JP3091748B2 - エラストマー製床ライニング及びその製造法 - Google Patents
エラストマー製床ライニング及びその製造法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エラストマー製床
ライニングに関する。より詳細には本発明は、架橋可能
なエラストマー材料からなる、方向性のない模様を備え
た均一な床ライニングに関する。さらにその製造法に関
する。
ライニングに関する。より詳細には本発明は、架橋可能
なエラストマー材料からなる、方向性のない模様を備え
た均一な床ライニングに関する。さらにその製造法に関
する。
【0002】
【従来の技術】封入空気を全く含まない上述の種類の床
ライニングは、ヨーロッパ特許EP-A1-0512197により公
知である。その製造法は、有孔板を接続したウォーム形
短軸押出機によって、2以上の色調の異なる加硫可能な
材料から生ずるロッドを切断して、1〜2mmの小さい成
形片を形成することを特徴とする。
ライニングは、ヨーロッパ特許EP-A1-0512197により公
知である。その製造法は、有孔板を接続したウォーム形
短軸押出機によって、2以上の色調の異なる加硫可能な
材料から生ずるロッドを切断して、1〜2mmの小さい成
形片を形成することを特徴とする。
【0003】この成形片は、水平に配置された加熱及び
冷却可能なロールからなる2ロール式カレンダーの間隙
を通される。このとき一定の線圧が作用して、均一な帯
状体が製造され、この帯状体を加硫することによって完
成した床ライニングが得られる。この際ロール間隙の圧
力ラインをできる限り細く構成するために、ロールの径
/長さの比が極めて小さいことが好ましく、その比は例
えば1:3.5である。本発明でいう帯状体とは、厚みが
薄く、幅に対して長さが著しく長いものを意味する。
冷却可能なロールからなる2ロール式カレンダーの間隙
を通される。このとき一定の線圧が作用して、均一な帯
状体が製造され、この帯状体を加硫することによって完
成した床ライニングが得られる。この際ロール間隙の圧
力ラインをできる限り細く構成するために、ロールの径
/長さの比が極めて小さいことが好ましく、その比は例
えば1:3.5である。本発明でいう帯状体とは、厚みが
薄く、幅に対して長さが著しく長いものを意味する。
【0004】この方法では、厚さ約2mmの床ライニング
を限られた幅で製造できるに過ぎない。上記ヨーロッパ
特許EP-A1-0512197公報に記載の幅1250mmの床ライニン
グを製造する際、カレンダーの寸法が1:3.5の径/長
さ比であるとすれば、ロールの長さが1300mmの場合には
370mmのロール径であることが必要とされる。このよう
に細長いロールでは、例えば厚さ2mmの帯状体を製造す
る場合、ロールの軸線方向の中心付近において1mm以
上、2つのロールが相互に湾曲離反するということが判
明している。このような効果は、ロール径を同一とすれ
ば、ロール長さすなわち帯状体幅の増加とともに著しく
強く現れる。
を限られた幅で製造できるに過ぎない。上記ヨーロッパ
特許EP-A1-0512197公報に記載の幅1250mmの床ライニン
グを製造する際、カレンダーの寸法が1:3.5の径/長
さ比であるとすれば、ロールの長さが1300mmの場合には
370mmのロール径であることが必要とされる。このよう
に細長いロールでは、例えば厚さ2mmの帯状体を製造す
る場合、ロールの軸線方向の中心付近において1mm以
上、2つのロールが相互に湾曲離反するということが判
明している。このような効果は、ロール径を同一とすれ
ば、ロール長さすなわち帯状体幅の増加とともに著しく
強く現れる。
【0005】したがって得られる帯状体は、その対応す
る中心面の範囲において、2.8mm以上の厚みを有し、所
望の2mmの設計ロール間厚みを有するのは、エッジに近
い領域のみである。
る中心面の範囲において、2.8mm以上の厚みを有し、所
望の2mmの設計ロール間厚みを有するのは、エッジに近
い領域のみである。
【0006】上記線圧法に代わる方法の場合は、例えば
バンドプレスによって、材料を平坦に加工する。ヨーロ
ッパ特許EP-B1-0046526には、すべての面領域において
プレス圧が正確に同一であり、従って、均一な厚みの帯
状体を製造できるという利点を有するこの種の方法が記
載されている。
バンドプレスによって、材料を平坦に加工する。ヨーロ
ッパ特許EP-B1-0046526には、すべての面領域において
プレス圧が正確に同一であり、従って、均一な厚みの帯
状体を製造できるという利点を有するこの種の方法が記
載されている。
【0007】この場合、積み重ねられた熱可塑性粒子か
らなる素材層を160〜220℃において連続的に平坦に圧縮
し、溶接、溶着して、次いで圧力を維持して冷却、プレ
スする。この場合帯状体幅は、プレス幅にのみ依存す
る。
らなる素材層を160〜220℃において連続的に平坦に圧縮
し、溶接、溶着して、次いで圧力を維持して冷却、プレ
スする。この場合帯状体幅は、プレス幅にのみ依存す
る。
【0008】この熱可塑性材料に関する操作方式を床ラ
イニング用の加硫可能なエラストマー材料に適用した場
合、得られる帯状体はDIN53504に規定される破断伸びが
僅か20〜30%である。しかしながらこのように僅かな伸
びは、床ライニングには不十分である。なぜならば、床
ライニングは、多くの場合平坦でない基礎上にエッジ領
域を突合わせて敷設しなければならず、この場合ある程
度の伸び特性によって、凹凸及び嵌め合い不整に問題な
いように適合させる必要があるからである。
イニング用の加硫可能なエラストマー材料に適用した場
合、得られる帯状体はDIN53504に規定される破断伸びが
僅か20〜30%である。しかしながらこのように僅かな伸
びは、床ライニングには不十分である。なぜならば、床
ライニングは、多くの場合平坦でない基礎上にエッジ領
域を突合わせて敷設しなければならず、この場合ある程
度の伸び特性によって、凹凸及び嵌め合い不整に問題な
いように適合させる必要があるからである。
【0009】しかしながら、エラストマー材料の使用は
すべての場合に優先される。なぜならばエラストマー材
料は、熱可塑性材料とは異なり、タバコの火に対しても
耐火特性を備えるからである。
すべての場合に優先される。なぜならばエラストマー材
料は、熱可塑性材料とは異なり、タバコの火に対しても
耐火特性を備えるからである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、架橋
可能なエラストマー材料からなり、多色の方向性のない
模様を備えた均一な床ライニングであって、 ・1m〜2mの幅である場合に、全面にわたって、わず
かな厚み変動(最大5%)を有するにすぎず、 ・1.5〜3.5mmの厚さを有し、 ・DIN53504(引張試験)で規定される伸びが60%以上で
ある、床ライニングを提供することである。さらに本発
明は、このような種類の床ライニングを経済的に製造で
きる連続的製造法を提供するという課題を有する。
可能なエラストマー材料からなり、多色の方向性のない
模様を備えた均一な床ライニングであって、 ・1m〜2mの幅である場合に、全面にわたって、わず
かな厚み変動(最大5%)を有するにすぎず、 ・1.5〜3.5mmの厚さを有し、 ・DIN53504(引張試験)で規定される伸びが60%以上で
ある、床ライニングを提供することである。さらに本発
明は、このような種類の床ライニングを経済的に製造で
きる連続的製造法を提供するという課題を有する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明において「均一」
なる性質は、床ライニングに対してDIN16850で
定義されている。すなわち均一なエラストマーライニン
グとは、1つの層又は組成が同一である複数の層から構
成されるエラストマーライニングということであり、こ
のライニングが、多色の連続した模様又は連続して単色
であるということを意味する。
なる性質は、床ライニングに対してDIN16850で
定義されている。すなわち均一なエラストマーライニン
グとは、1つの層又は組成が同一である複数の層から構
成されるエラストマーライニングということであり、こ
のライニングが、多色の連続した模様又は連続して単色
であるということを意味する。
【0012】上記の課題は本発明により解決される。す
なわち架橋可能なエラストマー材料からなり、多色の方
向性のない模様を備えた均一な床ライニングであって、
設定された課題に要求される性質を有する床ライニング
は、エチレンと下記グループ即ち、 ・酸基に最大4つの炭素原子を有する、飽和カルボン酸
のビニルエステル、 ・不飽和モノカルボン酸又はジカルボン酸、 ・アルコール成分に最大8つの炭素原子を有する、不飽
和モノカルボン酸又はジカルボン酸のエステル、 ・4〜10の炭素原子を有するα−オレフィン、に属する
少なくとも1つのコモノマーとのコポリマーを全重量に
対して3〜20重量%の割合で含むことにより提供され
る。
なわち架橋可能なエラストマー材料からなり、多色の方
向性のない模様を備えた均一な床ライニングであって、
設定された課題に要求される性質を有する床ライニング
は、エチレンと下記グループ即ち、 ・酸基に最大4つの炭素原子を有する、飽和カルボン酸
のビニルエステル、 ・不飽和モノカルボン酸又はジカルボン酸、 ・アルコール成分に最大8つの炭素原子を有する、不飽
和モノカルボン酸又はジカルボン酸のエステル、 ・4〜10の炭素原子を有するα−オレフィン、に属する
少なくとも1つのコモノマーとのコポリマーを全重量に
対して3〜20重量%の割合で含むことにより提供され
る。
【0013】この場合、コポリマーに対するエチレンの
含有量は40〜95重量%であり、コモノマーの含有量は5
〜60重量%である。このコポリマーのメルトインデック
スは、0.1〜50の範囲内にある。メルトインデックスが
この範囲を外れると、全コポリマー中の構成要素の分散
が不十分となる。
含有量は40〜95重量%であり、コモノマーの含有量は5
〜60重量%である。このコポリマーのメルトインデック
スは、0.1〜50の範囲内にある。メルトインデックスが
この範囲を外れると、全コポリマー中の構成要素の分散
が不十分となる。
【0014】
【発明の実施の形態】3〜10重量%のコポリマー成分を
含有することが特に有利であることが判明した。なぜな
らば、このような材料は、コポリマー成分がより多い材
料に比して粘度が低く、ロールによる材料の加工性の点
でより好適であるからである。このような材料から完成
した床ライニングでは、コポリマーの割合が10重量%よ
りも多い場合、例えば耐火性が低下するが、本質的に特
性に影響を及ぼすことはない。
含有することが特に有利であることが判明した。なぜな
らば、このような材料は、コポリマー成分がより多い材
料に比して粘度が低く、ロールによる材料の加工性の点
でより好適であるからである。このような材料から完成
した床ライニングでは、コポリマーの割合が10重量%よ
りも多い場合、例えば耐火性が低下するが、本質的に特
性に影響を及ぼすことはない。
【0015】床ライニングには、本質的に2つの実施例
が考えられる。すなわち1つの実施例の場合には、ライ
ニングを構成する複数の顆粒自体がそれぞれ単色であ
り、他の実施例の場合には、色調パターンを有するよう
に構成される。後者の実施例の場合、表面の視覚的な印
象は、幾分落ち着いた印象であり、それに対して変更例
では、生き生きとした表面イメージを与える。
が考えられる。すなわち1つの実施例の場合には、ライ
ニングを構成する複数の顆粒自体がそれぞれ単色であ
り、他の実施例の場合には、色調パターンを有するよう
に構成される。後者の実施例の場合、表面の視覚的な印
象は、幾分落ち着いた印象であり、それに対して変更例
では、生き生きとした表面イメージを与える。
【0016】本発明に係る床ライニングの製造は、まず
相互に異なる色調を有し、それ自体は不均一な色調とす
ることができる未加硫のエラストマー材料の顆粒成分を
製造することから行う。さらに色調の異なるゴム混合物
を相互に別個に形成し、押出機を使用してロッド形状に
整え、次いで3.0mm以下の粒径の顆粒とする。
相互に異なる色調を有し、それ自体は不均一な色調とす
ることができる未加硫のエラストマー材料の顆粒成分を
製造することから行う。さらに色調の異なるゴム混合物
を相互に別個に形成し、押出機を使用してロッド形状に
整え、次いで3.0mm以下の粒径の顆粒とする。
【0017】次いでヨーロッパ特許EP-B1-0046526と同
様、色調の異なる少なくとも2つの顆粒を水平に駆動さ
れる帯状担体上に積層もしくは散布する。この種の担体
は、リリースペーパ(release-paper)、剥離紙、鋼製
ベルト又はポリテトラフルオロエチレン製ベルトから構
成でき、これらすべての場合に粒子が担体に付着するこ
とはない。
様、色調の異なる少なくとも2つの顆粒を水平に駆動さ
れる帯状担体上に積層もしくは散布する。この種の担体
は、リリースペーパ(release-paper)、剥離紙、鋼製
ベルト又はポリテトラフルオロエチレン製ベルトから構
成でき、これらすべての場合に粒子が担体に付着するこ
とはない。
【0018】担体上の加硫に対する圧縮及び加硫は、製
造すべき床ライニングの幅に対応するバンドプレスにお
いて、温度160〜180℃、圧力3〜30N/mm2の条件下で
行う。次いで粘着特性の改善のため、得られた帯状体の
背面を研磨する。
造すべき床ライニングの幅に対応するバンドプレスにお
いて、温度160〜180℃、圧力3〜30N/mm2の条件下で
行う。次いで粘着特性の改善のため、得られた帯状体の
背面を研磨する。
【0019】本発明の本質的な部分は、このような方法
において、未加硫のゴム混合物に、その圧縮及び加硫処
理前に、エチレンと少なくとも1つのコモノマーとのコ
ポリマーを被処理材料の全重量に対して3〜20重量%の
割合で混合することである。
において、未加硫のゴム混合物に、その圧縮及び加硫処
理前に、エチレンと少なくとも1つのコモノマーとのコ
ポリマーを被処理材料の全重量に対して3〜20重量%の
割合で混合することである。
【0020】本発明で使用する好適なコモノマーを以下
に示す: ・酸基(酸成分)に最大4つの炭素原子を有する、飽和
カルボン酸のビニルエステル、 ・不飽和モノカルボン酸又はジカルボン酸、 ・アルコール成分に最大8つの炭素原子を有する、不飽
和モノカルボン酸又はジカルボン酸のエステル、 ・4〜10の炭素原子を有するα−オレフィン。
に示す: ・酸基(酸成分)に最大4つの炭素原子を有する、飽和
カルボン酸のビニルエステル、 ・不飽和モノカルボン酸又はジカルボン酸、 ・アルコール成分に最大8つの炭素原子を有する、不飽
和モノカルボン酸又はジカルボン酸のエステル、 ・4〜10の炭素原子を有するα−オレフィン。
【0021】コポリマーに対するエチレンの含有量は40
〜95重量%であり、残部はコモノマーである。コポリマ
ーのメルトインデックスは前記のように0.1〜50の範囲
内にある。この範囲を外れると、全コポリマー体積中の
構成要素の分散が不十分となる。
〜95重量%であり、残部はコモノマーである。コポリマ
ーのメルトインデックスは前記のように0.1〜50の範囲
内にある。この範囲を外れると、全コポリマー体積中の
構成要素の分散が不十分となる。
【0022】好ましくは3〜10重量%の割合のコポリマ
ーの使用によって、加工中の材料の粘着性が減少し、完
成した製品において、耐火特性及び機械的負荷後の復元
能が改善される。
ーの使用によって、加工中の材料の粘着性が減少し、完
成した製品において、耐火特性及び機械的負荷後の復元
能が改善される。
【0023】それぞれ単一色の又は多色の模様を備えた
複数の顆粒から形成される床ライニングの組成の変更に
関して、それに対応する処理方法は、当業者には周知で
ある。多色構造の床ライニングの製造のための顆粒化材
料の製法は、例えばヨーロッパ特許EP-A1-0512197に記
載されている。顆粒に破砕される材料すなわちロッドへ
の押出成形を行う際には、加硫可能なゴムからなる様々
な色の縞が、色を混ぜ合わせられないように留意しなけ
ればならない。
複数の顆粒から形成される床ライニングの組成の変更に
関して、それに対応する処理方法は、当業者には周知で
ある。多色構造の床ライニングの製造のための顆粒化材
料の製法は、例えばヨーロッパ特許EP-A1-0512197に記
載されている。顆粒に破砕される材料すなわちロッドへ
の押出成形を行う際には、加硫可能なゴムからなる様々
な色の縞が、色を混ぜ合わせられないように留意しなけ
ればならない。
【0024】このために好適な装置は、例えば60〜100
℃で運転される従来のウォーム形短軸押出機である。1
つの実施例の場合、得られたロッドは、直径3〜5mmの
ボアを有する有孔板を通され、1〜2mm毎に切断され
る。これに代わる方法としては、可塑化材料をチューブ
射出ヘッドのスリットノズルから引出し、冷却された材
料をカッティングミルで顆粒化することが挙げられる。
℃で運転される従来のウォーム形短軸押出機である。1
つの実施例の場合、得られたロッドは、直径3〜5mmの
ボアを有する有孔板を通され、1〜2mm毎に切断され
る。これに代わる方法としては、可塑化材料をチューブ
射出ヘッドのスリットノズルから引出し、冷却された材
料をカッティングミルで顆粒化することが挙げられる。
【0025】本発明にもとづく床ライニングに含まれ
る、もしくはエラストマー材料の加工前に加えられるコ
ポリマーの量は、上記の目的を達成するためには、下限
が3重量%に制限される。なぜならば、割合がさらに減
少すると、伸びに対して本質的な効果が得られなくなる
からである。上限は20重量%である。なぜならば、20重
量%を越えると、エラストマー材料のショア硬度の値が
著しく高くなるからである。即ち完成した床ライニング
のショア硬度は、出発混合物のショア硬度とできる限り
等しくなければならない。
る、もしくはエラストマー材料の加工前に加えられるコ
ポリマーの量は、上記の目的を達成するためには、下限
が3重量%に制限される。なぜならば、割合がさらに減
少すると、伸びに対して本質的な効果が得られなくなる
からである。上限は20重量%である。なぜならば、20重
量%を越えると、エラストマー材料のショア硬度の値が
著しく高くなるからである。即ち完成した床ライニング
のショア硬度は、出発混合物のショア硬度とできる限り
等しくなければならない。
【0026】
【実施例】以下の有利な実施例において、比較可能な測
定結果を参照して、本発明による設定された課題に対す
る解決法を明確に示す。すべての実施例は、下記表1の
組成の未加硫のエラストマー材料からなる顆粒から出発
する。「部」は重量部を示す。
定結果を参照して、本発明による設定された課題に対す
る解決法を明確に示す。すべての実施例は、下記表1の
組成の未加硫のエラストマー材料からなる顆粒から出発
する。「部」は重量部を示す。
【0027】
【表1】
【0028】ヨーロッパ特許EP-A1-0512197などの教示
に従って前述のように製造される顆粒の粒度分布を以下
の表2に示す。
に従って前述のように製造される顆粒の粒度分布を以下
の表2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】上記エラストマー材料からなる顆粒から加
工される床ライニングは、加工法に応じて下記表3のパ
ラメータを有する。
工される床ライニングは、加工法に応じて下記表3のパ
ラメータを有する。
【0031】
【表3】
【0032】表3から明らかな如く、上記特徴すなわち
上記組成及び粒度分布を有するエラストマー顆粒は、ヨ
ーロッパ特許EP-A1-0512197のような先行技術にもとづ
き2ロールカレンダーにおいて加工した場合には120%
(DIN53504)の優れた伸びを示す。しかし他方積層ライ
ニングとしてヨーロッパ特許EP-B1-0046526のようにバ
ンドプレスを通過させた同一の材料は、床を張る材料と
して不十分である僅か30%の伸びを有するに過ぎない。
但し前者では、上述のように厚みが一様でないという不
具合がある。
上記組成及び粒度分布を有するエラストマー顆粒は、ヨ
ーロッパ特許EP-A1-0512197のような先行技術にもとづ
き2ロールカレンダーにおいて加工した場合には120%
(DIN53504)の優れた伸びを示す。しかし他方積層ライ
ニングとしてヨーロッパ特許EP-B1-0046526のようにバ
ンドプレスを通過させた同一の材料は、床を張る材料と
して不十分である僅か30%の伸びを有するに過ぎない。
但し前者では、上述のように厚みが一様でないという不
具合がある。
【0033】表4にはバンドプレスによる出発混合物す
なわちエラストマー材料とコポリマーからなる混合物を
表5に関連にして述べるようにして加工する場合の条件
を示した。このエラストマー材料とコポリマーからなる
混合物も表2で示される粒度分布を示した。
なわちエラストマー材料とコポリマーからなる混合物を
表5に関連にして述べるようにして加工する場合の条件
を示した。このエラストマー材料とコポリマーからなる
混合物も表2で示される粒度分布を示した。
【0034】
【表4】
【0035】以下に示す表5のように、エチレンと少な
くとも1つのコモノマーからなるコポリマーの異なる量
を、表1のエラストマー材料300kgに対して加え(表5
第1欄参照、( )内はコポリマーとエラストマー材料を
合わせた量に対するコポリマーの重量%を示す)、エラ
ストマー材料とコポリマーからなる混合物とした。ここ
で加えたコポリマーのメルトインデックスは何れも0.1
〜50の範囲内にあった。表5の第2欄以降では、コポリ
マーに対するコモノマーの含有量を示してある。
くとも1つのコモノマーからなるコポリマーの異なる量
を、表1のエラストマー材料300kgに対して加え(表5
第1欄参照、( )内はコポリマーとエラストマー材料を
合わせた量に対するコポリマーの重量%を示す)、エラ
ストマー材料とコポリマーからなる混合物とした。ここ
で加えたコポリマーのメルトインデックスは何れも0.1
〜50の範囲内にあった。表5の第2欄以降では、コポリ
マーに対するコモノマーの含有量を示してある。
【0036】表5を参照すると、出発混合物すなわちエ
ラストマー材料に対するコポリマーの添加量及びコポリ
マーに対するコモノマーの含有量に依存せずに、ほぼ一
定のショア硬度が得られる。一方、本発明にもとづく組
成を有し本発明にもとづいて添加したコポリマーは、得
られる床ライニングに対してDIN53504で規定される伸び
60%以上を与え得ることが理解される。
ラストマー材料に対するコポリマーの添加量及びコポリ
マーに対するコモノマーの含有量に依存せずに、ほぼ一
定のショア硬度が得られる。一方、本発明にもとづく組
成を有し本発明にもとづいて添加したコポリマーは、得
られる床ライニングに対してDIN53504で規定される伸び
60%以上を与え得ることが理解される。
【0037】
【表5】
【0038】コモノマーとして酢酸ビニル(VA)を含
むコポリマーすなわちエチレン酢酸ビニル(EVA)を
使用する場合、所望の伸びを得るために、低い酢酸ビニ
ル含有量(18重量%)では、混合物すなわち出発混合
物、エラストマー材料に対してより多量のコポリマーを
添加(表5中で20kg(コポリマーの添加量として6.25重
量%)より多い添加量)する必要があることが解る。し
かしながらこのように多量に添加した場合、製品のショ
ア硬度(ショアA)が有意に減少されることはない。こ
の場合、機械的負荷後の復元能も悪影響を受けることは
ない。このとき得られた床ライニングは全て、その1m
〜2mの幅あたりの厚み変動が5%以下である。
むコポリマーすなわちエチレン酢酸ビニル(EVA)を
使用する場合、所望の伸びを得るために、低い酢酸ビニ
ル含有量(18重量%)では、混合物すなわち出発混合
物、エラストマー材料に対してより多量のコポリマーを
添加(表5中で20kg(コポリマーの添加量として6.25重
量%)より多い添加量)する必要があることが解る。し
かしながらこのように多量に添加した場合、製品のショ
ア硬度(ショアA)が有意に減少されることはない。こ
の場合、機械的負荷後の復元能も悪影響を受けることは
ない。このとき得られた床ライニングは全て、その1m
〜2mの幅あたりの厚み変動が5%以下である。
【0039】他方、コポリマー中の酢酸ビニル含有量
を、例えば28重量%に増加すると、表5に示した如く、
20kgのコポリマー添加量(6.25重量%)において既に、
意図する所定の伸び(この場合にはDIN53504で規定する
値で70%)が得られる。この場合も、ショア硬度が不利
に低下することはない。またこの酢酸ビニル添加量28重
量%の条件では、全ての得られた床ライニングについ
て、その1m〜2mの幅あたりの厚み変動は5%以下で
ある。
を、例えば28重量%に増加すると、表5に示した如く、
20kgのコポリマー添加量(6.25重量%)において既に、
意図する所定の伸び(この場合にはDIN53504で規定する
値で70%)が得られる。この場合も、ショア硬度が不利
に低下することはない。またこの酢酸ビニル添加量28重
量%の条件では、全ての得られた床ライニングについ
て、その1m〜2mの幅あたりの厚み変動は5%以下で
ある。
【0040】酢酸ビニル含有量がさらに高い場合(50重
量%)、コポリマーの僅かな添加量(10kg、(3.23重量
%))において既に、エラストマー混合物の明確な軟化
が認められる。ここで得られた床ライニングの厚み変動
は5%以下である。
量%)、コポリマーの僅かな添加量(10kg、(3.23重量
%))において既に、エラストマー混合物の明確な軟化
が認められる。ここで得られた床ライニングの厚み変動
は5%以下である。
【0041】他のコモノマーを含むコポリマーも類似の
挙動を示す。例えば、酢酸エチル(EA)含有量が18重
量%のエチレン酢酸エチル(EEA)コポリマー及びオ
クテン含有量が14重量%のエチレンオクテンコポリマー
を挙げる。これらのコポリマーはいずれも市販されてい
る。コモノマー含有量が比較的少ない場合は、所望の最
小伸びを達成するため、20kg(6.25重量%)以上のコポ
リマー添加量が必要である。達成されるショアA硬度は
許容範囲内にあるが、許容範囲のぎりぎりにある。しか
しながら全ての得られた床ライニングについて、厚みの
変動は5%以下である。
挙動を示す。例えば、酢酸エチル(EA)含有量が18重
量%のエチレン酢酸エチル(EEA)コポリマー及びオ
クテン含有量が14重量%のエチレンオクテンコポリマー
を挙げる。これらのコポリマーはいずれも市販されてい
る。コモノマー含有量が比較的少ない場合は、所望の最
小伸びを達成するため、20kg(6.25重量%)以上のコポ
リマー添加量が必要である。達成されるショアA硬度は
許容範囲内にあるが、許容範囲のぎりぎりにある。しか
しながら全ての得られた床ライニングについて、厚みの
変動は5%以下である。
【0042】
【発明の効果】色調の異なるエラストマー顆粒から製造
される均一な床ライニングである。この床ライニング
は、エチレンと少なくとも1つのコモノマーからなるコ
ポリマーを3〜20重量%含む。このコモノマーは、 ・酸基に最大4つの炭素原子を有する、飽和カルボン酸
のビニルエステル、 ・不飽和モノカルボン酸又はジカルボン酸、 ・アルコール成分に最大8つの炭素原子を有する、不飽
和モノカルボン酸又はジカルボン酸のエステル、 ・4〜10の炭素原子を有するα−オレフィン、から選択
される。この場合、コポリマーに対するエチレンの含有
量は40〜95重量%であり、残部はコモノマーであり、コ
ポリマーのメルトインデックスは0.1〜50の範囲にあ
る。またこの床ライニングに対応する製造法を提示し
た。本発明によれば、多色の方向性のない模様を備えた
均一な床ライニングを経済的に製造することができる。
される均一な床ライニングである。この床ライニング
は、エチレンと少なくとも1つのコモノマーからなるコ
ポリマーを3〜20重量%含む。このコモノマーは、 ・酸基に最大4つの炭素原子を有する、飽和カルボン酸
のビニルエステル、 ・不飽和モノカルボン酸又はジカルボン酸、 ・アルコール成分に最大8つの炭素原子を有する、不飽
和モノカルボン酸又はジカルボン酸のエステル、 ・4〜10の炭素原子を有するα−オレフィン、から選択
される。この場合、コポリマーに対するエチレンの含有
量は40〜95重量%であり、残部はコモノマーであり、コ
ポリマーのメルトインデックスは0.1〜50の範囲にあ
る。またこの床ライニングに対応する製造法を提示し
た。本発明によれば、多色の方向性のない模様を備えた
均一な床ライニングを経済的に製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06N 7/00 - 7/06 E04F 15/10
Claims (8)
- 【請求項1】架橋可能なエラストマー材料からなり、厚
みが1.5〜3.5mmの範囲以内にあり、多色の方向性のない
模様を備えた均一な床ライニングであって、該床ライニ
ングが1m〜2mの幅あたりの厚み変動が5%以下であ
り、DIN53504で規定される伸びが60%以上であり、前記
床ライニングが、エチレンと少なくとも1つのコモノマ
ーからなるコポリマーを3〜20重量%の割合で含み、該
コモノマーが、 ・酸基に最大4つの炭素原子を有する、飽和カルボン酸
のビニルエステル、 ・不飽和モノカルボン酸又はジカルボン酸、 ・アルコール成分に最大8つの炭素原子を有する、不飽
和モノカルボン酸又はジカルボン酸のエステル、 ・4〜10の炭素原子を有するα−オレフィン、から選択され 、 さらに前記コポリマーに対するエチレンの含有量が40〜
95重量%であり、前記コモノマーの含有量が5〜60重量
%であり、さらに前記コポリマーのメルトインデックス
が0.1〜50の範囲内にあることを特徴とする床ライニン
グ。 - 【請求項2】 前記床ライニングが前記コポリマーを3
〜10重量%含む、請求項1記載の床ライニング。 - 【請求項3】 前記床ライニングが前記コポリマーを含
有する複数の顆粒から形成され、該顆粒がそれぞれ単一
色である、請求項1又は2記載の床ライニング。 - 【請求項4】 前記床ライニングが前記コポリマーを含
有する複数の顆粒から形成され、該顆粒がそれぞれ色模
様を備える、請求項1又は2記載の床ライニング。 - 【請求項5】架橋可能なエラストマー材料からなる厚み
1.5〜3.5mm及び幅1〜2mの多色の方向性のない模様を
備えた均一な床ライニングを製造する方法であって、相
互に別個に形成された色調の異なるゴム混合物から相互
に異なる少なくとも2つの色調の顆粒を製造し、押出機
を使用してロッド形状に整え、次いで3.0mm以下の粒径
に顆粒化する工程を含み;さらに該顆粒化された顆粒を
水平に駆動される帯状担体上に積層又は散布する工程
と、製造すべき床ライニングの幅に対応するバンドプレ
スにおいて、温度160〜180℃、圧力3〜30N/mm2で圧
縮及び加硫を行う工程と、次いで得られた帯状体の背面
を研磨して床ライニング裏面を形成する工程とを含む方
法において、前記ゴム混合物に、その加硫処理前に、エ
チレンと少なくとも1つのコモノマーからなるコポリマ
ーを全被加工材料の重量に対して3〜20重量%の割合で
混合し、該コモノマーが、 ・酸基に最大4つの炭素原子を有する、飽和カルボン酸
のビニルエステル、 ・不飽和モノカルボン酸又はジカルボン酸、 ・アルコール成分に最大8つの炭素原子を有する、不飽
和モノカルボン酸又はジカルボン酸のエステル、 ・4〜10の炭素原子を有するα−オレフィン、から選択され 、 さらに前記コポリマーに対するエチレンの含有量が40〜
95重量%であり、前記コモノマーの含有量が5〜60重量
%であり、さらにコポリマーのメルトインデックスが0.
1〜50の範囲内にあることを特徴とする方法。 - 【請求項6】 前記コポリマーの割合が3〜10重量%で
ある、請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 前記顆粒化された顆粒がそれぞれ単一色
に製造されて使用される、請求項5又は6記載の方法。 - 【請求項8】 前記顆粒化された顆粒がそれぞれ色模様
を備えて製造されて使用される、請求項5又は6記載の
方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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EP1510546A1 (en) * | 2003-08-13 | 2005-03-02 | Mondo S.p.A. | A covering material, corresponding manufacturing process and intermediate product |
ATE353043T1 (de) * | 2004-11-18 | 2007-02-15 | Mondo Spa | Bedeckungsmaterial, insbesondere für fussböden |
DE102009060440A1 (de) * | 2009-12-22 | 2011-06-30 | nora systems GmbH, 69469 | Verfahren zur Herstellung eines flächenförmigen Gummibelags und flächenförmiger Gummibelag |
US10674701B2 (en) | 2015-06-19 | 2020-06-09 | Titan International, Inc. | Agricultural mat and associated systems and methods |
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US5571588A (en) * | 1989-06-06 | 1996-11-05 | Tarkett Inc. | Durable inlaid floor coverings having a uniform, unpatterned decorative appearance |
DE4114575C1 (ja) * | 1991-05-04 | 1992-05-14 | Fa. Carl Freudenberg, 6940 Weinheim, De | |
ATE337429T1 (de) * | 1996-06-14 | 2006-09-15 | Dlw Ag | Emissionsarmer elastomer-bodenbelag |
US6254956B1 (en) * | 1996-09-04 | 2001-07-03 | The Dow Chemical Company | Floor, wall or ceiling covering |
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- 1998-07-14 DE DE19831509A patent/DE19831509C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1999
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- 1999-06-07 NO NO992748A patent/NO992748L/no not_active Application Discontinuation
- 1999-06-24 CA CA002276650A patent/CA2276650C/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-06-28 US US09/344,975 patent/US6251321B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-07-09 PL PL99334312A patent/PL189045B1/pl not_active IP Right Cessation
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- 2001-04-12 US US09/835,261 patent/US20020006499A1/en not_active Abandoned
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EP0972892A2 (de) | 2000-01-19 |
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HUP9902366A3 (en) | 2000-12-28 |
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