成され、少なくとも一つの縦溝があり、傘骨の下
    端が嵌入され、環状溝の内部の環状枢軸と枢結されてい
    ることを特徴とする多節折畳式傘下巣構造。
  2. 【請求項2】 弾性支持塊は、中間部に中空孔が形成さ
    れている筒状体であり、傘骨とセットされ、横方向の枢
    孔は弾性支持塊を貫通し、環状溝の内部の環状枢軸と組
    み合わされていることを特徴とする請求項1記載の多節
    折畳式傘下巣構造。
  3. 【請求項3】 弾性支持塊の上端は、下巣体と一体的に
    連結されていることを特徴とする請求項1記載の多節折
    畳式傘下巣構造。
  4. 【請求項4】 弾性支持塊の両側にはそれぞれ円柱状の
    転軸が凸設され、下巣の孔の両側の巣状構造は環状溝の
    上側にそれぞれ枢溝が設けられ、転軸に2個の拡張脚を
    有する張力ばねがセットされ、一方の拡張脚は転軸に固
    定され、他方の拡張脚は下巣の孔の両側の巣状構造に固
    定されていることを特徴とする請求項1記載の多節折畳
    式傘下巣構造。
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